September 06, 2010

天皇杯初戦のキロク。










-----------------------

(´-`).o0天皇杯初戦!とワクワクドキドキ、でも内容は……やっぱりこういうモノなのかな……。ただ勝ったからね!トーナメントは結果が全てだからね!

むにゃむにゃしますが、まずしゃしーん。残りの写真は下のリンクより。裕二の初ゴール、仁のデビュー、色々嬉しいこともありました!

( ´∀`)つ ミ 2010/9/5 第90回天皇杯2回戦 Fマリノス vs Vファーレン長崎 @ ニッパツ三ツ沢球技場(picasa/me)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 11, 2008

王者の惨劇@EURO2008 GroupStage オランダ vs イタリア

スナイデルの強烈なシュートに対してファン・ニステルローイが反応した先制点は間違いなくオフサイド、それでもハードラックでは済まされない。

2点のビハインドを負った後半の強烈な圧力と勢いを見せたからと言って、ナイスゲームなんて口が裂けても言えない。

あってはならない惨劇、王者にあるまじきゲームだった。

-----------------------

EURO2008 Austria-Switzerland GroupStage

Group C
Netherland 3-0 Italy @ Stade de Suisse,BERN
NED:26'R.V.Nistelrooy 31'W.Sneider 79'G.V.Bronckhorst

uefa.com/EURO2008 Official

アズーリスタメン:GKジャン・ルイジ・ブッフォン、DFクリスティアン・パヌッチ、アンドレア・バルザーリ、マルコ・マテラッツィ(→54'ファビオ・グロッソ)、MFジェンナーロ・ガットゥーゾ、アンドレア・ピルロ、マッシモ・アンブロシーニ、FWマウロ・カモラネージ(→75'アントニオ・カッサーノ)、ルカ・トニ、アントニオ・ディ・ナターレ(→64'アレッサンドロ・デル・ピエーロ)

オランダスタメン:GKエドウィン・ファン・デル・サール、DFアンドレ・オーイヤー、ハリド・ブーラルーズ(→77'ヨン・ハイティンガ)、ヨリス・マタイセン、ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト、MFナイジェル・デ・ヨンク、オーランド・エンヘラール、ディルク・カイト(→81'イブラヒム・アフェライ)、ラファエル・ファン・デル・ファールト、ウェズレイ・スナイデル、FWルート・ファン・ニステルローイ(→70'ロビン・ファン・ペルシー)

-----------------------

*はい、ユーロです。毎晩夜更かししながら見ていますが、昨日のアズーリの惨劇に激しく落胆しております。まー、不勉強というか、ワールドカップ後に欧州の代表戦をほとんど見ていないこともあって、リッピ後のアズーリを見てなかった訳ですが、あれだけチームが壊れてるとは思わなかった。もちろん、トッティとネスタの代表引退、カピターノ・カンナバーロの直前での離脱、そして名将マルチェロ・リッピがベンチにいないこと。その影響がないとは思わなかったけど、チームとして備えていたプロセスが色々と抜け落ちて、整合性を失ってしまっていたのはやっぱりショック……。

*例えば、トニに対してのサポート。彼は素晴らしいポストワーカーで、アズーリの攻撃を担ってる訳だけど、とはいえ一人で出来ることは限られてる。だからこそ、的確なアングルとタイミングでのサポートが必要なのだけど、この試合に関しては彼の活かし方をチームとして持ってなかった。ワールドカップの時はペロッタであったり、トッティが必ず近い位置に入ってサポートに向かい、彼をあそこまで孤立させることはなかったけど、この試合に関してはトニが持ってもサポートする選手がいなかった。ディ・ナターレはサポートの意識が希薄、カモはアウトサイドに開きすぎ、これじゃ孤立するのも当たり前。このプロセスが抜け落ちていたことで、世界最高峰のポストワーカーを活かすことがほとんど出来なかった。

*ミラントリオに関して。彼ららしさは出ていたと思うし、悪い出来ではなかったと思うけど、戦術的に無理があったかな。狙いとしては、後半のように二人のクラッシャー(ガットゥーゾ・アンブロシーニ)がアグレッシブにアプローチを掛けてボールを狩って、ピルロの高い精度のパスを使って手数を掛けずに個人能力を出すことで相手を崩しきるというのがあったと思うのだけど、現実はオランダの2列目の3人が流動的に動きながらボールを引き出して技術力を活かしたことでなかなかうまく奪えず、結果押し込まれてその狙いを具現化出来なかった。で、低い位置に押し込まれると、トニへのサポートに行くには距離が広すぎるし、ポゼッションから崩すにもガットゥーゾやアンブロシーニでは頑張るにしても、難しい部分がある。これで戦術的な整合性が保てなくなった。システム的な問題でもあるし、人選的な問題でもあるけど、かなりナイーブなタクティクスだったかなー。選手達が持ってるメンタリティ的にも、ゲームの重要性的にも、前半から後半のようなプレーをするには難しい状況だったと思うし。

*ディフェンスは仕方ない形ではあったと思う。一つはオフサイド、二つはカウンター。でも、ゲーム通じて不安定だし、何よりもこの国のアイデンティティである水際での粘りが全く感じられなかったのは寂しかった。ジオの3点目、一回ジジがイイセーブを見せて凌いだ後、ゴールカバーに入ったバルザーリがクロスと予測してカットに入ったけど、結局ボールに触れなかった。カイトのクロスが素晴らしかった、とも言えるけど、もしカンナならジオと刺し違えるか、割り切ってゴールカバーに入ったままで凌ごうとするかしたと思う。無力化されてしまってはそれでおしまい。良い選手だと思うけど、まだまだアズーリの守備を支えるには、甘い。マテ?話にならない、コンディション悪すぎだし、粗い。ラフィのスルーパスからニステルに抜け出されたやつにしても、ラインコントロールミスだし。禁句だけどネスタ帰ってこないかな……。

*正直、厳しい立場。連勝しかないけれど、したたかでイタリアでプレーする選手も多いルーマニア、そして相性が決して良いとは思えないレ・ブルー、それをこのショックを引きづったままそれを成し遂げるのは簡単じゃない。とりあえず、この日の後半をヒントに立て直しだね。まずモダンな意識をもう一度取り戻す、グロッソのプレーにはまだそのイズムが残ってたから、不可能じゃないはず。トニへのサポートするための中盤の運動量を考えれば、ペロッタやデ・ロッシの起用はもちろんのこと、アレックスやカッサーノの起用も欲しい。ミラントリオ使うなら4-3-1-2かな?後は決定機が得点に繋がれば……トニ……グロッソ……アレックス……、ねぇ。

-----------------------

*アズーリがダメだったとはいえ、オランダが素晴らしかったことも事実。スナイデルとラフィの技術力がカウンターに活かされて、攻撃力に反映されてたし、不安視された守備も集中力高く最後まで猛攻に耐えた。特にスナイデルのパフォーマンスは出色。見事なパスや行動半径の広い動き、そして得点機に顔を出すセンス、彼のクオリティをまざまざと見せられたゲームだった。で、大当たりだったカイト、攻撃での見事なアシストとフリーランニングはもちろんのこと、アズーリのサイド攻撃に置いてキーとなるザンブロッタの対面に置いて、守備面に置いて意味のある起用にしたことで、ザンブロッタの攻撃力を削いだ。これは、ロッベンのアクシデントがあったとはいえ、ファン・バステン監督の起用が見事に当たったかな(終盤、グロッソがカイトを捨てて高いポジションを獲ったことでその呪縛を振り切ったけど)。守備的と言われるけど、高い技術と創造性を効率的に使うオランダ、強かった。フランスとの対戦が楽しみ。

-----------------------

と言うことで、エキストラですが、気が向いたら又やります。てか。代表戦ね、やらないとね。書くことあんまりない……(苦笑)

ということで、ここまで……ハァ……

| | Comments (1) | TrackBack (0)

March 07, 2007

The best team which disappears@06-07 UCL Round of 16 2ndLeg Liverpool vs Barcelona

早起きしても、仕事中眠くなっても、見る価値がある。やっぱりドキドキしちゃうもん。ということで、UCLのセカンドレグから一番注目度の高いであろう試合を。

06-07 UEFA ChampionsLeague Round of 16 2ndLeg
Liverpool 0(TotalScore 2-2[A.G. 2-1])1 Barcelona @ Anfield
Barca:75'E.Gudjohnsen

リバプールスタメン:GKレイナ、DFフィナン、キャラガー、アッガー、アルベロア、MFジェラード、シャビ・アロンソ、シッソコ、リーセ(→77'ファビオ・アウレリオ)、FWカイト(→89'クラウチ)、ベラミー(→68'ペナント)

バルサスタメン:GKビクトール・バルデス、DFテュラム(→71'グジョンセン)、プジョル、オレゲール、MFマルケス、シャビ、イニエスタ、デコ、FWメッシ、エトー(→61'ジュリ)、ロナウジーニョ

ほとんど負けのなかったカンプ・ノウでの失意の敗戦から2週間、ディフェンディングチャンピオンに課せられた課題は2点差以上の勝利。欧州では堅牢かつ堅実なフットボールが目立つリバプール、歴史あるアウェイ、天敵ラファエル・ベニテスと難題は尽きないが、近年ほとんど出ていない連覇を目指すチームにとっては乗り越えなければならない最初の壁か。

バルサは、スタメンから攻撃姿勢を前面に出したラインアップ。3バックで1アンカー、その前にデコ・シャビ・イニエスタと抜群のテクニックとアイデアで違いを生み出せるMFを全員ピッチに立たせ、前線もメッシ・エトー・ロナウジーニョとベストメンバー、万全の体制で臨む(メンバー的には。リーガでは首位攻防戦に敗れるなど、状態は良くない)対するリバポはスタンダードな4-4-2。4-4のゾーンで相手の攻撃を抑制しながら、カイトとベラミーでカウンターを狙うという意図か。

-----------------------

試合展開

序盤から主導権を握りにいったバルサだが、リバポが敷く高質のゾーンディフェンスに攻め手を見いだせず。逆に中盤での厳しいプレッシングに簡単にロストするシーンが頻発し、リバポに一気に攻め込まれるシーンが目に付く。ベラミーが抜け目なくラインの裏を狙われ、エリア外からリーセに強烈なシュートを立て続けに打たれてと(一本はバー直撃!)、キーとなる先制点の匂いは明らかにリバポの方に漂う。

15分過ぎからようやくボールが回るようになるバルサ、少しずつ糸口を見つけ始めたか、ダイレクトで相手をズラし、前が空いたところで突破を図るシーンが見えるようになり、徐々にゴールに迫る。しかし、リバポディフェンスも水際でクオリティを発揮し、最後の所では突破を許さない。後手に回ってアルベロア、シッソコがイエローをもらったが、メッシの突破に対して一枚はがされてもすぐさま次のカバーが飛んでくるなど、リバポディフェンスの集中力は高い(メッシへの警戒は著しく強かった)

ぴりぴりとした緊張感の中で決定機を迎えたのはリバポ。カウンター気味の攻撃から右サイドジェラードが持ったところで反応したベラミーがボックス内に進入するとそのままダイレクトで押し込む!バルデスセーブもリフレクションにカイトが反応!バルデス足ではね返すも中に入ってきていたリーセがヘッドで押し込む!これもクリアされると言った形でこれまでで最大の決定機は不発に終わる。

ゲームの流れとしては、バルサが一生懸命あれこれ工夫して崩そうとするも、それを抑えてカウンターで薄い所を一気に突くリバポが効率的にシュート数を増やすと言う展開。終盤、ロナウジーニョがこの試合初めて自らこじ開けて前オープンな状態でボールを持ったが、ラストパスを受けたエトーは前をしめられてシュートに繋げられず。結局バルサは前半シュート1本に終わった(リバポは何と10本)

後半開始時のメンバーチェンジはなし。しかし、少しずつゲームが動き始める。リバポの守備陣に手こずり続けた前半に比べてポジションを流動的に入れ替え、より中央を質量を持って崩そうとするバルサの攻撃が危険な香りを漂わせる。開始5分、中央にポジションを入れ替えたロナウジーニョがFKを獲ると(これは直接狙うもレイナの胸に収まる)、数分後には決定機。デコが中盤のラインの裏に入り込むと、ロナウジーニョへ楔、入った瞬間メッシが交差する左に流れると、ロナウジーニョがひらめきを魅せる。メッシへラストパスという予想を裏切り、ダブルタッチで2人のディフェンスをかわして自ら突破、完全に前の開けたロナウジーニョはレイナの反応を許さない同じサイドへのコントロールシュート!完全に決まったかと思われたが、このシュートはポスト直撃。その後も、左からの斜めのフィードに右に流れたエトーがヘッドでロナウジーニョへ落とし、中央よりのポジションにいたロナウジーニョはシンプルにダイレクトでシュートを打てるボールをお膳立て、最後はメッシがインサイドで合わせるもレイナのセーブに凌がれる。先制点が遠い。

リズムこそ引き寄せたモノのゴールが足りないバルサは、まだ本来のキレが戻らず実効力を示せなかったエトーに代えてジュリ、そしてテュラムに代えてグジョンセンを投入。前の厚みを増すと共に完全にロナウジーニョをセンターに据え、実効力の増してきたセンターアタックで勝負に出る。しかし、この交代策も重いスコアを動かすには至らない。リバポは再三持ち前のスピードでバルサディフェンスを揺さぶったベラミーに代えて、ジャーメイン・ペナントを投入。カイト一枚を前に残し、ペナントは右サイド、これまで右サイドでプレーしていたジェラードを中にズラし、中に厚みを増してきたバルサのオフェンスへの対抗策を施す。

この交代策、嵌ったのはバルサ。中央への警戒を強めたリバポに対して、その警戒心が受けへの姿勢を強めてボールへのアプローチを緩くし、これが遠因となってゴールに繋がる。左から右へとボールが動くと一度攻撃の流れは途切れてしまったかに思えたが、やり直しの攻撃の中でリバポディフェンスが左大外のグジョンセンを捉えきれず、グジョンセンは一発のスルーパスでラインの裏を取った!レイナの飛び出しを冷静にかわしゴールに流し込んで先制点。このアイスランド人のクールな仕事で勝負に掛かる点差は1点差、ゲームは一気に過熱。バルサはこの直後にジュリが右サイドを破り、ロナウジーニョのシュートを引き出すなど、勢いを増し、リバポの方は一層受けの姿勢が強くなる。

残り数分、激しくも慎重なボールサイドでの攻防、シビアなせめぎ合いを続ける狭い裏のスペースを巡る攻防の中でゲームは着実に収束に向かう。しかし、完全に閉じられてしまったバイタルエリアの前では、いくらバルサといえど早々決定機を生み出すことは出来ず、逆にリバポのカウンターに晒されてゲームは終了。カンプ・ノウでの2失点が響く形で、昨年のディフェンディング・チャンピオンは舞台から退場となった。

-----------------------

一つのチームがピークを維持する難しさ、リバプールの国内と欧州の表情の変化、相性という軽い言葉では片づけられないぐらいのベニテスのバルサ攻略法……。ただ、一番強く思わされたのはサッカーには色々な側面があって、改めて全知全能のサッカーがないというのを感じたゲームだった。

実際、バルサがベニテスのチームを苦手にしているというデータは出ている。サッカー的に捉えれば、プレッシングとラインコントロールをうまく連動させてバイタルを締めるモダンなディフェンスと、現実的に「ゴール」を守る様なブロックディフェンスの完成度の高さがバルサを苦しめ、無理に崩しに来る逆を突いて速く流れるようなカウンターで効率的に陥れる。ポゼッションスタイルの天敵のようなベニテススタイルを苦手とするのは当然の摂理かも知れない。

ただ、昨シーズンを考えると、いくら相性があろうと、栄華を極めたバルセロナに弱点を見いだすのは難しかった。一昨シーズン前に脆さを見えたカウンターに対してはサイドバックのポジショニングやポジションチェンジによるフォアチェックの強化で補い、ポゼッションは抜群のコンビネーションと併せて最高の実効力を魅せる。ラーションのような勝負所で最高の仕事が出来る選手、イニエスタのようなリズムチェンジャーと主力と見まごうバックアッパーを備え、ピッチの中にはこのサッカーをするべく集められた最高の人材が揃う。そして魔法使いロナウジーニョ……最高に美しく、強いチームだった。ただ、時間がそれを維持することを許さなかった。選手や指導者の陣容の入れ替わり、成功がもたらす心境の変化……こういう要素が重なり合った結果、最強のチームにも変化が起き、輝かしい栄華を誇ったフットボールも色褪せてしまった。

この二つの要素が重なり合った結果、大本命バルセロナの早期敗退という結果が導き出されたのではないかと個人的には思う。ま、アウェーゴールでの結果だし、リーガでは上位に付けているわけだから、大げさかも知れないけどね(リバポもビッグクラブだし)

ま、どちらにしても、大本命が消えた。これから欧州の頂点を巡る争いは混沌を極める。面白くなって参りました。ということでここまで。今日は決戦、俊輔!魅せてくれ!

-----------------------

*正直、残念な気持ちはある。バルサのゲームは好みはどうあれ、名勝負を生むからね。個人的には今シーズン絶好調のユナイテッドや名勝負再びなチェルシー(決勝トーナメントのぴりぴりする場で)、リヨンやローマと言ったバルサの跡を継ぐような面白いサッカーをするチーム、そしてセルティックとのゲームも見てみたかった。なんだかんだ言ってバルサを中心に今の欧州サッカーは回っていると思うしね。

*リバポはこれを維持出来ないから不思議だ。こういうサッカーをしてれば早々負けることはないと思うのだけど、強者であるが故不安定になる。この辺が難しいところだね。ただ、やっぱりベニたんはすげーよ。

*実はバレンシアのゲームを生で見てましたよ。ただ、レポートするようなゲームじゃなかったね。いや、ゲームじゃない、喧嘩……、いや戦争だった。試合後の話じゃ、「リベンジ!リベンジ!」とバレンシアの選手が唱えていたらしいし。それだけ、歴史が重なることで因縁や遺恨が出来て、舞台を過熱するんだよなー。この辺はJでも見たいな、ふろん太-レッズなんかはもっと熱くなってもいい気がする(喧嘩みたいな乱暴なサッカーをしろとか、ロッカールームに殴り込めとは言わないが)そしたらもっと熱のあるリーグになるんじゃないかなーと(まあパブリックイメージは悪くなるかも知れないけどさ)

*セルティック-ミランのプレビューで前回豪快にメンバー構成を外したんで、今回はやらないよ。ただ、前回の試合みたいにミランが臆病な体制で臨んでくるとは思えない。ある程度セルティックの力を掴んだから、後は勝負を決めるだけと考えているだろうし。そこに隙がある。でも、俊輔以外の選手がやらないと難しいとは思う。俊輔は俊輔ですべきことをしなきゃいけないけど、彼への警戒を解く程おめでたいチームじゃない。だから、俊輔程警戒のされない選手に頑張って欲しいな。てゆうか、1点獲れば何か起きるぞ。そこまでは我慢。やべー、楽しみで寝れない!でも寝て、朝早く起きます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 20, 2007

Let's Go To the untrodden ground!@06-07 UCL Round of 16 1stLeg Celtic vs AC Milan Preview

いよいよ始まっちゃいますよ、決勝トーナメントが!もうそろそろ…と言う気がしなくもないけど、やっぱりワクワクしちゃいます。時間が遅いのでとりあえずセルティックのゲームだけだけど、他のゲームも見所満載(後で追記するかも)ということで、プレビュ。

06-07 UEFA ChampionsLeague Round of 16 1stLeg

2/20(Tue) Celtic Glasgow vs AC Milan @ Celtic Park
Celtic                   Milan
      V.o.Hesselink           Gilardino R.Oliveira
    McGeaty                      Kaka
Jarosik         Nakamura      Seedolf   Gattuso
    Gravesen  Lennon              Pirlo
Naylor          Wilson    Jankulovski      Oddo
     O'Dea  McManus          Kaladze  Bonera
        Boruc                     Kalac

僕にとっては何にも変えがたい今節のメインマッチ。日本人で初めてUCLの決勝トーナメントに立つ俊輔の勇姿を見ないわけにはいかないっす。

ただ、相手は欧州きっての強豪であるミラン。比較的絶頂期を過ぎているとはいえ、高い戦術浸透度と個人能力、そして大きな経験を抱えるチームなだけに、簡単な相手じゃない。そして、そんな相手を向こうに回して先に進むためには、ホームで迎える一戦目の重要性は非常に高く、このゲームがこのマッチアップを左右すると言っていいでしょう。

そんなゲームを迎える両チームの状況をまず。セルティックの方は、比較的怪我人は少ない状態だけど、不安なのはセンターバックか。ここ最近リーグ戦では冬に加入したスティーブン・プレスリーがタフなプレーでこのポジションをこなしているが、彼はカップタイドのため、このゲームには出場不可。その穴を埋めることが期待されたギャリー・コルドウェル、ボボ・バルデも怪我と選択肢が非常に狭まってしまった。多分この試合では若いマクナマスとオデーというコンビになるけれど、この二人で百戦錬磨のアタッカー達を迎えるのは少々背中に寒気を覚えてしまう。

対するミランは、少々欠場者が目立つ状態。守備の要である二人、ネスタとジダが共に怪我でこのゲームの出場は難しい様子。又、ビッグゲームに強いフィリッポ・インザーギも欠場濃厚で、冬に移籍してきたロナウドもカップタイドのために出場不可と、前後共に戦力が削がれている。まあそれをカバーするだけの戦力は揃っているとはいえ、少しクオリティが下がる可能性は否定出来ない(特に守備陣)

じゃあ、勝負の綾となる要素を取り上げます。

・暗殺者はドリブラー -ピルロを巡る攻防-

ミラン有利は揺らがない。そんな状況を覆すために、セルティックはこれまでほとんどやらなかったミラン対策を施してゲームに臨む様子。

指揮官ゴードン・ストラカン、そして俊輔の口からもキープレーヤーとして真っ先に挙がる名前、それがアンドレア・ピルロ。中盤の底から攻撃を作り、隙を見いだせば超高精度のパスで相手の守備陣の穴を突くレジスタ。ミランの攻撃は彼から始まり、彼が動かすと言っても過言ではなく、中盤低い位置でも彼を自由にしてしまえば、危険な状況に陥ってしまう。そんな彼を警戒するために、普段は中盤をフラットに並べることがスタンダードとなっている構成を弄り、彼をマーキング出来る位置に選手を置くという選択をした模様。

相手を警戒するための布陣変更を鑑みれば、しっかりと守備の出来るプレーヤーを置くのが定石だと思うのだが(セルティックであればやはりヤロシクと言うことになるかな)、ストラカンの選択は若きアイルランド代表エイデン・マクギーティ。彼を使う意義として、マーキングは義務としてしっかりやらせるとして、攻守が入れ替わった時に、現状のセルティックに置いて最も個による局面打開が期待出来るプレーヤーである彼がピルロの対人ディフェンスを脅かすことで、ミランの守備を揺さぶろうとしている。
*何となく欲をかき過ぎのような気もするけど、ね。でも、多分マクギーティには前半からフルパワーで行かせて、バテたらミラーを入れると言うことになる気がする。

もちろんミランも、ピルロが警戒されることは百も承知なはずで、サイドバックやセードルフ、ガットゥーゾと言った周囲を固める選手達が手厚いサポートと細かいパスで彼のマークをずらそうとしてくるはず。その時に、セルティックのマクギーティの周囲の選手(フェネであったり、俊輔だったり、左はヤロシクかな?)がそういうことをさせないように、強いプレッシャーを掛けていきたい。

セルティックの奇策が嵌るのか、ミランの熟成度が上回るのか、勝負の綾を握るのがピルロを巡る攻防であるのは間違いない。

-----------------------

ま、現在UCL得点王のカカはピルロよりも直接的に危険な存在(ミランで最も得点の期待が出来る攻撃パターンはカカがバイタルでうまくフリーとなったのを見計らって、ピルロがずばっと縦パスを入れることで、相手の中盤ディフェンスを無力化し、カカは丸腰となったディフェンスラインに襲いかかると言う形は非常に危険。ミランのアウトサイドはこの隙を生み出すことを意識しているしね)だし、ジラもリカルド・オリベイラも燻っているとはいえ怖い選手に代わりはない。勝負の綾で上回ることが出来たとしても、局面においてやりこめられるようだと、施術も水の泡。それだけに、セルティックの選手がいかに局面で踏ん張り、粘るかというのが必要になるのは言うまでもない。

-----------------------

全てに置いて守備のことばかりになってしまったけど、とにもかくにも避けたいのはアウェーゴール。もし勝てないとしてもスコアレスならまだ可能性は残る。でも、失点してのドローだと本当に厳しいことになるからね。それに何とか粘って無失点でゲームを進めれば、セルティックパークでのユナイテッド戦のように誰かさんの一発が火を噴く可能性だってない訳じゃないし(俊輔だけじゃない、マクギかも知れない、フェネかも知れない、ミラーかも、ズラかも……)、それが金星に繋がったとしたら、大きくベスト8を引き寄せるはずだから。まずは失点を避けたいね。

-----------------------


で、俊輔だね。俊輔にとってジダの欠場は残念かも知れないけど、カラッチはあんまり良いGKではないし、隙さえ見いだせばまたセンセーショナルなゴールを上げれる可能性はあると思う。上にも書いたけど、この試合ではまずチームタスクをしっかりこなすこと。ピルロを抑えるのは点のマークだけじゃなくて、周囲を使わせないということが揃ってないと難しいと思うし。その中で存在感を出してくれればと。頑張ればれ。

-----------------------

と言う感じでしょうか。うー、書きながら想像してると、やっぱりドキドキするよー。何か遅くなっちゃったけど、取り急ぎ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 22, 2006

The Final Tournament that Shunsuke's fantastic left foot opened up!@06-07 UCL GroupLeague Matchday5 Celtic vs Manchester.U

Photo_13

左足から放たれた美しい放物線がゴールネットを揺する……

セルティック・パークが爆発するような歓喜!

時差9時間の日本でも歓喜!

俊輔!日本の誇り!

さあ、夢の決勝トーナメント!俊輔の左足がその道を開いたよ!バモス!超バモス!俊輔、そしてセルティック!ユナイテッド撃破!

06-07 UEFA ChampionsLeague GroupStage Matchday5
Group F/Glasgow Celtic 1-0 Manchester United @ Celtic Park
Celtic:81'S.Nakamura(!!!)

セルティックスタメン:GKボルツ"神神神"、DFテルファー、マクマナス、バルデ、ネイラー、MFグラベセン、スノ(→46'マロニー)、レノン、中村俊輔"奇跡を呼ぶ左足、日本の誇り"(→85'ケニー・ミラー)、FWズラフスキ(→46'ヤロシク"FKを呼ぶ男")、フェネホール・オフ・ヘッセリンク

ユナイテッドスタメン:GKファン・デル・サール、DFギャリー・ネヴィル、リオ・ファーディナンド、ビディッチ、エインセ(→87'エブラ)、MFクリスティアーノ・ロナウド、キャリック(→87'オシェイ)、スコールズ、ギッグス、FWルーニー、サハ

ひとまず興奮を抑えて……

チャンピオンズリーグのグループリーグも最終局面、第5戦。セルティックは前節ベンフィカに大敗を喫して、蓄えたアドバンテージを全て吐き出す格好に。悲願の決勝トーナメント進出には、例え現在プレミアシップ首位をひた走るユナイテッド相手にも勝ち点確保は絶対条件。ユナイテッドも、前節コペンハーゲンでまさかの失態を演じ、決勝トーナメントの道を開けず。今後の過密日程を鑑みた上でもこのゲームで決勝トーナメント進出、そして首位通過を決めてしまいたい。

その中でのスタメン、セルティックはリー・ネイラー、ギャリー・コルドウェルの出場が危ぶまれた中、ネイラーは何とか間に合ったモノのギャリー・コルドウェルは出場不能で、今シーズン余り出場の機会のない"ボボ"・バルデを起用。ユナイテッド相手でも勝ち点確保が最重要課題となる中でグラベセンを右、俊輔を左に、セントラルはレノンとスノという今シーズン見せたことのな構成に。トップもCLで結果を残しているケニー・ミラーを外し、高さを備えるフェネホール・オフ・ヘッセリンク、そして裏へのスペースの抜けだし、独力打開に長けたズラフスキを据えた。ユナイテッドの方はほぼベストメンバー、前回掻き回された(スタンダードな形なら右サイドに入るであろう)中村俊輔を警戒したか、対面に攻撃力に優れたパトリス・エブラではなく、対人能力に優れたガブリエル・エインセを起用した(結局はずれだったけどね、俊輔左だったし)じゃ、箇条書き。

・強豪ユナイテッド相手に勝ち点確保、と言う難しいタスクを科されたセルティックは、流動的にポジションを変えながらポゼッションして崩していくスタイルを完全に放棄し、ガッチガチのシステマティックなサッカーに転換。クリスティアーノ・ロナウド、ギッグス、ルーニー、サハと言う恐ろしいタレントを抱えるユナイテッドに対して、常に穴が出来ないように、複数の対応が出来る形で迎え撃つ。

・そんなこんなで、当たり前だけどユナイテッド攻勢。でも、その現実的なセルティックの守備はそれなりに堅さを見せる。おっかないクリロナには常に俊輔とネイラーで対応。序盤は超高絶技といっても良いテクニックに戸惑い、間を割られたり、簡単にいなされるシーンが目立ったモノの、時間と共に掴んできたのか、簡単には抜かれなくなる。俊輔はギャリー・ネヴィルのオーバーラップを横目で見ながら、ネイラーをうまく組んでよく対応していた印象。

・あーもう、ルス既に動いてるじゃん。レオとミッコリかよ。コペンハーゲンアウェーはやっぱり厳しーな。

・再び試合。現実的にゲームに進めていることもあって、セルティックの攻撃には全く迫力なし。チームとしてノンリスクの姿勢が徹底され、パスを繋ごうとせずにフェネに飛ばす、ズラに飛ばすという形で攻撃を構築しようとするが、リオ・ファーディナンド、ビディッチという強いディフェンスの前では早々うまくは回らない。フェネvsビディッチは大迫力。

・なかなか攻めきれないユナイテッドは少しずつ工夫を加えてくる。ギッグスがポジションをズラして中に飛び出してきたり、ルーニーがスイープからボレーしたりと、リアリスティックなセルティックディフェンスに何とか穴を空けようとする。で、バルデが面白いことをして危ういシーンを。ロナウドやめてー、いやーいやーやめてー。

・ふぅ、と溜息をつきたくなる感じで0-0で折り返し。「このまま最後まで守りきるのか、それともどこかで勝負に出るのか、ストラカンの選択はいかに?」なーんて考えてたら、ハーフタイムのタイミングでスノに代えてマロニーちゃん、ズラに代えてヤロシクと少しオフェンシブにシフトするような交代策。中盤中央3枚で、レノンをアンカーにヤロシクと禿が出ていくような形かな。俊輔は右に戻って、マロニーちゃんが左。スタンダードな形に回帰。

・うん、普段のセルティックに戻っていったね。もちろんクリロナへの警戒は継続していたけど(マロニーちゃんが俊輔同様にネイラーと連携しながら見てた)、ポゼッションの中でポジションブレイクによるリスクテイクが増え、攻めようという意思を感じられる。正直言ってポジションブレイクをして攻めることは比較的安定していた守備バランスを崩すことにも繋がるからリスクは大きいんだけど、貼り付けられてたこ殴りにされるのもあれだしねぇ。

・でも、この勇気ある決断がセルティックにペースを引き寄せる。全体的にラインが上がり、攻撃構築も前半のようなおっかなびっくりではなく、ポゼッションして崩すという明確な意思表示を感じる。で、俊輔やマロニーちゃんはもちろん、グラベセンであったり、高い位置に入ることの多いヤロシクが加わって厚みのある攻撃。ただ、この流れ長持ちせず、時間と共にユナイテッドに攻められる時間が来てしまう。優秀なアタッカー達に冷や冷やさせられるシーンもあったけど、ゴール前でしっかりはね返すことが出来ていて、凌ぐ。う~、行けるかな?

・どちらもゴールが来そうな雰囲気はなかった中で、時間は80分。テルファーが少し大きくなったギッグスのドリブルをカット、俊輔に繋がると斜めの優しい楔をヤロシクに。対応が少し遅れたビディッチはスライディングしてカットに行くもののボールを触れず、その中でヤロシクの足に手を掛けるような感じになると、これがファールという判定。うーん微妙。で、右寄り少々距離があるところからのFK(27~8mかな)、スポットには俊輔とマロニーちゃん。ま、ここは俊輔でしょ。壁は5枚、セルティックの選手が2人入って、7枚の壁に。俊輔の左足から放たれたキックはこすり上げるような高い弾道、壁を越えたボールは、ぐーっとニアサイドのポスト際目がけて曲がり落ちる!名手ファン・デル・サール、今回は反応していたが、長身、長い腕を持ってしても触れない!ポストをかすめてネットに吸い込まれる!決まった!決まった!ファンタスティック!ファンタスティック!距離があったことで高い弾道を選択したけど、最高のキックじゃないですか!綺麗に壁を越えて吸い込まれるように変化する素晴らしいキック。スピードもあって、ゴラッソゴラッソ。又朝っぱらから叫んじゃったよー。俊輔は気合いの入ったガッツポーズの後、チームメイトにもみくちゃ。ただ、歓喜の輪が崩れた後にはすぐに戦闘モードに。そう、ゲームはまだ終わってない。

・俊輔はこのFKの後、お役ご免。ケニー・ミラーを投入して、運動量を増やすような選択か。あと2分、あと1分、ってところで、あぶねー位置でのFK。困ったなぁ、ボルツ何とかしろよと思ったら、今度はうさんくさい判定だけど、マロニーがハンドときたもんだ。ボックス内、すなわちPK……終わった……と思ってしまいました。キッカーはルイ・サハ。でも、ここで光ったのがポーランド代表アルトゥール・ボルツ!オールド・トラフォードでは2発かまされた(しかも一本目は自らの判断ミスによるPK献上)ルイ・サハのPKを読み切ってシャットアウト!ボルツ神!ボルツ神!ボルツ神!すげーよ、ボルツ。パーフェクトなストップ!これで、決まり!セルティック勝ったぁー!小躍りしてて気付かなかったけど、この勝ち点3で首位に躍り出て、グループリーグ突破が確定してたみたい(レギュレーションが頭に入ってなくて気付かなかった)セルティックの長い歴史史上初めてのUCL決勝トーナメント進出!俊輔も歴史に名を刻んだね!セルティックパークは、サポがマフラーを掲げて大合唱!

やべー、泣けた。ユナイテッドに勝っちゃったよ。しかも俊輔の一発だよ。セルティックパークのセレブレーションも凄いよ。

と言うことで、勝っちゃいました。きっと勝つとしたら、現実的に守ってセットで一発という感じになるかなと誰もが考えるわけだけど、そういうのを実際やろうとしたらなかなか難しいわけで。でも、それをやり遂げての勝利は素晴らしいの一言。まあエンターテイメントではないけど、これがフットボールだよね。

しかし、序盤のがっちがちのシステマティックなセルティックにはびっくりした。このクラスではザルとも言えるディフェンスだけど、しっかりと数的優位を保ちながら、とにかくスーパースター達に仕事をさせないことに重きを置いた守備で、瓦解を免れてた。怖いミスも何度かあって、前回はそこからスコールズとサハに突かれたけど、それを免れたことでチームとしてはある程度自信を持って守れていたのかな。俊輔も、かなり忠実にクリロナ、そして上がってくるギャリー・ネヴィルに対してプレッシャーを掛けていて、チーム一丸の守備にしっかりと貢献していた。とにかく0-0で長い時間を過ごしたことがかなり大きかったように思える。ルーニーやロナウドは結構焦れていたしね。

その中でも頑張っていたのはネイラーかな。それとボルツ神。ネイラーに関しては、いくら俊輔が頑張るとはいえ、出来ることは限られてる。その中で世界トップレベルのドリブラー相手にしっかりと応対してたね。ここでやられてたら相当やばいことになっていたと思うし、ここでの踏ん張りは大きかったかな。ボルツはもう神。言うことない。

で、俊輔ですよ。こういう試合でこそ、ファンタジスタは輝くんです。そーなんです。余りゴールの匂いがしない中で、ファンタジスタの才覚、ひらめき、技術がゴールを導く。やってくれたねー、最高だよ。これまでのキックの中でも結構上の方に位置するような質の高いキックで(やっぱり一番は03'CCのフランス戦かなー)、あれはどんなゴールキーパーでも結構厳しい。しかも相手はファン・デル・サール。一回やられていることもあって研究もしただろうし、ニアは警戒してたと思うんだけど(以前俊輔のキックはニアが多いというのをどこかで見たし)、それでも獲れないコースに蹴った。高い弾道で壁を越えて、曲がり落ちるキックは本当に綺麗だった。スピードもあったし。俊輔が前に決めたいといっていたジダではないけれど、彼も又一時は「世界最高のGK」と呼ばれた選手だし(ユーヴェの時はね、大きなミスで失脚したけど)、そんな選手相手に2本も決めたんだから、凄いことだよ、思った以上に。正直泣けるよ。

正直試合中は余り勝ち点計算とかしてなくて、勝ったからと言って決勝トーナメントに行けると思ってなかったのだけど、いつのまにかそういうことになってたようで(ユナイテッドと勝ち点で並んでいるけど、直接対決のスコアがアウェーゴールの差で上を行くと言うことで現在首位となったことが大きかった様子。次セルティックが負けて上積みがなくても、ユナイテッド、ベンフィカ同時には上に行かないと言うことで決まりなんだって)、セルティックはUCLになってから初めて決勝トーナメントに駒を進めることが確定。俊輔も長い歴史を持つ名門の新しい歴史に名を刻めた訳だ。"25"の前任者、偉大なるモラフチクに肩を並べたかな?

いやーここのところ、もやもやしてたから凄い嬉しいよ。さっきからYouTubeの動画リピートしまくりだし(笑)何度見てもうっとり……とにもかくも良かった良かった。ということでここまで!あ、リンクいっぱい張りましたー。記念だからね、記念w

俊輔をいつも応援している方々も次々に喜びの声が上がってますねー!

セルティック vs マンU【CLグループリーグF組】(横浜・凛)

決戦!CL:マンU戦。(それゆけ俊ちゃん フィフス・エレメント)

Link!Link!Link!
☆NAKAMURA SUPER FK☆ Celtic×Man U, CL,21Nov,06(YouTube)←俊輔FK動画

Celtic manchester united 221106 great song walk on(YouTube)←セルティックサポのセレブレーション

中村のFKでセルティック初の16強(uefa.com)

「信じられない一夜」に酔うストラカン監督(uefa.com)

中村がセルティックを決勝トーナメントに導く=欧州CL(スポナビ)

俊輔、FKでマンUを粉砕!セルティック16強進出 欧州CL(サンスポ)

中村が千金FK セルティック決勝Tへ(スポニチ)

俊輔FK弾マンU撃破!16強/欧州CL(ニッカン)

俊輔FK弾! セルティック決勝T進出(報知)

*昨日のU-21日韓戦は夜にでも。

*一昨シーズン、PSVのパク・チソンとイ・ヨンピョがUCLで準決勝までいったじゃん?(ちなみにどちらも既に移籍してる、ヒディングも監督じゃない。時は流れてるねぇ)もちろんヒディングマジックもあるけど、パク・チソンなんかミランをちんちんにしてたじゃん。同じアジアの選手がこれだけ出来るのだから、きっと俊輔にも出来るはずと思ってたけど、そういう舞台に立たないと出来ないわけで、正直相当羨ましかった。でもその2年後に、こういう舞台に立って、活躍してくれてるのはその時から考えると、結構「シンジラレナーイ」。しかも相手はそのパク・チソンのいるユナイテッド(まあ怪我してるけど)何か運命感じちゃうよ。次はどこだろ?バルサとチェルスキとリヨンは悲惨な思いをしそうだからやだなぁ。でも、歴史のある凄いスタジアムでプレーする姿が見たい。レアルとか、リバポとやりたいね。ベルナベウに立った俊輔が見たい、アン・フィールドに立った俊輔が見たい。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

November 02, 2006

Earnest of the highest peak to overheat!@06-07 UCL GroupLeague MatchDay4 Benfica vs Celtic

ねたばれねたばれねたばれ。

お昼だけど上げちゃいますね。日曜日のゲームで相当良くなかったから心配だったのだけど、リカバーしきれず、で、飲まれました、みたいな感じ?まあしょうがない。でもこれで混戦模様。イイじゃん、血を血で洗う椅子獲りゲーム、これぞ醍醐味でしょ。最高の真剣勝負が味わえるよ。てゆうか味わうなら、決勝トーナメントでやって欲しかったのが本音だけどね_| ̄|○

06-07 UEFA ChampionsLeague GroupStage Matchday4
Group F/SL Benfica 3-0 Glasgow Celtic @ Estadio do Sport Lisboa e Benf
Benfica:10'OwnGoal(G.Caldwell) 22'NunoGomes 76'A.Karyaka

セルティックスタメン:GKボルツ、DFテルファー、マクマナス、ギャリー・コルドウェル"戦犯、ドンマイ"、ネイラー、MF中村俊輔、レノン、スノ(→72'ズラウスキ)、マロニー(→65'マクギーティ)、ピアソン、FWケニー・ミラー

ベンフィカスタメン:GKキム、DFネルソン、リカルド・ローシャ、ルイゾン、レオ、MFカツラニス、ペティート(→84'ベト)、シモン、ヌーノ・アシス、ミッコリ(→67'カリアカ)、FWヌーノ・ゴメス(→89'マントラス)

簡単に。

ミスで先制点(ネルソンのアーリークロスにマークに付きながら対応するも、クリアボールが直接ゴールに。ネルソンのクロスの質、ミッコリの飛び出しも良かったんだけど)、追加点(キムのロングパントに下がりながら対応しようとしたコルドウェルが処理を誤り、頭に当たってこぼれたボールは走り込んでいたヌーノ・ゴメスの元へ、落ち着いてこれを沈めた)と序盤に気前よく献上してしまい、チームとしていきなり苦況に。ビハインドを返したいけど、アドバンテージを握ったベンフィカはしっかりとブロックを組んで守備から考えていくやり方にシフト、統制の取れた強いプレスの前にセルティックの売りであるポゼッションが全く実効性を示せないどころか、前にすら進めずノッキング。気圧されるような形で後ろ向きなプレーになっていくと、ミスをしては奪われの連続、ディフェンスとしても厳しい場面が増え(ミスも多かったね。クロスに対して被ってしまったり)、チームとしてもフラストレーションが溜まる。我慢していたモノの、だめ押しを喰らってTHE END(この日躍動していた右サイドバックネルソンのオーバーラップを流れるような繋ぎからのスルーパスで使い、グラウンダーで折り返してカリアカがダイレクトで決めた)ロスタイムの俊輔が直接狙うもキムに阻まれ、結局3-0。ハイライトを作るとしたら9割ベンフィカの攻撃になるぐらいの一方的なゲームだった。

やっちまったなー、せっかく大きなアドバンテージを持っていたのに、全部吐きだしてフラットに戻っちまった。ただ、この結果は至極妥当。ベンフィカのこのゲームに懸ける高いモチベーション、それが表現される積極的で献身的なプレー、ここ数戦下降気味だったセルティックのパフォーマンス、そして重要な場面でのミス……、ま、勝てるゲームじゃなかったね。

まあ、今のセルティックの問題点が全て出るようなゲームだったかな。まず攻撃面。本来、ダイレクト、2タッチを多用しながらボールを動かし、その中で生まれるコンビネーションで相手の守備陣を翻弄するためのポゼッションが狙いなんだけど、全然頭が動いていなくて(判断、予測)動き出しが非常に少なく遅い。そのため、次のパスコースが出来てこず一つのアプローチで詰まってしまう。で、結局下げてやり直し。問題点は選手が入れ替わったから?いやいや、選手達がこのポゼッションを機能させるためにすべきことをサボりだしたことにあるのかなと。周囲の状況を常に頭に入れていくこと、次の展開を予測すること、タイミング良くパスコースに顔を出すこと(動き出すこと)、丁寧にボールを扱うこと、こういう要素がいいときに比べて質が低い。過密日程によるコンディションの低下(ストラカンは基本ターンオーバーしないし)、フェネや禿の不在も絡んでいるのだろうけど、これからを考えると少々不安。

*予兆はあった。先週のリーグでもほとんどボールが前に進まなかったし。で、その流れのまま、修正しきれずこの大事なゲームに入ってしまったことで駄目なまんまのセルティックだったかな。まあきっとセルティックはアウェーに弱い、と言うことで片づけられてしまいそうだけど。

ポゼッションの中で俊輔が核になってアクセントを付けたり、ボールをどんどん動かさなきゃいけないのだけど、俊輔も普通に動きが悪く、ベンフィカのプレスの前にほとんど仕事が出来なかった。前回も書いたけどある程度自由に動くことを許されているだけに、その分だけ攻撃で仕事をしなきゃいけない。まあパスを繋ぐというのは周囲との兼ね合いもあるから、一概に俊輔が悪い!とは書きたくないけど、俊輔がいいタイミングでパスコースに顔を出して引き出し、早いタイミングでボールを動かすことで周囲を動かさないと。今は足止まりすぎ。様子見メンタリティに嵌ると辛いよ、今はせっかく調子がいいんだからどんどん動いて。

で、ポゼッションが機能しないことで強いプレッシャーをいなせずに受けてしまうことが多くなってミスが頻発し、ボールの失い方も自動的に悪くなっている。多くの選手が攻撃に絡み、ボールを細かく動かすことを志向しているだけに、リスクマネジメントというのでは元々手薄になりがちな側面があるのだけど、その上失い方が悪いから、バイタルの攻防に置いて中盤の選手が後手になり(切り替え自体も遅いけど)、DFライン丸裸的なショートカウンターを浴びることも珍しくない。これに関してはチームの志向性の中に孕むリスクであり、構造的欠陥なんだけど、ポゼッションが機能しないことでそれが露わになってしまったかなーと。解決法としては、DFラインがMFと連動しながらラインを上下動することでバイタルを狭くするメカニズム的修正、切り替えを速くしてオリジナルポジションにとにかく早く帰ってバランスを整える人海戦術的修正、そしてポゼッションの機能性を取り戻し、安定したポゼッションをすることでボールを失わないようにする本質的修正の3つ。多分ストラカンは、このチームに植え付けたポゼッションを放棄することはないと思うので、一番最後のポゼッションの修正をしてくるのかなー。僕もこれには賛成、どちらにしてもポゼッションの機能性修復は絶対に必要だからね。

ま、この日はセルティックも悪かったけど、ベンフィカが強かったよ。イイセルティックだとしても、多分厳しかったんじゃないかなーと。個々の高い能力をベースにした精力的な仕掛け(特にネルソン)、機能性高く非常に忠実なチーム全体でのプレッシング、そして運、勝てる要素を全部揃えていたからね。この試合では負けてしまったけど、まだまだ可能性は残っているし、条件が少々違うにしても、勝ち点2差分のアドバンテージが残っている。しかもユナイテッドがこけたみたいで(コペンハーゲン 1-0 ユナイテッド)GroupFは、一気に混戦模様。ここからだよ、本当のチャンピオンズリーグは。醍醐味、味わおうじゃないの。ということでここまで。

*現在、ユナイテッドが勝ち点9、続いてセルティックが6、ベンフィカとコペンハーゲンが4と言う状態。どこにも可能性は残っているけど、セルティックは残りの試合がホームでのユナイテッド戦(戦力的、現状の状態を考えると、どう見ても厳しいよね。セルティック・パークという最強の舞台はあるにしても)とベンフィカとユナイテッドが沈んだデンマークでのアウェーゲーム、全然楽観できねー。どっちかは勝たないとまずいかな?まずいよね。混戦になったことでUEFAカップ出場権も絡んでモチベが落ちることはほとんどないと言っていいだろうし、面倒くさいけど、面白いことになってきたねぇ。頑張れ頑張れ。

*uefa.comに乗ってたデータ。「ベンフィカとセルティックによる欧州戦全4試合は、すべて3-0となっている。」へぇ。じゃあ仕方ねぇ、歴史には勝てんよ。

*後で大幅に直すかもしれないっす、ちょっと急ぎ目で書いたんで。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 30, 2006

Shunsuke Nakamura,The worst result is a sign of The Goal!

久々にスコティッシュプレミアでのセルティックのゲームを。てゆうか、久々にこんなに悪い俊輔を見たのが新鮮だったので、それを残しておきたくて。でも、決めちゃうんだな、これが又。

Scotish PremierLeague Day12
Kilmarnock 1-2 Celtic @ Rugby Park
Kilmarnock:49'C.Nish Celtic:55'S.Nakamura 75'K.Miller

セルティックスタメン:GKボルツ、DFテルファー、マクマナス、ギャリー・コルドウェル、ネイラー、MF中村俊輔(→88'スノ)、レノン、ピアソン、マロニー、ヤロシク(→46'マクギーティ)、FWズラフスキ(→70'ケニー・ミラー)

と言うことでいつも通り、箇条書き。

・今週ミッドウィークは大一番第二弾のベンフィカ戦@光のスタジアム(ルスね)、さすがにターンオーバー敷いて来るかなーと思ったら、そこまでやらないストラカン(ミラーを休ませたぐらいかなー?スノも?)、いいのかそれで。

・ゲームが始まってみると、俊輔の出来が恐ろしく悪い。ボールが足に付かず、トラップはぽこぽこ浮いて身体を入れられてはボールを失いまくり。足も全く動かず運動量、動き出しの意識もむちゃくちゃ悪く、まともにボールを触れない(それぐらい酷く、チームメイトにボールを裁くのを敬遠されていたぐらい)。守備の意識も低く、ただチームバランスを崩すだけ。てゆうか足止まりすぎ。2日のオフで動物園に行ったりと家族サービスに精を出しすぎたのか、身体のキレがなさ過ぎる(1vs1で抜けない)今シーズンどころか、スコットランドに来て最悪の内容といってもいいぐらい。

・チームとしても全体的にもっさり。パスが繋がらず、アクセントも付かず(これは俊輔が駄目駄目でボールタッチが少ないというのもあるかな。リズムが出ず、フリーマンを作り出すような工夫もない)、ノッキングしまくりでまともなチャンスが作れない。それどころか失い方が悪く、キルマーノックのカウンターにかなり危ないシーンを作られる。個々の出来を見ても俊輔の出来の悪さは頭一つ抜けていたにしても、全体的に悪い。まともにやってたのはマロニーちゃん、ネイラー、ズラぐらいかなー。

・逆にキルマーノックはそんなぐだぐだセルティックに強いプレッシングを掛けてミスを引き出し、カウンターを狙う。左サイドからDFの頭を越える素晴らしいボールを供給し、最後はボレーでボルツの逆を突くシュートが枠に飛ぶ!決まったかに思われたが、バーの下を叩きボルツの腕の中に。セルティックは神様に愛されてるのかしらん。

・そんなこんなで、全くいいところがなく見所なしのぐだぐだな前半はスコアレスで折り返し。俊輔は前半で交代だと思ったら後半もいて、ストラカンは甘ちゃんだなーと思ってたら(ちなみにヤロシクに代えてマクギ投入、マロニーちゃんをトップに出す)俊輔の軽率なボールロスト(後ろから来ているのを気づかず、突っつかれてロスト)から、一気にカウンターに持ち込まれてダイヤゴナルランで崩しきられて失点。ありゃまこりゃま。久々に負けるかなー?

でもサッカーって分からない。間違いなくA級戦犯だった俊輔がFK決めちゃう。マロニーちゃんの仕掛けで獲った右寄り少し距離があるところからのFK、さすがに自ら獲ったFKだからマロニーちゃんが蹴るかなーと思ったら、俊輔行った!低い弾道で壁の横抜けて、GKの前でバウンドして飛びついたGKの手をすり抜けてゴールに収まった!なんだかなぁ、今期5点目。この5点目って実は、リーグでも結構上位。得点王にも手が届くぐらいの勢い。

・これでちょっとだけ(ほんとうにちょっとだけ)俊輔の動きも活性化して、ボールを触るようにはなるが、やっぱり質は低く、ダイナミズムを付けたりすることは出来ず、1vs1のシーンも身体のキレなく相手を翻弄出来ず。ただ、ポゼッションは安定し、マクギの仕掛けであったり、マロニーちゃんの精力的かつスピーディーな動きもあって、チームとしては何とか持ち直したか。

・復調気配の中でミラー投入で前線に幅が出来てくると、そのミラーが逆転弾。マロニーちゃんが右サイドを一気に突き進み、ボディフェイクで相手を一枚剥がすとエンドライン際からグラウンダーの速いクロス、ニアにいたGKを抜けゴール前を通過するような形でファーに流れると、スライディングでミラーが押し込む。これで逆転。うーん、この出来でも勝てちゃうなら、セルティックは優勝するよなー(ちなみに、ライバルのハーツ、レンジャーズは引き分けでる)

・この後も、セルティックはポゼッションしながら相手をいなし、俊輔もお疲れ様でスノと交代(これでもセルティックサポは拍手してくれた、点獲ってなかったらどうなってたんだろう?ブーイングしたのかな)最後セットプレーからパワープレーっぽく危ないシーンがあったが、ゆるゆると向かったヘディングも枠を越え、試合終了。2-1で勝ち、うーん、なんだかなぁ。

はっきり言って、今シーズン最悪とも言って良いチームの出来で、開幕から飛ばしてきたツケがここに来て回ってきたのかなーとか、勝ち続けてノリノリだった勢いに翳りが見えてきたのかなー、なんて思ったのだけど、それでも勝ててしまうのだから、やっぱり地力としては抜けているのかもね。ただ、今週のベンフィカ戦を考えたら、頭抱えたくなる。さすがにこんな酷い試合はしないだろうし、モチベーション、コンディション両面でもっと上げてきてくれると思うけど。

それにしても、俊輔は酷かった。で、俊輔が酷くなることでチームの機能性も恐ろしく下がってしまうんだなーと。テンポ良くボールを動かすことで、相手を動かし、アクセントを付けて崩していくというコンセプトでやってきているわけだけど、その中でも俊輔が担っている部分は大きい。ボールを引き出す意識を高く持ち、タイミングのいい動きで顔を出し、卓越したテクニックで相手をいなし、広いプレービジョンと天性の感覚でアクセントを付ける。もちろんこういう事をしていく上で、ポジションブレイクして、攻撃に絡んでいくことが奨励されている反面、守備としてはある程度おざなりになる部分がある。まあこういった感じで、コンセプトの要素に置いて大きな役割を担っている俊輔が駄目だと、チームも根本的に崩れていってしまう。ボールは回らずノッキングしてまともに攻撃が立ちゆかなくなり、軽率にボールを失えばポジションバランスが崩れているだけに守備も不安定になる。そういう意味では、より俊輔はこれから高い意識を持って、取り組んでいかなきゃいけないのかなーと。

そんな駄目駄目な試合だったわけですが、勝ち点を落とさなかったのはマロニーちゃんのおかげかな。マロニーちゃんにしてもマクギにしても、ボールを繋いで崩すというコンセプトを介さずとも実効性を発揮出来る選手。そういうこともあって、チームとしては機能しなくても、マロニーちゃんのキレが局面を打開し、チームの攻撃を形取っていくことが可能だった。てゆうかさ、マロニーちゃんやっぱり速いよ、キレ戻ってきたよ、いよいよ昨シーズンのSPLMVPの本領発揮だよ。これでチームは幅が出るし、マクギ、マロニーちゃんの両サイドでも行けると思うから、俊輔のターンオーバーも出来るんじゃないかな?
もちろん俊輔がスタメンの座を奪われるという可能性もある。まあコンセプト的に俊輔を外すことは考えにくい部分もあるけど、ストラカンが意趣替えした時には充分あり得ること。それこそ、マクギの突破力やマロニーちゃんのキレは魅力のあるモノだし。危機感を持ってやらにゃいかんよ?てゆうか、マロニーちゃんは早く契約延長しろ、ハンコ押せ。

でも、そんな駄目駄目な俊輔を見ながら、やってくれるんじゃないかなーって気がしてたんだよね~。キルマーノック戦は相性いいし、ハットトリックしたダンファームリン戦は実は出来が悪かった。まあそういう要素を組み合わさっちゃって、点獲るんじゃないかな?と。まあ、余りに悪すぎたから、このゴールだけで帳尻合わせとは言えないけどね。

とにかくこんな出来じゃベンフィカ戦は心配。俊輔はこれまでの過程を考えれば、かなり警戒されるだろうし、警戒網の中でこんな質じゃボール絡め取られて、カウンターの起点にされちゃう。もっと意欲的にボールのないところで動いて(特に裁いた後止まらない、動きの連続性だね。いつもは出来てるんだから)、プレーも積極的に、そして丁寧に。守備も精力的に、厳しくやらないと。やってくれるとは思うけど、さ。

厳しいこと書いたけど、5点目おめ!そして首位独走、ハーツとは勝ち点10差!うんうん、いいねー。と言うことでここまでかな。明日はアジアユースの北朝鮮戦やるよー。Jもやりたいけど、UCLもあるし、今週はサボれませんな。←こういう事イイながらサボっちゃったりするかも知れないけど。

*この試合でキルマーノックのデヴィッド・フェルナンデスという選手が、前半の終了間際にギャリー・コルドウェルのタックルを受けて変な方向に足が曲がって、結局即出場不能で担架で運ばれていくシーンがあった。仕方ないことなんだけど、少しはこういう危ないプレーは少し考えていかなきゃいけないだろうね。もちろんアグレッシブで、タフなプレーはスコティッシュ・プレミアはもちろん、本家プレミアでも好まれる熱さを感じるプレーだけど、選手達のことを考えると危険の高いプレー。レンジャーズの監督になったポール・ル・グエンがハードタックルを練習ではやめさせたりしてるけど、こういう暴力的なプレーは減っていって欲しいなーと思ったり。規制するのは難しいけど、こういうの見るとやっぱり、ねぇ。

*デヴィッド繋がりで、レアルで居場所をなくしつつあるデヴィッド・ベッカム様にセルティックが興味を示しているらしい。カペッロに重用されず、ベッカムとしてもプレミア復帰を考えているようだから、もしかしたら、お金のあるセルティックにもチャンスはあるかも?ないか。今冬で移籍しなければ、フリーで獲れたりするらしいよ。ねぇ、ゴーンパパぁ、ベッカム買ってぇ?来たらマスゴミからの注目を一身に集めてチームの注目度も上がるし、日産スタジアムも結構埋まりそうだし、CMでも使えて、一挙両得じゃね?プレーヤーとしてもあの右足のクオリティはもちろん、なんだかんだ言ってよく走ってハードワーク出来る選手、しかも実は彼がやりたいポジションはセントラル(まあ噂に過ぎないけど)彼をボランチで使えばいいじゃない。まあ冗談だけどな。で、どうなの?ゴーンパパ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 21, 2006

Refined defense organization>Spectacle attack@06-07 UCL GroupLeague MatchDay3 Chelsea vs Barcelona

UCL今節最大のビッグゲーム、チェルスキ-バルサをさらっと。それにしても、ドログバすげーな。こないだのリバポの時もスーペルだったけど、こういうゴールを獲れちゃうんだもんなー。

06-07 UEFA ChampionsLeague GroupStage MatchDay3
Group A/Chelsea 1-0 Barcelona @ Stamford Bridge
Chelsea:47'D.Drogba

チェルシースタメン:GKイラリオ、DFブーラルーズ、リカルド・カルバーリョ、ジョン・テリー、アシュリー・コール、MFエシアン、マケレレ、バラック、ランパード、FWドログバ(→90'+2'サロモン・カルー)、シェフチェンコ(→77'ロッベン)

バルサスタメン:GKヴィクトール・バルデス、DFザンブロッタ、プジョル(→74'オレゲール)、マルケス、ファン・ブロンクホルスト(→57'イニエスタ)、MFエジミウソン、シャビ、デコ、FWメッシ、グジョンセン(→60'ジュリ)、ロナウジーニョ

3シーズン連続のマッチアップ、グループリーグ最高のビッグカードと言うことで非常に注目が集まったゲームだったのだけど、今までの4戦とは又毛色の違うゲームになりましたな。もちろん、エクスキューズ的に様々な要素が絡んでくるから(メンバー構成、システム、コンディションとかね)、同じ相手とはいえ変わるのは不思議ではないけれど、同じ監督が大体同じようなコンセプトを持って戦いながら、こうなるのは凄い興味深い。

このゲームではスタメンだけでも注目すべき点がいっぱい。チェルスキの方は、直前のゲームでツェフ、クディチーニが不運な怪我を負って1st、2ndのゴールキーパーを失ったことで、3rdキーパーのイラリオがゴールマウスに立つこと、まだまだプレミアシップの色に馴染めず、チームにも馴染めている感じがしないシェバがこのゲームでどのようなプレーをするのか、今シーズンから新しく始めたセントラル的なオールラウンドプレーヤーを中盤に揃えた4-4-2がバルサ相手にどうなるのか、バルサの方はエトーの怪我でおはちが回ってきているグジョンセンの凱旋試合でのパフォーマンス(聡明な頭脳を持つ選手だから、古巣相手に弱点的な要素を突くのかとか)だったり、コンディション的にはまだまだという中で直前の試合でゴールを決めてようやく上昇気配の見えたエースロナウジーニョのパフォーマンス、前回の対戦でゲームを動かしたメッシに対してのスタジアムの向かえ方等々……色々あるよね。

そんな周辺事情の中でピッチで出た答えというのは、チェルスキの統制の取れた守備組織がエレガントなバルサを飲み込み、そしてチェルスキが誇るスーパープレーヤーが勝負を決めると言う形。ゲームの綾としては、テクニックに優れた選手達を揃え、実効的かつ美しい形を生み出すバルサの攻撃をチェルスキの洗練されたゾーンディフェンスが封じ、逆に切り替えの速さを活かしたチェルスキのカウンターにバルサのディフェンスが対応しきれなかった、というところにあったのかなと。分けていきます。

・バルサの攻撃に対してのチェルスキが獲った対応策について

バルサの攻撃構築は言うまでもなく非常に質が高く、この日も相手が隙を見せれば個々のイマジネーションとそれを具現化出来るだけのスキルの高さでその隙を抜け目なく突くことが出来るのだけど(前半にも数回、ロナウジーニョが中にポジションを移したところを起点に速く細かいダイレクトパスにダイナミズムを付随させることで崩しきったシーンがあったね。最後は偶然にもアシュリー・コールの所をザンブロッタ、メッシ、シャビが突いた)、その隙がなければその隙を作る工夫が必要になる。そこでチェルスキとしては、まずしっかりと4-4のゾーンを維持して自ら崩れず、隙を見せないと言うやり方をすることでバルサにその工夫を強いた。バルサとしては、工夫を絡めて局面を崩すと言うことになると、やっぱり頼りとなるのはロナウジーニョであったり、メッシということになるのだけど、そこをDFと中盤の収縮によるパッキングで、自由と時間を与えない。こういう事をチェルスキが90分間やり続けていたのかなと。

もちろん彼らはスーパーで、周囲の選手も素晴らしい選手、チームとしても質の高いことが出来るから、どこかで自由にしてしまったり、打開されてしまうシーンを完全になくすことは出来ないけれど、チェルスキのディフェンスがバルサの攻撃による危険性を一つ一つ削いでいく作業を丁寧にやっていたこと。これが、この4戦で一度もなかった「完封」という結果に繋がったといえるのかも知れませんね。

*もちろん、バルサが最高のモチベーション(これまでと違ってグループリーグだしね)、整ったメンバー構成、トップコンディションではなかったと言うのも影響したのは、言うまでもないかな。特にエトーの不在は大きいよね。彼の機動力

*チェルスキの守備組織に関して、本当に質が高かったんでメモ。特に感服したのがカウンター時の対応。ボールホルダーにプレッシャーが掛からない中で、統制の取れたディフェンスラインが実効レベルのプレーとして4枚のラインの維持に重きを置きながらディレイ的な対応をし、その中でラインを微妙に動かしたり止めたりすることで、"見えないプレッシャー"を掛けて、選択肢を制限した上で対応すると言う形が見られた。これは、組織としての成熟を感じるプレー。他にも1人目が制限し、2人目(周囲の選手に)で奪わせるという形を意識してやっていることであったり(つっこんできた相手に対してコースに身体を入れてコントロールを失わせ、後ろにいる選手に奪わせたり、リトリートした中で完全に身体を付けてマーキングし、その中で入ってきた楔を切るとかね)、エリアの中で浮き球が出た時にGKの飛び出しに対してゴールカバーに入ったりと、小さいこと、当たり前のことだけど、周辺事情を鑑みた上ですべき事を選手達が過不足なくやっているというのは本当に素晴らしいことだと思う。こういうことが出来るチームだからこそ強いんだなと感じた。この辺にモウリーニョが"勝てる"チームを作れる手腕を持っているというのを改めて感じさせるよね。

・冴え渡ったチェルシーのカウンター、緩慢だったバルサのリスクマネジメント

ある程度バルサの攻撃を抑えた中で、その次の選択肢として考えていたのは言うまでもなくカウンター。今までであれば、ワイドアタッカーが快足を飛ばして、その裏を突く形が目立っていたけど、今シーズンはは本職的なサイドアタッカーを置かない中で(もちろんプレミアシップの中ではロッベンやショーン・ライト・フィリップス、カルーにミケルと言った選手もスタメンで使われているけどね)、オールラウンド的な選手達が個の機動性を活かしてトランジッションで上回ることでカウンターに出ていく事が多かった。これは、志向性の問題でもあると思うのだけど、今まではポジショニング的な要素が重視されていたと思うのだけど、それがより個人の部分にシフトしたのかなというのを受けました(それは2トップのドログバ、シェバにしても)

特にその中で光ったのがエシアン。ダイナミズムの塊のような機動力とパワーがこのカウンター時に一気に発揮され、ボール奪取→カウンターという表裏一体の形を体現していたかなと。あれを対応するには、彼と同じレベルで切り替えて捕まえることをしなきゃいけないわけで、そういうことを出来る選手は世界的に見ても少数。バルサが後手に陥ったのは致し方ない部分だったのかも知れません。

ただ、バルサが少々緩慢だったこともあったかなぁと。攻撃に掛かる人数が多いことはこのチームのストロングポイントを発揮すると言う意味では仕方ない部分なのだけど、その裏にあったリスクマネジメントと言う要素が薄れているのかな。奪われた後の意識の高いフォアチェック、ディフェンスラインのポジショニングとラインの高低など、ゲームによって様々なものがあったのだけど、この試合ではそういうモノが感じられなかった。同じやり方の中でこういうチームの秩序を守る要素に対しては、マンネリ的な要素があって、緩慢になっているのかなぁと言う気がしたり。

もちろん、あくまでもコンセプトで最も重視されるべきは「エレガントな攻撃」であって、その攻撃による実効力や破壊力で勝つチーム。ただ、昨シーズンビッグイヤーを獲れた要因の一つに、高いリスクを支える戦略的リスクマネジメントというのもあったと思う。個人的に昨シーズンバルサの制覇の一番の要因は戦術的柔軟性とも言えるリスクマネジメントの消化が大きな要素だったと思うので、それがテン・カーテの不在でこういう要素が置き去りになっているとしたら……これからのバルサには少し暗雲が掛かるのかなぁと思ったり。

じゃあ後は、気になった部分箇条書き。

・ドログバ

あれはやばい。うまく収めた中で足元入っちゃってた後にうまい具合にヒールで外に出して(これが又フェイントになってマルケスとプジョルの逆を取れちゃう。まあドログバの利き足である左足を切ったのだろうけど)又も振り向きざまミドル。何か神掛かってきた感じだけど、取れていると言うことが落ち着きに繋がっているのかなと言う気もする。しかし、ああいうシュートを決めちゃうのは凄いよなー。

・シェバ

ドログバとは逆に明らかに自信喪失中。決定機逸のシーンのトラップミスとか、カウンター時の動きが被っていることとかは、相当質が落ちてるなーという感じが……。まあチームスタイルに馴染むのに時間が掛かるのは仕方ないと思うけど、信頼してもらえてないという感じがする。チーム全体が彼を意識して、しっかりとした精度のボールをもらう事が彼を活かす術だと思うので、そこがシェバフィットの鍵かなー。それよりもまずは状態を戻すことが先なんだろうけど。

・イラリオ

結構普通にやってたね。ビッグセーブもあったし、安定してたと思う。何かキックがぶれてたのはご愛敬かな?とりあえずよく頑張ったなぁと思った。

・ロナウジーニョ

まだ緩慢だねー、足が止まることも多いし、躍動感を感じない。ブーラルーズの対応にかなり苦慮していて、ポジション崩してフリーとなるポジションを獲ることで少し光ったけど、それでも本来一番輝く1on1で全然引かれないというのはまだ100%じゃないという感じがする。バルサはやっぱりロナウジーニョのチーム、彼の状態が良くならないと……。

・メッシ

ロナウジーニョ不調の中で、前半は局面打開の拠り所となっていたけど、後半チェルスキが意識してからは消されたねー。分かっていても止められない選手の一人だと思うけど、それはあくまでもキレキレで、相手が後手に陥った中で良い状態で受けれる状況がないと、やはりメッシといえど厳しい。ロナウジーニョやデコ、シャビと言った選手がよく働くことで、メッシがより活きてくる形が出来ると良いな(贔屓)それと、やっぱりスタンフォード・ブリッジではブーイングだったね。

・ライカールト采配

ジオ→イニエスタでシステムチェンジしたライカールトの選択はどうなのか?というのは結構な話題になってる様子。個人的には、バレンシア戦でやったアンカー的なポジションにイニエスタを入れて中盤の攻撃構築能力を上げながら、後ろからダイナミズムを加える形を先にやってみてからでも良かったのかなーと言う気がする。3-4-3にすることで目先を変えて、相手を混乱させることを狙ったのだろうけど、チェルスキのやり方を考えたら、正直余り意味がなかったと思うし、逆にリスクが高くなりすぎて、自ら穴を作ってしまった感じを受けた。こういうオプションはまだまだ考えていかなきゃいけないだろうね。

こんな感じかな。まあ個人的には、もっと拮抗した試合が見たかったのが本音。今回の試合ではバルサの状態がまだ完調じゃなくて、チェルスキの完勝だったからね。次のカンプ・ノウではもっとがりがりした試合が見たいね。で、この試合はもちろん、CSKA-ガナの試合もやりたかったのだけど(備考でちょっと書くね)、もう眠いのでおしまい。ユース代表と25日の中国戦のU21代表が発表されたから、そのことも書きたかったのだけど、また月曜日ぐらいにね。ということでここまで。

*で、そのCSKAの話。モスクワの地でアーセナルを葬り去ったわけですが、さすが2シーズン前のUEFAカップチャンピオン、イイチームだった。このチームは油2号店的なチームで、前線に機動力とテクニックを兼ね備えたバグネル・ラブ(愛ちゃん)、抜群のセンスとテクニックでアクセントを付けるダニエウ・カルバーリョ、そして中盤と前線を豊富な運動量で繋ぎダイナミズムまで付随させるドゥドゥというブラジリアン・トライアングルのタレントの強さを前に押し出したカウンターが目に付くのだけど、このチームの強さの基盤は3-4(5)のブロックの強さなのかなーと。基本的に前からプレスに行かず、ある程度低い位置にラインを設定してブロックを形成し、迎撃するディフェンスを獲っているのだけど、非常に良くトレーニングしている感じ。ボールポジションによって収縮したり、カバーに入ることをしっかりとやっているし、とにかく固い。アーセナルはかなりボールを動かしながら、揺さぶろうとしたけど、とにかく穴を作らなかったしね。

*で、このチームが何故にJのチームに参考になるのかというと、3バックに置いてプレス以外の選択肢。現状、Jリーグはプレッシングに関しては非常に質の高いものがあると思うのだけど、「勝つ」チームを作るためにCSKAの様な高質なゾーンをしっかりと形成するやり方も持つべき方向性の一つなんじゃないかなと。ヨーロッパのチームに対して学んでいける要素は、モダンな要素だけではなく、基本的なゾーンブロックの形成であったり、ポジショニングの意識であったりすると思うので、この辺は質向上のために学ぶ姿勢があってもいいかなと(Jでもゾーン志向を持つチームはあるけど、そんなに質が高い訳じゃないと思う)ちなみにCSKAの監督はバレリー・ガザエフ。

*アンチ・スペクタクル的な要素なので余り好まれないけど、スペクタクルだろうと、アンチ・スペクタクルだろうと、欧州のチームはこういう要素をスタンダードとして持っているわけで、こういう引き出しをJのチームも持っていったら質が上がるんじゃないかなーと。てゆうか、オシムたんにゾーンのメソッドを日本にもたらして欲しいんだよね。まあ日本人的なサッカーを追求する意味では該当しない要素ではないのかも知れないけど(体格的な部分では余り適性はないという判断なのかも)こういうトランジッションを意識したサッカーの中で、静と動のメリハリが付いていくと思うから、結構良いと思うんだけどねー。もちろんCSKAを見ても、スタンダードな4-4じゃなくても出来ない訳じゃないし。まあ妄想だけどな。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

October 18, 2006

Final Tournament that I was able to see by a clear victory!@06-07 UCL GroupLeague Matchday3 Celtic vs Benfica

やったねぇ!これではっきり決勝トーナメントが見えてきたよ!しかし、こんなに差が付くとはねぇ、びっくりだ、ああびっくりだ、うはは。

06-07 UEFA ChampionsLeague GroupStage Matchday3
Group F/Glasgow Celtic 3-0 SL Benfica @ Celtic Park
Celtic:56'66'K.Miller 90'S.Pearson

セルティックスタメン:GKボルツ、DFテルファー、ギャリー・コルドウェル、マクマナス、ネイラー、MF中村俊輔、スノ(→88'ピアソン)、レノン、マロニー、FWズラフスキ(→84'ヤロシク)、ケニー・ミラー

ベンフィカスタメン:GKキム、DFアウシデス、ルイゾン、リカルド・ローシャ、レオ、MFカツラニス(→72'ネルソン)、ペティート、ミッコリ、ヌーノ・アシス、シモン、FWヌーノ・ゴメス(→78'キキン)

雨降るセルティック・パークだけど、いつも通り住人達が多く詰めかけ、素晴らしい「ホーム」の雰囲気を作り上げる。セルティックにとっても、ベンフィカにとっても、この直接対決2連戦はグループリーグ突破が掛かる大一番。

しかし、その大一番にここまで好パフォーマンスを見せていたフェネホール・オフ・ヘッセリンク、トーマス・グラベセン、エイダン・マクギーティといった選手が軒並み怪我で出場不能、マチエイ・ズラフスキは何とかこの試合に間に合ったモノのベストメンバーとは言い難く、ゴードン・ストラカンも頭が痛いところ。直前のリーグ戦でハットトリックを完成させた俊輔や、怪我から復帰してきたマロニーの奮起に期待か。ベンフィカの方は、ルイ・コスタが結局間に合わなかったが、アタックラインにはトップにヌーノ・ゴメス、2列目にはファブリツィオ・ミッコリ、ヌーノ・アシス、シモン・サブローサと言った豪華な面子が並ぶ。特に2列目3枚の局面打開力は脅威。

じゃあ、又いつも通り箇条書きで。

・開始早々、深い位置からのスローインをズラが競って裏に流した所をマロニーちゃん、ジャンピングボレー!続けて、CKの流れのセカンドボール、俊輔クロスのこぼれを又もマロニーちゃん(ブロックされちゃう)。良いねー、アグレッシブだねー、ホームの勢い全開の立ち上がり。

・ベンフィカは受けちゃったけど、その後はポゼッションでバランス崩して、穴が空いたところをミッコリやシモンのドリブル突破で広げていこうというやり方。ベンフィカのファーストシュートはミッコリのミドル、ミッコリ怖いよ。エウゼビオもグラズゴーまで遠征。

・でも、勢い落ちないセルティック。長いボールをミラーやズラがサイドに開いて受けることで起点を作り、押し込んだところで俊輔やマロニーちゃんがボールに絡みながら崩しに掛かる。ネイラーのオーバーラップだったり、ミラー・マロニーちゃん・俊輔の仕掛けだったりと、めちゃくちゃアグレッシブ。スタジアムの雰囲気も後押しムード全開。ポゼッションもある程度安定。

・ただ、なかなかフィニッシュに繋がらない。クロスは中の高さで勝てず、パスコンビネーションでの崩しも最後はズレが出て対応されたり。で、ベンフィカは奪ったところからシンプルに前にいるアタッカーに繋いでからのカウンターが増える。相手はちょっとミドル志向が強く、その安易な選択に助けられたけど、攻めに人数掛けるだけにこの部分は怖い。

・キーサイドとなるであろう、俊輔・テルファーvsシモン・レオのサイドは俊輔がポジションを崩すので、結構バランス的に怖い部分も。ただ、スノが意識を裂いてカバーしていることもあって、致命傷には至らず。俊輔のFK1本目は中央30m付近から動き出したミラーに合わせる形も合わず。CKも中とのタイミングがイマイチで、キックはちょっと不調っぽい。

・徐々にベンフィカに耐性が出来てきたのか、ポゼッションからの崩しが絡め取られる形が多くなり、自ずとベンフィカペースに。俊輔の動きもちょっとイマイチ。ダイレクトで裁いたりするプレーは安定しているモノの、前方向で相手に脅威を与えるようなプレーが出てこない。一度プレーした後連続して動く形やスペースを見つけて引き出す形(裏じゃなくても)などが欲しい。てゆうか、全体的に攻守に置いて足が止まってしまうことが多いのが気になりすぎる。一度、マロニーちゃんのイイ飛び出しで生まれたチャンスをシュートに繋げたモノの、フィットせず。うーん。

・ミッコリのロングフィードからの飛び出し(ボルツイイ飛び出しで先に触る)、ヌーノ・ゴメスのスルーパスへの反応(オフサイド)、ヌーノ・アシスの仕掛け(ファール)、シモンのポジションチェンジからセンターでスルーパスに反応するプレー(センターバック二人で何とか凌ぐ)、シモンとレオの絡みから上げたクロスをカツラニスがヘッド(フリーも枠上)、レオの切り返しからの右足ミドル(枠上)と、ベンフィカに危険なプレーが増えてくる。俊輔玉際激しくいかないと!カツラニスのヘッドに繋がったシーン、レオのミドルのシーンと、寄せ甘い!ストラカンもご立腹な感じ。今日は余り戦ってないぞ。ミラーの仕掛けから右より20m付近のFKも壁、残念。前半はスコアレスで折り返す。

・相変わらず超満員でマフラー掲げて選手を迎えるセルティックパークの住人達。凄いよ。立ち上がり、積極的に押し込んだが決定機を作りきれず。逆にベンフィカに近距離でのFKを与えてしまって危険なシーンを作ったりと、どうも乗り切れない(シモンが左寄りペナ間際からのFKを直接狙ったが枠外)これが後半のファーストシュート。

・止まって受けようとするプレーが多く、実効度が上がらなくなった俊輔に対してなかなかボールが回らなくなると、俊輔もようやく動き出す。そしてそのプレーが活きる形で先制点が生まれる。左サイドオープンでマロニーちゃんが受けると、これに反応する形でネイラーが一気にオーバーラップ、これを簡単に使う形で左サイドを崩すと、トップはゴール前になだれ込む。中を見ながら切れ込んだネイラーはその状況を見極めて、後ろからフリーで中に入ってきた俊輔へグラウンダーのボールを折り返す良い選択。これを俊輔左足ダイレクトで合わせた!しかし、このシュートはフィットせず、枠から外れていく。それでも、前に入っていたミラーがイイ反応でこのボールをスライディングで合わせる!コースを変える形で押し込んで先制!マロニー→ネイラー→俊輔の流れ、そしてミラーの素晴らしい反応、良いプレーだった。俊輔も動いていたからこそ、あそこでボールを受けれたんだよ、続けて!

・ビハインドとなったベンフィカは、一気に前に出てきて、直後にヌーノ・アシスの鋭いミドル!バー直撃、怖い。ただ、セルティックも守りに入ることなく、どんどん攻める。そうなれば、自ずと展開が激しくなる。俊輔もまだ緩慢なところはあるにしても、少し良くなったかな。そして、2点目生まれちゃうんだ、これが。相手CKのセカンドボール、相手のミドルをブロックに入った俊輔が反応して追うと、何とか触る形で相手のカットを避け、ミラーに繋げる。こういう形を予測してか素早い切り替えで左サイドを駆け上がってきたマロニーちゃん、ミラーはそのマロニーちゃんへ簡単に裁き、2vs3のカウンターが出来上がる。マロニーちゃんはボールを運びながら相手と対峙し、縦に仕掛けると見せかけて(これで一枚を縦カバーさせ)中に切り返してタックルに来たペティートを外す。そして最後はこのキープの間にプルアウェイの動きで右サイドオープンの所にポジションを獲っていたミラーへグラウンダーのラストパス!これがスパッと通って、ミラーに決定機!ミラーは落ち着いてニアサイドを抜くシュートで飛び出してきたキムを破り、追加点!うーん、見事、イイカウンターだった。俊輔は良く繋いだし(その後全力で走って最前線に飛び出してレシーバーになって欲しかったけどね)、マロニーちゃんは良さであるキレとスキルを活かす形で二人を外して素晴らしいラストパスと素晴らしい仕上げをして、そしてミラーは繋いで動き出して決めてと、これまた良いプレーが繋がってのゴールだった。よっしゃよっしゃ。

・交代を絡めて前への圧力を増してくるベンフィカに対して、セルティックは2点リードとなったこともあって、守備からしっかりという意識。守備では怖い部分もある俊輔を下げないのかなーと思ってたけど、その俊輔も良く頑張ってシモンやレオに食らい付いたり、奪った後の繋ぎでチームに落ち着きを与えることで貢献。てゆうか、俊輔だけではなく、チーム全体がハードワークの姿勢でプレッシャー掛けたり、空いた穴を埋めたりすることで、ベンフィカの攻勢を凌いでいた。

・残り10分を切って、後は時間を使うだけと言う中でのセルティック・パークの声援は本当に良くサッカーを理解してると感じる。バックパスに拍手で「時間を使う」というのを推奨、ベンフィカの後ろから上がってきたフリーマンにボールが渡ると大きなざわめきで「アプローチに行け」、そんなメッセージがこもっている感じ。ジリ貧気味になってきた中でストラカンはようやくカードを使う。ズラに代えてヤロシク、そしてカードをもらっていたスノに代えてピアソン。そして、ピアソンが最高の仕事をする。残り1分の所で、セルティックのパスコンビネーションが機能。マロニーちゃんの縦パス→俊輔がダイレクトで落とし→ピアソン左サイドへ展開→ミラー中に仕掛けると思わせてヒール→ミラーを回った俊輔がフリー、溜めてシュート!もゴールキーパーセーブ→こぼれ球をピアソンがボレーで詰める!これが決まって、3-0!3-0!美しい流れだったねー。俊輔もこのシーンでは裁いた後も止まらずに動き出してレシーバーとなって良いプレーをした。ストラカンも嬉しそう。これで決まり、3-0で大一番第一戦を制しちゃいました!

とにもかくにも、この勝ち大きい!勝ち点3はもちろん得失点差+3で、ベンフィカとの差を広げたことで、残り3試合で勝ち点2を得れれば、多分上に行ける(まあユナイテッドがベンフィカに勝つと言う前提だけど)この勝ちで本当に上が見えてきたね。セルティックパークの雰囲気はやっぱり凄いんだねー、毎試合見ているとこれが普通に感じてしまうけど、相手にとっては凄いプレッシャーになるだろうし、セルティックの選手達にとってこれほど勇気づけられる事はないだろうね。大一番と言うこともあって、前回のコペンハーゲン戦以上に凄かった気がする。

正直なところ、フェネがいない、グラベセンがいないというのは相当やばいかなーと思ってたんだけど、このチームのコンセプトである細かく、そしてダイレクトを多く使ったポゼッションコントロールは、選手が入れ替わっても余り質が落ちず(全くとは言わないけどね、やっぱりグラベセンのビルドアップの質や経験、戦術眼的な要素は小さくないし[守備に関してはスノが非常に意識を裂いていたので感じなかった。逆にバランス的に良かったぐらい]、フェネの深い位置でも落ち着けることが出来るポストや高さはやっぱり欲しい)、そしてその中で代役と言える選手達がとても良い仕事をしてくれたことで、勝ちに繋げる。これからを考える意味でもとても大きな勝利だったかなと。

で、特に良かったのがミラーとスノ。本来であれば、ベンチにいてもおかしくない選手達なんだけど(ミラーはフェネとのコンビが評価されてよく使われてるから、何とも言えないけど)、本当に良い仕事をしてくれました。ミラーはなんと言っても2ゴール!いつもは決定機をキーパーにぶち当ててたりするのに、この大舞台で決めちゃうとは!ユナイテッド戦のPKは自信になってたのかな?1点目の俊輔のシュートミスを鋭い反応で押し込んだゴール、そして2点目のプルアウェイからのボールの引き出しからニアを抜いて素晴らしいカウンターを仕上げたゴールと、文句の付け所がないプレーだったし、相変わらずチームプレーヤーとして幅広く動いてボールを引き出すアクションであったり、守備貢献であったりと、貢献度は高かったし、間違いなくこの日のMVPでしょ!

で、スノはグラベセンみたいにビルドアップに置いて質であったり、ここ!と言うところでの前方へのアクションや猛チェックみたいなのはないのだけど、リスクマネジメントを重視した貢献度はとても高かった。俊輔がかなりポジションを崩すので(チームタスクの一つだけど)右サイドが空いてくる中で(俊輔も頑張ってたけどね)、そこを意識を裂いてカバーしてたりして、とても頑張ってたかなーと。正直相当スノは不安だった、ボールコントロール粗いから何時かっさらわれるんじゃないかと…でもGJ。

で、最後に俊輔だね。結果としては3点に絡んだわけで、「大車輪の大活躍」みたいに報じられたりしているわけですが、個人的にはそこまで大騒ぎするほどイイ出来とは思えなかったかなぁと。本文にも入れたけど、動きの意識という部分が減退気味で、裁いた後の次であったり(最初は動き出してる)、守備時の反応であったりと、少々緩慢なプレーが多かったかなーと。3点目のプレーのように、1プレーした後に連続して動いて次の仕事出来る場所へアクションをしていくようなプレーをもっとやっていって欲しいなと。てゆうか、普段は出来ているから、継続してやっていくというのが大切かな。減退したら捕まえられてしまうしね。

オン・ザ・ボールのプレーも、安全志向のプレーが多かったかなー。まあリズムを作る意味、相手を動かすという意味はあるのだけど、前方向の実効性がもっと出てきてほしかったかなー。それにはやっぱりもう少し動きが必要だったけどね。それでも、2得点に繋がったフィニッシュに絡む意識であったり、周囲からの信頼であったり(これは動きと共にあるモノだけど)と、質自体は低くない。これからも良いプレーを続けて、決勝トーナメントに行って欲しいね。

何か随分長くなっちゃったけど、とにもかくにも良かった、うん。やっぱり決勝トーナメントで俊輔見たいんだから!と言うことで今日はここまで。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 28, 2006

important game,important work,important win!@06-07 UCL GroupLeague Matchday2 Celtic vs FC Kopenhavn

セルティックにとって勝ち点3が至上命題のホームゲーム。しっかりと勝つと言うことは、上に進む上では絶対条件。でも、口で言うほど簡単な事じゃない。ただ、その辺は「常勝」チーム、しっかりと期待に応えてくれたね。これでようやく一歩が踏み出せた。うん、本当に良かった。そして、俊輔は重要な仕事をしたよ、祝勝ち点3!

06-07 UEFA ChampionsLeague GroupStage Matchday2
Group F/Glasgow Celtic 1-0 FC Kopenhaven @ Celtic Park
Celtic:36'K.Miller

セルティックスタメン:GKボルツ、DFテルファー、ギャリー・コルドウェル、マクマナス、ネイラー、MF中村俊輔、グラベセン、レノン、マクギーティ(→88'ピアソン)、FWズラウスキ(→73'クレイグ・ビーティ)、ケニー・ミラー(→82'マロニー)

コペンハーゲンスタメン:GKクリスティアンセン、DFヤコブセン、ハンゲラン、グラブゴー、ベルグドルモ(→75'トーマセン)、MFシルババウアー、リンデロート、ノーレゴー、ハッチソン、FWベルグルンド(→55'クビスト)、アルベック

セルティックは今大会初のホームゲーム、セルティックパークの住人達も楽しみにしてたんでしょう。やっぱりセルティックパークの雰囲気は最高だねぇ。この日の相手、FCコペンハーゲンは予備選最大のアップセットとも言えるアヤックスを喰っての本戦出場ということもあって決して侮れない相手。

どちらも初戦は失望するようなゲームではなかったモノの、望むべき結果は得れなかっただけにこのゲームに対してのモチベーションは非常に高い。しかし、その中で、セルティックは前戦も先制点を獲るなど移籍早々存在感を見せているフェネホール・オフ・ヘッセリンクが欠場(後、ウィルソンも初戦のユナイテッド戦の怪我はまだ治らず)。対するコペンハーゲンも初戦のベンフィカ戦で怪我を負った数少ないビッグネームイェスパー・グロンキアが欠場。どちらも万全という状態ではないが(セルティックは土曜日にはオールドファームという手の抜けない激しいゲームもやってきたし)、それでもこのゲームの重要性を考えれば何とか勝ちたいところ。

じゃあいつも通り、箇条書き風味で。

・どちらもフラットな4-4-2でスタート。共に慎重な立ち上がりで、長いボールでの組み立てが目立ち、出方をうかがう形。セルティックはミラー・ズラウスキという2トップということもあって、人を狙うというより空いてくるスペースに流れて起点を作るという形を模索し、コペンハーゲンの方はシンプルにトップを狙って高さを活かして、という狙いが見える。

・相手のプレッシャーに苦しみながらも、細かいパスを繋ぎながらリズムを作るようになったり、セットプレーを得たりと徐々にゲームを掌握し始めるが、シンプルなクロスは相手がサイズを備えていることもあって、なかなかフィニッシュに繋げられない。その中でのファーストチャンスは、ミラーが左に流れてのクロス、これがディフェンスに当たって軌道が変わったところに俊輔が反応。左足ダイレクトボレーを匂わせておいて、後ろを通す柔らかいとラップで右側にトラップ、そして右足でシュート(外側のディフェンスはこのファーストタッチでかわしたが、その後にカバーがとんできてブロックされた)ファンタスティックなアイデアが局面を切り開く。

・元々、人数を掛けて攻める事の多いセルティック。前掛かりになることが多いのだけど、その中で怖いのはカウンター。良い繋ぎから、サイドに開いて最後はクロスという流れが多いのだけど、なかなかフィニッシュに繋げられず、そのセカンドボールを支配出来ない時が怖い。ただ、攻勢は強まってクロス以外の攻撃にも鋭さが。左に流れた俊輔がミラーとスイッチするようにボールを受けると、相手を背負いながらコントロールしてもう一度今度は前を向いてフリーになったミラーへ落とす。ミラーはラインに戻って良いポジションを獲ったズラへ鋭いグラウンダーのパスを通し、ビッグチャンス!しかしこれは戻りオフサイド。良い流れでフリーマンを作って、崩そうという意図の感じるプレーだったかな。

・この後も攻め続けるセルティック。こういう展開もあって俊輔はポジションブレイクして、中でボールに触りながらプレーにアクセントを付けていく(この辺はリスクマネジメントとしてミラーやグラベセンが右サイドも見ている形かな)ミラーのポストの落としを受けて、さあ突っかけて右足で打つよーと見せかけて、優しいパスをショートで流し、レノンのシュートを引き出したりと、俊輔のチャンスメイクに関しては可能性を感じるかな(贔屓目)小さなスペースでボールを受けて、自分の世界観というかペースに引き込むことで相手に飛び込ませず、そのためを有機的に周囲が使う。そういうのがうまくいってる感じ。実際、クロスに関しては難しい状態が続く。

・禿げも馴染んでるよね。彼もどんどん前に絡むけど、守備に関しても献身的かつ前へのアプローチは非常に迫力があって、とてもチームは助けてくれているし、どんどん良くなってきている感じ。俊輔が出た時は右サイドを見てくれるといった感じのリスクマネジメントや、繋ぎに置けるテンポに乗り始めた感があって、周囲との関係が出来てきたのかなと感じさせる。特にレノンとの関係性が良くなったかな。この辺はオールドファームで結果が出たことが自信に繋がったのかな。守備に関しては、ディフェンスのマーキング、中盤の囲い込みというのがうまく出来ていたこともあって、ほとんど怖いシーンは作られなかった。

・で、なかなか攻めながら打てない、獲りきれないという時間帯が続いていた中で、ようやくこの状況を打開する。ズラが外に流れてクロスを上げた一度目の攻撃は実らずクリア、セカンドボールは相手アタッカーの元に転がり、これを収めようとしたところをネイラーが突っ込んでこのボールをインターセプト。これがうまくグラベセンに繋がり、グラベセンは右サイド空いていた俊輔をすぐに使う。俊輔は仕掛ける姿勢でボールを運び、ボックス内でグラブゴーとの1vs1。またぎフェイクで左足の脅威を囮に縦に抜きに行ったところで、足をかけられ俊輔倒れる。これをしっかり見てもらえて、PKゲット。よっしゃよっしゃ。これをミラーが読まれて触られたモノのずばっと決めて、先制点。Viva!良い仕事、あれだけ攻めていて獲れないと嫌なムードも漂うだけに、PKとはいえ点を獲れたのは大きい。てゆうか、ネイラーの良いカット、グラベセンの躊躇なき裁き、そして俊輔の仕掛けと良いプレーが繋がったからこそ獲れたゴール。俊輔ももちろん良かったけど、チームで獲った一点という感じ。

・終了間際にはようやくクロスからの形からも決定機を作って(ネイラーの抜群のボールスピードと精度を伴ったアーリークロスから、うまくフリーで飛び込んだミラーがヘッドで合わせた。うまくフリーマンを作った繋ぎから抜群の形だったけど、クリスティアンセンのセーブに阻まれる)良いムードで折り返した後半、ビハインドのコペンハーゲンが前に出ようと言う意思を見せ始めるが、しっかりと周囲が反応した上でボールホルダーにプレッシャーを掛けることで、アバウトなボールを蹴らせてそれを対応する形、突っついて奪う形で相手にフィニッシュを許さない。広範囲をカバーしながら危ういポイントに対して鼻の利くグラベセンが効いてる。

・コペンハーゲンはクビストという活きの良い選手を入れて左サイドをてこ入れ。この時間帯セルティックは攻めてはいるのだけど、どうもうまく回らない(やりすぎの側面もあったり、俊輔のキックもフィットせず)その中で守備に関しては集中力高く出来ていたが、ミスから危ないシーン。俊輔がパスなのか、トラップなのか微妙なプレーが大きくなって、これを拾われてカウンター。グラベセンが潰そうとしたが転んじゃって右サイドが完全オープン、一気に運ばれて最後は中に繋いでミドルという形でフィニッシュまで持って行かれてしまう。ここはボルツが冷静に抑えたことで事なきを得たが、1点差は怖い。逆にセルティックも危機感が高まったのかすぐに決定機を作り出したが、これも決まらず(マクギの良いドリブルからショートのスルーパスでミラーがダイレクトでシュートも、クリスティアンセンを抜くことは出来ず)、リードを広げられない。

・徐々に相手の攻勢が強まる中で、ストラカンはトップを入れ替え(ビーティ久々、ズラと交代。ミラーに代えてマロニーちゃん)しかし、体力的な側面か技術的な単純なミス(パスのズレ)が目立ちなかなか攻撃に実効性が伴わない。コペンハーゲンはパワープレー気味の攻撃を志向していたが、これはセルティックディフェンス陣の粘りもあってやらせず。最後は追い込まれたモノのゲームはこのまま動かず、セルティック今シーズンUCL初勝利!勝ち点3加えて、とりあえずの第一歩を記した形になった。よかったよかった。

まあ、内容はさておきまず勝って良かった。一番力の劣る相手とは言ってもやっぱりUCLの本戦に出てくるだけあって、簡単な相手はいない。でも、やっぱり獲れるゲーム、そういう可能性の大きいゲームでは獲っていかないと先には繋がっていかない。そういう意味ではプレッシャーの掛かるゲームだったのだけど、しっかりと勝ち点3を獲れた意義は大きいかなと。

ゲームの内容としては、ある程度優位を保ってゲームを進められた感じがあるけど、まあこの辺はホームという側面が強いのかな。アウェイに行ってどうなるかはまだ微妙。ただ、中盤の繋ぎの流動性、プレッシング含めたチームディフェンス、この辺のクオリティはセルティックに分があったと思う。どちらもユナイテッド戦でもある程度表現出来てはいたから(ミスから失点はしたけどね)、出来るという確信を得ていたことはあるにしても、グラベセンのフィットと共によりテンポの良い形というのは出てきたし、ポジションブレイクも無理のない形でチームに消化出来てはじめていて、チームとして前に進んでいるという感じを受けました。

で、俊輔の出来は上々と言うところ。後半は実効性を欠いた感があるから、余り褒め過ぎちゃいけない感じ。ただ、ポジションブレイクからのボールに絡む動きとアクセント、しっかりと自分の責任(ある程度ポジションを崩すこともあって、レノンやグラベセンに助けられていることはあるけど)を果たす守備と、非常に幅広いプレーエリアでプレーしていただけに、コンディション的には相変わらず良さそうで、プレーの質も低くなかった(攻守共に)この試合では俊輔のチャンスメイクから何本も良い形を作れていたと思うので、アイデアにしても技術にしてもこの舞台でも十分出来るというのを示しているというのは、ファンとして嬉しい限り。

僕はここのところの俊輔のプレーコンテンツの充実を感じているのですが、何が充実しているかというと判断の部分。とてもチームの中で大きな信頼を受けて預けてくれたりするのだけど、そういう中で(技術的なミスは置いておいて)判断ミスによるボールロストが少なくなっているのが目に付く。自分のテクニックを発揮するシーン、そうではなくシンプルに裁いていくシーン、この辺の判断が良くなってきているからこそ、ロストが減って、周囲も又信頼して預けてくれるのかなと。実際、俊輔自体は受ける前はもらえる場所を探して動くけど、もらうシーンに関してはここに頂戴といって止まって受けるタイプだから、捕まえられてしまうシーンも少ないない。だけど、その中で周囲の情報をしっかりと感じた上で、的確なプレーセレクトが出来ているからこそ、ロストせずに出来ているということなのかなぁと(もちろん技術的な質があるのは当然として)

この辺はセルティックに来て本当に進歩していると思うので、こういう事を継続して欲しいなと言うのがスナオナキモチ。こういう舞台で活躍するというのはとても素晴らしいことだし、僕も嬉しい。その自信や経験を俊輔のサッカー人生の追い続けるモノである「もっとサッカーがうまくなりたい」の糧にしていって欲しいなと。

次は、セルティック・パークにベンフィカを向かえての大一番。このゲームで結果が出れば、先が開けてくる。次が勝負でっせ。フェネも間に合うと良いなー。とにもかくにも、第一歩に今は喜んでおきますか、やったね。ということでここまで。

*しかし、ここのところ俊輔の試合が楽しいよ。もちろん俊輔が出てなくてもUCLも見れば楽しいし、他のリーグの試合も見るのも面白いけど、俊輔が充実したプレーをしていたのを見るのはより楽しい。フォルカーク、ダンディーどっちかでターンオーバーも来そうだけど、今はUCLが大切だもんね。ストラカンはマロニーちゃんを今シーズンのスタイルに早く馴染ませて欲しいなー。コンディション的にまだまだというのはあるけど、マロニーちゃんが活躍すれば、チームとしてもより充実するだろうし(マクギも良いけど、マロニーちゃんがいるとチームにダイナミズムが生まれるし、ボールも持てる。点も獲れるし)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

より以前の記事一覧