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July 08, 2007

連勝!突破!@U-20 WORLDCUP GroupLeague vs コスタリカ

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連勝!突破!リーグで培ってきたモノ、そして大会で得た勢い、全て嘘じゃない、さあ、勢いノってけ!

U-20 WORLD CUP CANADA2007 GroupStage

Group F/Japan 1-0 CostaRica @ Royal Athletic Park,VICTORIA
Japan:67'A.Tanaka

Sports Navi

U-20日本代表スタメン:GK林彰宏、DF内田篤人"バンビの苦悩"、槙野智章"赤トサカの幸運"、福元洋平"しっかり!しっかり!"、安田理大、MF青山隼、柏木陽介(→90'森重真人)、田中亜土夢"値千金の連続性"(→80'藤田征也)、梅崎司"決定機を生み出す特別な男"、FW河原和寿(→76'青木孝太)、森島康仁

初戦はノリで欧州予選2位のスコットランドを飲み込んだ"ビリー世代"なユース代表。これまでの閉塞感が嘘のような躍動的なフットボールを見せたことは正直驚きもあるが、リーグで見せる高い能力を考えればそれがフロックではない事も又事実。初戦で得た勢いそのまま、スタメンもそのまま、一気にグループリーグ突破を決めたいところ(じゃなきゃ、ディフェンディングチャンピオンであり、若年層代表では絶対的な強さを発揮するナイジェリアとのゲームにグループリーグ通過を委ねなければならなくなってしまうし)

そんな2戦目の相手は、この世代のチャンピオン・メキシコの後を追う、中南米の雄コスタリカ。中南米独特のテンポとテクニックに融合するゾーンディフェンスはナイジェリア相手にも真っ向から組み合って良い勝負、日本にとっては掴みづらい敵か。

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試合展開

どちらも相手を見極めながらも、自分たちの持ち味を出そうとする立ち上がり。コスタリカは真面目なゾーンによる守備から持ち得る技術を発揮して局面打開をすることを狙い、日本は守備では局面での粘り強い応対と機を見たパッキング、攻撃では早いサポートとテンポの良いボールムーブという機動力を活かしてのプレーを目論む。そんな力比べで序盤は拮抗。その中での初めての得点機はコスタリカに生まれる。シンプルに右サイドに深い位置に使われる事で深い位置に起点を作られると、一度戻された後にふわっとしたボールをボックス内へ。このボールが変化した事もあって対応を誤ってしまうと、ペレス(右サイドの中盤)がダイヤゴナルにボックス内に走り込んでを御しながらボールを収めて、近距離からのシュートへ繋げる。このシュートは林の対応をすり抜け、ゴールに向かうものの僅かに枠をそれたことで助かったが、改めてコスタリカの選手達の持ち得る技術と巧さに危機感を感じたシーンか。

このチャンスから流れはコスタリカに。4-4ゾーンに対して手をこまねき、突破口を見いだせない日本に対して、ポゼッションを支配すると、サイドに起点を作り、個々の技術と積極的なサイドバックの上がりを活かして日本を押し込む。そんな流れに精神的にも御され始めたのか内田や安田にもミスが生まれるなど、余り芳しくない状態に。このチームの、いや、ここ最近の年代別代表の課題である「ペースを失ったときの対処、流れを引き戻す術」という部分が問われた。

ただ、その中で光ったのは日本の運動量と森島のポスト、そして勇気だった。勤勉に走る事でスペースを埋め、又パッキングを仕掛けて相手の攻撃を凌ぐ、森島が相手のプレッシャーに屈せずにポストワーカーとしてボールを収める事で起点を作り、そこにサポートしてサイドに展開という形で攻撃を形どる。その土台を支えたのはディフェンスライン。裏をシンプルに狙ってくるアタックに対してずるずるラインを下げず我慢することでコンパクトな距離を保ち、柏木や内田の押し上げを後押し。こうして劣勢をはね返すと、終了間際には田中亜土夢が機転の効いたターンからフィニッシュを見せるなど、後半に向けての希望を繋げた。

後半に入ると一進一退。比較的オープンな展開になる中で両チームのアタッカーがゴールに近づく。疲労と言うよりも、どちらも積極的に前に出た結果として、後方のスペースが生まれ、そこを付き合った結果としてのオープンな流れと言えるか。その中で日本の日本らしいプレーがゲームを突き動かす。

右サイド高い位置でボールを収めた田中亜土夢が森島へ楔を入れると、森島はすぐさま左サイドへ展開、これが梅崎に渡ってボックス内に突入。深い位置まで切れ込んで鋭い低いクロスを供給すると、ファーに飛び込んだのは楔を入れた田中亜土夢!フリーでこのクロスにインパクト!しっかりとゴールに突き刺して日本が先制点を奪った!楔→ポスト→局面打開→フィニッシュという綺麗な流れを表現したプレー、森島のテンポの良い裁き、それを可能にした梅崎の速い動き出しと精度の高いクロス、そしてひとつのプレーで終わらずにしっかりとゴール前まで入ってきていた田中亜土夢、良いプレーだよ、素晴らしいよ。そして、くだらない人種に怒られた事で封印されたビリーパフォーマンスの代わりに表現されたモノはサムライ的なパフォーマンス。うーん、やっぱりビリー&ウェズレイがいいなー、勢いがあるし。

これでリードを奪った日本だったが、この後は厳しい展開。前線の選手をフレッシュにしてきてビハインドを取り返そうとするコスタリカの攻勢に晒される事に。福元、内田の裏への対応の甘さもあって危ういシーンが生まれたり、一つ一つの軽いプレーが自分たちの首を絞める事に。しかし、それでも水際で何とか踏みとどまり、ロスタイムのCKからの危ういピンチも林の正面でしっかりとセービング。長いロスタイムを経て無失点でゲームを締めて、グループリーグ2連勝!(歴史初)早々にグループリーグ突破を決めた。

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まー、コスタリカのゾーンディフェンスやらテクニックに少々苦労してたけど、それでも我慢しながらチャンスと見るや前に出てゴールを狙いに行ってた事を考えても、全然腰は引けてない。こういう姿勢が続いているのが何よりだね。2連勝が今までないというのは少々驚きだけど(ま、ナイジェ世代も初戦やられてるからねー)、すっきり決めて、決勝トーナメントに向けてコンディションを整えて望める事を含めて、凄い価値のある勝利だった。

実力的にはかなり拮抗していて、どっちに転んでもおかしくないゲームだと思うし、どっちかっていったらコスタリカの方が良いパフォーマンスをしていたと思うので(日本は小さいにしても細かいミスが目立った)運に恵まれた側面もあると思うのだけど、それでも勝てた事を考えれば、日本に風は吹きつつある、短期トーナメントを考えればそれも又意味のある事。

ま、プレーディティールに関しては色々言いたい事はあるけれど、(福元を中心に妙に見切りが早い事で無駄にピンチを招いてしまった事とか、2トップの距離感とゾーンディフェンスの中での存在証明とか(動き出し、と言えるかな)、決め打ち的なサイドバックのポジショニングとか(内田の位置は高すぎる、ポジティブな要素でもあるのだけど(起点になれていたし)走れる選手なのだから後ろからタイミングを見て上がって欲しかったかな)、その他様々なリスクフルな細かいミス)、ま、勝ったからいいや。この勝利が選手達には更なる自身になると思うし、良い経験にもなっているはず。振り返るのは今じゃなくていいよ。今は、この勢いに思いっきり乗って欲しい。

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もう既に今日か、ナイジェリア戦。疲労も気になるこれまでのスタメンから大幅にメンバーを変えて望むみたいでこれまた楽しみ、マイククルー?とにもかくにも彼らにとっても大きなチャンス、ナイジェは強いけど、しっかりと挑んで何かを掴み取って欲しいな(僕はリアルタイムでは見れないけど)とにもかくにもチャレンジ、だよ。びびっちゃだめだよ!頑張れ、超頑張れ。と言う事で今日はここまで、アトムわっしょい!

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Comments

いや~このチームのサッカーは楽しいですね。昨日のナビスコ東京戦を見ながら、この躍動感の違いはどうしてだろう、と考え込んでしまいました。。次のチェコ戦も、この流れで勝ってほしいですね。

マイクは帰ってきてから超練習が必要です。

Posted by: mone | July 09, 2007 at 11:47 AM

moneさん、こんにちわー。

ま、そこは比べちゃいけないところかもしれないです。決勝トーナメントからはシビアなゲームになる事が予想されますけど、それでも恐れずにどんどんチャレンジして欲しいなと思っています。自分たちの力を発揮してこそ、このチームは強いと思うので。

マイクは次のチャンスに頑張って欲しい……ですが来るかなぁ……。

ではでは。

Posted by: いた | July 10, 2007 at 01:50 AM

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