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April 23, 2011

ReOpening! -Jリーグ再開に寄せて/鹿島戦プレビュー-

当たり前が当たり前でなくなるとき、人はその尊さを知るのかも知れない。

毎週末、スタジアムに人が集い、1つのボールの行方に一喜一憂し、時に泣き、笑い、嘆き、喜ぶ。

そんな日常が当たり前だと思ってた。

その日常が一瞬にして失われる。

発されることなく消えていく声、発散されることなく鬱積していく感情、熱なき日々は淡々として、酷く色褪せてたような気がしてならない。

だからこそ、だからこそだ。

再び帰ってくるフットボールのある日常の尊さを噛みしめて、明日はスタジアムに向かいたい。

さあ、楽しもう!

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いよいよ、明日から再開!

練習試合とは違う、公式戦であるが故の緊張感や恐怖感、そして高揚感。様々な感情を抱えてスタジアムに向かえる幸せをひしひしと感じているところです。

しかし、勝負事。やるからには勝ちたい、ましてや相手は絶対王者、ではなくなってしまったけれど、したたかな常勝軍団。一切の妥協は許されない。

そんな鹿島戦のプレビューなどを。

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《preview》

今でも鮮明に思い出せる。

攻撃構築、切り替え、マネジメント…、炙り出されるようにチームの拙さが表面化し、その弱点をスピードとクオリティを持って突かれる。足元に「つけない」動きの伴うパスムーブ、電光石火のカウンター、その強さとクオリティの前にひれ伏すしかなかったホームゲーム。

冷たい雨が降る中、開始早々のPK。PKストップという恩恵を受けたにも関わらず、敵意を向ける方向を誤り、自失していったチームとショッキングな大黒柱のPK失敗にも動じずに冷静にゲームを運び、エースの代役としてピッチに立ったNo.10がファンタジックにゴールを導き出すことでゲームを決めたチーム。メンタルタフネスと選手層の厚さと深みの差が現れたアウェイゲーム。

どちらのゲームも大きな力の差を感じずにはいられなかった。

そこから月日が流れ、再び向かえた挑戦の時。その差を埋めることが出来たのだろうか。

現時点ではまだまだ力の差はあると思う。ホームゲームで目の当たりにした動きを見越して空間でパスを受けるひとつひとつのパス意識の高さとそれを具現化するハイレベルな基礎スキル。多くの選手が奪った瞬間長い距離であろうと全速力で駆け上がることで選択肢となり、スムーズなカウンターへと移行する切り替え。エースの不在をいとも簡単に抜群の埋めきるジョーカーの存在。百戦錬磨の経験に裏打ちされたメンタルタフネス。全てにおいて、あの時の鹿島には及ばないように見える。

しかし、これはあくまでも自分の見立てでしかない。鹿島のレッスンを経て、チームは大きな刺激と宿題を持ち帰った。抜群に相性の良い谷口を始めとした新たなメンバーを加え、大きく陣容も空気も入れ替わり、様々なオプションも用意し、希望の一端とも言える大きなアクションによる混乱を引きこす仕掛けも出来た。新たなるチームの可能性を誰も否定は出来ないはず。

恐れにも似た尊敬の念を常勝軍団に抱きつつも、ピッチでは冷静に状況を判断して最善の選択肢をチーム全体で共有し、局面で勇敢に戦い、機を逃さず戦い抜ければ可能性は必ず生まれる。

さあ、挑戦だ。

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《keyMatchUp》

/Antlers→F.Marinos/

大エース・マルキーニョスがクラブを離れ、カルロン・大迫・田代が負傷を抱える中で、希望を託したくなるのエースだとしたら、その期待を背負うのは興梠慎三だろう。

思い返せば興梠には何度も煮え湯を飲まされ続けてきた。身体を預けつつ軸にして美しきターンから決められたゴール、ファンタジックなアシストに呼吸を合わせ空間を作りつつ裏を獲り決められたゴール。その全てが速さと技術に裏打ちされた質の高いプレーであり、興梠慎三という選手がいかに怖いかというのを感じさせるに充分なプレーだと言える。

そんな彼をいかに抑えるか、それが栗原勇蔵と中澤佑二に課されたテーマとなる。オズワルド・オリベイラ自身もスピードという単語を持ってミスマッチであることを言及していたが、二人ともクイックネスを武器にする相手には常に苦戦を強いられている感はある。チーム全体の守備(*1)が機能していないだけに、彼らに負荷が高まることが予想されるが、興梠に一瞬の猶予を与えることなく押さえきるのは、勝利への絶対条件。勇蔵・佑二は横浜の看板、やられっぱなしは良くない。

*1 ヴェルディ戦後半、カウンター・プレスの空転・セカンドボールの支配など、フィルタリングしきれないままバイタルに進入される回数が増えると、河野広貴を核にしたドリブルとポスト&ロールで引っかき回され後手を踏み続けた。

/F.Marinos→Antlers/

本日発売のエル・ゴラッソに掲載されていたコラム内の一節「アントラーズに負ける気はしないんだけどなぁ」という言葉に震えた人も少なくないのではなかろうか。今シーズン移籍加入した谷口博之は、常勝・鹿島に恐れも苦手意識も持っていない。その大胆不敵な笑みを示すような大きなダイナミズムアクションが、チームに1つの形をもたらした。中盤のゾーンなどでボールが収まると最前線を追い越す豪快な飛び出しで相手のディフェンスラインに混乱をもたらし、ラインを押し下げてバイタルに深みを作る。

そんな神出鬼没な動きを捕まえるのは熟練のチームでも至難の上だが、その中でポイントとなるのが「受け渡し」。小笠原・青木がどこまでも付いていくのか、スライドなどを含めて受け渡していくのか、はっきりさせておきたいところ。百戦錬磨で磨かれた連携がその網に掛けるか、その網をもくぐり抜けるか、大胆不敵な男を巡る攻防はスリリングなモノになるかも知れない。

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(´-`).o0書いていて思うけれど、改めて厳しい相手、なんだなぁ……ただ、悲観することなく、前を向いて、うん。

(´-`).o0あ、お願い!ご協力よろしくお願いします!僕も作りましたよ、100均で買った肘のサポーターを輪切りにしたりして。詳しくは下記。

[サポーターも喪章を付けましょう!]

東日本大震災により日程が大幅に変更になりましたが、Jリーグも、いよいよ再開になります。
こんな時にサッカーを応援できる幸せに感謝しつつ東日本大震災により亡くなった多くの人に哀悼の意を表すためにも、再開初戦の国立での鹿島戦、サポーターも喪章を付けて応援したいと思います。
よく選手がしている腕に巻くタイプでもいいし、リボン状の黒布を左肩に安全ピンでとめるのでもいいです。
こちらでも用意をしますが、皆様できるだけ、ご自身で用意頂ければ幸いです。

【腕に巻くタイプ】
黒い幅5cm程度のゴムをわっか状にした物、もしくは黒い布テープを巻くだけでもOK。

【リボンタイプ】
黒いリボン状の布を幅2cm~3cm、長さ5cm~8cmに切って安全ピンで左肩にとめるだけでOK。
黒布が無い場合、白布をマジックで黒く塗り潰したものでOKです。

出来るだけ多くの人につけていただけるよう、ご協力をお願いいたします。

(´-`).o0んでは、皆様、明日スタジアムで!

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Comments

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