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October 14, 2008

ゴールデンコンビの未来 -齋藤学・端戸仁トップ昇格に寄せて-

今まで、二人で紡いだパスは、二人で作り出したチャンスは、二人で奪ったゴールはどれくらいになるのだろう?

長い、長い時間、沢山のパスを紡ぎ、沢山のチャンスを生み、沢山のゴールを積み重ねてきた結果が、トップへと繋がった。そして、物語は続く。

改めて、仁くん、学くん、トップ昇格おめでとう!

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2009年度、新加入選手決定のお知らせ(Fマリノスオフィシャル)

2009年度の新加入選手として、横浜F・マリノスユースよりFW齋藤学選手、FW端戸仁選手のトップチームへの昇格が決定いたしましたのでお知らせ致します。なお。選手プロフィールについては下記の通りです。

齋藤 学(さいとう まなぶ)
ポジション:FW
出身/生年月日:神奈川県/1990年4月4日
身長/体重:165cm/54kg
出身校(所属チーム):川崎市立日吉小学校(横浜F・マリノスプライマリー)-川崎市立塚越中学校(横浜F・マリノスジュニアユース)-川崎市立川崎高校(横浜F・マリノスユース)
代表歴:*2005年U-15日本代表 *2006年U-16日本代表 *2007年U-17日本代表

Jリーグ初出場 J1第22節(8月24日)vsコンサドーレ札幌戦(@ニッパツ三ッ沢)

特長
*スペースを作りスペースを突く。スピードに乗ったドリブル突破は魅力的なプレーである。体は小さいがピッチ内を幅広くアグレッシブに動き回るものはゴールを予感させるものがある。

端戸 仁(はなと じん)
ポジション:FW
出身/生年月日:神奈川県/1990年5月31日
身長/体重:174cm/60kg
出身校(所属チーム):横浜市立南本宿小学校(横浜北YMCA)-日本大学中学校(横浜F・マリノスジュニアユース)-日本大学高等学校(横浜F・マリノスユース)
代表歴:*2005年U-15日本代表 *2006年U-16日本代表 *2007年U-17日本代表

特長
*イマジネーションに優れ、ボールタッチに異彩を感じるレフティー。スペースを生かしたダイナミックな動きを身につければ持ち味の技術力が生かせるはずである。

*ちょっと遅くなっちゃいましたが、改めて、仁くん、学くん、トップ昇格おめでとー。うちの昇格基準を考えると既定路線とはいえ、やっぱり決まるまではわからないからねー。彼らの才能に魅せられた一人として心から祝福したい、というか勝手に昇格おめでとうウィークとしてお祝いしてました。

*まずは学くんから大まかな紹介。既にトップデビューも果たして、プロとして一歩を踏み出しているNo.37として皆様ご存じのはず。トップもしくは攻撃的な中盤のポジションを主とするアタッカーで、小柄な体躯でありながら、爆発的な加速力と丁寧なボールタッチで相手ディフェンスを置き去りにするドリブルワークがトレードマーク。外から中に平行に切れ込み、ディフェンスの隙間を見つけてのフィニッシュが得意なパターン。

経歴(僕が知ってる限り)……高校1年生秋に、U-17日本代表として韓国で行われたU-17ワールドカップに出場。2年生に上がって長谷川アーリアジャスールが背負っていた背番号10を受け継ぎ、レギュラーポジションを獲得。プリンスリーグ、高円宮杯、サハラカップとチームとして目立った成績を残すことは出来なかったが、高速ドリブルの実効力は苦しい展開時に大きな拠りどころとなるなど、水沼宏太、端戸仁、高久朋輝らと共に攻撃陣の主軸として存在感を示した。3年生になると、レギュレーションの変わった強豪揃いのプリンスリーグで得点を量産。優勝こそ逃したモノの得点ランキング2位で戦前では高円宮杯出場に大きく貢献。その後トップの練習やサテライトでの出場機会が増える中で、プレーのバランスを崩し、チームと共に下降線。Jユースカップでは目立った成果を残せず涙に暮れた。しかし、トップチームの態勢変更に伴い、現トップチーム監督の木村浩吉が抜擢。背番号37をもらって活躍の場をユースからトップに移し、現在に至る。

*彼の才能として疑う余地はない。爆発的な加速力、ボールをしっかりと扱える技術、小さなスペースを見つける眼……アタッカーとして魅力的な要素を持ち合わせているプレーヤーだと思う。贔屓目かも知れないけど、同世代のドリブラーとして日本の中で3本の指に入る(レッズの原口元気、ガンバの宇佐美貴史)緻密な守備がより進化を遂げるモダンフットボールにおいて、局面を打開するドリブラーの存在価値はどんどん高まっているだけに、彼の成長はFマリノスの希望になってくれるはず。

*ちょっとほめすぎかな。ただ、まだ本物じゃない。特例を除いて、厳しいプロの世界で活躍するには、様々な壁を乗り越えなきゃいけないし、抱えている課題を消化していく段階を踏まないと本物にはなれないと思ってる。例えば、ボールの受け方。ここのところ、サテにしてもトップにしても彼らしいドリブルが出来ているかというとそうじゃない。それは既にボールを受けた段階でそういう状況に陥ってしまっているから。具体的には前を向く時間と余裕と空間の相対的(ディフェンダー)な問題。その時間と余裕と空間は与えられるモノじゃなくて、自分の動き出しで作り出すモノ。主体的に、積極的に、そして工夫を凝らすこと。これは自分の特徴を発揮するための絶対的な必要条件であるから、色々学んで体得して欲しい。現状はサイドに張って待っているだけで、プレーへの関与意識は低いと言わざるを得ない。

*もちろん、他にも課題や壁はある。フィジカルや技術といった個人の問題、、戦術理解であったり、周囲との連携などのチームとしての問題、プロとユースの違いは間違いなくある。だからこそ、今は出れているけれど、そこに甘んじることなく上を上を目指して欲しい。

*で、仁くん。ポジションは基本トップ。適正としてはセンターフォワードよりもその周囲を動くセカンドトップ的なポジションが最も合っている感。柔らかい足首から表現される魔法のようなボールタッチと奇抜なアイデアで相手を出し抜くことに持ち味があり、ボックス内でも抜群の落ち着きからテクニックとイマジネーションを駆使してゴールを陥れるテクニック型のアタッカー。ボールコーディネーションの高さは浮き球の処理やボレーテクニックにも表れ、技術の高さに関しては、トップチームのプレーヤーと見比べても彼ほどボールを扱える選手はいないかも知れない。

*経歴としては、学くんとほぼ同様。1年生時、U-17日本代表として韓国で行われたU-17ワールドカップに出場。チームに戻ってからはサハラカップで木村勝太(現ヴァンフォーレ甲府)をベンチに追いやり斉藤陽介と2トップを組んだりと、既にAチーム内でその立場を確立していたことは学くんと違うところか。2年生になると、当然エースストライカーとして、押しも押されぬ大黒柱に。好不調の波は激しかったものの、苦しい試合で得意のFKをぶち込んで土俵際に立たされたチームを中央に引き戻すなど、強いメンタリティを感じさせた。3年生になって、周囲との連携においてのタイミングが合わなかったり、積極性が低下して運動量の減少に反映されたりと、一時期苦しい時期を過ごすが、好調時のプレーは別次元。踊るようなボールキープで時間と空間を作って周囲を活かし、自らも鮮烈な突破を見せたプリンスリーグ・流通経済大柏高戦はまさに端戸ショー。トップ登録こそされなかったが(2種ではあるが背番号がない)、夏の間はトップで練習した、練習試合にも多く出場したりと、ある程度トップにも絡んでおり、本格参入となる来期への土台は着々と整えている。

*彼はわかりやすく言えば、「天才」。あのボールタッチやイマジネーションは努力したところで凡人が身につけられるような代物じゃない。ターンの仕方も、相手の逆を付く術も本当に多彩。純粋に「次は何を見せてくれるんだ?」とワクワクさせてくれる選手。ただ、そのプレーは曲芸的な意義で終わっていない。彼のプレーが時間を作り、スペースを生み出す。時として、自慰的なプレーに終わってしまうこともあるけれど、周囲が意識して活用できれば決定機を生み出すジャックポッドになる。左足のFKも駆け引き含めて巧み。彼の魔法の技術が新たなFマリノスのの魅力となる可能性を秘めてる。

*はい、ほめすぎ。ただ、彼も現状では本物じゃない。才能は間違いない。でもそれを活かす土台が揃ってはいない。例えば、フィジカル。彼の技術や創造性を持ってしても、彼が生きていかなければならないバイタルエリアでは全てのフィジカルコンタクトは避けられない。ボールを持つプレーヤーにとっての宿命である。しかし、現状の細い身体・腰高な重心ではプロのコンタクトに耐えられるとは思えない。そのコンタクトに耐えられなければ卓越した技術を活かす前に潰される。ボールを触って初めてその存在が証明されるプレーヤーなだけに、まずはそのコンタクトに耐えられる土台が必要。それが出来たときにこそ、彼がトップリーグで戦う準備が整った、といえるかも知れない。

*見事な原石も、それに見合ったカッティングや研磨がなければ、まばゆく輝かない。仁くんもまたそれに似た状況ではあると思う。現代フットボールは彼のような選手が生きにくい世界になりつつある。だからこそ、壁にぶつかったとき、自分の技術が最も活かせるのか。そのために何をしなければならないのか。そういうことを改めて見つめ直してほしい。ロマンティシズムかも知れないけれど、彼の技術はフットボールの可能性でもあると思う。だからこそ、自らの活きる場所を探して欲しい。「技術は可能性」僕の好きな言葉。

*最後の僕の願望。僕は学くんと仁くんのゴールデンコンビが又トップで見たい。自由で、創造性に溢れ、互いに互いの特長を活かし合って、抜群の実効力へと繋がるプレーが見たい。仁くんが見事なターンからのキープで引きつけてスペースを作り、学くんがスーパーなドリブルでサイドを切り裂いて鋭いクロス、パス&ランでボックス内に走り込んだ仁くんが鋭いクロスをボレーで沈める!なーんてね。こないだの清水商との練習試合でのゴールデンコンビのゴールを見たんだけど、やっぱり彼らのコンビは最高。トップでもその最高のコンビが最高であることを証明して欲しい。まー、そのためにも二人とも「本物」になってほしい。

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まー、これからはゴールデンコンビも個人事業主としてライバルになるわけで、そう考えると「ゴールデンコンビ」なんて甘っちょろい事は言ってられないのかも知れない。でも、今だからこそ言えること、そして望むのは自由だからね。

とにもかくにも、おめでとう!そして本当の勝負はこれから!まずは自分のステージで自らを高めて!いつまでもおっかけるよー。

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*文中にも少し出したけど、土曜日、学くん久々にユースの10番として練習試合に出たねー。ここのところ持ち味出せなくて、学くんらしさが出てなかったけど、この日はきゅんきゅんな学くんを久々に見て、こっちもきゅんきゅんしました。2得点はらしい形、仁くんへのアシストはゴールデンコンビサイコーって感じでにやにやしてました。月曜日の練習では学くんはトップの練習に参加してて、本格的な復帰ではなく、あくまでもたまたまって事なんだろうけど、又公式戦で見たいな、ゴールデンコンビ。

*これまでの例を考えると、分割発表は多分ないから、今年の昇格はこの二人で確定なのかな。この世代の選手達に大きな可能性を感じていたから、少々複雑な感情があるのだけど、大学に行くにしても、他のクラブに行くにしても、濃密な時間を過ごせば、又道は開けてくるはず。僕はそう信じてる。だからこそJユースで結果残して可能性を広げよう。もっともっと出来る!

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Posted by: てんほう麻雀無料 | October 05, 2014 at 04:10 AM

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