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February 20, 2007

Let's Go To the untrodden ground!@06-07 UCL Round of 16 1stLeg Celtic vs AC Milan Preview

いよいよ始まっちゃいますよ、決勝トーナメントが!もうそろそろ…と言う気がしなくもないけど、やっぱりワクワクしちゃいます。時間が遅いのでとりあえずセルティックのゲームだけだけど、他のゲームも見所満載(後で追記するかも)ということで、プレビュ。

06-07 UEFA ChampionsLeague Round of 16 1stLeg

2/20(Tue) Celtic Glasgow vs AC Milan @ Celtic Park
Celtic                   Milan
      V.o.Hesselink           Gilardino R.Oliveira
    McGeaty                      Kaka
Jarosik         Nakamura      Seedolf   Gattuso
    Gravesen  Lennon              Pirlo
Naylor          Wilson    Jankulovski      Oddo
     O'Dea  McManus          Kaladze  Bonera
        Boruc                     Kalac

僕にとっては何にも変えがたい今節のメインマッチ。日本人で初めてUCLの決勝トーナメントに立つ俊輔の勇姿を見ないわけにはいかないっす。

ただ、相手は欧州きっての強豪であるミラン。比較的絶頂期を過ぎているとはいえ、高い戦術浸透度と個人能力、そして大きな経験を抱えるチームなだけに、簡単な相手じゃない。そして、そんな相手を向こうに回して先に進むためには、ホームで迎える一戦目の重要性は非常に高く、このゲームがこのマッチアップを左右すると言っていいでしょう。

そんなゲームを迎える両チームの状況をまず。セルティックの方は、比較的怪我人は少ない状態だけど、不安なのはセンターバックか。ここ最近リーグ戦では冬に加入したスティーブン・プレスリーがタフなプレーでこのポジションをこなしているが、彼はカップタイドのため、このゲームには出場不可。その穴を埋めることが期待されたギャリー・コルドウェル、ボボ・バルデも怪我と選択肢が非常に狭まってしまった。多分この試合では若いマクナマスとオデーというコンビになるけれど、この二人で百戦錬磨のアタッカー達を迎えるのは少々背中に寒気を覚えてしまう。

対するミランは、少々欠場者が目立つ状態。守備の要である二人、ネスタとジダが共に怪我でこのゲームの出場は難しい様子。又、ビッグゲームに強いフィリッポ・インザーギも欠場濃厚で、冬に移籍してきたロナウドもカップタイドのために出場不可と、前後共に戦力が削がれている。まあそれをカバーするだけの戦力は揃っているとはいえ、少しクオリティが下がる可能性は否定出来ない(特に守備陣)

じゃあ、勝負の綾となる要素を取り上げます。

・暗殺者はドリブラー -ピルロを巡る攻防-

ミラン有利は揺らがない。そんな状況を覆すために、セルティックはこれまでほとんどやらなかったミラン対策を施してゲームに臨む様子。

指揮官ゴードン・ストラカン、そして俊輔の口からもキープレーヤーとして真っ先に挙がる名前、それがアンドレア・ピルロ。中盤の底から攻撃を作り、隙を見いだせば超高精度のパスで相手の守備陣の穴を突くレジスタ。ミランの攻撃は彼から始まり、彼が動かすと言っても過言ではなく、中盤低い位置でも彼を自由にしてしまえば、危険な状況に陥ってしまう。そんな彼を警戒するために、普段は中盤をフラットに並べることがスタンダードとなっている構成を弄り、彼をマーキング出来る位置に選手を置くという選択をした模様。

相手を警戒するための布陣変更を鑑みれば、しっかりと守備の出来るプレーヤーを置くのが定石だと思うのだが(セルティックであればやはりヤロシクと言うことになるかな)、ストラカンの選択は若きアイルランド代表エイデン・マクギーティ。彼を使う意義として、マーキングは義務としてしっかりやらせるとして、攻守が入れ替わった時に、現状のセルティックに置いて最も個による局面打開が期待出来るプレーヤーである彼がピルロの対人ディフェンスを脅かすことで、ミランの守備を揺さぶろうとしている。
*何となく欲をかき過ぎのような気もするけど、ね。でも、多分マクギーティには前半からフルパワーで行かせて、バテたらミラーを入れると言うことになる気がする。

もちろんミランも、ピルロが警戒されることは百も承知なはずで、サイドバックやセードルフ、ガットゥーゾと言った周囲を固める選手達が手厚いサポートと細かいパスで彼のマークをずらそうとしてくるはず。その時に、セルティックのマクギーティの周囲の選手(フェネであったり、俊輔だったり、左はヤロシクかな?)がそういうことをさせないように、強いプレッシャーを掛けていきたい。

セルティックの奇策が嵌るのか、ミランの熟成度が上回るのか、勝負の綾を握るのがピルロを巡る攻防であるのは間違いない。

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ま、現在UCL得点王のカカはピルロよりも直接的に危険な存在(ミランで最も得点の期待が出来る攻撃パターンはカカがバイタルでうまくフリーとなったのを見計らって、ピルロがずばっと縦パスを入れることで、相手の中盤ディフェンスを無力化し、カカは丸腰となったディフェンスラインに襲いかかると言う形は非常に危険。ミランのアウトサイドはこの隙を生み出すことを意識しているしね)だし、ジラもリカルド・オリベイラも燻っているとはいえ怖い選手に代わりはない。勝負の綾で上回ることが出来たとしても、局面においてやりこめられるようだと、施術も水の泡。それだけに、セルティックの選手がいかに局面で踏ん張り、粘るかというのが必要になるのは言うまでもない。

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全てに置いて守備のことばかりになってしまったけど、とにもかくにも避けたいのはアウェーゴール。もし勝てないとしてもスコアレスならまだ可能性は残る。でも、失点してのドローだと本当に厳しいことになるからね。それに何とか粘って無失点でゲームを進めれば、セルティックパークでのユナイテッド戦のように誰かさんの一発が火を噴く可能性だってない訳じゃないし(俊輔だけじゃない、マクギかも知れない、フェネかも知れない、ミラーかも、ズラかも……)、それが金星に繋がったとしたら、大きくベスト8を引き寄せるはずだから。まずは失点を避けたいね。

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で、俊輔だね。俊輔にとってジダの欠場は残念かも知れないけど、カラッチはあんまり良いGKではないし、隙さえ見いだせばまたセンセーショナルなゴールを上げれる可能性はあると思う。上にも書いたけど、この試合ではまずチームタスクをしっかりこなすこと。ピルロを抑えるのは点のマークだけじゃなくて、周囲を使わせないということが揃ってないと難しいと思うし。その中で存在感を出してくれればと。頑張ればれ。

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と言う感じでしょうか。うー、書きながら想像してると、やっぱりドキドキするよー。何か遅くなっちゃったけど、取り急ぎ。

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