« 遠回りのシーズン -PlayBack F.Marinos 2008 Part3- | Main | 僕の見るJリーグ'09 -2- »

March 04, 2009

僕の見るJリーグ'09 -1-

いよいよ、いよいよ、いよいよ開幕ですよ!!!毎年毎年のことですが、指折り数えながら開幕を待つ直前のワクワク感は何度味わってもステキです。

とはいえ、今シーズンはシーズン開幕の予習が出来てないので、僕的注目点なんかを。分析やら予想じゃないのは勉強不足だからっす。

※注:チームによって大きく偏りがございます。ご了承ください。

-----------------------

モンテディオ山形

【念願の初昇格、改めてようこそJ1!】

とはいえ、やっぱり大方の予想に違わず(てか、あれだけ綺麗に18位が揃うと泣ける)未知数というか、苦難の道が待っているんじゃないかなーと。そのテーマとしては「J2とJ1の違い」

ここ数年「守備」を強みにJ1へ昇格してきたチームがことごとくこてんぱんにされている傾向があること。組織的に整備されているという部分では、横浜FCもコンサドーレもそうだった。けれど、個人の部分でどうしても我慢出来ずに決壊するシーンが生まれてきてしまい、ビハインドを負ってゲームプランが崩れる。この負の連鎖が彼らを飲み込んだ印象が強い。

組織力でピッチの各所に生まれる1vs1の数を減らすことは出来ても、全てをなくすことは出来ないからこそ、どうしても個人に依る場面というのが出てくるのは摂理。その部分で個人のレベルというのには不安が残る。

そして何より「J1」と「J2」の違い。端的に言えばミスの頻度、プレーの精度。これはあくまでも個人的な印象にすぎないけれど、多少曖昧な部分を見せても、精度の低いプレーや自滅的なミスで攻撃が収束してしまう事が多いのがJ2。そういう側面から考えると受動的な守備スタイルは、J2に合っている。ただ、J1ではそれが本当に効果的かというと……疑問符が付くかなぁと。

ただ、あくまでも前例に過ぎない、とも言える。レンタルが多かった現有戦力は豊田を除きほぼ残留、そこに小林亮、古橋達弥と言った実力者も確保。そして、リアリスティックなフットボールの構築には定評と実績(J1でもね)のある"会見の長い"小林伸二監督。コンサドーレ・横浜FCと同じ轍を踏むかというと……そこもうーんと言う気はする。

てゆうか、この文章じゃ歓迎どころか嫌がらせ……。12月の山形、楽しみにしてます。

-----------------------

鹿島アントラーズ

【史上初の3連覇+ACLのダブルを見据える常勝「オズファミリア」】

ゼロックス見た感じだと、多少中後が移籍して(てか、小笠原の穴、か)、構成の変わった影響で抜群の連動を見せていた中盤での守備のクオリティに低下の傾向が見られたけど、それでもチームとしてのクオリティは高いのは認めざるを得ない。個々のスキル、抑えどころを抑えたサポートやダイナミズムアクション、そして何よりゲームの流れを汲み取りゲームに反映する「目」……勝者に相応しい力の備わったチームであることに変わりはない。彼らは成功者として、学習対象の一つ。

で、補強に関しても鹿島らしく未来を見据えながら派手じゃないにしてもそつのない補強。特に水戸ちゃんから強奪したパク・チュホは新井場の次を考えると懸念ポイントだったはずの左サイドバックもこなし、現状不安の残るボランチの層を考えると理想的(何故にゼロックスで試さなかったのかな?というのは思ったけど)超話題の大迫は時間は掛かるにしても間違いなく大器、高円宮杯でガンバを沈めたプレーを目の当たりにしてる自分としては期待したい選手の一人。うーん、書いてて腹立ってきた。

よし、言ってやる!マルキはうちの試合では出さないでください……(昨シーズンのものすげーミドル2発はトラウマだわ)

-----------------------

浦和レッズ

【改革の旗手はフォルカー・フィンケ!】

昨シーズン一時代の終焉を迎え、再興への道を歩む今シーズンはとにかくフォルカー・フィンケ!って感じなレッズ。若手育成に定評があり、ドイツ国内でも高い評価を得ている(らしい)敏腕指揮官を迎えて、改めてクラブとして正常化を図ろうとしている意欲は、エルゴラはじめとした媒体で伝わってくるし、個人的にもどれだけ変わるのか、どのように変わるのかは本当に楽しみ。

ただ、フィンケに課されるタスクは非常に多い。個人に依りすぎていたパワーバランス(フットボール的にも、チームとしての規律としても)の正常化、トップフォームを忘れたプレーヤー達の再生、そして未来を見据えた「金の卵」の育成、そしてチームとして新たなフットボールメソッドを植え付けるチームビルド……リーグで最も早く始動して、充実のオフを送ったらしいけど、シーズンを通じてという部分も多いのかなと。

なんか今年は結果よりも……という空気を漂わせちゃったけど、レッズはレッズ。リーグ屈指のタレント軍団、崩壊していても強引に勝ち点を引っ張ってこれちゃうチームであることを考えれば、改革途中であろうと普通に勝ち点を重ねる可能性は充分ある。ましてや、昨シーズンとは違うポジティブなエネルギーに満ちた状態であることを考えれば、その可能性は決して低くない。フットボールはそんなに簡単なモノじゃない、と言われちゃいそうだけど、ね。

高橋峻希や原口元気が開幕デビューを飾りそうな事も本当に楽しみだし、早々に僕の山田くんにも出番が回ってきそう、レッズユースの子達の台頭含め、今年は注目。

-----------------------

大宮アルディージャ

今年こそ勝ち点寄こせ。


-----------------------

柏レイソル

【俺たちの高橋さん、トップチーム初挑戦!】

相思相愛の石崎のぶりんと契約延長せず、ユース監督からトップチームのコーチとFマリノスで苦楽を共にした「俺たちの」高橋真一郎ヘッドコーチを監督に据えたレイソル。それが僕にとってのトップライナー!

とはいえ、リアクションで結果を残してきたチームに幅を付けるというのは本当に難しいこと。動きの質やプレーへの意識を変えるというのは口で言うほど簡単な事じゃないし、選手の適正というのも決して無視できない。チームの中でスイッチを握るプレーヤーが必要になってくる。そのキーとなりそうなアルセウ(今シーズン唯一の補強、出戻り)が長期離脱と前途多難。そこで僕は夏に一目惚れした千石廉を使えと言いたいけど……。

一つの完成系として有するダイナミズムとファンタジアの融合したカウンター、壁を越えるための可能性の追求、難しいタスクを前に高橋さんがどのような手腕を見せてくれるのか、失敗したクラブの人として本当に気になるファクターでもある。高橋さん頑張れ。

(´-`).o0これで高橋さんがうまくやったら、フロントを小一時間問いつめたい……

-----------------------

ジェフユナイテッド市原千葉

【JRと書いて、本気(マジ)と呼ぶ。】

中後ぶっこ抜いたのは本気で驚いた(里心がついたとはいえ)その他にも福元洋平、アレックスといった燻っていたプレーヤー、劇的残留の一翼を担った深井も完全で確保してと、数少ないオフシーズンの成功者といえるチームの一つかな。

フットボール的には相対的な要素を重要視するらしいアレックス・ミラー監督にはやっぱり注目。しっかりとした準備期間を経て臨むシーズンなだけに、欧州スタンダードとも言えるターンオーバーやベニテス仕込みのハイラインのモダンディフェンス、新たな潮流とも言えるハイサイドを活かしたコレクティブカウンターとか、そういうモノを仕込んでいるとしたら、本当に面白い対象になるはず。
 
あとに新居に注目、ベルカンプトラップや美しいターンは惚れる。フィニッシュを逆算してプレーしているような印象があって、しかもその過程が美しい。ポジション獲りたいね。

-----------------------

FC東京

【城福流ムービングフットボール、第2幕】

紆余曲折あったものの、一つ一つ課題と向き合いながらチーム構築を続けるチームとして今シーズンも継続して見ていきたい。日本が世界と戦うための様々なディティールを強く意識する次世代の名監督として、結構期待してるしね。

とはいえ、着実前進と言うよりも暗中模索という感じを受けてしまうのも確か。様々なシステムや組み合わせを試して、課題が出てきて、その課題を消化仕切れているかというと………うーんと言う感じ。序盤に感じたリスクマネジメントの問題、中盤戦で感じた個々の選手のスキルの問題、それぞれに進歩はしてるけど答えが出たかというと……難しいけどね。ただ、後半の鹿島戦のような素晴らしいゲームをする時がある。それはFC東京のポテンシャルであると思うし、向き合った末の成果でもあるのかなーと。梶山がコンダクターとなり、両サイドをスピーディに、そしてアグレッシブに突き、バラエティに富むジョーカーがゲームに変化を与える。これがムービングなのかというとわかんないけど、可能性のあるタレントをモダンなフットボールの中に落とし込み、躍動させるというのは監督としての一つの答え。これがチームとしてコンスタントになっていくと、チームとしても大きな可能性が開けてくると思う訳で。

まあ、ひっくるめていうとナオがどうなっちゃうのか気になります(サイドポジションがなくなるらしいし)あとは大竹、うん。彼は面白い。

-----------------------

川崎フロンターレ

【超絶タレントと前後分断、舞い戻る指揮官の大きな宿題】

突然の病魔に襲われた関塚隆が驚きの復帰となったフロンターレ、これもまたオフの驚きの一つ。そんな復帰空けの監督にとってはかなり重いテーマ。

レナチーニョ、ジュニーニョ、鄭大世にヴィトール・ジュニオール。それぞれがゲームを決める力があり、抜群のスペシャルスキルを持つタレント、だからこそ個人戦術は活かすべき武器ではあると思う。ただ、それが前に出すぎて、前の4人と後ろの6人が乖離して、チームとしては機能性が落ちてしまう。そういうジレンマに陥っているのが現状のフロンターレなのかも知れない。元々、カウンターを肝としてきたチームな訳で、図らずも回帰していったという形になったわけだけど、正直本来見据えていたフットボールとも乖離していっているだけに、関塚監督が戻ってきたことでどのように軌道修正していくのかは気になるところ。

ただ、フロンターレのフットボールは非常にエモーショナルでエンターテイメント性に溢れるフットボールであるべき。等々力に集う人は多かれ少なかれ、そのフットボールに魅せられている側面がある気がする。ジュニーニョやレナチーニョがスピードに乗ってドリブル突破を計る、憲剛の美しいパスから森がサイドを攻略する、谷口が何故かそこにる、テセがパワフルにゴールを襲う、タレントの魅力あってこそ。他人事だから言えるけど、毒気は抜いて欲しくないと勝手なことを言ってみる。

選手としては、谷口!彼はうちの子だから!トリコな谷口は見たことないけど。チームバランス的に役割を固定される?という話が気になるところ。憲剛とヴィトールじゃ致し方ない、けど、3人の関係含めて落としどころがうまく見つかるか、谷口の得点力も捨てがたいだろうし。

-----------------------

うーん、なんだか前半戦に力を入れすぎた気が………後半はさっぱり言っちゃうかも。

ということでしばし休憩!

|

« 遠回りのシーズン -PlayBack F.Marinos 2008 Part3- | Main | 僕の見るJリーグ'09 -2- »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/77106/44246123

Listed below are links to weblogs that reference 僕の見るJリーグ'09 -1- :

« 遠回りのシーズン -PlayBack F.Marinos 2008 Part3- | Main | 僕の見るJリーグ'09 -2- »