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December 28, 2009

小宮山尊信のフロンターレ完全移籍に寄せて。

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素直に寂しいよ、あのはにかんだような笑顔も、「やってやんよ」ってな感じの縦への突破も、そして沢山の歓喜をもたらしてくれたコミーゾーンからのゴールも……、大好きだったから。もう見れないと思うと寂しくてやりきれない。

バイバイ、コミー。

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小宮山尊信選手 川崎フロンターレへ完全移籍のお知らせ

DF小宮山尊信選手が、川崎フロンターレへ完全移籍することが決まりましたのでコメントと併せてご案内致します。

小宮山 尊信(こみやま たかのぶ)
◆ポジション:DF
◆出身/生年月日:千葉県/1984年10月3日
◆身長/体重/血液型:175cm/71kg/O型
◆経歴:船橋FC-ジェフ市原ジュニアユース-市立船橋高-順天堂大-横浜F・マリノス


◆小宮山尊信選手コメント
「今まで戦ってきた仲間、温かいサポーター、そしてF・マリノス愛などから、今回の移籍に 関して一生分悩みました。しかし、自分の原点である挑戦すること、チャンレジすることに返り、新たな地で自分を磨こうと思い、移籍を決断しました。
強化指定も入れて4年間、サポーターの方々や仲間からたくさんの愛をもらってここまで やっていくことができました。本当にありがとうございました。スタッフの方々にも本当に感謝しています。新天地でも頑張ってきます。本当にありがとうございました。」

F.Marinos Official

・゚・(つД`)・゚・

・ご存じの通り、その去就が注目されていたコミーがフロンターレに移籍することになりました。正直、未だに心の整理がついておりません(きっぱり)

・状況として、彼が移籍に駆り立てられたとしてもおかしくない状況なのは分かってはいました。補強もままならず、監督人事に代表されるクラブのビジョンに不安を感じたことは報道でも出てるけど、紛れもない事実だと思う。彼自身のキャリアを中心軸に置いたとき、中位で燻るチームに埋もれる事をよしとせず、ACL出場権を有し、どのタイトルも争える競争力の有るチームからのオファーとなれば、すがるものが「愛着」や「郷愁」でしかない以上、比較されたらプロのサッカー選手として移籍を決断しても不思議でもなんでもない。理屈では分かってる。

・ただ、寂しいんだなぁ……やっぱり。コミーには苦しいときに沢山助けてもらったし、沢山喜ばせてもらった。今シーズンなら、功治の不可解な退場で苦しい状況に立たされた中で見せた独力での突破からの見事なゴール、あの歓喜は今でもすぐに浮かんでくる。それ以外にも沢山、昨シーズンのレッズとやった開幕戦「開眼」となるインサイドへの切れ込みからのJ初ゴールにして決勝点となるゴールは61000人のスタジアムに歓喜をもたらし、僕自身もイッちゃいそうになるほど痺れさせられた。夏の三ツ沢のコンサドーレ戦、降格危機に瀕したFマリノスを救う豪快な右足でのミドルは不安に苛まれたサポーターに安堵をもたらしてくれた。そして終盤・大一番となったフクアリでのジェフ戦、美しいサイドチェンジの終着点としてボールを受け、代名詞となるコミーゾーンからの見事なコントロールシュートでチームの勝利を決定づけてくれた。本当に嬉しかった。まだまだ、沢山ある、彼のゴールは本当に鮮烈で、そしてチームにとって大きな意味を持つゴールが多かった。苦しいシーズンの中で自らの可能性を広げ、チームを救う救世主として成長を遂げてくれたという意味で、本当に感謝してる。

・まあ順風満帆では決してなくて、悪い部分もある選手ではありました。調子の波が大きく、「心の肉離れ」と評されるメンタル的な脆さもある選手だった訳だけど、そういうところも人間らしくてかわいかった。悩んで、苦しんで、沈んで、復活する。そんなループはもどかしくもあったけれど、その最後にセンセーショナルな復活劇があるからこそ、嫌いじゃなかった。又、守備もあんまりうまくなくて、3番とか22番にいっつも怒鳴られてふてくされてたけど、時間と経験を重ねることで少しずつ少しずつ良くなってきていて、その成長過程を見守るのは隼磨の時同様、僕の1つの楽しみだった。まだまだ甘い部分もあるし、克服出来ているとは思わないけど、間違いなく前進してる。来シーズンはもっと良くなると思ってたし……。そんな選手がいなくなっちゃうんだなぁと思うと、やっぱりやりきれないわけです。

・でも、いくら嘆いたところで来シーズン、Fマリノスの左サイドに彼の姿はない。そういう意味ではそろそろ前を向かなきゃいけないんだよね。クラブの動きは早く、コミーの移籍がリリースされた翌日にヴェルディの藤田優人選手を獲得。ルーキーとしてJ2で多数の試合出場経験を積んだ明大卒のディフェンシブユーティリティーのようで、ボランチが本職ながら、今シーズンは両サイドバックでも出場経験があるとのこと。まあ彼含めて、裕介を中心に天野・金井・ドンホで、なんとか回していくことは出来そうだから、大きな穴は空かないのは不幸中の幸いかな。現状を考えると能力に差はあるから、機能性、実効性となると同じようにはいかないと思うけど、若い選手ばかりだからこそ、競争して枠を争って、経験を積んで、その結果として、穴を埋められたらそれでいい。枠は空いてる、チャンスはある、去年はそのチャンスを掴みきれなかった訳だから、今シーズンこそ掴んで欲しいな。

・最後に、コミー、大好きだったよ……「川崎」で頑張れ!って言いたくないけど、やっぱり大好きな選手だから頑張ってほしい!正直、プレーヤーのタイプとしてフロンターレのカラーに合う選手だと思う反面、フロンターレはその特徴を出すことを許される選手とそうでない選手の区分けがあると思ってて、色のない役割を求められるのではないかと、不安な部分もある。まあそれは自らの力で認めさせて、そういう役割を勝ち取っていくしかない。まあうちの試合の時は活躍しちゃ嫌だけど、燻って欲しくない。せっかく行くんだから、アジアチャンピオンになって、代表になって、契約切れたら帰っておいで!←

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うーむ、やりきれないなぁ。「獲られる」事に慣れてないからショックも大きいです。あぁ…コミー…どうして……って未だに思ってますから……。

しかも、よりによって……だもんねぇ。天皇杯はああいう負け方だし……でも、そういうのは選手にとってはあんまり関係ないのかな。まあ聞いてみないと分からないことだけど。

とにもかくにもやりきれない、まあ前向くしかないし、残ってくれる選手を応援するだけなんだけどさ。

女々しい感じですません、次回はコーキチ監督の功と罪のまとめやります。コメントも返します。ということでここまで。

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(´-`).o0画像は、コミーの一番格好いいモノを選びました。自分の撮ったモノじゃないけどこの気迫!はぁぁ。

(´-`).o0コミーのNo.13、いつかは買おうと思ってたんだけどねぇ、候補としては毎年……まあ買わなくて良かった、とは思ってないよ。欲しかったから残念だわぁ。

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Comments

選手の移籍に関しては、さっぱりドライでいられる人はむしろ少ないと思う。
そこは、なんていうのかしら?「かわいさあまって」強がりだったりとかでいろいろな発露の仕方になる。
誰ひとりコミがくれた歓喜を忘れたりしてないと思うし、
だからこそ、もっと強い歓喜を先に望む。
とどまる私たちの道は、それしかないのかも。
「うちのサイドはたいへんだな。」と思いますよ、いつも。
ドゥトラの影とか、あるし。
きっと、コミの影を持ち続ける人も多いんだと思います。
割り切る必要も感じないし、女々しさ全開になる人もいていいし、
強がってドライな空気をまとう人がいてもいい。
ひとつ思ったのは、
このエントリをもし読んだら、一番喜んで、一番がんばるのはコミ本人かと。
個人的には、
川崎でよかったと思ってます。
やられたところに行く。覚悟もあるんだろーし。

まぁ、うちと来季も契約してくれた選手には、
自分たちの手で掴み取った出場権で、ACL参戦を達成してもらいたいです。

夜中なんで、長くなっちゃいました。
ごめんなさい。

Posted by: raichi | December 28, 2009 at 04:15 AM

raichiさん、こんにちわ。コメントありがとうございます。

そうですよね、急に手のひら返して「嫌い」なんてそんな簡単には出来ないですよね。表現の仕方の違いなだけで……。

>比較論

本来、後を担う選手にとっては重荷になるだけなんでしょうけど、見る側はどうしてもその影を追ってしまう。それは習性として致し方ないのかなぁとは思います。

ただ、コミーや裕介は仰るとおりドゥトラの幻影と戦ってきたと思いますが、そういった内なる戦いをすることも又成長過程の中では有益なことなのかも知れません。前任者にはない色を、前任者に負けないように、みたいことを考えるでしょうし、参考にも出来る。

きっと、コミーの影に追われる選手はでてくると思いますが、自らを失わず(ここ重要)内なる戦いをして成長していってくれると良いなぁと。

>ACL

タイトルとしての価値が上がってきている感じはしますよね。こういう移籍があると。ただ、欲しい、獲りたい、だけじゃなくて、その意志を示さなきゃいけないと思ってます。

現有戦力でいけるという固定観念を捨て、ある程度チームにプラスをもたらすような駒の補強が必要だと思うし、外部の血を持ち込むことで競争意欲を煽って、活性化しないと、この泥沼は抜け出せない気がしてます。

長くても結構です、というか僕が長さ云々は言えません、そんなこと言ったらペットボトルとか、コインが飛んできそうですw

ではでは、又よろしくお願いいたします。

Posted by: いた | December 28, 2009 at 12:52 PM

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