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November 02, 2007

長谷川アーリアジャスール -past/present/future-

No.29 長谷川アーリアジャスール
Position:MF
Birth:1988.10.29
Size:186cm/70kg
Blood:B
ComeFrom:Fマリノスユース

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[これまで]

開幕戦、その栄えあるスターティングメンバーの輪の中には背番号29の姿。そして、卓越した技術と感覚で勝利に繋がるアシストを記録、チームも勝利を飾り、まさに絵に書いたような理想のデビューを果たす。得意のドリブルこそ多くは見られなかったものの、恵まれた長躯、しなやかなボールタッチ、抜群のセンスには未来を感じさせ、新時代のセグンドボランチの未来は明るいかに思われた。

しかし、ユース時代から悩まされてきた怪我が彼を襲う。ダービー直後に左足の骨を折るという不運に見舞われ、つかみかけていたレギュラーの座はもちろんのこと、メンバーに食い込んでいたワールドユースの出場も諦めざるえないことになってしまった。

チームが最も欲していたポジションの期待の星の[これまで]は、余りに悲哀に満ちたモノだった。

[いま][これから]

大きな怪我を負って7ヶ月、彼はいまだにこの怪我に悩まされる日々を過ごしている。夏に待望の復帰を果たしたモノの、再び負傷箇所を痛めて、再度離脱の憂き目あってしまったからだ。彼がこの再離脱で味わった落胆は計り知れないが、今も復帰に向けて懸命なリハビリを続けている。

復帰まで秒読み段階となっているようだが、シーズンも残り少なくなった今、焦る必要はどこにもないだけに、夏の再現が繰り返されないように完治した形で戻ってきて欲しい、それが彼に今望む唯一のことかも知れない。

見据えるは来シーズンということになるだろうが、この怪我の副産物に期待したいところ。確かにプレーから遠ざかり、苦しい時期だったと思うが、見方を変えれば、じっくりと上半身を中心にフィジカルトレーニングは積める時間があったとも言える。恵まれた体躯を持っているとはいえ、まだ心許なかったフィジカルの強化は必須。そういう意味では、この苦しい時期がアーリアにとってプラスになってくれたらな、という淡い期待をしている。

そして、もう一つはサッカーに対する希求感、飢餓感とでも言えるかな。もちろん、ブランクは重い。感覚的な要素の狂いもあるだろうし、これまで培ってきた技術を思い出す作業は、ストレスを伴うと思う。ただ、復帰を果たした彼の中にはとても大きなモチベーションが生まれるはず。彼のように神様に微笑まれた選手が心底サッカーに対してどん欲になったとき、持っているポテンシャルは一気に開花するのではないかと思ったりもする。心底サッカーをしたい、そんな気持ちが彼の復活と開花のよりしろになってくれたら、とても幸せなことなのではないかなと。

たらればは意味のないことかも知れないが、彼がポジションを掴んでいれば、怪我さえしなければ、功治はもっと点を獲っていたかも知れない、針が振り切れるような波の荒いチームにはなっていなかったかも知れない、現状のような淀んだ気持ちにはならなかったかも知れない、と思ったりする。もちろん、チームが抱える構造的な欠陥や恒常的な課題は一つの才能の力で解消されるほど浅いモノではなく、そんな無責任な期待は彼にとって迷惑なだけかも知れない。ただ、僕は彼の抜群の技術とボールキープがビルドアップに大きな問題を抱え続けるチームを救うに充分な可能性をもっていると思うし、変幻自在でテクニカルなドリブルは閉塞感に苦しむアタッカーたちの警戒を解く福音になりえるのではないかと考えている。それこそ、確信に近いレベルで、ね。

エレガントかつアグレッシブな新時代のコンダクターの一本立ちはFマリノス復権の必須要素。皆がアーリアを待っている。

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と言うことで、第3弾はアーリア。部分合流を果たしたという風の噂を聞いて、ちょっとテンションが上がったりしました。でも文中でも書いた通り、本当に慎重に、再発の可能性の限りなく低い状況になってから復帰して欲しいなーと。本当にサッカーしたいだろうから、その辺の加減もおかしくなってる可能性があるしね。

反応が余りに薄いことが寂しい訳で、もしかしたら不評かなーと思ったりしてるのですがいかがでしょ?もっと辛辣なモノの方がお好みかしら?ま、気の向くまま、風の吹くままやっていくので、どうぞお付き合い下さーい。ではここまで。

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Comments

グラサポですがいつも楽しく見ています。
今はRSSリーダーなどでブログを読む人も多いと聞きますし、圧倒的な筆量の前に、こんな短いコメントで済ませていいのか悩んでる私と似た人もいるかもしれませんw

鞠さんは乾やアーリアや水沼Jrなどなど、煌めきのある若手がいていいですね。一人のサッカーファンとして、彼らのほどほどの成長に期待しています。ですので、彼らの現状を知る上でとても興味深かったです。

Posted by: tk | November 02, 2007 at 02:34 AM

ご無沙汰しております。
うえしんです。

<反応が余りに薄いことが寂しい訳で、もしかしたら不評かなー
とんでもないです。自分はワクワクしながら読んでいます。

実は乾のときに文章書いたんですが。
余りに偏った主観(要は乾大好きって事で)
で、こんなん読まされてもいたさんが、めいわく
かなぁーと思い送るのやめました(ワラ)

僕は大好きな企画ですので是非是非続けて欲しいです。
ではでは又よらせていただきます。

Posted by: ueshin0721 | November 02, 2007 at 02:24 PM

tkさん、はじめまして。

確かに、全文配信をしていますので訪れない人もいるのでしょうけど、なんだかんだいって反応がないと寂しいモノで(苦笑)何かを思って頂ける、考えて頂けるような文章を書きたいなと思っているので、これからも精進していきたいと思っています。

乾、アーリア、宏太にしても素晴らしい才能を持っている選手で、その成長の過程を見ていけるのは観戦冥利に尽きることです。もちろん、それは他のチームの選手でも同じ事で、年に数回しか見れていなくても、それを感じると嬉しかったりします。

グランパスで言うと、吉田麻也の成長に期待してたりしてます。彼はとてもセンスを感じますし、体も大きいので、今後どのようになっていくのかは楽しみ。藤田の影響を受けて、プロらしいプレーヤーになってくるのではないかと思っております。

ではでは、又よろしくお願い致します。

Posted by: いた | November 04, 2007 at 01:46 AM

ueshin0721さん、こんにちわー。

まず、乾の所のコメントお待ちしてます。
読ませて下さい、お願い致します。
僕もあくまでも主観で書いていますから、困ったりしないですよー。

はい、これからも続けていくつもりです。ルーキーだけじゃなく、サテ暮らしの続いている選手、若い選手もとり上げていこうかなーと。少しずつですが、お付き合い頂ければと。

ではでは、又よろしくお願い致します。コメントありがとうございましたー。

Posted by: いた | November 04, 2007 at 01:49 AM

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