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March 23, 2010

パーフェクト・リベンジ@2010 J.LeagueDivision1 第3節 Fマリノス vs フロンターレ

復讐は華麗に、そして完璧に。

見たか、これが横浜の力。

2010 J.League Division1 第3節

Fマリノス 4-0 フロンターレ @ 日産スタジアム「パーフェクト・リベンジ」
F.Marinos:8'中村俊輔! 12'&40'山瀬功治! 60'栗原勇蔵!

J's GOAL

Fマリノススタメン:GK飯倉大樹"能活に似てきた"、DF波戸康広"ベテラン、充実"、栗原勇蔵"MJ"、中澤佑二"どっしりと"、田中裕介"そつなく、スムーズに"、MF小椋祥平"大納言!"、狩野健太"ヨコハマのピルロになるか"(→79'河合竜二)、中村俊輔"ファンタスティックな囮役"(→62'長谷川アーリアジャスール)、兵藤慎剛"早稲田の記憶"、FW山瀬功治"川島キラー"(→86'坂田大輔)、渡邉千真"黒子でも"

フロンターレスタメン:GK川島永嗣、DF森勇介、薗田淳(→88'井川祐輔)、伊藤宏樹、小宮山尊信"標的"、MF稲本潤一(→80'楠神順平)、谷口博之、田坂祐介、FWレナチーニョ、鄭大世、黒津勝(→72'登里享平)

ホーム連戦での神奈川ダービー第二幕。横浜には中村俊輔、川崎には稲本潤一と欧州帰りのスターが相対するという事もあって注目度高く、スタジアムには35000の観衆を集めた。とはいえ、このゲームにはもう一つの意味。昨シーズンの苦い記憶へのリベンジ。その現れがビジュアルプロジェクト。大迫力のコレオグラフィは、大きなスタジアムを彩った。

スタメン、第2節でスタメンを外れた怒りをぶつけるようなミドルシュートを決めた健太がスタメンに復帰、そのポジションは中央ボランチの位置。兵藤が右に、功治がセカンドトップ気味の位置にスライド。それ以外は第2節と同じ。

対するフロンターレは、離脱中の中村憲剛・ジュニーニョに加えて、前節で寺田、菊地と主戦のセンターバックが立て続けに負傷し、今節は欠場。前節菊地の穴を埋めた薗田が代役を務める。その他は前節と同じ。テセ・レナ・黒津の3トップの破壊力、ショートカウンター発生機となる稲本のボールカットなど、前傾の新生フロンターレは前傾で迫力充分。

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【試合展開】

ボールが入った刹那、複数人が素早く収縮し、プレースペースも時間も与えない。前節復帰初戦で大きなインパクトを残した中村俊輔に対して、フロンターレは非常強く意識して試合に入ったのは明白だった。しかし、俊輔は囲まれれば簡単に裁き、収縮する事で空くサイドバック裏のスペースを簡単に使ったり、健太が展開して逆サイドで兵藤を中心に細かく繋いで前にボールを運ぶ事で相手の狙いを巧妙に回避。そして、その形がうまく嵌る。

自陣深く、相手のスローインを挟み込む形で奪うと、健太が空いた右サイドのスペースへ柔らかい浮き球のパスを流し入れる。このボールに千真に反応、そのまま前に運んでボックス際での1vs1、縦に抜く形でエンドライン際からグラウンダーのクロス!これをギュッと加速してダイヤゴナルにボールに飛び込んだ功治がニアで合わせる!このシュートは惜しくもポスト!リフレクションはフロンターレが拾い、掻き出すようにクリアするもそのクリアボールは中村俊輔の元へ、ワントラップ、そして左足振り抜く!ぶわっと浮いてグワッと落ちる軌道でファーサイドへ一直線……川島の抵抗を許さず突き刺さった!

Amazing!Super!Fantastic!GKにとっては悪夢の弾道、ぶわっと浮き上がって落ちる、凌ぐタイミングが殆ど与えられないシュート。振りとしてはアウトサイドでこするように?いや、違うな、とにかく何であんな弾道が……練習してたとかさらっと言ってるけど、風もあるし……これが天才って奴なのか……今思い出しても恐ろしい……。あぁ……なんだありゃ……。おっと。その前のボール奪取からの流れ、健太の空いたスペースを見い出しシンプルに使う意識、千真の突破とラストパスの質、功治の急加速ダイヤゴナルランからのフィニッシュ、3つの良いプレーが重なって素晴らしい形を作り出した。とりわけ2トップ間でイメージの共有が感じ取れた事、そのポジティブな手応えは3分後に結実する。

右サイドでボールを動かす中で、佑二→裕介と動かしてライン際に流れた千真にボールが入ると、千真は前を向いて森と対峙、千真は突破をちらつかせるフェイクを入れながらラインポジショニングを獲る功治のタイミングを計って森と薗田の間を縫うスルーパス!これで功治が見事にラインを打開すると、角度が狭まる中で功治はタイミングをずらす左足アウトサイドで川島を抜いて追加点!うひょー!功治キター!川島キラーっぷり発揮!お手本のようなサイドを使ったビルドアップからの崩し、センターバックからサイドバックにボールが動いて、それに呼応する形でトップが流れる、もう1人も関与意識を持ってポジションをずらす。これまでの事を考えると信じられないようなスムーズな流れ……。相手ディフェンスラインが余りに功治の動きを捉えていないと言うのがあったにしても、もうパーフェクト。できすぎ。

2点のビハインドを負ったフロンターレも反撃。稲本のボールカットからのテクニカルな突破でボックス際でのFKを得ると、レナチーニョが直接狙う!壁に当たったボールをもう一度!前節と同じ流れにひやっとさせられたが、これは飯倉が好セーブ。とはいえ、危うかったのはこれぐらい。全体的には守備陣が総じて冷静に対応。空中戦に置いてこれまで煮え湯を飲まされて続けてきたテセとのマッチアップで勇蔵・佑二が完勝、水際での対応にも漏れはなし。奪われた後の切り替えの意識高く、局面的にはうまく囲い込む・パックする形が各所に見られたりと(その中でも小椋の行動半径の広さとボール奪取能力は際だった)、迫力あるフロンターレの攻撃をうまく遮断した。又、ボールを奪えば、落ち着いたポゼッションでゲームをコントロール。左サイドでボールを動かす事で相手を寄せて、中央や右サイドに生まれるスペースをダイヤゴナルランでのボールの引き出しやオーバーラップで使ったりするシーンが多く生まれ、反撃の勢いを削いだ。

攻撃回数はほぼ均等な状況だったが、健太の目の覚めるようなミドルシュートがバーに直撃したり、兵藤のパス&ムーブからの飛び出し、裕介や勇蔵(!)のオーバーラップなど相変わらず可能性を感じるシーンはFマリノスに多く生まれ、ペースは揺るがない。そんな流れで迎えた前半終了間際、今度はラッキーな形で追加点が生まれる。ライン裏へのスペースボールが相手陣深くで弾むと、千真が追い掛け伊藤にプレッシャーを掛ける。伊藤は苦し紛れに蹴り上げるもこのクリアボールはボックス内中央に(セオリーとしてやってはいけないプレー)、薗田がバックヘッドで逃れようとしたが、これも中途半端。寄っていった兵藤の手に当たって功治に繋がる!ペナアーク付近、功治はワントラップして素早くフィニッシュ!狙い澄ましたグラウンダーのシュートはディフェンスをすり抜け、川島を抜きネットを揺すった!や・ま・せ!アレアレオレ!千真・兵藤がルーズボールに対して諦めずに寄せた事、そして功治が兵藤のハンドもあって勢いの削がれたボールを素早くシュートに繋げた事、ここも3つの良いプレーがあった。やっぱり良いプレーが繋がると、ゴールが生まれるよね。相手のミスもあったけど、ね。このゴールで3点リード、大きな大きなアドバンテージを持って折り返す。

後半、巻き直してくると思われたフロンターレだったが、メンバー交代もシステム交代もなく、ベンチが手を打ったような形跡は見られず。となれば、リズムは変わらず、Fマリノスペース。俊輔-功治ラインが開通し掛けたり、セットプレーのこぼれ球を功治が強烈に狙ったり、俊輔のダイレクトパスから生まれたカウンターで波戸の素晴らしいクロスを功治がアクロバティックに合わせたりと、功治キレキレ。又、連動した形で複数人が飛び出すような形が見られたりと、チーム全体が非常にアクティブでスムーズ、選手達もフットボールを楽しんでいる感すら受けるほど。その中で、新たなる「伝家の宝刀」抜刀。この日初めてのCKとなったセットプレーから、中村俊輔のアウトスイングのキックは高く弧を描く形でファーサイドへ、そこに飛び込むのは勇蔵!「マイケル・ジョーダン」のようにボールが来る場所よりもかなり手前でジャンプしてそのまま突っ込むように頭で合わせた!マーカー撃墜、ゴール決まる!勇蔵!すごーい長い対空時間!なんだあれwキックの精度はもちろんのこと、勇蔵は完全に相手を問題にせず、絶対勝てるならそこに合わせればいい。勇蔵最強伝説幕開け。2試合連続のセットプレーでの一発、自信になるね。

このアシストで俊輔は「お役ご免」、アーリアを投入。ほぼゲームが決まった中で、中村俊輔不在時にいかにゲームを作るのかというシミュレーションの出来る絶好の機会。違いを見出すとすれば、ポゼッションの中でのスピード感かしら。抑揚であったり、落ち着きと言う部分では少しなくなってしまう感じはあったか。ただ、ポジティブな流れの中で周囲の動き出しが活発な事もあって、それほど淀む事はなかったし、ボールムーブの中で連動して動き出すような形が出来たのは良かったかな。ただ、流石に健太(河合と交代)まで抜けると……まあその辺はゲームメーカー不在では難しいかな。

結局、この後互いに攻め合うもスコアはは動かず。Fマリノスが素晴らしいゲームでフロンターレを退け、神奈川ダービー2連勝を飾った。

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*祝・大勝利!もう言う事はないです!これまでの経緯含めて、Fマリノスに関わる人全てがこのゲームに対しての色々な思いがあったはず。だからこそ、このゲームは絶対に勝ちたかった。それだけに、結果が出て本当に嬉しい!もちろん、過去は消えないし、全てがチャラになる訳じゃない。それでもまず1つ借りを精算したこと、コンプレックスを解消できたこと、意義のある勝利だったと思う。まあ、まだこんなもんじゃ許さない。タイトルの道を阻むような形で相手の希望を打ち砕くような状況で今度は勝ちたい。同じ思いを味わせてやりたい。だからこそ、復讐の思いはまだまだ消えない。ただ、このゲームに関しては本当に良かった。

*ゲームの綾としては、川崎が設定した「奪い所」を回避したことに尽きるかな、と。新潟戦・名古屋戦を見る限り、攻撃移行への第一歩となる縦のパスを稲本を始めとした中盤が狙いに行くシーンがとにかく多く、そこから奪ってショートカウンターの形でゴールに迫ってた。実際、その迫力と実効力は抜群で、攻守両面に置いてとても脅威に映った。そんな肝となる高い位置でのボール奪取、川崎としては湘南戦で攻撃構築に多大に関与していた右サイドの中村俊輔に狙いを付けていたはず。しかし、Fマリノスはこのゲームで「狙われていた」俊輔に固執することなく、健太が中央からパスを散らし、逆サイドの兵藤がサイドでのボールムーブの起点となって攻撃を組み立てた(要は前節とひっくり返った)ただでさえ、中盤の数的不利(Fマリノス4枚、フロンターレ3枚)がある中で、この狙いのズレは致命的、殆ど意図する形でボールを奪えない。川崎はプレスにさえ出れなかった。プレスが機能しなければ、ボール奪取ポイントは自ずと低くなる、低くなれば奪ってもロングカウンター、もしくはパスを繋いで攻撃構築するしかなくなる。中盤の「スペシャル・ワン」中村憲剛不在の状況で繋いで崩す程川崎のサッカーは深みを持たない、ドリブルでの打開にも限界がある。これでチェックメイト。殆どの時間帯で優位にゲームを進め、そして完勝出来た大きな要因になったのかなぁと。

*Fマリノスとしては、前節と大きくやり方を変えた訳じゃない。ただ、左と右の役割が入れ替わった。前節の俊輔の役割を担ったのは兵藤。正直、この起用はびっくり。週中の練習試合でもやっていなかったらしいし、ぶっつけに近い形。ただ、うまく嵌った。寄せられても冷静に簡単にボールを動かしていく。早稲田でやってるんだもんね、サイド。昔取った杵柄か、相手を引きつけながら裁いて、又動いてパスを受けて、と連続したパス&ムーブでボールを動かしてサイドに起点を作った。+健太が3列目から攻撃にクオリティを付随していく。低い位置からパスを散らしながら、豊富な運動量でプレーに絡む。二人がゲームを作るプレーの中でとても大きな役割を担ってくれた。逆に、俊輔は前節の功治の役割、サイドに張りながら幅を保ち、時折空いたスペースを見出せば中央に入ってプレーに絡む。実際、ゴールを除けば多くのプレーに絡んだ訳じゃない。ただ、プレッシャーが来れば簡単に裁き失わず、あのファンタスティックなゴールもあって、「極上の囮」として川崎の目を引きつけた。実際、あんなんやられたら警戒せざるを得ないしね。試合後の会見によると、「意図を持って」変えた訳じゃないみたい……。ただ、開幕の金井のアンカー起用にしてもこういうのがうまく嵌ってるのを見ると、和司さんに運があるのかなぁ、と思ったりw

*で、中盤のボールムーブでサイドバックを引き寄せて生まれたスペースにトップが流れる。片方がスペースに流れればもう片方がポジショニングを変える。遠くなり過ぎないように、次の選択肢となれるように。それが嵌って2つのゴールを引き出した(先制点と2点目)中盤のボールムーブの流れに呼応し、二人が互いに意識し合いながらポジショニングを変え、良い距離感でプレー出来ていた事、そしてその中でイメージを共有して崩していた事は今後に繋がると思うし、続けていって欲しいな。欲を言えば、千真のゴールも見たかったけど、それは次節、だね。

*それと触れない訳にはいかない小椋の守備に置ける存在感。非常に広い行動半径で相手の楔に反応する形でバックラインとパックしては激しいタックルやらシビアなアプローチで相手からボールを何度も奪い、積極的なパスセレクトでボールを前に繋ぐ。それに加えてボール奪取して上がっていく癖が付いている勇蔵のカバーまでもこなす。その仕事量の多さには感服するし、その実効力の高さには頭が上がらない。非常にタフな仕事だったと思うけど、彼がリスクマネージメントしながら、ボールを奪う事でチームの攻撃が始まっていく。美しいパスサッカーは彼の多大なる貢献あってこそ。「みんなのために、勝利のために、僕は敵に嫌われる。」小椋ばんざい!

*ま、これだけの出来の良いゲームをしたので、細かい部分に突っ込む事は野暮。ただ、戒めじゃないけど、まあこの2戦は相手が拙かったと言う部分もある。湘南にしても川崎にしてもシステム的な構造的欠陥やコンセプトの機能破綻と言った要素が伴ったからこそ、これだけ主導権を持って、自由にゲームを作れたし、崩せた。でも、これからは違う。これだけ派手にやらかせば相手も対策を練ってくる。しかも次の2戦は、これまで苦手としてきた守備に高い意識を裂き、4-4のゾーンを敷いてくる神戸、そして山形。陣形的にはがっぷりよつ、ボールサイドに勤勉にプレッシャーを掛け、楔のコースを切り、バイタルにボールを入れさせないように締めてくるはず、きっとね。そういうチームと対峙していかに出来るのかは未知数だからこそ、浮かれてばっかりはいられない。まだまだ、このチームは発展途上、功治の言葉を借りる事なら「慢心せず」よりクオリティを高めていきたい。まだまだ、ちゃぶりまくらなきゃいけないみたいですしねw

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【選手評】

功治→流石の川島キラーっぷりは見事と言うほかありません。前述の通り、千真との関係性も良く、自らの良さをアタッキングエリアで発揮し続ければ、相手にとってはこれほど怖い選手はいない。動きの幅も量も充分、コンディションも良さそう。この結果で更に監督とは強い絆が生まれたかもw交代に関しては、「ご褒美」と受け取って欲しいな。ポリシーもあると思うけど「お疲れさん、もうええで」、ってことだと思うから。あと川崎さんへの皮肉だよ、ほらバスケの全員メンバーチェンジ的な。「もうええやろ、怪我されたらかなわんわー」って感じで。だから気に病む事ないと思います。良い仕事でした。

健太→ボランチ起用は守備面で少々怖かったけど、嵌ったねー。沢山走ってボールに絡み、高いパス精度でスペースに、サイドに裁いて、非常に大きな存在感。守備も良く戻ってたし、ボールにも良く寄せてた。奪いきるためにはもう少し頑張らないといけないし、少々プレッシャー受けてロストしてたりしてたのはマイナスだけど、この日の仕事量なら充分。バーに当たったシュートも惜しかった……。サテとか見ても、健太のいる意味はチームにとって大きいよ。後は良いパフォーマンスを「継続」して、「期待」を「信頼」に変えていって欲しいな。

兵藤→サイド起用には驚いた。けど、昔とった杵柄なのか、サイドでのボールを動かすプレーは非常に上手。寄せられても焦らず、引きつけて裁く。周囲の動き出し次第の部分はあるけど、盟友・千真との呼吸もいいし、出した後に出しっぱなしにしない「動きの量」も充分。上下動をサボらないし、周りを簡単に使ってくれるから、サイドバックの選手にとっても兵藤のサイド起用は嬉しい事かも知れない。後はゴールであったり、直接的な仕事をしてほしい!てかずっと言い続けるよ!大学であれだけ獲ってたし、同じポジションなら……うん。期待。

小椋→守備面での貢献は前述の通り。攻撃面の話。彼の意識の高さは本当に素晴らしい。「先」にイメージしてダイレクトで、パススピード速く出していく。時としてミスとなる事もあるけど、通ったときの意義は大きい。遠くを見る意識も強く、意欲的にサイドチェンジとかを出したりと、本当に良いプレーをしてると思う。これからも継続して欲しいな。

勇蔵(と佑二)→何はともあれ、まず無失点!テセとの対峙でこれだけパーフェクトに抑えたのは初めてじゃないかな?佑二含めて、になるけど、彼に起点を作られる事で押し込まれて、リズムが悪くなると言うのがこれまでの対戦ではあっただけに、どうしてもここは潰したかった。それだけにここで勇蔵(佑二も)が頑張ってくれたのは大きかった。この仕事だけで充分なんだけど、どうしちゃったのか、オーバーラップでもバリバリ行くのが今シーズンの勇蔵(佑二も)。正直言ってリードしてる展開でも行っちゃうのはどうかと思うんだけど(しかもよく足釣るし。佑二は釣らない)、まあやり切って帰ってきてるし、本職以上のポストプレーを見せたりと、面白いのでまあいいかと思ったり(良くないんだけどさ)セットプレーでも俊輔のお気に入りターゲットになったみたいだし、結果も付いてきてる。佑二とうまくマークを剥がし合いながらバコバコ獲って頂けると。てか、スゲー滞空時間、前で飛びすぎwでも大迫力!ナイスゴール!

波戸→守備は安定、攻撃も良いタイミングで顔を出してと、サイドバック「らしい」サイドバックだなぁと改めて感じました。イイ選手←今更。実際、うちのサイドバックはビルドアップを放棄して高い位置を取るということを昨シーズンまでやってきたけど、守備面を考えるとどうしてもボランチの負荷が増えてポジティブではなかった側面も強い。だからこそ、彼みたいに基本の出来る選手がいてくれるのは心強い。長いランニング、突破アクション、精度の高いクロスと、サイドの選手としての価値も出したしね。グッドです。

千真→獲れなかった事は残念、だけど、動きの幅は大きく、チームには大きく貢献してくれたと思うし、意義のあるプレーは多かった。功治との外・中の関係は凄い良いと思うので、これは継続だね。まあ多少シュートに行く回数自体が減ってる気がしてて、それはあんまりポジティブじゃないかなぁとは思うけれど(ポストに忙殺されたり、サイドに流れる事が影響してるのかな)、その中でゴール前で存在感を発揮するのか、千真の次のステップになると思うよ。次は獲ろう。

俊輔→惚れ直しました。あんなゴール魅せられたら、もうそりゃもうどうしようもありません。他のプレーに関して、前節に比べれば存在感は薄かったかな、ただ、その存在自体に価値があったし、彼自身ピースとして意識してるのか、受け手となろうとする意欲も見て取れた。その量であったり、ダイナミズムに関しては充分ではないけれど、コンディション次第かな。時間限定と言う話が出てるけど、実際チームにとってもそうした方が良い。現状では、運動量を維持出来なくなると、組織破綻の元になりやすい。まあ今日はあのゴールとアシスト、そして囮役でも充分ですよ。

※きりがなくなってきたのでおしまい。

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あー、二日経ってもまだきもちいー!でも、切り替えないとね。一試合一試合、しっかりと。

ということでここまで。うぇーへっへっへ。

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(´-`).o0写真も撮ってきましたー。この日も長い一日だった……。でも最高の一日!ちょっと光が強すぎて白く飛んじゃってるのはご愛敬wよろしかったらどうぞー。

( ´∀`)つ ミ 2010/3/20 J.League Division1 sec.3 Fマリノス vs フロンターレ @ 日産スタジアム(picasa/me)

(´-`).o0サテは……まあこれからもっとだね。色々と考えなきゃいけないよ、1人1人が。少し残念。

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Comments

いたさんこんばんは。
何だかうまく行きすぎて怖いくらいですね。
俊輔はこの二戦、自力で全てのわだかまりをふっとばしてくれましたね。やはり格が違います。大好き。
でも個人的には功治のジャックナイフ的ゴールはもっと好き、これでメシ三杯はいけます。
選手評にもありますが波戸いいですね~。湘南戦でもそうでしたが特に守備時のエリアに応じた状況判断とカバーリングなどプレーに安心感があります。敵さんに移った人と違って。勇蔵も波戸がいるから去年より攻め上がれる感じですね。ファン感の筋肉マンでのナイスカバー(笑)で出来上がった信頼関係でしょうか?やはり若いチームだし、頼れる先輩の復帰は大きいですね。
このみんながHappyな感じの好循環をドンドン生かしていって欲しいです。

Posted by: Jinke | March 23, 2010 at 07:01 PM

こんにちは!
2試合ともすばらしい試合でしたね。こんなにすかっとしたのは、昨年の神戸戦以来でしょうか?

湘南戦に関しては『中盤でタメをつくる』という言葉の意味が良く分かりました(中村)。
川崎戦に関しては『ダイアゴナルなラン』という言葉の意味が良く分かりました(山瀬)。
チーム戦術としては、特に川崎戦はボールを取られた後の切り替えでいちばん近い人間からプレスに行こうとしている意図が見られ、昨年から比べても格段に良くなっていると思います(樋口さんの色かな?)。

2試合とも4-3-3で我彼の布陣・マッチアップもほぼ一致した攻防で、結果うちが勝ったゲームでしたが、、、さて俊輔祭りは終わり。
現実的に最も苦手な4人×2ラインの神戸戦です。
2試合でよく出来た『中盤でタメ』と『ダイアゴナルなラン』で最も苦手な4人×2ラインを突破できるでしょうか?
とにかく和司監督の最初の3試合が大きな鍵だと思っていたので、
こんな望外な結果となり、とにかく今のところは良かった!

Posted by: tsutomarinos | March 23, 2010 at 07:11 PM

こんばんわ。
いつも読ませていただいて、勉強させていただいてます。
試合をこなすごとにチームが成長していくさまはたまらなく気持ちいいです。
俊輔もそうですが、選手評でも触れておられますが、波戸さんのクォリティの高さが素晴らしいですね。
前、うちにいた時もあんな良かったでしたっけ???
功治のコメントや監督のコメントからも和司監督のモチベーターとしての影響がすごく感じられます。
数年かけてようやくワクワクするサッカーにたどり着いたという感じですね。

Posted by: だるっち☆☆☆ | March 23, 2010 at 09:39 PM

Jinkeさんこんにちわ、コメントありがとうございます。

ほんと、うまく行きすぎて怖いですねー。

俊輔の存在感や作り出す時間や余裕が、チームにとって潤滑油となってうまく回ってる感じがあって、今はとても良い状態ですね。バランスを見出す為の時間が必要だと思ってたのですが、うまく嵌っちゃいましたし。

>功治

一番恩恵を受けている選手かも知れませんね。攻撃構築は、俊輔や健太に任せ、自分はアタッキングエリアでとにかく相手の守備組織を崩す事、ゴールに向かう事に専念出来てる。元々そこに良さがある選手ですから、非常によい役割分担が出来てるのかも。よきかなよきかな、ですね。

>波戸

ある程度周囲とのバランスを見て低めのスタートポジションを獲りながら、機を見て出て行く。そういう落ち着きを感じますね。むやみにポジションを上げすぎないからリスクも低いし、センターバックのカバーに対しても意識が高いですし。

シーズン当初は怪我の影響もあってコンディショニングが遅れ気味かなと思ってましたが、しっかりと間に合わせてくる辺りベテランの味、って感じでしょうか。藤田くんにも頑張って頂きたいですが。

>『みんながHappyな感じの好循環』

ですね。これを継続して、いい形でシーズンを過ごしていきたいです。課題が出てもみんなで乗り越えていければ、素敵なシーズンになるはずですから。

ではでは又よろしくお願い致します。

Posted by: いた | March 24, 2010 at 06:59 AM

tsutomarinosさん、こんにちわ。コメントありがとうございます。

ほんと素晴らしい勝利でしたね。みんなで勝利の喜びを分かち合えるというのはとても素敵な事です!

>溜めを作る、ダイヤゴナルラン

確かにその効果がしっかり出た2試合でしたね。溜めを作る、引きつける、それによってスペースを生み、それを使う事でよりよい状況を提供する。俊輔がそれを作り出してくれましたし、周囲の選手もそれを感じ取って良い引き出しをしてくれたかなと。

ダイヤゴナルランに関しても、結果に繋がって、選手達はその実効性を感じているはずです。時として動き出しの意識が減退して「入りっぱなし」になってしまうことが多かったチームですから、能動的にアクションを起こす事による成功体験を得てくれるのは本当に素敵な事ですね。

>守備

基本は余り変わっていないとは思いますが、切り替えのスピードであったり意識は高まっているのかなーと言う感じはします。トレーニングでも意識付けをしていると思いますし、そういう準備が実を結んでいるのではないでしょうか。素敵です!

>4-4-2との対峙

そうですね……アンカー脇のスペースや中央絞り気味の布陣だったからこそ、中盤での数的優位があって良い状態でポゼッションできていたことはあると思います。均等にプレッシャーを掛ける事が出来て、マネジメントも出来るシステムと対峙したときにいかに崩せるかは次のステップですね。正直やってみないと分からない部分はありますが、神戸戦、そして山形戦でやってみて、課題が出たらチームとして取り組む。うまくいったら踊るwで生きましょう!

本当良かった。それではまたよろしくお願い致します。

Posted by: いた | March 24, 2010 at 07:00 AM

だるっち☆☆☆さん、こんにちわ。コメントありがとうございます。

試合をこなす事にステップアップ出来る、新たな魅力を感じ取れるというのは継続的に見ている中で凄い素敵な事ですよね。ほくほくです。

>波戸さん

これまで、ガンガンサイドが上がって、というのが横浜のスタイルでしたが、彼のようにバランスを見ながら機を見て、というプレーがチームに落ち着きや安定感を与えていますよね。

僕もあんまり記憶にないんですが……柏・大宮と渡り歩いて、サイドバックとしての仕事を捉えたからこそのプレーなのかも知れませんね。

選手達がサッカーを楽しんでるというのは試合を見てても感じますし、和司さんも現状を評価しながらも上を見ている感じは非常に好感を持てます。もっともっと積み上げて、よりよいチームになっていってもらいたいですね。

ではでは、又よろしくお願い致します。

Posted by: いた | March 24, 2010 at 07:00 AM

ホーム2連戦。開幕戦の悔しさを吹き飛ばして余りある快勝で踊りまくりです。
俊輔も合流して即結果を出し、加入前後の周囲の雑音を自らのプレーで消し去る、期待以上の滑り出し、格の違いを見せつけてくれて1サポとしても嬉しすぎます。

俊輔が加入して、よくなったのはもちろんですが、昨年と比べても球際の激しさや寄せの速さがアップしているように感じます。ルーズボールも拾えるようになり、余裕を持って試合を進められるようになったのはキャンプからのハードトレーニングの効果もあるのではないかと感じています。このままもっともっと上を目指してチームとして完成度を高めていけば、数年ぶりの楽しいシーズンを送れるのではないかと期待してます。

とはいえ、まだ3試合、相手も対策を練ってくるでしょうからそう簡単には行かないですよね。まだまだ手放しで踊りつづけられない自分もいます。神戸といえば昨年の三ッ沢の快勝が記憶に強く残ってますが、油断なく、とりこぼしなく3連勝を飾ってほしいです。現地には行けず、TVも見れないのですが念を送ってます。千真と功治のゴールラッシュ期待です。

Posted by: ヨコ | March 25, 2010 at 01:49 PM

今年のFマリノスは面白いですね。昨年とほとんどメンバー変わってないのに、チームとして噛み合い、彼らの高い能力が引き出されているように見えます。

特に山瀬のトップ起用はいいですね。ラスト1/4での勝負やシュートの巧さから考えると適役かと。これも俊輔効果ですね。

おまけにあのセットプレー。いやぁ広島の守備陣では苦労しそうです。正直、最も当たりたくないチームになってしまいました(汗)。

Posted by: えびなげ | March 26, 2010 at 01:54 PM

ヨコさん、こんにちわ。コメントありがとうございます。

>格の違い

その存在だけで相手の警戒を引く、バランスを崩すってのは考えてみると凄い事だなぁと思ったりします。コンディション自体はそんなに良さそうには見えないんですが、それでも結果は残してますし、ファンとしては非常に嬉しい事です。

>良くなった事

本質的な要素ですが、1人1人が局面局面で戦えている、チームの為に走れているというのは大きいですね。サボる場面もない訳じゃないんですけど、切り替えとかも意識高く取り組めてると思いますし、モチベーション高く取り組めている事が表れているのかも知れないです。

仰られる通り、分析され対策を打たれたときにどうなってしまうのかは未知数だと思います。そういう意味で今日の神戸戦、そしてミッドウィークの山形戦はFマリノスの現在地が分かるゲームになるかも知れませんね。

この勢いが持続出来ますように……。

ではでは、又よろしくお願い致します。

Posted by: いた | March 27, 2010 at 04:46 AM

えびなげさん、こんにちわ。コメントありがとうございます。

>面白い

なんと!

中村俊輔というピースと、木村和司監督の意識改革が少しずつ芽吹き始めた事で色々な方に「楽しい」と思ってもらえるならそれは素晴らしい事。まだまだ途上段階にあると思ってますが、お褒めの言葉をいただけるなんて……。

>功治のトップ起用

正直言って、懐疑的な側面もありました。ベルマーレ戦の時は幅を保つ意味もあってサイドに張っていたことで「前を向けていた」けど、トップに入り、常に相手DFの監視下に置かれると後ろ向きでプレーする事が多くなり、彼の持ち味が出にくくなるのではないかと……まあ川崎戦に関しては杞憂だったのですが。

流動的にポジションを変えながらプレー出来ているので捕まえづらく、その中で前を向いてプレー出来ているのがポジティブなのかなーと。彼の怖さをチームとして引き出せているのはチームにとって大きいです。

>当たりたくない

僕はサンフレッチェと当たりたくないですw去年の対戦ではレベルの差を目の当たりにさせられましたから……。

ワールドカップ明けでしたっけ……その時のチーム状態に拠りますが、イイゲームを期待したいですね。サンフレッチェのスルーや連動した動きを伴う美しいコンビネーションが沢山ちりばめられたパスサッカーに対してどれだけ出来るのか、少しでも近づく為にも一歩ずつ質を高めていきたいモノです。

ではでは、又よろしくお願い致します。

Posted by: いた | March 27, 2010 at 04:47 AM

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