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June 02, 2010

圧倒@2010 J.League YamazakiNABISCO Cup GroupStage sec.5 Fマリノス vs ベルマーレ

圧倒した、って言って良いよね。

でもこれで満足していられない。

2010 J.League YamazakiNABISCO Cup GroupStage Day5

Fマリノス 3-0 ベルマーレ @ ニッパツ三ツ沢球技場「圧倒」
F.Marinos:13'兵藤慎剛! 40'金井貢史!!! 90'+2'渡邉千真!

J's GOAL

Fマリノススタメン:GK飯倉大樹"藤井ちゃんも惚れるフィード力"、DF金井貢史"駆け抜けた先の初ゴール!!!"、栗原勇蔵"大迫力エアバトルにゴリゴリ突破"、小椋祥平"小椋らしくセンターバックに"、田中裕介"少しずつ少しずつ"、MF松田直樹"おかえり!"、清水範久"新境地"、兵藤慎剛"向いてきた運"(→90'+1'水沼宏太)、齋藤学"結果は残らずとも…"、(→75'長谷川アーリアジャスール)、FW山瀬功治"お手本は伊達じゃない"(→83'狩野健太"静学")、渡邉千真"ストライカーの意地"

ベルマーレスタメン:GK金永基、DF臼井幸平、山口貴弘、村松大輔、小澤雄希、MF永田亮太(→78'寺川能人)、ハン・クギョン、馬場賢治(→46'小林竜樹)、FW三平和司(→70'中村祐也)、田原豊、阿部吉朗

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*試合展開。きっちりとプレッシャーを掛けてミスを誘う、中盤で絡め取る。奪ったら素早くアタッキングゾーンにボールを運び、サイドからのパス交換やドリブル突破でチャンスを大量に作る。守備から始まる好循環でゲームの流れを掴むと、兵藤のインスイングのゴールに向かうFKがブラインドになってそのまま吸い込まれるというラッキーな形で先制、左サイド裕介・兵藤・功治が絡む形で局面打開からし、兵藤のフィニッシュが相手に当たってこぼれると大外走り込んだ金井が押し込み追加点、2点のアドバンテージを得る。その他にも学がライン裏にすり抜けGKと1vs1になるなど、更に点差を開けるチャンスがあった。後半に入り、湘南も巻き直すも、DF陣は揺るがず。そのままというところで一度はゲームクロージングに入るも、終了間際勇蔵のパワフルな右サイドライン際の突破から最後は千真がきっちり決めて3-0、圧倒したゲームに華を添えると共に混戦模様のグループリーグにおいて大きな得失点差を手に入れた。

*グループリーグ突破が消え大きくメンバーを落としてきたベルマーレを圧倒、と言っていいかな。相手の手を完全に封じ込める事でリズムを生み、この好循環が攻撃にもいい影響が与える。効率的にアタッキングエリアに入り、時にはグループで、時には個による局面打開で崩す。その中でスコアも積み重ねられた事で優位にゲームを進められた。グループリーグ突破に向けて結果が必要だっただけに、いい形でモノに出来たというのは非常にポジティブ!とにかくよかった。

*守備に関しては、チーム全体がモラルを高く保って速い切り替えからきっちりとボールサイドにプレッシャーを掛け、縦に入れてきたところを狙う、蹴ってきたら跳ね返す、サイドに追い込んだら挟み込むと言う形がうまく嵌ったかな。相手がそのプレッシャーに全く対応出来ずミスを頻発していた事も含めて、それだけ実効力の伴う守備が出来ていたのかなと。前が追う事でコースを限定する、後方が呼応する形で狙い所を定める、決して複雑な事じゃないけど、やり続ける事は簡単じゃない。どのゲームでもこういう事が出来るようになるともっとリズムの出る守備が表現出来るようになると思う。良い攻撃は良い守備から、個々がそういう思いを持って取り組んでいけばもっともっと質は上げていける。

*「良い攻撃は、良い守備から」って言葉の通り、いい形で奪えるから攻撃も「ノリ」がよかった。前向きにボールを奪えるから、そのまま前に運べる、繋げる。そのスムーズな流れがあるからアタッキングエリアにスパンスパンボールが入る。当然相手は陣形を整えきれない。「効率的」と言えるのかも知れない。ポゼッションがチームのコンセプトではあるけれど、速く攻めれるときは速く攻める、そういう意識が根付いてきたのは良い事だと思うし、状況に応じて使い分けれてこそ、「いいチーム」だと思う。

*それと前半に限れば能動的に各選手が動いていた事。流動的にポジションを入れ替えながら、足を止めずにボールを引き出そうとするからボールホルダーに対して選択肢を複数用意する事が出来る。裕介・金井の積極的なオーバーラップもそうだし、兵藤やジローが絡んでくる事もそう、ポスト及びハイサイドに生まれた起点に対してのサポートとして周囲の選手が早く反応してパスコースを作ることが出来るとボールも良く動くし、コンビネーションで崩す事も出来るよね。プレーしてる選手達も思い通りにやれてて、楽しそうですらあった。後半は前半ノリノリで飛ばしすぎた事もあって足が止まり、選手間の距離が開いて停滞した感じがあったけど、前半の「手応え」は残っているはず。これを例えばゾーンを組み、バイタルを締めてくる相手にでも出来ればいいな。神戸とか、神戸とか、神戸とか。

*まあもっと獲れたというのはあるし、学くん点獲って欲しかったってのもあるけれど、3-0はグループリーグ突破に向けて非常に大きな結果。あとはこの勢いを次に繋げていく。カップ戦だからこそ、上に行かなきゃこの勝利の意義も消えてしまう。だからこそ、次、次!だね。

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【選手評】

飯倉→安定した守備でキーパーとしての守備機会は余りなかったが、11人目の「フィールドプレーヤー」として高いフィード能力で攻撃構築に関与。状況を把握した上でミッドフィールドでフリーとなる選手を見つけてピンポイントのフィード、これを出来る選手はそういない。素晴らしいプレーだった。

金井→初ゴールおめ!相手が大外ケアが甘い事をしっかりと捉えていたのだねぇ。感性というかセンスというか、ボールがこぼれたところにいるのは金井らしい。守備は破綻なく、良いタイミングで中盤をサポートするようなオーバーラップを見せるなど、プレーの内容も上々、クロスの質はもう少し、かな。

勇蔵→田原とのエアバトルは迫力充分、ほぼ完勝で相手の攻撃パターンの一つであるフリック・オンからの中央を崩す形を封じた。奪ったら前に運ぶという意識も強く、非常に積極的に攻撃に絡んだことは嬉しい限り。勇蔵にとってこの積極性は非常に大事。おまけのスーパードリブルからのアシストはどこのCFWですか?って感じですよw

小椋→鋭い出足でのインターセプト、目付の良さが活きる質の高い楔、モダンなプレーは高み安定。非常にポジティブなプレーだった。清水戦もそうだったけど、自分の中でのプライオリティ(まず、トップを見る、ってこと)がきっちりと出来ているからこそ、ああいう鋭い楔が出せるのかな、って感じはする。素晴らしいチャレンジだと思うし、それが実りつつある小椋のプレーは見ていて非常に楽しい。

裕介→復調気配。相手があれだった……というのはあるにしても、うまく周囲と絡みながらサイドを崩す事に関与して良いプレーイメージが取り戻せたのかなーと。煮え切らないプレーセレクトという意味では「試される」機会が少なかった、とも言えるけど、メンタル的にポジティブなイメージが抱ける状態であれば……とにかく自信を持って!

将軍様→おかえり!とにかくそれしかない!まあ久々の試合を楽しんでいた印象。運動量は決して多くないけれど、よく攻め上がるセンターバックのポジションのカバー、展開を代えるようなフィード、ここぞの時の対人対応などベテランの味を見せたかな。それにしても松田のオーバーラップ、みんな好きだなぁ……。

ジロー→素晴らしいジロー。抜群の切り替えと運動量で中盤でのボール奪取フェーズに顔を出してボールを絡め取り、正確にボールを繋いでいく事でチームにリズム。松田もそうだけど、サッカーを知ってる選手と言う印象は受けるよね。頑張り所を知ってる。新境地開拓、こういう存在を超えるのは大変だわ……

学→プロ入り後最高にポジティブなプレー。プレーエリアによってシンプルなプレーと突破アクションや変化を加えるプレーを使い分ける判断に大きな改善の跡が見え、その上でうまくボールを引き出して前を向いて局面打開する。その上でフィニッシュへの意識も高かった。運動量も多く、守備もモラルを保って役割をこなす。本当にポジティブでうまくゲームの流れに乗れていた。それだけに結果が欲しかった……うーん、悔しい……でも自信持って良い!これを続けよう!

兵藤→価値ある先制ゴール。俊輔でも健太でもなく兵藤が今シーズンのFKファーストゴールとはねぇ……。守備におけるモラルの高さや技術の安定感が光る出来。その上で動きの幅の広さが攻撃面でうまく出せた。前線に飛び出す事やポジションを流動的に変化させる事、効果的だったし、久々に兵藤らしいプレーが見れたかな。連続して結果が残っているだけに良い状態だよね。

功治→まあまあ、かしら。前を向けば対面の相手は剥がせる、周囲ともうまく絡んでる。金井のゴールを導き出したのも功治の局面打開がキーだしね。守備もしっかりやってるし……ただ、フィニッシュ0は寂しいかな。このポジションだからこそゴールに絡める仕事はもっとあって良いかなぁ。

千真→ストライカーとしての矜持も見せる。少しずつチームコンセプトに順応しながら自分の良さが出せるようになってる。プレッシャーを受けながらのプレーの質が上がって、問題を抱えていた裁きも着実に進歩。簡単に裁いてゴール前に入っていく循環が出来てきた。チームとしてどうしてもポストを求められるけど、楔が入ったあとに前向けるときは前向いてるし、しっかりとこういうゲームでも獲ってくれてる事を考えれば、千真自身が何かを掴み始めたのかなーと感じたり。千真良いよ千真。

アーリア→がんばれ。

健太→静学スパイク。はよ体調戻せ。

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イイゲームが見れて満足、なんだけど、これで満足してるわけにはいかないよね。グループリーグを突破してこそ意義がある。だからこそあと2つ。良い試合のあとに悪い試合をしてしまう、連勝出来ない、勝つべき試合を落とす傾向があるだけに、この残り2試合でそういう悪い癖を払拭したい。大事な2試合だよ!

ということでここまで!

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(´-`).o0ちょっとご無沙汰しちゃいました。色々ありまして……もすこししたら慣れていつも通りになると思うので……ご迷惑おかけします。ワールドカップ絡みの事も書きたいんだけどねぇ……うむり。

(´-`).o0写真も撮ってきましたー。三ツ沢で雨だとなかなかに……よろしかったらどうぞー。

( ´∀`)つ ミ 2010/5/29 J.League YamazakiNABISCO Cup GroupLeague Day5 Fマリノス vs ベルマーレ @ ニッパツ三ツ沢球技場(picasa/me)

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