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April 19, 2010

当たり前の幸せを噛みしめて@2010 J.LeagueDivision1 第7節 モンテディオ vs Fマリノス

まず、試合が出来た事。

そして、試合に勝てた事。

そんな当たり前の事にいつも以上に幸せを感じた一日。

J.League Division1 第7節

モンテディオ 0-1 Fマリノス @ NDソフトスタジアム「当たり前の幸せを噛みしめて」
F.Marinos:64'坂田大輔!!!

J's GOAL

Fマリノススタメン:GK飯倉大樹"守護神へ"、DF波戸康広"安定感"、中澤佑二"エアバトル"、栗原勇蔵"迷惑千万でも破綻なく"、田中裕介"絡んで走って止めて回って"、MF小椋祥平"カードは貢献の証"、金井貢史"軽いうまさと軽いミスと"、中村俊輔"戻らないコンディションと変わらない打ち出の小槌"(→90'水沼宏太"今シーズン初出場!")、山瀬功治"キレキレ"、FW坂田大輔"値千金!"(→90'+2'清水範久)、渡邉千真"苦闘"(→79'パブロ・バスティアニーニ)

モンテディオスタメン:GK清水健太、DF宮本卓也、西河翔吾、石井秀典、石川竜也、MF宮沢克行(→56'宮崎光平)、佐藤健太郎、秋葉勝(→87'下村東美)、北村知隆(→74'金根煥)、FW古橋達弥、田代勇三

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*新幹線の車窓ではずっと真っ白、季節外れの大雪には戦々恐々、試合出来るのかなって思いながらスタジアムに着いて、試合が始まったら始まって攻守に置いて「あれ?大丈夫?」って内容で決して満足できるゲームではなかったけれど、ちゃんと試合が開催されて、久々の勝ち点3、素直に嬉しい!万々歳!

*ナビスコ初戦同様、セットプレー一発による決着。互いに互いの守備を崩しきれず、非常にシュートの少ないゲーム展開だっただけに必然の結果だったのかも。セットプレーに置いて結果を引き出せるクオリティが横浜にあって、山形になかった。それが勝負の綾だったかな。希有なキッカーがいて、警戒せざるを得ない強烈なターゲットがいる、それは大きな武器であり、拠り所となる。綺麗に、圧倒して勝てる試合なんてそんなに多くないし、上に行けば行くほどほんの僅かなディティールが勝負を分ける事も多い。だからこそ大事にしていきたいよね。

*今回に関しては。左サイド、少し角度のあるところからのFK、ファーの佑二・勇蔵に警戒がされる裏をかいてのニアサイド、俊輔のアウトスイングの低いキックに坂田がダイビングヘッド!こういうバリエーションが出てきたのはいい事かな。勇蔵・佑二は嫌でも警戒されるし、彼らとて、強く警戒されればそう簡単には獲れない。その中で他の選択肢を作っていく事は大事、今回は最も近い場所で坂田の瞬発力を活かすパターンを使った訳だけど、勇蔵・佑二の次に期待できるであろう千真や裕介を使ったり、スイープで功治のボレーなんて形があったって良い。沢山のパターンをシーズンを戦いながら作って相手の警戒を散らしていきたいよね。貴重な得点パターンだからこそ、大事に大事にしていきたい。

*ま、勝ったわけだけど攻守に置いて質の高いプレーが出来た訳じゃない。攻撃面、流れの中でのゴールを奪うどころか、この試合シュートは8本(うちセットプレーで3本、全て後半。後半は実質的な流れの中でのシュート0)実効的な要素は数えるほどで山形の4-4ゾーンを崩しきるには至らなかった。このゲームに関して目に付いたのは攻撃の核とならなければならない二人のプレーヤーの不調かな。楔が収まっても適切なタイミングで裁ききれず雑なパスでチャンスを広げられない渡邉千真、そして怪我の影響か繊細なタッチに狂いが見られ、ボールキープもパスも判断も本来の精度と質を発揮できなかった中村俊輔。攻撃の取っかかりとなる部分でミスが繰り返されるとリズムも出ないし、崩しにチャレンジする頻度も減る。個人の出来の問題(千真は相手ディフェンスとの相対的な問題でもあるけれど)だから、彼らの状態が良くなれば……とは思うけど、俊輔は怪我を抱えたままでなかなか回復には至らないし、千真もポストワークに意識を引かれて自分のプレーを見失ってしまっている状態。最もゴールを獲らなければならない選手と、最もゴールを生み出さなければならない選手がこの状態なのははっきり言って心配。千真は一度休ませた方が良いのかなぁ、ただ、千真はこの課題を継続して取り組んでなんとか乗り越えて欲しいなぁ……とは思うけど。

*少しの希望は、ハイサイドに起点が出来たときに、綺麗なダイレクトパスにダイナミズムアクションが絡んでうまく局面打開出来たシーンかしら。ボールが動く中で局面打開する最後のパスのイメージを共有出来ている時は凄いスムーズなプレーが出来る。基盤となるのはパス&ムーブだと思うし、信頼関係だとも思うから、後は頻度を高く!かな。このゲームでは2回?うーん、少ない。それと坂田効果ね。裏に引っ張る、ラインの裏を狙う。そこで深みが生まれる。ポゼッションからの楔だけじゃないボールを前に運ぶ術という意味で効果はやはりでかい。わかっていたことではあるけど、やっぱり意義があるわけです。深みが出来ればボールも動かし安くなるし、裏があるからガンガン前には来れなくなる、さすれば楔も入りやすくなる。繋げないときに逃げ場になれる。和司さんがどう考えるかは別にして、坂田効果は大きいよ。

*守備に関しては、整理が付いていない、という印象。一つは攻撃時のオリジナルポジションの意識なんだけど、特にポゼッション時かな。ミドルゾーンでボールを繋ぐ中で中盤4枚全員が右サイドに寄るというシーンがあったりしたのだけど、あれは守備面であり得ない。あの状況でもし失って逆サイドに振られたらもの凄い危険な状況になってしまう。サイドチェンジの受け手として幅を確保する事も大事だし、その意味を分かってたはずだし……。小さい事だけど、そういう穴が守備の破綻を招く事もある。

*そしてもう一つ、幅を広く使う相手に対してのサイドハーフとサイドバックのマーキング。相手サイドバックがボールを持ったときにトップがいくのかorサイドハーフがいくのか、相手サイドハーフが少し落ちて張ったときにサイドバックが付いていくのかorサイドハーフを落とさせるのか、結局整理が付いていないからふわっとしたまんま浮かせて展開されて後追いの状態になる。これはナビスコのジュビロ戦もそうだったけど、全く修正されていない。サイドバックを行かせるならスライドすればいい話だし、中央の枚数足りなくなるならボランチを一枚落としたって良い(小椋はセンターバックでの経験も積んでるし)守備に置ける連動、と言う意味でサイドハーフとサイドバック、サイドバックとセンターバック、スライドと人数合わせ、その連動をもっとスムーズに、そして受動的ではなく能動的に対応出来るようにならないと。中央を固めるって意味では不安もあるのだけど、ここはプライオリティの高い修正必須項目だと思うよ。

*まあ勝って兜の緒を締めよじゃないけど、修正すべき部分、もっと積み上げなきゃいけない部分もあると思うので、そこは今後に向けて、ね。一歩一歩、うん。

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【選手評】

飯倉→ピンチの数は多くなかったとはいえ、あの一本(石川のロングスルーパスがセットで前残りしていた西河へと繋がって1vs1に発展したシーン)やられてたら全てが変わっていたかも知れない。それだけにこのシーンを凌いだビッグセーブは大きな価値がある。飛び出しのタイミング抜群、キャッチもハイボールも破綻なく。哲也が前戦大きなミスをした後だけに、ポジションを確固たるモノにしたゲームだった。

波戸→俊輔がふわふわとポジションを離れ、守備時には苦しい対応を強いられたモノの落ち着いて「あげさせない」「抜かれない」対応できっちりと締めた。中央の絞りに関してもきっちり出来る。後はサイドハーフとのマーキングの整理。チームでやらないのなら選手主導でコミュニケーションを取りながらやってほしい。

佑二→田代とのエアバトルも時折飛び出してくる古橋や北村にもきっちりと対応、セットプレーも集中して破綻なく。守備陣の我慢が報われたゲームとして、少しイライラも収まったかな。ただ、ビルドアップで適当な浮き球を出すのはダメ。細かい部分でちょっと粗くなってしまっているから丁寧なプレーを心がけたい。

勇蔵→佑二同様、ハイボールでの競り合いも地上戦もきっちり対応。押し込まれる場面でも良いポジショニングとマーキングでズレを作らなかったという意味で、集中力を保ってプレーできていた感。クンファンを「迷惑」と言ってたけど、それでもクンファンにも見せ場作らせなかった辺りは先輩の意地かしら。

裕介→エンドライン際での1vs1の対応、クロスへの対応などきっちりと。未然にピンチを防ぐ。攻撃面でも豊富な運動量で上下動、直接的な実効性こそ見せれなかったけれど、チームに不足しがちなオフ・ザ・ボールでの動きをもたらした。攻守に「安定」してたし、これぐらいをスタンダードにして欲しいかな。

小椋→累積3枚目、とはいえ、アレは行かなきゃいけないシーン。チームの為のカード。プレー自体は多少ミスはあったにしても、相変わらず高み安定。楔の本数も多いし、守備に関しても「パッキング」によるヘルプで何度もボールを奪うなど非常に実効力高い。ラストパスのアイデアは……なんて言うのかな専門外。ただ、出すシーンが増えてきているからその辺も勉強かな。今や欠かせない存在。

金井→顔出ししてはユース仕込みの軽妙なタッチで中盤のハブとなり、サイドのスペースに流れて「オーバーラップ」するなど、非常に幅広い動きで攻撃に絡む。守備面でもオーバーラップして空いたポイントを埋めるなど、特色が良く出たプレーぶり。東京戦よりも前に出てプレーに絡むプレーが多かったのは小椋とのコンビだからかな、こなせるのは金井らしい。ただ、軽いミスも散見。1vs1の対応、ミスパス、そこも「軽い」。良い軽さと悪い軽さが同居している感じ。でも印象はポジティブ。

俊輔→上記の通り、出来は最悪に近い。下らないミスが多すぎるし、キープもやっとこさ。俊輔のミスは他の選手に比べて影響が大きいんだよね。周囲は中村俊輔が「溜めてくれる」「出してくれる」と考えてるから走る訳で、そこでミスが起きると、走るのやめちゃうかも知れない。そうなったら俊輔の存在価値って凄い下がってしまう。俊輔はその信頼を裏切るようなプレーをしてはいけない。まあ怪我もあるし、一応結果も残したからさ、きつい事は書きたくないけど、ね。

功治→ドリブルキレキレ、対面のディフェンスを全く問題にせず、囲まれても抜いていく。そのキレは頼もしかったし、攻撃構築に苦しむチームに置いて拠り所となった。多少下がったり、寄り過ぎたりとポジショニングにばらつきがあった事、そして最後の部分で粗くなっていた事はあるけど、この状態を維持してくれれば。ナビスコもナイスゴールでした。

坂田→今シーズン初スタメンで初ゴール、溜まった鬱積を自らのゴールで吹っ飛ばした。見事見事。実際思うところもあったと思うのだけど、それを結果で跳ね返して存在価値を証明するってのは逞しいね。上記の通り、坂田が入った事による効果は大きい。裏を狙う事は相手にとって嫌な事。やっぱり最後は坂田になるのかも。とにかくナイスゴール!

千真→うーむ……ペナアーク付近でボールを受けてターンしてシュートに持ち込むシーンが数回あったのは千真らしかったけど、ポストの部分がねぇ。技術的には「ひとつ」多い。一個目で収まらない、余計なタッチが挟まる、その余計なタッチの分だけ時間が掛かって囲まれる。ヘッドアップできない、だから周囲の動き出しを捉えきれず的確なタイミングで出せない。シュートに持ち込むときはイメージングが出来てるからプレーがスムーズだけど、ポストに対しては刻々と状況が変わるからイメージしにくいのかな。体の使い方やボールの置き所とか工夫の跡は見えるし、引き出し方もうまくなってはいるけど……ね。で、ポストに意識を裂きすぎて千真の良い部分であるゴールに向かう、ゴールを狙うという魅力がスポイルされてる感じは否めない。チームとして求めてしまっているから致し方ない部分もあるけど、本当にこれで良いのか、と言う気はする。千真が沢山獲らないとウチは上に行けない。千真を殺すなら功治なり俊輔なり健太なり兵藤なりジローが千真の分だけ獲らなきゃいけない。ただ、それはちょっと難しい気がするんだよね……。千真に取らせる形を確立したい。千真頑張れ千真。

にいにい→この日はあんまし。

宏太→初出場おめ。

ジロー→坂田のお疲れセレブレーションと時間稼ぎ。

和司さん→一つ学んだね、交代で時間を使う。良いサッカーは出来なかったけど、こういう形で結果を引き出せたのは凄い良い事。現実的にならざるを得ないゲームもこれからもっと出てくるはずだしね。現実的に勝ち点を積み上げながらトライしていくしかない訳で、それは途上段階に置いては通らざるを得ない道。まだまだこれからよ。

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今シーズン3勝目、素直に嬉しい。勝ち点を積み上げなきゃ夢は見れないから。色々と課題もあるけど、ひとつずつひとつずつ、だね。

ということでここまで。最後に試合運営に尽力された山形のスタッフ、及びボランティアの皆様、本当にありがとうございました。試合が出来る喜び、改めて噛みしめました。

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(´-`).o0写真も撮って参りました……暗かったり明るかったりで光の加減が……てか最近良い写真が撮れてない。。腕があれだから・・わかってるわかってるよ・゚・(つД`)・゚・よろしかったらどうぞー。

( ´∀`)つ ミ 2010/4/17 J.League Division1 sec.7 モンテディオ vs Fマリノス @ NDソフトスタジアム山形(picasa/me)

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April 14, 2010

スコアレスが示した現在地@2010 J.LeagueDivision1 第6節 Fマリノス vs セレッソ

攻め落とせなかった、獲りきれなかった。

繰り返さない為に、糧とする為に、このゲームは無駄に出来ない。

2010 J.League Division1 第6節

Fマリノス 0-0 セレッソ @ 日産スタジアム「スコアレスが示した現在地」

J's GOAL

Fマリノススタメン:GK飯倉大樹"嘆く前に出来る、アクチュアルタイムの意識"、DF波戸康広"見本となるやりきる意識"、栗原勇蔵"代表ショックを振り切って"、中澤佑二"代表ショックを引きずって"、田中裕介"持っていた鍵"、MF小椋祥平"欠かせない男に"、狩野健太"付けなきゃいけないアクセント"、兵藤慎剛"やりきらないは「悪」"(→66'齋藤学"おかえり!/何も出来ない現実")、清水範久"悪くはないけど良くもない"(→55'パブロ・バスティアニーニ"頼もしき部分と粗い部分と")、FW山瀬功治"顔出し始めた兄「気質」"(→81'中村俊輔"ほど遠くとも作り出す違い")、渡邉千真"ジレンマ"

セレッソスタメン:GK金鎮鉉、DF上本大海、羽田憲司(→87'黒木聖仁)、茂庭照幸、MF高橋大輔、アマラウ、マルチネス(45'一発赤)、尾亦弘友希、乾貴士"凱旋はほろ苦く"(→83'藤本康太)、香川真司、FWアドリアーノ(→86'家長昭弘)

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*相手の手を押さえ、数的優位も得て、終始主導権を握りながらも、「防衛戦」に入ったセレッソを攻め落とす事が出来ずスコアレスドロー。結果はもう一言、残念。

*前後半通じて、相手の金看板である香川・乾をほぼ押さえ込み、アドリアーノの強引な独力打開に手を焼いたにしてもやらせなかった。カウンターに関しても冷静に対応出来ていたし、セットプレーもきっちり跳ね返す。相手の攻撃をシャットアウトした上で、主導権を握った訳だから、後必要だったのはゴールのみ。しかし、そのゴールが獲れなかった……まあそこがこのゲームの全てかなと。

*正直言って隙のない相手ではなかったと思う。甘さの見えた部分、捕まえきれない部分はあったと思うし、やりようはあったはず。ただ、相対的な意味で相手にとって嫌な事というのをチームとしてどれだけ考えられていたのか、というと疑問が残る。例えば前半、相手の中盤はある程度自由にボールを持たせてくれる、その状況下で周囲と連動しない散発的なアプローチで自ら穴を「作ってくれる」ような甘い対応が見られた。しかし、そういう部分を見い出し、突けたかというとそうじゃない。あくまでも「自分達」の形をなぞるようなプレーしかできていなかったんじゃないかな。サイドを起点に、楔を入れて、コンビネーションを絡めて……決して悪い事じゃない。けれど、それが相手にとって怖かったかというと……違うよね(しかもサイドに「釣り出す」イメージとか、引きつけてスペースを作るとか、デコイが絡むとか……なかったよね)5バック気味に幅を保ち、中央はきっちりと人数を揃えて対応できる訳だから。もし、相手の隙を突くという意味で考えるなら、サイドではなく低い位置でボールを動かして、「穴を作り出す」アプローチを引き出し、生まれた穴を使うイメージを共有して、連動したコンビネーションが作り出せればより相手は怖かったんじゃないかな?

*後半に関しても同じ傾向は見られた。数的不利となった相手の守備は、一度深い位置に入るとMF含めてとにかくポジションを落としてボックス内に人垣を作るような形になってた。この状態では、一枚はがしても、マークを外しても、すぐに次のカバーが飛んでくる、なかなかコースも空かなければフリーにもなれない。綺麗に「崩しきる」のが難しい状態だったのは間違いない。ただ、実際下がるきっかけのない状態では多少リトリート気味とはいえスタンダードなポジショニングでコースを切るようなポジショニングで対応しようとしていた。その相手に対して手数を掛けずに「1本目の楔」をスイッチに無理矢理にでも崩しきるイメージがあったら?簡単ではないけれど、少なくともボックスの中に6枚7枚入る人垣は生まれなかった。しかし、選択したのはチャレンジするのではなく失わずに攻撃を続け、崩しきる可能性を探る事だった。フリーになれなければ戻す、前が空かなければ戻す、やり直してもう一度。確かに失わないというのは、相手の攻撃の機会を与えないと言う事。意義のないプレーではない。しかし、やりきらずにやり直す事でどんどん相手の守備陣形は整い、人垣が生まれていく。相手にとって怖かったのは、強引にでもやりきる事だと思うし、局面を打開するようなチャレンジをしていく事だったんじゃないかな?

*そして、主体的な要素。決定力……って言ったらそれまでなので、個人的に思うこと。選手個々が「もっと良いプレー」をするための意識をもっと高めなきゃいけない。僕の持論として、素晴らしいプレーが3つ4つ積み重なると必ず大きなチャンスが生まれるって思ってるんだよね。一つ、素晴らしいクオリティのプレーがあれば、その素晴らしいプレーによって次にプレーする選手がよりよいプレーをする為の土壌を整えられる。ただ、それを意識してないプレーというのはかなり多い。不必要に浮かせるパス、雑なトラップ、ターンの向き、ボールの置き所、レシーブアクションとパス出しのタイミング、その場凌ぎのプレーをしてる。自分のプレークオリティさえ高められない状況下で、次の選手によりよい状況を与えることは出来ないよね。逆に尻ぬぐいさせてるような感すらある。本当に小さい事だと思うけれど、こういう部分が積み重なって、最後のフィニッシュであったり、ラストパスの精度に繋がっていくんだと僕は思う。ゴールが決まらないのは、シュートを打つ選手、ラストパスを出す選手だけの責任じゃない。チームとして、1人1人がよりよいプレーをする事、パスを繋ぐサッカーだからこそ、もっと高い意識を持たなきゃいけない。

*まあこれが今の現実だと思う。引かれた相手に対して獲りきれない、優位に立ったゲームをモノにし切れない。それが今のFマリノスの力だと思う。ただ、そういうモノを得る為には一朝一夕には行かないし、決して前に進んでいないのかというとそういうわけでもない。小さな部分かも知れないけど、良くなってる部分もある。楔を入れていく事に関しては引き出す意識、決断力が伴ってノッキングする回数は大きく減った。千真のポストプレーも対峙する選手のレベルを選ぶとはいえ多少精度を保てるぐらいには上達してる。小椋のリスクとバランスをマネジメントする部分の成長は目を見張るほど。ま、この試合では全く支離滅裂でメッセージの伝わりづらい交代をしていた和司さんの交代策同様に、今は少し我慢かな。下を向かずに少しずつでも質を高めながら、うん。千里の道も一歩から、じゃないけど。

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【選手評】

飯倉→あんまり守備機会がなかったので特にないんだけど、一つだけ。アクチュアルタイムの意識ね。押し上げる時間を待つのは大事だけど、それにしたって時間を掛けすぎ。勝ってる試合ならまだしも、同点だし。フィールドプレーヤーのリズムを崩す一因になりかねない。そういう意識を持たないと。飯倉はセットに時間を掛ける傾向ある。無駄。

波戸→悪くはなかったと思う。プレッシャー掛けてサイドに寄せた香川や乾をきっちりと周囲の選手と囲い込んでやらせなかったし、攻撃に関してもやりきる意識は高い。実際スピードもないし、独力打開する技術は持ち得ないけど、簡単にサポートに来た選手に預けて裏に走る、そのやりきる意識は非常に高い。後はそのクオリティだね。相手をより引きつけてより良い状態でクロスをあげる、そのクロスの質やタイミングをあげる。

勇蔵→代表ショックは感じられず。アドリアーノも問題にしなかったし、香川・乾もきっちり。セットでの集中力も高かった。攻撃面でも業を煮やして出て行って放ったボレーなど、非常に惜しかった。あれはセレッソを打開するキーの一つだったんだよねー、後方から意外性ある選手がダイナミックなランニングでゴール前に入っていく、と言う意味で。決めたかったが難しかったかな。

佑二→ワースト。スローイン時にアドリアーノに入れ替わられたシーンは目を覆いたくなるほど酷かった。それでフォローに入るべき選手がいなかったことを周りに当たり散らすなんてやめてください。不必要な浮き球やバウンドパスを用いるのは悪い癖。集中力低く、「代表ショック」を引きずってるんじゃないの?と言われて言い訳できない出来。ちゃんとして、ほんとに。

裕介→3つの決定機、一つは決めて欲しかったのが本音。ダイビングヘッドに関しては完全フリーだったしね。ただ、あそこに入っていける裕介の積極性は買い。大きく弧を描いて裏を獲れるのは裕介の良さだしね。守備に関しても大きな破綻はなく。

小椋→出来自体は非常に良かった。攻撃の起点となるマルチネスに狙いを定めての起点潰し、乾・香川を追いつめるパッキング、カウンターケアの為のポジショニング、しっかりと守備面でチームを下支えしてくれた。後ろから顔を出してラストパスを出すシーンが多く、そこは専門外というか、クオリティを付随する事が出来なかったのは残念だけど、チャレンジする意識は買い。後は練習だね、ひたすら。小椋のような意識を他の選手が持たなきゃいけない。

健太→俊輔不在時にアクセントが付かないのは健太の仕事量が足りないから。「ちゃぶる」じゃないけど、引きつけることであったり、予測を外す、アイデアを付与することがもっとあって良かったと思う。配球するだけじゃなくて、そういうクオリティを乗せていってこそ健太の存在価値がある。いいクロスが何本が上がってたし、セットのキックで一発欲しかった……。

兵藤→動きに関しては良いと思うのよ、ただ、その先、だよね。繰り返しになっちゃってるけど、この日は特にそのやりきらない意識が相手を助けてしまったと思う。一枚剥がす、無理にでも仕掛ける、そういうチャレンジの意識が著しく欠けると思う。うまく周りを使うとか、周りのクオリティによって自分のプレーのクオリティが左右される感じがあるけど、それじゃ物足りないな。もっと出来るはず。

ジロー→存在感薄く、実効力も低く。パスを引き出して前に繋ぐ、というのはこなしていたけど、前回ほど効果的な感じは見受けられなかった。もっと掻き回して欲しかったかな。

功治→細かく。機会は少なかったにしても、決めるべき所で決めれなかった。て少しやりすぎるというか適切なタイミングでのプレー選択という意味では少しズレがあった。俊輔がいないとずるずる下がっちゃう。千真との位置関係が遠く、互いに分離した関係になってる感有り。色々と細かい部分で修正しなきゃいけない部分が出てきた気はする。

千真→ポストに関してはうまくなってると思う。プレッシャーの強弱に差異はあるけどチームに求められる部分はある程度出来るようになってきたかな。ただ、それによりゴールから遠ざかりシュートチャンスに絡む事が減っているのが大きな問題。にいにいとのコンビの方がゴール前に入れるのかな、という気はする。ヘッド決めて欲しかった。

にいにい→コンディションが上がってきて、動きの幅が広がっているのは凄い良い事。幅広く動いてのポスト、などは千真の得点力を蘇らせるキーとなるかも知れない(役割分担的な意味で)ただ、オフサイドラインであったり、笛の基準には苦しんでるかな。

学→復帰おめ!正直グッときた。ただ、カウンターからのシュート一本では……仕掛けるべき所で仕掛けず、パスを繋ぐ為の媒介だけであったらジローのままでも変わらない。自分の良さ、何を評価されたのか、そういう事を考えてピッチに立って欲しかった。失敗しても良い、まずはやりきる事。

俊輔→短い時間で決定機を2本演出。コンディション悪い割には価値は示した。ただ、決めてもらえず。FK壁超えないね……。代表でなくて良かったんじゃないかなぁ?←

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とにもかくにも、また次、だね。磐田、山形、簡単じゃない。ただ、目の前の試合に全力で、真摯に取り組む事でしか、積み上がらないしね

ということでここまでー。

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(´-`).o0ナビ・ジュビロ戦は行けません……しょんぼり。結果的にも内容的にも、少し停滞感というか消化不良のゲームが続いてるから、すっきりしてきて欲しいな。負け組で構わんよ

(´-`).o0写真又撮ってきましたー。あ、乾の事をちらっと書こうと思ってたんだ……忘れた。もういいや。あんま変わってなかったなー。そんな乾くんも撮りました、よろしかったらどうぞー。

( ´∀`)つ ミ 2010/4/10 J.League Division1 sec.6 Fマリノス vs セレッソ @ 日産スタジアム(picasa/me)

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April 10, 2010

New Challenge!!! -F.Marinos Youth '10 Season Preview-

歓喜の高円宮初制覇も過去の事。

新たな年に変わり、新たな気持ちで、もう一度頂点へ。

Fマリノスの、そして日本の未来を担う若き才能達が切磋琢磨する事で成長していくその過程を見守れる幸せ、一緒に味わいませんか?

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4月を迎え、いよいよユースのシーズン到来!今週日曜日から「JFAプリンスリーグ関東」が開幕します!ということで、今シーズンもシーズンプレビューとして、2010年のFマリノスユースを紹介しちゃいます!

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【「不変」のチームカラー、「変化」のタレント】

トップチームが今シーズンの初勝利をあげた翌日、マリノスタウンのピッチ上では目を疑ってしまうような光景があった。

抜群の切り替えと意思統一の取れた収縮によって攻撃の芽を未然に摘み取り、勢いそのまま高い技術とアグレッシブなアクションを持って次々とゴールを強襲。決して大げさな表現ではなく、Fマリノスユースが表現したフットボールは間違いなく、トップチームの選手達を飲み込み、凌駕した。

結局、そのテンションとエネルギーは長くは持たず、後半にはトップの選手達に格の違いを見せつけられてしまったが、その数十分に垣間見えたクオリティには期待を寄せるに充分過ぎる「予告編」だった。

新チーム立ち上げ間もない状態でもこのクオリティ。それもそのはず。Fマリノスユースを初の栄冠に導いた松橋力蔵監督が留任し、ハードワークを中心軸に据え、フレキシブルな攻守を切り替えからのアグレッシブかつスキルフルに攻撃を仕掛けるコンセプトも不変。そのコンセプトを体現する選手達も昨シーズンで力蔵さんの標榜するフットボールをハードなトレーニングの中で理解し、沢山のトライ&エラーの中で消化し、数多くの試合を通じて研鑽してきた選手ばかり。そんなプロセスがあるからこそ、今がある。

しかし、フットボールは日進月歩。停滞は後退、今に甘んじず前に進む事が出来なければ凋落が待っている。フットボール的な要素が変わらない中で変化を求めるとしたら?それはプレーする選手達が自らの成長を持ってチームに変化を与えて欲しい。

一介のスペースアタッカーから沢山のゴールと共に「エースストライカー」へと変貌を遂げた関原凌河、長期離脱を乗り越えセンターバックをモダンな自分色に染め上げた中田航平、沢山の試合経験を経てひとつひとつのプレーに磨きを掛けて信頼を勝ち取った樋川愛輔、並み居るライバルとの競争に出遅れながらも自らの長短のキックのクオリティと攻撃センス、そしてハードワークでチームに欠かせぬ存在となった天野純……もちろん、3年生だけじゃなく2年生も1年生もそうなんだけど、1人1人が大きく成長した事がチームにとっての伸びしろとなり、成功に繋がった。そんな再現を2010年のFマリノスユースの選手達にも求めたい。

「不変」のコンセプトと「変化」のタレント、この両輪が噛み合った時、Fマリノスユースはより大きな輝きを魅せるはず。

さあ、新たな挑戦をしにいこう!

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【十人十色 -2010 Fマリノスユース選手紹介-】

当然、全員は無理。
※括弧内はこんな感じ(ふりがな/ポジション/背番号/学年)

鈴木椋大(すずきりょうた/GK/No.21/2)

類希なサイズと安定感を有する期待の大型GK。昨シーズンは1年生ながら高円宮杯という大舞台でレギュラーの座を奪取、代え難き経験を積んだ。'09シーズンラストとなるJユースカップでは失意(不運)のミスでの敗北となり、大きなショックを受けたが、その傷を糧に更なる飛躍を誓う。U-17日本代表。


保田隆介(やすだりゅうすけ/CDF・RSB・DMF/No.4/3)☆captain

今シーズンのキャプテン。昨シーズンでは主に右サイドバックとしての出場が多かったが、今シーズンは本職とも言えるセンターバックでの出場が濃厚。鋭い読みからのカバーリングと安定感ある足元でリスクフルなチームを支える。愛称は「ほった」、本名は「やすだ」です。


渡辺大斗(わたなべだいと/CDF・DMF/No.5/3)

本職は展開力に優れたボランチの選手だが、成功例・中田航平の二匹目のドジョウを狙ってか、センターバックへとコンバートの模様。層の薄いポジションの苦肉の策、とも言えなくもないが、彼がどれぐらいこのポジションの仕事を遂行しながら、自らの良さを出せるか。ただ、どのポジションにしても大怪我から復帰した彼が試合に出ている事は素直に喜ばしい。頑張れ、大斗。


宮本和輝(みやもとかずき/CDF・SDF(L)/No.19/2)

サイズと対人能力を備える本格派センターバックとして将来を嘱望される存在、なのだが、今シーズンはびっくり左サイドバックにコンバート。その意図がイマイチ見えない……。守備的な仕事が主になるかと思われたが結構積極的にオーバーラップを仕掛け、Fマリノスカップ決勝では決勝点を奪うなど、日々進化中。U-17日本代表。


星雄次(ほしゆうじ/SDF(RL)・SMF(RL)/No.3/3)

サイズには恵まれないモノの、両サイド問わずに抜群の技術と感性を発揮するサイドユーティリティ。細かい繋ぎやスキルフルなドリブル、守備も独特のタイミングで体を寄せて奪ったりとセンスを感じるプレーヤー。低い位置でのプレーセレクトやクロス対応などリスクもあるが、今シーズンのFマリノスユースの攻撃構築とアクセントを担う存在。宮本くんをサイドバックにしたのはほしゆをがしがし攻撃参加させる意味もあるのかな……。


熊谷アンドリュー(くまがいあんどりゅー/DMF・OMF/No.14/2)

多彩なキック、抜群の精度、予測出来ないようなパスセレクトのアイデア、そして広範囲を捉える視野、希有な才覚を持ったパスディバイダー。昨シーズン序盤までは非常に静的なプレーヤーで、周りを使う事だけで存在意義を示していた感があったが、力蔵監督の下で大変貌。特に心境著しいのが守備面。潰す事、相手を捕まえる事に関して大きな進歩を遂げ、プレーヤーとして逞しく一皮剥けた。しかし、その才覚を持ってすればもっと変われる。このチームの心臓。


後藤拓斗(ごとうたくと/DMF・OMF/No.8/3)

1年生時にはトップ下として高円宮杯出場を果たすなど、周囲をシンプルに、そして正確に使う技術には定評があったが、力蔵監督の元でハードワークと「戦う」守備を自分のモノにして大きな変貌を遂げた。運動量が増加して可動範囲も広がり、熊谷アンドリューとバランスを取りながらも前線に進出してアクセントを付けたりダイナミズムを付随するなど、その存在感は増すばかり。俺の拓斗。


松本翔(まつもとしょう/SMF(R)・OMF/No.7/3)

小柄な体躯からは想像も出来ないような強烈なキックと抜群のトップスピードを誇るサイドアタッカー。キッカーとしてこのチームのセットプレーを担う。昨シーズン序盤は調子を落として出場機会を失っていたが、シーズン終盤に掛けて復調して、プレータイムを取り戻し鋭いプレーを連発。コンビネーションからの飛び出し、独力突破、そしてミドルシュートにセットプレーのキッカー、非常にプレーの幅が広く、相手としては対応が難しい選手と言える。ストライカー不在のチームに置いてはスコアラーとしても期待。

星広太(ほしこうた/SMF(LR)・SDF(LR)/No.11/3)

星雄次の実兄、双子の兄にして、弟と同じくハイセンスなサイドユーティリティ。昨シーズンの口火弾は彼から。緊張感の伴う状況下でいつも通りの感じでするするっと抜いて決めたゴールは、経験の浅いチームに落ち着きをもたらした。このゴールがなかったら……彼の飄々としたメンタルはチームにとって拠り所となるかも。プレースタイルは雄次に通ずる部分があるけど、役割としてはほしこは高い位置でのゲームメイク、それこそ昨シーズンあまじゅんが担ってたような役割が求められてるのかな。ポイントを作りながら攻撃に流動性とコンビネーションを促す存在として、その責は大きい。

高橋健哉(たかはしけんや/OMF/No.9/3)

彼も又、力蔵監督の下で大きな飛躍を遂げた1人。元々はオン・ザ・ボールでしか存在感を出せないドリブラーだったが、能動的な意識を植え付けられてからは、前線と中盤で豊富に動きながらパスを引き出しては前を向く形で攻撃を「繋ぐ」事が出来るようになって、レギュラーを掴んだ。守備面でもプレスの急先鋒として非常にタフに働けるようになっており、欠かせない存在に。ミドルシュートの意識も高まっており、先日はトップ相手にもゴールを記録した。


小野裕二(おのゆうじ/FW・SMF(L)/No.10/3)

兄・悠斗から長谷川アーリアジャスールや齋藤学の付けた背番号10を引き継ぎ、今シーズンは絶対的なエースとしての活躍が宿命づけられる存在。昨シーズンまではサイドに張って持ち前の局面打開力を活かしたプレーで存在感を発揮していたが、今シーズンは1トップとして流動的に動きながらポイントを作る仕事も担う。フィジカル的にも進歩を遂げており、相手のコンタクトにも屈さず、ボールをキープして突破に持ち込むなど逞しさは昨シーズン以上。課題はセルフコントロール。


澁谷元気(しぶやもとき/DMF/No.6/3)

豊富な運動量で各所に顔を出しては相手を「潰す」、ボール「刈る」プレーが売りの「甘いマスクのガットゥーゾ」(まだ使う)昨シーズンは序盤こそレギュラーとして存在感を見せたが、拓斗・アンドリューの成長で出場機会を失うなど、彼にとっては決して良いシーズンではなかっただけに、今シーズンに賭ける思いは強いはず。現状はベンチスタートが濃厚だが、彼のような存在がすぐに後ろに控えていると言う事に大きな価値があると思う。戦え、元気!


鈴木雄斗(すずきゆうと/DMF・SMF・OMF/No.17/2)

期待あげ。アンドリューに勝とも劣らない鋭いパス、特にダイレクトで綺麗なパスを出せる。技術的にも非常にハイレベルでサイズも備えるなど、素材として非常に魅力ある。様々なポジションをこなすなど今は自らの活き所を探している感はあるが、その技術と才覚が開花すればチームにとっては大きな力になるはず。糞寒い中で見た一昨年のGoFor2014カップの印象は未だに忘れられない……。

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……こんな感じかしら。是非'10Fマリノスユースを応援してあげてください!というか、見に来て!きっと楽しいと思います。ユースだって俺たちの誇りっ!

ということでここまで!

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(´-`).o0スケジュール張っておきまーす。

JFAプリンスリーグ U-18 関東 Fマリノスユーススケジュール

sec.1
4.11(Sun) 10:30~ Fマリノスユース vs ベルマーレユース @ 日産フィールド小机

sec.2
4.18(Sun) 15:00~ Fマリノスユース vs ジェフユナイテッドU-18 @ 三ツ沢公園陸上競技場

sec.3
4.25(Sun) 10:30~ Fマリノスユース vs 八千代高 @ 日産フィールド小机

sec.4
4.29(Thu/HOLIDAY) 11:00~ レッズユース vs Fマリノスユース @ 埼玉スタジアム第2グラウンド

sec.5
5.2(Sun) 11:00~ 流通経済大柏高 vs Fマリノスユース @ 流通経済大柏高グラウンド

sec.6
5.5(Wed/HOLIDAY) 13:00~ 桐光学園高 vs Fマリノスユース @ 三菱養和巣鴨スポーツセンターグラウンド

sec.7
5.9(Sun) 13:30~ Fマリノスユース vs ヴェルディユース @ 日産フィールド小机

sec.8
5.16(Sun) 15:00~ Fマリノスユース vs 武南高 @ 三ツ沢公園陸上競技場

sec.9
5.30(Sun) 10:30~ Fマリノスユース vs 三菱養和S.Cユース @ 日産フィールド小机

sec.10
7.4(Sun) 11:00~ Fマリノスユース vs FC東京U-18 @ ニッパツ三ツ沢球技場

sec.11
7.11(Sun) 11:00~ 市立船橋高 vs Fマリノスユース @ グラスポ(船橋市法典公園)球技場

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April 07, 2010

抗う事の価値@2010 J.LeagueDivision1 第5節 Fマリノス vs エスパルス

迫り来る敗戦に抗い続けられた事、それが最大の収穫。

決して、下を向く必要なんてない。

2010 J.League Division1 第5節

Fマリノス 1-2 エスパルス @ 日産スタジアム「抗う事の価値」
F.Marinos:82'清水範久 S-Pulse:5'&42'岡崎慎司

J's GOAL

Fマリノススタメン:GK飯倉大樹"こういう時こそ大きな声で"、DF波戸康広"痛恨"、栗原勇蔵"踏んだり蹴ったり"(→46'パブロ・バスティアニーニ"フィット間近")、中澤佑二"見せ続けた意志"、田中裕介"まくれ!"、MF小椋祥平"収めつつあるマルチ"、中村俊輔"不完全燃焼の邂逅"(→27'狩野健太"「1」では物足りない")、兵藤慎剛"下向くな!"、清水範久"テキメンのジロー効果"、FW山瀬功治"もう一段上へ"、渡邉千真"千真の仕事はポストじゃない"

エスパルススタメン:GK西部洋平、DF辻尾真二(→90'平岡康裕)、エディ・ボスナー、児玉新、太田宏介、MF本田拓也、山本真希(→86'伊東輝悦)、小野伸二"魅せた価値"(→69'藤本淳吾)、FW岡崎慎司"ちくしょう、ここで掴んだ自信をワールドカップに繋げるんだぞ、絶対だからな!"、フローデ・ヨンセン、兵働昭弘

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*クリアミスとコミュニケーションミスによる失点、多数のセットプレーの機会、絶好のチャンスの逸機、これだけのミスを冒しては勝利の女神は微笑んではくれない、そんなゲームだったかなと。その裏側にミスを逃さない飢えたストライカーがいたこと、日本最高のキッカーと結果を残してきた1stターゲットが消えた後にセットプレーの機会が増えたこと、本来キッカーを勤めると言う意味ではPKも同じか。その巡り合わせの悪さを呪いたくもなるけれど、自分達でその機会を手放したのも事実だからね。この敗戦は妥当だと思ってます。

*ただ、このゲームに関しては、非常にポジティブに捉えてます。組織的な守備に定評のあるエスパルスが割り切って陣形を固めていたにも関わらず沢山のチャンスを作った事、そして何よりこの最悪の流れに屈することなく抗い続けて最後まで可能性を感じさせた事……プロセスの中に次に繋がる要素が見えたから。負けは負け、勝ち点0という事実は変えられないけど、シーズン序盤、チームが発足して時間が経ってない今だからこそ、その進歩は決して無意味なものじゃないのかな、と。

*まず、攻撃構築。特に後半の部分かな。エスパルスの4-1-4ゾーン(※別途)に対して、ノッキングせずにボールをどんどんアタッキングエリアに運べた事。これまでであれば、なかなか出し所を見いだせずに最終ラインでノッキング……なんてことになりがちな展開だけど、この日に関してはそういうシーンは非常に数が少なかった。要因としては2点。まず、出し手である佑二や小椋の楔に対しての意識が非常に高かったこと。逡巡せずチャレンジする気概を持って、その上でパススピード速く、グラウンダーで、ボールを持ち出したりして相手の守備状況を能動的に「ずらす」事を意図するなど、非常に意識が高かった。2点ビハインドでやらざるを得なかった、とも言えるけど、悪癖改善に向けての大きな一歩だったと思うし、これが継続できればより高いレベルで繋ぐサッカーを具現化できる。継続して欲しいし、この意識の高さがチーム全体に波及して欲しいなと。

*そして、もう一つがジロー効果。高いボール関与意識を持って、非常に広範囲、そして頻度高く顔を出して中盤のゾーンでボールを引き出してはシンプルに裁き、又動く。決して特別な事はしてないけど、動き続けてボールに絡み続けてくれた事で、ボールホルダーの選択肢となってパスコースを作り出し、選手間を繋げる「のり」となった。チームとして滞ることなくボールを動かせたのは、ジローの仕事があってこそ。これは普段ボランチに入ったときに兵藤がやってる事だけど、ジローも又「兵藤」の役目を担えると言う事を示したかな。受け手と出し手のバランスという意味ではジローが入る事で動きが出ると思う。ジローの台頭はチームに幅をもたらしてくれるんじゃないかな。

*そして、その上で後半最後の最後まで攻めに攻めまくった事。相手の素早い切り替えからのカウンターに脅かされても強気の姿勢を崩さずに、どんどんボールを動かして、サイドから、時には中央からのコンビネーションでゴールに迫った。考えてみたら、俊輔が来る前にチームとして練習してたダイレクトプレーを中心にダイナミズムを付随させたり、楔に対して連動するプレーが出たとも言えるのかもね。裕介の大外からぐるっと回るランニングやにいにいのポストから功治が抜け出してフィニッシュに繋げたシーン、サイドからのクロスに千真ヘッド、功治ヘッド、にいにいボレー、そして兵藤の見事なミドル……可能性を感じさせるシーンは非常に多かったし、流れとしても非常に良かった。西部の好セーブを代表としたエスパルスの水際の執念と高い集中力、ラストボールやフィニッシュの精度を欠いた部分もあって、流れの中でのゴールには至らなかったけど、これも又Fマリノスが用意してきた一つの形。俊輔がいても、こういうプレーが出来ればいいな、と。

*全てひっくるめて、Fマリノスのこの日のメンタリティは非常に逞しかったと思うのです。苦しい展開で、心が折れそうな出来事もあった。それでも悪い流れを受け入れずに前から追い、走り続け、抗い続けたというのはこれまでのようにズルズルといかない、上に行こうとする気概でもあると思うし、一つの変化なんじゃないかなと。負け試合でこういう風にポジティブな事を感じるのは余りない事、これを次に繋げる事が出来れば、この苦い敗戦も大きな価値を持つと思う。楽観的すぎるかも知れないけど。

※エスパのシステムは表記上「4-3-3」だけど、守備時にはウイングがMFのラインまで落ちてサイドハーフとしてゾーン形成に参加するので、システム的には「4-1-4-1」。長谷川健太体制で数年来築き上げてきたソリッドでコレクティブなディフェンスを継続する為の施術と言える(ディフェンス傾向としては今シーズンはマイナーチェンジとして、前から狙う姿勢が出てきている)同じ「4-3-3」でもカウンターを意識して前残りの傾向の強かったベルマーレや、谷口のポジショニングのスライドこそ見られるモノのコンセプトとして高い位置でのプレッシングを狙うフロンターレとは毛色の違う守備であったことは明らか。Fマリノスにとっては苦手とする部類の相手であった、と言う事。

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【選手評】

飯倉→基本的に失点は二つ共飯倉がちゃんと声を出して主導権を持ってプレーできていれば起こりえなかった。2点目は言わずもがな、1点目だって佑二が苦しい体勢でクリアに行ったけど(そして波戸の中途半端なクリアに繋がった)、ニアに飛び込んだヨンセンのポジションを考えたらキーパーでも良かった。周辺状況を正確に捉え、必要なときに必要な「声」を出せるように、後ろの声は神の「声」だからこそ、ね。ただ、飯倉もまだ若い。こういう失敗を重ねてもっと「いい」キーパーになっていくのかな。次は、なしだよ。

波戸→あのクリアはなぁ……フリーだったしなぁ……まあやってしまった事はしょうがないんだけど、後悔は残るね。ただ、その後、後半の猛攻時には右サイドを駆け上がり何度もコーナーを獲ったり、中央にボールを供給したりと、貢献度高いプレーを見せてくれた。やりきれないシーン、やりすぎなシーンもあるけど、攻撃的な姿勢は横浜に戻ってきて高まっている感あり。

勇蔵→コミュニケーションミスとはいえ、彼にとって見たら最悪のタイミング、不運でしかない。ただ、大きな怪我じゃなくて良かった……早く良くなりますように……

佑二→本文内にも書いたけど、非常にビルドアップに対する意識が高く、PK奪取、終盤にはパワープレーにも出たりと戦い続けた印象。ヨンセンとのドッグファイトは非常に見応えがあった。後半は非常にシビアなアプローチでボールを奪うシーンも数回、カウンターも凌ぎきり最後まで可能性を繋ぎ止めてくれた事を考えても、良い仕事ぶりだった。佑二の意志が伝搬すればもっと良くなる。

裕介→最初の失点はあそこで辻尾にクロスを入れさせてしまった事。中盤との連携もあるけど、余りに簡単に破られちゃった。Wシンジ(not岡崎ね)うまかったけどね。ただ、久々に裕介らしいプレーが沢山出たゲームだったと思う。ダイナミックなランニングは裕介の良さだと思うし、もっともっと出して欲しい。

小椋→ホントよくやってくれてる。センターバックに下がった後もカウンターケアからポストに対しての対応、そしてビルドアップと大車輪。彼が泥を被ってくれたからこそ。ただ、セットプレーのマークに関しては一考の余地有り、動き出しのうまい選手に付く事が多いにしても(神戸戦は大久保、清水戦は岡崎)、毎試合1度はずれて危ういシーンがある。そこは頑張らないと。

兵藤→PKに関してはもう仕方ない。下を向いて欲しくないし、これから取り返せばいい話。決めきれない、という課題はあるけど、それはもう練習しかないと思う。自信を付けて、次のチャンスこそ決める、そして払拭するしかない。西部に防がれたけどミドルは惜しかった。他のプレーに関してはバランス見ながらも、秩序を保ってボールムーブに貢献。ただ、相変わらず変化が付かないので、もすこし自分出して欲しい。

ジロー→ラッキーゴールでもゴールはゴール、エルゴラの記事見てちょっとグッときたよ、あれから1年かー。プレー内容は前述の通り、ジロー効果は大きいよ。レギュラー争いという面でも風穴を開けるかも知れない。健太か、兵藤か、はたまた俊輔か、どうなるかわからないけど、危機感煽るには充分なパフォーマンス。アーリアもか。キックの種類や精度、ファーストタッチという面ではやっぱり質を持ってる選手。

俊輔→怪我云々は置いておいて、コンディション悪くて殆ど何も出来ず。逆に狙い打ちにされて奪われてた。それじゃ中村俊輔の意味はないね。現状俊輔次第のところがチームにあるから、そういう意味ではコンディション上げてもらうしかない。この日はダメ。

功治→決めろ、話はそれから。まあ自分も自覚してるだろうから、そういう事です。ただ、昨シーズンと違って周囲との絡みの中で決定機に顔を出せているというのは昨シーズンとは全く違う所。そこはポジティブ。豊富な運動量でボールに絡んでアタッキングエリアで脅威となり続けた事など、貢献度は高かった。でも、決めないと。功治が二つ獲ってたら勝ってた。まあそういうもんでもないかも知れないけど。エースなら決めて欲しい←勝手に言ってるだけだけどウチのエースは功治だよ

千真→らしくない。あれだけ押し込む展開でシュートはサイドからのクロスに合わせた1本だけ、この展開なら千真は5~6本打ってなきゃいけない。でも、打ててないという事に今の千真の問題がある。ポストを意識しすぎて、ゴールから遠ざかりすぎてる、裏に抜けるアクションが全くない。確かにあんまりうまくなくて、裁くのも下手。でも、そんなの千真の本来の仕事じゃないからいいのよ。千真の仕事はシュートを打つ事。にいにい入ってからにいにいが精力的にポストやってたからやらせておいて自分は美味しいところ持っていく意識でよかったと思う。仕事場がどこなのか、そして何をすべきか、改めて考えてみて欲しいな。千真が獲らなきゃウチは上には行けないよ。

健太→CK14本、FKもかなりあったはず。それで1点は寂しいなぁ……。まあ相手もある事だし、簡単ではないけれど。健太のアイデアが周りに伝わってるか、そういう部分があるんじゃないかな?と言う気はする。プレー自体は良かった。スクランブル発進の割りにはね。ゲームの流れに乗れたし、それなりには存在感もあった。もっとやれると思うけど。

バスティアニーニ→少しずつ少しずつ馴染んできたかな。エゴが出て強引すぎたり、裁きのタイミングが遅れるシーンはあったけど、良い動き出しは使おうという意志があるし、トリッキーな形にしても「ダイレクト」という意識があるのは良い事。コンディション上がってきて動きの幅・量共になかなか、収まるようになってきてるし、強さも感じる、この日はゴールの可能性も感じさせた。次はスタメンも……あるかも知れない。なにより真面目だよね、凄いよくやってくれてる。千真を活かすのはにいにいかもしれない。

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にしても、やっぱり勝ちたかった……ホームだったし、沢山人来てくれたしね。繋ぎの部分、カウンターに移るときのスムーズさ、守備のクオリティ、そしてシンジの技術……エスパ強かったけど、やっぱり勝ちたかった……。でもしょうがないね。下向いても仕方ない。

ということでここまでー、次頑張ろう。

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(´-`).o0恒例?ですが、写真も撮ってきましたー。よろしかったらみてやってくださーい。特筆すべきモノが実は今回ないわけですが……それでもみてやってくださーい。
( ´∀`)つ ミ 2010/4/3 J.League Division1 sec.5 Fマリノス vs エスパルス @ 日産スタジアム(picasa/me)

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April 03, 2010

強者への道は一日にしてならず@2010 J.League YamazakiNABISCO Cup GroupStage sec.1 Fマリノス vs モンテディオ

ゾーンブロックの攻略、アドバンテージを守るゲームクロージング、2つの課題にすぐさま取り組めた事に意義がある。

強者への道は一日にしてならず。この経験がFマリノスを又強くする。

2010 J.League YamazakiNABISCO Cup GroupStage 第1節

Group B/Fマリノス 1-0 モンテディオ @ ニッパツ三ツ沢球技場「強者への道は一日にしてならず」
F.Marinos:71'中澤佑二!

J's GOAL

Fマリノススタメン:GK飯倉大樹"漂い始めた守護神の風格"、DF藤田優人"見えた課題"、栗原勇蔵"敵は身内にあり"、中澤佑二"炸裂!"、田中裕介"しっかり出来た自信"、MF河合竜二"チャンス、活かせず"(→58'中村俊輔"打出の左足")、狩野健太"危ういムラ"、兵藤慎剛"焦れる展開の中で"、長谷川アーリアジャスール"もっと、もっとの気持ち"(→58'山瀬功治)、FWパブロ・バスティアニーニ"示した姿勢"(→70'坂田大輔)、渡邉千真"奪え!"

モンテディオスタメン:GK植草裕樹、DF山田拓巳、園田拓也、石井秀典、石川竜也、MF増田誓志、下村東美、佐藤健太郎(→76'金根煥"おかえり")、秋葉勝(→62'北村知隆)、FW古橋達弥(→80'ハン・ドンウォン)、田代有三

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*ナビスコ初戦、セットプレー一発で白星スタート!カップ戦だからね、上に進むためにも結果は大事!うん。

*で、内容。相対的な要素として、システムも指向するスタイルも似ているという事もあって神戸戦で露見した課題である4-4ゾーンブロック攻略、そしてゲームクロージングにおける「追試」のような趣のあったゲームだと思うんだけど、まーなんというのかな、結果が付いてきたとはいえ、まだまだその課題を乗り越えるには時間が掛かるかな、というのが素直な印象。

*山形は、オリジナルポジションを意識してきっちりゾーンブロックを組む事にプライオリティを置いていたので、前から追ってくる神戸に比べたらプレッシャーを感じることなくビルドアップする事は出来ていた。しかし、ボールは繋げど、チャンスがなかなか生まれない、ゴールの匂いがしてこない。実際、前半可能性を感じるようなシーンは片手で足りるほど。攻めあぐんでいた、と言っても過言ではないと思う。

*今までのようにバックラインで行き場なく彷徨うような状況ではなかった。技術的に信頼性は低いモノの幅広く献身的に顔を出すバスティアニーニが高い位置でポイントを作り出していたし……。しかし、アタッキング・エリアで相手の予測を上回ったり、出し抜いたシーンは皆無に等しい。そこに大きな課題があったかなと。ポストを絡めながらダイレクトプレーで相手の守備をすり抜ける、細かく繋ぎながらオーバーラップ的に追い越す形でクロスを上げる、といった狙いは見えるけれど、殆どに「相手」が存在しない感じの攻撃に見えて仕方なかった。相手を動かす、引きつける、揺さぶるための工夫も見られなければ、虚を突くようなスピードの変化や抑揚も感じない、アイデアのあるプレーも生まれない。それでは相手も分かってるからスペースも生まれなければ、フリーマンも生まれない。それじゃ、チャンスも生まれないよね。

*端的に言うと、「意図」だと思う。このプレーをしたい!こういうプレーができる!じゃなくて、ここをこうしたいからこういうプレーをする!って事かなぁ。引きつける事にしても、スペースを空ける事にしても、その先に狙いがある訳じゃない、スルーパスで突くとか、突破するとか。その布石がないから、どうしても力押しじゃないけど、組織が整ってる状態を無理矢理こじ開けようとする感じを受けてしまう。ほんの少しの差だとは思う。でも、その違いは大きい。技術的にパスが出せる、ドリブルが出来る、だけではそうは崩せない。和司さんが以前「逆算」という話をしてたけど、アーリアにしても健太にしても兵藤にしても、それが出来るようになればプレーの質は変わっていくはず。それにウチには「フィニッシャー」がいるわけだから……千真にいかにフリーでシュートを打たせるか、そんな考えがあったっていい。それが本当の意味で「チーム」で崩すってことだと思うよ、うん。

*そして、ゲームクロージング。俊輔-佑二ラインで何とかアドバンテージを奪っての残り20分弱、3枚の交代枠を使い切り、メンバー構成としてはかなりオフェンシブな状態の中でかなり押し込まれる展開が続いてしまったわけだけど、意識は変わってきたんじゃないかな?と。はっきりした形でのゲームクロージング、とはいかなかったけど、繋ぐ中で崩す、ゴールを目指すというプライオリティから相手にボールを渡さない、ミスを避ける、そういう部分が垣間見えた。苦しくなったらシュートで終わって流れを切って戻る時間を作る。そういう部分は感じ取れた。正直中盤守備がぐっちゃぐちゃで中央にポジションをずらしてボールに絡む増田が浮きまくったり、クンファンが身体能力全開でバリバリ来たりと、クロージング所の騒ぎじゃなかった部分もあるけど、結果として逃げ切って成功体験を一つ積み上げられた事含めて、小さくても一歩は踏み出せたかな、と。まだまだやらなきゃいけないという意識が選手の中にも芽生えつつあるし、この辺はまだまだ進歩してくれるんじゃないかなと、はい。

*又小姑みたいになっちゃいましたが、苦手とするタイプのチームを相手にセットプレーで点を獲って勝つってのは、チームにとって大きい。結果を出すって凄い大事。自信になるし、ポジティブに色々な事に取り組める。まあ結果が全てを解決してくれるわけではないから、そこは勘違いしちゃいけない部分ではあるけど、選手達の目線は間違いなく前を向いてる。それが本当に喜ばしい。とにもかくにも、よかった。

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【選手評】

飯倉→田代との1vs1のシーンに尽きる。素晴らしいタイミングでの飛び出しはチームを救った。ただ、佑二のあり得ないバックパスに対してのジャンピングボレークリアは……ミスした時のリスクを計算しないと。日産でのガンバ戦が頭よぎったよ……厳重注意!

藤田→アップダウンや粘り強い守備は、これぐらい出来るよね。ただ、ビルドアップがまずい。近くしか見れてないのが一つ。遠くにも選択肢はあるし、常に意識はしておいて欲しい。そして、プレー精度。付かれてても寄せられてる方向で付けられる、特にアーリアや俊輔といった懐が深く足元うまい選手が前にいるわけだから。視野の確保と判断、そして技術の精度、もう少し出来るようにならないとね。もっと出来る事分かっちゃってるから少し厳しく、ごめんね。

佑二→久々のボンバーヘッド炸裂!ナイスゴール!そしてスゲー格好いいガッツポーズ!お見事でした。守備面では滞空時間長く高い田代に手を焼いてたとは思う。前に入られてフリックされて危うい部分はあったけれど、勇蔵との関係もよく、単純に裏を獲られるような事は少なかったし、一番怖い部分は完全に閉じたまま。セットでもディフェンスでも二人の関係がどんどんよくなってるのが頼もしい。このままこのまま。

勇蔵→この日は主役こそ譲ったけど、状態は凄いいい。体がキレてるというのもあるけど、頭の回転も速く、危機察知も鋭い。フリックで流されても、カバーにおけるポジショニングをきっちり取って次に繋がせない。そういう事が出来てたからこそ、余り怖くはなかった。クンファンとの大怪獣大戦争みたいな空中戦は燃えた。仲良し筋肉コンビ、又横浜で見たいなぁ……。

裕介→それなり。だけど、ビルドアップを一人前に出来るようになるまで、一人前とは呼ばないんだからね。上下動に関しては充分、戻りも早かったし、上がるタイミングもよかった。良い精度のクロスもあったしね。だからこそビルドアップ。技術もあるし、繋ぐセンスも持ってると思う。だからこそ、関与していく事、裕介の所で一枚引きつけられれば、より兵藤や健太が生きてくる。意味のある事だよ。頑張れ。

河合→ミドルとかよく打ってたけど内容的にはこれじゃまずい。もう少し適応しないとね。

健太→ダメな日の健太。一本とんでもないミスをしてから一気にがたがたっと来ちゃったなー。ここのところ出来不出来の差が激しいね、ムラ。走る事、切り替え、そういう部分のスタンダードは上がってるんだけど、やらないときはすぐサボるしなぁ……。責任感じゃないけど俊輔いないときに自分がプレーをオーガナイズするんだ、みたいな意識があっても良い気はする。あのバー直撃弾は惜しかった、あのトラップ!アレが見たいよ!あのアイデア!

兵藤→動き自体は多く、守備面でも充分に汗をかいてと、貢献度は一応の出来。ただ、攻撃面ではポイントになりきれず、周囲との絡みもイマイチ。川崎戦みたいな形がなかなか作れていないから、周囲に早めのサポートとレシーブアクションを求めて、その上で自分が再度のアクションでもう一度絡むみたいなプレーが増えると良いんだけど……うむ。

アーリア→動き自体は良いんだけど、得意のプレーは大体封じられ実効力は欠いたよね。ボックス内に入れなかった事含めて、スタメン復帰できるほどのインパクトは残せなかった。その突出した技術を自分の欲求ではなく、チームの為にフィードバックできるように、アーリアなら出来るよ、凝り固まらないように。

バスティアニーニ→悪くはなかったと思う。非常に勤勉かつ献身的で動きの量も多く、非常に多くプレーに絡んだ。意志は示されたのかなと。ダイレクトプレーでの裁きでは面白いプレーもあって、印象は悪くない。多少裁けずに詰まってしまうとネガティブなプレーが増えてしまう部分はあるけど、前に進む意識であったり、シュートに向かう意識であったりと、積極性も高まってきているし、コンディションも良さそう。結果は0、ビッグチャンス(ヘッドの奴)モノに出来ず、だけど、使える目処は立ったと思う。

千真→千真にとってはにいにいがいると楽かもね。ただ、千真の所まで行き着かなかったというのが本音かな。ラストパスが出ず、フリーになれるような展開もなかった。そういう意味では働けなかった感じかな。もっと要求して良いと思うよ。

俊輔→大仕事、だね。本来ならでてほしくなかったし、ベンチからも外して欲しかったぐらいだけど、スクランブルながら結果を出すのは流石。運動量や守備意識は怪我も合ってか、凄い低い。そこはリスクかなぁ……。

功治→デコイの役割。ボールタッチ少なく次に期待。

坂田→チームの方針が変わった事でゴールチャンスはなし。。もう少し、て欲しいな

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ま、とにもかくにも、初戦勝利めでたい。一つずつ積み重ねていくしかないと思う。失敗体験も大事だけど、やっぱり「結果出しながら」(←)チームを強くしていこう!

ということでここまでー。

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(´-`).o0写真も撮ってきましたー。少し照明明るくなった?光きついのと久々のナイトゲームでイマイチだったかも……。オート設定なんで偉そうな事は言えませんが……よろしかったらどうぞー。

( ´∀`)つ ミ 2010/3/31 J.League YamazakiNABISCO Cup GroupLeague Day1 Fマリノス vs モンテディオ @ ニッパツ三ツ沢球技場(picasa/me)

(´-`).o0今シーズンは25番か……ファンタジスタなんて柄じゃないぜwなにより学くんに申し訳が………。でもやっぱり嬉しかったりwちゃぶりんぐ!nariさんらぶ、今年もよろしく!

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