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April 08, 2009

洗礼、試練の開幕戦@JFAプリンスリーグU-18関東 sec.1 Fマリノスユース vs 桐光学園

洗礼、試練、そんな言葉がぴったりの開幕戦。

JFA プリンスリーグU-18 関東

sec.1/桐光学園 1-0 Fマリノスユース @ 保土ヶ谷公園サッカー場
TOKO:8'坂本楓

Fマリノスユーススタメン:GK橋本勇樹、DF保田隆介、中田航平、樋川愛輔、星広太、MF澁谷元気、後藤拓斗、小野裕二、小野悠斗(→高橋健哉)、関原凌河、FW榎本大希(→天野純)

桜も八分咲きの保土ヶ谷公園、そんな春の訪れの気配と共に迎えたプリンスリーグ開幕戦。昨シーズンのデジャヴとも言うべき同会場で同じ相手……昨シーズンは怪物・瀬沼優二にハットを食らう衝撃の開幕だったけど、今シーズンは……。

そんな開幕戦のスタメン、U-18代表の活動により、塩田光と岡直樹が欠場(次戦も欠場の様子)二人を欠いてのゲームとなるが、抜群のキレを見せていた裕二であったり、より攻撃的なプレーが可能な星広太といった才気溢れる2年生のプレーに期待。現状今シーズンはスペシャルなタレントはいないからこそ、一人に依存したチームではないと思ってるしね、まあそんな戯れ言は結果を残してこそ、だけど。

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簡易試合展開

互いに長いボールで様子見の立ち上がり、開始早々に大希がラインの裏を突いてチャンスを作り出したりと立ち上がり自体は悪くなかったが、愛輔や拓斗、航平、保田、橋本を中心に、緊張感から普段では見られないようなドタバタを演じてどうも落ち着かず。そんなドタバタが落ち着く間もない時間帯、左からのフィードでディフェンスラインの裏を突かれて、最後はNo.14坂本が浮き球を突っつくようなループシュートで橋本の頭上を抜く、これがゴールとなって桐光が先制点。ゲームが落ち着く前に、チームとしての色をいかに出すかを見定める前にやられてしまったこと、チームとしての経験の浅さが出た。

ビハインドを負ったFマリノスユース、しかし桐光の現実的なゲームプランを前にチームが機能停止。切っ先を制すはずのプレッシングはカウンター狙いのロングボール中心の攻撃構築にほとんど機能せず、激しく速いアプローチで時間を作り出しリトリートすることでスペースを消す守備組織を前に動き出しが少なくアタッカーが窒息。時折、散発的ながら個人技術で局面打開するシーンを作り出すも、慎重になりすぎる余り、より確率の高いプレーを求めてフィニッシュに行けるシーンでもラストパスを選択して凌がれてしまうなど、煮え切らないプレーに終始。他のシーンでも出れば面白いと言うところでリスクのある選択を避ける傾向が目に付き、チームとして慎重姿勢が蔓延してしまった感があった。

1点獲れれば緊張も解ける……と思いながら、閉塞感の伴う攻撃構築では桐光の守備組織は崩れず、逆に消極的な繋ぎの中で網を張る桐光のゾーンに引っかかったり、ミスが生まれ、そこから大きく空くサイドのスペースを突かれカウンターと、悪魔のサイクルに嵌る。時間だけが過ぎていく中、交代策も大きな効果をもたらさず。

苦しいゲーム展開の中で、才気溢れるアタッカー達にこの状況の打破を期待したが、その1番手とも言うべき小野裕二はコンタクトに寛容で(てか、桐光よりに見えたのは僕だけかな……苦笑いって感じ)レフェリングの前にイライラが募り、自らを失って持ち味を発揮知りきれず。意外性という面で高橋健哉、天野純がピッチに送り出されるも、ほとんど存在感は出せず、凌河は個人で光るタイプではなく、チームの流れの悪い中では自ずと存在感は薄い……個人の可能性という最後の芽は潰えた。

そして、ゲームはそのまま……緒戦の難しさを痛感する歯がゆい開幕となった。

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魔物は緒戦に棲んでいた。

初の公式戦という事実は過ぎた緊張をもたらし、慎重な姿勢はリスクテイクを抑制し、何よりもコンセプトの具現化に必要な勇気を奪った。

改めて、フットボールは難しい。ただ、これは「洗礼」として毎年味わう道。この洗礼をスタート地点に、今シーズンのシーズンが始まる。

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(´-`).o0緒戦は完全に悪魔のサイクルに嵌っちゃいました。チーム全体が非常に堅く、慎重。常にブレーキが掛かったようなプレーでは当然チームが躍動的になるはずもなく、燻ったまま終わってしまう。非常に残念な結果でした……。

(´-`).o0伺った話だと、作陽戦とかはこんな感じだったみたいで、まだまだコンスタントには出来ないのかなーという感じもあるそうな。この辺はチームがまだまだ発展途上ということなんだろうね。うん、新チームがスタートして数ヶ月、全てがうまく回る訳じゃない、ってことかな。

(´-`).o0とはいえ、一番の問題は新生Fマリノスユースのフットボールがほとんど表現できなかったこと。チームが掲げるコンセプトの具現化のために必要な要素がこのゲームに関しては足りなかったと思うし、それは真摯に受け止めないといけない。このチームのコンセプトは「前衛的」、前衛的であるが故、リスクも大きい。だからこそ、決して怯まないような勇気を持ってこのコンセプトと向き合わないと立ちゆかない。機能不全のゲームの後だからこそ、改めて感じて欲しいな。ただ、それ以前にこの日は飢えが足りなかったかな、もっとガツガツして襲いかかって欲しいし、ロングボールすら蹴らせないぐらいの切り替えをしていかないと、今後もプレスが空転して、弱点を露呈する可能性は多分にある。

(´-`).o0まあ実際の所、公式戦の出場機会が少ない選手が多く、緊張しても致し方ない部分はあった。ただ、贅沢を言えばこういうときこそ個人で「俺がなんとかしてやる」みたいなエゴを持って何かを変えて欲しかったかな。大希もっと打っていい、凌河走って揺さぶってこそ存在価値がある、悠斗もっとチャレンジングなプレーをしないと、裕二サイド張ってガンガン仕掛ける「自分の形」をもっと大事に、拓斗落ち着けー周辺察知密に、元気もっと思い切って飛ばしていいよー、って感じかなぁ。慎重に置きに行ったってきっといい結果は出ないので、フルスロットルでぶっとばせ!って感じだね、若いんだし。

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まあ、最初の試練と言うことで、こういうゲームではあったけど納得はしてます、うん。こういう事を乗り越えていかないといいチームにはなれないと思うし。チーム全体で今一度色んな事を確認して、次の試合こそ自分たちがやろうとしているフットボールを表現できるようにしてほしいなと。出来ると思うから、うん。

ということでここまで、本当にお払い、必要かもしれん……。

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(´-`).o0練習試合はどんな感じだったんだロー、てか、まなたんお誕生日次の日ゴールも見たかった……今シーズンも公式戦優先とは考えているのだけど、どっちも見たいわけです。難しいけど、迷うと辛いので、迷わない!改めて自分の中でプライオリティ決めておかないと……

(´-`).o0写真撮りました、試合中はもう絶対撮りません、うん。うまく撮れないし。顔覚えて頂けると嬉しいです。よろしかったらどうぞ。
20090405 JFAプリンスリーグU-18関東 sec.1 桐光学園 vs Fマリノスユース @ 保土ヶ谷公園サッカー場(picasa/me)

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