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February 23, 2010

僕の見るJリーグ'10 -1-

もーいくつ寝ーるとー、Jリーグ開幕ー♪ですよ!

何が待っているのか分からなくても、やっぱりワクワクしちゃうし、この感じ、大好きです。

ただ、今シーズンも相も変わらず勉強不足なので、自分的注目点を改めてまとめておこうかなと。

二番煎じ?よくわかったな!ということで2010年版です。まずはその1ということで。

※注:チームによって大きく偏りがございます。ご了承ください。

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モンテディオ山形

【定着への満点補強】

綺麗に揃ったシーズン前の「18位」予想、ホーム開幕戦での吹雪、あの手この手のアウェイサポ歓待、炎のカレーパンを代表としたスタジアムグルメ、そして最終節に飛び出した海保理事長の「ざまーみろ」と、様々なインパクトを残しながら昇格一年目でのUターンを回避したモンテディオ。

そんなモンテディオの注目点は、狙い通りの「戦力補強」。「慢性的な攻撃力・得点力不足の解消」「昨シーズンの反省(怪我に泣いたセンターバック・ボランチの拡充)」この2つのテーマを掲げて、ばっちりクリアする充実の動きを見せた。エース・長谷川悠、守備の核・西川翔吾を完全移籍で現有戦力を確保、出場機会を求めていたチャンピオンメンバー2人(田代勇三・増田誓志)と現役韓国代表センターバック(金根煥)をレンタルで獲得、+FKも蹴れるらしい北京五輪候補FW(ハン・ドンウォン)、経験豊富で展開力あるボランチ(下村東美)……。

(´-`).o0なにこれ?ふざけてるの?善意の寄付って5億ぐらい集まるわけ?

おっと、失礼。

本来であれば、目標を達成したわけだし、そんなに動かなくても良いのかも知れない。しかし、結果こそ目標を達成したとはいえ、自らの力不足も痛感したからこそ。それは更に上のレベルに触れたことによって生まれた欲でもあると思うし、危機感の表れでもあるはず。クラブとして真摯にフットボールを捉え、そしてきっちりとやるべき事をやるクラブであることが感じ取れて非常に好感が持てる。

ま、ああいうことがあったから、派手な動きは見ていてハラハラしないかというと……まあいいか。とりあえずクンファンはちゃんと返してね、返さないなら3億ぐらいのお金と昨年「貸した」勝ち点を振り込んでね(はぁと)

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ベガルタ仙台

【旋風を巻き起こすか、「流れる」コレクティブフットボール】

終盤戦で大本命・セレッソを直接対決で蹴落としてのJ2王者としてJ1復帰を決め、天皇杯でも大宮・東京・川崎を沈めて国立まで登り詰めてと、機運高まるベガルタ。

そんなベガルタに関してはガンバと対戦した天皇杯準決勝を見に行ったときの印象。結果としてガンバのクオリティに屈する形となったが、決してJ1勢の連破がフロックではなかったことを示すゲームでもあった。端的に書くとトランジッションを重視したコレクティブなチーム。基軸となる切り替えの速さ、パス&ムーブ、スペースパスに対して最後まで走りきる意識がチームに根付いており、どの選手もチームで表現しようとするフットボールのためにハードワークを厭わない。コンセプトの表現の為に各選手が高いモラルを持って取り組んでいるのかなと。

そして、そのハードワークが昇華するとき、ベガルタは「流れる」ような展開を生み出す。相手を切り替えで上回り、パスレシーバーが湧き出るように連続して生まれることで選択肢が複数生まれ、狙いを絞らせない。その勢いのまま、ゴールに迫っていく。トライ&エラーを繰り返しながら、長期に渡って継続して積み上げてきたからこそのクオリティ、決して侮れるモノではない。

手倉森監督が丹誠込めて作ったコレクティブなフットボールはリーグに大きな旋風を巻き起こす可能性を秘めているんじゃないかな?

(´-`).o0と褒めておけば、毎年恒例、伝統芸能な昇格組ご祝儀は上げなくても良いんじゃないかな……あこぎ

(´-`).o0まあ、戦術的柔軟性という側面から考えると懐の深いチームではないし、不得意な部分を求められると脆さが出たりするという懸念もある気もする。後はゴールを獲る力、かな。

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鹿島アントラーズ

【迫る斜陽の時、抗えるか絶対王者】

名将オズワルド・オリベイラに率いられ前人未踏のリーグ3連覇、盤石の鹿島王朝の時代は未だに終わりそうな気配はない……。

いや、時代の終わりは間違いなく近づいている。

ひとつは、オフシーズンでのマイナス要因の多さ。元々余り動きの多いチームではないけれど、選手を出すチームでもないと思うのだけど、今シーズンは例年になくネガティブな話題が並んだ。左サイドバック及びボランチとして一時期はレギュラーの座すら奪ったパク・チュホが磐田へ、レンタルとはいえ常にメンバーに入っていた田代有三・増田誓志が出場機会を求め山形へ、途中出場が多かったモノの抜群の技巧とサイズを兼ね備えてポイントポイントで仕事をしたダニーロおじさんも契約満了でブラジルに帰国、世代交代を見据えて金崎夢生(大分→名古屋)香川真司(セレッソ)に触手を伸ばすも獲得はならず、挙げ句の果てに本山雅志の長期離脱……今シーズンもハードスケジュールが予想される中で(後半に関しては昨シーズン以上かも知れない)オリベイラの考えを理解し、鹿島スタイルを体現出来る選手が減ってしまったことがマイナス要因であることは間違いない。

そして、主力の高年齢化。現状目に見える衰えなどは感じないにしても、小笠原満男、本山雅志、中田浩二、新井場徹、そしてマルキーニョス……核を担う彼らがハードスケジュールの中でパフォーマンスを維持出来るのか。特にチームの心臓である小笠原満男に関しては、昨シーズン自らのパフォーマンス低下が引き金となって順風満帆だったチームが一気に失速したという例もある。今シーズンは代表での活動もあったし…。

とはいえ、名将が率い、勝ち方を知るチームの底力が押し寄せるマイナス要因に抗わないはずもない。訪れようとする斜陽に対し、王者がいかに対処するのか、非常に興味深いシーズンになるんじゃないかな。

(´-`).o0とはいえ、若き日本代表は取れずとも、ならばと、外国人補強は怠らず。オールスターで既にオリベイラの査定済みなジウトンを新潟から、李正秀を京都から、U-20ブラジル代表歴を持つフェリペ・ガブリエルをブラジルから引っ張ってきたりしてるもんね。特に気になるのはフェリペ・ガブリエル、本山が序盤出れないから彼がいかに馴染むかはキーになるはず。どんな選手なのかなー。

(´-`).o0今シーズンもハム焼きを核にした鹿島グルメが楽しみだなぁ……

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浦和レッズ

【よりコレクティブに、浦和の覚悟】

7連敗やら、今後スタジアムで毎年晒されるであろう天皇杯での大失態(毎年見てるでしょ、市船とかザスパとか、どっかのチームの)と、順風満帆とはいかなかったフォルカー・フィンケ就任1年目。しかし、フィンケ体制を継続することを定めた後の動きには、「覚悟」がありありと感じ取れる。

まず、公然的に監督を非難するなど1人の選手の存在を超えたしまった闘莉王を切ったこと。日本でも最も能力の高いディフェンダーであり、カリスマ性も人気も兼ね備える浦和の魂とも言える選手を切るということは、クラブとしても大きなリスクだったはず。しかし、対立してチーム作りに大きな障害となり得る存在に「なってしまった」選手を取り除くことで監督がより働きやすい環境を優先したのは、よりイイチームを作ることに目線が向いたからこその判断だったはず。

そして、フィンケ監督のオーダーに即した補強。自らのサッカーにフィットするであろうブンデスリーガ出身の二人(ブルキナファソ代表ウィルフリード・サヌをケルンから、オーストラリア代表マシュー・スピラノビッチをニュルンベルクから)を獲得、そして広島のモダンパスサッカーの核を担っていた柏木陽介を獲得。フィンケの標榜するコンビネーションサッカーを具現化するためのピースとして大きな役割を担える選手達であるのは間違いないし、彼らの加入でよりコレクティブな方向に進むのではないかなと。

舞台は間違いなく整えられた。後はフィンケ監督がいかにチームをオーガナイズし、結果を出すか。より強まったフィンケ色、よりコレクティブな方向に切られた舵が功を奏すか、気になるところ。

(´-`).o0フィンケを呼んで浦和が変わろうとしているというのを凄く感じてて、その姿勢には凄い共感持てるんだよね。というのも、時代が変わる中で成功体験に固執するのではなく、自らが変わろうとする意識って意味でね。まあ昨シーズン見る限り、まだまだ改善しなきゃいけない部分も多そうだけどね。

(´-`).o0例えば攻撃面、最後の部分。選手間の距離を狭め、ボールは動かす事に関してはロールプレー(ポスト&ムーブの連続)がチームに浸透していたように見えるけど、それが目的化している様な感じで、ゴールを奪う為のアタッキング・サードでの実効的なスイッチが入らなかった。守備に関しても構造的欠陥なんじゃないかと思うほど、カウンターに脆く、強者・浦和の象徴でもあった堅く強い守備が見られなかったし。その辺をどう考えてるのか、コレクティブな方向に舵を切ることでこの問題が解決出来るのかというとそうじゃない気がする。まあそこで柏木であったり、サヌであったり、スピラノビッチなんだろうけどさ。

(´-`).o0俺の山田くんは怪我の具合どうなんだろう……浦和で出れなくなったらウチにおいで、契約破棄して←

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大宮アルディージャ

………お前らが落ちればよかったのに。

(´-`).o0とはいえ、さいたまシティカップの出来を見ると、チーム状態は凄い良さそう。ラファエルと石原の2トップがフィットしていて、伝統の守備も深谷が入って更に「個」としての強さが増しそう。

(´-`).o0まあ最後には残留争いするんだろうけど。それもまた伝統。

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FC東京

【未知の世界に踏み出すために】

満員の国立でナビスコカップを制し、最終節までACLを争うなど上位に食い込んで、と城福監督の提唱するムービングフットボールが結果になり始めたFC東京。

上位陣に勝てなかったこと、王者との戦いに置いて歯が立たなかったことを認識した上で、「真の優勝争い」「Post W-Cup」をテーマに掲げた城福監督。明確な問題意識と目標設定、そしてオフシーズンの動きを見ても、まさに「本気」を感じ取れる。

長年クラブを支えた藤山竜二・浅利悟といったベテラン勢、新興の象徴的存在だった茂庭照幸と袂を分かち、更なるスケールアップの為に積極的な補強を敢行したことには特にその「本気」が表れた。争奪戦となった日本代表・森重真人を他クラブの競合の末獲得したのを皮切りに、ダイナミックなランニングと正確なキックを武器に新潟の中盤の一角を担って躍進に貢献した松下年宏、抜群のキレとスピードで勝負出来る能力を持ったU-20ブラジル代表歴のあるリカルジーニョ、そこに加え未来を担うであろう重松健太郎、阿部巧、平出涼といったU-18日本代表にも名を連ねる有望なユースからの昇格組がチームに加わった。

既存戦力が持つ戦術理解度の高さ、新戦力が持つ新たな魅力による「上積み」、その2つの要素をいかにうまく組み合わせるのか。昨シーズンリーグで最も印象的な活躍を見せたナオのブレイクを例に出して、今度はチームとして「未知の世界」に踏み出す為にブレイクし、Jを、日本のサッカーを引っ張るという並々ならぬ「意欲」が満ちあふれている。城福浩がぶち上げた理想が叶うのか、その行く末には当事者ならずとも注目せざるを得ない。

(´-`).o0非常に注目してます。というのも、やっぱりこれ→( ´∀`)つ ミ 【2010シーズン始動!】F東京:新体制発表記者会見でのコメント(2)(10.01.24)(J's GOAL)

(´-`).o0現状を正確に、冷静に見極め、様々なことを見据え、そして目標を定めて、その具現化の為にモチベーションを高め、そして高い意識の元で努力する。その言葉の端々に感じられるの熱と全てが線となる論理的整合性。そういう要素をしっかりと自らの言葉に出来る城福浩という人間に対しては凄い尊敬の念が自分の中であったり。ただ、あくまでもフットボール、答えが出るのはピッチの上、結果が出せなければ全てが絵空事。どうなるかは楽しみ。

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川崎フロンターレ

ぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰すぶっ潰す。

(´-`).o0偽らざる本音。積年の恨み、晴らさないと、死んでも死に切れん。これ以上やられっぱなしではいられない、マジで。ましてやコミーまで持っていきやがった。ホント6億使うんなら報復人事で憲剛ぶち抜きたかったぜ。

(´-`).o0とはいえ、今シーズンの川崎は凄い陣容を揃えたと思う。弱点と言うほどではなかったと思うけど、左サイドの補強で更に「どこからでも攻めれる」感じにはなったと思うし、稲本の補強はこのチームに必要な「経験」であったり、リスクマネジメントという面を「個」の魅力で何とか出来るようにしてしまうかも知れない。チームとしても昨シーズンの「失敗」は、大きな教訓になっているはず(わからんけど、ね)もちろんやりようがないとは思わないけれど、真正面でぶつかってしまうと、本当にはね飛ばされてしまうような恐怖感もある。

(´-`).o0まあ理屈じゃねーんだな。勝つよ、絶対に。泣かす。

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ということで、まずは第一弾という事で。なんか数があってない気もするけど、気にしない。それではとりあえずここまで!

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