March 28, 2008

覚悟@FIFA WORLDCUP A.Qualify vs バーレーン

………言葉が浮かばない。

2010 FIFA WORLDCUP SouthAfrica Asian Qualify 3rdRound

Bahrain 1-0 Japan @ Bahrain National Stadium,BAHRAIN
BAHRAIN:77'A.Hubail

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日本代表スタメン:GK川口能活、DF阿部勇樹(→82'玉田圭司)、中澤佑二、今野泰幸、MF鈴木啓太、中村憲剛、駒野友一、安田理大(→72'山岸智)、山瀬功治(→56'遠藤保仁)、FW巻誠一郎、大久保嘉人

バーレーンスタメン:GKサイード・ジャファル、DFフセイン、マルズーキ(→87'アルダキール)、モハメド・ハサン、サルマン・イサ(→81'アーイシュ)、MFファタディ、アル・ワダエイ、サルミーン(→77'アル・アネジ)、オマル、FWアラー・フバイル、イスマイル・ハサン

ワールドカップ3次予選の2戦目は不安定な春の陽気の日本とは温度差のあるバーレーン。互いに初戦を勝っているだけに、このグループの主導権を占う上では非常に重要な一戦か。

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試合展開

長いボールで中盤を飛ばしながら互いに相手の出方を伺う立ち上がり、しかし徐々にゲームが落ち着くと両国の色がゲームに反映され出す。リスクを避けながらも、機を見て中盤でボールを動かしながら後ろから押し上げる形で厚みのある攻撃を狙う日本、バーレーンは速いカウンターを意識しながら個々の技術で局面を打開しようとするバーレーンという形。しかし、激しい局面での争いはありながらも雑なプレーによる拙攻も目立ち、互いに打開点が見いだせない序盤だったか。

局面での激しいコンタクトプレーに潰されるシーンが各所で見られるなど、ぶつぶつゲームが切れる中で、そのコンタクトに苦しみなかなかゲームのペースが掴めない日本。裁く選手が憲剛一枚となっていたこともあって、中盤でのボールは流れず、流動性や機動性を活かした変化というのはほとんど表現出来ず。逆にバーレーンのタレント達のスキル、イスマイル・ハサンのスピードであったり、アラー・フバイルのタフなドリブル、サルミーンの懐の深いキープなどの対応に苦慮、なかなか獲りきれずに押し込まれて、最終ラインでの攻防に追い込まれる。安田の怪しいポジショニングや能活のファンブルなど肝を冷やすシーンもあり、終了間際には速い縦の楔から、帰化選手ファタディのミドルシュート(トゥキック!)は枠を外れたからイイモノの、やられていてもおかしくないシーンだった。結局このチームの良さがほとんど表現されることはなく、前半はスコアレスで終わる。

後半に入ると、バーレーンがシフトアップ。アタッカーの多くが押し上げて、アタッキングエリアでダイレクトを絡めて日本守備を攻略し、先制点を奪いに来る。そして、左サイドイスマイル・ハサンがコーナーフラッグ付近でボールを残して、サポートに入ったイサへと繋ぐと中へ低いボールを供給、混戦の中で日本ディフェンス陣は何とか水際で凌ぐが、最後は浅い位置でフリーとなったオマルへとボールが渡りねらい澄ましたシュート!GKもゴールマウスを外れており、やられたかと顔を覆ったが、これはポスト直撃。難を逃れる。しかしこれも日本の目を覚ますには至らず、ゲームをコントロールすることが出来ず、ドタバタとしたゲームの波を変えることが出来ない。

その中で岡ちゃんは手を打つ。チーム発足から中核を為しながら、このゲームではスタメンを外れたヤットが功治に代わってピッチに入る。功治としてはチームとして攻撃の形が作れない状況では前を向いて仕掛けるシーンが作れず、ほとんど存在感を示せなかっただけに致し方ない交代か。そして、早速その効力を発揮。ヤットが様々なところに顔を出して起点を作ることで単調だった攻撃に落ち着きが生まれると、ようやくこのゲームで初めて日本に流れが生まれる。高く強いバーレーンディフェンスを崩すには至らないモノのようやくアタッキングエリアでの可能性のあるプレーが増え始める。そして、素晴らしいカウンターも。ヤット→憲剛と繋がって、憲剛が前に出ると体勢を崩しながらも素晴らしいスルーパスを駒野へ!これで駒野が右サイドを抜け出すとアーリークロス、既に中には嘉人が走り込む!素晴らしい精度・タイミングだったが後一歩合わず。くぅぅう。でも、悪くない、流れも出てきた。相手の疲労も見られる。少しずつ、日本に風が吹いてきたか。

流れが来ている中で、日本は安田に代えて山岸と投入。バーレーンの選手は疲労が貯まっているのか、足を釣らせる選手が出てくるなど、より風が吹いてくるように感じさせた。しかし、その中で日本が逆境に立たされる。イスマイル・ハサンが大きなスペースを抜群のスピードで走り抜け、スペースパスを受けると鋭いボールを中に供給。能活が前に出てこのクロスに触るが、これが中途半端。触って角度の変わったボールは中に詰めてきていたアラー・フバイルの元へ!アラー・フバイルは身体を投げ出して何とか頭に当てる!これがループ気味に日本のゴールへと向かい、ネットが揺れた……バーレーン先制、やられた……。警戒していたカウンター、流れが良くなっていた仲でのリスクマネジメント、アラー・フバイルへのマーキング含めて一瞬の隙を突かれた。残り10分の所での失点、引いてくるバーレーンを相手にゴールを求められる。

この状況下、獲れる策は一つ、アタッカーを増やす。一枚カードをもらっていた阿部を下げて、玉ちゃん投入。しかし、焦りからか効果的な攻撃を作れず、伝家の宝刀セットプレーも火を噴かず、憲剛→巻はスルーパスもオフサイド、ヤットのFKもGKの手の中に収まり、そしてホイッスル。改めてアジアの厳しさを体感する形で、初黒星を喫した。

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「絶対に負けられない」という強迫観念に、チーム全体が飲まれてしまったように見えて仕方がない。

「強迫観念」は、「恐怖感」へと変わり、「積極性」を失わせ、「自我」を見失わせる。

予選は結果が全て、それは否定しない。でも、結果だけを見て、結果を恐れるだけでは、何も生み出せない。その結果に恐れおののいているのは誰よりも岡ちゃんなんじゃないかな。

必要なのは「覚悟」。そろそろ腹を括ろうぜ。いつまでびびってんだよ。

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*もう既に日本とアジアの新興勢力の戦力差はこれまで程ないことはわかっていたし、真剣勝負の中では何が起きても不思議じゃない。ましてやアウェイ。そういう意味で負けたことに対しては大きな驚きもないし、ショックもない。でも、この負けが内容的に劣った上での必然の負けであるということがショックだ。「接近・展開・継続」の旗印の下、日本人の技術と機動性を活かしたショートパスでの攻撃構築と素早い切り替えからのセカンドブレイクを核にしたフットボールが表現された時間はほぼ0。相手のプレッシャーを前に、狙いの統一されていない雑なロングボールでの攻撃構築は、偶然の幸運を待つだけで何も生み出すことが出来なかった。しかも、リスクを避けるがために目指すべき舞台では厳しいと言わざるを得ない個の能力による打開を求めてしまう悪手。ゲームを見ていて、失望が拡がっていくのがとてもよくわかった。

*選手間の距離を狭め、細かくパスを紡いで相手を引きつける「接近」、その引きつけた後のスペースを使う「展開」、これらには大きなリスクがつきまとう。でも、それは最初からわかっていたはず。そのリスクを負うだけの効果があるからこそ、そして構築された先に見える希望があるからこそ、掲げたコンセプトのはず。それをこうも簡単に放棄してしまう。こういうのを見ると「ワールドカップ3位」とか、「世界を驚かせるサッカー」とか、自ら口にしたことに対する「覚悟」が足りないんじゃないかと思う。プレッシャーは大きい、その怖さを知っている、そんな人間だからこその「守り」の姿勢。でも、それを打破しないと未来は開けない。そう感じたゲームだった。

*ま、岡ちゃんの考えはとても良く理解出来るし、岡ちゃんらしいなとも思う。中盤の枚数を減らし(しかも接近・展開のキーを担う一人である遠藤保仁を外した)バックラインの数を増やしたこと、序盤はリスクを避けてある程度相手の出方を見て、プレッシャーの弱まったところで自分たちのサッカーをしようというゲームの入り方、これらの準備は慎重かつ現実的、そして周到。こういった要素は重要なゲームだからこそ重要で、間違った選択ではない。常套手段。しかし、選手のメンタルマネジメントとしてはネガティブに出た。慎重、現実、周到、これらの言葉が引き出す要素は決して積極性を促すモノでも、選手達の背中を押すものでもない。それを選手達が敏感に感じ取ったからこそ、試合を通じて消極的なプレーが横行してしまったのではないのかな。もちろん、実際にプレーするのは選手達で、彼らにも責任はある。命を賭してまで日本を強くしようとした名将の教えを身を以て学んだはずの選手達にも関わらず、主体的な思考をせず、リスクから逃げ回り、安易なプレーに終始してしまったわけだから。でも、モチベーターである監督が現実と相手ばかりを見て、味方にまで気を配れなかったこと、これは監督として批判されても致し方ない部分であり、受け止めなければならない部分でもあると思う。

*正直言って胸が痛む。今でも尚尊敬して止まない人を叩く、しかも、落ちた犬を叩くように。でも、まだ何も終わっていないことも事実。このゲームは絶対に忘れちゃいけない。このゲームで学んだことを6月に持っていって、過ちを繰り返さないようにしてほしい。次の過ちは死を意味するんだから。

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*本当はもっとロジカルにゲームを振り返るべきなんだろうけど、そういう気持ちになれない。てか、タクティカルな要素では見るべき所のないゲームだったしね。とにもかくにも、前を向くしかない、失敗はもう許されない。さあ、次!

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March 23, 2008

蘇る玉ちゃん -日本代表、バーレーン戦メンバー発表に寄せて-

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左利き、技術も、スピードも、センスも持ち合わせる素晴らしいアタッカーだったはずの彼が、ワールドカップで燃え尽きたかのように燻り続けていた。

怪我、監督との相性、ライバルの台頭……、様々な要因が折り重なったとはいえ、これだけの才能を無駄に浪費する姿は、余りに歯痒く、又切なかった。

しかし、彼は生き返った、指揮官として舞い戻った「グランパスの象徴」によって。

蘇るよ、険しく厳しきアジアの頂点へと牽引した頼もしき姿が、一瞬でも希望を抱かせてくれた大勝負での気高き姿が。

さあ、再びの檜舞台へ。

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日本代表 ワールドカップ3次予選 バーレーン戦メンバー

監督:岡田武史
コーチ:大木武
コーチ:大熊清
コーチ:小倉勉
GKコーチ:加藤好男(全て日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ)

GK:
川口能活(ジュビロ)
楢崎正剛(グランパス)
川島永嗣(フロンターレ)

DF:
中澤佑二(Fマリノス)
駒野友一(ジュビロ)
内田篤人(アントラーズ)
水本裕貴(ガンバ)
安田理大(ガンバ)

MF:
鈴木啓太
阿部勇樹(共にレッズ)
中村憲剛
山岸智(共にフロンターレ)
今野泰幸
羽生直剛(共にFC東京)
稲本潤一(アントラハト・フランクフルト[GER])辞退
遠藤保仁(ガンバ)
山瀬功治(Fマリノス)

FW:
高原直泰(レッズ)
巻誠一郎(ジェフ)
田代有三(アントラーズ)
玉田圭司(グランパス)復帰
大久保嘉人(ヴィッセル)追加招集

schedule:
3/26 17:20(japantime/23:20) vs バーレーン代表 @ マナマナショナルスタジアム


*と言うことで、3次予選第2戦のバーレーン戦に挑む日本代表のメンバー。それにしてもサプライズだよね、玉ちゃん。今シーズンへの意気込みが見れるようなパフォーマンスを示して、岡ちゃんのお眼鏡に適ったと言うことかな。元々、持っている技術やスピードは一級品。そこにコンディションの良さという裏付けがあれば、彼は何かを起こしてくれるという期待感を抱かせてくれる選手なだけに、彼の復活には心から期待したい。てか、空白の1年半を埋めるようなプレーを見せて欲しいな、ジャパンブルーで。

*で、それ以外というとナショナルマッチデーで、中東という要素から、「海外組」の招集に大きな焦点が当たったと思うのだけど、各国リーグの兼ね合いもあって招集されたのは稲本一人。その稲本も直前のリーグ戦で怪我を負って辞退と結局今回も国内組だけで戦うことに。まー、これはこれで良かったと思う。もう少し時間があるときじゃないと、チームコンセプトを浸透させるのは難しいと思うし、そのコンセプトを理解しないまま組み込んだとしても、チームの力になれるかどうかは未知数。それを本番で試すのはリスクが大きい。もう一つはコンディション管理が難しい。チームとしても体調不良で来られても意味がないし(逆にマイナス、マスコミからのプレッシャーが掛かる)彼ら個人のことを考えれば、ここで無理をされてリーグの最終局面で力を発揮出来ないとなると、後々に大きな影響が出てくる。まー、見てみたかったけど、こればっかりはね。5月に向けて既にレターが俊輔・松井・シンジ・長谷部に送られてるらしいから、それまで待ってます。

*ただ、岡ちゃんのメンバー構成には正直疑問がある。なんというのか、バランスが悪いんだよね。まー、爺ちゃんもそうだったけど、ポリバレント云々というのは結構限界があるわけで。お願いだからセンターバックだけはスペシャリストを置いて欲しい。その上で求める要素をきっちり求めていけばいいじゃないという感じがする。

*これも似たようなことになるんだけど、大きな信頼を置いているとはいえ、ヤットと憲剛の変わりになれる選手がいないことも不安。彼らは不動のレギュラーだけど、彼らに何かが起こらないとも限らない。実際、東アジアで憲剛が発熱して欠場して、チームがうまく回らなかった事を考えても、ボールを繋ぐ、プレーをオーガナイズ出来るプレーヤーが大きな鍵を持っているだけに、もう一枚呼ぶべきだったんじゃないかなーと。小笠原とか、満男とか。現状のコンディションとパフォーマンスから考えれば満男>>>>>>憲剛>ヤット、って感じだし……(てか、ヤットのコンディションが凄い悪い感じがする。パフォーマンスも上がってない)もちろん戦術理解であったり、周囲とのコンビネーションという問題もあるけれど、あれだけ存在感が大きく、ゲームを読める選手を使わないのはもったいない。そして、何より最も決戦向きのプレーヤーだし。って、最近小笠原プッシュが酷いですね、でも本当に良いんだって。

*で、相手のバーレーンは直前のテストマッチをイランとやって(アリ・ダエイ監督初戦!)、1-0で勝ってる様子。うーん……困ったね。何でもナイジェリアからの帰化選手がいるとか……。まー見ていないから何とも言えないけど、モハメド・フバイルやアラー・フバイルと言った高い能力を持ったプレーヤーがいたことは事実だし、決して気が抜けない相手。ましてやアウェーだしね。レギュレーション考えればドローでもイイぐらい。まー、上を目指す上ではこういうゲームでもきっちり自分たちのサッカーをやった上で勝つというのは大事だと思うけど……。

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まー、個人的に3次予選は余り心配していないので、試合前の合宿でのチームの熟成、その合宿で培った要素を真剣勝負の中で発揮する、そのサイクルでチームのクオリティを上げていって欲しいな。もちろん、結果が一番大事だけど、ね。まあ、両方追える時期だからこそ、両方追って欲しいと言う意味で。

と言うことで簡単ですが。

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*オリンピック代表もメンバー発表されたねー。裕介来たね!裕介おめ!ま、今シーズンのパフォーマンスだったら「当然」!何とか北京行って欲しいな。あー、アンゴラ戦、見に行きたいなぁ…

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February 25, 2008

学習機会@東アジア選手権 2008 vs 韓国

日本代表にとって、絶好の「学習機会」となるゲームだった。

忠実かつアグレッシブなアプローチを前にいかに攻撃構築していくか。

精緻なコンビネーションプレーを実現するために必要な選手間の距離感をいかに維持するか。

ワンツー・独力打開・スペースメイク&ユーズなど、積年の課題であるアタッキング・サードでのアイデア不足・迫力不足をいかに払拭するか。

ロングボールを用いられて全体が押し下げられた後のチームバランスの修正、コンパクトな全体距離の再構築といった機能性を維持するためのフレキシブルな組織を構築していくことが出来るか。

切り替えの意識、アプローチの「本気度」不足や個人の質不足が穴となり、失点に繋がる守備の甘さをいかになくしていくか。

突き付けられた課題は多い。ただ、これだけの課題が見つかったことに価値がある。ひとつひとつ、解決していこう。

ただ、悔しいなぁ。

EAST ASIAN CHAMPIONSHIP 2008 CHINA

Matchday3/Japan 1-1 Korea.Dep @ Olympic Sports Center,CHONGQUING
Japan:68'K.Yamase! 15'YEOM.K.H

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日本代表スタメン:GK川口能活、DF内田篤人、中澤佑二"鬼神の如く"、今野泰幸"痛恨のマークミス"、加地亮、MF鈴木啓太、中村憲剛(→63'安田理大"復活だぴょん")、橋本英郎(→79'矢野貴章)、山瀬功治"Sparkful"(→87'播戸竜二)、遠藤保仁、FW田代有三

韓国代表スタメン:GKキム・ヨンデ、DFチョン・ヨンヒョン、カン・ミンス、カク・テヒ、MFキム・ナミル(→58'ク・ジャチョル)、オー・ジャンウン、イ・ジョンミン、チョ・ウォンヒ、パク・ウォンジェ、FWチェ・ジンス、ヨム・ギフン

決勝戦、といって差し支えないだろう。総得点の差で引き分けではタイトルには手が掛からない状況ではあるモノの勝てば優勝、こんなタイトルちっとも欲しくないが、こういう状況で韓国とゲームが出来るというのは、若くキャップ数の少ない選手達が多くいるチームにとっては大きな経験のはず。それを成功体験とするためにも、目指すべきは勝利のみ。

その試合のメンバー、日本代表は前田に続き岩政が怪我で帰国、駒野も怪我でプレー出来るかは微妙な状況とベンチが寂しいことに。唯一の朗報は前戦にシナの跳び蹴りでKOされた安田がベンチに入ったことか。スタメンは前戦で安田がプレーした位置に橋本、又ゴールマウスは能活が入る。韓国代表の方に目を移すと、こちらも岡ちゃん日本と大体同時期に発足した新チーム、国内の若手発掘を目指しているのかネームバリュー的にはこれまでの常連組の名がない。海外組も当然未招集、馴染みのない選手の名前がリストに並ぶ。新時代のエースとして名乗りを上げたパク・チュヨンは怪我で不在と少々残念。ヴィッセルに移籍してきたキム・ナミル、FC東京ユース出身のJ育ちオー・ジャンウンが馴染みのある選手か。

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試合展開

序盤からテンション高くゲームに入ったのは韓国代表、ボールホルダーに対して必ずプレッシャーを掛け、日本のポゼッションを制御する。そんな韓国を前に日本は受けからゲームに入ってしまい、又も早い時間帯で失点してしまう。オー・ジャンウンのミドルを跳ね返したまでは良かったが、セカンドを拾われると曖昧な役割分担と絞りすぎのポジショニングによって生じた右サイドのスペースを簡単に使われてパク・ウォンジェがフリーで抜け出す。中ではヨム・ギフンが今野のマークを外して好ポジションを獲り、パク・ウォンジェの低いクロスを見事なボレーで叩き込んだ。韓国先制。右サイドの緩いスペース管理、今野のマークミス、人数は揃っていてもその質が低ければやられてしまう。佑二の悔しそうな表情が抜かれる。

ここまで、韓国の圧力の前にシュートを一本も計上出来ていなかった日本だが、失点してようやくお目覚め、目覚め代わりの一発と言わんばかりに左からの組み立てて最後は優しい橋本のお膳立てから憲剛のミドルが火を噴く!鋭いシュートは決まったかに思われたが、惜しくもポスト!くぅ。ただ、憲剛の弓を射るようなミドルの威力は抜群、うまくミドルを撃つ形を作れたのは良かった。ここから反撃!と行きたいところだったが、先制点を獲りリスクを最小限に抑える形にシフトした韓国のシンプルな攻撃を前にラインを押し下げられ、又分厚い守備ブロックと勤勉なアプローチディフェンスも継続。なかなか攻め手を見いだせない。前半最大のチャンスとなった右サイドの崩しもゴールには至らず。結局前半はビハインドを背負ったまま折り返す。
*内田が顔を出した功治を横パスで使い、すぐさま回り込むようなランニング。功治はヒールを使ったダイレクトプレーでランに応え、これで右サイドを打開。しかし、内田のシュートタイミングが一瞬遅れたこともありブロックに入られた。解説はファーストタッチ後そのまま打て!って感じだったけど、持つのであれば切り返しとかでも良かったかな。何はともあれ素晴らしいコンビネーションだった。

数える程しか決定機を作れなかった後半の反省を踏まえてか、積極的にサイドの選手を高い位置に押し上げて攻勢に出ようとする。しかし、韓国の長いボールを使った展開にラインが押し下げられて厚みのあるプレーとはなっていかない、もどかしい流れ。しかし、安田の投入で仕掛ける意識を高め、その仕掛けから得たセットプレーのチャンス、伝家の宝刀が抜かれる。右からのCK、ヤットは素早くショートで内田へ、内田もすぐさま丁寧にボックス際に流すと走り込むは山瀬功治!右足で放たれたボールはゴールに巻き込むような変化を見せて右隅へ!見事なゴラッソで同点!同点!ボスニア戦と同じパターンだけど、今度は功治のキックがフィットしたねー。同じサイドの一つ前のCKで田代が中央フリーで合わせたシーンがあったけど、匂いはぷんぷんしてた。それも効いてたかな。とにかく同点!これが俺たちの10番(新シーズンに残しておいて欲しかった……というのは内緒)

同点になり、互いに決勝点を狙う展開となるが、互いに決定打を見いだせないまま時間は過ぎる。日本は矢野を投入し前線に更なる迫力を求めるが、彼らの特徴が生かせるところまでの展開を作れず。韓国も序盤から忠実かつアグレッシブにプレーしてきたツケが出てきたのか、前への推進力が消え中澤の壁を越えられず。最後は互いに中盤を省略してゴール前での攻防に期待を託すが、これも効果を得るまでには至らずタイムアップ。結局ドローで、東アジアのタイトルは韓国の元に、日本は3大会連続での2位となった。

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とにもかくにも、選手・監督・スタッフはお疲れ様でした。前田や駒野、岩政に安田と怪我人が出てしまったことや、大気汚染、アウェーの雰囲気、激しすぎるフィジカルコンタクトを要するプレーなどによる疲労を考えると、「お疲れ様」なんて言葉を軽々しく使う事もためらってしまうのだけど、大事に至るような事故や怪我がなく、無事に日本に帰ってきてくれるだけでも本当に良かった……。

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で、ゲームのこと。

こういうゲームが出来たことは非常に良かった。現状の状況がはっきりと映し出されて、課題がよくわかった。良い流れとなるとき、悪い流れとなってしまうときにチームの状況がどういう事になっているのか、コンセプトを表現するためのディティールや共通理解がどれくらい浸透しているのか、相手がこれぐらいのプレッシャーを掛けてきたときに自分たちのプレーがどれくらい表現出来るのか、この日表現されたフットボールが現在地。それ以上でもそれ以下でもない。でも、それをわかることが大事なんだと思う。

それが冒頭に書いた要素、一気に解決することは難しいと思うし、一朝一夕に解決出来ることではないと思う。ただ、一つ一つ消化していければ、チームとしての質は上がっていくはず。

アジアを越えるために、世界を驚かすために、この大会の課題を全て糧と出来るように、この先も精進、精進。

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*とはいえ、ポジティブな要素だけを感じれる程、僕は楽天家じゃない。岡ちゃんが次のステージに進まない限り、このチームの進化は多分止まってしまう。これまでもそうだった。攻撃的かつ主導権を握ろうとした時も、自主自立性を求めて転換を図った時も、それを実現するだけの手腕がなく、チームは袋小路に迷い込んで、後ろに戻ることを余儀なくされた。今回は大木さんもいるから一概には言えないけれど、岡ちゃん自身も幅を広げなきゃいけない。道筋を整備出来るモチベーターとしてだけではなく、選手達のイマジネーションを掻き立て、次のステージの道に導ける船頭とならないと。うーん、ちょっと概念的。

*選手評はまず橋本かな?ユーティリティとはいえ、アタッキングポジションの選手じゃないかな。回りを活かそうとする意識であったり、チームのために出来ることを強く意識してくれていたけれど、脅威とはなり得ない。それは起用した方の問題。一列下がってリスクをコントロールすれば天下一品、ビルドアップもうまいし、ミスが少ない。その辺は使い方次第。まー、選択肢が限られてたけどね。てか、彼みたいな選手がアタッキング・サードで困らないようにしてあげるのがこのチームのコンセプトのはず。近い位置に素早くサポートして、数的優位を作る、みたいなね。

*3試合通じて、だけど、内田はもう少しポジショニングを勉強ね。確かにスピードはある。でも後追いで何とか出来る程国際舞台は甘くない。正しいポジションの元でスペースを管理し、リスクマネジメントしないと。攻撃面ではイイ部分もあったけど、最初程の印象は残せなかったかな。まー、まだ若いから経験を栄養に出来るはず。もっと出来ると思うよ、頑張れ、超頑張れ。

*しかし、何で憲剛を下げたのかよくわからない。彼がいなくなるとリズムが悪くなるのは明白だったはず。一番ボールタッチが多く、攻撃をオーガナイズしていたのに。様々な周辺事情があるのだろうけど、勝つ気がないのかと思った。それだけ今の憲剛の影響力は強い。ミドル強烈、決めたかった……。

*佑二も功治も最高だった。佑二の鬼神の如き局面対応は韓国の2軍程度では破れない。蓄積疲労が心配だけど、改めてアジア最高のディフェンダーであることを証明してくれた。功治はスーペルミドル。決めて欲しいところで決めるのがエース。他のプレーではもっとテンポ良く、周囲との距離感をうまく作ってほしいという注文はあるけど、決めたからいいや。しかし、凄いシュートだったぁ(ぽわわ)

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ま、無事で良かった……なんて思わなきゃいけないこと自体が間違ってると思わなくもないけど、避けて通れない道のような気もするし……。複雑です。

さて、これで代表は3月のバーレーン戦までおあずけ。俺たちのJ始まる!楽しみ!と言うことでおしまい。

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*PSMやらトレーニングマッチ沢山だねー。僕はマリ一辺倒だったけど、ちばぎんとかは見たかったなー。マリ?あぁ(遠い目)とりあえず、開幕、日産と等々力見に行けるので、色々又。てか、早くプレビュやれって?スイマセンスイマセン(平謝り)

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February 21, 2008

no violence!play football!@東アジア選手権 2008 vs 中国

試合内容はさておき、とりあえずフットボールをしろ、話はそれからだ。

EAST ASIAN CHAMPIONSHIP 2008 CHINA

Matchday2/"violence"China 0-1 Japan @ Olympic Sports Center,CHONGQUING
Japan:17'K.Yamase!

sports navi

日本代表スタメン:GK楢崎正剛、DF内田篤人、中澤佑二、今野泰幸、駒野友一(→46'加地亮)、MF鈴木啓太、中村憲剛、遠藤保仁、山瀬功治(→89'橋本英郎)、安田理大"鶴"(→59'羽生直剛)、FW田代有三

反日感情が巻き起こす敵意ある大ブーイング、そしてそのプレッシャーが生む偏重判定、完全なるアウェイの中で臨むホスト国中国戦。あー、考えるだけで胃が重くなる。

そんなゲームでのスタメン、全メンバーを出場させるという予定を組んでいるようで今野・功治・楢崎が今大会初出場。功治は筋肉の怪我を抱えていたようだけど、その具合が気になる。わざわざこんなゲームで使うことないのにね。前田の途中帰国もあってアタッカー不足に陥ったこともあり、前戦で活躍した安田を高い位置でスタメンに抜擢したことがどうでるか。中国は、タフなプレーを核に、切り替えの早いカウンターとダイナミックにアウトサイドのスペースを使うことが特徴となるチーム。ま、相変わらずプレーは粗く、怪我が心配……。

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試合展開

中国は試合開始直後からハイテンションなプレーを展開、それに対して日本は田代に長いボールを当てることでプレッシャーを避けようとするが、少しでも中盤でのボールキープが長くなると、深いタックルの餌食となり、そこから一気のカウンターに鋭さ。その勢いに飲まれるように中国ペースでゲームが進む。日本のファールに対して主審の裁定が威圧的に見えるのは気のせいか。

徐々にゲームが落ち着き始めると、中盤でショートパスの組み立てを増やし始めると、サイド攻撃が機能。右から左へとボールが流れる中で、遠藤にボールが入ったところで駒野が左サイドを駆け上がり、駒野は深い位置から低く鋭いボールを供給、このボールに対して田代がスライディングで飛び込む!これは触れなかったが、ここで潰れたことでGKはこれを処理しきれず、弾いたところに詰めたのは功治!!!ボレーで叩き込んで先制点!見事!ボールの動かし方とサイドバックのオーバーラップがリンクしたこと、非常に流れのあるプレーだった。ゴールに直結する部分では駒野のクロスも素晴らしかったし、田代の良い部分が出た、功治は決めるだけ。でも、繋ぎをこなし、あそこまでポジションを上げている、そこに大きな意味がある。

しかし、中国も意気消沈するどこか前に出る力を強め、ビハインドをはね返そうとする。大きなサイドチェンジでアウトサイドのスペースを突かれ、高い身体能力はドリブルへの推進力に、イイクロスからのヘッドを狙われたりと、その対応には苦慮。切り替えの速さは中国に分。徐々にレフェリングもその本性を現してきて、ナイーブな判定が目に付くように。おい、いくらなんでもシュートノータッチでCKは無理があるだろう?楢崎へのアフターも、田代へのタックルも、酷い……。前半からロスタイム3分って……。しかし、諸々何とか耐えきって1点リードで折り返す。

ハーフタイムのタイミングで、駒野に代えて加地さんを投入する、駒野怪我?加地さん左サイドは再びのトライアル。立ち上がり、中国が前半飛ばして少し運動量が落ちたことで間延びしたこともあって、日本は前半終盤の悪い流れをポゼッションで裁ち切り、攻勢。両サイドが高い位置でプレーに絡み、幅広くピッチを使う。ただ、押し上げからのセカンドブレイクやアタッキングエリアでのアイデアのあるプレーが何度か見られるなど、ディティールを感じさせた。その中で、ビッグチャンスとなったのかがカウンター、アウトサイドで細かく繋ぐ中で憲剛がフリーで前を向くと、ラインポジショニングを獲った安田へ素晴らしいスペースパス!これで安田が抜け出し、GKの鼻先でワンタッチ!惜しくもゴールからは逸れたが、惜しいチャンスだった。このプレーの中で安田はGKと交錯し、負傷交代。致し方ないプレー?GKボール行ってないじゃん……。立ち上がず担架でそのままピッチを離れたシーンを見ると心配、好プレーを見せていただけに……。羽生がピッチに入る。

白く煙る大気と収まらない所か増え続けるアフター気味のラフプレーで流れる不穏な空気、嫌な感じのする中で日本の選手達は冷静に、そして運動量を増やしてアグレッシブにプレー。プレーの流れ自体は相手のプレッシャーが弱くなったこともあって、中盤が自由に攻撃を構成する。憲剛のボールカットからヤットへとボールを繋ぎ、ヤットは最前線に飛び出してきた功治を精度の高いパスで使い、功治はらしいコントロールから鋭いシュートを放つ。功治→ヤットへと繋がり、横の動きでディフェンスの穴を付いた羽生を逃さずに鋭いパスを活かしたシーンなどは、その真骨頂か。

試合終盤、やはりこのカードはただでは終わらないのか、鈴木啓太とリュウ・イホウが小競り合い、これでスタジアムの空気がヒートアップ。ペットボトルが投げ込まれるなど、相変わらずの民度の低さ。ボールホルダーを付け狙うかのようなラフプレー、覆る判定、意味のわからないロスタイムなど、最後までうさんくささ満載。なんだこりゃ。とはいえ、日本の選手は最後まで冷静さを失わず、相手のパワープレーを跳ね返し、スペースがある中で球離れを早くしながらフリーマンを使い、フィニッシュシーンを生み出すなど、最後まで集中力を切らさず「フットボール」をプレー。贅沢を言えば、最後田代にぶち込んでもらってうざったいこのスタジアムの雰囲気を黙らせて欲しかったが、そこまで求めるのは贅沢か。とりあえず、1-0で勝利、怪我人が出なくて良かったと書けないのが本当に残念。

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敵意むき出しの悪質なアフターチャージとコントロールの「コ」の字もない偏向判定。

こういう状況に置かれたら、「どんどんボールを動かせ」、「余りボールを持つな」、「ライン際は気を付けろ」、「無理してアフターの餌食になるな」と考えざるを得ず、見てる側も良いプレーを願うよりも先に「怪我だけはしないように」と思わざる得ない。これじゃ選手も観戦者も試合に入り込めない。

こういう体験は確かに貴重。理不尽な要素も内包するスポーツだからこそ、こういう理不尽な空間の中でのフットボールは精神的なタフさを養うには絶好の機会だと思う。そして、それが避けられない本番に来るかも知れない。そう思うと、この試合も決して無駄ではないと思う。ただ、フットボールではない何かをするチームと試合をするのは、余りに危険が大きい、大きすぎる。

選手達はこの試合をうまく乗り切ってくれただけで充分。冷静なメンタルコントロールとゲームコントロール、戦わざるを得ないところではきっちり戦い、集中力を維持し続けて、きっちりとフットボールを続けた。尚かつ、暴力的なフットボールに屈しなかった。これだけで充分だ。

とにもかくにも、こういうゲームを見ると価値があるのか疑問に思う。「政治家」の人々は「政治的な意味」でこの大会に価値を見いだしてるかも知れないけれど、プレーを制限せざるを得ない状況じゃ、強化にもなり得ない。

はー、ストレス。

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*以下、メモ。憲剛の復帰(啓太とのダブルボランチ)で、中盤に安定感。ゲームコントロールやポゼッションは憲剛がいると違うね、今や啓太と共に外せない選手になってきた。憲剛がいると意識的に共有出来ているヤットがチャンスメイクに顔が出せるし、アタッカーも後ろに引っ張られない。このポジションにゲームを作れるプレーヤーがいることの重要性を肌で感じられた。ダイヤモンドより役割がはっきりするし、こちらの方がうまく回るかも。功治・ヤットもマルチにプレー出来るし。

*それ以外だと、田代と今野がとても良かった。田代は序盤起点になろうとサイドに流れすぎて、ボックスの中になかなか入れなかったのだけど、チームが繋ぎ始めてからはボックス幅を意識しながらプレーして、ゴールへの脅威になり続けた。機動力と高さと強さ、そして比較的安定していてアイデアも持っているポストワーク、岡ちゃん好みかも知れない。タフだしね。今野は久々のセンターバックだけど、しっかりと人を捕まえて破綻なし。人への強さは阿部っちにはない良いところ(阿部っちも読みの鋭さや戦術眼の高さ、センスと言った良いところがあるけど)この辺の取捨選択は好みかなー。生き残りには好アピール。

*内田は基本的に長い目で、そして暖かく見てあげたいのだけど(理由は余りにもかわいいから)、試合中に何度か致命的なミスがあるねぇ。集中力の問題だと思うのだけど、ポジショニングであったり、細かなプレーのディティールなどをもう少し突き詰めて考えて欲しいな……鹿島だとそんなにないからまだ緊張とかがあるのかなぁ。攻撃参加のタイミングとアイデアに関しては○、精度は△。

*功治はナイスゴール!いやー、あそこの顔を出すのが功治のセンスだよねー。その前のプレーでうまく身体を入れてマイボールを維持してヤットに正確に繋いだシーンがあったのだけど、あそこから45mぐらい走ってあのポイントに入ってるわけだから、彼の機動性能とゴールの匂いを嗅ぎ分ける嗅覚を感じる。とはいえ、その他のプレーでは繋ぎの部分でのボールタッチと精度、判断の遅さ、周囲との関係性においてはまだまだ改善の必要があるかな。要はもっと出来ると言うこと。

*岡ちゃんは軸となる部分(佑二・啓太・ヤット)は変えないイメージで選手を入れ替えているのかな。ま、核となる部分まで弄るとコンビネーションの構築にはなり得ないからね。でも次は佑二休ませてー。佑二は餃子喰わずにゆっくりコンディション整えて!この日も安定、最後の表情超かっこよかった。お疲れ。

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プレーが楽しめる環境での試合が見たいなぁ。こういう試合は興が削がれる。で、そんな国で五輪やるの?八百長だらけの大会ですか?ねぇねぇ。

ということでここまで。仕事で中国人に対して冷たくなってしまいそうないたでした。

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*Jのプレビューは現在作成中。時間的にやばいね。代表戦もあるからね。頑張ります。あと5つ。

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February 18, 2008

身体で覚える「アジア」@東アジア選手権 2008 vs 北朝鮮

こういう経験、僕は大切だと思う。知らないより、知ってた方が絶対にイイから。

身体で覚えるアジア、とっても大事。

EAST ASIAN CHAMPIONSHIP 2008 CHINA

Matchday1/Japan 1-1 Korea.DEP @ Olympic Sports Center,CHONGQUING
JAPAN:69'R.Maeda DPRK:6'Chong.T.S

sports navi

日本代表スタメン:GK川島永嗣"悔恨の初キャップ"、DF内田篤人(→77'駒野友一)、中澤佑二、水本裕貴"ほろ苦い"、加地亮、MF鈴木啓太、遠藤保仁、山岸智(→65'安田理大"アピールばっちりな初キャップ!")、羽生直剛、FW播戸竜二(→65'前田遼一)、田代有三"らしさは出した初キャップ!"

北朝鮮代表スタメン:GKリ・ミョングク、DFリ・ヨンイル、リ・クァンチョン、パク・チョルジン、ハン・ソンチョル、ナム・ソンチョル、MFパク・ナムチョル、安英学、ムン・イングク、キム・ヨンジュン、FW鄭大世
*北朝鮮の方、交代選手割愛

各クラブから罰ゲーム的な扱いを受けているが、日本代表のチーム作りには決して軽視出来ない東アジア選手権が開幕。開幕戦から東アジアの盟主を賭けたバチバチのゲームが行われていたが、日本代表の選手にはとにかく怪我だけ避けて欲しいモノ。

で、日本代表のスタメンに目を移すとかなり試験的なメンバー。1週間で3ゲームという日程的な要素、中村憲剛の発熱による出場回避が絡んでいるにしても、テストの意味合いが強いか。とはいえ、一度は代表落選となったモノの辞退者続出でお鉢が回ってきた田代、タイ戦ではベンチを外れた山岸、なかなか阿部・闘莉王・中澤を前に出場機会を得れなかった水本、同じく能活・楢崎の厚い壁に阻まれ続けている川島にとっては大きなチャンス。又、内田を使いたい監督の意向もあってか、加地を左に移すという試みも。北朝鮮代表の方はJで馴染みのあるプレーヤーである鄭大世と(元)と付くにしても安英学がスタメン、ベガルタの梁勇基はベンチスタート。

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試合展開

引き気味に来るのではないかと予測された北朝鮮の前へのベクトルを感じる勢いに面食らったのか、少々受け気味に入ってしまった日本代表はいきなり失点というオープニング。左からのCK、川島が飛び出してパンチで逃れるが、このセカンドを拾われると、安英学から楔を受けた鄭大世が、水本、内田を前に置きながら小気味良いドリブルからの左足でのパワフルなミドルシュート、この鋭いシュートがチームメイトである川島を破った。収めて、前を向いて、アプローチに屈せずに打ち切った鄭を褒めるべきプレーだけど、試合に全く乗れないまま受けてしまった試合の入り方は反省。

その後も鄭の身体の強さを活かしたポストワークを起点とした素早いカウンターにヒヤッとするシーンを作られるモノの、北朝鮮は先制点を獲った事である程度リトリートしてゾーンを整えてきたこともあって(守備時は鄭もポジションを下げて5-5のようなラインを敷く)日本のポゼッションの時間が増え、それに伴い日本も落ち着き始める。とはいえ、かなり人数を裂き、バイタルは完全に蓋がされている状況、セカンドブレイク的な形や切り替えで上回るような形もほとんどなくなかなか実効的な形は生み出せず。

なかなかスペースを見いだせず、相手のゾーンでボールを動かすだけの閉塞感伴う日本の攻撃、波状攻撃で穴を生み出していきたいが、北朝鮮の早い押し上げからのカウンターに押し下げられ、そして鄭のパワーとキープ力に手を焼き、厚みのある攻撃がなかなか出来ない。その中で形となりそうな可能性を見せたのが、追い越し的なダイナミズムをダイレクトプレーで活かす形(それが最も綺麗に出たのが羽生の楔を田代がダイレクトでサイドのスペースに流し、内田がそこに走り込んでダイレクトでクロス、播戸ニアでボレーも枠捉えきれず。決まらなかったが完全に崩しきった)、そして伝家の宝刀セットプレーか(ヤットの右からのCK、佑二が頭一つ抜け出す形でヘッドで合わせるもゴールライン手前でブロックされる)しかし、ゴールネットを揺らすには至らず。岡ちゃんも厳しい表情。結局前半のうちに追いつくことは出来ず、折り返し。

後半も、相変わらず人数を揃えてゾーンを作る北朝鮮ディフェンスに攻めあぐむ日本という形が予測されたが、岡ちゃんの発破が効いたのか選手達の動きが良くなる。特に良くなったのが選手間の距離感に伴うパステンポ&スピードとボールロスト直後に素早い切り替えからのプレッシング、チームが標榜するプレーを表現出来る土台は少し揃い始めたか。日本攻勢の流れは強まり、後はゴールだけ。

しかし、最後の所は分厚い壁を築く北朝鮮、クロスは跳ね返され、フィニッシュはどうしてもボックス外からのモノが多くなる。しかし、そのフィニッシュが枠を捉えきれず、なかなかゴールの匂いが強まらない。逆に鈴木啓太や佑二が攻撃参加するなどチーム全体が前掛かりになっていることもあり、逆に北朝鮮のカウンターに時折ヒヤッとさせられるシーンも。まあここはリスクを冒してでも獲りに行く状況になっているだけに致し方ないか。ここでベンチが動き、播戸に代わって前田、山岸に代わって安田を投入(山岸と同位置)彼らの仕掛けられる能力に期待か。

そして、その二人が結果を残す。安田が初めて左サイドで仕掛けて上げたクロスはゴールに近い位置に飛び、GKがフィスティングで逃げようとするがこれが中途半端に。そこに詰めたのが前田!ヘッドで押し込み、同点弾。安田は間違いなくあの仕事を期待されて入ったはず、それを実行し、結果を残したと言うことで大きなアピール。前田はストライカーとしてのクオリティを発揮、技術もあるけどリアルストライカーとして結果を残しているプレーヤーだしね。とにかく見事、采配も的中か。

リズムが出てきて、ボールもかなり良い形で動く様になった日本は、ゴールに繋がりそうなプレーが沢山出てくる。羽生がサイドに流れてクロスを上げて田代が合わせたシーン(GK正面)、安田のクロスに前田がニアでバックヘッドで流したシーン(入るタイミングがズレ、触れず)、相手を背負いながら縦へのスペースパスを呼び込んだ田代がそのまま縦に仕掛けてフィニッシュに繋げたシーン(シュートはGKに凌がれる)、と時間は減っていく中でゴールへの気概を感じられるプレーを押し出していくが、逆転ゴールには至らず。そのまま結局タイムアップ。東アジア選手権初戦は、ドロー発進となった。

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敵意あるアウェイ、与えてはいけない先制点、意思統一の元に整えられたリトリートされたゾーン、考え得る中で最も難しいシチュエーションに立たされたことが、このゲームの最も意義のあることなんじゃないかな。

当然の事ながら、強い意思の元で人数を揃えられてスペースを消されたら、どんなチームでも苦しむことになる。そういう状況に陥ったとき、いかにアイデアを出し、スペースを作り、相手を出し抜き、ゴールを奪うのか、しかも絶対に敗戦の許されないプレッシャーの掛かる状況で。こういう経験を出来るのは国際舞台、アジアならでは。

今回は初めての選手も多く、そのプレッシャーや強い意思の込められた堅陣に苦しんだ側面は否めないけど、後半になってその状況に慣れていった過程を見たら、次はきっと違う。それだけでも充分な収穫。

次の試合、結構前からガンガン来るよ、逃げずに戦って、今度は結果も。

*フットボールの質を問うという部分ではフラットな状況で見たいかな。タイ戦のレポートしてない状況では課題も何も……という感じでしょうが、個人的に接近・展開の先の部分、もう一つ接近して数的優位を作ることであったり、個人で仕掛けていくことであったり、仕上げの部分での質が問われていくかなーと。他の部分では切り替えの速さと周囲の連動とか……。こういうはっきり試合ではよくわからないから……)

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*選手評は注目の集まったチャンスを得た選手。まず、川島。テセにやられたねー、あれはGKとしてはちょっとお手上げだったかな。その他は落ち着いて普段通りのプレーが出来ていたはず、飛び出しの判断の良さ、セービングの確実性……決して能活にも、楢崎にも劣らない質は持っているのだから、後は経験次第。その経験出来る舞台を再び呼び込めるかどうかは自分次第、かな。頑張れ。

*水本は個人的には不合格点。失点に繋がったやつはしょうがない側面もあったんだけど、2つのインターセプトミス、あれはない。理不尽な結果論だけど、行くんなら絶対に足に当てなきゃいけない。50/50な状況で、積極的に行ったけど取れませんでした、これは判断としては最終ラインの選手としてしちゃいけない。テセに身体抑えられた?予備知識のある選手でしょ?言い訳にならない。もっと出来るからこそ厳しく言ってる。全体的には持ち直したけど、印象悪。

*田代はらしさを出したはず。最も見たかったゴール前での得点感覚と高さと勢いという面では結果として残せなかったけど、身体の強さ、キープ力、機動性能など、彼の持ってるモノを見せてくれた。多少流れすぎな側面はあったけど、前半に関してはあれは絶対に必要だったし(前線に起点が出来なかったし)、彼の良さである機動性能の成せる技。もう少しやらせたい。個人的には矢野や巻よりも化ける可能性があるんじゃないかと思うから……。

*安田は良さが出た。仕掛けを恐れない積極性、奔放な動き、ボールタッチ多く少ない時間ながらインパクト。岡ちゃんが仕掛けられる選手が欲しかったと言ってたけど、実際そこで仕掛けて結果を導いたというのは本当に大きなアピールになったと思う。個人的に「仕掛け」という要素はこれからのチームにとって大事な要素となっていくと思うので、彼の存在は貴重。左サイドバックとしては守備が怖いのかな?

*加地さんの左サイドバックはそれなりかな?毎年毎年守備がうまくなってて、守備に関しては問題なし。ただ、上がりのタイミング、ボールの持ち方などサイドバック的な感覚が内田に比べると消極的に映っちゃう。まー、内田を上げてるという部分があるから仕方ない側面はあるけど、ああいう状況ならもっと早いタイミングで行ってもいいかなぁ。もっとアタッキングエリアの近くでのプレーが見たい。昔の加地さんドリブルとかさ。


*後、鄭大世。前まで、北朝鮮の選手は個としては怖くない印象があったのだけど(その分一人一人が良く鍛えられてて[走力とか、基礎スキル、特に蹴る力]、秩序のあるチームだとは思ってたけど)、テセは一人怖い選手だった。孤立無援的な状況で結果を残すというのは一流の証拠、佑二と水本を向こうに回してこれだけ仕事が出来る選手はアジアでもそうはいない。アジアのスターダムにのし上がるステップになるゲームだったかも知れん。怖いね、色々な意味で。ふろん太は怪物を育てちゃったかも……

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どちらにしても、少しずつ色々なモノを積み上げていくしかないと思うから、今はじっくり見ていきたい。それだけの余裕を勝ち取ったのは岡ちゃんだしね。とにもかくにも、良い経験をモノにして、次。

ということでここまで。

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*そうなのよ、タイ戦。途中まで書いてそのまま放置しちゃってましたよ。とりあえずもういいかなー。何かJの方に力が傾いてますので……

*練習試合も見てきたよー、久々マリ2試合でほくほく。これはどこかでサラッと。むー、結構難しいことになりそうな、でも、アーリアいいねー。怪我しなきゃ又スタメンクルー?

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February 04, 2008

成功体験@KIRIN CHALLENGE CUP 2008 vs ボスニア・ヘルツェゴビナ

一歩前進って思っていいよね?

上昇傾向のコンディション、着実に進むイメージの共有、選手間の中で育まれる創意工夫……成功体験が積み上がったことこそ前進の証拠。

佑二!功治!3日遅れのファン感謝、確かに受け取ったぞー!

KIRIN CHALLENGE CUP 2008

Japan 3-0 Bosnia-Herzegovina @ National Stadium,TOKYO
JAPAN:69'Y.Nakazawa! 83'&88'K.Yamase!

sports navi

日本代表スタメン:GK楢崎正剛、DF内田篤人"順応"、阿部勇樹、中澤佑二"恩師に送るファーストゴール"、駒野友一、MF鈴木啓太、中村憲剛"らしく、軽やかに"(→78'今野泰幸)、遠藤保仁、大久保嘉人"柔軟性という才能"(→88'羽生直剛)、FW高原直泰"戻ってきた勘"(→82'播戸竜二)、巻誠一郎(→34'山瀬功治"俺たちの10番")

課題を多く残した1戦目を経て、迎えた予選前最終ゲームとなるボスニア・ヘルツェゴビナ戦。コンディションの具合、噴出した課題の修正など、本番に向けての一つでも多くの手応えと自信を掴みたいゲーム。

相手は、時差調整もままならず、バルバレスやサリハミジッチを始めとした主力抜き、新チーム立ち上げ直後とスパーリング相手としては少々事足りない部分も否めないが、自信を深める上ではちょうど良い試合かも。

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試合展開

引き気味で人数をきっちりと揃えたブロック、そしてハイボールでのシンプルな攻撃と、非常に現実的なフットボールをしようとするボスニア・ヘルツェゴビナに対し、近距離でのショートパスを紡ぎながら変化を加えて突き崩そうとする日本という構図でゲームは推移。日本の攻撃構築、崩しの完成度を見る上では非常にわかりやすい展開か。

そんな状況下、日本代表は小さいながら進歩していると感じさせる部分を所々に感じさせる。周囲をぐるぐる回るだけではなくキーパスとなる高い楔から展開を動かすプレーを呼び起こしたり(楔と同じぐらいのタイミングで追い越すランを合わせてダイレクトプレーで崩しきろうという変化を加えてみたりしてた)、細かいパス回しで相手をおびき寄せて中村憲剛や鈴木啓太などからオープンサイドへと展開する形が見られたり(憲剛のパス精度はミドルパスでこそ本領を発揮する)、初戦は緊張感からか不完全燃焼気味だった内田が吹っ切れたようにタイミングの良い上がりを何度も見せたり(完全に前がオープンになってボックス内深くまで切り込んだシーンは折り返しじゃなく思いっきり撃って欲しかったかなー。後ろから走り込む功治が見えていたとはいえ、若さに任せて撃っちゃう所が見たかったかなー)、「おっ」と思わせるような可能性のあるプレーを端的に披露。相手のコンディションやプレッシャー強度という側面はあるにしても、成功体験の積み上げた。

守備に置いても、展開に恵まれたとはいえ修正を感じる要素が。バックラインが押し上げられたことで空きがちだったスペースを後ろから圧縮。クリア気味のハイボールに対してレシーバーに対し厳しいアプローチに出るプレーでカウンターの目を潰すプレーが出来たりと、カウンター対策として一律の効果をもたらした。ロングボールの目測誤りや個々の軽い対応などからピンチを迎えたシーンもあったが、これに関しても完全の兆しが見えたと言えるか。

しかし、スコアが動かない。人数を掛けていることもあって、きっちりとマークを掴み、又水際でもコースを消すなど、ボスニア・ヘルツェゴビナの現実的な守備の固さもあるが、崩しきろうという意思が出過ぎてしまい、アテンプトが非常に少なくなってしまったことが影響したか。巻の負傷で急遽ピッチに立つチャンスを得た功治がそれを察してか非常に積極的にフィニッシュを狙ったプレーを見せたのは、そのプレーに対してのアンチテーゼだったのかも知れない。前半はスコアレス。

後半に入っても、連動した動き出し、サイドを起点にただクロスを入れるだけではなく相手を揺さぶるような崩しなど、所々に良いプレーは出てくるが、なかなかボスニアの厚い壁は崩せず。しかし、それでも創意工夫の意欲は薄れず、数多かったセットプレーから壁をこじ開ける。右からのCK、高さに置いて分の悪い中央を避けボックス外に待つ功治へグラウンダーのパス、功治はそのままシュートを放つもフィットせず。しかし、このボールが密集を抜けると中央にポジションを獲っていた佑二が反応、GKの鼻先でプッシュ!GKの脇下を抜きネットを揺すった!岡ちゃん第2次政権初ゴール!功治のアシストで佑二が決めるなんて何か運命的。

これで勢いに乗りたかったが、好リズムの中心になっていた中村憲剛がベンチに下がったことで攻撃構築に置いては少々実効力を欠く。しかし、得点を狙ってラインを上げてきたモノの、これまでにも増して動きの鈍っていたボスニアの逆を取る形で追加点を導き出す。今野がセンターアーク付近でボールを奪取し、そのまま前に走る嘉人へ繋ぐと、嘉人前を向いたところで功治が猛烈に裏へとランニング!相手バックラインは播戸をオフサイドポジションに置いたものの、2列目から飛び出す功治には誰もついていけず、嘉人のループ気味のパスで功治独走。GKとの1vs1も冷静に制し、追加点!お手本のようなライン崩し。これで功治が乗った。その数分後、これまた今野のボール奪取からの前線へフィード、これに反応して走る播戸は二人のディフェンスに挟まれながらもヘッドで落とすと、フリーで走り込んできたのは功治!ダイレクトできっちりと流し込んだ!札幌トライアングルかー。浮き球を浮かさずにきっちり沈めた功治はもちろん、ボールへの執着心を見せてアシストに繋げた播戸、イイカットからイイフィードと良いプレーが二つ繋がった今野、良いプレーが続くと、結果も出るか。ボスニアは完全に切れていて、少々怠惰なプレーだった。

結局、短いロスタイムを経て、試合は終了。3-0!快勝で2試合目を消化し、いよいよ本番となるタイ戦に挑むことになる。

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こういうゲームの評価は難しい。

整いつつあるコンディションと共に、繋がるショートパス、連動感溢れるサポートアクション、積極性が戻り躍動したアウトサイドなど、はっきりと見て取れた前進を素直に喜んでもいい。

しかし、前提条件として、相手のコンディションは悪く、プレーの質も思った以上に低く、以前の逞しく強いチームの面影は全くなかった。自由にプレー出来る状況に置かれていたからこその好パフォーマンスと言えるのかも知れない。

どちらとも取れるけれど、僕はポジティブに捉えたい。

成功体験、とでも言ったらいいのかな。いくら素晴らしいコンセプトがあろうと、戦術があろうと、ピッチでプレーするのは選手達。その選手達がこうすればうまくいく、崩していける、といったイメージを掴むことでゲームに自信を持って望む事が出来ると思うし、まだまだ未成熟なコンビネーションも成功を積み重ねる事で成熟へと向かっていくはず。

完全なモノではないけれど、何も掴まないよりはイイ。だからこそ、今はポジティブに。

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*選手評としては、まずトップ。高原はチリ戦に比べると……というのはあるけど依然としてまだまだと言う感じ。とにかくプレー勘を戻すということもあるのかな?前を向いての鋭さ、怖さが戻ってこないことを考えるとあと1週間で本調子に戻るのは難しそうかなー、怪我もしたし……。巻は骨折?ゴールの匂いはしないけど、フォアチェックだったり、連動感を消さないダイレクトのポストワークとかは評価してもイイかなー。嘉人はトップ下としては、ラインブレイクプレーに特化したプレーになりがちかなー。色々なことが出来るプレーヤーだけど、それを強く意識付けしちゃう感じ……(微妙な言い回し)トップとして自由を与えてあげる方が良いのかなーと。ギャップを作ると言う意味でも面白い。アシスト見事。播戸に関してはプレータイム少ないけど、結果が欲しいところでは面白い。がむしゃらさと緻密なショートパスによる科学変化というか……もう少し見たいかな、東アジア辺りで。

*中盤に関しては、憲剛が良かった。憲剛らしい視野の広さから繰り出される大きな展開がアクセントがチリ戦ではショート一辺倒になりがちだったところに変化を与えた。ショートパスを繋ぐための動きも良くやってる。彼がいなくなったことでボールの流れが淀んだことを考えれば、現状に置いては非常に大切な存在かも知れない。ヤットは憲剛が変化をもたらす存在であれば、コンセプトを担う存在かな。渦を作り出し、自ら渦の中に入ってショートでの攻撃を仕上げるプレーは彼の真骨頂。ダイナミズムランも多かったから仕方ないけど、もう少し終盤もコントロールしてほしかったかな……。

*ディフェンスに関しては内田篤人!2戦目で緊張感もとれたのか、何度も何度も右サイドを駆け上がり、しかもクロスだけじゃなくアイデアのある崩しのキーパスをどんどん出してと、非常に面白かった。守備面では相変わらず危うい部分があるけど、これは徐々に……。とにかく今は思いっきり。撃つところは撃とう。他は相手があれだったこともあって、むーという感じ。阿部っちあれはなしね。

*MVPはもちろん功治!前半はとにかくゴールへ!と言う強い意思を表現。後半は周囲との関係性を構築出来ていることを感じさせる連動した動きが多く出て、チャンスに絡んで、そして結果も残したと。突破という部分では良さが出てなかったけど、それ以外でも素晴らしい部分を持ってるからこその結果だよね。プレータイムを伸ばして周囲との関係性がもっと整ってくれば、もっと出来るはず。改めて誇らしいです。俺らの10番!

*佑二も岡ちゃん期初ゴールおめ!ディフェンスに関してはいうことないけど、とにかく怪我だけ注意、集中力さえ切らなきゃ大丈夫。とにかく強気でお願いします。にしても、良く狙ってたなー。

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とにもかくにも本番で結果を残すためにやってきたのだから、水曜日は結果残そう。うん、勝とう。

ということでここまで。

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*ちょっと遅くなっちゃいましたが、動向、展望も少しずつ進めていきますよ。ペース落ちてるからね、自らケツを叩く!

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January 27, 2008

初陣@KIRIN CHALLENGE CUP 2008 vs ペルー

初陣。

本来であれば、垣間見える光に未来と希望を馳せられるぐらい淡いものでもいい。

でも、今はそうはいかない。このチームの置かれた状況がそれを許さない。それってちょっと不幸なことだけどね。

KIRIN CHALLENGE CUP 2008

Japan 0-0 Chile @ National Stadium,TOKYO

sports navi

日本代表スタメン:GK川口能活、DF内田篤人"祝・デビューもちょっとビター"(→71'加地亮)、中澤佑二、阿部勇樹、駒野友一、MF鈴木啓太、中村憲剛(→80'山瀬功治)、遠藤保仁"オレの時代?"、山岸智(→57'羽生直剛)、FW高原直泰(→62'大久保嘉人"決めないと!")、巻誠一郎(→80'矢野貴章)

岡田新監督率いる日本代表の初陣。このゲームで岡ちゃんがどのようなサッカーを作ろうとしているのか、そして本番が控える中でその完成度が現時点でどのくらいのモノなのかに興味が集中する。

対するは南米の雄チリ。しかし、欧州でプレーするクラウディオ・ピサーロ、ルイス・ヒメネス、ダビド・ピサーロなどトッププレーヤーは不在で、国内の若手を集めた2軍とも言える陣容。それでも、早い時期から日本入りしてコンディションを調整し、対戦相手も分析を進めるなど、知将ハビエル・ビエルサはこのアジア遠征に向け準備に余念がない様子。初陣にはちょうど良い相手か。

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試合展開

互いにアグレッシブに動き回り、攻守が激しく移り変わる立ち上がり、新しい日本代表は距離感を近づけながらタッチ数少ないショートパスを中心に「カオス」を意図的に作り上げる形が目に付く。まだまだパスがずれたり、タイミングが合わなかったりと、完成の域にはほど遠いが、選手達の中にはしっかりとした意識付けがされたことが伺えるか。しかし、チリ代表もそのスタイルを察知してか、ボールサイドへの寄せを速く、人を集めて対抗。結果、ピッチ上ではせわしないサッカーが展開されることに。

ゲームを進む中で、徐々にこのチームの良さと悪さが見えてくる。いい距離感が構成され、その中でパスがうまく繋がると、開始8分に表現されたように(中村憲剛から高原への楔→ダイレクトでヤットに落とし、ヤット再び前に走った高原へ→高原もう一度少し前に出たヤットへリターン→このボールの動きの間に、スペースを見つけて回り込むような引き出す動きを見せた巻、これを見逃さずにヤットは槙野脚に吸い込まれるような優しいパス→これが通るも槙野コントロールが足元に入り過ぎ、又相手の速いタックルに阻まれる形で打ち切れず……)、相手を翻弄しフリーマンを生むことも出来るが、それが悪い形でのロストとなると、選手間の距離感が近いだけに中盤のスペースを埋めきれず、相手の速い展開に対処しきれずカウンターへの移行を阻止しづらい形に陥る。コンセプトの光と影か。

試合展開としては徐々にチリが流れを掴む。攻撃におけるコンセプトの構築を優先的にやってきたからか、守備に置ける共通理解の浸透はまだまだ未成熟。アプローチの掛け方、ボールの獲り所の設定などが曖昧で足並み揃わずいなされてしまう。そうなると、後ろの選手がその負担を負うことになり、どうしても受動的な守備に苦しむことになる。チリはそれを見定めてか、カウンターでも、ポゼッションでも、日本の穴を突く形で攻撃構築し、アウトサイドを崩す形がよく見られるようになる。技術的にもミスが少なく、うまい。日本はチリの攻撃を何とか凌ぎながらもコンセプトの表現への努力は続けるが、押し込まれた後に近い距離感を作り出すのはそう簡単ではなく、前線で起点が作れないこともあって、終盤はなかなかイイ攻撃を構築することは出来ず。前半はスコアレス。

後半開始のタイミングでは交代はなし。チリの選手が長い距離をドリブル出来てしまうことにバランスの悪さが表れているか。捕まえきれず、何とか奪えても全体が後ろに体重を掛けされられているため攻撃の移行が鈍い。チリペースは変わらず。ハーフタイムでの修正の跡が少々見えない。

なかなかリズムを戻せず、セットプレーやアウトサイドからの攻撃に苦しめられる中でベンチが動く。山岸に代え羽生、高原に代えて大久保を投入し、前線の活性化を図る。すると、嘉人が流れを変える。裏へのスペースパスから抜け出すと、飛び出してきたGKより速くボールにタッチし、こぼれたボールを思い切りよくシュート。これは枠を逸れたが、嘉人の良さが出た。又、その後もテンポ良く縦にボールが繋がって前を向いた羽生のスペースパスから抜けだし、ボックス前でDFとの1on1、相手を外してそのまま巻くようなコントロールシュート!僅かに枠を逸れるが、嘉人のプレーで日本は再び精気を取り戻す。
*チリの動きが落ち、比較的スペースが生まれるようになったこともあるか。

リズムを取り戻したことで、選手達の動きも少しずつ積極性が出てきたか。ビルドアップ時、パスでの攻撃構築に固執しすぎていた余り、パスターゲットが出来ないと詰まってしまう事が何度も見られたが、個々が前が空いたらボールを運んで引きつけることで次の状況を優位に運ぶと言うことが出来るように。そうなれば、動きの落ちたチリを相手に良い形も出てくる。積極的な上下動を繰り返す駒野が左サイドを破って鋭いクロスを供給し、ニアに巻が飛び込むシーンは惜しくも合わず。

試合も最終局面に、日本はベンチの動きを活性化。羽生、嘉人の投入に続いて代表初スタメンの内田に代えて加地、残り十数分と言うところで巻に代えて矢野貴章、そして憲剛に代えて功治を投入。選手の見極めやコンディションも考慮してメンバーを動かしていく。その中で最も光ったのはやはり嘉人か。CKから矢野の前に入ってピンポイントで合わせたヘッド、身体でうまく押し出してイーブンボールを制し、ボックス内でフリーで打ったシュートと決まらなかったモノの決定機に顔を出して、ゴールに迫る。しかし、結局最後まで両チームのゴールネットは揺れることなくホイッスル。岡ちゃんの再びの初陣はスコアレスドローで終えることになった。

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初試合と言うことを考えれば、多くは望めない……

と言いたいのは山々なんですが、本番が迫る中で少々不安の残るゲーム。コンディション的な問題もあると思うのだけど、もう少しやって欲しいかなーというのが正直な感想。

確かにチームとしてどういうプレーをイメージしてるのか、そういう部分は見えたと思う。選手間の距離を縮め、ショートパスでボールをどんどん動かして、相手をずらすことで穴を空け、それを突く形で攻撃を形取っていく。ただ、まだまだイメージだけの状態で質は伴っていない。バックラインからのビルドアップ時に顕著なパスコースメイク(アングルの作り方、レシーブアクションの頻度)、攻撃構築と崩しのメリハリ、パススピード、アタッキング・サードでのイメージ共有、そしてプレッシャーが掛かる中でのプレー精度……こういうサッカーをするのであれば、もっともっと質を高めていかないといけない。ただ、これは短い時間ではそうそう改善していくのは難しいかも知れない。これは長期的な課題。

ただ、上記の問題よりも突貫での整備が必要なのは守備面。まず、アプローチの意思統一が全く整っておらず、。後ろが我慢していたからイイモノの、あれだけ中盤の守備が軽い状態だと、耐えられないシーンが出てきてもおかしくない。前から獲りに行くと言うコンセプトであれば、中盤の選手がトップの選手に連動しなきゃいけないし、バックラインももっと押し上げてコンパクトな陣形を獲る意識を持たないと(佑二も阿部っちもリスクを避けたい気持ちが強いから……)

そして、狭い位置でパスを繋ぐと言うことを志向しているだけに、その中に潜むリスクをいかにマネジメントしていくのかという部分。確かに佑二や阿部っちの対応能力もあって、0で凌ぐことは出来たけれど、あれだけスペースマネジメント出来ていない状況を見ると危機感を感じて修正してもらわないと、いつか痛い目を見る。特にロストの後の頭と身体の切り替えを速くしないと(アプローチしてカウンターへの移行を遅らせる。パスコースを限定することでレシーバーを限定し、強いプレッシャーを掛けることが出来るようにする)

泣いても笑っても後1週間、置かれた状況は厳しかったとはいえ、出来る限りの準備をして欲しいなと。
*もし、4年間与えられてのスタート、だったとしたら、もっと甘くてもイイかなーと思ったけど、ね。

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*選手評は簡単に。まずFW陣。高原は細かいスキルもあるし、こういうサッカーにも充分順応してくれると思う。ただ、コンディションという面ではまだまだなのかなーと。良いときはもっと速いし、積極的に自分でも仕掛けるはず。その辺はあと一週間でどれくらい上げてくるか……。巻は巻らしさは出ていたと思う。ただ、このサッカーへの適性という面ではどうなのかな?理想面から考えれば彼や矢野も含めてポストワーカーに頼らなくてもいいような状況になっていかなくちゃいけない気がする。で、光ったのは嘉人。裏という選択肢をダイナミックなランニングで作り出し、得点機に何度も絡んだ。細かいパスと最後の崩しという部分で、彼のように最後の部分で自分のプレーで他の選手のイメージを引っ張れるような事が出来るのはとても大事なこと。自分の特徴を出せる、出せないというのがあるけど、嘉人みたいな選手はそういう心配がないのかなーと。現時点で最もゴールの匂いのする選手といえるのかな。

*中盤に関しては、まだ見えない。最もイメージリーディングすべきプレーヤーがヤットであり、彼のプレースタイルと最も重なるプレーヤーでもあると思う。とりあえずは軸かな。ただ、そんなヤットと絡むプレーヤーはどのような選手達がいいのかというと、難しいかも。「攻撃構築」という面で最も必要なのはパスを紡ぐための技術、パスを受けるためのレシーブアクションの技術、このふたつは必須要素。憲剛とかは結構適性があるけど、持ち味が出てるかと言えばそうでもない。彼の素晴らしい部分であるロングパスとか「変調」として出てくると良いかなー。山岸はダイヤゴナルな動き出しで「崩し」の部分でイイ動きがあったけれど、繋ぎの部分は余り絡めず良くなかった。逆に羽生は繋ぎの部分で良いプレーが何度もあり、「崩し」の部分でも良い部分が出て、イイアピールになったかな。鈴木啓太は守備面でもっと周囲に要求しないといけないかな。啓太一人でマネジメント出来る範囲を超えてる。岡ちゃんは1ボランチで何とかカバー出来るようなアンカーを探してるみたいだけど、一人じゃ無理。数を増やすという選択肢を削るとすれば、周囲がもっとサポートしないとね。どちらにしても、ここは試行錯誤していくことになるのかな。タレントも沢山いるし……。

*ディフェンスに関しては個々の評価は何とも……内田のポジショニングと上がりのタイミングが良くなかった……ぐらいかな。とにかくよく我慢したと思うけど、もっと前線・中盤とコミュニケーションを密にビルドアップの質を上げること、もっとプッシュアップしてスペースを消していくこと。チームが一体となる上でディフェンスラインが負う責は大きいよ。佑二は怪我しちゃダメよ。闘莉王とか山口辺りが必要なんじゃないかなー。

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ま、トライ&エラーを繰り返すことでしか、チームは研鑽されないから、必要な過程。とにもかくにも、全てはとりあえず10日後のために。このゲームが糧となればそれでいい、うん。

ということでここまでー。

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*新ユニ……微妙……。赤でイイじゃない……。てか、あの放射状のあれは何?