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November 25, 2008

The Great Escape!@J1 第32節 ジェフ vs Fマリノス

過程を思い返せば華麗なる大脱出というわけではない。

でも、恐怖感と重圧の中で素晴らしいプレーをして、目的を完遂したことを心から称えたい。

だからこそ、「The Great Escape!」

2008 J.League Division1 第32節

ジェフ 0-3 Fマリノス @ フクダ電子アリーナ"フクアリ"「The Great Escape!」
F.Marinos:54'兵藤慎剛! 57'小宮山尊信! 62'金根煥!

super soccer

Fマリノススタメン:GK榎本哲也"集中維持→完封劇"、DF栗原勇蔵"牛乳沢山飲んで早くくっつけて!"、松田直樹"熟練の基本徹底"、田中裕介、MF河合竜二(→76'長谷川アーリアジャスール"汲み取れ、出場の意義 その1")、小椋祥平"頼もしき「戦闘意欲」と冷静なる「判断」"、田中隼磨"キレキレ、ギュンギュン"、小宮山尊信"完治の証明、コミー復活"(→70'清水範久)、兵藤慎剛"沈黙はこの日のために、リーグ戦初ゴール!"、狩野健太"余裕を纏う"、FW金根煥"覚醒"(→83'水沼宏太"汲み取れ、出場の意義 その2")

ジェフスタメン:GK岡本昌弘、DF坂本將貴、池田昇平、エディ・ボスナー、青木良太、MF下村東美"敗戦後のファンサービスお疲れ"、工藤浩平、谷澤達也、深井正樹(→60'レイナウド)、FW新居辰基(→69'ミシェウ)、巻誠一郎

大・一・番。

残り3節となった時点で、自動降格圏に沈むジェフとの勝ち点差は4、負ければ一気に危機に直面、勝てば一気に脱出となる非常に重要なゲーム。思い返せば、勝っても勝っても差は広がらず、夏から続いたジェフとのランデブーに終止符を打ちたい。その舞台、フクアリはチケット完売で当然ほぼ満員。

そのゲームのスタメン、Fマリノスは丸亀での天皇杯の布陣そのまま、クンファンスタメンには丸亀でも驚かされたが、ここでも続けてくるとはまたまた驚き。それだけ浩吉監督が期待しているということなんだろうけど。対するジェフは、ほぼ予測していたメンバー、とはいえ、ミシェウを外して新居・巻の2トップで来るとはちょっとサプライズ。新居の感性鋭い飛び出しはうちのディフェンスにエラーを引き起こす存在としてスタメンで来るかも……とは思ったけど、軸となるミシェウを外してくるとは。こちらも驚き。

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試合展開

このゲームに懸ける意思が伝わるようなハードコンタクトにより、試合がぶつぶつ途切れる序盤、互いに前線からプレッシャーを掛けていることもあって、長いボールが飛び交う展開になかなかチャンスは生まれず。チャンスの代わりに、ハードなコンタクトプレーで深井、谷澤、狩野、とキーマンが痛む選手が生まれる大一番らしい展開に。

本来であればもう少し、パスを紡いでゲームを形どりたかったが、相手の速いアプローチに先手を取られていたこと、ラインを引っ張るような動きが生まれてこないためにバイタルが圧縮されている状況が続いてしまったこともあって、攻撃構築に置いては長いボールに頼らざるを得ないという側面もあったか。確率の低い攻撃構築に終始した結果、前半の枠内シュートは狩野の直接FK一つ(右寄り25m付近から外から巻いてニアを突いたが岡本に止められた。前日の居残り練習の成果がでると良いなーと思ったけど残念)、コミー・隼磨にキレは感じたモノのサイドを崩したシーンも多くは見られず。流れとしては、ジェフペースといえたか。しかし、ジェフも又長いボールを巻に当てる攻撃が多く、巻×マツだと分は悪いモノのそのセカンドボールをきっちりと拾えていたこともあって、守備に置いて綻びが見えたシーンは数度。裕介のドリブルがカットされて受けたカウンター、深井の柔らかいパスに反応した新居に裏を取られたシーン(ボレーをすんでの所で勇蔵がブロック)、センターバック間の距離が開き、巻が中央でフリーとなっていたシーン(危機を察知した勇蔵がカット)ぐらいか、守備陣がしっかりと抑えた。前半はスコアレスで折り返す。

後半に入り、ジェフの前線からのプレッシングのテンションが少し落ち着いたこともあり、Fマリノスの攻撃が実効力を増しはじめると、開始直後のクンファンのフィニッシュを皮切りに攻勢。そして、その流れをクイックリスタートから活かす。ピッチ中央、右サイドで得たFKを小椋が素早くバイタルにポジションを獲った狩野へ通すと、狩野は2タッチでぽっかりと空いた右サイドのスペースへ、これに反応したのがクンファン、クンファンが右に流れた事で隼磨は中にカットイン、クンファンはエンドライン際から柔らかいボールを中に供給、ニアに入り込んだ隼磨はそのボールを収めきれなかったが、そのこぼれたボールはゴール前に詰めていた兵藤の前へ!兵藤は飛び出した岡本よりも一寸先にゴール左隅に流し込んだ!!!!機転の利いたクイックリスタートをした小椋、ピッチ状況を捉えた2タッチでのスペースパスを出した狩野、クンファンが流れたことに反応して中にコースを切り替えた隼磨、柔らかいパスを選択したクンファン、そしてファールを受けてからすぐに立ち上がりゴール前まで詰めていた兵藤、絡んだ選手(コミーも含めて、ね)全てがプレーへの関与意識を持ち、良いプレーをしたことが結実した。クイックリスタートへの反応は秀逸。このゴールで爆発するFマリノスサポ、歓喜の兵藤はJ初ゴール、おめ!

これで勢いの生まれたFマリノス、一気呵成の二の太刀で追加点を生む。右サイド、狩野の短い繋ぎに隼磨が見据えた先は逆サイド、ダイレクトで速いボールでサイドチェンジするとびたっとコミーの元へ。これで完全にコミーと坂本の1vs1の局面が生まれると、コミーはボックス角で縦を意識させながらシュートコースを作り、そしてコミーキャノン発射!コントロールされたフィニッシュは岡本の対応を許さず、見事にファーサイド素晴らしいコースに突き刺さり、追加点!!!!!まず、隼磨のサイドチェンジを心の底から褒めてあげたい!あの速く精度の伴ったサイドチェンジがコミーの1vs1のシーンを作り出した訳で、その意義はとても大きい。元々サイドに人数を掛ける形が多いFマリノスのサイドアタックは、相手も複数人引き寄せる。そうなれば、逆サイドバックは絞らざるを得ない、結果大きなスペースが生まれる。そこを一発で使えれば……こうなるよね。監督の指示もあったみたいだけど、それをしっかりと実行した隼磨を褒めてあげたい!そして、コミー、調子崩して悩んで、ドツボに嵌ってた感じがあったけど、この日はプレーにキレがあった。何より迷いのないプレーが出来てた。そしてこの一発で振り切ったかな、小宮山尊信ここにあり!紆余曲折のコミーはかわいい。

そして、仕上げはプレーに確信が生まれてクオリティを高めたクンファンから。相手の突破を勇蔵がカット!すると、このカットしたボールがラインを沿いながらのスルーパスと変化し、これに兵藤が機敏に反応して抜け出す!虚を突かれたジェフディフェンスラインは完全に崩れ、中央でクンファンフリー!兵藤は注文通りGKとDFの間にコントロールしたアーリークロスを流し込み、クンファンはきっちりインサイドで叩き込んで3-0!偶然とはいえ見事なカウンター、勇蔵のパスは明らかにクリアだけど、そのクリアに反応して抜けた兵藤の察知能力(もちろんクロスも良かった)、ここできっちり決めるクンファンと、良いプレーが続いたからこそゴールになる、素晴らしい。クンファンは良いプレーが続き、このゴールで完全に調子に乗ったことでプレーの質はぐんぐん上がって、見ていてとてもワクワクした。若いって素晴らしい。クンファンのゴールポーズ、カッコヨス。

これで完全に気持ちの切れたジェフは、組織としての体を成さず、序盤の面影はなし。そんな相手に対し、やりたい放題になったFマリノスアタッカー陣は楽しそうに攻撃を謳歌。狩野の相手をおちょくるフェイントやループシュート、交代で入ったジローも積極的にミドルやらヘッドでゴールを狙い、宏太・アーリアもアグレッシブにプレーしてこの機会を生かそうとするなど、最後まで緩めず。追加点こそ奪えなかったが(クンファンがやらかした 苦笑)、一矢報おうとするジェフの反撃を守備陣+哲也がきっちりと完封し、3-0!この勝利でFマリノスは勝ち点を42とし、自動降格の可能性が完全に消滅、入れ替え戦の可能性も事実上消え、残留争いから脱出した。

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本当に良かった。

それに尽きる。

緊張感、恐怖感、それに打ち克った経験は尊い。

その証明としての、3-0。

でも、これで終わりじゃない。

リベンジが残ってる、天皇杯が残ってる。

一試合一試合、やりきろう。

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*やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!本当に嬉しかったですよぉぉぉぉぉぉぉ!しかも、素晴らしいゴール3つ、最高ですよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!もう言うことなし。シビアなゲームの中で焦れず、教訓を生かし、畳み込み、勝負を決め、ゲームを締める。これまでのゲームで培ったことをしっかり出しての勝利、選手達が残留争いという過程を経て逞しくなっていることを実感できたゲームで、本当に素敵でした。こういうゲームを見せられちゃうから、やめられないんだなぁ。本当に最高!よかった!

*このゲームで最も印象的だったのは、選手達の成長。クンファンであり、兵藤であり、狩野であり、小椋であり、一人一人がこの残留争いの中でシビアな経験を積み上げてもの凄い成長したんだなぁと思うと、喜びもひとしお。もちろん、守備陣が土台を支え、波のあるプレーヤー達の復調も勢いを与えてくれたと思うけど、今や彼らを抜きに現状のチームは成り立たない。功治がいない、佑二がいない、オーシのコンディションが上がらない、坂田のゴールを奪う感覚が戻らない、改めて考えると危機的状況下にあったけれど、若い彼らが活躍して危機的状況を乗り切ったことは、今後を考える上でも本当に素晴らしいこと。苦しみの中で得た一つの対価として、その価値を改めて感じられたゲームでした。

*そして、もう一つ、これまでの反省点を活かし、勝つための最善を尽くせたこと。よくアメフトとかで出てくるけど「モメンタム」という部分かな。前半、ジェフのテンションの高いプレッシングは危険だった。完全にコースを塞がれ、常にインターセプトの危険が伴う状況下、トップに坂田がいない影響でバイタルは圧縮されたままで兵藤や狩野も完全に狙われて、カウンターを浴びる危険性が非常に高かった。その中で嵐が猛威を振るう時間は長いボールで危機を回避し、嵐が過ぎ去りし後半にしっかり繋ぎながら良さを出していったことは正しい選択だったかなぁと。で、流れが攻勢を緩めずに猛攻を仕掛け、決定機をモノに出来たこと。これまでは流れが来ても決めきれない、そして勝ち点を落とすと言うことがあったけど、きっちりとモノに出来たことは自信になるんじゃないかなと。まあ、決定力って水物だから何とも言えないけど、そういう意志を持ってプレーするのとしないのではだいぶ違う。そして個人的に一番嬉しかったのは、京都戦で辛酸を舐めさせられたクイックリスタートでの先制点、指示通りのサイドチェンジを織り交ぜた追加点と、経験したこと、指示されたことをしっかりとプレーに落とし込めたことがとても良かった。経験していくことで学べることというのは沢山ある、その経験がプレーに表現出来るというのは身に付いている証拠だと思うし、咄嗟に指示されたことがピッチで出てくるというのはそれだけ余裕があるということ。チームとして、クオリティが高くなってきたんじゃないかなーと。今後こういうことが継続して出来るようになれば、安定して結果が残せるのではないかと思ったり。

*ま、褒めすぎの側面は否めませんが、その辺はご勘弁を。ジャ、選手評!クンファン!初ゴールおめ!前半はポストにこだわりすぎて、裏に抜けるアクションが全く生まれなかったし、ポストに関しても受けた後が雑でミスが多く、決してイイ出来じゃなかった。けど、得点に繋がる良い動きとプレーがあって、そこからはどんどんどんどんよくなっていった。ああいうのを見せてもらえるのは観戦者にとって大きな幸せ。足元が柔らかく、スピードがある、高いだけじゃないのがクンファンの良さ。一つにこだわりすぎずに柔軟にプレーしていければ、もっと良くなる。クンファンが裏に走れば相手も怖い、狩野と兵藤を活かすことにもなるしね。あとは兵藤のいいサポートとアシストに感謝。素晴らしいゴール、ちゅかはむにだ!←付け焼き刃

*その兵藤もリーグ初ゴールおめ!この日は兵藤の真骨頂とも言うべき豊富な運動量と機の利く動きが前面に出たゲームだった。前半はプレースペースがほとんどなく苦しんだけど、後半その分全開。クンファンの近くでサポートすること、動き出してバイタルにボールを引き出し、そしてスペースに出ていくプレーを続けてやっていくことでチームの流れを生み出して、結果まで出せば言うことなし。身体張ってキープしていたこともあって軽率なロストも少なく、本当に抜群の出来。反応の良さという部分を見ても、チームにフィットしてきたと感じられるよねぇ。アシスト時の素早いターンからのランニング、そしてラストパスの精度は秀逸。個人的にはMOM。

*ハユ&コミーも良かった!文中褒めたけど、隼磨のサイドチェンジから、コミーの突破&ミドル、なんてサイド好きの僕にとってはたまりません。二人ともキレキレ、というのは結構久々なんだけど、二人がキレキレでサイドの主導権を握れれば、うちは間違いなくイイゲームが出来る。それこそ、あのダービーみたいに。隼磨はとにかくこれを今シーズン最後まで続けて欲しいな、継続です。で、コミー、天皇杯の時に走れなかったこともあって酷評したけど、この日はキレキレで、プレーに迷いも見られなかったことが本当に良かった。ボール持ってなんぼの選手は、自分が乱れたらそれが一気にプレーに反映されちゃう訳で、迷ってる時のコミーは最後までどうしたいのかの揺らぎがプレーに表れて、結局中途半端なプレーに終始してた。縦に行くのか、中に切れ込んで打つのか、びしっと決めた上でプレーできれば(読まれなければ、だけど)どんな相手にも通用する訳だから、男らしいプレーを続けて欲しいかな。強くなれ、コミー。ナイスゴール!

*あとは短評。祥平→イエローのシーンはやりすぎ、だけどあのアグレッシブさと楔の決断力はチームに勢いを与えてる。もうずっとボランチ。狩野→余裕を纏った時の狩野は見ていて本当に楽しい、違うリズムが生まれることでチームは幅が出るし、落ち着く。しちゃいけないミスを除けば高み安定。先制点導き出した2タッチプレーに巧。マツ→巻に対して競り合いに勝てなくても、しっかりと身体を寄せる、ぶつける、それを続けたことで精度を奪った。ラインコントロールと周囲への指示、存在感計り知れない。頼りになります。勇蔵→マツが前に出たことでカバー中心、危機察知の鋭さから二つの危険なシーンを凌いだことが快勝に繋がった、大きなプレーです。3点目はまぐれだと思うけど、まあ勇蔵らしいわな。骨折大丈夫?いないと困ります。

*で、宏太とアーリア、久々の出場おめ。ただ、この出場機会を経て色々なことを捉えて欲しい。本来であれば、いい流れなんだから、交代というリスクを冒す必要のない展開だった。疲労や怪我を抜きにすればボランチに関して入れ替えは必要とは思わなかったし、トップに関してもタイプを考えたらオーシで良かったと僕は思う。ただ、それでも浩吉監督は宏太とアーリアをピッチに送り出した。それだけ期待されていると言うことだし、二人は期待に応えないと。そのためにも普段の練習からもっと意識高く、どん欲にやって欲しい。隼磨と兵藤がクロスからのシュート練習してた、狩野がFKの練習してた。自分達も何が足りないのかを捉えて主体的にやらないと、ミドルパスの練習してたって大してうまくなりやしないんだから。頑張れ、結果出せ、待ってるぞ。

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喜びすぎて無駄に長い感じですが、嬉しいんですよ、それだけ。うひひ。こういうゲーム見ちゃうと、にやけちゃってしょうがないです。でも、これで次やられるのはもう飽きた。切り替えて次ですな。ホーム最終戦、びしっと締めよう。

ということでここまでー。さいこー。

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*やっぱり、フクアリは素敵な場所だなぁ。見やすいし、音が反響して、凄いいい雰囲気になるんだよねぇ。だからこそ、来年も行きたい訳です。そのためにも残って欲しいな、ジェフ。まあいじめておいてそりゃないぜ、と思われるかも知れないですけど。フクアリが好きなんよ。まあ、残りがエスパとFC東京、厳しいけど一つ勝てば……なんとかなりそうな気もするし。

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Comments

本業多忙なため大変ご無沙汰しています。
ueshinです。

いやぁー今回のゲームは見ながら絶叫しちゃいました。
スタメンを見て、多少落ち込んだ自分ではあったのですが
(ゲームプラン上、守り切るというカードがいない・・・・
スタメン本職FW0って・・・・等など)

しかしコーキチマジック炸裂!!
まさかクンファンがあれだけボールキープができて
あれだけ前線でアクセントを加えれるとは!!!
不調が続いていたコミーが見事なミドルを叩き込むとは!!!
DF面に関しても多少千葉の粗い面に助けられた感もありましたが、
サイドでの数的不利での同サイド、また逆サイドの対応は
みてて安心できました。

さて今まで見てみますと木村監督は、攻め関してはギャンブル的要素
を含んだ起用をしますが、守りに関してはシビアに現実を見る
監督なのかなーっと思っています。

来年監督を続けられる様子ではありますが、
ユージ、コージがいない中での手腕は見事だと言わざるをえません
巷では反論(続投×)も起こっていますが、
ここまで来たらシーズン通してのチームづくりを見てみたい気が
自分はします。
いたさんはどのようにお考えでしょうか?

Posted by: ueshin0721 | November 25, 2008 at 10:50 AM

初めて書き込みさせていただきます。jinkeです。
いつも楽しく拝見させていただいています。
ジェフ戦勝利最高でしたね。私もコーキチさんに続けてもらいたい派です。
出来れば2年以上の長期スパンで。理由は

①あれだけ閉塞感のあった攻撃陣をここまで立て直したこと
→選手のコンディションもあるのでしょうが、得点の匂いが以前より増してきたと思います。
②若手を積極的に使う
→世代交代と現有戦力の再生をうまくやっていると思います。怪物キム様をこの状況で先発起用する根性は他の日本人監督にはなかなか無いですよね。強化部長?という立場で選手を見ていただけにそれなりのビジョンと信念もありそう。
③②に通じますが、各選手を熟知している
→選手とのコミュニケーションがうまくいってるのでは?と想像します。

選手交代など試合中の采配には「あれ?」と思うことも多々ありますが、交代理由を試合後のコメントで説明することが多いのもいいことと思います。個人的な意見ですが、岡ちゃんみたいに就任後即結果を出すというのは監督としてすごく稀なケースで、能力と運が必要で、その意味ではコーキチさんも就任後短期間で結果を出し、運も味方につけていると思います。どっかのチームみたいにあんまりコロコロと監督を替えても選手が戸惑うだけだと思うんですよね。大事なのは一枚岩になること。
クラシコも楽しみです♪

Posted by: jinke | November 25, 2008 at 02:13 PM

ueshinさん、ご無沙汰してますー。コメントありがとうございます。

絶叫しちゃいますよねー、ジェフサポに囲まれた所で見てたのですが、お構いなしに叫んじゃってました。こういうゲーム見ちゃうと、やっぱり。

>コーキチマジック

というにはちょっと大げさですが(苦笑)、コーキチ監督としても様々な側面でスタメンを選んでいるのかなと。公にしている「コンディション重視」という部分で坂田・オーシのコンディションが良くないこと、逆説的にクンファンや宏太、アーリアと言った選手のコンディションがいいこと。そして、コーキチ監督の中には明らかに「期待」という部分があると感じています。未来を担うべき選手達に出来るだけ経験を積ませてあげたい、厳しい経験を積ませて一人前にしたい、そういう感情が常に垣間見えます。例えば、クンファンに関しては、速い・強い・高い、とポテンシャルだけで言えば坂田とオーシのいいところを持ち合わせるという魅力があります。そんな彼がチームに、日本のサッカーにフィットすれば、Fマリノスにとっては大きな力になる。そういう部分を見据えた上で、起用に踏み切っている感じがあります。実際、収めた後の落としなどに代表されるプレーの粗さなどを考えたら、少々怖い側面もありますが、そういう部分に目を瞑ってでも彼を起用するだけの魅力があるとも思いますし。

さて、続投云々の話。

ビッグマウスで、思い切りのいい采配を振るうこともあってエキセントリックなイメージが付いている感もありますが、仰られる通りシビアな側面持ち合わせており、冒険するところと現実的に考えるべき所を分けている部分に関して、非常に高く評価しています。綿密に相手を分析しゲームプランを考える緻密さ、利点とリスクを考えた上での天秤に計ってリスクをコントロールする慎重さなども垣間見え、監督として「地に足が着いた」采配を振るっているのではないでしょうか。(経験不足、引き出しの少なさという部分が逆に不安点としてあげられますが)

又、個人的に非常に好感を抱いているのは未来を見据えた上で勇気と寛容さを持って若い選手を使ってくれること。過渡期にある中で、未来を考えればそうやはり若い選手を育てていくことが求められてる。ましてや、良い選手がどんどん入ってきている現状で、彼らを一人前にしていくことはクラブとして力を入れなければならないプライオリティの高いタスクです。ただ、選手はやはり使わなければ育たない、そういう部分で現実だけを追わずに未来を見ながら胆力のある采配を振るえるコーキチ監督は、今のチームにとって必要な存在なのかも知れません。まあ、見ている方にとっては度肝を抜かれる事もありますが(苦笑)

ただ、後任人事に置いて考える時に自分が気にしているのは「Fマリノス」と言うクラブがこの先どういうサッカーをしようと考えているのか、という部分。コーキチ監督の特徴や手腕とフロントのビジョンが重なるのであれば、今回のオファーに関してはOKだと思いますが、結果が出ているから、残留という実を得たからと言う部分で決めているのであれば、正直どこかで又行き詰まるのではないかと思います。事実、コーキチ監督が現場に立たなければならなかったのは、あくまでも火中の栗を拾うためであって、積極的な選択ではなかったと思いますから。そういう意味で様々な選択肢が考えられる今、続投だけが選択肢ではないのかなぁと。

で、僕としては非常に大きな視点でコーキチ監督はFマリノスというクラブを捉えてくれている印象を受けているので、GM的な役職でクラブを強化してほしい気持ちの方が強いです。チームにどういう監督が必要なのか、どういう補強が必要なのか、内部で実際に手腕を振るっていたからこそ、わかることもあると思いますし。そういう意味でコーキチ監督はGM的にも仕事をして欲しい存在でもあります。というより、よりよき未来が開くにはフロントの強化も必須だと思うので……。まあ失敗したらコーキチさんが又現場に戻れb)ry

プロのサッカークラブですから、結果至上主義であるのは正しいことですし、そういう意味で結果を残した監督に継続させてチームとしての熟成度を高めていくということも又正しいことですが、こういう危機に直面したのですから改めて足元を見つめ直し、Fマリノスと言うクラブの未来を考えるいい機会なのではないでしょうか。同じ過ちを繰り返さないためにも……。

と、考えています。まあ、答えになっていない気がしますけど……すいません。

こんな感じになっちゃいましたが、懲りずにコメント頂けると嬉しいです。ではではー。

Posted by: いた | November 25, 2008 at 08:41 PM

jinkeさん、はじめまして!コメントありがとうございます。

ジェフ戦、二日経った今でもニヤニヤしています。そろそろ切り替えなければ……とは思っているのですが、やっぱり嬉しいモノは嬉しいわけで。

さて、続投論。大体はueshinさんへのレスで書かせて頂いたのでそちらを見て頂くとして、彼が監督として続投するのであれば、戦術的な部分をコーディネートするようなヘッドコーチが付くといいかなぁと思っています。コーキチ監督はコンディショニングとコンビネーション重視の指導で結果を残していますが、指導キャリアという側面を鑑みても、引き出しは多くなく、タクティカルな要素に関しては弱いと言わざるを得ません。その部分をヘッドコーチが補っていくことで、より安定した戦いが出来るようになっていくのではないでしょうか。傭兵術とマネジメントに関してはコーキチ監督が担い、タクティカルな要素はその部分に精通したヘッドコーチが担う。以前から思っていることなんですけど、監督という職務は非常に多岐に渡るタスクがあり、一人で担うには少々難しい側面があると思いますから、効率的にも分業出来る部分は分業した方が個人的には良いと思っています。

それにしても、「運」というのは軽視されがちですが、確かに大事なことかも知れませんね。自分の蒔いた種の芽が早いタイミングで出てくる「能力」、苦境に立たされながら救世主が現れる「運」、二つが相まったからこその結果だと思いますし、そういう部分ではコーキチ監督は「持っている」監督なのかも知れません。

まあ、正直なところシーズンが終わっていないのでオフシーズンのことは考えられない状態なんですが、もう色々と考えていかなければならない時期なんですよね。色々と嫌な話題も出てきそうですが、wktk出来るような話が沢山でてくると良いなぁと願っています。もちろん、既存の選手にもっともっと頑張って欲しいですけど!

ということで、こちらでもご期待に添えるような答えが出来た感じが全くないのですが、これに懲りずにコメントして頂ければと……。ではでは。

Posted by: いた | November 25, 2008 at 09:14 PM

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