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August 30, 2008

よかった@J1 第22節 Fマリノス vs コンサドーレ

この勝利が全ての苦難を取り去ってくれるわけではないし、未だ立たされている立場を思えば、安堵する余裕などないのかも知れない。

でも、ホイッスルの瞬間、心の底からほっとした。

眼下の敵を直接蹴落として危機から遠ざかったこと。

座り心地の悪い「16位」から離れることが出来たこと。

とにかく、よかった。

2008 J.League Division1 第22節

Fマリノス 1-0 コンサドーレ @ ニッパツ三ツ沢球技場「よかった」
F.Marinos:54'小宮山尊信!!!

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF小椋祥平"センターバック修行中"、中澤佑二、田中裕介、MF河合竜二"ベテランの味"、松田直樹"俺色"(→80'狩野健太)、田中隼磨、小宮山尊信"遅刻→坊主→贖罪のKoooooomiiiiiii!"、山瀬功治"閉塞を破るのはエース"、兵藤慎剛(→75'齋藤学"僕のアイドルから、みんなのアイドルへ")、FW坂田大輔(→86'大島秀夫)

コンサドーレスタメン:GK高木貴弘、DF平岡康裕(→74'鄭容臺)、箕輪義信、西澤淳二、坪内秀介、MF中山元気(→59'藤田征也)、西嶋弘之、芳賀博信(→67'砂川誠)、クライトン、FWダヴィ、アンデルソン

不安定な気候は横浜も例外にはしてくれないようで雨となってしまった夏休み最後のホームゲーム、三ツ沢。開門30分前、ここのところ来るたびに三ツ沢の列は長くなってるなー、なんて感じてたら、メインの方まで歩いて、更に折り返す、うお。とはいえ、少々寂しい客足か……残念。ホーム自由、アウェー自由と埋まっていたけど、SS/SBは埋まらないなー。

16位と18位、Fマリノスは入替戦圏内脱出のため、コンサドーレは自動降格圏を逃れるため、どちらにとっても重要度の非常に高いゲーム。そして、この一戦に向けて互いに特別な手を打つ。Fマリノスは、跳ね返す力の強いコンサドーレディフェンスの特徴を考え、大島を外して坂田を頂点に功治と兵藤で形成するアタッキングトライアングルに。むーびんぐ。そして、思いついちゃったのか河合・松田のダブルボランチという組み合わせ。外国人アタッカーの対策という側面が強いが、復調傾向の河合と松田のセンス、そして二人の守備における補完性の高さを活かすという意味で彼らの経験と力に期待。不安は当然運動量とトランジッション。対するコンサは、チームの核であるクライトンのポジションに注目が集まる中で獲られた策はクライトンのトップ下。後ろは4-3できっちりブロックを組み、カウンターから3枚のブラジリアンの力で打開という現実的な方策。まあ三浦さんらしい。

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試合展開

互いに狙いを持ってゲームに入った中で、序盤押したのはコンサ。試合早々、小椋が軽率なミスをし、急造コンビとも言えるベテランボランチコンビが防波堤となりきれず、と不安を感じさせる守備陣がコンサの攻撃に対してアジャスト出来ず、クライトンが浮く、簡単にトップにボールが入る、そして怖い怖いダヴィが前を向いて仕掛けてくるという状況に晒される。

早々に苦しい時間を過ごすことになったFマリノスだったが、佑二を中心に我慢を重ねて失点を避けると、時間と共にようやく落ち着きが生まれて、ゲームをコントロール。ボランチコンビのボールさばきの傾向からしてテンポのある攻撃とはならないが、これまで苦しみ続けた三浦式ゾーンディフェンスに対して、アタッカーが前を掻き回し、それに呼応する形でサイドに散らしたり楔が入れたりとボールを動かしてディフェンスを揺さぶり、空いてくるスペースからばっこんばっこんミドルを狙う形を何度となく攻撃の形を成立させる。とはいえ、ミドルシュートは不安定な空模様同様あっちゃこっちゃに飛び交い、枠を捉えきれず。終了間際、コミーと功治が絡んで左を崩し、グラウンダーの折り返しに兵藤が前で潰れ、ファーまで流れたところに走り込んだ隼磨が右隅を狙ったシュートが最大の決定機だったが、これも枠を捉えきれず。結局スコアレスで折り返し。

後半に入り、ゲームが落ち着くと、Fマリノスの攻撃も閉塞感を伴うことに。我慢比べとなるような展開の中で、ディフェンス陣は集中を切らさず前に残るブラジリアンをきっちり捕まえて仕事をさせず。とはいえ、必要なのはゴール、その閉塞感を破ったのがここのところ不調を叫ばれていたNo.10。サイドから仕掛けられるタイミングを掴むと、抜群のボディバランスとコンタクトの強さで突破を計り、これが札幌ディフェンスの脅威に。少しずつ風穴が拡げ始めた中で、ようやく、待ち望んだ瞬間が訪れる。自らの突破&フィニッシュで得た右からのCK、これはディフェンスに弾かれるがリフレクションをコミーがピックアップしすると、そのまま右足強震!微妙にアウトに掛かった弾道は高木の判断を惑わし、ポジションのずれた場所ではボールに触れない!バーをかすめゴールが決まる!三ツ沢熱狂!コミーは堂々と両手を拡げる!群がるチームメイト、青々しくなったコミーの頭をはたいてはたいてはたいてと、歓喜の祝福。Kooooooooooooomi!!!

反撃に出たいコンサドーレだったが、Fマリノス守備陣は集中切らさず。点を獲ったコミーがゴール直後にバックパスをミスって、厳しいカウンター局面に追い込まれた時は完全に覚悟したが(裕介怒ってたね、それでいい)、ほとんど決定機を与えなかった。ハードマーク、そして押し上げの少なさにダヴィは苛立ち隠せず。ゲームリズムを明け渡さないFマリノスは、更に攻勢を強めようとベンチが動く。ウォーミングアップルームから駆け足で登ってくる学くん、リードがあり攻勢とはいえ、この緊迫したゲームにまだプロのピッチを経験していない選手を入れるのはいくら何でも……と思ったが、浩吉監督は迷わず最初のカードに学くんを選び、残り15分のところでピッチに送り出す。兵藤との交代でピッチに入る学くん、ファーストタッチは右サイドでボールを引き出し、とりあえず戻す。一度ボールに触って落ち着くと、自分らしさを発揮する。右サイドからディフェンスラインを横切るようにドリブル発進、シュートコースをを見いだして左足でシュート!ファーストシュートは学くんスペシャル。そして、次には決定的なチャンス、右サイドのグラウンダーのクロス、マイナス気味で後ろ向きで受けることになるが、柔らかいコントロールで自分のボールにすると反転しながら小さな振りで右隅へ………高木セーブ!惜しい!そして終了間際、カウンターから得意の高速ドリブルでボックス内に突入していくと併走していた大島へと虚を突くスイッチ的なヒールパスを流し、決定機を演出。追加点はならなかったモノの、受けに回りがちな残り数分の所で攻撃意識を保った積極的なプレーはゲームにとって意義のあるプレーだった。最終局面では、ガス欠となったマツに変わって入った狩野が不思議に、そして優雅にゲームをコントロールし、ロスタイムにはきっちりとサイドでボールキープ、ゲームをクローズする働きを全うし勝ち点3を確定させた、ホイッスル。この勝利で磐田を抜いて15位に昇り、ようやく降格圏を抜けた。

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とにかくよかった。

この試合はなにがなんでもものにしなきゃいけなかった。「16位」という順位が選手達の精神に支障を来してからじゃ遅い、「降格」という文字に恐れを抱いてからじゃ遅い、だからこそこの試合は絶対にものにしなきゃいけなかった。

だから、この試合で勝ててよかった。自動降格圏から大きく遠ざった、入替戦圏内からも脱出できた、その事実がこのゲームで勝った意義をよく表している。だからとにかくよかった。

そして、学くんデビュー!これもよかった、心から。

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*正直言って、不安でしたよ?天敵・三浦俊也のチームに2連勝なんて大それた事が出来るのか、とか、エルゴラで煽られてたアンデルソン凄かったらどうしよう、とか、佑二・勇蔵でも苦労してたダヴィを小椋で止めれんのか、とか、おっさんボランチコンビの運動量と意欲、とか、そもそも点獲れんのか、とか、先制点獲られたらどうしよう、とか………もう色々考えて頭の中バターになりそうでしたから。

*まー、こういうゲームは勝つことが全てで内容云々を求めるのは野暮かなーと思ったりします。結果が全て。とはいえ、何も言わないんだったらこのエントリ書く必要が……ということでひとつだけ。相手の守備の崩し方。自ら少し緩めてくれたけど、三浦式ゾーンに対して結局ミドルシュート一発のみに終わったこと。そこに対して問題意識を持たないと、同系統の相手に必ず苦しむことになる。てか、大宮に勝てない大きな原因としてもここにある。

*現状に置いてはバカ正直に、力任せに、というのが素直な印象。独力打開、2~3人の関係でのコンビネーションによるサイドの突破、サイドに引きつけ空いたバイタルからのミドルシュート、主なパターンとしてはこの二つ。時折テンポのあるパス交換があったりはしたものの、基本的には閉塞気味で、相手のゾーンを揺さぶるには至らなかった。でも、もしアイデアや工夫があれば、この試合の札幌のディフェンスラインなら崩せたというのが僕の感覚。デコイランなどが絡んで、一人が受け持つゾーンに二人の攻撃者が入ると必ず一人浮く、傾向としてランニングの方に付いていき、出来れば受け渡しをするという感じだけど、その受け渡しが非常にルーズで、よくディフェンスラインの合間にぽっかりフリーみたいな選手が出てきていた。試合を見てると、連動した動きであったり、アイデアを含む攻撃練習をしているとはあんまり思えないので、どうしても即興的になるのは仕方ないけれど、ディフェンスラインにアタッカーがべったりと張り付いて高さのギャップがなかったり、アタッカー同士でグループとして崩す志向を持っていなかったりする部分は、改善の必要があると思う。兵藤は気付いてたのかなぁ、ダイヤゴナルランが有効だったことを……何度かやっていたのだけど……もったいない。

*何でこういうディティール的な話をしたかというのは、次の試合をもう見た後なので。相手が受けを意識してくるチームというのは難しいねぇ。ま、細かくは大宮戦にて。

*そしておっさんボランチコンビ。及第点、そして問題点という感じかな。守備における玉際での強さ含めたボール奪取力、センターバックのカバー含めた互換性、守備に置いてはかなり良かった。最初はポジショニングがふわふわしてたから酷かったけどね。ただ、攻撃面だね。ボールは動かせる、二人とも動かすのは下手じゃない。ただ、テンポが非常に遅い。実際、無為なロストを避ける、という意味もあると思うし、ゲームをコントロールするという側面から考えれば出来ているということになるんだけど、もっとテンポを上げるべき時もあると思うし、カウンターへの移行チャンスなど速く攻める時のメリハリが欲しい。それと運動量ね。自ら走る、と言うプレーが少なすぎて、切り替えが遅い。そして、ガス欠が速い。この辺は個人の問題。功罪は表裏一体、って感じかな。

*選手評は、コミー!!!遅刻して坊主(&罰金)の洗礼を浴びた後のゲームで気合いが入っていたのか、左サイドはキーエリアに。仕掛け含めてプレーは切れていたと思うし、積極性もあった。多少切り替えと集中力に難はあった気がするけど、まーね、あのミドルが決まればね。うん。これぞ値千金!「仕事の出来るハゲ」ほど格好いいハゲはいない。でもさわやかコミーに戻って欲しい自分がいる。

*後は佑二かなー。この日も安定、ダヴィに振り回される裕介と小椋をよくフォローして前半のきつい時間を乗り越えてくれた。基本的にミスが減ってきて集中力が高まっている印象。プッシュアップして、インターセプトして、と言うプレーが出来てるし、コンディションは良さそうだね。代表で崩れないと良いけど。

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とにかくよかった……、まー、次の試合を見ちゃってるから、浮かれてもないわけですが。はいつぎー。

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August 26, 2008

僕のアイドルから、みんなのアイドルへ -齋藤学、トップデビューに寄せて-

得意なパターンであるディフェンスラインを横切る高速ドリブルからの右足で放ったシュート。

後ろに入った低いクロスを正確なコントロールで収めて素早くターンし左足でのフィニッシュ。

そして、クライマックスは最高の武器である高速ドリブルで相手を引きずりながらボックスに突入したところでの虚を突くスイッチ的ラストパス。

小さな身体に大きな背番号を背負った若きドリブラーに、大きな可能性と明るい未来を見いだした人は少なくないはず。

この舞台でも色褪せない才能には輝かしい未来があると、僕も信じてる。その第一歩のトップデビュー、心からおめでとう!学くん!

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*レポートの前に書いておかないと、全部この話題になってしまうので、まず。ユースの10番、そして僕のアイドルである齋藤学くんが昨日のコンサドーレ戦でトップデビューを果たしました。絶対に落とせないゲームの緊迫した残り十数分の所でのタイミングでの投入には心底驚き、彼がピッチに入った瞬間は、心臓ばくばくしてどうしようもなかったです。

*ウォームアップエリアから小走りに出てきた姿を見た時、ベンチのことが気になってしょうがなかったです。正直なところ、絶対に負けられない重要なゲームの中、しかも1点リードという状況下、このタイミングで海の物とも山の物ともわからない若者をピッチに送り出すのは相当なリスクを伴う、正気か?と思った。ただ、ピッチに出て、ファーストタッチを済ませてから、積極的な姿勢と動きが出来ていたので、ちょっとだけ安心しました。てか、このタイミングだとね、ゲームの趨勢が気に掛かるわ、学くんのプレーが気に掛かるわで、感慨深く感傷に浸たる余裕なんて全くありませんでしたよ。

*なんでこんなに心揺さぶられるのかというと、ここ2年、彼ばかりを追いかけきたから。彼のプレーに魅せられ、心奪われて、気が付いたら無駄に日焼けを重ねながら関東圏を色々と動き回っちゃってた。彼の成長過程を見守り続ける中で、一つの節目となるトップデビューの瞬間をこの目に焼き付けられたのはこの上ない幸せなことでした。もちろん、今は学くんの成長過程を見守るだけじゃなく、素晴らしい才能を持っている選手達の存在がありなが悲喜に満ちた道を歩むFマリノスユースの魅力であったり、そして目の当たりにして始めてわかるU-18世代の素晴らしい才能と可能性を見ることの魅力もあるから、だけどね。。

*これは魅せられたモノの贔屓目かも知れないけど、学くんの良さを出すことさえ出来れば、ある程度はやれるんじゃないかとは思ってた。抜群の加速力と独特のタイミングのドリブルは事前のインフォメーションがなければ、そう簡単には抑えられないはず。それだけの質が学くんのドリブルにはあると思ってたから。それと同じ世代の河野広貴(ヴェルディ)、柿谷曜一朗(セレッソ)、高橋峻希(レッズ)、そして水沼宏太がある程度出来ていることを見たら、きっと学くんも出来る、そういう気持ちがあった。まあ、誰かが出来たから学くんも、と言うモノでもないんだけど、同じくらい才能のある学くんだって、チャンスさえあれば……とはずっと思ってたからね。そういう意味では学くん自身が培った力を発揮して、自らの可能性を証明してくれたのはデビューを飾ったことと同じくらい嬉しかった。

*とはいえ、こうやってトップデビューを果たしちゃうと、僕のアイドルから、みんなのアイドルになっちゃうんだなぁって気もして、寂しかったりもします。てか、元々有名だし、サテにも練習試合にも出てたし、ここの所はずっとトップで練習してたし、既に僕だけの学くんじゃなくなってたけどね。でも、それを望んでた。僕のアイドルから、Fマリノスのアイドルに、そして果ては日本のアイドルになって欲しいからね。まー、複雑なわけです。

*とはいえ、浮かれてばかりもいられない。まだまだ第一歩を踏み出したに過ぎなくて、これからが大事。正直、僕は学くんにものすご~~~い甘いし、贔屓の引き倒しをしてるけど、抱えている課題があるのも事実。主体的なボールレシーブアクション、パワー・精度に置いてはまだまだ低い高速ドリブル後のプレークオリティ、ムラがある守備意識、慣れない水となるであろう戦術理解、体格的に永続的なハンデとなるであろうフィジカル……そして何よりも知られるというディスアドバンテージ。だからこそ、このデビューにも甘んじず、自らの武器を磨き続けてほしいし、高い意識を持って取り組んで欲しいな。てか、練習試合でハットぶちかました後、ユースのゲームで守備意識や攻守の切り替えの意識が著しく減退したから、今回そういうことあったら困るよ!だってもう高円宮杯まで2週間ないんだから!

*って、こうなっちゃうと学くん高円宮杯出ないのかなぁ……。夏休み中だけトップの練習に参加するって事だけど、現状ではFWの層は決して厚くないし、可能性のあるプレーを表現出来ることもわかった、トップに出る方が学くんにとっても将来的にはいいに決まってる……。でも、高校最後のビッグタイトル、昨年の涙の借りを返すためにも、苦しい戦いを経て勝ち取った出場権だし、高円宮杯、出て欲しいなぁ。てか、同世代の才能達との邂逅は大きな刺激になると思うし、学ぶ部分も出てくるはずだから……。何よりも最後の大舞台で仁くんとのゴールデンコンビが見たい!ファン感情は複雑なんです。

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なんだか、何書いてるのかわからない感じになってしまいましたが、とにかく、よかったということです。今になって、改めて感傷に浸ってます。

てか、試合木曜日だからレポも書かないと……ということでここまで、ちまも来た!これまためでたい

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*実は、学くん画像を乗っけようと思ったのだけど、気に入った奴がどこで拾ってきたのかわからなくて、断念しました。まなたんの画像はないんだよなぁ、残念。

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August 24, 2008

新しい江戸の華に -東京ダービーに寄せて-

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小雨が降りしきる中、モヤがかかるスタジアムはカクテル光線に照らされ、幻想的な雰囲気すらあった。

しかし、ピッチではそんな雰囲気とは正反対の「戦闘」が繰り広げられる。剥き出しになる感情、激しくなる玉際、爆発寸前のテンションはゲームを過熱し、コントロールを失い欠けた。

これぞダービー。火事と喧嘩に変わる江戸の華、東京ダービーの歴史が積み上げられた気がした。

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*東京ダービー、見に行ってきましたー。やっぱり熱のあるゲームはいいなー。ナオと那須を見に行ったつもりがゲームの熱気に引き込まれて、存分に堪能しちゃってました。なんでも今シーズンはナビスコ含めてFC東京の3連勝、虐げられていたヴェルディの意地が見えたゲームだったのかな。決勝ゴールはいつか見た光景のようなロスタイムでの那須の直立不動(じゃないけど)ヘッド!那須のヘッドがもたらしたモノは最高の美酒とまずいやけ酒……ではなく、これから続くであろう因縁のダービーの記憶として両チームのサポーターに深く刻みつけたことなんじゃないかなーと。そう思うと、那須は凄い事したんじゃないかなーと、ちょっと嬉しくなったり。

*ちょっとだけふり返り。濡れたピッチの中でミスゲームの様相を呈した序盤を抜けてからは持ち味を出し合うようなオープンな展開。3人目を意識したスペースメイクとボールの動きを感じるFC東京の攻撃、ディエゴの推進力を核に大黒と飯尾の鋭敏な動き出しとダイレクトプレーで崩しに掛かるヴェルディの攻撃、互いに可能性を感じるようなプレーを見せる。成立のために高い難易度のプレーを必要とするヴェルディの方に呼吸の齟齬が出てミスが増えていたので苦しいかなーなんて思ったのだけど、そんなのはお構いなしにゲームが動く。カボレのスーパドライブーシュート!羽生の非常にクレバーな動き出しでヴェルディの痛いところを突き(ヴェルディの右サイドを担っていた和田・福西が二人とも前に掛かった所でボールを奪った瞬間、ケアするべき選手が不在となったスペースを見事にフリーランニングで活かした)、カボレが見事すぎる仕上げ、プロセスと結果、共に揃ったスーパーゴール。ホーム側大熱狂。これを見れただけでも今日の収穫、とすら思った。羽生の動き出しは素晴らしい。ずっと「ヴェルディだけには負けられない~」とやってたのが、かぼれかぼれそうかぼれ♪に変わった。

*その後はFC東京ペース、チームとしての総合力の差、勢い、流れすらFC東京に味方しているような感じだったのだけど(ディエゴが同じように距離のあるところから素晴らしいミドル!でも、ポスト……勝負を分けるとしたらここ?なんて事を思った)、富澤→レアンドロの交代策がリズムを変えたか。ディエゴ頼みの側面が非常に強い中でもう一人攻撃に絡めるプレーヤーが増えて幅が拡がる。そして大仕事、レアンドロが機を逃さないスルーパス、大黒が抜群の動き出しでラインを抜け出す、塩田の飛び出しを冷静に見据えて鼻先でチップキック!お見事。綺麗なスルーパスからのゴールって久々。大黒はストライカーらしいプレー。今度はアウェイ側が熱狂、再びホーム側は「ヴェルディだけには負けられない~」

*この後のゲーム展開は熱かった。長友の強烈なミドルがゴールに突き刺さるもオフサイド、その後もFC東京にとって神経を逆なでするようなレフェリングが続く中で、エメルソン→浅利、羽生→ナオと前半ムービングを生む、活かすプレーをしていた選手を次々と替えて個人とサイドを意識する形に。実際、カボレキレキレ、独力突破は強烈なインパクト。だけど、羽生、エメルソン共にもう少し引っ張っても良かった気が。対するヴェルディはとにかくディエゴディエゴディエゴ。楔の落とし先はディエゴ、ラストパスもディエゴから、彼が前を向いて何かをする、そこは徹底されてた。ディエゴも又簡単にロストはしないし、強いし、推進力のあるプレーで応えてた。そして、ロスタイム、CKと獲ってスポットに向かうディエゴがアウェイスタンドを煽る、ボルテージ上がってたアウェイスタンドは更にボリュームアップ、そしてそのCK、ディエゴ良いボール、那須マーク外した、叩きつけたー!……こんな事が起こるんだなー。出来すぎ。FC東京は天から地。これぞダービーというドラマティックな展開でした。

*正直言って、試合前はダービーっぽくないなーと思ったりもした。雨とはいえ1時間前に席についても回りに全然人がいなくて、選手出てきても多くの人はコンコースに引っ込んだまま。試合の直前に人が出てきて席は埋まったけどダービーなのに18000、寂しい数字……って思ったのは事実。でも、試合は違った。特に後半、主審がコントロールを失ったとはいえ、どんどん激しさを増して、つぶし合いのような様相を呈してきた時に、スタジアムも敵対心剥き出しになって、これぞダービーという雰囲気になっていた。やっぱりダービーはこういう感じだよね。絶対に負けられない、それがぶつかり合うとどうしても激しくなるし、抑えが効かなくなる。でも、その熱がダービーの華、東京の華なんじゃないかなーと。ゲームとしても(結果は置いておいて)非常エキサイティングで魅力的だったと思うし、こういうゲームを続けていくことによって、新時代は火事と喧嘩ではなく、「東京ダービーこそ江戸の華」と呼ばれる要になっていくんじゃないかなーと。面白いゲームでした。

*個人的に印象に残った選手(那須&ナオ以外)。FC東京側は羽生さん。ムービングフットボールの急先鋒、と言う感じかな。ファーストアクションが速く、そのアクションがスペースを生み、第3の動きを促して、流動的な攻撃を引き起こす。使われるアクションも良かったけど、回りの動きを見据えた上でのプレーも効果的。カボレが外を回って引きつけられたところで斜めにカットインして打ったシュートなどはその象徴。柔軟性に溢れ、城福サッカーの象徴であることを改めて示した。しつこいけど、城福さんはもう少し羽生を信頼して、引っ張るぐらいのことはした方が良いと思う。彼がピッチから消えてから、FC東京の質の低下は火を見るより明らかだった。

*ヴェルディ側はやはりディエゴ。フッキがいなくても、ディエゴがいる、と言っていいぐらいの大きな大きな存在感。常にプレーに絡んで消えず、ヴェルディの攻撃の核となり続けたプレーはまさに大黒柱。楔の落としを受け発揮される推進力、効果的な溜めから生み出すラストパス、そして強烈なパワーを放散するフィニッシュ、ピッチ上で唯一「潰せない」存在だった。あれだけ一人で攻撃をオーガナイズ出来たら、周囲は信頼してボールを預けるだろうし、出してくれるという信頼が攻撃を好転させるはず。しかもアクティブなところが良いね。てか、ディエゴ欲しい、くれよ、ディエゴ。

*那須、おめでとう!良いゴールだった!スタジアムを熱狂させたあのゴールは価値があるよ。で、少しうまくなったかな。うちにいるときより頼もしい感じがしたし、自信を持ってプレーしている感じがした。うちにいると跳ね返す力であったり、強さというのは勇蔵や佑二という比較対象もあってか物足りない感じはあったけど、粘り強く、良いポジションを取ることで対処出来ていたし、ヴェルディディフェンス陣の中では一番の安定度。後半ちょいちょいミスってたのはご愛敬か。何となくだけど、信頼を受け、責任を感じてプレーすることは那須にとって良かったのかも、こっちとしては寂しいけど。ま、もっとうまくなるよ。でもうちの試合の時は勘弁な。てか、今那須がいればなぁ……と思ったよ。

*ナオは髪伸びすぎ、というのは冗談として、なんだかつまんなかった。仕掛けないし、やりきらないし。相対する相手が常にオリジナルポジションを獲っていたこともあって、前にスペースがある状況で受けて味スタ熱狂(国立だけど)みたいなシーンが見れなかったのはしょうがないんだけど、足元で受けた時に常に回りを活かすことが先に出てた感じがしてならない。長友が良いタイミングで上がってきたというのもあるんだけど、ナオらしいプレーも見たかったかな。まー、展開に向かなかったと言うことなんだろう。

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正直、やっぱりちょっと羨ましい訳です。痺れるぐらい緊張する「絶対に負けられない」ゲームってそうないわけで、醍醐味の一つが失われている気がするわけですよ。優勝争いをしてたりすれば、緊張感は味わえるけど……現状では難しいし、プライドを賭けた一戦の味わいは又違う。そういう意味で味わえないのは残念かなーと。まー、クラブがああして銘打っちゃってるから大っぴらには言えないけど。

ま、とてもいいゲームで雨だけど見に行けて良かったと言うことです。でも本番は今日なんだな。剣が峰。ということでここまでー。

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2008 J.League Division1 第22節

FC東京 1-2 ヴェルディ @ 国立競技場「積み上げられた歴史」
FCTOKYO:28'カボレ Verdy:61'大黒将志 90'+2'那須大亮!

super soccer

FC東京スタメン:GK塩田仁史、DF長友佑都、茂庭照幸、佐原秀樹、金沢浄、MF今野泰幸、梶山陽平、羽生直剛(→78'石川直宏)、エメルソン(→63'浅利悟)、FWカボレ、赤嶺真吾

ヴェルディスタメン:GK土肥洋一、DF和田拓三、土屋征夫、那須大亮、服部年宏、MF菅原智、福西崇史(→73'福田健介)、富澤清太郎(→59'レアンドロ)、ディエゴ、FW飯尾一慶(→79'平本一樹)、大黒将志

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August 22, 2008

Running For Survive@J1 第21節 エスパルス vs Fマリノス

今の限界は2/3かも知れない。

しかし、生き残るためにはあと1/3が必要。

補う術は精神力なのか、采配なのか、トレーニングなのかはわからない。ただ、生き抜くためには、必要なのだ。

理屈じゃない。生き残るために。

2008 J.League Division1 第21節

エスパルス 1-1 Fマリノス @ 日本平スタジアム「Running For Survive」
S-Pulse:46'岩下敬輔 F.Marinos:27'中澤佑二

Super Soccer

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF松田直樹、中澤佑二"魂のボンバーヘッド"、小椋祥平"最初の壁"、MF河合竜二"一歩ずつ復調"、山瀬功治、田中隼磨(→81'金井貢史)、小宮山尊信、兵藤慎剛"求められる実効力と継続力"(→59'ロペス"悪いロペちゃん)、"FW坂田大輔"数センチの我慢"、大島秀夫(→65'狩野健太)

エスパルススタメン:GK西部洋平、DF市川大祐、青山直晃、高木和道、岩下敬輔(→89'児玉新)、MF伊東輝悦、マルコス・パウロ、兵働昭弘、枝村匠馬(→82'原一樹)、FW西澤明訓(→59'岡崎慎司)

入れ替え戦というデッドラインを挟んだ両チームの直接対決となった日本平、両チームのサポーター共にお盆休みと言うこともあってか非常に多くスタジアムに詰めかけ、アウェイスタンドに至っては超ぎっしり。サポの気合いもいつも以上に漲っているような感覚、この一戦の重要性を感じさせる。

そんなゲームのスタメン、Fマリノスは出場停止の松田が右のストッパーとしてスタメン復帰、それ以外は変更なし。ベンチメンバーにFW登録のプレーヤーがいない。対するエスパルスは、アテネ組の動向に注目が集まっていたが結局本田拓也・岡崎慎司共にベンチスタート(岡崎は元々ベンチが多いけど)トップは様々な選択が考えられたが、天敵となりつつある矢島と前回の対戦でもやられた西澤の2トップに。等々力で見た清水は有機的なフットボールを取り戻しつつあっただけに、非常にやっかいな相手か。

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試合展開

Fマリノス、エスパルス共に慎重な姿勢の表れなのか長いボールを中心にゲームを組み立てる序盤、共にアタッカーが制空権を握っていた中で2トップの共通理解に一律の長のあったFマリノスが流れを引き寄せる。ドタバタした印象も伴う中でファーストチャンスはエスパルス。戦前から予想されたアウトサイドでの数的不利が表面化して左サイドを崩されると素晴らしいライナー性のクロス、ゴール前を通り抜けた先にはフリーとなった矢島!身体を折りたたむようにヘッドで合わせる!しかし、クロスの勢いに押されたか枠に収めることが出来ず、難を逃れた……。このゲームのポイントとも言えるアウトサイドの攻防で後手を踏んだことからのピンチか。

大きな決定機の後もゲームの展開は変わらず、Fマリノスが主導権を持ってゲームを進めるが、なかなかエスパルスの守備ブロックを前に突破口を見いだせず。ある程度ボールは動いているモノの突破口を見いだせないFマリノスとカウンターを狙うモノのなかなか良い奪い方の出来ないエスパルス、ゲームとして閉塞感が漂う中でそんな中でゲームを動かしたのはセットプレー。左サイド、功治のインスイングの速いボールがゴール前に入ってくると、ニアに走り込んだ佑二がずばっと合わせる!これが決まって、Fマリノス先制!攻めながらもシュートチャンスが得れない中で獲った先制点、良い流れ!功治のキックはニアしかないな。

これで積極性が生まれたか、これまでは周囲を活かすことに奔走していた兵藤が相手のディフェンスの合間をすり抜けるように良いファーストタッチから前を向いて突破を計りエンドライン際から速いクロスを送り込んでオーシに決定機をも引き出したりと、攻勢。しかし、上記のオーシのヘッドはニアで合わせたモノの僅かに枠を捉えられず、その後もサイドからの攻撃で相手に圧力を掛けたがフィニッシュは生まれず。逆に小椋の軽率なロングボールの対応から矢島に抜け出されるシーンもあり、一抹の不安を抱きながら後半へ(ちなみにここは佑二の素晴らしいスライディングと哲也の飛び出しもあって、難を逃れた。小椋甘い)

後半に入ると、ねじを巻き直したかエスパルスがアグレッシブに前に圧力を掛けに来る、すると開始直後一気にCK奪取。そしてこのチャンスを活かす。兵働の左足のインスイングのキックは大きな弧を描きファーへ、このボールに合わせたのは小椋を振り切って回り込んだ岩下!哲也のセーブも及ばず、またセット……小椋……。これで一気に流れはエスパルス。前半にもちらほら見られたが、市川が積極的に攻撃に絡むようになって、サイドの数的不利が一気に表面化。誰がサイドバックを見るのか、という部分がはっきりとせず、市川が浮く。大きく、そして素早くボールを動かされ、カバーが追いつかずに数的不利の状況を作られると、市川がフリーでクロスやシュートを放つシーンが多数(マルコス・パウロもこれを感じてか、市川をうまく活かした)後手の対応で沢山の距離を走らされると、体力的にも厳しくなるのは摂理。結果、60分を過ぎると、Fマリノスの選手の足がぱったりと止まってしまう。

そんな中でキーとなってくるのがベンチワーク、しかし、木村監督はピッチの選手を助ける運動量の確保という選択ではなく、技術のある選手を投入してゲームを落ち着かせる選択なのか、ロペス、狩野を兵藤、オーシに代えて投入。ある程度ゲームを落ち着かせる役割は全うした感があったが、前線のアタッカーの枚数が減り、既に功治・坂田も疲弊してほとんどアクションの起こらない状態では、ロペ・狩野のパスセンスは活かされない。疲労からボールレシーブアクションが乏しいためボールの出し所がなく、ロペスをターゲットにするような長いボールが増えるなど、やりたいことがぶれてしまった感があった。対するエスパルスは、岡崎、原と速い選手を入れて、これに矢島が加わる形で鋭いカウンターでFマリノスゴールを脅かす狙いがはっきり。チームとしても、彼らのスピードを生かすようにスペースへのボールが増えたか。

最終局面、互いに疲弊しオープンなシチュエーションが増える中で、Fマリノスに何度か決定的なチャンスが。ロペスのポストワークのセカンドを功治が拾って相手バックラインと対峙。溜めて引きつけて、そしてスルーパス、優しいパスは外でそのボールを待つ坂田の元へ!しかし、坂田は我慢しきれずオンサイドポジションを保ちきれず……坂田は低く抑えたいいシュートで西部を抜きネットを揺するが、これは無効。他にも右サイドからの低いクロスにロペスや功治が果敢に合わせに行くシーンがあったが、相手ディフェンスの身体を張ったディフェンスに凌がれてしまった。対するエスパルスも、激しい競り合いや攻撃参加などで二人がバタバタと足を攣らせるなど最後までトランジッションサッカーを敢行したモノの、最高のポジションからのFKは壁に阻まれるなど、結局決勝点は奪えず。結局ゲームはこのまま、状況は全く変わらず、勝ち点2が保たれる形となった。痛み分け……か。

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残り数分、松田直樹が疲弊した身体に鞭を打ち、前線に飛ばされたクリアボールを必死に追った。

彼も西澤、矢島と劣勢に立たされるような競り合いを続け、岡崎、原に振り回されて消耗していたはず。しかし、それでも最後の力を振り絞って、僅かな可能性を信じてボールを追った。

精神論かも知れない。僕は精神論が嫌いだ。精神論では根本的な解決には繋がらないと思うから。でも、今のチームにはこの姿勢が必要なんじゃないかと思う。

起きるべき所で起こらないアクション、追い切れずに軽くなるディフェンス、集中力を欠き頻発するミス、チームとしてのクオリティ、ひとつひとつのプレーのクオリティは運動量の低下と共に一気に下降しているのは紛れもない事実。

気持ちだけで何とかなるとは思わない。思わないけれど、一人一人が松田直樹のような姿勢を持って、最後まで走りきる姿勢があったら、何かが起きるかも知れない。

一縷の可能性をも無駄に出来る余裕はないんだ、最後まで走りきろう。苦境に立つ今こそ、やりきろう。

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*とにかく負けなくて良かった。小椋がセンターバックとしての経験の浅さを露呈したあげくミスを重ね、サイドが完全に後手に回り、チームも完全に足が止まって攻め手が狭まった。その中で良く耐えて、踏ん張ったことで勝ち点1を得れたこと、勝ち点差を「保てた」ことは価値があると思う。もちろん、勝てるチャンスがなかった訳じゃないけれど、現実を見つめた時、やっぱり負けなくて良かった……と思う。

*運動量というところをクローズアップしたのは、現状でアグレッシブなフットボールへの回帰を計っている中で、絶対的に必要な要素だから。そして、ピッチで起こっている現象を見ると(集中力の欠如によるミスとかね)、その運動量の維持はFマリノスのキーファクターであるのかなと。とはいえ、実際の所それを90分維持するだけの土台がないということを考えれば、無謀な要求なのかなと言う気もしてる。去年のように走りきるための厳しいトレーニングも、チームが一体となってプレッシングを掛ける意思統一も、そのために必要な高いレベルのモラルもない中で、走れと言われても選手はロボットじゃないから出来ないと思う。それでもこういうゲームを見ていると、走れと言いたくなる。組織的なクオリティを維持するためのランニングなんて高度な事は言わない、走るべき時に走るだけでいい。カウンターとの時にボールホルダーに追い越されるなんてあり得ないです。はっきりした形、ゴールを導き出すための形が欠けている今、アクションを起こすべき所で起こらない状況は閉塞を意味するだけに、今一度全員が全員走る意識を高めてないと。

*結果を求めるべきゲームで内容のことを触れるのはどうかなーとは思うけど、学習能力のなさが表れたゲームだとは思う。例えば、清水のように4バックでサイドを意識してくるチームに対しての対応法。システム的に生まれる数的不利をカバーしていくのか、というかサイドバックに対しての対応をどうするのか、全くと言っていい程整備されていない。あれだけ局所的に不利なポイントが出来たら、ゲームの流れが相手に傾くのは道理。チームとしてどうすべきかという指針がないからウイングバックは相手を見ながらの「受動的」な対応になって、後手を踏む。結果、ディフェンスはバランスを崩して対応に出なければならなくなり、そのバランスを崩す対応がリスクになる。もちろん振り回されるディフェンスは体力的に大きな負担となる。これを放置して、又それを繰り返しているというのは明らかに職務怠慢。一つはっきりさせるだけでも違う。ウイングバックは必ずサイドバックにアプローチに行きなさい、後ろはセンターバックがずれてサイドハーフを掴みに行くよ、逆サイドのウイングバックはポジション下げて中のディフェンスを意識しましょう。これだけでも組織的なオートマティズムが生まれて、主体的なディフェンスの第一歩になる。他にも色々とやりようはあるはず。繋いで休むとか、選手の精神面とかに触れる前に出来ることはあるんじゃないかな。きれい事だけじゃ立ちゆかないよ。こういう小さなディティールを整えていくことが効率化に繋がると思うし。

*で、選手のこと。まずは小椋。これまでは隠れていたセンターバックとしての経験不足が出てきてしまったかな。最初の軽率なミスを引きずってしまったのか、浮き球の処理の判断ミス、軽率なパスミス、危険なエリアでのファール、そして失点に繋がるセットプレーでのマークミス。思い切りの良さは彼の良さではあるけれど、それだけで全てをまかなえる程甘くないと言うことだし、判断レベルに置いても甘さが見られたゲームだった。正直、彼の不安定さは際だった。とはいえ、これまでの気持ちの入ったプレーを否定するつもりもない。このゲームの苦い経験を糧にして欲しいな。松田直樹にばしっと言えるような強い選手がこのチームには必要だと思うし。ビルドアップに関しては少しずつ良いパスが増えてきたと思うし(ミスも多いけどね)

*物足りないという面では兵藤。周囲をうまく繋ぎ合わせるために奔走し、無駄走りも厭わず頑張ってくれているのだけど、もう少し自分の色であったり、主張をプレーに出して欲しいかな。技術の高さや得点力も大学では見せていたはず。このポジションでグループレーヤーだけで終わっていては、うちのチームの攻撃は怖さが出てこない。ターンしてうまくすり抜けてクロスを上げたプレーとか、ゴールに向かうプレーを増やして欲しいし、オーシのゴールに近い位置でのポストにサポートしてフィニッシュに繋げる、みたいなプレーも出して欲しい。体力的に厳しくなるとプレーのクオリティが落ち、ミスが増えるのは、現状仕方ないかなー。ただ、組織的な機能性を考えるともう少し頑張って欲しいけど。兵藤が元気だとチームも元気。要求ばっかりで申し訳ないけど、オーシ・坂田との意思疎通ももう少し……

*ネガネガしてもしょうがないので、良かった選手。河合、少しずつらしさを取り戻してきた。粘り強く泥臭い局面での守備、速い判断での裁き、少々時間は掛かったけど、大黒柱の復調は今後に向けて福音になるのかなーと。佑二、ここの所は高い集中力を保って、ほとんどミスなく素晴らしいプレーを続けてくれてる。不安定な小椋、矢島・西澤に劣勢を強いられ続けたマツと不安要素の大きい中で佑二の存在がどれほど大きいことか……。セットプレーのゴールはもちろん、高さ・強さの迫力は抜群、代表戦でリズムを崩してないことを願うばかり。後は坂田。後一歩我慢出来てれば……惜しい!けど、プレーのキレは凄い良いし、プレーの意識というのかな、ゴールに向かう姿勢、仕掛ける意識が高いレベルで維持されている感。オーシとの2トップだと、ある程度動き方がわかってるから、思考がシンプルになるのも良いのかも。坂田の走力がチームの幅になっているだけに、後は結果を出して乗るだけかな。

*こーきちさん!采配に関してはすげー言いたいことあるけど、ぐだぐだ言わん。とにかくやるべきことをやってくれ!まだまだ根本的にやらなきゃいけないことが残っているはず。てか、幅を拡げるような選択肢を増やす段階じゃない。今は突き詰めていってほしい。理想に殉ずれ!とは言ってないけどな。あくまでも結果大事なんで。

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ふう、やっぱり勝ちたかったなぁ。この順位居心地が悪すぎる。でも、まだまだ、一試合一試合必死にやるしかないよね。次も剣が峰。勝つしか道は開けないんだから。

ということでここまで。

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*今回はBlueCardバスに乗って日本平に行きました。甲府に続いて2度目の乗車だったわけですが、今回も非常に快適で、しかも終電にも間に合って、と最高に素敵でした。。個人的には休憩がちょくちょく入るのがとてもありがたいっす。とにかくお世話になりました、ストレスフリーな旅に感謝感謝です。。次はジュビロ戦で大きいバスを出すそうなので、良かったら是非!とのこと。詳しくはhamatraのBlueCardコミュかな?

*実はまだ代表戦見てない……。明日かなー。明後日はSBS見に行こうかなぁ……。

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August 10, 2008

102日ぶりの歓喜@J1 第20節 Fマリノス vs ガンバ

Photo

嬉しかった。

苦しい時期が長かったから、その分だけ嬉しかった。

まだまだ厳しい状況に置かれていることに変わりはないけれど、それでもこれで何かが変わるはず。

いや、変わらなきゃ。

2008 J.League Division1 第20節

Fマリノス 2-1 ガンバ @ 日産スタジアム「102日ぶりの歓喜」
F.Marinos:31'大島秀夫 57'坂田大輔!!!
Gamba:53'二川孝広

Super Soccer

Fマリノススタメン:GK榎本哲也"「俺らの守護神」復活"、DF小椋祥平"マ・ム・シ・ン・カ"、中澤佑二"撃墜王"、金井貢史"初スタメン!"、MF河合竜二"戻り始めた粘り"、山瀬功治"復活への助走"、田中隼磨"サイドのお仕事、完遂"(→80'田中裕介"クローザー")、小宮山尊信"最後まで勇敢"、兵藤慎剛"いいんだぜ、目立って"(→63'ロペス"ダニーロペちゃん")、FW坂田大輔"横浜は君を待っていた"、大島秀夫"これぞボックスストライカー"(→88'狩野健太"おかえり!")

ガンバスタメン:GK藤ヶ谷陽介、DF加地亮、中澤聡太、山口智、下平匠(→77'平井将生)、MF明神智和、橋本英郎、寺田紳一(→45'山崎雅人)、遠藤保仁、二川孝広(→84'岡本英也)、FWルーカス

非常に蒸し暑い……これぞ夏という感じの日産スタジアム。トリコロールランドでは「俺たちの夏祭り」と銘打ち、様々なイベントを催していた様子、これも又エンターテイメント。チーム状態の方は、僕が更新をサボっている間にFC東京戦で引き分けをもぎ取り、ナビスコカップ2ndLegで準決勝進出という実こそ取れなかったにしても2-1で何ヶ月ぶりかの勝利を飾って、上昇気配。今度こそ負のスパイラルを断ち切りたい。

そんなゲームでのスタメン、Fマリノスには大きな見所が2つ!出場停止の松田直樹のその代わりに入ったのがなんとルーキー金井貢史。裕介の状態が戻っていないという事もあったようだけど、いきなりストッパーで先発出場とは!でも、大きなチャンス、頑張れ!そしてベンチには前日背番号登録されたばかりのユースの10番・僕のアイドル齋藤学がベンチ入り!日産スタジアムで学くんが見れる!と言う事実が胸を高鳴らせます。もしかしたらデビュー?いきなりのデビューで加地さんをぶち抜く?学くんスペシャルで相手を翻弄してゴールを決める?なんて妄想をしてたら、もう試合前からワクワクドキドキは収まらない……

おっと興奮しすぎました。ガンバの方はナビスコでようやく試運転を終えた遠藤保仁がスタメン復帰、とはいえ、まだまだ大きな負担を課すほどの状態にはないとの判断なのか高いポジションに置く選択。面倒くさく卒業生的に怖い存在だった山崎はベンチスタート。又、水曜日のゲームで途中交代となった明神も元気に復帰、休んでれば良かったのに。

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試合展開

開始早々、オーシ・坂田の息ぴったりのコンビがシュートチャンスを創出、ロングボールに対してオーシが競り合いながらヘッドで後ろに流し、その流されるポイントを予測し素早くポジションを獲っていた坂田がそれを受けて、そのまま縦に突破を計ると角度のないところからシュート!枠を大きく逸れたモノの二人の中で共有されているイメージが垣間見えたシーンか。その後も左サイドを起点に攻撃を作り、金井が押し上げて思い切りの良いミドルを放つなど、良い立ち上がりを見せる。

しかし、その良いスタートとは裏腹に、ミッドウィークの疲労もあってか選手達の足は余り動いていない印象。2トップのフォアチェック、中盤のタイトなアプローチ、この二つの要素が少なくなったことでガンバにポゼッションさせてしまう余裕を与えてしまっていたか。しかし、1トップのルーカスを佑二が完全に封殺。又佑二のアプローチに呼応するように金井・小椋がきっちりと後ろをケアすることで守備の安定は保たれ、ポゼッションの割にはほとんどチャンスらしいチャンスを作らせず。

ガッチリと守る安定した守備を背景に攻撃に出るFマリノスは、左サイド中心。兵藤、功治がコミーに絡んで細かくパスを繋ぎながらそのまま崩していく形と、左に寄せた中で大きく空いた逆サイドのスペースに隼磨が走り込み一発のサイドチェンジで使う形、二つのパターンを携えながら、敵陣に攻め入っていく。そして、そのサイドアタックが実る。右サイドに流れてきたボールを隼磨がフォロー、そのまま柔らかいボールをファーサイドに流し入れると、オーシがそのボールに合わせて外に流れながら滞空時間の長いジャンプでヘディング!状況判断を誤った藤ヶ谷をあざ笑うかのようにふんわりと浮いたボールはゴールへと吸い込まれ、先制点!!!!!隼磨のクロスが空いたスペースを狙ったモノのなのか、人に合わせたモノのなのか気になるところだけど、どちらにしても素晴らしいクロスになったこと。ぽっかりと空いたボックス内のスポットに藤ヶ谷の判断ミスを誘うクロスを流し入れたことでオーシのゴールを導いた。オーシもクロスの流れを見た上で大きく回り込んでうまく合わせた。久々のサイドからのゴール、いいよいいよー。

その後も守備は安定、攻撃も機能と好循環のFマリノス、積極的なプレーを続けていた坂田もゴールに迫る。ボックス手前でボールを受けると、キレのあるドリブルで相手を外し強烈な左足シュート、惜しい!攻守両面での充実とアドバンテージを持って、前半を折り返す。後半分!

とポジティブな感覚を持って入った後半だったが、大人しかったガンバが牙を剥く。後半開始時、寺田に代えて山崎が投入され2トップとなると、守備充実の大きな要因となっていた佑二のルーカス封殺が不可能に(佑二が余って、金井・小椋が山崎・ルーカスを見る形に)さっそく前線に起点が生まれると流れるような展開で完全に崩しきられて、いきなり遠藤のスルーパスからルーカスに決定機を作られてゴールを脅かされると、その流動的な攻撃を抑えきることが出来ず決壊。ヤットのエロイ楔がバイタルに入り込んだ二川に繋がると、テクニ引っかけるようなアウトサイドキックで左サイドへ展開、山崎が流れすぐさま中に折り返す。ニアに入ってきたルーカスへは金井が付いていたが、ルーカスは金井をブロックしてそのボールを流す、そして走り込むのは二川、フリーでそのボールを強烈に叩き込んで同点……。参った。ヤットの楔によるリズムの変化、二川のパス&ランニング、ルーカスの機転の利いたブロックプレー、素晴らしい攻撃だった。止め所がない一連の流れ、これはしょうがない。

しかし、Fマリノスの選手達はへこたれなかった。失点後すぐ、キレのあるプレーを見せていた坂田がついに爆発。金井のクリア気味のスペースへのフィードに対し、いち早く反応して抜け出すと、左寄りボックス手前で中澤聡太と1vs1、キレのある切り返しでスピード勝負!フェイクから縦へ!そして角度のないところからファーサイドに強烈グラウンダーシュート!藤ヶ谷をぶち抜いた!坂田キター!見事見事見事!抜群の反応とスピードで金井のフィードを活かし、練習ですら見られないあんな見事なドリブルシュートをぶち込むなんて信じられない!坂田は今シーズン初ゴール!長かった……。

ビハインドとなったガンバは一気に攻勢。ルーズな中盤を突き、変化ある攻撃でシュートチャンスを導くが、ルーカスのシュートミスなどに助けられ失点を免れる。嫌なムードとなったところで、水曜日キャノン砲を見せて一転期待を集める存在となったロペスを兵藤に代えて投入。守備面、セルフィッシュなキープなどにはリスクを感じたが、ロペスはそんな不安をかき消すようなパフォーマンスを見せる。

押し込まれ気味の展開の中で、パワフルなプレーから独力で相手陣まで持ち込んで攻撃を成立させ、守備陣が一息つく時間を作ったり、元々持っている一発で局面を変えてしまうパスセンスがシンプルな攻撃を演出。功治が後方から出ていくシーンなどもあって、鋭い攻撃がちらほら。多少コンビネーションには難があり、前線のプレーヤーとの動き出しのタイミングが合わなかったりするシーンはあったが、ナビスコに比べると危険なロストは少なく、また守備面でもサボることはあったにしても頑張ってくれたこともあって、チームを助けるプレーを見せてくれた。とはいえ、ガンバの攻勢が収まったわけではなく、前線を厚くしルーキー金井の所を徹底的に狙ってくる形でどんどん圧力を掛けられる。そして、決定的なピンチ!右からの橋本の低いクロスを後方から走り込んだルーカスがディフェンスの前に入ってボレーで叩いたシーンは顔を覆ったが、哲也が超速反応!バウンドボールをはじき出して凌いだ……。哲也神!

その後も耐える時間は続くが、隼磨に代わって右サイドに入った裕介が攻め上がったり、終了間際に公式戦復帰を果たす出場となった狩野がキープでゲームクローズ。そして待ち望んだホイッスル!ようやくようやくの勝ち点3!4/28ぶりの勝ち点3に日産スタジアムにはトリパラの華が咲いた。

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素直に、よかった……。

それしか言葉は浮かばない。

底をのたまい続けた末に味わった久々の歓喜の瞬間は、余りに甘美で、余りにエキサイティングで、クラクラした。

この歓声が、この歓喜が、負のスパイラルを振り払ってくれたと信じてる。

ここからリスタート。

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*少しずつだけど、チームが良くなっていく過程を踏みながら、手にした勝ち点3は大きな価値があると思うし、自信に繋がればいいなぁと、一日経って冷静になった今思ったりしてます、あー幸せ。

*内容的には、「回帰」の方向に向かうことで、チームが蘇生し始めたかなぁと。2トップが前から追う、連動して中盤がハードにプレッシャーを掛ける、ディフェンスラインも厳しくアタッカーを潰しに掛かる、「前」へのベクトルがチームとして揃ったことで、正しい形でエネルギーが伝わり始めた気がします。実際、このゲームでそれが出来ていたかというとそうでもなくて、どちらかと言えば三ツ沢でのゲームの方が出来ていたと思うのだけど、佑二がルーカスを捕まえて潰しまくった前半のプレーにしても、チームに勢いを与えてくれた。まだまだ足並み揃わなかったり、コンディションの問題で行ききれないシーンがあると、危険な状態になることもあるけれど、現状に置いてはこういうプレーをやり続けて頑張っていくしかないと思うので、覚悟を決めて走って欲しいかな。やっぱり今のチームには「スクランブルアタック」のアイデンティティがよく似合う。

*攻撃に関しても、少しずつ形が見えてきたかな。大まかな感じだと、左で構築して、右を大きな展開で使う、と言う感じ。これまで目的なくぐるぐる回って探るだけだったけれど、目的がはっきりしたことでチームとしてもクリアな形で攻撃出来るようになってきた感がある。コミーの方が局面打開力に長け、詰まった展開の中でも何とか出来る可能性が高いので、コミーの方に比重が掛かることは正しいこと。隼磨にとっても、シンプルに走って受けてクロス……みたいな展開の方が活きる(隼磨はがちゃがちゃやるより、ボールタッチ少なく、ランニングからそのままやりきるような形の方があってる。足元の技術に長けている訳じゃないしね。長い距離走れ長い距離)こういう形でサイドが効率的に使えるようになったのは進歩だと思う。サイドの実効力が高まれば、オーシのゴールチャンスも増えてくると思うし、サイドに引きつれば中央空いて功治のドリブルも実効力を増してくるはず。功治が一列下がったことはネガティブかなーと思ってたけど、少しずつ嵌り始めてきた気がする。真面目に攻め上がってくるから選択肢が増えるし、助走がつくことでスピードに乗ってドリブルに計れるシーンが何度もあった。あの迫力は相手にとって怖いはず。後は抜ききってフィニッシュやりきるような形が出来てくれば、功治も乗ってくるんじゃない?ま、チームとしてサイドがイキイキとするのはとても良いこと、だよね。

*後は選手評!まなたん初ベンチ入り!日産スタジアムのいつもの場所でまなたんを見れた時は感動しちゃったよー。もっとイイ写真はなかったのかとか、ちょっと緊張気味かしら、とか、ハラハラとしてしまったけど、とにかく初めての日産スタジアムでのアップ、イキイキしてて良かった。今シーズン中のデビューもあるかしら?とにかくよかった、よかった、まなたんが勝利を運んで切れてくれたんだ、きっとwww

*ちゃんとやります、ごめんなさい。まずは、オーシと坂田の2トップ。とにかく結果、FWとして結果を残してくれたことに感謝!坂田は三ツ沢の時もスピード感溢れるプレーを見せてくれていて、そろそろかなーと言うところでついに結果残してくれた。身体も切れてるのかドリブルにしても腰の回りにしても非常にイイ切れを見せてくれて、練習でも決まらないような見事なドリブルシュート、難しいの良く決めた!他にも水曜日程じゃないにしてもよく走って、今のチームのスピアヘッドとして充分なプレーはしてくれた。今のチームにとっては坂田のアグレッシブなプレーは欠かせない。オーシはこの日ポストの回数はそんなに多くなかったけれどヘッドでの競り合いでは優位を保ってよく落としていたし、その中であのボックスでの決定機をきっちりとモノにした。サイドからのクロスが増えればオーシのゴール数は増えてくるはず。何となく復調の予感。2トップのゴールで勝つ、良いね。

*哲也!神!愛してる!
と叫びたいぐらい、ナイスセーブでした。乗ってる時の哲也は格好いいぜ。ルーカスのボレーの時は正直目を瞑った、あかんと思った。でも止めた、あのセーブは何物にも代え難い価値があるよ。その他も安定。守護神復活、チャントも復活、めでたい!

*佑二と河合のベテラン二人も頑張った。佑二はやっぱり人に強い、ルーカス相手に自分が付いてた時はほとんど何もさせず。後半佑二が外れてから、ルーカスが活きるようになったことを考えれば、佑二がエースキラーとなる方がチームにとっては良いのかも知れない。マツは人に対しての対応力はどうしても落ち始めているしね。現状ではマツがリベロで、佑二と勇蔵(裕介も、小椋も選択肢としてある、金井もね)がストッパー、こういう形になれば良いかなぁ。河合はFC東京戦でセンターバックとして怪しいプレー連発してたけど、ボランチに戻って後半苦しい時間帯では粘り強いプレーを見せてくれた。カバー範囲が拡がると辛い部分があるけれど、役割が限定されて局面での対応に絞れればまだまだ強いし、頑張れる。もう少し感覚が研ぎ澄まされれば、パスの出ももっとスムーズになると思うし……もう少しかな。復調気配。

*金井と小椋、よく頑張った!金井は後半狙われて、体力的にも厳しくなった時点で裕介が入ってきてサイドに出すかな……と思ったけど、最後までストッパーとして良く踏ん張った。元々センスは抜群、身体能力もある、センターバックとしても出来ないはずはない。ルーカスにうまいことやられてしまった部分もあるけど、それは良い経験として、次に繋げて欲しいな。ミスが多かったのはご愛敬、ということにしておこう。ナイスアシストだし、初ゴール惜しかった!小椋は、ストッパーとして適性があるのかも。確かに怪しい部分はあるし、ファール気味のプレーも多いから怖い部分はあるけど、対人プレーの粘り強さは以前の河合を思い起こさせるし、気持ちの強さもいい。振り回されたシーンで付いていけなかったこと、後ろからの飛び出しに対しての柔軟性とかが今後の課題かな。後はサテで見えた課題だったボールの繋ぎも、改善の兆し。いい楔もあったし。攻撃に絡むプレーはこの試合ではそんなに多くなかったけど、右サイドとしては絡んでいけば可能性は広がるし、どんどんやっていいんじゃないかな?

*後はロペス。一時期に比べるとコンディション的に良くなってきたのは明白。まだまだ体力的に続かないのか、守備面でモラルを継続出来るのは数10分という感じなんだけど、攻撃面ではスペースがあると迫力抜群。みんなが疲れている時に一人であれだけ時間を作り、突破してボールを運んで攻撃を仕上げてくれるなら大歓迎。今後はとりあえず後半スペースある状態での起用がいいかな(まだ怖い部分もあるよ、低い位置でのキープとかは特に)、ダニーロ方式、切り札だ。兵藤も後ろにロペがいるんだから、思いっきりやっちゃえよ!

*とにかく勝って良かった。浩吉さん、初勝利おめ。

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あー、勝つって良いなぁ。本当に気持ちいいやー。

ただ、あんまり浮かれていても何も手にした気じゃないので、そろそろニヤニヤするのはやめようと思います。次も勝たなきゃ意味ないんだから、又泥沼に足突っ込んじゃうんだから。それじゃ意味ないんだから、ってことですね。

でも、やっぱり幸せ。ということでここまでー。

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August 09, 2008

逆風@Beijing Olympic GroupLeague vs アメリカ

逆境の中で、逆風吹きすさぶ中で、何が出来るか。

それで選手の価値は決まると思ってる。

そういう意味で、価値はないも同然だった。

そろそろ目覚めろ、君たちの価値はそんなに低いモノじゃない。

Beijing Olympic Games 2008 GroupLeague MatchDay1

GroupB/Japan 0-1 UnitedStates @ TJ Olympic Center Stadium,TIANJIN
USA:47'S.Holden

Beijing Olympic Official MatchReport

U-23日本代表スタメン:GK西川周作"キミが止めなきゃ勝てない"、DF内田篤人"唯一の希望"、水本裕貴、森重真人"シンデレラが落ちる時"、長友佑都"J屈指のアスリート、本場に屈する"、MF本田圭佑"覚醒寸前"、本田拓也"バテたらおしまいだぞ?"、梶山陽平"空虚な王様"(→64'李忠成"絶不調なの?")、香川真司"お前にはまだ早い"(→83'岡崎慎司)、FW森本貴行"本能はあれじゃ活きない"(→72'豊田陽平"トヨグバ")

U-23アメリカ代表:GKブラッド・クザン、DFマルベル・ウィン、マイケル・パークハースト、マウリス・エデュ、マイケル・オロツコ、MFマイケル・ブラッドリー、スチュアート・ホールデン(→82'ベニー・フェイルハーバー)、サシャ・クリスタン、ロビー・ロジャース(→84'ダニー・ズテラ)、FWフレディ・アドゥ、ブライアン・マクブライド(→74'ジャジー・アルティドール)

いよいよ、オリンピック。正直、余りに厳しすぎるグループに放り込まれて、結果云々というのを期待するのは酷という気はするけれど、とにかくこの大会に向けて厳しい戦いをくぐり抜け、長期のサバイバルを勝ち抜いてきた訳だから、出しきって欲しい。

そんな初戦、アメリカ。オランダ、ナイジェリアと言った超絶優勝候補に比べると力が劣るであろう(とはいえ日本よりも一段上のチーム)相手に対して、何とか食らい付いて勝ち点を獲りたいというのが反町監督の腹づもりのはず。メンバー的には大きな驚きはなし。全て壮行試合、テストマッチで一度は起用されたやり方のはず。どちらかと言えば攻撃的な選択か。アメリカは4-4-2のスタンダードなシステム、トップには若き頃から高名轟くフレディ・アドゥ
(今はポルトガルだっけ……)、そしてプレミアでもフルハムなどで名を馳せた大ベテランブライアン・マクブライトの2トップ、その他にも海外でプレーする選手が多数顔を揃えている。あんまり知らないけど。

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試合展開

芝が長いのかなかなかボールが転がらず、しかもぽこぽこ浮き、しかも滑るというよろしくないピッチ状況に戸惑いが見えた序盤、暑さ収まらない気候もあってか様子を伺うようなスローなテンポの中で、試合が進んでいく。日本は内田・長友の積極的なオーバーラップを核にしたサイドアタックに可能性を感じさせるモノの、不安定なピッチ状況、連動性やアグレッシブさこそ感じさせないモノの個々のプレッシャーの強さもあってか自陣深くでのクリアやビルドアップなどの細かいミスでボールを失うシーンが目立つ。そんなこともあってなかなかゲームが落ち着かない中で、アメリカが押し込む展開へ。アメリカの攻撃は時折連動した動きからの素早いパス交換を見せたりもしたが、動き自体は緩慢。基本は個人能力を押し出しながらシンプルに中へとボールを入れていくサイドアタック。OAである大ベテランFWマクブライドの落としをアドゥーなどが狙う攻撃。しかし、日本の選手達はきっちりと競り、しっかりと対抗。

我慢を強いられたモノの、20分過ぎるとピッチにアジャストし始めたかプレーが安定し始め、日本ペースに。内田のスピード、長友の縦への推進力が全面に押し出されサイドを完全に崩しきるシーンが見られるようになると、アイデア溢れるセットプレーからビッグチャンスを引き出す。内田がショートコーナーで本田圭佑へ、本田圭佑からボックスから顔を出した香川へ通すと香川はラインギリギリにポジションを獲っていた内田へダイレクト。この速いパス交換でエンドライン際を打開すると、内田は中へグラウンダーの速いクロス!これがDF・GKをすり抜けてファーへ!ここに森重!しかし、超近距離のフィニッシュはフィットせずゴールを捉えられない…、決めろよー!もったいない!とはいえ、アイデアあるショートコーナー、悪くない悪くない。その後も内田のプレーはアメリカの脅威になり、ホットエリアとして日本のチャンスを量産。しかし、そのクロスがアタッカーに通るシーンは訪れず、良いリズムながらゴールを奪うことは出来なかった。結局前半はスコアレス。

後半、互いにメンバー交代はなし。良いリズムを継続したかった日本だったが、ここでアメリカの個人能力が牙を剥く。長友とアメリカの右サイドバックとの1on1、そこでスピード活かされて縦に突破を計られると御しきれずにクロスを許す。これは何とかはね返すが、セカンドボールは後ろから押し上げてきた第3列目のホールデンの元へ、強烈に打ち込まれると、西川反応!しかし、セーブも及ばず脇の下を抜けてしまい、力無くゴールラインを越えた……うわっちゃー。アンラッキー、そして個人能力の差とどうしようもない部分はあるとはいえ、絶対にやりたくなかった先制点を獲られたのは痛すぎる……てか、日本の中盤フレキシブルな対応が出来ていないが出来ていなかったかなぁ。

これで攻めざるを得なくなった日本だが、又ミスが増え始めて押し込まれる展開を強いられ、そこからのビルドアップに難。日本サッカーの課題が浮き彫りに。梶山に代わって李が投入し、前線を厚くするモノの、ビルドアップが不安定な状態では前線を厚くしても攻撃の形が生みださないのは必然。その中で徐々に湿気含みの暑さが日本のプレーヤーを蝕み、躍動感が消え、足が止まる。苦しい展開の中で、反町監督は2枚目のカード、森本に代えて豊田を投入するモノの、これも上記同様、展開は変わらない。疲弊した中盤では攻撃の変化もスピードアップも出来ず。

追い込まれた最終局面、アメリカの選手達の個人能力を前にボールをなかなか奪えず、攻撃に移っても運動量の落ちた状況ではなかなかシュートチャンスを作れない。しかし、アメリカの足も止まっており、深く押し込む展開の中で最大のチャンスが!敵陣深く左サイドの細かい繋ぎの中で大きなサイドチェンジを長友が飛ばすと、これが右大外に入り込んだ本田圭佑へ!相手との距離を測りながらチャレンジに来たディフェンスを切り返しでいなすと右足で低いシュート!しかしこれがゴール前に詰めていた豊田に……こぼれ球を谷口が身体を張ってキープしようとするところで倒されるも、笛は鳴らず……うー。残り7分という中で岡崎を投入して何とか同点ゴールを狙うも、パワフルなアメリカのアタッカーに振り切られたり、こぼれ球の反応が遅くなったりと、疲労も極地。ラストチャンス!大きく浮いたボールに対し、うまく身体を入れ替えた豊田がボックス内に入るシーンは手を使って倒されるも笛は鳴らず。ロスタイム4分!ジャッジの逆風にも晒され、最後のパワープレー、うまくヘッドで繋ぐも李のヘッドは枠を越えた……ホイッスル……、これでグループリーグ突破の可能性は大きく狭まった。

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らしさを消し去るようなピッチ状況、決断力皆無で下手なレフェリング、追い風に乗りたい初戦で吹いたのは、突風のような逆風だった。

ただ、言い訳になどならない。この逆風に立ち向かえるだけの逞しさを、自分たちのプレーを出し切るだけの精神力を持っていなかった。日本は弱かった。

とはいえ、終わってしまったことは取り戻せない。失った勝ち点は戻ってこない。前を向いて、決意を持って、優勝候補と呼ばれる強豪に立ち向かって欲しい。てか、もっと必死になれ、本気出せ。じゃなきゃ何も得ることなく終わっちゃうぞ。

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*素直な感想として、「勝てるゲーム」を落としたと言う印象です。組織としてブルース・アレーナ率いるA代表と比べれば堅牢な守備ブロックも切り替え鋭いカウンターも見られない「個人」に依ったチーム。しかも、持っている個々の力を比べた時多分アメリカの方が上だと思うけど、気候環境的な要素がその差異を消してくれていた。強みの出ずらい状況の中で、日本の武器は躍動していた。内田篤人、長友佑都の両サイドバックのオーバーラップ。特に右サイドは完全に優位性を握り、内田の独壇場だった。それだけに、勝てるかなぁと。まあ、失点して精神的なバランスを崩して、プレーのクオリティが一気に落ちていったこと、緊張感、暑さ、ミスのフォローの影響で一気に足が止まりプレーの躍動感が消えたこと、その状況に対してベンチが手助け出来なかったこと……後半の事象を考えると、負けてもしょうがない、と言えるのかも知れないけど。

*ただ、結果よりも残念だったのが選手達のパフォーマンス。事あるごとに書いてきているけど、この世代の選手達が持っているポテンシャルはもの凄いある。でも、そのポテンシャルが開花するどころか、常に煮え切らず、出し切ることなく、消化不良感が漂う感じにいつも落胆させられてきた。その中での最後のチャンスとして訪れた目標の地で、何とか開花して欲しい、破れなかった殻を突き破って欲しいと思っていたわけです、「性懲りもなく」。とはいえ、やっぱりこの世代の選手達は自分たちの殻を破れなかった。パーソナリティの問題なのかも知れないけど、どこか醒めた印象は拭えず、淡々とプレーして、そのまま終わる。最後まで「限界まで」出し切る!みたいな強い意思が感じられなかった。そうなると「限界のその先」なんて当然辿り着かない。精神論を振り回すようで嫌なんだけど、意思のなさ、覇気のなさ、といったメンタル的な要素が彼らをもう一段階上に上げることを阻んでいるような気がしてならない。絶対立ちたかった場所でプレー出来る喜び、でかいことを成し遂げるという決意、海外に名を売り込むという野心、なんでもいいからプレーに表現して欲しい。淡々と、クールにやっててもスポーツ選手は格好良くないよ。

*てかね、僕は「梶山陽平」に開花して欲しいわけですよ。持ってるモノは絶対に違う。あのボールキープも、シュートも、センスも、未来を感じさせるわけですよ。でも、いつまでそこでおわり。今シーズン、確かに不在時にその穴を嘆かせるような存在感を放ち始めてはいるけれど、もっと、もっと出して欲しいわけですよ、自分を、意欲を。それこそ「王様、俺」ぐらいにもっと傲慢で良いと思うし、自分を全面に押し出して表現して欲しい。裁く、だけであとは空気、みたいなプレーなら「梶山陽平」を使う価値はないわけだから(それこそ守備もしっかり出来て、センスもあって、戦う意思を前面に押し出せる萌の方がいい。萌だったら多分あの失点シーン、もっと早く反応して身体投げ出してでもシュートコース切りに行ってたんじゃないかな、あくまでも想像だけど)、もっと自分でヤレ!パーソナリティの問題?シャイ?そんな問題じゃない。

*香川は通用しなかった、ということになるのかな。岡ちゃんにしても、反町監督にしても、大きな期待を掛けているからこそ、大きい舞台を経験させたいのだけど、力になれてるか?と問われればNo。強いフィジカルの前にはセンスこそ感じさせても怖い選手ではなかった。まだ若い、もっと経験を積むしかないわけだから、この経験を無駄にしないで欲しい。

*良かった選手と言えば内田篤人、本田圭佑、ぐらいかなぁ。内田は自分のプレーを出すというのを掴んだ気がする。自分の強み(スピードとキレ)を理解して、ポジション上げる、フリーランニングする、ドリブルで仕掛ける、そういうことを臆さず出してた。元々、縦に仕掛けるだけじゃなくて、ダイレクトとかをうまく使って変化を加えたりと、縦一辺倒なだけじゃないセンスを感じさせる選手だったけど、自分が行けると思ったら縦に勝負を仕掛けまくった訳でその姿勢が逞しかった。本田も海外に出て強いパーソナリティがより磨かれたのか、臆さないし、自分を出すことを怖がらない。殻を破り掛けてる気がする。元々はボールプレーヤーで左足でのキックに重点を置いた選手だったけど、このチームに入って運動量や意思のあるランニングが出来るようになって、海外に出たことで余りやらなかった(うまくなかった、ともいえるか)縦への突破であったり、ゴール前に飛び込むプレーなど、局面を打開する、ゴールを狙うプレーが増えた。腐ってもエールディビジの「外国人」プレーヤーとして厳しい目で晒され続けて、研鑽されてきた証拠かな。この二人だけでも開花してくれたら……。


*あと、もう一人。「うちの子」谷口。なんだかんだ言ってうちの子だから応援してました。とはいえ、ポジション下げてから何して良いのかイマイチ理解出来てなかった感があって、一気にパフォーマンスを下げたかな。判断が遅く、躊躇を伴う。中盤の構成力が一気に下がったかな(梶山も大した仕事はしてなかったが)元々、技術のある方ではなく、不器用な選手だと思うから、色々求めてしまうのは余り良くないと思う。てか、このポジションに課されている役割に無理がある気がしてならない。中盤まで降りてしっかりと組織を担う一員となる守備面での役割、1トップを近い距離でフォローしながらゴール前で独特の得点感覚を発揮するアタッカーとしての役割、谷口にはこういうことを求めているのだろうけど、チームとしてプッシュアップ出来ず、ずるずる下がる状況だとこれをこなせる出来る選手はそういない。谷口が悪い訳じゃない。まあ、谷口はそういう愚痴を言わずにがむしゃらにやるだろうけど、ちょっと可哀想だなぁと。個人的にはきっちりと4-4のブロックを組んで、トップ下には機動力のある岡崎や技術とセンスのある香川を置く方がいいんじゃないかなーと、ある程度守備に関しては求めすぎずに。

*てか、みんな頑張れ!

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まー、とにかくあと2戦、後ろふり返ってる暇はないんだから!全力出せ、死力尽くせ!

ということでここまでー。

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August 06, 2008

堪能の夏 -全クラ決勝によせて-

綺麗なグラウンダーのパス、次のプレーを意識したファーストタッチ、クレバーなボールの引き出し、機を逃さない敏感なるパスセレクト、溢れ出るような複数のダイナミズムアクション。眩いばかりの輝きを放つポゼッションフットボールに、僕は魅せられた。

しかし、その理想は頂点を決める舞台では輝かなかった。ジャパニーズスタンダードとなりつつあるハードワークを高いモラルの元で継続するモダンフットボールが、その輝きを飲み込み、そして自らが輝いた。

フットボールの魅力、奥深さを存分に感じさせてもらった一週間。その集大成として余りに充実したゲーム、堪能させて頂きました。

そして、舞台は名実共に日本一を決める大会へ……。

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*先週は僕にとっては全クラ(全日本クラブユース選手権)ウィークでした。まー、4試合+α「しか」見れていないから、存分とは言えないかも知れないけれど、とにかくクラブユースのハイレベルなフットボールを充分に堪能出来た一週間となって本当に幸せ。今大会、単語で表すなら「驚き」、「発見」、そして「残念」かな……。

*「驚き」であり、「発見」だったのがレイソルU-18!まー、ただ単に僕が初めてだったから驚きで発見となったのだけなのだけど、彼らのフットボールには度肝抜かれた。準決勝のガンバ戦で表現されたパフォーマンスは、理想のポゼッションフットボールの一端が見れたと言っても過言ではないぐらいのクオリティ、陳腐な言葉で申し訳ないけど「凄かった」。徹底的なまでのポゼッション志向が勝利に近づくかどうかは現代フットボールの掟に照らし合わせると必ずしも正しいとは言えないけれど、その徹底的な姿勢がクオリティに反映されてた。一本一本のパスに対しての考え方、ファーストタッチへのこだわり、パスを引き出すための巧妙でクレバーな動き、機を捉えた時のダイナミズムアクション、意思疎通抜群の連動性、そして溢れるアイデア、一つ一つが積み重なると本当に美しいポゼッションに昇華される。それはその日みなとみらいで上がっていた花火以上に華やかで美しかった……。又、攻撃だけじゃなく守備も抜群の完成度。綺麗な4-4の2ライン、バイタルでアンカーの仙石廉が様々な役割を担うことで、高度なゾーンディフェンスを実現。この世代最高のタレント宇佐美貴史の脅威に屈しなかったのもこのゾーンがあったからこそ(抑え切れたとは言わない。ただ、彼によい形でボールを持たせないという前提が出来ていたこと、そして持った時アプローチ&カバーの関係を作り、スペシャルな個でも厳しい状況を作っていた)受動的な守備の確実性も見事なモノだったが、能動的にボールを奪うプレッシングも出来るところがこのチームの質の高さ。トップのファーストアプローチを号砲に一気に後方の選手が周辺のレシーバーを捕まえて、出し所を消してボールを奪う。その意思統一の質、連動性は本当に見事。攻守両面に置ける抜群のクオリティ、静と動のコントロール、久々に見惚れるようなフットボールに出会って、次の試合が本当に楽しみになっていました。

*その中でのFC東京U-18との対峙となった決勝戦、又、あの美しいフットボールが見れるという純粋な気持ちはもちろんのこと、FC東京U-18・倉又監督がこのサッカーに対してどのような策を携えて対峙するのか(これは間違ってるけどね、過去2戦、関クラ決勝と昨シーズンのサハラ決勝共に勝っているのはFC東京だし)、逆にレイソルU-18吉田監督はこの大舞台に何か特別な策を講じるのか……、そしてその結果がどのようにピッチに反映されるのか……考えを巡らせるだけでも非常に楽しかった。しかし、僕が一つ考えていなかったのは、決勝戦というゲームの特性だったかな。

*そこで出てくるのが残念という単語。レイソルU-18は、FC東京に飲まれた。コンディション的に悪かったのか、それとも決勝戦のプレッシャーか(プリンスの出場が掛かった準決勝の方がプレッシャーはあるかなーと思ったんだけど……)、動きが重く、ボールを引き出すアクションが停滞(前半は慎重に入って後半勝負……って思ってた、ハーフタイム時点では)。そこに付随してキーマン仙石はトップのFC東京No.10岩淵が一列下がって常にプレッシャーを掛けていたこともあってボールタッチ少なく、彼の存在感が小さいこともあってリズム生まれず。そうなると、FC東京U-18の非常に高いモラルを感じさせる守備は崩せない。その中で悪い失い方をすると、FC東京のアイデンティティを感じさせる鋭いカウンターが威力を発揮、ポゼッションこそ握っていてもFC東京のゲームであることは否めなかった。

*そして、もう一つの残念な出来事、ゲームの趨勢を決めたレイソルU-18の右サイドバックNo.2御牧の退場……我慢強くプレーしていたNo.9工藤のポストが少しずつレイソルU-18にリズムを与え始めた中で、軽率とも言える敵陣深くでのハードチャージ……その姿勢は買いなんだけど、一枚もらっていたと言うことを考えれば自重しなきゃいけなかったか……。これで完全に流れはFC東京に移る。人数が減ったことで中盤でトライアングルの一角を担っていたNo.6畑尾を最終ラインに下げ、中盤をフラットにした4-4-1に移行。しかし、バイタルケア含めて大きな役割を負っていた「1」が消えたことは余りにも大きく、ゾーンの機能性は大きく低下。又、数的不利は攻撃においても大きな影響、最前線No.9工藤と中盤の距離が大きく開き、攻め手が完全に失われる。この状況にFC東京が手をこまねいているはずもなく、得た流れのまま猛攻。空いたバイタルで岩淵や三田がアクセントを付けることで攻撃に変化を付けたり、鋭いカウンターからサイドバックの積極的なオーバーラップが演出されるなど、押せ押せ。特に左サイドバックNo.2阿部のもの凄い長距離を一気に駆け上がったオーバーラップは観客を沸かせた。

*その中でこの試合打ち続けてきた布石が実を結ぶ。この試合、かなりの数のCKを得た中でNo.14三田、No.7山浦のインスイングのキックはほぼ全てファー狙い、中のプレーヤーが流れてそのボールを折り返して……というのを狙い続けた。その中で流れが来たことを感じたのか、ファー狙いを切り替えて一本中に鋭いピンポイントのボールを入れたりと変化を加えてきた中でのショート、虚を突かれたレイソルディフェンスはアプローチに行くも及ばず、キッカーである三田が利き足の左を強烈に振り抜かれると、そのシュートはブロックに当たるも威力は衰えずバウンドしながらも鋭いままゴールに突き刺さった!爆発するFC東京ゴール裏、ベンチに入れなかった選手(?)が雪崩れ、そこにピッチの選手達が殺到する。見事なゴール、ひとつのプレーとしても素晴らしいのだけど、そのプロセスに感心した。(実際の所はわからないけど)前半からしつこいぐらい繰り返したファー狙いのCKは間違いなくレイソルU-18の選手達の意識に刷り込まれていたはずで(しかも脅威として)、どうしてもファーに意識を置かざるを得ない状況になっていた。その状況での「変化」。ゲームの状況に置いても「変化」があり、その状況を捉えた上で彼らが下した判断はここしかないと言うタイミングだったのかも知れない。プロセスとして、非常にしたたかなゴールだったかなと。

*ビハインドのレイソルは、一つの武器である長身サイドアタッカーNo.25指宿を外してスピードタイプのNo.19鳥山を投入して、攻撃に出る。吹っ切れたような仕掛けや強引な長いボールからの攻撃でこじ開けようとするが、FC東京守備陣の集中力は途切れず。オープンな状況の中で走る姿勢も消えず、カウンターで追加点を狙うシーンも作るなど、先制点・数的優位というアドバンテージを最後まで感じさせるプレーで残り時間を使い切り、ゲームが終わった。

*正直なところ、もう少し良いところを出し合うようなゲームが見たかったのが本音。でも、タイトルの掛かったビッグゲーム、この期待は場違いなモノだったのかなぁ……と反省しました。とはいえ、FC東京U-18のパフォーマンスは優勝に値する素晴らしいパフォーマンス。僕は全クラではこの決勝が初めてで(正確に言えば準決勝の残り数分は見たけれど)プリンス以来だったけれど、チームとしての印象は変わった。以前も「ムービング」を意識しながら丁寧にプレーする意識を感じさせた良いチームだったけど、よりモラルとアイデンティティが協調されたように見えたかな。正直、ガンバの宇佐美であったり、レッズの原口、そしてうちの学くんのようなスペシャルな選手はいないと思う。ただ、全員が全員サボらない、労を惜しまない。だから、守備では常に良いプレッシャーが掛けて隙を作らず、より獲り方をした時に抜群の切り替えの速さとダイナミズムを生み出す。このモラルがこのチームのクオリティの源であり、最大の武器であり、そして強さだったと思う。で、印象に残ったのは、前半の良い奪い方から3人が全力で最前線に駆け上がるプレー。まさに象徴的なシーン、このチームらしさでありFC東京らしさを感じた。アイデンティティだよね、イケイケ。FC東京サポももの凄い盛り上がるし。正直な話、何で数ヶ月前に勝てたのかわからない……そして、どうしてこんな差が付いたのか頭を抱えt)ry……とにかく素晴らしかったです、おめでとう!

*で、レイソルU-18。残念、本当に残念。彼らがこのサッカーで勝つことには意義があったと思うからこそ(城福さんみたいだな……)、そして彼らのファンとなってしまったからこそ、残念。でも、彼らから学ぶことは沢山あると思う。ハードワークやプレッシング、トランジッションが協調される日本サッカーの中で、改めて大事なメッセージが、フットボールの近代化に伴って置き去りにされつつある要素が沢山詰まっていた。確かに勝利への最短距離ではないのかも知れないけれど、小さな要素をきっちりと見据え、突き詰めることがどれだけ大事か。アルゼンチンのトッププレーヤーを見た後だったから、特にそういう部分に敏感になっていたこともあるけれど、それを突き詰めてきたこそあれだけのクオリティとなって反映されていた様な気がしてならない。正直どことは言わないが(!)どっかのトップチームよりよっぽどフットボールに真摯に向き合っていると思う。基礎とも、ディティールとも言える要素だけど、そういう要素がもう一度見直す機会を与えてくれたレイソルU-18には本当に感謝したい。そして、このフットボールを残り数ヶ月突き詰めて昇華させて欲しい。

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*るーずぶろぐの中の人セレクション -全クラ版-

仙石廉(レイソルU-18/MF/No.8/MIP)→レイソルU-18の全てを司ったエレガントなコンダクター。上記でもかなり書いたけど、本当に素晴らしい選手。高い戦術眼、繊細で丁寧なプレーディティール、クレバーなボールレシーブアクションとポジショニング、広い視野と人が見えていないところを見つけるセンス、そして冷静と落ち着きを感じさせるメンタル。彼のプレーがレイソルU-18そのもの。もし、ノブリンがこのサッカーを評価せず彼を上げないのであれば、うちは真っ先に獲りに行くべきと120%の自信を持って言い切る。又見たい。

工藤壮人(レイソルU-18/No.9/FW/GoldenShoes)→華麗なフットボールを最前線で「支える」泥臭系CFW。豊富な運動量で顔を出し、腰を低く落として相手のコンタクトの圧力に耐える粘り強いポストで最前線に起点を作るプレーは、レイソルU-18のポゼッションの中では大きな役割を担った。僕は彼のゴールを1つしか見れなかったけれど、そのゴールはダイナミックに流されたボールを叩き込んだモノ。その気迫は彼のプレースタイルをよく表していたと思う。僕はエレガントで美しい選手が好きだけど、彼のプレーはとても好き。

三田啓貴(FC東京U-18/MF/No.14/MVP)→運動量・献身性・キック・ドリブル・ボールコントロール・ディフェンス、全てを高いレベルで兼ね備えたオールラウンドレフティー。特筆すべきはその運動量か、攻撃時の切り替えの速いプッシュアップからの攻撃参加、守備時の献身性、全てその運動量が基盤となって彼のプレークオリティに反映された。チャンピオンシップゴールは技術面での粋が発揮されたゴール、一寸先に相手をかわしたドリブルから素早く放った強烈なシュート、締めくくりに相応しいとても素晴らしいプレーだった。

田中輝希(三菱養和SC/MF/No.20)→再びのアップセット(と言っていいのかわからないけど)達成は、彼のゴールがなければあり得なかった。劣勢の展開の中で耐えてきたディフェンスが崩れて失点、一気に流れが行ってもおかしくない中で、独力で右サイドを打開し、素晴らしいドリブルシュートを沈めたプレーはまさに鮮烈。うちもかなり苦しめられたっけ……。伸びやかなスピードを活かした縦へのドリブルは大きな魅力、まだ1年生。

原口元気(レッズユース/FW/No.14)→既にトップデビューも果たしている逸材は噂に違わず。とにかくしなやか、スピードがありながらボールを柔軟に扱うドリブルは抜群の実効性、大きなシルエットを作るキレある切り返しはどんなディフェンスでも振られるだろうなぁ……。宇佐美と並んで今年のユース年代では最高級のタレントであることは間違いない。ボールレシーブアクションには改善の余地有り、それも宇佐美と一緒か。先が楽しみなタレントを初見と言うことで備忘録的に。

打矢和祈(コンサドーレU-18/DF/No.2)→Fマリノスユースを失意の底に突き落としたハードワーク集団の中でも強い光を放った右サイドバック。1vs1の粘り強さ、中へのカバーの意識などのディフェンダーとしての素養はもちろんのこと、何よりもアグレッシブなプレー姿勢。無為にスペースを与えるFマリノスユースのバランスの悪さを何度となく右サイドを駆け上がることで突き、コンサドーレのカウンターにダイナミズムを付随した。

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本当はびしっとまとめて書こうと思ったのだけど、書きたいことをバリバリ書いてたら全然まとまりませんでした。本当は初めてのJヴィレッジのことも書いたりしたかったのだけど……。

それにしても僕にとっては全クラは本当に相性が良い、良い試合一杯見れて、刺激受けまくり。

ということでここまで。来年も楽しみ楽しみ!

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*てか、一番残念なのはFマリちゃんなんだけどね。コンサのハードワークとは対極の緩慢なフットボールであっさりと逝ってしまった。でも過ぎたことを言ってもしょうがない、やり直すしかない。僕は選手達のポテンシャルを信じてるし、もっと出来ることを見ている。今はまず選手達が驕りを捨て、自信とモラルを取り戻し、「チーム」に再び戻るために出来ることをしよう。和田さん、頼むよ、まじで。

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August 03, 2008

際だつ存在感に見た確信 -from All Star 2008-

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高精度の長短のパスで攻撃を司り、危機と感じ取れば身を挺す。ピッチに立つJとKを代表する選手達の中でもその存在感は際だっていた。

今日のプレーを見て確信した。彼は左胸にヤタガラスのエンブレムの入った青いシャツに再び袖を通すべきだ。

刺激を加えながら理想に邁進する代表チームとは一線を画す存在なのかも知れない。彼のような選手を呼ばないことで主力選手への信頼の証としているのかも知れない。チームのスタイルを変えてしまう影響力のある存在を呼ぶことを恐れているのかも知れない。結果として、その価値を示しながらも代表監督は目を瞑ったままだ。

それでもきっと、彼の力が必要な時が来る。険しく、長く、厳しい戦いだからこそ、その時がきっと来る。

だからこそ、岡ちゃんに言いたい。

「小笠原満男を日本代表に!」

そんなことを感じたオールスターの夜。

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*と言うことで初めての日韓オールスター。負けちゃったー、しかもマリノスのせい。蹴る瞬間嫌な感じしたよー、何で小笠原蹴らないんだろうー、点獲りたそうだったテセに蹴らせれば良かったのにー、なんて考えたら見事に外したよー、タイミングずらすよりずばっと蹴ればよかったのにー功治。リトルマラドーナにちんちんにされて股抜きされたあげく、競り合いの時点で出遅れてPK献上かよー佑二。こんな所でまで負のスパイラル、ちくしょー。てか、ほんとすいませんすいません。

*ガチではないけど緩くもない……、不思議なゲームだったかなー。日韓戦と言えば血で血を洗う真剣勝負、なんだけどその毒気を抜かれて味気ない感じになっちゃった。もちろん勝ちたいという思いはあったと思うのだけど、オールスターと言うこともあって厳しいコンタクトとかは避ける傾向にあったと思うし……。試みとしては面白いと思うけれど、これなら国内でお祭りお祭りしてた方がいいかなぁ。来年はアウェイ。

*とはいえ、互いの特色が出て、興味深いゲームだった。日本は組織としての守備やゲームコントロールなどミッドフィールドでクオリティを見せ、韓国はカウンター気味に仕掛けていくプレーなどアタッキングエリアでクオリティを見せた。この辺はお国柄が現れていたと思う。てか、何で追加招集で巻を呼んだのかなー。速い選手が欲しかった、贅沢言えばジュニ、ヨンセンのこと考えれば杉本か玉ちゃん。縦の深みが生まれてバイタルを拡げることが出来れば、中盤の選手の技術力がもっと活かせたんじゃないかなー。ん、お祭りと言いながら結構勝負にこだわってるな、自分。

*てか、来年ドゥドゥやエドゥがJに来るんじゃないかと予測しているわけですが。僕的には左サイドバックのキム・チウが良い選手だなぁと以前から思っていて、Jで見てみたいかなー。ただ、うちには左は必要ないなぁ。

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2008 JOMO CUP AllSTAR SOCCER

J-ALLSTARS 1-3 K-ALLSTARS @ National Stadium,TOKYO
J-AllStars:67'Tulio.M.T
K-AllStars:37'Choi.S.G 57'p&60'Edu

J.League Official

J-AllStarsスタメン:GK楢崎正剛、DF駒野友一(→79'今野泰幸)、中澤佑二(→69'岩政大樹)、田中マルクス闘莉王、新井場徹、MF金南一(→65'阿部勇樹)、小笠原満男(→75'二川孝広)、中村憲剛、山瀬功治(→60'金崎夢生)、FWフローデ・ヨンセン、鄭大世(→72'巻誠一郎)

K-AllStarsスタメン:GKイ・ウンジェ(→81'キム・ヨングァン)、DFキム・ヒョンイル、キム・チゴン、イ・ジョンス、キム・チウ(→46'チョン・ギョンホ)、MFチェ・ヒョジン、チョ・ウォンヒ、イ・グァンウ(→68'イ・ドンシク)、チェ・ソングッ(→73'キム・ジンヨン)、FWラドンチッチ(→62'チョン・ジョグッ)、ドゥドゥ(→46'エドゥ/→81'チャン・ナムソク)

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と言うことで、一夜の夏のお祭りを経て、リーグ再開ですよー。その前にナビスコ準々決勝の2ndLegもあるし。ガンバガンバ。ここまでー。

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*今日は練習試合に行って、全クラ決勝!金曜日準決勝見たけど、レイソルユースのパスサッカーは一見の価値あり、仙石素晴らしいよ仙石。美しすぎて溜息しか出なかったモノ。ゾーンの完成度も高い、どっかの監督はよく見ておくように(ポゼッションは真似出来ないから見るな)FC東京U-18もムービングフットボールの完成度上げてバリバリ強豪を撃破してる様子。うちとやった時とは比べモノにならないぐらい強くなってるんだろうな、これまた期待。てか、レイソルのパスサッカーをどのように抑えるのか、凄い楽しみにしてます、倉又さん!とにかくめちゃ楽しみ。騙されたと思って足を運んでみて欲しいな、三ツ沢!夕方ならそれなりに暑さも収まるだろうし!1000円だし!(JFA後援会員の人はただ!)いいもの見れると思いますよ。

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