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April 19, 2008

比較対象外@J.League YamazakiNABISCO Cup GroupLeague Fマリノス vs アルディージャ

水を差すようで悪いけど、

4-0!4-0!4-0!

と浮かれるほどいいパフォーマンスではなかった。

ただ、相手が酷すぎただけ。

2008 J.League YamazakiNABISCO Cup GroupStage

MatchDay3/Fマリノス 4-0 アルディージャ @ ニッパツ三ツ沢球技場「比較対象外」
F.Marinos:3'OwnGoal 16'&52'ロニー 34'坂田大輔

Super Soccer

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF栗原勇蔵"打ち出のフィード"、中澤佑二、田中裕介"切り開け、五輪への道"、MF松田直樹、兵藤慎剛"動いて、裁いて、その先へ"、田中隼磨"もがけもがけ"、小宮山尊信(→78'山瀬幸宏"もっとどん欲に!")、山瀬功治(→66'清水範久)、FWロニー"覚醒"(→54'大島秀夫)、坂田大輔"開幕"

アルディージャスタメン:GK荒谷弘樹"頭の上はお留守ですかー"、DF西村卓朗(34'黄×2=赤)、丹羽大輝"洗礼"、村山祐介、田中輝和、MF土岐田洸平、金澤慎、片岡洋介、小林大悟(→46'内田智也)、FW森田浩史(→46'小林慶行)、ペドロ・ジュニオール(→74'青木拓矢)

桜も一段落した感じのある三ツ沢。平日ナビスコらしく客足は鈍かったが、スーツで駆けつける人たちも多く、試合開始時にはホーム側はきっちり埋まった(とはいえ6000人ちょっとは寂しいなぁ)特別な事というと、アップ開始時に「26」「17」「29」のゲーフラと共にオリンピックを目指す3人へのメッセージ段幕が。金曜日にオリンピック代表のトレーニングキャンプメンバーが発表されるだけに最後のアピール機会ということもあるのか。3人は何を思う。

そんなゲームのスタメン、Fマリノスはこれまでの3バックに戻したモノの、良い流れの継続という意味合いも込めてかほぼベストといえる陣容。ロペスがまだ戻れないようで、功治がトップ下、セグンドボランチに兵藤が入った。対するアルディージャは、週末に控える埼玉ダービーに向けて大幅にターンオーバー。GKは江角ではなく荒谷、バックラインは村山以外総取っ替え、中盤もチームの心臓である小林慶行がベンチ、トップもジェフ戦で2ゴールを挙げたデニス・マルケス、そして吉原がベンチを外れた。先々週のサテライトのようなメンバー。

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試合展開

リトリート+ゾーンという三浦スタイルからの脱却を計ろうとしているアルディージャは、このゲームもラインを高く設定しながらコンパクトな陣形を保ってゲームに入るが、試合開始早々急造ディフェンスラインが早くもミス。バックラインから飛ばされたロングフィードを丹羽がヘッドで跳ね返そうとするが、このボールが弧を描くように前掛かりとなっていた荒谷の頭を越えてそのままゴールに吸い込まれる。労せずしてFマリノス先制。狐につままれたかのように一瞬スタジアム全体が凍り付いたが、そのラッキーゴールにスタジアムが沸いた。丹羽が前に跳ね返せなかったと言うことはあるが、完全なるコミュニケーションミス、声を出していれば防げた失点。

その後も急造メンバーのアルディージャはバラバラで意思統一が取れず、ちぐはぐな戦い方。速いアプローチで追い込むも回りは連動せず、ゾーンを組むも浅いラインの裏を突かれ、そのロングボールを坂田・ロニーに簡単にキープされてラインを下げざるを得ない。Fマリノスは、ゾーンに責めあぐねるシーンこそ見られたが、余りに拙いロングボール処理の穴をどんどん突き、その形からあっさりと追加点を奪う。左サイドへのフィードを巧く身体を使ってキープした坂田が仕掛ける。突破こそならなかったが、粘ってサポートに来たロニーへ繋ぎ(相手のカット、かも知れない)、ロニーは左足一閃。コントロールされたシュートは荒谷の手をすり抜け、逆サイドのネットを揺らした。ロニーゴー!ロニーゴー!一発出れば変わる、と誰もが思っていたけど、その通りに結果を出してくれるとは。ストライカーの最高の栄養は自信、うん。

リードを広げたことで余裕のあるFマリノスは、攻めあぐねても焦れることなく、長いボールを織り交ぜながら攻勢。その中で左サイドのマッチアップでストロングポイントを握ると、コミーが西村を蹂躙。2枚目は少々シビアな判定だったが、結局34分にピッチを去ることになり、2天のリードに加え数的優位というアドバンテージまで得ることに。そしてその直後、セットプレーから、功治のインスイングのキックに坂田がゴールエリア付近でバックヘッド、これがふわっと浮き上がって中途半端なポジションの荒谷の頭の上を越えてゴールに収まり、3点目。これでゲームが決まった。坂田今シーズン初ゴール。

後半に入っても、ゲームのペースは変わらず。内田・小林慶行が入り、多少好転したかに思われたが、そんなところで又アルディージャのディフェンスにミス、勇蔵のバックラインからのフィード、丹羽とロニーが併走しながらボールを追うとロニーが先にタッチ、浮き球で前に突き進むが丹羽が何とか頭で触る、しかしこのこぼれにロニーが反応しており、処理に飛び出していた荒谷の鼻先で繊細なタッチでゴールに流し込んだ!これまたロニーゴー!ロニーゴー!ストライカーらしい、相手の隙を突くゴール。とはいえ、相変わらずのGKとディフェンスラインの連携のまずさ。

この後、ゲームは小康状態。Fマリノスは週末を見据えてロニー・功治を下げる余裕を見せるモノの、彼らが下がった後は攻撃が停滞。主導権こそ手放さなかったが、ロニー・功治がピッチを離れたことで攻撃のクオリティが低下、選手達もある程度スコアが開いていたこともあって、意識的には減退していたか。時折バイタルエリアでダイレクトパスが繋がるシーンなどは作ったが得点機には至らず。交代策として、オーシ・ジロー・幸宏を起用した理由として「もっと頑張らないとプレータイムはあげないよ」という若い子達へのメッセージだったのかも知れないけれど(こないだの練習試合は見れてないから……)、減退したプレーを見ていたらもっとギラギラした選手がピッチにいて欲しかったか。

結局ゲームはこのまま、ヒーローインタビューで何故かグループリーグ突破と言ってしまったインタビュアーは反省。とはいえ、これでグループの主導権を握り、又一歩突破近づいた。

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きっちりと勝ち点3を積み上げてグループリーグ突破に向けて一歩前進したこと。

坂田が今シーズン初ゴールを挙げて、ようやくストライカーとして開幕したこと。

ロニーの連発となる2ゴールで、ストライカーの本能が覚醒したこと。

怪我人や退場者など、次の試合以降に影響が出なかったこと。

良かった部分はそれぐらい、何となく中身の薄いゲームだった。

結果以上に説得力を持つモノはなく、4つのゴールとそれと同じ数の歓喜が生まれたこと。それは素晴らしいことだけど、プロセスなき結果に大きな意義はない。

だから、このゲームに関しては比較対象外。

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*大宮の事情もわからないではないし、うちが悪いわけでもない。ただ、巡り合わせとしてこうなってしまったことが残念だなーと。まー、4-0という大差で勝ち点3を得れた訳だから、他に何かを望むのは贅沢なのかも知れないけど………。

*プロセス、と書いたけれど、点差が開いたとはいえ、この日Fマリノスのサッカーがうまく回っていたか、機能していたかというと首をかしげざるを得ない。人数の少ない相手に対してどれだけ効果的なパスを繋げたか、レイソル戦のように流動的に動いて相手を揺さぶれたか、グループ戦術でフィニッシュシーンを作れたか、狙い通りの場所に狙い通りの形でボールを奪えたか、どのファクターを考えてもそんなに多くはなかった。まあ、長いボール一本で崩れてしまう脆弱なディフェンスだったから、そんなモノ必要なかったのかも知れないけれど、ああいう相手に対してもきっちりとしたサッカーが出来ることを示して欲しかった、というよりこれからもシーズンは続くわけで、チームとして目指す方向性をはっきりした上で前に進む努力をして欲しかったかな。

*で、この試合で気になったのは交代策ね。前半で3-0、しかも数的優位、週末にゲームがある、この条件から考えたら、もっと早く、そして大胆に動いて欲しかった。てか、なんでオーシ?なんでジロー?思慮遠望としてこういうゲームで結果を残して更に勢いに……なんて事を考えたのかも知れないけどさ、もうゲームをクローズし掛かっているピッチ内の選手を見たら、もっとギラギラした選手を入れるべきだったんじゃないかなーと。宏太やアーリア、乾に小椋、きっとギラギラしていたはず。あの状況でも使われないって事はそんなに信頼がないということ?無為に公式戦の数十分という時間を使ってしまったのは未来を考えると非常にもったいない。

*ま、勝ったし、4-0だから、あんまりぐだぐだ言ってもしょうがないんだけど。何となく興の削がれたゲームだったなー。ジャスティス、あそこで2枚目はないよ。

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まー、KYですよね、わかります。まー、いいや。今日は良いゲームになるといいなと、その上で勝つ。ま、どんな勝ちも嬉しいけど。とにもかくにも、次、次。

ということでここまでー。

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