« 一年越しの恋人 -日本代表、欧州遠征メンバー発表に寄せて- | Main | Let's La 高円宮杯!!! »

September 08, 2007

酷な現実、悲観のない未来@FIFA U-17 WORLDCUP GroupLeague まとめ

00025722b

浴びせかけられたシュートは2戦合計40本、それだけ厳しいゲームを強いられた。ナイジェリア戦ではどうしようもない程の圧倒的な力の前に屈し、フランス戦では一瞬のエアポケットに陥った。

圧倒的な力量差を見せつけられて屈した現実は余りに酷なモノだったかも知れない。でも、この経験が血となり肉となる。そんなに悪い事ばかりじゃない、悲観するばかりじゃない。

そして次の舞台へ、いつか来るリベンジのために。

FIFA U-17 WORLD CUP KOREA 2007 GroupStage

Group D/Japan U-17 3-1 Haiti U-17 @ Gwangyang Soccer Only Field,GWANGYANG
Japan:42'T.Okamoto 80'H.Kawano 84'Y.Kakitani
Haiti:71'J.Guemsly.J

FIFA.com

-----------------------

Group D/Japan 0-3 Nigeria @ Gwangyang Soccer Only Field,GWANGYANG
NIGERIA:21'G.Oseni 31'&82'M.Chrisantus

FIFA.com

-----------------------

Group D/France 2-1 Japan @ Gwangyang Soccer Only Field,GWANGYANG
FRANCE:68'S.Mehamha 70'E.Riviere
JAPAN:45'Y.Kakitani

FIFA.com

アグレッシブに、スピーディに、そして連動して相手を崩すフットボールは、世界トップクラスの相手を前には表現出来なかった。そして日本で、アジアで眩いばかりの煌めきを放った個の才能も完全に封じられた。そしてアジアの比ではない身体能力、技術、スピードに、圧倒され、攻められ続け、撃たれまくり、そして破綻した。これが突きつけられた現実であり、受け止めなければならない現実でもある。

でも、僕はこれで良かったと思う。もちろん結果を出して欲しかったし、自信を持って帰ってきて欲しかったのが本音。ただ、このチームが怯えて縮こまり、よそ行きのサッカーをせず(結果として押し込まれた事は別にして)、自分達でやろうとしたことを表現しようとした結果として、こうなった事に関して非難をするつもりは全くない。城福さん含めてね。やろうとして出来なかった、その否定は決してネガティブなモノだけではないと思うからだ。

ナイジェリア戦。彼らの脅威であった身体能力は余りに圧倒的でインパクトがあったけれど、彼らの技術レベルの高さ、組織としての質の高さ、そういった要素でも明らかに差があった。一つ一つのパススピード、それを正確に柔らかく止めるコントロール、単純なスピードだけではないトレーニングされたオフ・ザ・ボールの動き出しの早さと正確さ(速いパススピードの中で次の流れをイメージした動き出しを起こす、サポートアクションであったりダイナミズムアクションを起こす)、そしてロストの後の切り替えの早さとアプローチの本気度。本来こういった要素で世界との差を埋めていこうとしたチームがこういった要素でも後塵を拝していることを考えれば、日本がすべき事はまだまだあると思う。

そして、フランス戦。完全にゲームを掌握されながらも、しっかりとグループで、個人で対抗し、踏ん張ることが出来ていた。しかし、一瞬の隙での2失点。これが何を表すのかと言えば、日本の選手とフランスの選手のサッカーに対する造詣の違い。日本からしてみたら「エアポケットに嵌った」「気落ちした」そんな現象が起きたということで次は集中しよう、で済ましてもイイかも知れない。しかし、フランスの選手達はその隙を見逃さずに一気に畳み込み、そして数分の間に逆転に持ち込んだ。もっと言えば、ショッキングな失点の後にもすぐに精神的なリカバリを果たして(ハーフタイムを挟んだけど)、後半の猛攻撃を生んだし、日本のように続けざまに失点を重ねるような弱みを見せなかった。フランスが酸いも甘いもかみ分けたフットボールネーションであり、プレーヤーもリーグ・アンでトップデビューを果たしているプレーヤーが揃っていた。そんなところに若い選手達であろうと内面的な要素が成熟しているのかも知れない。そして、日本のフットボールはまだまだ歴史はまだまだ浅く、様々なモノに縛られていて、成熟するには環境が揃っていない。でも、これも学べることである。

世界との対峙の中で、まだまだ上積み出来る部分、しなければならない部分というのが沢山見えたと思う。そして、その課題を解決出来たとき、日本はもっと先に進めるのではないかな。ナイジェリアのパススピードが日本にもあったら、もっと日本は自分達が表現しようとしたことを表現出来ていたと思うし、フランスの選手達に芽生えていた内面的な成熟がなされていれば、次に同じような状況に立たされたときグループリーグを突破出来る。そう考えたら、この余りに厳しい現実も素直に受け止められる。

僕は日本の選手達が持っている才能を信じている。足りない部分を補い、持っている才能を磨けば、もっと良い選手になると思うし、世界と伍していけるプレーヤーがどんどん出てくると信じてる。そして、今度こそ表現しようとしたことが表現出来るような力を備えることになっていくと思う。だからこそ、この厳しくて酷な現実を受け止めて、更にうまくなって欲しい。

そして、次の舞台はすぐそこに迫ってる……(伏線)

つづく。

-----------------------

*代表戦?まだ見てないから、もう少し待って下さいな。ちなみに後二時間後にもう一個更新するから、それくらいになったらF5アタックを仕掛けてみて下さい(笑)

|

« 一年越しの恋人 -日本代表、欧州遠征メンバー発表に寄せて- | Main | Let's La 高円宮杯!!! »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/77106/16379997

Listed below are links to weblogs that reference 酷な現実、悲観のない未来@FIFA U-17 WORLDCUP GroupLeague まとめ:

« 一年越しの恋人 -日本代表、欧州遠征メンバー発表に寄せて- | Main | Let's La 高円宮杯!!! »