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December 31, 2008

2008年、年末のご挨拶。

今年も最後と言うことでご挨拶をば。

今年もだらだらと長~い拙ブログにお付き合い頂きありがとうございました。

シーズンの一番最初に「with Tricolor」というテーマを持って、Fマリノスと共に歩んでいこうと考えて、トップ、ユース、ホーム、アウェイ問わず、かなりの数の試合を見に行ってきました。苦しい時もあったし、苦痛と思う時もありましたけど、その分大きな喜びも幸せも味わえた。共に歩めたとことに充実感を感じられたシーズンでもありました。

又、アウェイや遠方に行くようになって、様々な土地土地で醸成されつつあるフットボールを含めた文化を身を以て感じられた事は、貴重な人生経験となったなぁと思っております。これは行ける限り、来シーズンも続けていきたいなと。

とはいえ、その影響からか更新頻度は去年にも増して減りまして、読者の皆様のご期待に添えなかったであろうととても反省しております。行った試合を簡単にでもレビューできればいいのですが、現状のクオリティというか内容のままだと……難しいので、又何か考えたいなーと。

ま、来年もきっと気の向くまま、風の吹くままやっていくと思いますが(←あんまり反省してない)、どうぞゆったりとお付き合い頂ければと。(←去年と一緒)

とにもかくにも、来年こそ優勝!そして皆様にとって、フットボールに関わる人にとって2009年が良い年でありますように。

それでは、よいお年を!

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今シーズン観戦記録

<トップチーム> J.League Division1

J1 sec.1 1○0 レッズ@日産スタジアム
J1 sec.2 2○1 コンサドーレ@札幌ドーム
J1 sec.3 1●2 アントラーズ@カシマスタジアム
J1 sec.4 3○0 FC東京@ニッパツ三ツ沢球技場
J1 sec.5 0●2 グランパス@豊田スタジアム
J1 sec.6 2○0 レイソル@日産スタジアム
J1 sec.7 1△1 エスパルス@日産スタジアム
J1 sec.9 3○0 ジェフ@日産スタジアム
J1 sec.10 2●3 ヴェルディ@国立競技場
J1 sec.11 1△1 アルディージャ@日産スタジアム
J1 sec.14 0●1 ジュビロ@日産スタジアム
J1 sec.15 1●2 フロンターレ@等々力陸上競技場
J1 sec.16 0●1 アルビレックス@ニッパツ三ツ沢球技場
J1 sec.18 0●2 アントラーズ@日産スタジアム
J1 sec.19 1△1 FC東京@味の素スタジアム
J1 sec.20 2○1 ガンバ@日産スタジアム
J1 sec.21 1△1 エスパルス@日本平スタジアム
J1 sec.22 1○0 コンサドーレ@ニッパツ三ツ沢球技場 
J1 sec.23 0●1 アルディージャ@NACK5スタジアム
J1 sec.24 1△1 ヴィッセル@日産スタジアム
J1 sec.25 1○0 ジュビロ@エコパスタジアム
J1 sec.27 1○0 トリニータ@日産スタジアム
J1 sec.28 0△0 アルビレックス@東北電力ビッグスワンスタジアム
J1 sec.29 0△0 グランパス@日産スタジアム
J1 sec.30 3○1 レイソル@日立柏サッカー場
J1 sec.31 1●3 サンガ@日産スタジアム
J1 sec.32 3○0 ジェフ@フクダ電子アリーナ
J1 sec.33 2○0 ヴェルディ@日産スタジアム
J1 sec.34 6○1 レッズ@埼玉スタジアム

計29試合

<トップチーム>YamazakiNABISCO CUP 2008

GL1 1○0 トリニータ@ニッパツ三ツ沢球技場
GL2 0△0 アルディージャ@NACK5スタジアム
GL3 4○0 アルディージャ@ニッパツ三ツ沢球技場
GL4 0△0 アルビレックス@ニッパツ三ツ沢球技場
QF1 0●1 ガンバ@石川県西部緑地公園陸上競技場
QF2 2○1 ガンバ@ニッパツ三ツ沢球技場

計6試合

<トップチーム>第88回 全日本サッカー選手権大会 天皇杯

4R 1○0 コンサドーレ@ニッパツ三ツ沢球技場
5R 2○2(PK 6-5) レッズ@香川県立丸亀競技場
QF 3○1 サガン@ベストアメニティスタジアム
SF 0○1(Ex 0-1) ガンバ@国立競技場

計4試合

<サテライト>Jサテライトリーグ 2008
Day4 4○1 ジェフ@MTA
Day5 1●2 コンサドーレ@MTA
Day6 1○0 ベルマーレ@平塚競技場
Day13 3○2 ベルマーレ@MTA
Day17 2○1 レイソル@MTA

計5試合

<ユース>JFAプリンスリーグ U-18 関東

sec.1 3△3 桐光学園@保土ヶ谷公園サッカー場
sec.2 1○0 武南@日産フィールド小机
sec.3 3○2 FC東京@三ツ沢陸上
sec.4 3○1ベルマーレ@馬入ふれあい公園
sec.7 2○1 ヴェルディ@日産フィールド小机
sec.8 3○0 流経大柏@流経高G
sec.9 2○1 市立船橋@平塚競技場
sec.10 6○1 桐蔭学園@三ツ沢球技場
sec.11 1△1 三菱養和@三菱養和G

計9試合

<ユース>平成20年度 第32回 日本クラブユースサッカー選手権大会 関東大会

sec.1 10○1 飯能ブルーダー@MTC
sec.3 8○0 千葉SC@MTC
sec.4 3○1 アルディージャ@MTC
sec.5 2○1 アントラーズ@日産フィールド小机

計4試合

<ユース>adidas CUP 2008 第32回日本クラブユースサッカー選手権大会

GL2 0●1 コンサドーレ@JヴィレッジPitch3

計1試合

<ユース>第88回 全日本サッカー選手権大会 天皇杯

神奈川県2nd1R 0●4 神奈川大@保土ヶ谷サッカー場

計1試合

<ユース>高円宮杯 第19回全日本ユースサッカー選手権大会

GL1 1●2 レッズ@駒場スタジアム
GL2 1●2 グランパス@NACK5スタジアム
GL3 3○1青森山田@群馬県立ラグビーサッカー場
B16 3○1 アルビレックス@ひたちなか市総合運動公園陸上競技場
QF 0●1 グランパス@国立スポ-ツ科学センタ-西が丘サッカ-場

計5試合

<ユース>Jユースカップ 2008

GL1 4○2 ベガルタ@MTC
GL2 1○0 ヴァンフォーレ@MTB
GL4 1○0 アントラーズ@MTA
R16 10○0 塩釜FC@MTA

計4試合

<その他> J.League Division1

J1sec.1 フロンターレ 1-1 ヴェルディ@等々力陸上競技場
J1sec.8 フロンターレ 3-2 レイソル@等々力陸上競技場
J1sec.12 FC東京 0-1 レイソル@味の素スタジアム
J1sec.17 フロンターレ 2-1 エスパルス@等々力陸上競技場
J1sec.22 FC東京 1-2 ヴェルディ@国立競技場

計5試合

<その他>J.League YamazakiNABISCO CUP 2008

Final トリニータ 2-0 エスパルス@国立競技場

計1試合

<ユース>adidas CUP 2008 第32回日本クラブユースサッカー選手権大会

SF FC東京 2-0 ヴェルディ@ニッパツ三ツ沢球技場
SF レイソル 1-0 ガンバ@ニッパツ三ツ沢球技場
Final FC東京 1-0 レイソル@ニッパツ三ツ沢球技場

計3試合

<その他>高円宮杯 第19回全日本ユースサッカー選手権大会

GL1 青森山田 0-0 グランパス@駒場スタジアム
GL2 レッズ 2-2 青森山田@NACK5スタジアム
GL3 前橋育英 2-1 アルビレックス@群馬ラグビー・サッカー場
R16 鹿児島城西 4(Ex2-1)3 ガンバ@ひたちなか市総合運動公園陸上競技場
QF レッズ 3-0 鹿児島城西@国立スポ-ツ科学センタ-西が丘サッカ-場
SF 作陽 1(Ex0-1)2 レッズ@国立競技場
SF グランパス 1-0 FC東京@国立競技場

計7試合

<代表>FIFA WORLDCUP SOUTHAFRICA 2010 Asian Qualifiers

日本代表 4-1 タイ代表@埼玉スタジアム
日本代表 3-0 オマーン代表@日産スタジアム

<代表>U-23&なでしこ 壮行試合

U-23日本代表 0-0 U-23 カメルーン代表@国立競技場
なでしこジャパン 2-0 アルゼンチン代表@国立競技場
U-23日本代表 0-1 U-23 アルゼンチン代表@国立競技場

<代表>キリンカップ2008

コートジボワール代表 1-1 パラグアイ代表@ニッパツ三ツ沢球技場

計6試合

<その他>第86回 高校サッカー選手権大会

2R 日大藤沢 2-1 徳島商@三ツ沢球技場
2R 藤枝東 4-1 室蘭大谷@三ツ沢球技場
3R 津工業 2-1 那覇@三ツ沢球技場
3R 日大藤沢 1-2 藤枝東@三ツ沢球技場

計4試合

<その他>全日本大学サッカー選手権大会

Final 法政大 0-2 早稲田大@国立競技場

計1試合

※練習試合除く

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終焉@第88回 天皇杯 準決勝 Fマリノス vs ガンバ

悔しい。

それしか言葉が出てこない。

それでも、フットボールは続いていく。

第88回全日本サッカー選手権大会 天皇杯 準決勝

Fマリノス 0(EX0-1)1 ガンバ @ 国立競技場「終焉」
Gamba:116'山崎雅人

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本哲也"更に守護神らしく"、DF栗原勇蔵"大器が本物になる時"、中澤佑二"アジア一は伊達じゃない"、田中裕介"BreakThrough!"、MF小椋祥平"欠かせない闘う男に"、長谷川アーリアジャスール"もっとできる、もっといける"、田中隼磨"これで終わりなんて言わないで"(→67'清水範久"失態")、小宮山尊信"120分間走り抜け、もっと逞しくなれ、それで次のステージに行ける"、兵藤慎剛"走る男の価値"(→82'山瀬功治"復活→再負傷……")、狩野健太"more GOAL!GOAL!GOAL!"、FW金根煥"経験をもっともっと"(→67'大島秀夫"ありがとう")

ガンバスタメン:GK藤ヶ谷陽介、DF加地亮、中澤聡太、山口智、安田理大、MF明神智和、遠藤保仁(→76'倉田秋)、橋本英郎(→111'平井将生)、ルーカス、FW播戸竜二(→46'寺田紳一)、山崎雅人"次は絶対泣かす"

絶対に決勝に行けると思ってた、信じて疑わなかった。試合中も負けるなんて微塵も考えなかった。

だけど敗れた。フットボールの神様はFマリノスに微笑んではくれなかった。

そんな気まぐれな神様を振り向かせる事が出来なかったこと、それがまだFマリノスに足りない事だったのかも知れない。

とはいえ、勝敗を分けた差は確実に存在していたのだと思う。

総数としてミスの量、時間・状況を捉えた上でのプレーの質、功を焦らず機を見極める「冷静」な采配、そして何よりも耐えるべき時を耐え、訪れた機会を逃さず捉える感覚。勝者であり続けることで培われた有形無形の「勝負力」とも言うべき力。ここ数年タイトルホルダーとして勝者であり続けたガンバとここ数年タイトルからかけ離れたFマリノスでは差があって然るべき要素だったことは否めない。そして、奇しくもその差が勝負の差となった。

その差を埋めるために、その力を培うためにしなければいけないこと。それは一試合一試合大事に戦って、勝利を積み重ねていくこと。

来たるべき次の「決戦」のために、もうこんな悔しい思いをしないために。

その思いを胸に、2008年のシーズンの幕を引く。

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*正直、まだ吹っ切れてないです……。思いっきり飲んで、二日酔いの頭で仕事して、少しは切り替えられるかなーと思ってたんですけど、未だに悔しくて、思い返そうとするとじわっと来て、ずーんと沈む。だから、まだ冷静に、そして詳細には振り返れない感じです。

*90分で勝ちきるという欲の出たギャンブル采配とか、「俺がやってやる」気持ち不足とか、途中出場で退場とか怪我とか、色々思うこともなくはないんだけど、全ては結果論だし、終わってしまった今、大きな価値は持たないと思う。全ては来年。

で、今僕が願っていることは、功治の怪我が深刻ではないこと、選手達が短いオフかも知れないけどしっかりと体調管理しながら休むこと(じゃないときっついボールなしのトレーニングになるとかならないとか)、そして佑二と隼磨含む選手達が有無を言わさず契約書にハンコを押すことだけです。まあ色々と騒がしいオフになりそうだけど、その間にしっかり気持ちを整理して、来年に備えたいなと。

とにかく、この悔しさは絶対に忘れない。もう味わいたくない、というのが本音だけど、何よりもこの痛みは共に歩んできたからこその痛み、それはそれでとっても大事なモノ。で、この痛みは成し遂げた時に、素晴らしいスパイスになってくれる。だから、絶対に忘れない。元々、恨み体質なので(性格悪っ)

ということで、ここまで。ご挨拶は又後で。

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December 26, 2008

頂点への警告@第88回 天皇杯 準々決勝 サガン vs Fマリノス

勝って良かった、本当に良かった。

第88回全日本サッカー選手権大会 天皇杯 準々決勝

サガン 1-3 Fマリノス @ ベストアメニティスタジアム「頂点への警告」
F.Marinos:26'中澤佑二 44'栗原勇蔵 89'狩野健太
Sagan:23'廣瀬浩二

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF栗原勇蔵"贖罪と反省と"、松田直樹、中澤佑二"無様なる日本代表様"、MF河合竜二"次はお休み"、小椋祥平"深刻じゃなくて本当に良かった"(→54'長谷川アーリアジャスール)、田中隼磨、小宮山尊信、兵藤慎剛、狩野健太"冴える技術、チームを救う"、FW坂田大輔(→62'金根煥"あれはオフサイドじゃねー")

サガンスタメン:GK浅井俊光、DF日高拓磨、内間安路、飯尾和也、高地系治"危険"、MF高橋義希、船谷圭祐"鶴"(→6'谷田悠介)、鐵戸裕史(→65'清水康也)、野崎陽介(→69'レオナルド)、FW藤田祥史"J1でも充分"、廣瀬浩二"日本代表を抜いた"

鳥栖駅に降り立ってすぐに目に入る超好立地のベストアメニティスタジアムを舞台にした天皇杯準々決勝。トリニータ・ヴィッセルと今シーズンしっかりとしたクオリティを示したチームを次々と蹴落として準々決勝まで駆け上がったサガンの庭でのゲームとなれば、Fマリノスにとっては簡単なゲームになりそうもない。

そんな中でのスタメン、Fマリノスの方は、取捨選択が必要な1トップ・左サイドは別にして現状考え得るベスとメンバー。その取捨選択となる1トップには坂田、左サイドにはコミーが据えられた。対するサガンは、スタンダードな4-4-2、ヴィッセルを飲み込んだ鬼プレッシングとダイナミックなショートカウンターは怖さを孕む。又、トップの能力も侮れない、キレのあるドリブラー廣瀬は天皇杯でブレイク中、J2で18発という結果を残した藤田はガンバやアルディージャからオファーをもらっており、能力はお墨付き。

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試合展開

端からガンガン来るかと思われたサガンだったがトップのフォアチェックを抑え、ライン高く非常にコンパクトな距離を保ってくる、もしかしてゾーン敷かれると閉塞する傾向を知ってのFマリノス対策?そんな相手を尻目にFマリノスは長いボールでバイタルを拡げながら起点を作り、ピッチを幅広く使う形で相手を揺さぶる普段と同様の入り方。しかし、ゲームが落ち着く間もない2分頃、Fマリノス陣内小椋との接触で痛めた船谷がプレー続行不可能で交代を余儀なくされる。船谷はサガンにとっては大きな存在だったはずだから……。

互いに見合うような形で時計が進む中、一つの小さなきっかけから大きくゲームが動き出す。ボール奪取後のプレー、バックラインの勇蔵から横にポジションを獲っていた隼磨へのパスが弱くなる所を突かれてインターセプトされると、そして一気のショートカウンター。何とかこれは凌いだが、このプレーを契機に一気に流れが変わる。隙を見逃さず奪って一気にショートカウンター、思い切りのあるアタッカー達が日本代表級のディフェンス陣に臆することなく仕掛けて局面打開を計る。勢いに飲まれ、一気にサガンペース、そして岸野監督がジャイアントキリングの条件としてあげていた先制点が生まれた。斜めの楔を粘り強い身体使いで受けた藤田はマツの強いプレッシャーに屈さずにキープ、そしてフリーでラインポジショニングを獲っていた廣瀬へと繋ぐ!前はオープン、大ピンチ。スピードに乗ってゴールに向かう廣瀬の前に立ちはだかるは日本代表・中澤佑二、ドリブルのコースを読み、一度は足を出してカットしたかに思われたが、勢いか、力づくで前にボールを押し出されて抜かれた……壁を貫いた廣瀬、最後は左足強震、隅を突く低い弾道のシュートは哲也の手に当たりながらもゴールへと吸い込まれた……。ベアスタ熱狂。あーもう!とはいえ、藤田×マツ、廣瀬×佑二、二つの取り所で取れなかったのが全て。マツが食いついて取れなかったことでバランスが崩れ、佑二が防波堤となりきれなかった、気を抜いていたとは思わないけど、やられて然るべき失点だった。

しかし、いつぞやを思いださせるようなビハインドメンタリティがサガンのリードを許さない。あっさりと左サイドのCKを得ると、狩野のキックはふわっとしたボールをファーへ、ここに佑二飛んだ!GK、DFとの空中戦を制し、バックステップ踏みながらもボンバーヘッド、ゴールカバーに入った高地が思わず手を使うも、そのままネットに収まり同点、同点。ふー、ほっと一息。ただ、このゴールでもサガンに着いた勢いの火は収まらず、岸野式プレッシングが猛威を振るう。プレッシングのタイミングは楔が入る瞬間、ボールレシーバーの死角から一気のアプローチでボールをかっさらう、プレッシングのタイミングで周囲が収縮し強いプレッシャーでミスを誘い出す。この連続に、防波堤も決壊寸前。軽い対応で突破を許すわ、フィニッシュまで持っていかれるわと、たじたじ。攻撃構築に置いても、きっちりとゾーンを整えられ、その中でいつ襲われるかわからないプレスの猛威に怯えて、リズムは生まれず閉塞。

苦しいゲーム展開だったが、前半終了間際、又もセットプレーが火を噴く。右サイドで得たCK、狩野のボールは吸い込まれるようにゴール前に入ってきた勇蔵へ、勇蔵は相手の寄せを諸戸もせず身体ごと押し込むようなヘッドでこの好機をモノにする!アドバンテージのあった高さと狩野のキック精度が又もFマリノスを救った。シビアな展開の中でリードして折り返せたことは余りに大きい。

後半に入り、ゲームは更に激しくなる。Fマリノスは、サイドを絡めてボールを動かす中でバイタルで存在感を発揮する狩野のアイデアが攻撃に彩りを加え、サガンの守備陣を幻惑。ただ、最後の精度、局面打開の実効力を欠いた部分は否めず。対して守勢に立たされる事が多かったサガンは、守勢にも怯まずに激しいチャージで食いつき、いい奪い方をすれば複数人が一気に飛び出てくる鋭利なカウンターを継続、又高地の精度の高いキックと密集しては散ってマークを外すという質のあるセットプレーでFマリノス守備陣を脅かす(一本完全フリーになったのはまずい!)。そんな展開の中でバックチャージを受けた小椋が右足首を負傷、交代を余儀なくされ、アーリアがピッチへ。この展開でアーリアはちょっと怖い……。しかし、アーリアは培ってきた経験からか、無駄なロストをせず、きっちりと役割を全う。この辺は成長の証。

激しい攻防続く中で、両チームともベンチが動く。互いに一枚ずつアクシデントでカードを使って、残りは2枚。サガンは両サイドのMFを入れ替え、対するFマリノスは相変わらずゴールの匂いのしなかった坂田に代えてジロー、狩野が中央で頂点、ジローと兵藤の2シャドー。時間が迫る中で河合に代えてクンファンを投入、クンファンはトップでジロー・狩野がシャドー、兵藤とアーリアのボランチになる。勝ってる場面で……とは思った。とはいえ、監督の采配合戦に関しては岸野采配よりもコーキチ采配が効果を生む。ジロー、そしてクンファンはそれぞれに特徴を発揮する形で、疲労感ある相手ディフェンス陣を相手に持ち味を発揮、次々と起点を作り、攻撃に厚みを持たせると好機に絡む。

最終局面、佑二のオウンゴール未遂といったヒヤッとしたシーンはあったにしても、カウンターシフトからチャンスを作り出すFマリノス、死力を尽くしオフェンシブモードに推移して同点ゴールを狙うサガンという対峙、その対峙で上回ったのはFマリノス。交代で入ったジロー、クンファンはもちろんのこと、選手達の運動量は最後まで衰えず、カウンター時に最前線まで出ていく形が見られるなど鋭いカウンターを発動、一度目のカウンター、4人が最前線に躍り出て複数の選択肢が生まれる中で最後の選択は右に開いたジロー、ジローは強烈にファーを狙ったフィニッシュ!これはGKに弾かれるも、左からゴール前に入ってきたクンファンがきっちりプッシュ!おー、素晴らしいと思ったらオフサイド、ねーよ。しかし、2度目の正直、狩野とクンファン二人の関係で左サイドを打開、抜け出したクンファンはパスを出した後一気にゴール前まで走り込む狩野を捉えてGKとDFの間に入る丁寧なラストボールを送り込み、狩野は身体を倒しながら合わせてゲットー!これでトドメ!苦しいはずの終盤でも維持した素晴らしい運動量、そして走る意思、今のチームの良さが出たゴール。クンファンいいボール出したねぇ、狩野よく走った!

この後、詰めかけたサポに報いるために勝利への意思を前面に出した攻勢を仕掛けてきたサガンの猛攻を凌ぐと、準決勝進出を決めるホイッスルを聞いた……ホッとした……さあ、後二つ。

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トーナメントは結果が全て、勝利こそ全て。

ただ、付けいる隙、一瞬の緩みを見せてしまったこと、それが全てを壊してしまうということ。それを戒めとして今一度真摯に捉えたい。

フロントも、監督も、選手も、サポも、見据えるはただ一つ。だからこそ、一つ一つを丁寧に、シビアに。絶対に意識一つで防げるから。

サッカーの神様からの警告を肝に銘じて、いざ国立へ。

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*ホッとしました………ホイッスルの瞬間、歓喜ではなく安堵という感じでしたよ。席の前にある柵にもたれかかってしまうぐらい、疲れるゲームで正直グッタリしました……。でも勝って良かった、本当に良かった!あぁぁ、良かった……。

*ゲームとして内容が良くなかったというのは自明の理、隼磨や勇蔵も自覚してるみたいだけど、現状のチームとしての課題がよく見えたゲームだったのかも。ゾーンを前にすると能動的な動き出しが消えて閉塞してしまうこと、動きに主体性が消えることで複数人が絡むような連動性が消え、サイドの局面打開が独力頼みになってしまうこと。積年の課題でもあるけれど、現状のチームの好調を支える主体的・能動的なアクションを継続する必要性を一人一人がもっと意識する必要があるし、タイミングやディティールを選手間で共有出来るようになっていかないと、いつまでもこの課題を克服することは出来ないかなと。

*そしてこのゲームを難しくした「隙」「緩み」。選手達が相手を舐め、見下していたとは思わないし、ミスはしょうがないし、90分間高い集中力を継続するのは口で言う程簡単な事じゃないのはわかってる。ただ、ふっと抜けて緩慢なプレーをすることで、一気に流れが変わってしまう、強いてはこれまで積み上げてきたモノを台無しにしてしまうと言うことを肝に銘じないと、トーナメントを勝ち抜くのは難しい。それともう一つ、終盤リードした状態で無駄にポジションを崩して相手にスペースを与える、みたいな頭の悪いプレーも極力少なくしないと。勝利への意思、天皇杯への意思は嘘じゃないと信じてる、だからこそもっとシビアに。うん。

*にしても、サガンのディティールを重視した岸野式プレス戦術は大きな驚きだった。ボールレシーバーを急襲する目線が届かないアングルからの強いアプローチ、この奪う術が浸透し、その状況、タイミングというのを一人一人が理解、共有することで周囲が連動。周囲のプレーヤーが選択肢を消してミスを誘う。その機能性と迫力は、危険な代物だった。今、Fマリノスも最前線からアプローチを起点にプレッシングしていく戦術を採用しているけれど、熟成度という部分ではサガンのそれは一段上を行くもの。もちろん真似をしろというわけじゃないけれど、色々と参考に出来る部分はあったのかなと。サガンのプレッシングのディティールは、ボール奪取に置けるセオリーといえるものだからね。ただ、岸野監督がリスクや弱点を「しゃーないわ」と思ってる節があるのは気になったかなー。コンパクトな全体距離を保ち、基本前傾姿勢にならざるを得ない。その分バイタルが空きやすい。だからこそプレスを回避するような長いボールに弱い。じゃあどうするの、って言うのを見てみたい。ま、タクティクスは一長一短だから利点を重視するのも又一興、か。

*選手評は簡単に。自信が結果に繋がってる狩野の好循環、嬉しい限り。特に2つのゴールを導き出したセットのキック、佑二のゴールに繋がったふわっと系、勇蔵のゴールに繋がったピンポイント系、で、直接狙ったり低いので行ったりと布石というかバリエーションを考えながら蹴ってくれてる。この辺はキッカーとしての質を感じさせるね、いいよいいよー。クンファンも良かった。相手が疲れてる状態であのスピードと高さは反則だね。現状坂田がなかなか実効的な要素を示せない状態ならスタメンもありだと思う。まあコーキチさん次第だけど。幅のある動きがとってもいい。でも、良かった選手ってこれぐらいか………。

*ひとこと。哲也、弾くなら外。勇蔵、奪った後気抜いたら、そのボール奪取意味なし。マツ、勝ってる時に不必要にポジショニング崩さない。佑二、軽率な足出しでぶち抜かれるの目立つ、読みが鈍ってる?小椋、怪我痛い!でも重症じゃなくて良かった。河合、出場停止残念すぎる。淀みなくなった。隼磨、運動量豊富だけどここのところの好調継続、ではないよね。抜けないなら周囲にサポート呼べ。コミー、抜かないと、そしてクロスはまず一枚目に引っかからないように。兵藤、動きの量は多かった、ただ実効的な要素欠いた。影みたいになった。坂田、自分の役割だけに縛られて自分見失ったら何にもならない。あなたの仕事は点を獲ること。アーリア、良かった。慎重なプレーぶりだったにしても、無駄なロストなく、それも又一つ。

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ちょっと厳しいのはまあ浮かれちゃダメ、一歩一歩行こうということです。まあ実際良くないゲームもある、それをモノに出来たというのも又事実で、それも又前進だと思うけどね。

さて、準決勝の相手はガンバに決まったね。CWCで疲労もあるだろうけど、パチューカ、ユナイテッドみたいなチームとやって感覚は研ぎ澄まされている感じもする。繋ぎの抑揚とか、コンビネーションはもの凄い良かったし、かなり難しい相手。まあうちは前からいくしかないと思うけどね。後は我慢。最後の砦を守る感覚。まー、勝つしかないから同じだけどねー。

では皆様、国立で。

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*九州初体験!でした!ほとんど何も調べずの旅だったので不安だったけど、その分感覚的に色々捉えることが出来て楽しい遠征でしたー。てか、ベアスタかっけー、ちけー。駅から見える感動。後は意外と寒いんだなーとか、方言!方言!とか、食文化を色々体験したりとか。今年はこれでおしまいだけど、締めくくりに相応しい遠征になったかなー。てか、一年で北海道・四国・九州と全ての大陸に行けるとは思わなかったなー。今でもびっくり。

*一番の今年の収穫は知らない土地に行っても誰かしら知っている人、いや、大きなくくりをすればそれこそマリノスのシャツを着た、マフラーを巻いた人がいるという安心感かも知れない。正直超方向音痴で旅慣れてない人間だから、土地勘のない場所に行くのは結構怖かったりするけど、スタジアムに行けば知ってる人がいる、その安心感って大きいんだよね。だから、不安なく遠征に行ける。結構行っちゃえば大丈夫なもんなんだなぁ、これが又。てか、ちゃんと調べろって話なんですが。

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December 19, 2008

僕らの終着点はここじゃない@J1 第34節 レッズ vs Fマリノス

遅くなりましたが、レッズ戦。一つの区切り、だけど、終わりじゃない。僕らのシーズンは終わらない。

2008 J.League Division1 第34節

レッズ 1-6 Fマリノス @ 埼玉スタジアム2002「僕らの終着点はここじゃない」
F.Marinos:22'p兵藤慎剛 46'&80'河合竜二!!! 64'&76'小宮山尊信!!! 86'大島秀夫!!!
Reds:56'細貝萌

Super Soccer

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF栗原勇蔵"片手ギプスだと倒せません"、松田直樹、中澤佑二"ちょっとお疲れモード"、MF河合竜二"能動的なる宿敵撃ち"、長谷川アーリアジャスール"漲る自信はパフォーマンスに!"、田中隼磨"高み安定・右の翼"、小宮山尊信"紆余曲折→コミーゾーン2発!でチーム得点王!"、兵藤慎剛"先輩相手にきっちり"(→79'水沼宏太)、齋藤学"アグレッシブにさいスタ堪能"(→72'清水範久"周囲を活かすのがジロー流")、FW坂田大輔(→65'大島秀夫"惜別のゴールは元旦国立で!チーム得点王!")

レッズスタメン:GK都築龍太、DF平川忠亮、坪井慶介、堀之内聖、阿部勇樹、MF鈴木啓太、細貝萌、山田暢久(→73'岡野雅行"最後の雄志")、ロブソン・ポンテ、セルヒオ・エスクデロ(→52'相馬崇人)、FW高崎寛之

前日の雨もなんのその、好天に恵まれたJリーグ最終節。Fマリノスの最終戦の舞台は日本で最もアウェイを感じさせる場所・埼玉スタジアム。しかしその主であるレッズは、最終番での連敗でタイトルはもちろんのこと、ここ数年連続して出場してきたACLの出場権さえ手に届かない状況に陥ってしまい、ホーム最終戦とはいえ少し興を削がれてしまった感があるか、まあチケットは夏の発売時点で完売、そして真っ赤に染まったことは良かったけど。Fマリノスにとっては、苦境の中で掴んだ勢いと手応えを天皇杯に繋げる意味でこのゲームを大事にしたい。

そんなゲームのスタメン、Fマリノスの方は「救世主」として攻撃の核を担い続けた狩野健太が累積警告で出場停止。しかし、若手起用に意欲的な我らがコーキチ監督は「本物のアウェイ」という貴重な体験をさせるために自らが期待を寄せる齋藤学、そして前節プロ初ゴールを決めた長谷川アーリアジャスールにスタメン起用する形で解答。その他、千葉戦で貴重な追加点を挙げながらヴェルディ戦では出場機会が得られなかったコミー、チームタスクをこなせどゴールから遠ざかってスタメンの座を追われた坂田にもチャンスを与えるなど、選手達のモチベーションをくすぐる選手起用でこの一戦に挑む。

対するレッズも、ベストメンバーとは行かず。チーム得点王のエジミウソン、そして負傷を押しながら守備に攻撃に大車輪だった闘莉王が出場停止。その代役おして新聞報道では高原の名前が踊ったが、その高原も怪我で出場を回避、田中達也、永井雄一郎も怪我也コンディションの影響かベンチスタートとなり、その中で抜擢となったのが大卒ルーキー高崎。出場機会はなかなかなく来期は水戸にレンタルされる選手とのこと。うーん。これまでの豪華なラインナップと比べると、少々格落ち感は否めないが。

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試合展開

アグレッシブなディフェンスこそあれど、長いボール中心の攻撃構築の中で坂田・学・兵藤のアタッキングラインになかなかボールが収まらないFマリノス、最前線の高崎、バイタルのエスクデロを起点にサイドのスペースを突く攻撃を形どるレッズ、その差異が序盤の展開の優劣を表していたが、この優劣はスコアを動かす程の差とはならず。時間と共に相手の出方を見定めアジャストしたFマリノス、ハイテンションなアプローチによるプレッシングで相手の攻撃の精度を奪い、3バックが水を掬うように相手を抑える形を見いだして流れを手繰り寄せると、自ずと攻撃も流れ始める。スペースに流れてのレシーブアクションと長いフィード、大きなサイドチェンジとウイングバックの独力打開、実効的なプレーが次々と生まれ始めて、そしてついにはゴールを手繰り寄せた。

左サイドで学がインターセプトしてからのカウンター、切り替え早く全体が攻撃に移行する中、坂田を経由して河合、そして河合からボールを奪った後スペースへと飛び出した学へボールが繋がることで左サイドを打開すると、そのまま低いボールをファーへ流し込む。これはレッズディフェンスにクリアされるが、このクリアが中途半端で後ろから押し上げたアーリアがピックアップ、アーリアはすぐさまセカンドアタック、ディフェンスの隙間にポジションを獲っていた兵藤へと早い楔を通し、兵藤はこのパスからターン→フィニッシュというプレーをイメージ!完全に崩しきる素早いセカンドアタックにパニックとなったレッズディフェンス、阿部が慌ててスライディングでフィニッシュを防ぎに掛かるがこのタックルが足に掛かって兵藤が倒れる……奥谷さんはPKスポットを指さしPKを得た!お、珍しいな。狩野いない中でキッカーは兵藤、対峙するは国見の怖い先輩都築!しかし、冷静に逆を取って先制!チームとしての姿勢が表れたゴール、早い切り替えから一気に4人が最前線に飛び出すアグレッシブさ、攻撃への関与意識の高さは今のチームの強み。そして、学のインターセプトからの迷いなきフリーラン、アーリアの鋭く相手の急所をえぐるグラウンダーのパス、兵藤のフィニッシュまでのイメージング、みんながハードワークの中で良いプレーをしてる。正当な報酬。

この先制点で乗ったFマリノス、アタッカーの守備意識が低く、中盤のディフェンスが緩いレッズディフェンスを尻目にアグレッシブな両翼のプレーが際だつ。コミーの無双状態の仕掛けからのクロス、隼磨のプッシュアップからのボックス内への進入からのフィニッシュと好機、決定機を幾度となく演出。その中で若い才能達も伸び伸びと自分のプレーを発揮。サイド深い位置で創造性溢れるヒールでの局面を変化させる魅せるアーリア、クロスボールに積極的に飛び込む学の姿にこの舞台で臆する姿は全く感じられない。守備に関してはレッズ程じゃないモノの中盤のポジショニングバランスが怪しく、局面に置ける対応に置いてエスクデロのドリブルにバタバタしたり、佑二が軽率なファールを繰り返したりと、決して安定してるとは言えなかったが、内容と結果を両立した形で折り返すことに。

後半も、アグレッシブな姿勢は継続するFマリノス、そしていきなりの追加点。ボックス内の坂田が苦しい態勢ながらフィニッシュ!これは平川・堀之内に阻まれるも、エンドライン際にこぼれたボールにアーリアが鋭く反応してピックアップ!細かいタッチでコースを切り開いてマイナスのパスを中へ送り込み、坂田・学が一気に突っ込む!ここでは決めきれなかったモノの、こぼれたボールに最後は河合竜二!強烈に右上隅に突き刺してゴール!ボックス内に入る選手がこれだけ多く、強く圧力が掛かるからこそ、ラインは押し下がり、セカンドボールがマイボールになる、セカンドチャンスに繋がる。2点ともこの圧力が活きた形、そしてその裏付けとなるのがチームの選手達の豊富な運動量であり、アグレッシブな姿勢。チームとして活性化していることを感じさせるよね。

2点ビハインドとなったレッズは唯一の希望となったエスクデロが筋肉系の怪我で交代を余儀なくされ更に苦しい状況に立たされる。相馬がピッチに。しかし、その相馬がサイドライン際で仕掛けて得た左CKを得点に繋げる。ポンテの低いボールに対しクリアしきれずニアサイド側にボールがこぼれると、細貝がテクニカルなボレーで押し込む!ニアに立っていた隼磨もクリアしきれず(後ろに哲也がいて、怒ってたけどね)この辺はレッズに残る勝者のメンタリティか。もったいない失点。

これで1点差、丸亀の悪夢再び、と言った雰囲気が相馬が入って活性化したレッズの左サイドから流れ始めるが、これをうちの左サイドが吹き飛ばす。大きなサイドチェンジを絡んで崩されたポンテの決定機を隼磨が身を挺して阻むと、反転攻勢。高い位置左サイドフリーとなった学に繋がり、彼の見せ場がやってくる!得意パターンのフィニッシュをイメージさせる中方向へのカットイン、平川がシュートコースを切りながらフィニッシュを警戒したところで学のドリブルに合わせてコミーが追い越したダイナミズムアクション、学もこのアクションをしっかり捉えヒールパスで使う!このコンビで崩すと角度はないところだがフリーとなったコミー左足強震!これがファーサイドネットに突き刺さって追加点!見せ場だったけど、周辺の状況を捉えてうまくコミーを使った学くんも素晴らしいし、コミーもいいタイミングでアクションを起こし素晴らしいフィニッシュをしてくれた。うんうん、仕掛けるからこそ起こりえるゴール。そして、このゴールが呼び水となって次々とゴールが生まれる。

主役となったのは学と交代で入ったジロー、バックヘッドでうまくサイドのスペースに流されたボールをジローがピックアップ、ここにコミーが押し上げてディフェンスの間に顔を出すと、コミーゾーンで前オープン!迷うことなく右足でミドルシュート!素晴らしい弾道は都築の反応を許さずファーサイドネットに突き刺さった!ごらっそーごらっそー!もうお祭り騒ぎの狭く抑圧されたFマリノスゴール裏。しかし、点差が開こうとも落ちないアグレッシブなプレー姿勢は、能動的なボールレシーブアクション、湧き出るダイナミズムを生みだし、その象徴のようなゴールをも生み出す。勇蔵のしっかりとした寄せからのボールカットから、河合がこのボールをうまく収めてターン、ドリブルで空いたスペースを突き、ジローに預けると河合はどどどどっとランニング開始、ジローは一拍溜めて素晴らしいスルーパス!大きなワンツーのような形でレッズディフェンス陣を崩すと体勢を崩しながらファーに流し込む!目一杯伸ばした都築の抵抗も虚しく、ファーのポストに当たって決まり、河合も2点目、埼玉で5点なんて信じられません~!ゴールの過程も本当に素晴らしい訳で、言うことなし。

夢のようなゴールラッシュ、そして最後の最後にサポーターへの大きなプレゼント。ジローがスペースランニングでレッズディフェンスを出し抜いて左サイド打開、そして優しいお膳立てとなる折り返されたボールに対して、オーシ飛び込んで身体ごと押し込んだー!弾ける笑顔、笑顔。この試合交代で入ってから事あるごとに続けられた「オーシマヒデゴー」のチャントに応えるかの如きリーグ戦ラストゴール!うーん、素晴らしい締めくくり!あぁ、最高!ということで終わってみれば1-6!今のチームの良さが前面に出る形での快勝に手応えを感じないわけにはいかないゲームとなった。逆にレッズは大崩壊で何とも言えない最後に、しかも3連敗。久々のノータイトルにサポーターは挨拶に出てきた藤口社長を盛大なるブーイングで迎えることになった。

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ゲームが決まろうと、点差が開こうと、最後まで抜かない、最後まで走りきる、最後までやりきる。

その姿勢が、次に、未来に、繋がっていく。

僕らの終着点はここじゃない。

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*本当に最高でした。この舞台で、天にも昇るようなゴールラッシュ、その喜びも、その価値も計り知れない。若い選手がこんな素晴らしい経験が出来たことを考えても、本当に素晴らしいことだと思いますよ。でも、それ以上に喜ばしく、価値があるのは、点差が開こうと、試合が決まろうと、最後までアグレッシブな姿勢を貫いたこと。この姿勢こそ、このチームにあるべき姿だと思うし、ずーっと貫いていかなければならない姿勢なんじゃないかなーと。大きな点差でのお祭りはあくまでも付加価値に過ぎない。そんなことを試合終わった後噛みしめちゃいました。

*それにしても、選手達が本当によく走るようになった、しかも能動的に、アグレッシブに。その姿勢が前線からのプレッシング、切り替えのスピード、飛び出しやコンビネーションの中でのダイナミズムに表れる。もっともっと、戦術的な動き、グループ戦術、個人戦術といった全ての要素を高めていく必要はあるけれど、土台となり、基盤となるのはこのアグレッシブな姿勢だと思う。それは今はもちろんのこと、来期も変わらない。そういう意味で、この姿勢を蘇らせた木村監督の続投は「結果的に」良かったのかも。

*まあ終わったことだからぐだぐだ言うのはなし。あ、でも少しだけ。アーリア、まなたん、兵藤、宏太、裕介やコミーや小椋にしてもそうかな?若い選手達がこの舞台で自分達を表現できたという自信を今後に活かしていって欲しいなぁと。特に期待を持ってコーキチ監督がスタメンで送り出したアーリアとまなたん、自分達が出来たこと、出来なかったことを良く捉えて欲しいな。まなたんであればこの日は課題であるオフ・ザ・ボールのアクションがあって、クロスに対しての飛び込みも積極的、これまでと比べてもイイパフォーマンスだったと思う。ただ、見せ場であるところのドリブルのタッチやコンタクトによるプレーのブレと言ったユースじゃでなかったミス、戦術的な理解度含めた選手間の連動性などはまだまだ。アーリアも良く顔を出してボールに絡んで、らしい鋭い縦パスやテクニカルなドリブルワーク、狙いまくりのワンツーによる崩しのアイデアなど、アーリアらしいプレーがかなり出せていた。ただ、ポジショニング、寄せ、カバー、チャレンジ……ひっくるめて周囲との関係を捉えた上での守備の相関性。うん、この辺はまだまだ。まあ、もっともっとということです、みんなね。上を目指そう、どん欲に!

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はい、ということでリーグは9位でフィニッシュ!未だに信じられないよね、この結果。でも、浮かれてなんていられないし、もう完全に天皇杯モード!と言うことで僕も明日はお空飛んで、ベアスタ行ってきます、寝坊しないようにしないと……。

ということでここまで。

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December 04, 2008

雪辱・成長・進歩@J1 第33節 Fマリノス vs ヴェルディ

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かつてのライバルは、なりふり構わない姿勢と強い意思を持って、立ち向かってきた。

しかし、その意思に飲まれず、屈さず、打ち克った。

そんな逞しい姿に、未来へと歩を進めていることを感じ取れた一戦だった。

2008 J.League Division1 第33節

Fマリノス 2-0 ヴェルディ @ 日産スタジアム「雪辱・成長・進歩」
F.Marinos:58'松田直樹!!! 89'長谷川アーリアジャスール!!!

Super Soccer

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF栗原勇蔵"ギプスはあっても危機察知は変わらず"、松田直樹"超千両役者"、中澤佑二"復帰おめ!"、MF河合竜二、小椋祥平"俺たちのために嫌われる男は、Fマリノスに必要な男"(→86'長谷川アーリアジャスール"待望の瞬間!初ゴールおめでとう!")田中隼磨"アップダウンの鬼"(→76'清水範久)、田中裕介"屈辱の返済"、兵藤慎剛"最後の一滴まで走る"、狩野健太"何より惜しい出場停止"、FW金根煥(→72'坂田大輔)

ヴェルディスタメン:GK土肥洋一、DF富澤清太郎、土屋征夫"敵ながらあっぱれの存在感"、那須大亮"おかえり"、和田拓三、MF菅原智(→76'河野広貴)、福西崇史(→68'大野敏隆)、柴崎晃誠、飯尾一慶(→68'廣山望)、FW大黒将志"健在"、平本一樹

「ガチ!クラシコ」と銘打たれ、チケット半額キャンペーンなど集客にもかなり力を入れた今シーズンのホーム最終戦。その甲斐もあってスタジアムには31000人の観客が詰めかけ、雰囲気は上々。毎年のことだけど横浜開港祭の広場のイベント会場にも人が沢山集まり、今年最後のホームゲームに華を添えてくれる。ヴェルディのサポは少々少ないのが残念。

そんなゲームのスタメン、前節の勝利でほぼ残留を手中に収めたFマリノスの方は、怪我で離脱中だった佑二が急ピッチで調整してこのゲームに間に合わせた。勇蔵・マツ・佑二と久々のガチムチな並び。左サイド裕介・コミーの選択は裕介。目に付く変更点はその辺りか。対するヴェルディは、天皇杯の蛮行でエース・ディエゴを欠いたまま、残留争いを苦闘中。このゲームでの勝ち点確保は至上命題となるわけだが(次節は凶悪フロンターレだし)その中で柱谷監督はどのようなゲームプランで来るのかが気になるところ。布陣上は4-4-2とスタンダード。

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試合展開

非常にアグレッシブなアプローチで出所を抑え、プレスを抜けられたらブロックを組んでスペースを消す。奪えばとにかくシンプルに裏のスペースで勝負。残留への強い意思の元、現実的なフットボールを徹底してきたヴェルディに対し、Fマリノスは少々押され気味。早いプレッシングになかなかビルドアップ出来ず、クンファンをターゲットにロングボールを飛ばすも集中力バリバリの土屋・那須に制空権を握られて有効な手立てとならず、奪われれば大黒の狡猾な動き出しに四苦八苦、当然の事ながらリズムは生まれてこず。

しかし、バタバタした展開の中で、Fマリノスは空いてくる両サイドのスペースを一発のサイドチェンジで使う形を見いだすと少しずつゲームの流れを引き寄せる。左から右という形では裕介の精度の高いボールから、隼磨が豊富な運動量とキレのいい動きで仕掛けていく。右から左という面でも小椋が躊躇なくフィードを飛ばすことでサイドチェンジを成立させ、裕介も高い位置でのプレーが増える。しかし、実効力を保っていたサイドアタックも抜群の集中力と危機察知を見せていたヴェルディディフェンス陣をこじ開けるには至らず、逆に決定機はヴェルディに。平本・大黒と絡んでの飯尾のボレー、右サイドから柴崎のグラウンダーのクロスに平本がニアで合わせたシーンと、枠こそ捉えられなかったモノのあわやのシーンが複数回。ディフェンス陣は大きな穴こそ空けなかったが、煩わしい裏対応に意識を取られ、少々アプローチが遅くなるシーンが散見。ヴェルディのゲームプランはここまでは的中と言うところか。ゲームはスコアレスで後半へ。

後半開始直後、狩野が右ボックス角から鮮烈な突破でエリア内に進入し、不思議な弾道のシュートで土肥を脅かす。このシュートで流れを持ってくると、最も沸く形から先制点をもぎ取る。自陣浅い位置でマツが福西から身体を入れてボールを奪うと、前掛かりになりながら切り替えの遅れた敵陣には大きなスペース。これを見て一気にドリブル開始、久々の将軍様オーバーラップに沸くスタジアム、マツの前に左に狩野、右に兵藤、中央にクンファンと3つの選択肢、数的同数のカウンターを浴びることになったヴェルディディフェンス陣は3人のアタッカーに引っ張られボールホルダーへのアプローチに行けない。ゴールとの距離が近づく中、選択したプレーはなんとループシュート、ディレイで何とかしようとしていた那須が慌てて足を出すが触れず、描かれた放物線はハーフスピードながら土肥のセーブを許さない絶妙の高さでゴールに吸い込まれた……スタジアム爆発、芸術的なゴールを決めたマツの周りには選手が殺到、押し倒され手洗い祝福。そして最後にはどうでしょう?と言わんばかりのアピール。40mドリブルで運んで、最後はループ、格好良すぎます、千両役者すぎます。那須はうちのディフェンスだなぁ、最後まで飛び込まずリスクを負わず、まあ正しい選択ではあるけど、ああいうプレーが出てしまうと責められても仕方ない。運がないな。これで一気にゲームはFマリノスのモノに。

勢いに乗ったFマリノスは手を緩めず攻勢、裕介のレーザービームクロスは中央の混戦を抜け大外の隼磨の元へ、隼磨は強烈にボレーで叩くが枠外、惜しい。ゴールこそならなかったが、隼磨は大外への警戒の薄さを逆手に取り、何度もボックス内に入ってフィニッシュチャンスを得るなど、積極的な動きを見せてくれた。その次に魅せたのは狩野。右サイド深くで二枚を鋭い切り返しで剥がして突破すると(しかも那須をぶち抜いた!)、そのままボックスに入って角度はないながらも強烈なフィニッシュ!土肥に阻まれたが、この日の狩野はフィニッシュに対して非常に意欲的。ノリノリの狩野は両腕を回してスタンドを煽る。あの狩野がねぇ……さめざめ。ヴェルディは、Fマリノスの勢いを前に守勢に回る時間が増えるが、負けられないゲームなだけに選手交代を交えて攻撃的な選手をピッチに送り出す。

ゲームは最終局面。Fマリノスはクンファンに代え坂田、隼磨に代えジローと、前から追う姿勢を継続しながらゲームをクローズさせようとする狙いを持って交代策。そして、最後にピッチに登場したのはアーリア。これまで何度もチャンスを得ながら純然たる形での結果が残せなかった今シーズンだったが、最後の最後にやってくれた!ロスタイム、左サイドコーナーでの密集、時計を進めるプレーを意識しながらロストしたら激しく囲い込むことで攻撃に繋がせないことが奏功していた中で、ヴェルディ守備陣は苦し紛れにクリア、これが柴崎に繋がるかと言うところで後ろから勢いを持って飛び出したのがアーリア!コンタクトを制してインターセプトすると、サイドに密集していてヴェルディ守備陣のバランスが崩れていたこともあり、完全に前はオープン!このGKとの1vs1のビッグチャンス、アーリアは飛び出してくる土肥の届かないゴール左隅へ冷静なフィニッシュ!アーリアキター!雌伏の時期を経てのこのゴールにユースサポも絶叫(だったはず)、ダイビングヘッドなど積極的なプレー姿勢を魅せていた中でのこの結果、最後の最後に大きな果実を得た。

3万人の観衆の前で苦しいシーズンの中で培ってきた若手の成長を示し、そして5月に味わった屈辱の雪辱を果たす。美しい形で今シーズンのホームゲームを終えた。

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振り返るにはまだ早いけれど、今シーズンは本当に厳しいシーズンだった、苦しいシーズンだった。

ただ、得るモノも多かった。

濃密な経験を積んだ若き才能が芽吹き、重圧に打ち克つ逞しさを育み、勝利のために一丸となり後悔を残さないようにやりきる重要性を改めて実感した。

終わりよければすべてよし、ではないけれど、苦しみの対価として得た経験はきっと尊い。

まだまだシーズンは続く。満員の埼玉スタジアムも又、濃密な経験として選手達の成長を促進してくれるに違いない。更に逞しくしてくれるに違いない。だからこそ、一試合一試合やりきっていこう。

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*いゃっほう!リベンジ!しかも、バンディエラ松田直樹劇場!大器アーリアのプロ初ゴール!最高です!←毎回言ってる。ホーム最終戦で30000入って、素敵な形で結果が出て笑顔でセレモニーが迎えられたことも、とてもよかった。まあセレモニーは社長やコーキチ監督はお茶目ながらも今シーズンの失態の責を恥じていたから、それが糧となってくれればと思うし、何よりも天皇杯。クニタチ!クニタチ!チームとして成長曲線にある中で一試合でも多くシビアなゲームをやることは未来にも繋がること。だからこそ、出来るだけ多く試合をしたいし、その中で選手達には様々なことを感じ取って欲しい。もちろん勝負だから、勝たなきゃダメだけどね。てか、その前にレッズ戦、満員の埼玉スタジアム、340°真っ赤っかのプレッシャーは中立地の比じゃない。その中でしっかりとプレーして結果を得るというのは言葉で言う程簡単な事じゃない。しっかり戦って、先に繋げたいね。てか、レッズに負けるといつもがっくーんってなるから、天皇杯考えても大事だよ、健太いないけど。

*何となくだけど目線が先に飛んじゃってますね。まあこのゲームに関しては、チームとして進歩していることを感じられたゲームだったかな。これまでは断片的に出てくるだけだった一発で使うサイドチェンジが頻発するようになったことで得た(攻撃の術としての)幅、流動的なポジションチェンジのリスクを内包するを実現するマルチプレーヤーの存在が作る(戦術的な)幅、この二つの幅がチームに生まれてきたこと、前節同様相手の状況を的確に捉えてその流れをモノにする力強さにしても、少しずつだけど「勝てる」チームになってきた。贅沢を言えば、厳しいプレッシングに来た相手に対しても逃げることなく攻撃構築が出来るように自分達で流れを持ってくることだったり、いい展開を作れた時にしっかりとフィニッシュまで持っていく・ゴールを奪い取る精度を築き上げていく要素が出てくるともっと良い。総じて「更なる質の向上」、うん。とはいえ、今はこの進歩を喜びたいし、その成長過程を見守れる幸せを感じてたり。うーん、ちょっとほだされてるかな?

*じゃ、選手評。もちろん筆頭は我らがバンディエラ様。やっぱり千両役者だねぇ、出来すぎだよねぇ。松田直樹劇場はやっぱりスタジアムが一番盛り上がる、そういう意味でサポに対して素晴らしいプレゼントをくれたという意味で本当に素敵なプレーだったですよ。得点以外の部分だと、リベロとしてのラインコントロールや統率。実際、ここのところ衰えがスピードを求められたり空中戦における競り合いなどで垣間見える部分はあるし、ボランチとして運動量という部分ではどうしても苦しい部分がある。ただ、ラインコントロール、危機察知、指示、繋ぎ、と言った技術や判断、経験と言った要素が死んだ訳じゃない。そういう意味で、彼を使うのであればリベロに置くのは現状で最もベストな形だと思う。とにもかくにも千両役者、やっぱりバンディエラだね。

*裕介も良かった。佑二のオーバーラップを助長するストッパーとしての安定感(佑二は普段あんなに行かないけど、自分のカバーとして裕介がいる信頼感がそうさせたのかな)、精度の高いサイドチェンジやクロス、きっちりとポジションを上げて攻撃に絡んでいく運動量、バランスのいい能力がピッチの中で光った。会見でコミーを使わなかった理由を問われていたけど、この日の裕介の出来を見たら納得。上記の流動的なポジションチェンジを内包できるマルチプレーヤーという意味はもちろん、相手を見ながらコミーか裕介かを選択できるという意味でも、裕介が与える戦術的な幅はチームにとってとても有益な存在。今シーズンは一人前になって今や頼れる守備の担い手の一人となった訳で、裕介にとっては飛躍の年になった、先々を考えればとても素敵なことです。雪辱おめ!フッキもディエゴもいないとしてもおめ!

*狩野の出場停止はとてもとても残念。埼玉の雰囲気を経験して欲しかったし、現状攻撃のタクトを振るっている狩野の存在感というのは今のチームにとって欠かせない。そういう意味で、出場停止は残念。とはいえ、この半年で4枚、これも成長の証なんだろうねぇ。実際褒められた事じゃないけど、意識高く、激しく、手を抜かずに守備をしているからこそカードがかさむ。守備の積極性はプレーへの積極性と同義。彼がそれを自らの意識の中で掴んでくれたのはとても嬉しい。この日はゴールを強く求めていた印象も強く、これも素敵だった。チーム最多の5本のフィニッシュ、機を見いだせば自ら突破を計ってこじ開けようとする。その実効力も高く、常に危険な存在だった。技術と逆を取る感覚を持ってるから抜けちゃうんだなぁ。ま、一試合外から見て、何が足りないのかとかを冷静に分析して欲しいかな、前向きに。僕も前向きに捉えてるよ、天皇杯絶対に出場停止にならないからね。

*アーリア、初ゴールおめ!あ、キタ!って思ったところですばっとカット、綺麗に流し込む、おみごとー!積極的なプレーがゴールにも繋がったわけだけど、これを継続してくれるといいな。技術やセンスというのは間違いなく素晴らしいモノがあるわけだから、プレーに対して意欲的になる、積極的になる、そういうことで自分のプレーの質って大きく変わっていくはず。それこそ狩野であったり、小椋を見ても、それは明らか。アーリアはやれば出来る。だから常に高いところを見て、積極的に取り組んで欲しいな。てか、あんなセレブレーション味わっちゃったら、やみつきでしょ?又味わいたくなって、高い意識で練習しちゃうよね。頑張れ、超頑張れ。

*セレモニーは、勝ったからこそ、なんだろうけど、雰囲気良く。社長とコーキチさんがお茶目な所を魅せたのもよかったけど、責任も感じてくれてるみたいだし、その辺はしっかりと形で示して欲しい。オーシへの段幕、大きな大きなおーしまひでごーコール、笑顔で応えるオーシ、さよならを言うには早いけど、こういう事が出来たのは良かった。もちろん、ロペちゃんや高桑さんにもね。で、直筆メッセージ!学くん、信じちゃうよ?一生マリノス!


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と言うことでホーム最終戦で大団円、みたいな空気あるけど、終わってないよー。勢いを持続するためにも、手応えを感じるためにも、何よりチームとして少しでも前に進むためにも、レッズ戦を消化試合にしちゃいけない。丸亀では何とか出来たけど、埼玉スタジアムのレッズはやっぱり軽んじれるような相手じゃない。張り子の虎だとしても、虎は虎。フラストレーションの溜まっているサポーターに対して少しでも恩返し、という意識があるとしたら、レッズの選手も頑張るはずだしね。丸亀の後半の失敗を胸に刻んで、90分間集中してプレーして欲しいな。真っ向勝負!だね。ま、日本で最もシビアな経験を積める場所、大事に使って欲しい。個人的に埼玉スタジアムのビジター席初めてだからちょっとwktk。

ということでここまでー。

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*俺マリ、祥平と裕介の言葉が頭から離れません。自己犠牲的なコメントなんだけど、それがぐっと来た。

*戦力外のこと、監督のこと、俊輔のこと、色々動きがあるけど、最終節終わったらまとめて。

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