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May 06, 2007

挑戦者が得た「確信」@J1 第9節 Fマリノス vs フロンターレ

この2年間の過程は正反対。

昇り竜の如く、様々な過程をクリアしながらJの頂点めざし昇り続け、僕らが挑戦しても届かなかった未踏の地に辿り着こうとしている一方、頂点から転げ落ち、光も見えぬまま、Jの深部でもがき続けているもう一方。

きっと、この2クラブに思いを馳せるとき、誰もがこう思っただろう、「立場逆転」と。

でも、それで構わない。再出発を遂げたチームには挑戦者が似合う。そして、挑戦者らしくもぎとった勝利、価値のある勝利だ。

2007 J.League Division1 第9節

Fマリノス 2-1 フロンターレ @ 日産スタジアム「挑戦者が得た「確信」」
F.Marinos:4'大島秀夫 66'山瀬功治 Frontale:77'マギヌン

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本哲也"誕生日おめ"、DF田中隼磨"開眼"、栗原勇蔵"負けました"、中澤佑二"頼りになる男"、小宮山尊信"コミー素敵だよコミー"、MF吉田孝行"RunRunRun!"、河合竜二"久々対伯決戦兵器"、山瀬功治"エースってやつ"、山瀬幸宏"鈍く輝く献身性"、FW大島秀夫"山脈キラー"、坂田大輔"献身性だけじゃなくて、決・め・な・い・と!"(→88'斉藤陽介)

フロンターレスタメン:GK川島永嗣"ねぇ、意識してたの?水野のFK、ねぇねぇ"、DF箕輪義信"可哀想な人"、寺田周平、伊藤宏樹、MF河村崇大(→60'佐原秀樹)、谷口博之、森勇介、村上和弘(→68'黒津勝)、マギヌン、FWジュニーニョ、鄭大世(→84'久木野聡)
ベンチに僕だけのまーくん凱旋

ゴールデンウィーク唯一のホームゲームは好天にも恵まれ、当日券を求める人・人・人。対戦相手のふろん太サポも多く詰めかけ、日産スタジアムは久々に30000を越える観衆を飲み込んだ。

そんな中での両チームのメンバー、注目を集めたのはフロンターレの二枚看板、中村憲剛と我那覇だったが、両名とも前節に引き続き中村憲剛は首痛により、我那覇はドーピング問題で出場を自粛と欠場となった。その結果、前節同様ボランチには河村、トップには鄭大世が入る形。Fマリノスはここの所結果の出ているメンバーを全く弄らず。互いにメンバーを固定傾向のある起用が目立つだけに蓄積疲労によるコンディションの状況が気になるところか。

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試合展開

この2試合同様、前線から執拗なフォアチェックを始動点にしたプレッシングを見せるFマリノス。そのプレーへの意識がいきなり先制点を呼び込む。哲也のロングフィードが最前線へ、一度ははね返されたモノの、吉田がセカンドボールをヘッドで送り込むと、このボールに対して箕輪が周囲の確認をせずにヘッドでGKに戻そうとしたところで、バックパスを予測して箕輪の視野の外から飛び込んできたオーシが飛び出し、前に出てきた川島にも怯まず交錯寸前の所でヘッドで押し込む!このヘッドが川島の頭上をすり抜けて決まり、開始4分で先制点をかすめ取った。箕輪を含めたフロンターレDF陣の軽率さといったらそれまでだが、オーシ自身バックパスを予測しイメージを膨らませていたようで、彼の中にフォアチェックへの高い意識が植え付けられていることを示したゴールだった。

この直後のキックオフでもミスをした箕輪に対して坂田が猛烈にプレッシャーを掛けるなど、強烈なプレスでフロンターレに余裕を与えないFマリノス。一つのアプローチでボールの流れを淀ませ、奪えるチャンスと見れば素早い収縮で一気にボールを奪いに掛かり、逃げのロングフィードは佑二・勇蔵ではね返し、セカンドボールにも相手よりも速く反応してマイボールにする。ここ数試合続く相手を飲み込むようなサッカーで一気にリズムを握ると、その勢いのまま追加点を取りに行く。代表まで上り詰めた森を向こうに回しても積極的な攻撃参加が目立った小宮山が中に切れ込んでミドルシュート、功治が3人に囲まれながら抜群のキレで局面を打開してボックス内に突入し、川島の逆を突く強烈なアウトサイドのシュートと、ポストに阻まれたものの可能性のある攻撃を展開し、スタジアムを沸かせる。

対するフロンターレは、きついプレッシャーになかなか余裕を持って攻撃構築することが出来ず、なかなか高い能力を持つアタッカー達が仕事出来るシーンを作り出せない。森のスピード溢れる局面打開が唯一可能性を感じる形だったが(その中でファーストシュートとなった鄭のヘッドを引き出したのも右サイドから。クロスを上げたのは河村だけど)、それも中澤を中心としたFマリノスディフェンス陣を脅かすには至らず。結局Fマリノスの勢いは衰えず(特に左サイドからチャンスを生み出された。コミーのアーリークロスからオーシのダイビングヘッドやオーシのポストから縦に抜けた功治が正対した状態からエンドライン際をこじ開け坂田の近距離シュートを引き出すなど)、フロンターレはゲームのリズムを引き寄せる術を明確には見いだせないまま、スコアとしては1-0で折り返すことに。

連戦と言うこともあって、どこまでFマリノスの運動量が続くのかと言うのがゲーム争点となった後半、Fマリノスは相変わらず高い位置からプレッシャーに行くことを続けていくが、フロンターレもボールサイドからのプレッシャーを強めて、ゲームとしてはハイテンポなプレッシャー合戦となっていく。落ち着かないゲーム展開の中で、ハーフタイムで活を入れられたのかフロンターレの攻撃にリズムが。パススピードが上がってボールが動くようになり、アタッカーにもボールが入るようになって、Fマリノス守備陣に対応「させる」シーンを増やしていく。しかし、重要な局面ではFマリノス守備陣も収縮して、厳しいプレッシャーを掛けることでやらせず。

前半に比べると、アタッキング・サードへの進入を許すことの多くなったFマリノスだったが、フレキシブルな切り替えは維持し、カウンターからフロンターレ守備陣をに脅威を与える。しかし、ペースとしてはフロンターレ。河村に代えて佐原を入れて寺田を一枚上げて、よりボールを動かす意識を高めたり、谷口の攻撃参加を助長させるなど、攻撃姿勢を強める。しかし、Fマリノスは我慢、中澤の守備能力は抜きんでており、前に出ては相手を潰し、危ういところも塞いで瓦解を免れる。すると、その我慢がエースのゴールを導き出す。

右サイド、深いところで功治が相手をすり抜けようと突破を掛けたところで倒されて得たFK、自らキッカーとしてポイントに立つと中澤が近寄り「直接狙え」とアドバイス。本人もそのつもりだったようで、振り抜かれた右足からは素晴らしいスピードで壁を越え、そのままニアサイド高いところへ!川島の必死のセーブも及ばず、スタジアム大爆発!ここまでFマリノスのセットプレーは不発気味だった中で、この大事なところでのスーパーゴール!ボールスピード、コース、共に抜群、チームが苦しい時に決める、それがエース。功治は今シーズン5ゴール目。
*川島は前節ジェフ戦で同じような角度から(距離はもう少し遠かったけど)水野のFKをファーサイドでやられていただけに、このセットに関してはナイーブになっていたのかも知れないなー、ポジショニングもファーよりだったし(誘ったんだろうけど)その中で佑二の功治へ駆け寄ったりと、揺さぶりも効いた気がする。ま、結果として、あのキックの質ではどうしようもないで周辺事情は関係ないかも知れないけど。

エースのゴールで息を吹き返したFマリノスは勢いを取り戻し、フロンターレゴールを襲う。関塚監督は2点差になったことで村上から黒津へスイッチし、更に攻撃性を強くしようとしたものの、逆に黒津の守備能力の低さを突く形で隼磨が素晴らしい勢いでオーバーラップして右サイドを破りグラウンダーのクロス!これに合わせる形でニアに坂田!新潟戦を彷彿とさせる形だったが、これは合わせきらず。しかし、今度は左から小宮山が功治との絡みでエンドライン際を破って吉田のフィニッシュを引き出す(ブロックにあったモノの、隼磨がセカンドを拾ってロングシュート!惜しい!)そして、ビッグチャンス!相手FKは哲也がキャッチ、そのまま切り替えて走り出した隼磨へスローで繋ぐと、数的優位のカウンターへ発展、出すタイミングが遅れて一度はチャンスが潰えたかに思われたが、緩急を付けた突破で右サイドを局面打開し、低いクロス!中のマーキングが完全にずれてフリーとなっていた坂田が右足ボレーで合わせる!しかしこれを枠に収めることが出来ず。この後もチャンスを作り出したが勝負を決めきれないでいると、ゲームは又変質していく。

川島からのロングフィード、前に出た中澤が鄭と競り合うもののはじき返せず後ろに流されると、これがジュニーニョに収まり、小宮山が慌ててアプローチ、しかしこれで右にいたマギヌンがフリーに。ここにパスが流され、マギヌンはボックス内に突入し、この決定機を冷静に沈めて1点差。前への意識の高さは利点でもあるが、リスクでもあるというのが表れたシーンか。そしてここまで形を潜めていたフロンターレのアタッカーの怖さがついに表に出た。

そして、ゲームは最終局面。Fマリノスは高い位置でのプレッシャーやカウンターなど前への意識は衰えないモノの、序盤からフルパワーで飛ばしてきたツケが回ってきたか、攻→守への切り替えが遅くなり始める。そんな中でベンチは中盤の活性化ではなく、坂田に代えて陽介を投入。前線からのプレスの再徹底を狙ったか。しかし、戻りが遅くなる状況は改善されず、残り数分胃の痛くなるような展開に。それでも、最後のセットプレーまで集中力を維持し続けて、フロンターレの猛攻を凌ぎきり、ここで待ち望んだホイッスル!ここまで常に苦杯を舐めさせられてきた昇り竜の如き関塚フロンターレに対して初勝利、そしてリーグ戦3連勝を飾り、順位を5位にまで上げた。フロンターレは厳しい相手との連戦をここまで無敗で乗り切ってきたモノの、ここでついにストップ。

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勝負の綾

結果的に、先制点、そしてフロンターレの怖さをFマリノスのチームとして標榜するプレッシングが削る事が出来たのが大きかったか。

まず、先制点という要素。ここまでのことを考えれば、引かれると崩しきれないことも多く、引かれない状況を作り出すという意味で、先制点を獲れていたというのは非常に大きかった。

そして、後者の方、中村憲剛がいないとは言え、やはりアタッカーの力は高いモノがあり、怖さを味わされただけに、こういう機会が増えていれば勝負としては分からなかった。ただ、こういう機会を前線からのプレスで減らしたことで、何とか逃げ切る事が出来たのかなと。

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まず、非常に良いゲームでした。何よりも勝てていない相手に勝てたから。ただ、結果だけじゃない、Jのトップランナーであるフロンターレ相手にも互角以上に張り合ったことで様々なモノを得れた一戦でもあったと思う。そういう意味で、良いゲームだったなぁと。

様々、と書いたけれど、何よりも大きいのはこのスタイルの「確信」を得れたのではないかと。

何に置いても運動量を求めるこのスタイルに置いて、ハードワークは必須条件となっているのは見ても分かる通り。ただ、選手達も同じ人間。いくら戦術だから、約束事だからと言って、手応えが空虚なままでは、選手達に自発的なモチベーションが生まれず、いずれその約束事をやりきれない選手も出てきて破綻してしまう。でも、ゲームの中で高い実効性を示し、目に見える形で結果が出る、そしてそれが相性の悪い、リーグでもトップを走るような強豪相手にも通ずると言うことが実感出来たことで、このスタイルが正しいんだという「確信」になるんじゃないかなと。

試合を重ねる事に戦術的には定まってきた。ファアチェックを起点としたプレッシングの連動、ボール奪取タイミングの共有による収縮アクション、選手間の相互補完的なカバー、ライン設定含めたポジショニング、切り替え時のリスクチャレンジアクション、攻撃面での狙いの共有……。だからこそ、(手負いとはいえ)完成度の高い相手にも実効力を示し、勝利を得る事が出来た。個人的にはこれを一つの到達点だと捉えても良いんじゃないかなと思うぐらい。困った時、苦しい時に、ここに帰ればいいと場所が見つかったのかも知れない。

ただ、歩みを止めるべきじゃない。フットボールに置いて停滞は転落と同義。チームとしては更に前を見て、上を見ていくべき。てゆうか、外枠は出来たけど、プレーディティールに置ける課題はまだまだある。慢心や過信はおろか、満足なんてまだまだすべきじゃない。勝って兜の緒を締めよ、だね。満足なんてしてたら、チームのパフォーマンスは一気に落ちるよ。

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*細かいことはここで。まず一つ、前方向へのプレッシングスタイルの中に、ラインコントロールによるディフェンスが加わったこと。今までも細かな上下動によるコントロールはやっていたけど、回数は多くなかったにしろ明確にオフサイドを獲りに行くような形で見られた。新たな試みとして戦術的な整合性もあって選択としては間違っていないと思うので(ボールホルダーに対してしっかりとプレッシャーが掛けらているから、ある程度タイミングを計りやすく、オフサイドを獲りやすい)、前方向のアプローチとラインコントロールで更にアタッカーをがんじがらめにしていって欲しいかな。オフサイドトラップを拠り所にするとか、無用な多用は厳禁だけど。

*これからクオリティを上げるべきは、よりスムーズなカウンターへの移行と崩しの質の向上かなー。追い越す意識だとか、攻撃参加するという意識的な要素はとても良く感じるのだけど、一本のパスが緩くなることでスピードが削がれてしまうシーンがあったりするので、そういう細かいところまで意識を裂いて、より鋭いカウンターが出来るようになって欲しいな。カウンタールートなんかが出来るとイイね。そして、崩しの質。隼磨が出し所をなくして結果的に右サイドを独力で打開して決定機に導いたシーンがあったけど、ああいうシーンはオフ・ザ・ボールの質を高めて中を崩してほしいかな。外を崩すより中を崩した方がゴールの可能性は高まる。

*左サイドのコミーのポジショニングがおかしいと以前書いたけど、あの変則的な形は嵌りだしてるかも。コミーが高いポジショニングを獲って裏を狙う(フィードが良いこともあって結構実効性伴ってきた感じ有り)と言うことだけじゃなくて、コミーが引っ張ることで幸宏が低めのポジションでフリーでビルドアップを担うことで、質の高い攻撃構築が生まれているのかなと。リスクはあるけど、それなりに効力を発揮している感があって、面白いかも。正直リスキーな気もするけど、回数的にはバランスが良くなってきているし(サテの時は全部前に言ってたからナー)、酷評したことは間違いだった。謝ります、コミーごめんよコミー。

*で、そのコミーはパフォーマンスもイイモノを継続してたね。対面の森に応対させられるシーンでは多少苦労していた感もあるけど、前に出たときはかなり良い形でボールに絡んで実効力を示していたかな。試合に慣れてきて更に良くなっているのかも、得意のミドル(ポスト直撃)、エンドライン際で功治のワンツーから抜け出したシーンとかは素晴らしかった。コミー素敵だよコミー←贔屓

*隼磨も負けず劣らず良かった。一つ凄い勢いでオーバーラップしていったやつがあったけど、あれは鳥肌立った。カウンターのシーンは一度罵りそうになったけど(前のアクションに対してパスタイミング逃してカウンターチャンス潰したかに見えた)、あのまま一人で右サイド打開しちゃうし、攻撃力がサイドバックポジションでもコンスタントにでるようになってきた感じ。元々走れる選手だから出来ないわけないと思っていたけど、今の行ってこいというコンセプトもあるだろうし、感覚的に慣れてきたのかな。これは嬉しい限り。クロスの精度は相変わらずなんだけど、グラウンダーの狙いになった分、結構中と合うようになってきた。これも良いこと。隼磨のオーバーラップはマリの攻撃に置ける一つのキーだと思うのでこれからも続けて欲しいな。てゆうか、次節、新井場いないからつつきまくって欲しい。

*でも、さすがに連戦続くと、バテるのが早くなってきたかな。終盤特に両サイドハーフの切り替えが遅くなってスペースを明け渡すことが多くなってた。ただ、二人を責める気は全くなし。吉田も幸宏もフルパワーで序盤から飛ばして(吉田はスペース飛び出すアクションやりまくってるし、幸宏は前に顔を出してアクセントとなるプレーをこなしながら全体見てイイカバーしたり、森を追っかけたりして、とても頑張ってた)、かなり負担が掛かってる。元々あのリズムで90分もたせるのだってきついのに、連戦続きでは蓄積疲労があればより厳しい。そういう意味で、そこにフレッシュな選手を入れる選択が出来なかったベンチには少し疑念を感じた。アマノッチと狩野はそんなに信頼出来ないかな……。ま、吉田も幸宏も根性見せて、もうだめかと言うところでもう一踏ん張りしてくれてたし、確かに代えづらい展開ではあると思うけど、ね。こういうシビアな展開で使ってあげないと選手は伸びないよ。比べてもしょうがないけど、セッキーはあのシビアな展開で久木野出したじゃん?出してあげればそれなりに頑張るって。トップにしても同じこと言える。先発11人の幅を広げても、機能性の維持を出来るようにするというのは急を要するテーマかも。

*やっぱり功治は素敵すぎるよ、勇蔵をもはね返す強靱なフィジカル……じゃなくて、相変わらず頼りになりすぎる。前半のドリブルは正直どうやって抜けたのか分からなかったぐらいの凄いドリブルだったナー。完全にコースふさがれた!と思ったのに抜けてるんだもん。そしてFK!この日の功治のキックはいつもにも増して当たってなかったから、吉田辺りに任せるのもありかなーなんて思ってたのだけど、すげーの、すげーの。びっくりこいた。この辺はさすがエースだなー、何か震えたよ。

*ふろん太はよく見てるので、ちょっとだけ。やっぱり、中村憲剛のいないふろん太はイイチームだけど、色が薄まっちゃう感じだね。一発で相手の盲点を突くプレーがなくなるから、ジュニーニョやマギヌンの良さが出ない。特にジュニはどうしても下がっちゃってディフェンスに捕まるというのが気になった。ま、マリも意識していたし、唯一替えの効かない選手の不在をジュニのテクで埋めようとしているんだろうけど、ちょっともったいないかなーと。ま、どちらにしても中村憲剛の穴を埋めれる選手はそういないよね、仕方ないか。ただ、修正してあれだけボールを回すようになるのはこのチームの基礎レベルの高さだよね。特に前半終盤かな?右から左に速いパススピードでポンポン回していったのは、素晴らしかった。ジェフ戦で憲剛不在の攻撃構築を少し掴んでいたかなと思ったから(河村が裁いて谷口が上がる)、最初からこの調子でやられてたら、このゲームやばかったかもしれん。

*もひとつ、この試合に限った事じゃないんだけど、守備バランスを考えてるのと、中村憲剛を活かそうとする意味で谷口の攻撃参加が自重気味なのが少しもったいない気がする。3バックは前に強いわけだし、フォアチェックの意識を少し高めれば、谷口が上がるリスクというのを補いきれるんじゃないかナー。ま、谷口は最近小技を使い始めて、昨年のがむしゃらな魅力が減った気もするけど。あと、森がイイ、もの凄くイイ。ここ2試合の森は1ステップ登った感あるね。昨年も素晴らしかったけど、オーラ出てきたかも。あ、このへんでやめとこ。あんまり褒めすぎると掛け持ち疑惑を持たれるから(苦笑)

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それにしても、連戦は喜びに浸る暇がない。もう今日、鹿島戦だもんね。鹿島も野沢戻ってきて、一本芯が通ったっぽいんだよなー。元々力のあるチームだし(ポゼッションはやっぱりうまいよ、技術のある選手が揃ってるし)、ふろん太とは違った意味でプレスの機能性が問われそうだ。選手達が走れるかどうかも心配。ま、僕は鹿島には行けないけど、何とか良い試合見せて欲しいな。ということでここまで。それにしても、よかったよかった。

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*ゴールデンウィークに入って絶賛体調不良中。日頃の行いが悪いんですな(苦笑)でも、明日までに治す、そしてヴェルディグラウンドに行くんだから。

*そうそう、スタジアムの雰囲気(ただし、2階バクスタ限定、そこしかわからないから)が素敵。良いプレーに対しての拍手が凄い多くて、特にプレスの時の盛り上げとか、献身的なカバーとかに、大きな拍手が上がるの。プレーに呼応しているのがとても素敵。それと、トランス状態になることも多い(これは点が入るからだろうけど)あんまり、2階席からじゃ選手にダイレクトには伝わってないのかも知れないけど、良いプレーに良い反応をしてあげるのって、僕は大事だと思うんだよね。

*ナイキやだなー、アディダスが好きなのよー。でも、金は魅力的。仕方ないかなー。来年の分、今年買っちゃおうかな、アウェー格好いいし。

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Comments

こんにちは、おひさしぶりですにしんです。

ラインコントロールの話が出てましたが
私が一番徹底しているなーと思ったのが
川崎がボールを下げたときに、躊躇なくバックラインが
その分ラインを上げていたことでした。

フォアチェックにありがちな、「ラインの間」を作らなかった。

ラインコントロールの基本ではありますが
ジュニーニョがいるチーム相手に
あそこまで吹っ切ってあげることは
ものすごく勇気がいると思います。それができること自体
チームの状態が前向きになっていることなのだろうなと思いました。

実際そのラインがフォアチェックを生んでいたし
1点目につながったのではないかと。
自分の所に書くの忘れたので、こちらにコメントです(笑)

Posted by: にしん | May 06, 2007 at 10:37 AM

にしんさん、こんにちわー。

ある程度リスクを負うという姿勢がチームにあるというのもあるのでしょうが、それでボールを奪えているという自信がふっきれたラインコントロールになっているという感じかも知れませんね。

「前へ」というベクトルで全体が連動しているのが、戦術的整合性を保ち、機能しているのかなと言う感じは受けていますが、考えてみたら怖いことでもありますよね。実際、一つのミスから失点もしましたし。

これから、それをどこまで維持出来るかは見物ですが、それがこれから不沈の鍵を握るかも知れませんね。

戦術的に完璧なモノなどないので、どこまでふっきってやりきれるのか、見守っていきたいところです。

ではでは。

Posted by: いた | May 07, 2007 at 06:51 AM

川崎戦、鹿島戦が終わりましたが、やはり体力的にちょっとキツくなってきましたね。ハーフタイム以後は、これまでのようなプレッシングがかからなくなりました。

今の中盤では、山瀬弟がいい面でも悪い面でもキーになっていると感じます。上でも書かれているとおり、小宮山と入れ替わりながらフリー気味でボールを受けて攻撃のアクセントとなりつつ、守備では河合、小宮山と連携しながら左サイドをカバーしています。しかし、攻撃時に彼の横パスが奪われると、チーム全体が前掛かりな分ピンチになるし、守備時は後追いでもカバーに戻らなければ、簡単に2対1の状況を作られてしまいます。

ただ、まだレギュラーとなって日が浅いので、試合中での体力という面で少々厳しいのは仕方ないですね。彼のドリブルとミドルへの意識はチームにとって大きなプラスですし、疲労の蓄積によるケガに注意して、今後も伸びてくれればと思います。

Posted by: mone | May 07, 2007 at 01:28 PM

moneさん、こんにちわ。

そうですねー、一試合でも一人一人かなり走っていて負担が重いので、致し方ない部分もあると思います。鹿島戦は、試合開始から体も重そうでしたし……。

>幸宏

コミーとのポジションチェンジは利点とリスクがあるので、難しい部分があると思いますが、コンディションの兼ね合いでミスも増えることは充分考えられる訳で、moneさんの仰ることはよく分かります。実際、鹿島戦でもチーム全体を見てもミスは多かったですし。

それをどう考えるかが大きなポイントだと思うのですが、今のサッカーでは元々かなりのリスクを負ってやっていく分、リスクマネジメントというのが大事だと思っています。それはミスに関しても同じ事で、例えばボールロストの後の強烈なフォアチェックでリスクをカバーするなど、様々な手法をチームでリスクマネジメントも突き詰めていって欲しいかなと。。

個人的には幸宏以外の選手にも頑張って欲しい気持ちがあったりします。元々ポテンシャルを持ちながらまだ発揮しきれていない選手がいるわけですが、幸宏もそういうカテゴライズをされる選手だったわけで、なにかをきっかけにこれだけ出来る訳ですから、こういう選手が沢山でてくると良いなーと思ったりしてます。特に、狩野とか狩野とか、狩野とか(笑)もちろん、幸宏も後ろから追っかけてくる選手に負けないで、伸びていって欲しいですね。

ではでは。

Posted by: いた | May 07, 2007 at 11:45 PM

私も狩野には期待しています。タイプ的には「ファンタジスタ」になると思うのですが、そういう選手の常としてプレーが軽い面がまだありますね。おっしゃるとおり、攻守が絶え間なく入れ替わる現在のマリのサッカーでは、ボールを奪われた直後の対応がリスク回避の重要な要素ですが、その点でまだ成長が必要かと。。

ボールを持ったときの意外性のあるプレー、セットプレーの精度などチームの他の選手にないものを持っていることは確かなので、そういった周辺部分の成長が今後は求められますね。俊輔だって、そのあたりができるよになったのはつい最近ですから(笑)。期待しましょう。

Posted by: mone | May 08, 2007 at 10:35 AM

おー、moneさんも狩野押しですか?ちょっと嬉しいですww

狩野に限らず、モダンフットボールへの適応に苦労する選手は多いですが、日々のトレーニングと意識的の変革さえあれば、きっと適応出来ると思っています。仰られる通り、俊輔も上記の二つの要素が向上したことで、非常に実効的な守備が出来るようになりましたし、アグレッシブにプレーすることが出来るようになっていますからね。

才能を活かす意味でも、動きの幅を広げることはとても大事だと思いますから(彼の場合、技術の高さ、キックの精度を持っているわけですから、いかにボールタッチの回数を増やすか、よりよい状況でボールを持てるか、というのがポイントだと思っています)、ゲームで活躍するためにも、彼には変わって欲しいですね。

余談ですが、高橋さんや水沼さんが全体練習後に若手の居残り練習に真摯に付き合って、選手のレベルアップに努力してくれているようなので、その効果が近いうちに狩野に訪れてくれないかなーと思ったりしてます。きっと、狩野が向上すべき部分というのを理解してるでしょうし……。

ではでは。

Posted by: いた | May 08, 2007 at 11:15 PM

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