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June 13, 2009

4度目のワールドカップ出場決定に寄せて。

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今や、アジア屈指の強豪となり、当然の義務となりつつある事だとしても、その価値が薄れることはない。

偉業を成し遂げた結果、日本は4度目のワールドカップへ行く。

改めて、おめでとう!そして、お疲れ様!

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2010 FIFA WORLDCUP SouthAfirica Asian Final Qualification

Uzbekistan 0-1 Japan @ Pakhtakor Stadium,TOSHKENT
Japan:9'S.Okazaki!

sports navi

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Japan 1-1 Qatar @ Yokohama International Stadium,YOKOHAMA
Japan:2'OwnGoal Qatar:53'pA.H.Yahya

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*ちょーっと時機を逸した感がありますが、改めて!4度目のワールドカップ出場決定ですよ!めでたいです、本当にめでたい。分不相応なアジア枠4.5の恩恵とか、潰し合いにすら至らない無風の天国グループとか言われたりもするけど、広大なアジアを舞台に多大な負担と対峙しながら戦い抜く。それはウズベキスタン戦のホイッスルの瞬間、理不尽なレフェリングと激しい猛攻を耐え抜いた中澤佑二と楢崎正剛の熱き抱擁の時に見えた表情が物語るとおり、戦っている張本人にとって本当に苦しく、そして険しい道程だったんだと感じた。それだけに、その「偉業」には大きな拍手を送りたい。本当によかった、そして本当におめでとう!

*世間の認識として「当然の義務」となりつつあるワールドカップ出場なんだけど、個人的にも日本のサッカー界にとっては現状必要不可欠なモノだと思ったりする。右肩上がりの時代を終え、停滞に戸惑いと焦燥感を募らせる日本にとっては、世界への挑戦こそが停滞を破るために必要な刺激。世界といかに戦うのか、そのために何をすべきなのか、本来ならばそれは普段の時から持つべき意識なのかも知れないけど、目の前にその敵があるのかないのかではやはり違う。目標と定め、それを追い求める力こそ、停滞を突き破る力になり得ると思う。そして、それがもし失敗したとしても、その失敗から学び、考え、次のアテンプトに繋がる。だからこそ、日本にとって「ワールドカップ」って舞台は稀少であり、必要なものなのかなと。そして、それを自分達の手で掴み取った。非常に価値のあることだと思います。

*ゲームの方はというと、やっぱり簡単じゃないんだな、というのをひしひしと感じた。キリンカップで示された岡田監督の目指す技術と機動性能を前面に押し出すハイブリッドなフットボールに対して非常に期待感も高まっていたのだけど、なりふり構わない強い意志を元に激しくタフに戦ってくる相手に対してはうまく表現することが出来なかった。長い芝やレフェリング、自分達のモチベーションやコンディションなど様々なエクスキューズがあるのだろうけど、やっぱり「本番」は違う、ってことなんだろうね。わかってはいたけれど、ね。

*考えてみたら、日本らしいフットボールで勝利を導き出したってゲームは予選の中ではそうそうなかったような気もする。結果が全てのコンペティションだからこそそうなったのかも知れないし、僕がキリンカップで大きく持ち上げた日本の「表現力」「具現力」がまだまだ足りなかったのかも知れない。ただ、粘り強く、そして我慢強く結果を導き出すために戦い続けたからこそ、今がある。それは内容とは又別の部分、勝負を司る日本の「強さ」があったからこそだと思う。白と黒だけでは勝負が決まらない、内容が良い方が勝つとは限らない。フットボールのもう一つの摂理の中で、日本の「逞しさ」を示したのかなーという気がしてます。

*そういうゲームだからこそ、内容を問うのは野暮ってもんなんですが、ウズベキスタン戦でも、カタール戦でも何故キリンカップのような美しきフットボールを表現できなかったのか、という部分は世界と戦う上での大きな課題なのかなとは思った。前述の通り、ウズベキスタン戦はタシケントの長い芝の影響でパススピードが上がらなかったこと、カタール戦では人間の摂理とも言える達成感から来るモチベーションの低下と疲労、そして相手の「ワールドカップに行きたい」という意志がそれをさせなかった、とも言えるのかも知れない。ただ、チームとして結果が問われるからこそリスクを避ける、そんな意識が裏側にはあるんじゃないかな。躊躇が伴えばせっかくのグループで共有しているイメージもズレが生じる、勇気や決断を欠けばビルドアップやオーバーラップの質や迫力も又比例して落ちていく……。綺麗事かも知れないけれど、結果を求めるためにチームとしてのフットボールを犠牲にすることが、今の日本代表にとっては余り正しいことだとは思わない。もちろん、出れなければ全てが無意味なモノで一概に否定することは出来ないけれど、世界の舞台でも結果が欲しいことは変わらないはず。その中で必要以上に怖がってほしくないし、玉砕覚悟でやって欲しいというキモチが少なからずある。ましてや、このチームはロスト後の高速トランジッションからの病的なファーストアプローチというマネジメントもあるわけだから……。恐れを捨て、信じる道を突き進む……、本当に難しいことではあるけれど、今後は世界を向こうに回して日本のフットボールを表現できるよう「逞しさ」を育んで欲しいかな。

*まあ、それは今後かな。強豪とやったり(出来ればガチに近い形で)、失敗を体験したり、そういう中でチームとしての「表現力」「具現力」をつけていくってことになるのかな。てか、今の心境として、この言葉(詩?)がぴったり。

この道を行けばどうなるものか

危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし

踏み出せばその一足が道となり その一足が道となる

迷わず行けよ 行けばわかるさ

*そういうことー。

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ふー、とにもかくにも、まーオーストラリア戦もあるから、まとめるにはちょっと早いんだけど。え?カタール戦?まあ、選手も人間だからさ、仕方ないんじゃない?目標が達成できました!ってなったらやっぱりどこか抜けちゃうことがあっても仕方ないんじゃないかな。それをわーきゃー責めたりしてもねぇ……。まあ世界と伍そうとする中で強化試合の一つが無駄になってしまったこと、眼前で見れるゲームがこういう感じだったことは残念ではあったけどね。

ということでここまで。サテ行ってきます。

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