« Repeat Defeat@J1 第27節 Fマリノス vs アルディージャ | Main | no more same error,again@J1 第28節 FC東京 vs Fマリノス »

October 05, 2007

世代交代の風、再び。

00020136b

世代交代を謳い、大粛正を断行した冬。

そして、その看板にそぐうように長谷川アーリアジャスールが開幕スタメンで決勝アシストという華々しいデビューを飾り、乾貴士、斉藤陽介もそれに続いてデビューを果たした春、世代交代という謳い文句には嘘はなかった。ただ、現状ではどうだろう。

チームの根幹となるハードワークを担うのは酸いも甘いも噛み分けた清水範久・吉田孝行、バンディエラの存在感を示すように復帰を追い風に変えた松田直樹、年々成長を遂げて今や欠かせないアンカーとなった河合竜二、覚醒の時を迎えたポストワーカー大島秀夫、そして不遇の時を迎えて真の力を発揮し続けるエース山瀬功治……、今のチームに世代交代の風は吹いていない。

実際のところ、即戦力ルーキーとして期待の高かった小宮山尊信が日本代表候補まで登り詰めてチームでも左サイドバックのポジションを掴み、長き潜伏期間を経てようやく芽吹きの時を迎えた山瀬幸宏がトップで足場を固めつつある事を考えれば、必ずしも実りがなかったわけではない。

でも、まだ足りない。チームが生まれ変わるために、世代交代の風が足りない。

さあ出てこい、新世代のスター達。

-----------------------

*エルゴラの乾のコラムを読んで、ちょっと書いてみたくなった若手台頭の話。正直、今は絶好のチャンスだと思う。一つで上を、そして何かタイトルを、というのはあるけれど、降格がなくなり、せっぱ詰まった状況ではないのも事実。起用する方も踏ん切りの付きやすい時だと思う。だからこそ、今、出てきて欲しいと思う。

*ただ、与えられるものじゃない。そして、その壁が厚いのも事実。技術や才能では劣るどころか上を行くかも知れないけれど、今トップグループを構成している選手達とは経験は言うまでもなく、フィジカル、戦術理解、相互理解、ピッチでの察知、自らを出す"表現"の術などではまだまだ差がある。そういう意味ではこういった差に目を瞑っても起用したいと思わせる煌めきが必要なのかも知れない。

*で、個人の話。やはりその一番手となるのは乾になるのかな。ハヤヤが「サーカス小僧」と表したのは言い得て妙。抜群のアイデアを表現出来る高い技術、そして自らの武器である流麗かつスピーディなドリブルワークは間違いなく天賦の才。ただ、それを仕上げる部分では足りなかった。ドリブルで抜いて、ターンで相手をいなして、そこまでは今のマリノスの選手達の遙か上を行く実効力、しかしその先に何を生み出せるか、それが乾の問題点。ま、それを乗り越えつつあるようで、ようやくトップでの出番も回ってきそうとのこと。個人的にはしっかりと目的意識を持ってプレーして欲しいと言いながらも、野洲でやっていたときのように即興的にやってくれればいいかなー。周囲との理解が取れてくれば、大きな武器になる。チームにとって引いた相手を崩せないと言う課題が乗り越えられない中で、自分の武器でチームの危機を救うようなことがあれば、彼は間違いなく自分の場所を築き上げることが出来るはず。臆せず、自分を表現して欲しいな。

*そんな乾を尻目に、少々厳しい立場に立たされているのが狩野。これまでは何度かチャンスを得て、覚醒の小さなきっかけを掴んだかなと思ったら、イマイチ吹っ切れずと言う感じを繰り返し。その中での噂される「怠慢」。乾が台頭してきたら、一番煽りを食うのは狩野だと思うし、そういう意味では最も危機感を持ってプレーして欲しい。はっきり言ってサテでプレーする選手じゃないんだから(レベルの差は明らか、判断力・周辺察知・技術・落ち着き……)、そろそろ殻を破って欲しい。精力的な姿勢を持ち続けること、良いパフォーマンスが出来たときの感覚をなくさないこと、長い時間出せるようになることなどなど、こういったことが出来れば、絶対に殻を破れるはず。日産で魅せた柏戦みたいな魔法のようなプレーが出来るんだから、ここで終わっちゃいけない。開幕から、いや、昨シーズンから、ずーっと覚醒して欲しいと期待しているんだから。

*あとは最近全く報を聴こえてこない陽介と怪我で苦しい時期を過ごしてるアーリアも顔を出して欲しいなー。アーリアは長期離脱後に再び負った怪我が長引いてるらしくて、まだリハビリ生活みたいだけど、チームスタイルに足りないモノを持ってるプレーヤー。ボールを持てる、ボールを引き出せる、低い位置での質を加えることが出来るし、あの素晴らしいボールキープとドリブルは魅力的。アーリアがチームで存在感が出せれば、功治はもっと生きる。陽介はどうしちゃったのかなー。鰻やジローに押し出されちゃった形なんだろうけど、彼が目指すべきは点を獲ることだと思うし、自分の良さを押し出す形のはず。それを発揮するためには判断力と技術の質。裏に抜けるのか、足元で受けるのか、そしてポジショニング、色々考えながらプレーして欲しいかな。今のプレッシングスタイルには絶対フィット出来るプレーヤーだから、何とかチャンスを引き寄せて欲しい。

*後はマイク!こないだの試合は良かった。自分の高さをようやく試合の中でも発揮出来るようになってきたし、ダイナミックなフィニッシュとかもあって、ああいうのを常に出せるようにして欲しいかな。後は身体を使ったプレー。しっかり相手をガードしてボールを受けて、裁く。肉体的な強さは一朝一夕に行かなくても、身体の使い方、頭の使い方でもっと良くなる。特にポストワーカーに重要なのはボディシェイプ。その辺こだわって欲しいかなー。

*そうそう、アマノッチと裕介も頑張れ。アマノッチはここのところ頻繁にベンチに入るようになって、こないだ久々に出場機会を得たけど、存在感を発揮するには至らず、だったかな。運動量はもちろん、クロスやシュートと言ったボールを蹴る技術は高いから、その前の段階でミスを減らしていくこと。隼磨脅かして欲しい。裕介は今こそ頑張り所。怠慢疑惑が掛かってるけど、コミーが壁にぶつかっているだけに、コミーにないモノを掴めばチャンスは出てくるはず。それは後方からのビルドアップであったり、守備の質であったり。突破のキレは裕介もあるわけだから。頑張れ頑張れ。

*ハヤヤもなるべく若い選手を使うという意識を再び持って欲しいかな。無理にとは言わないけど、流れを変えたい時に起用するなら実績ではなく可能性に賭けてほしい。結果だけにこだわる時期じゃない。ナビスコは別にしても、ね。

*新加入の若い選手達も次々発表されてるねー。梅井はまだ見たことないから何とも言えないけど、でかいだけでも大きな可能性。うちはポジション的に層が厚いから焦らず、強くなってね。で、宏太と金井。彼らは何回か書いたけど、すぐにトップの練習に参加するみたいだし、サテにも帯同する様子。サハラがどうなるの?と言うこともあるけど、来期の開幕に向けてアジャストしていってくれればと。宏太も金井も絶対にトップでやれる。

-----------------------

とにもかくにも、一人でも多く、覚醒してトップチームに絡んできて欲しい。それが次の試合、来年、そして将来に繋がると思うからねー。頑張れ、超頑張れ。ということで、ここまでー。

-----------------------

*正直明日はナイトゲームが良かったなー。高円宮見に行けないよー。覚醒傾向の原口がいるレッズがプリンスの順位決定戦からどう変わったのかとか、お気に入りに入った大前も又見たかったし、サンフレのダイナミズムフットボールとグランパスのタクティカルなフットボールの対峙も気になるんだけど、さすがにマリの試合をすっ飛ばすわけにはいかないからねぇ。決勝は行くよ、てか、3決とかもやって欲しいんだけどなー。

|

« Repeat Defeat@J1 第27節 Fマリノス vs アルディージャ | Main | no more same error,again@J1 第28節 FC東京 vs Fマリノス »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/77106/16671112

Listed below are links to weblogs that reference 世代交代の風、再び。:

« Repeat Defeat@J1 第27節 Fマリノス vs アルディージャ | Main | no more same error,again@J1 第28節 FC東京 vs Fマリノス »