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February 26, 2007

2007 Jリーグ傾向と対策 -サンフレッチェ-

Photo_32

文の長さといい、文体といい、段々スタイルがめちゃくちゃになってきたのは気のせいかしらん。てゆうか、「傾向」にも「対策」にもならず、単なる「紹介」になってる気が……。ま、いっか。問うことで今回はサンフレです。昨シーズンのビッグアーチを思い出すと、今でも見事に鬱な気分になれます。それにしても、序盤アレだけ苦しんでいたチームが、終盤は生まれ変わったように素晴らしいチームになっていたことを考えると、改めて監督の影響力や手腕って大事なんだなーと思います(遠い目)じゃ。

・新たな東欧の使者が吹き込む新風

[IN]
FW:
上野優作(←アルビレックス/レンタル→完全)
田村祐基(←愛媛FC/レンタル復帰)
平繁龍一(←サンフレッチェユース/昇格)

MF:
高萩洋次郎(←愛媛FC/レンタル復帰)
遊佐克美(←サンフレッチェユース/昇格)

DF:
戸田和幸(←ヴェルディ/レンタル→完全)

[OUT]
FW:
大木勉(→愛媛FC/完全)

MF:
中里宏司(→ベルマーレ/レンタル返却)

DF:
小村徳男(→横浜FC/レンタル→完全)

GK:
佐藤昭大(→愛媛FC/レンタル)

シーズン序盤は例年通り苦しみ、降格圏を彷徨ったが、オーストリアから来たダンディな指揮官ミハイロ・ペトロビッチの就任でチームは一変。燻るチームを固定概念に縛られない選手起用と先進的で大胆なタスクで見事に蘇生。終盤には連勝も飾って、10位まで引き上げた。様々な理解が深まる今シーズン、更なる期待が掛かる。

そんな期待の掛かるシーズンに備えたオフ、動きは非常に静か。ただ、昨シーズンの日本人得点王佐藤寿人と抜群のコンビネーションを築き上げている"ピチプー"ウェズレイやリベロとして新境地を開拓した冠のある戸田和幸の残留により、主力メンバーを維持することに始まり、J2愛媛で主力として分厚い経験を積んだ近年のサンフレユースの傑作の一つであるエレガントなレジスタ高萩洋次郎を呼び戻すことで、更なる競争意識を高め、サハラカップチャンピオンとなったユースからエース平繁龍一とキャプテン遊佐克美を昇格させて将来への布石を打つ。クラブのアイデンティティに沿いながら、的確な動きで戦力を維持・増強した。

戦力の維持に成功したとなれば、後はチームが、ペトロビッチメソッドへの深化・熟成により、どのような進化の過程を辿っていくのかが最大の注目点となるだろう。年齢やポジションと言った既成概念に囚われない監督なだけに、度肝を抜く大胆な起用が新たに生まれるか、旋風の原動力となったポゼッションにプライオリティを置いたサッカーが洗練されていくる事で新しい化学変化が生まれるか、そして抜擢された選手達が阿部勇樹や巻誠一郎のようなシンデレラストーリーを描いていくのかなどなど。もちろん、落とし穴に嵌る可能性もあるが、このチームが辿る過程には何か新しい発見がある気がしてならない。

きっと僕は、ミハイロ・ペトロビッチという監督に、数年前から日本に新しい風を吹き込んでいるイビチャ・オシムを重ね合わせているのかも知れない。彼から何か新しいモノが持たされるのではないか、今の日本に足りない概念を示してくれるのではないかと言ったように。敵である以上進化を辿ればサンフレッチェは更に手強くなるだろうが、一人のJリーグファンとして期待せずにはいられない。

*少しは傾向と対策らしいことをしよう。バックラインに森崎和幸や戸田を使うことの意義としては、ビルドアップの向上と言うことにある。彼らが低い位置から縦横自在にボールを流すことでリズムを生み、攻めやすい状況を作っている。もちろん本来は一列前の選手である彼らをディフェンスラインに起用するリスクがある……はずなんだけど、ジェフよろしく一人一人がよく走るし、危険な位置で彼らの弱点が出にくい守り方をするなど、個人としても組織としても非常に柔軟でクレバーにやっていることでそのリスクをカバーしている。リスクよりも利点が上回っていると言えるのかなと。

*基本的に自由にボールを回されるとサンフレッチェのリズムになる。良い流れを作り、その良い流れから良いボールが入れば、後は仕上げの出来る選手もいる。好循環を生み出しているのはその大胆な選手起用となっているバックライン。だからこそ、プレッシャーを掛けてリズムを崩すような施術が必要。コースを制限しながら、自分たちが守りやすい形にしていくという感じかな。主導権争いをするイメージ。

*後は、結果を残している2トップ。ピチプーは、周囲を活かすことで新境地を開拓していて、それが抜群の得点感覚とオフ・ザ・ボールの動きを持っている佐藤寿人、そしてせり上がってくる中盤の選手とリンクしている。キープが時間とズレを生んでる感じがあるので、何とか高い位置でのキープをさせないようにしたいところ。技術的に高いから、なかなか難しいけど、ある程度捕まえておいて、入ったところで挟み込むとか。バックラインへのプレッシャーとアタッカーへの警戒をバランス良くやることでサンフレの良さを削ることが出来るのかなと。他の攻略法?知らん(0-3で負けたイメージが強すぎる)

*注目選手としては柏木かな。チームでの研鑽はもちろん、ワールドユースもあって、更に一皮剥けちゃう環境にもあると思う。アジアユースのオーラを纏ったようなパフォーマンスが安定して出せたら、本当に楽しみな選手。センスは抜群、技術もハイブリッド、動きの幅も大きく、先が楽しみだし。本当は前俊がもっと試合に出てくれれば、前俊って書きたいんだけど……あの2トップは完成度高いからなー。

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次はFC東京かな、サンフレの前にFC東京だった気がしなくもないけど。ゼロックスはまだ半分なんで、その後にでも。ということでここまでかな。

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*ゼロックスの印象としてはどうしたレッズという感じ。ギドとオジェックの違い、チームと阿部の融合、そして新シーズンへの準備という中で齟齬が起きたかな。天皇杯の内容を考えれば、差が開いてもなってもおかしくはないんだろうけど、やられすぎだし、ミス大杉。逆のガンバの充実ぶりが目立った。ダイナミズムをしっかり活かせる鋭敏な感覚、コンビネーションのズレのなさとかは完成度の高さをもの凄い感じたし、安田が出てきたことで、更にオフェンシブな形を取れるだろうから、ね。守備もレッズの攻撃が単調だったにしても、隙を見せなかったのは評価出来る。「超攻撃」は伊達じゃない。ただ、まだレッズの方が強いと思うのは昨シーズンのトラウマのせいなんだろうか。

*東京デルビーは、両チームにとって良いゲームになったと思う。FC東京にとっては若い選手と福西の目処に収穫、ヴェルディは純粋に戦力の質の高さに目処に収穫という感じかな。気になるワンチョペはまだまだ、というよりJへの慣れとコンディション、二つの不安要素を感じる。元々、ワールドカップでも大して動かなかったことを考えればJへのフィットというか、チームへのフィットには乗り越えるべき要素が多そう。得点感覚抜群のボックスストライカーだったササを活かせなかったしねー。ただ、吉本良いね。穴がないし、頭も良い。過熱癖があるみたいだけど、完成度高い。ベルデーは余計なことしなきゃ充分勝てる。それぐらいJ2レベルを超える強烈な個人力。これで勝てなかったら確実にプギャーだね。

*CLもそれなりに消化中。書くかは分からないけど。後出しじゃんけんだけど、バルサ負けるのは何となく雰囲気漂っていた気がしない?僕はバレンシアのゲームで色々見えて、「あ、やばいかも」とちょっと思った。しかも相手が紅たんだったし(他のチームならそんなこと思わなかっただろうけど、リバポだったからこそソンなことを思ったのかも、紅たんのバルサへの強さは異常)しかし、ゲーム見ると立ち上がりの出来の良かったバルサがやられるとは、今考えると信じられん。バルデスのせいって言ったらそれまでか。

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February 24, 2007

Are you ready?@練習試合 Fマリノス vs ソニー仙台

昨日は若手で香港遠征、今日は主力がソニー仙台との練習試合で、開幕への準備をしているFマリノス。僕も今日ようやく新シーズンのユニフォームを予約してきました。チームの方はともかく、ようやく後一週間、ワクワクして来ちゃいました。ということで、簡単に今日の練習試合で感じたことなどを。

練習試合

Fマリノス 4-1 ソニー仙台 @ マリノスタウンAグラウンド
F.Marinos:38'鈴木隆行 75'p松田直樹 78'清水範久 85'田中隼磨

1stHalf:GK榎本哲也、DF田中隼磨、栗原勇蔵、中澤佑二、那須大亮、MF河合竜二、山瀬功治、マルクス、FWマルケス、鈴木隆行、坂田大輔

2ndHalf:GK高桑大二郎、DF田中隼磨、吉村光示、塩川岳人、エウチーニョ、MF上野良治、松田直樹、清水範久、FW吉田孝行、大島秀夫、乾貴士

1stHalf          2ndHalf
     師匠            大島
坂田       鰻    乾        吉田
  功治 マルクス        ジロー
     河合         マツ   良治
那須      隼磨   エウチ      隼磨
  佑二  勇蔵       塩川  吉村
     哲也            高桑

ま、こんな感じかな。しっかりまとめるような試合でもなかったと思うので、頭の中のメモを晒すような形で。

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・一番最初に思ったこと、「偽バルサ」。ポンポンショートパスを回しながらワンツーやロールプレー、オーバーラップなどを用いて崩していこうという感じ。ただ、相手の力不足を差し引けば、相手のディフェンスラインに脅威を与えるようなダイナミズムがなかなか生まれず、ゴールに直結するような決定的な崩しとでも言うのかな、そういう部分が非常に少ない。手数が多い割に実効力としては今ひとつ。J1のチーム相手ならあんなにボールは持たせてもらえないと思うし、より強いプレッシャーを掛けられることでミスがもっと出てくる気がする。

・ただ、昨年のカオスの時期のような打てども響かずと言う感じではなくなった。まだ逡巡するシーンもあるし、詰まるシーンもある。センスを感じない部分もない訳じゃないし、狙いを共有して動きを組み合わせるような高度な崩しなどほとんどない。ただ、空いたところに顔を出して引き出そうとすることであったり、前にスペースを見いだした時に一気にサイドチェンジをしてみたりと、攻撃に出るための第一段階である部分は確実に上がってきた。特に、河合の裁くことに対しての意識の向上は買い。よく見ているし、勇気を持って大胆にプレー出来ている。

・噂通り功治が割を食う部分が多い。バランサーとしてよく気を遣っているけど、「山瀬功治」としての最大の武器である前に鋭く飛び出すプレーや突破に掛かるシーンは数少なく、ボールに絡むシーン自体が少ない。その数少ないシーンでは可能性を感じさせてくれた事を考えると(坂田とのロールプレーでの絡み、機を見た突破など)、彼が割を食うことが正しいのかどうか……。

・今日のゲームの上での個人的な観戦テーマはどれだけミスをしないか、そしてミスした後にどんな状況に陥るかという部分。かなり攻撃のことに時間を割き、人数を掛けることやリスクチャレンジを推奨されているけど、その裏に潜むリスクというのが気になってしょうがなかった。で、単純なミスは除いて(佑二の危ういパス!注意)、1stチームはマルクスやマルケスと言った技術の高い選手がいたこともあって、かっさらわれて一気に行かれるというシーンはそんなにはなかった(これは上記の通り、J1になったら出てくると思う。マリの選手はプレッシャー掛けられた状況でのプレーには危うさが残るし)ただ、危険な奪われ方じゃなくても、中盤に空くスペースをシンプルに使われて、一気に攻め込まれてしまうシーンは何度もあり、またそれを抑止するようなチームタスクは見られず。予想通りと言っちゃ予想通りなんだけど、このままじゃJ1のチームにはカウンターで何点やられるか分からない。特に開幕戦。「リスクマネジメントのない攻撃志向はセーフティネットのない空中ブランコ」と例えてみる(ちょっとうまいたとえだと思ったわけだけど、だめですか、そうですか)

・良い例となったのが失点シーン。エウチーニョが突っかけて簡単に奪われて、左サイドの裏を簡単に使われると、グラウンダーで中に流し込まれ、ボールサイドに入ってきた選手がスルーされて対応に行っていた吉村(塩川かも?)が引っかかり、その裏から入ってきた選手にイージーに押し込まれた。仕掛けることがいけないとは言わないけど、一つのチャレンジが本当にリスクを抱えるチャレンジになってしまう組織となっているのかなと。同じようなシーンが何度もあったのだけど、エウチのプレーが拙いことは除いても、尻ぬぐい出来ない感じだね。

・中盤ディフェンス、ラインコントロールはお粗末。中盤ディフェンスに関しては、コンパクトに、囲んで奪おうという意図は感じるけど、その一つ一つの動きに整合性と連動性がない。曖昧な部分が残っていて、行って良いのかだめなのかと言う判断に迷いがある感じ。現状ではまだまだ奪う「定型」というのを作るというのは遠い。ラインディフェンスに関しては、ラインを維持しようとしているけど、ボールホルダーに対してアプローチが恐ろしくルーズだから、フリー同然でパスを出させる余裕を与えてしまったりしている。相手が相手だから何も起こらなかったけど(もちろんマリの選手達も練習試合だからモチベーションの問題もあっただろうけど)、一つ一つのアプローチの距離をもっと詰めて、ちゃんと相手にプレッシャーを掛けていかないと必ず破綻する。ラインコントロールも危ういよ、審判が下手なだけで何本かやられてた。どちらにしても、相手がミスするからいいやと言う精神はだめ。

・新戦力、師匠は何度か身体を張ったポストやファールゲットという匠の技を見せたけど、相変わらずインテリジェンスを感じない動き出し(周囲と被ること多数)とチャンスを無為にしてしまうシュートに対する低意識も相変わらずで一長一短。彼自身セットプレーからゴールを獲れたことは良いことだと思うけど、流れの中では全く怖さを発揮出来なかった。

・マルクスは、ショートパスでの崩しに固執しすぎる嫌いはあるけれど、右サイドでのマルケスと隼磨との絡みはそれなりに可能性を感じた。マルケス・マルクスがボールを持てるので隼磨はどんどん前に上がれて、そのパス交換の中でダイヤゴナルにボックスに入っていく動きやトリッキーなパス交換で局面打開するなど、一番実効力を伴うプレーになっていた。ただ、ふろん太の時のような躍動感や怖さはまだまだ。スルーパス見たいし(アタッカーの動きの悪さもあるけど)、自らかわしてお膳立てをしたり、飛び出す動きとかも欲しい。ふろん太の時はやってた。今はパスマシーンで、それだけで終わってしまう感じもある。守備は……ねぇ、僕は厳しい気がするけど。

・エウチは何よりもコンディション不良。ただ、それを差し引いてもとんでもなかった。一つのパスもまともに繋げず相手に引っかけ、突破もテクニックに不安、クロスは隼磨を彷彿とさせる亜空間、守備は一発型で安定感なさそうだし、ポジショニングはめちゃくちゃで裏へのスペース管理意識が低すぎる。JFLのチームに穴にされてしまう外人ってそれで良いのか、強化部長さん。コンディションが上がってくればそれなりにやってくれるのかも知れないけど、守備の概念の低さはどうしたモノか……。

・イヌーイはボールを持った時は可能性を感じた。股抜きでの突破や常に最も危険で得点に直結するようなパスを狙ってる感じがあるのは楽しい。やっぱり才能は抜群にある。ただ、現状に置いてはよりクレバーでエネルギッシュにボールを引き出す術と松田さんと良治さんへの菓子折が足りない。冗談は置いておいて、ボールに引き寄せられるようにずるずるっと寄っていってしまうから、相手の網に掛かりやすい。もちろんテクニックはあるのだけど、それだけではプロでは厳しい。クレバーにタイミングなどを計りながら、一気に爆発するようなオフ・ザ・ボールの動きが欲しい。てゆうか、スペースランニングももっとして良いと思う。相手を後手に回せばもっと抜けるし、もっと良い状態でボールが持てるようになる。守備は奪えなくて良いから、まず相手の前に立ってコースを切ることからやりなさい。

・新戦力以外で気になった選手。隼磨は前半はショートパスの流れの中でダイナミズムを付けるぐらいで目立たなかったけど、後半はショートパスに固執しなくなった分、シンプルなサイドチェンジを良いランニングで引き出して、実効力抜群のプレーを見せてくれた。ループは調子に乗った感じだったけど、素晴らしい判断。前半のメンバーであれだけ躍動感のあるプレーが出来たら、チームの幅は広がると思う。

・河合は上記の通り、ミドルパスへの意欲がとても高く、狭くなりがちな構成に変化をもたらしてた。中盤ディフェンスはまだまだこれからだとして、ああいう勇気のあるプレーをもっと続けて欲しい。うまくなってるんだなー。

・坂田はネガティブ。ポジションを変えたりと流動的にやってるのだけど、何となくせせこましくなってる。ダイレクトプレーとか、足裏で引いてのミドルとか、良いんだけど、彼の魅力が出ていない。もっと裏への要求をして良いし、していかないと、チームの攻撃にダイナミズムが生まれない。狙え狙え。

・将軍様のボランチはどうなんだろ。気を遣ってたし、繋ぎはうまいけど、調子こいてミスする姿が目に浮かぶ。個人的にはバックラインでラインコントロールをやって欲しい。フィードも活かせそうだし(全般的に相手はマルクスやマルケスに引っ張られる感じがあるから、対角線に飛ばすようなフィードは効果的だと思う。タイミングを合わせてくれれば)

・哲也は試合に出て大丈夫だったんだろうか……。セービングの時ヒヤッとした。

・ジローと師匠が揃って点獲ったんだなーと帰ってきてから思った。来週一週間雨になりそうだなーとか思ったら、祈りたくなった。

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まだまだやるべき事は沢山あって、道半ばだけどもう時間が来ちゃいましたって感じかなー。準備はいいですかー?と言われたら、後2週間ぐらい待って~、と言いたい気分です(そうしたら監督を代える)正直言って、今日のゲームでは結果は置いておいて、不安要素の方がポンポン出てきた。面白いサッカーになる可能性はあるけど、強くて勝てるサッカーになる可能性はもの凄く低い事であったり、リスクの分の実をしっかりと数字に残すことが出来るのか、リスクだけを被ることになるんじゃないのかとか、机上のロジックに置いて破綻の出るものが不確定要素の大きいピッチの中でうまくいくのかとか、ね。でも、もうそろそろ僕も本当に腹を括らないといけないね、シャツも買っちゃったし。

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まとめる気がないからってダラダラ書くのは僕の悪い癖ですね、読んでる人、長くて申し訳ないです。次はゼロックス……かな?わからないけど。傾向と対策になるか、それとも東京デルビーになるかも……まだ未定って事で。ということでここまで。

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*試合が終わった後、人工芝のCコートでユースの練習を見てたんだけど(鬼のように寒かった、強風だったし)、その横の天然芝ピッチでは功治が黙々と一人で練習してた。他の選手はシャワーを浴びて帰っちゃってたんだろうけど、こういう姿勢が他の選手にも伝わって欲しい。サッカーに対する真摯な姿勢が必要な今こそね。

*だからと言う訳じゃないけど、今年は10番にしました。前から決めたけど、今日の姿を見てますます惚れた。そのうちタイトル部に功治の写真が付く日も近いな。

*てゆうか、コーチはどこに行ったの?コーチがこういう時こそサポートしてやらないと。あ、香港か。でもさ、誰だって良いじゃん。手伝いたかったよ、ボール拾い。

*そうそう、明日は味スタ行こうと思ってますよ。無料だし、良い席座るには早めに行かないとだめっぽいね(何とか2階席でガキのいないところに座りたい)どのくらい来るのかしら?熱っぽい試合が見たい。

*なんで東京デルビー?と思われるかも知れないけど、色々気になるじゃん。U-22組はいないけど、移籍してきた選手はもちろん(福西、ワンチョペ、エバウド、ディエゴ、フッキ、名波様)、FC東京のバックラインがどうなるのかとか(吉本かな?)、ラモス(笑)とかね。ラモスと言えば、エルゴラのゾノのインタビューは笑った。人ごとじゃないけどな_| ̄|○

*希望の試合展開はヴェルディが前半でディエゴとフッキの大爆発で3点ぐらいリードして、ヴェルディ強いなーと思わせておいたところで味スタ劇場開幕。馬場ちゃん辺りがスパークして3点返して、最後は熱くなったヒロミとラモスが場外乱闘。そうしたらトーチュウ買っちゃう。

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February 23, 2007

洗い出される課題@北京オリンピック予選壮行試合 vs アメリカ

*選手評追記しました。偏り気味ですけど、よろしかったらどうぞ。

出来ないことと出来ること、それははっきりしたはず。後は、それを修正するだけ。時間はないけどね。

KIRIN Challenge Cup 2007 北京オリンピック予選壮行試合

U-22 Japan 0-0 U-22 America @ KK WING

U-22日本代表スタメン:GK松井謙弥、DF青山直晃、伊野波雅彦、水本裕貴、MF本田拓也(→谷口博之)、梶山陽平、水野晃樹、本田圭佑(→家長昭博)、FWカレン・ロバート(→増田誓志)、李忠成(→苔口卓也)、平山相太(→森島康仁)

来週水曜日から始まる北京オリンピック予選に向けての壮行試合。こういう試合は景気づけのゴールラッシュを求める傾向にあったが、反町監督はこのゲームも強化の一貫として考えているようで、メキシコと共に北中米のトップランナーとして実績のあるアメリカを迎えて、現段階での力を図る。

その中でのスタメン。このチームのバランスを担う青山敏が発熱のため(招集はされてる)、昨年からの怪我で長期離脱を強いられている西川(もう練習は開始してるのかな)が外れているモノの、現状に置いてはある程度揃ったメンバーとなった。バックラインはA代表に招集された3人が並び、中盤中央は背番号10を付けた梶山と本田拓、両翼が本田圭・水野、1トップには平山、その下には様々な選択肢の中でカレンと最近日本国籍を取得した李忠成という選択、形としては3-4-2-1。アメリカの方はスタンダードな4-4-2。こいつら、身体の厚みがルーニーみたいなやつばっかりだ。

前半

序盤から、アメリカのフィジカルの強さにも屈せずにタイトなディフェンスと人とボールが良く動くオフェンスがうまく噛み合う形で良い立ち上がりを見せた日本。多少1vs1で牛耳られる部分があったものの、外だけではなく中にポジションをズラしてゴールを狙ったことで平山のオープニングシュートに繋がるこぼれを生んだ李のプレー、決めきれなかったモノのセンターフォワードとしてポストワークだけに固執せず、裏に抜け出してフィニッシュに絡んだ平山のプレー、積極的なボールレシーブアクションを見せてうまくボールを引き出し平山の決定機を引き出すラストパス、うまく流れに乗って攻め上がり、左サイドのランニングをデコイにうまく切り返して強烈なミドルを見せた梶山のプレーなど、チームの狙いと個人の良さがうまく噛み合う形が見えた。

ゲームの流れを掴んだ日本は、相手ゴール近くでのプレー機会が多くなるが、肝心の所では人数を裂き、しっかりと集中して守ってくるアメリカの強さの前に、チャンスを生かすことが出来ない。セットプレーなども多くなるが、右サイド水野の鋭いCKからカレンがフリーとなってのヘッドもGK正面。ゴールが遠い。

25分を過ぎると、アメリカが落ち着きを取り戻し、チャンスを生かし切れない日本から流れを奪い取る。細かいパスでゲームをコントロールしながら、ドリブルで局面を打開するプレー、中から外という形でポストを絡めてアウトサイドを使うプレーなど、バリエーション豊かな攻撃で日本を押し込むことが多くなる。序盤は縦に入ってくるボールに対して、非常にタイトにアプローチに行けていたところが(マンマークを忠実に出来ていたことの証拠かな。又、それに呼応する形で中盤の選手が挟み込めていた)、そういった要素が少しずつ緩くなることで相手にプレーが出来る余裕を与えてしまったことが遠因か。

時折速い切り替えからカウンターに繋がりそうなところもあったが、結局日本は流れを失ったまま前半を終えることに。スコアレスで折り返す。

後半

後半開始後も日本は前半から続くアメリカの流れを断ち切れない。ポゼッションを獲られ、ボールを動かされることでマークがずれて、主体的な守備がなかなか機能しない。後手後手になる中でどうしても全体が押し下げられ、前線との距離が開いたことで、なかなか前半立ち上がりのようなリズムが生まれない。そんな劣勢の中で、平山が逞しさを見せて起点を作り、フィニッシュにまで繋がる形を見せたが、散発的な部分は否めない。

悪い流れを断ち切ろうとベンチも早めに動き出す。ここまでこのチームで結果を残している増田がカレンに代わって投入。中盤を助けながら、最前線への飛び出しを期待か。この交代から少しずつ立て直しを図る日本は、ようやく後半のファーストチャンスを迎える。左サイド距離のあるところで得たFK、本田圭の高い弾道の鋭く曲がるキックはファーに向かうと、平山の走り込みヘッドは高い打点でどんぴしゃり!完全にフィットしたヘッドは決まったかに思われたが、惜しくもバー。しかし、選手のポテンシャルが垣間見えたプレーだった。

しかし、ゲームの大きな流れは変わらない。アメリカの質の高いポゼッションに対して振り回され、時折発揮される局面打開も御しきれず、押し込まれる事は変わらない。チームとしてのディフェンスのやり方も影響していると思うが、ボールを奪いに行くという部分でバランスを崩し過ぎている側面も否めず、局面を破られると普通以上に危ういディフェンスとなっていることのが気になるところ。このタイミングで本田圭、李に代えて、家長、苔口を投入。前線の活性化、そして個人による局面打開を期待してか。

その家長は、投入直後左サイド角ででかい相手二人に寄せられながら、その間をすり抜けて(しかもうまく腕で相手をこじ開けるように!)チャンスを生み出す。彼のプレーが呼び水となり、ようやく少しずつ失われていた勢いが戻り始める。セカンドボールを拾えるようになる、主体的な形でボールが奪えるようになるなど、ラインが低いことを除いては守備面の問題が改善され、そのこともあって梶山が高い位置でボールに絡めるようになり、攻撃に変化が生まれ始める。更に日本は本田拓に代えて谷口をピッチに送り出し、勢いを更に加速させようとする。

ゲームは最終局面、ホームである日本がどんどん攻勢に出る。多くのセットプレーから後一歩と言うところまで迫り、水野の素晴らしいドリブルワーク(シュートを匂わせて相手を剥がし、最後は自分の得意な右足で精度のあるシュートを魅せた。素晴らしい)からそのままバイタルに入り込んでシュートに繋げるなど、惜しいところまでいくが、それでもゴールネットは揺れない。結局、スコアは最後まで動かずスコアレスでゲームを終えた。

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「強化」という事を考えれば、これ以上ないゲームになったと思います。ある程度出来る部分、そして改善しなければならない部分が非常にはっきり見えたと思う。テーマを上げるとしたら3つ。

・苦しい状況に陥った時の流れを変える術

・ブレの大きいディフェンススタイル

・ビルドアップの質

まず一つ目、これは若年層代表のどのチームにも言える事なのだけど、相手に流れが行った時に、チームとしてどうやって流れを引き戻すのか、その術を持たないから悪い流れのままゲームをずるずる引きずってしまう。現状に置いては、中盤が押し込まれ、マークに付くシャドーも下がると、最前線に残る平山が孤立し、なかなか攻撃に出れなくなってしまうと言うのが課題として残った。

もちろん、理想論を言えば守備に置いてもある程度ラインを維持して、コンパクトな布陣を保つことがベターだと思うのだけど、それは現実的には難しい(そんな守備が出来るのなら、悪い流れにはならない。状況に応じてラインを下げなければならない時がある)。となれば、下げられた後にどうするか、相手の攻勢を凌ぐことは当然として、ボールを奪った後、相手は切り替えてプレッシャーを掛けてくる。そのプレッシャーから逃れるために、セーフティファーストに雑に前に飛ばしているだけではだめと言うこと。

必要な要素は前線との距離を埋め、バランスを整えること。そのためには前を急ぎすぎない、時間を作るということが大事になる。チームの構成として、繋ぐ選手を増やすというのも選択肢の一つだと思うし、雑な攻撃を減らすというのも選択肢。取る道は様々なのだけど、その中で一番重要なのは的確な状況判断と、少しの勇気を持ってゲームをしていくことが大事になるのかなと。注意深く、そして大胆に。これが出来れば、自分たちの良さというのはもっと多くの時間で出せるようになるのかなと。

その下の二つに関しても、基本的には判断力が大きな問題。ディフェンスも時間によってかなりブレが出た。前を狙うことで後ろのバランスを失い、局面打開を許すと数的同数のような形で攻め込まれるシーンが多数あったし、逆にしっかりと後ろからマーキングが出来ているのに次のパスコースを消しきれず、そのマークが無為になってしまうなど、まだまだ徹底しきれない部分がある。それも、状況判断が出来ていないというのが全てだと思う。でていって良いところかどうか、相手の状況がどうなっているのかどうか、そういうことを的確に判断出来るようになることでよりよくなっていくはず。

3つ目の要素であるビルドアップも言わずもがな。どちらにしても選手達は状況判断の質をより高く、早くしていくことが求められる。状況は刻一刻と変わり、それによってプレーセレクトというのを変えていかなければ現状は打破出来ない。僕はこのチームの選手達のポテンシャルはとても評価しているので、力さえ発揮出来れば素晴らしいチームになると思う。その力を発揮するための要素が「判断力」だと思う。

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追記:)はい、約束通り追記です。選手評です。選手によってバラツキがあるのは僕がどの選手に注目してるかの指標です。どれだけ梶山と反さんが好きなんだ。

松井謙弥(ジュビロ)→これまでと比べたら、安定感は増しているように思える。的確な判断とポジショニングで危ういシーンはほとんど見られず。しかし、プレーが危なっかしく見えてしまうのはどうしてだろう?

青山直晃(エスパルス)→以前このチームのスタイルとの齟齬という課題を書いたけど、早い段階で捕まえてタイトに張り付くことで前を向かせないという要素に改善が見られたのは良い傾向(悪い時間帯はあったけど)ただ、もうひとつの懸念ポイントだったビルドアップは首をひねらざるを得ないし、このチームだとなかなか本来の安定感が出てこないのが気になる。この辺は順応と経験かな。

伊野波雅彦(FC東京)→良いフィード有り、フォアリベロ的なインターセプト有りと段々このポジションが板に付いてきた……と言いたいところだけど、少々リスキーな判断も目に付く。難しいところだけど、出過ぎて2バックでの対応になってしまうようなシーンは減らしたい。そのために必要なのは言わずもがな、状況判断だね。それともっとラインを押し上げることを意識していくべき。チームの出来を左右する部分だから。厳しくなっちゃったけど、全体的には良かった。

水本裕貴(ジェフ)→高い切り替えへの意識、1vs1の安定感など、メソッドの理解者としてしっかりとしたパフォーマンスを見せた。後は周辺との意思疎通。もっとリーダーシップを獲って、MFとの連動を作ればボール奪取においての実効力は高まっていくはず。ビルドアップは青山と同様余り良くなかった……。

水野晃樹(ジェフ)→全体的に押し込まれ気味の中で、1vs1含めた守備(コースの切り方とかね)と低い位置でのプレーには正直少々不安が見える。が、時折見せるスペースランやタイミングの良いクロスなどは、やはり質を感じる。もっと仕掛けても良かったかな、家長のプレーを見ると水野のドリブルも発動すれば苦労させられたと思うし。もっと出来るはず。

梶山陽平(FC東京)→出来としては良いところ半分、もっとやってほしいところ半分かな。攻撃面では存在感さえ出れば、日本のリズムが変わると言っていいぐらい、チームの攻撃の可能性を広げる役割を担った。らしいフェイクからのミドルや視野の広さと的確なプレーセレクトを感じるラストパスはとても素晴らしかったし、連続したボールレシーブアクション(これがスタンダードに出来れば彼はもっと上に行ける)、相手の穴を見据えた飛び出しなども見せて、チームタスクへの理解が見えた。ただ、チームが苦しい時に拠り所となれなかったことが不満。あれだけボールを持てるのだから、ああいう時こそ積極的にボールを引き出して時間を作ってほしいし、全体を落ち着かせるような存在となって欲しい、ヒデみたいにね。守備は、グループの一員としてより鋭敏に反応してコースを切るなりしないと。僕はこのチームは彼のプレーが鍵を握ると思うし、持っているモノも違うと見ているので、これぐらいじゃ満足出来ないかな。もっともっと。

本田拓也(法政大)→んー、青山と比べると、感覚的に鈍い。何を指すかと言えばスペースマネジメントであったり、ボールの奪い所の反応がね。頑張ってはいたけど、壺を押さえ切れていないかなーと。後ろからさらわれそうになったりと、もう少し周囲を見て速い判断が出来るようにならないと。この試合では全般的に良くなかった。

本田圭佑(グランパス)→見所は平山のヘッドを引き出した美しい一本のキックだけ。それ以外はほとんど良さが出なかった。攻撃は押し込まれて良いポイントでボールを引き出せず、鋭いキックも余り見られず(サイドチェンジとか欲しかった)守備はアメリカのフィジカルの前に屈し、周囲との関係性も悪い。連動しきれずボール奪取チャンスを逃すシーン(CDFが前を向けない状況で落とすしかないところでレシーバーを捕まえきれずポストワークを許したり。中盤の選手全般的に言えるけど)とかは、特に。家長が良かっただけに、又ポジション争いは激しくなるか。

カレン・ロバート(ジュビロ)→平山・李との関係性も良く、ボールにも絡んで、積極的にプレーしていた印象。もちろん守備も頑張る。ただ、それだけじゃ足りないかなー。もっと実効的な要素が欲しいし、なんと言っても結果が欲しい。あのヘッドは決めたかった。良かった時のゴールへの嗅覚が出てくると、抜けた存在になるはずなんだけどなー。チームの構成を考えると(ビルドアップの悪さとかね、中盤的な選手が欲しい)、厳しい立場にいるのかも。

李忠成(レイソル)→祝・初選出・初スタメン。で、一発目とは思えない順応性の高さだった。オールマイティに何でもこなせるし、タフにプレー出来るのも魅力。ゴール前に入ってくることで平山の負担も減って彼のシューターとしての才能も引き出せるんじゃないかと思ったり。可能性のある存在だと思う。毎回思うんだけど、顔つき良いなー、鋭い目線が飢えた感じで良い。

平山相太(FC東京)→噂通り身体にキレがあり、久々に良い平山を見た気がする。ヘッドは抜群に高かったし、ファーストシュートもシューターとしての才能を再確認させるに充分なインパクト、ただ、ストライカーとして一発は獲って欲しかった。だから、完全復活はおあずけ。ポストも逞しいプレーが何度もあったし、この出来がスタンダードになるんだったら(ま、難しい気はするが)、北京への道を切り開くスピアヘッドとして期待出来る。

交代出場
家長昭博(ガンバ)→天性とも言えるドリブルワークはこのレベルでも充分通用。短いプレータイムながら、数多くボールに絡んで良いプレーを見せたことを考えれば、次はもっと長い時間チャンスを挙げたい存在。てゆうか、ウインガーで使えばいいじゃん。彼は高い位置で使えば、チームの強みとなる存在だと思うけどね。ましてや、平山があれだけ好調なら……。

増田誓志(アントラーズ)→現状に置いては必要、かなぁ。ボールを引き出して、ゲームを作ることにも力を裂けるからね。もちろん前にも飛び出せるし、守備も出来るしね。反たんの考え方次第だけど、ね。

苔口卓也(セレッソ)→惜しいチャンスはあったモノの、このゲームでは少々活きずらい状況だったか。強みをいかに発揮するかが彼の課題である、将来に繋がる重要な要素だと思う。あの速さは間違いなく可能性なんだけど。落選は妥当か。

谷口博之(フロンターレ)森島康仁(セレッソ)→出場時間短く評価なし。


反町康治(男前)→もの凄い風当たりがきついみたいだけど、きっと反さんにオシムたんぐらい威光と世間の追い風があったら批判されないと思うので(ビルドアップやら、押し込まれた後の対処法やらを批判するのはお門違い。日本で明確な対処法を示せる指導者は早々いないし、その対処法の概念すら現状ではあるのか疑問。批判に合わせて、その対処法が示されていないのはどうなのよ。言いっぱなしジャーマンじゃん。「だめだ」と批判するのは、だめな指導者の典型)、余り気にしなくていい気がする。ただ、正直言って時間は足りないと思うけど、地道に一つずつやっていくしかない。個人的に「漸進」はしていると思うから、もっと良くなるとは思うけど、その進化スピードが勝負となる予選に間に合うかになるのかなーというのは少し心配。時間がないなら何かにプライオリティを合わせてやるべきかな、個人的にはディフェンス(特にマンマーキングとその次を消すパスコース制御と言う連動)かな。攻撃はこのままでも何とかなると思う。とにかく贔屓含めて、頑張れと言いたい。

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うわ、長ぇ!全く読む人を無視したこの構成に反省しないわけでもない。Jの傾向と対策もやりますよ、忘れてませんよ。開幕までにコンプリートは間に合わないとは思うけど。と言うことで今日はここまで。

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February 20, 2007

Let's Go To the untrodden ground!@06-07 UCL Round of 16 1stLeg Celtic vs AC Milan Preview

いよいよ始まっちゃいますよ、決勝トーナメントが!もうそろそろ…と言う気がしなくもないけど、やっぱりワクワクしちゃいます。時間が遅いのでとりあえずセルティックのゲームだけだけど、他のゲームも見所満載(後で追記するかも)ということで、プレビュ。

06-07 UEFA ChampionsLeague Round of 16 1stLeg

2/20(Tue) Celtic Glasgow vs AC Milan @ Celtic Park
Celtic                   Milan
      V.o.Hesselink           Gilardino R.Oliveira
    McGeaty                      Kaka
Jarosik         Nakamura      Seedolf   Gattuso
    Gravesen  Lennon              Pirlo
Naylor          Wilson    Jankulovski      Oddo
     O'Dea  McManus          Kaladze  Bonera
        Boruc                     Kalac

僕にとっては何にも変えがたい今節のメインマッチ。日本人で初めてUCLの決勝トーナメントに立つ俊輔の勇姿を見ないわけにはいかないっす。

ただ、相手は欧州きっての強豪であるミラン。比較的絶頂期を過ぎているとはいえ、高い戦術浸透度と個人能力、そして大きな経験を抱えるチームなだけに、簡単な相手じゃない。そして、そんな相手を向こうに回して先に進むためには、ホームで迎える一戦目の重要性は非常に高く、このゲームがこのマッチアップを左右すると言っていいでしょう。

そんなゲームを迎える両チームの状況をまず。セルティックの方は、比較的怪我人は少ない状態だけど、不安なのはセンターバックか。ここ最近リーグ戦では冬に加入したスティーブン・プレスリーがタフなプレーでこのポジションをこなしているが、彼はカップタイドのため、このゲームには出場不可。その穴を埋めることが期待されたギャリー・コルドウェル、ボボ・バルデも怪我と選択肢が非常に狭まってしまった。多分この試合では若いマクナマスとオデーというコンビになるけれど、この二人で百戦錬磨のアタッカー達を迎えるのは少々背中に寒気を覚えてしまう。

対するミランは、少々欠場者が目立つ状態。守備の要である二人、ネスタとジダが共に怪我でこのゲームの出場は難しい様子。又、ビッグゲームに強いフィリッポ・インザーギも欠場濃厚で、冬に移籍してきたロナウドもカップタイドのために出場不可と、前後共に戦力が削がれている。まあそれをカバーするだけの戦力は揃っているとはいえ、少しクオリティが下がる可能性は否定出来ない(特に守備陣)

じゃあ、勝負の綾となる要素を取り上げます。

・暗殺者はドリブラー -ピルロを巡る攻防-

ミラン有利は揺らがない。そんな状況を覆すために、セルティックはこれまでほとんどやらなかったミラン対策を施してゲームに臨む様子。

指揮官ゴードン・ストラカン、そして俊輔の口からもキープレーヤーとして真っ先に挙がる名前、それがアンドレア・ピルロ。中盤の底から攻撃を作り、隙を見いだせば超高精度のパスで相手の守備陣の穴を突くレジスタ。ミランの攻撃は彼から始まり、彼が動かすと言っても過言ではなく、中盤低い位置でも彼を自由にしてしまえば、危険な状況に陥ってしまう。そんな彼を警戒するために、普段は中盤をフラットに並べることがスタンダードとなっている構成を弄り、彼をマーキング出来る位置に選手を置くという選択をした模様。

相手を警戒するための布陣変更を鑑みれば、しっかりと守備の出来るプレーヤーを置くのが定石だと思うのだが(セルティックであればやはりヤロシクと言うことになるかな)、ストラカンの選択は若きアイルランド代表エイデン・マクギーティ。彼を使う意義として、マーキングは義務としてしっかりやらせるとして、攻守が入れ替わった時に、現状のセルティックに置いて最も個による局面打開が期待出来るプレーヤーである彼がピルロの対人ディフェンスを脅かすことで、ミランの守備を揺さぶろうとしている。
*何となく欲をかき過ぎのような気もするけど、ね。でも、多分マクギーティには前半からフルパワーで行かせて、バテたらミラーを入れると言うことになる気がする。

もちろんミランも、ピルロが警戒されることは百も承知なはずで、サイドバックやセードルフ、ガットゥーゾと言った周囲を固める選手達が手厚いサポートと細かいパスで彼のマークをずらそうとしてくるはず。その時に、セルティックのマクギーティの周囲の選手(フェネであったり、俊輔だったり、左はヤロシクかな?)がそういうことをさせないように、強いプレッシャーを掛けていきたい。

セルティックの奇策が嵌るのか、ミランの熟成度が上回るのか、勝負の綾を握るのがピルロを巡る攻防であるのは間違いない。

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ま、現在UCL得点王のカカはピルロよりも直接的に危険な存在(ミランで最も得点の期待が出来る攻撃パターンはカカがバイタルでうまくフリーとなったのを見計らって、ピルロがずばっと縦パスを入れることで、相手の中盤ディフェンスを無力化し、カカは丸腰となったディフェンスラインに襲いかかると言う形は非常に危険。ミランのアウトサイドはこの隙を生み出すことを意識しているしね)だし、ジラもリカルド・オリベイラも燻っているとはいえ怖い選手に代わりはない。勝負の綾で上回ることが出来たとしても、局面においてやりこめられるようだと、施術も水の泡。それだけに、セルティックの選手がいかに局面で踏ん張り、粘るかというのが必要になるのは言うまでもない。

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全てに置いて守備のことばかりになってしまったけど、とにもかくにも避けたいのはアウェーゴール。もし勝てないとしてもスコアレスならまだ可能性は残る。でも、失点してのドローだと本当に厳しいことになるからね。それに何とか粘って無失点でゲームを進めれば、セルティックパークでのユナイテッド戦のように誰かさんの一発が火を噴く可能性だってない訳じゃないし(俊輔だけじゃない、マクギかも知れない、フェネかも知れない、ミラーかも、ズラかも……)、それが金星に繋がったとしたら、大きくベスト8を引き寄せるはずだから。まずは失点を避けたいね。

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で、俊輔だね。俊輔にとってジダの欠場は残念かも知れないけど、カラッチはあんまり良いGKではないし、隙さえ見いだせばまたセンセーショナルなゴールを上げれる可能性はあると思う。上にも書いたけど、この試合ではまずチームタスクをしっかりこなすこと。ピルロを抑えるのは点のマークだけじゃなくて、周囲を使わせないということが揃ってないと難しいと思うし。その中で存在感を出してくれればと。頑張ればれ。

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と言う感じでしょうか。うー、書きながら想像してると、やっぱりドキドキするよー。何か遅くなっちゃったけど、取り急ぎ。

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February 19, 2007

2007 Jリーグ傾向と対策 -アルビレックス-

Photo_1
何か順番がもの凄い適当な気がするんですが、その辺はキニシナイ。アバウトにやっていきますよ。と言うことで今回は、好補強と熟成という二つのポジティブポイントが気になるアルビレックスを。

・熟成+補強に見える「可能性」 -アルビレックス-

[IN]
FW:
深井正樹(←アントラーズ/レンタル)

MF:
坂本將貴(←ジェフ/完全)
デビッドソン・純・マーカス(←アルディージャ/完全)
吉澤正悟(←アルビレックス・シンガポール/レンタル復帰)

DF:
千代反田充(←アビスパ/完全)
田中秀哉(←アルビレックス・シンガポール/レンタル復帰)

[OUT]
FW:
船越勇蔵(→ヴェルディ/完全)
上野優作(→サンフレッチェ/レンタル→完全)
中原貴之(→ベガルタ/レンタル復帰)
中村幸聖(引退)

MF:
ファビーニョ(→ジュベントゥージ[BRA]/完全)
岡山哲也(→アルビレックス・シンガポール/完全)
青野大介(→愛媛FC/完全)
栗原明洋(未定)

DF:
鈴木健太郎(→ヴァンフォーレ/完全)
梅山修(引退)
喜多靖(未定)
酒井悠基(未定)
尾崎瑛一郎(→アルビレックス・シンガポール/完全)
藤井大輔(→ザスパ/レンタル)

チームの顔となっていた反町監督がチームを離れ、新たな道を歩んだ昨シーズンも結果としては振るわなかったアルビレックス。ホームでの抜群の強さもなかなか成績に繋がらないことを考えると、壁にぶつかっている感がある。

しかし、中長期的な視点から考えると着実な歩みとも言える。これまでは少々厳しいかという戦力を何とかやりくりすることで勝ち残ってきたチームだったが、ここの所は抜け目ないと言える補強で少しずつ戦力を増強し、チームとしてのクオリティを上げていこうという狙いが見える。こうやって力を蓄えていくことで、なかなか破れない下位の壁を破ろうというスタンスがあるのかも知れない。

そういう意味では今オフもその狙いを果たせたオフだった。ジェフの屋台骨を支えていたユーティリティ坂本、キレの良いドリブルと思い切りで存在感を示していた深井、中盤中央でスケールの大きいプレーが出来る純マーカス、高さと危機察知の速さを併せ持つ千代反田と各ポジションのクオリティを高められる選手が加入。彼ら一人一人特徴がはっきりしており、チームにポジティブな影響を与えられる可能性を秘めているだけに、戦力増強以上のチームへのポジティブな影響が期待出来る。

そして、もう一つアルビにはポジティブな要素を見いだせる。それは、鈴木監督が熟成を進めるチームタクティクスのクオリティ向上。前線のタレントによる個力に依ったカウンターがメインウエポンだったアルビレックスにもたらされたのは、より狙いを持ってボールを動かし、グループで崩そうというタクティクス。基本の部分ではトランジッションが据えられているが、シルビーニョを起点にポスト&サポートというプレーに高いプライオリティを置いてやっていくことで、相手を揺さぶって崩していこうという能動的なプレーを模索している。もちろん、現状では試合によって非常にバラツキがあり、守備に置いてプレッシングが機能しないと攻撃もボロボロになったりと安定感はないが、連続した縦の出し入れ(楔→ポスト落とし→サポートから又楔→フリーランを活かすポスト→崩す)のような綺麗な流れを生み出すプレーには可能性を感じる。熟成が良い方向に向かうのであれば、チームは飛躍の可能性も秘めていると思う。

アウェイでの弱さ、大きすぎるシーズンの中での波といったこのチームが抱える「ムラ」という病巣、多くの新戦力によるチームのマイナーチェンジを考えれば、上記のようなポジティブな要素も「可能性」と言う曖昧な言葉に留めなければならない。ただ、矢野貴章の日本代表選出、千葉和彦のオリンピック代表選出、田中亜土夢・河原和寿のアジアユースでの活躍など、チームには新たな胎動が始まっている感があり、後はチームとして、その胎動を結果に変えられるかどうかに掛かっている。「可能性」は間違いなくある。

*注目の選手は……と言うと、田中亜土夢かなー。移籍組(特に坂本と深井がこのチームに何をもたらせるかは非常に興味をそそられるし、どこに入るのかも気になる)が入ってくることで、昨シーズン自分の居場所を確保したかに見えた彼も又再び競争原理の中に引き戻される。中盤のポジションは4つ。ただ、戦術核であるシルビーニョはある程度決まりと考えれば3つ。チームバランスを考えると2つかも知れない。で、ライバルは鈴木慎吾や深井正樹と言った明確な武器を持つ選手達。そんな選手を向こうに回して彼がいかに自分の特徴を磨き、発揮してポジションを確保出来るかというのは気になるところ。機動力と技術を併せ持つ可能性のある選手なだけに、ここは一踏ん張り見せて更なる成長を期待したい。アルビサポも彼にはとても大きな期待をしているだろうしね。

*ただ、個人よりチームに興味があるかな。鈴木監督のやろうとしているサッカーを表現出来る駒は揃いつつあると思うんだよね。戦術の浸透と選手間コンビネーションの向上は、より質の高いものになるはず。機動力のある選手が揃う中盤は意思統一さえ出来れば鈴木監督がこだわるプレスにも好影響を与えるだろうし、DFラインも千代反田と坂本の加入、永田の復帰、内田潤もシーズン最初からいるとなれば、不安視される守備も少し計算が立つかも知れない。これにエースエジミウソンと初代表候補で意気上がる矢野の爆発があれば(もちろん深井も)………何かをやらかしても不思議じゃないと思う。ま、これだけ持ち上げて思いっきり逆走したら、身を隠します(苦笑)新戦力フィットという課題があるのが気になる……

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ん、ちょっと僕の悪癖が出てきた気が……でもその分中身がちゃんとしてるからいいっしょ!と現実逃避……。次は多分FC東京。その前にUCLのプレビューやるかも、楽しみでしょうがないの、うん。ということでここまでっす。

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*愛鷹(あしたかって読むんだってねぇ、張りつめたー♪)では、色々と盛りだくさんぽくて、それを目の当たりに出来た皆様羨ましいですわ。そうそう、功治と隼磨のリニューアルチャントが発表されたらしいし、新曲もあったそうな。ゲームの方は、代表に行ってる藤本・青山、それに枝村・山西なんかを温存されたにしても(ジョンは怪我?)、エスパ相手に一応(スコア的に)互角の勝負を出来たというのは少し自信になるのかな、見てないけど。とにもかくにも後2週間、良い準備をして開幕に臨んで欲しいな。しかし、狩野がセカンドチームなの?納得いかねぇ、見てないけど。

*自分的今週メモ。沢山あるからさ、忘れちゃいそうで。

2/20(Tue) UCL Round of 16 1stLeg(この日は何があろうとセルティックvsミラン@セルティック・パーク!生で見る所存です。ジダ欠場だって、俊輔残念。瀕死巨人対決レアルvsバイエルン@ベルナベウも気になるけど)

2/21(Wed) U-22日本代表vsU-22アメリカ代表@熊本KKウイング(強化の過程の中では無駄に出来る試合なんてなし。どんなメンバーになるのか気になる)

2/21(Wed) UCL Round of 16 1stLeg(この日は生は無理そうだけど僕は何があろうとインテルvsバレンシア@ジュゼッペ・メアッツァ!でも人に勧めるなら、ローマvsリヨン@オリンピコ。現状の欧州トップモード直接対決。フットボールの神髄を知れ、早野氏必見。もちろんバルサvsリバポ@カンプ・ノウもカバーしたい。うまくやれば今のバルサなら沈められる可能性も……なくはない……かなぁ?てか、モウリーニョのエスタディオ・ドラゴン凱旋(2度目だよね?)も気になるし、この日いけずぅ)

2/22(The)UEFACup 1stKnockOutRound 2ndLeg(ゲーム単体としてはブレーメン-あややが見たい。ただ、1stLeg3-0で差が開いちゃってるから、興を削がれるかー、もったいない。統制の取れたプレーに非常に好印象を抱いたCSKA[一昨年のチャンピオン]、ディフェンディングチャンピオンセビージャが気になる。でも僕はきっとUCLのカバーに必死になっている予感)

2/23(Fri) 香港遠征なヤングFマリvs サウスチャイナAA(行けないけどな。放送とかあるのかしらん。)

2/24(Sat) 練習試合おっさん(ちょwww)Fマリvsソニー仙台(これは見に行けそうかな。なんだかんだ言ってチャンス逃しまくってる僕にとって初マリになりそう、ファン感除く)

*ま、全部見れるか微妙だけど、ね。一応調べておくだけは調べておかないとスルーしてあーみたいなのは切ないし。

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February 18, 2007

2007 Jリーグ傾向と対策 -アルディージャ-

Ardija
放置気味になってましたが、覚えてますよ。土日はまた頑張ります。ということで大宮ー、大宮ー、です。新しいステップに踏み出そうとしている事が吉と出るか凶と出るか、その命運を握るのは強面の新監督、ですな。

・ロバートレボリューションは起きるか? -アルディージャ-

[IN]
監督: ロバート・ファーベック(就任)

FW:
エニウトン(←パルメイラス[BRA]/レンタル)

MF:
島田裕介(ザスパ/レンタル復帰)
佐伯直哉(アビスパ/レンタル復帰)
川辺隆弥(アルディージャユース/昇格)

DF:
レアンドロ(←クルゼイロ[BRA]/レンタル)

GK:
柴崎邦博(←静岡産業大/新人)

[OUT]
監督:
三浦俊也(→コンサドーレ)

MF:
デビッドソン・純・マーカス(→アルビレックス/完全)
久永辰徳(→アビスパ/レンタル満了)
鈴木将太(→ベルマーレ/完全)

DF:
土屋征夫(→ヴェルディ/完全)
三上和良(引退)

GK:
安藤智安(引退)
高木貴弘(→ザスパ/レンタル)

昨シーズン補強費の前倒しをしてまで大型補強を敢行しながら成績は伸ばすことが出来なかったアルディージャ。その結果を受けて、長きに渡ってアルディージャを率い、J1へと導いた三浦俊也監督との契約延長せず、現韓国代表のピム・ファーベック氏の弟、ロバート・ファーベック氏を新監督に迎えて新たな時代へと歩むことを決めた。

新たな道を辿るという意味では英断だと思う。J1に置いて強みとなる要素は継続・熟成による確固たるチーム力の形成。そうはいっても、頭打ちのものに未来はない。そういう意味である程度の先が見えてしまった三浦監督を切って、新たな新監督を迎えたというのは悪い判断ではないように思う。もちろん摂理とは逆をいく訳だからリスクもあるし、新しい監督の手腕如何ではチームは危機に立たされる可能性もある。

そんな新たな道を歩まんとするシーズンオフは、昨シーズンの反動もあってか非常に静かなものとなった。得点力アップのために昨シーズンサンフレッチェも狙っていた高速アタッカー・エニウトンを獲得したモノの、目立つ補強はこれぐらい。逆に放出は、完全に大宮に馴染んでキャプテンまで務めていたトニーニョ、対人に抜群の強さを見せる土屋、サイドで渋い仕事をしていた久永、昨シーズンこそサブに甘んじていたモノのポテンシャルの高い純マーカスと、主力級を数多く放出。穴埋めにブラジル人DFのレアンドロをレンタルで、そして佐伯、島田を呼び戻したが、相対的に見るとチームに馴染んでいた戦術的な積み上げをなくしたことも含めて、マイナスと言える。

それだけにやはりロバート監督の舵取りには注目が集まる。このチームの一番の強みは、チームに浸透した高い理解の伴う4-4ゾーンのディフェンスだと思うわけだけど、綿密かつ冷静な分析で少しずつ仕様を変化させていた三浦監督のスカウティング、そしてそれを支えたトニーニョ・土屋・純マーカスの放出と、その遺産は数少ない。そんな状態の中で、ロバート監督はどのようなチームにしていくのか。細かいコンセプトなどが見えてこないだけに、何とも言えない部分もあるが、彼の指導力がこのチームの行く末を大きく握るのは間違いない。

とにもかくにも、ロバート監督が招聘された一番の意義は、停滞の時期に入った大宮に革命を起こして新たなステップを踏ませることになるだろう。県内にビッグクラブと同居するという立場、リーグの中での相対的な戦力、そしてこのリーグに流れる継続と熟成という「摂理」、これらを考えれば厳しい事には代わりはないが、だからこそ「改革」を求めるというは理解出来ること。賭けるモノはそう、J1。

*個人的な注目はやっぱり高速アタッカー二人。エニウトンとアリソンのスピードは、チームのタクティクスが噛み合えばもの凄い破壊力を秘めてる。オランダ人監督はパブリックイメージとして、人数を掛けて攻めるイメージがあるけど、彼らの特徴を生かすのであればカウンター気味のトランジッションサッカーに合いそう。もちろん大悟や藤本(島田や橋本なんかもそうだね)がうまくアクセントを付けて、スピードを落とさずに特徴を引き出すようなチャンスメイクをしてあげることが前提になるけどね。後は桜井かなー、彼のプレーはエンターテイメント。敵としては怖いけど。

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と言うことで、こんな感じかな。次はアルビかFC東京、二つともオフに積極的だったから書きやすいかもー。と言うことでここまで。

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*俊輔キタワァ、綺麗なFKだった。久々の柔らか系だね、良いコースだった。あんまり調子良さそうじゃないけど(ミス多かったかな?しかも余り良くない形での)、結果を残すことが出来るのはらしいかな。一瞬光ることで結果を残せるのは素晴らしい。まあ、セルティックではそれだけではだめだけどね。

それと、やっぱり加藤未央ちゃんはカワイイ。いいねぇ、あの初々しさ

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February 15, 2007

仕舞ったシャツをもう一度取り出して -トレーニングキャンプ日本代表候補発表-

Photo_30


サッカー選手である以上、代表チームに選ばれるというのは大きな目標であり、非常に名誉なことである。何百人もいるプロサッカー選手の代表であり、何百万人といるであろうプレーヤー達の頂点、国で一番サッカーがうまい人の「代表」として認められるわけだから。でも、そんな名誉を色々な考えから捨てようとしていた選手がいた。積み重なる疲労、迫る年輪、トラウマにも似た大きな心の傷……、自己との対話の中で出した答えとしての「代表引退」。でも、時間を掛けて消化して乗り越えたからこそ、こんな言葉が出てくる。

「ワールドカップが終わって、自分の中では、代表のユニホームは一度は心の奥底にしまいました。しかし、今回、オシム監督が必要として呼んでくれているのであれば、もう一度そのユニホームを取り出そうと思います。選ばれたからには、有意義な合宿になるよう、一生懸命がんばります。」

中澤佑二 日本代表選出を受けてのコメント

何が彼を突き動かしたのかは分からない。でも、彼の中にこういったモチベーションが沸き上がってきたと言うことが、とても嬉しい。

そして、きっと佑二は今までより、強くなる。一度折れた骨が、より強く、硬くなるように。パワーアップした佑二が見れることはまたとない楽しみとなりそうで、これまた嬉しい。

Vamos! Yuji!

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センシティブなこと書いてみましたが、かなりびっくり。ま、複雑な気持ちもない訳じゃないけどさ。良かった良かった。どういう経緯があって佑二が意趣替えに至ったのか分からないけど、余り積極的ではなかったにも関わらず声が掛かったというのはそれだけ求められている証拠だと思うし、求められるというのは選手冥利に尽きるはず、しかもそれが国の代表なんだから。粋に感じて頑張ってくれちゃえば良いんじゃないかな。

気になるのは、色々と代表招集にもルールがあるから、水面下でどんな交渉があったのかということかなー(招集を拒否したらFIFAで定められてるルールで罰せられてしまうから、選手と協会である程度の同意が必要。強権発動じゃないんならね)この辺でも「オシムの言葉」があったのかもと、憶測。ま、とにかく祝!ってつけちゃっていいよね。めでたいもん。

と言うことでメインディッシュは先に食べちゃった感じだけど、明日から始まるトレーニングキャンプのメンバーに関して戯れ言をば。

日本代表候補トレーニングキャンプメンバー

監督:イビチャ・オシム
コーチ:大熊清
コーチ:反町康治
コーチ:小倉勉
GKコーチ:加藤好男

GK:
川口能活(ジュビロ)
山岸範宏(レッズ)
川島永嗣(フロンターレ)new!
林彰洋(流通経済大)new!

DF:
坪井慶介
田中マルクス闘莉王
阿部勇樹(共にレッズ)
中澤佑二(Fマリノス)
今野泰幸(FC東京)

MF:
遠藤保仁
加地亮
橋本英郎(共にガンバ)new!
佐藤勇人
山岸智
羽生直剛(共にジェフ)
鈴木啓太
相馬崇人(共にレッズ)new!
駒野友一(サンフレッチェ)
中村憲剛(フロンターレ)
野沢拓也(アントラーズ)
田中隼磨(Fマリノス)
藤本淳吾(エスパルス)new!

FW
播戸竜二(ガンバ)
佐藤寿人(サンフレッチェ)
巻誠一郎(ジェフ)
我那覇和樹(フロンターレ)
高松大樹(トリニータ)
矢野貴章(アルビレックス)new!

Schedule:
2/15~19 トレーニングキャンプ @ 千葉

JFA

噂通り、数多くの選手を呼んで練習させちゃおうという噂通り、26人という大所帯で今シーズンのスタートを切る様子。正直、功治を呼ばないこととか納得いかないけど(長谷部も外れちゃったね、タスクへの順応とは別に何かをもたらせる選手はそれなりに厳しい状況に置かれてる気がする)、それは置いておいて、復帰の佑二含めて、各ポジションに一人から二人の新顔を突っ込んだと言うところに、ちょっとした意図を感じたり。

例えば橋本。優勝したシーズン、オフェンシブなガンバを中盤の底から献身的で鼻の利くプレーで支えたパフォーマンスは非常に質が高かったが、昨シーズンは特に終盤、蓄積疲労などもあってかプレークオリティは著しく低下し、存在感を発揮出来なくなった。結局ヤットの復帰で押し出されるように定位置を失った。

例えば相馬。意気揚々とレッズに移籍したはいいが、アレックスの牙城は崩しきれず、辛酸をなめるようなシーズンに。途中交代でボランチもこなすなど、チームの要求には応えたが、存在感とまではいかず、バックアッパーの域を超えることは出来なかった。天皇杯ではその鬱憤を晴らす形で優勝に貢献したが、シーズンを通してみると、代表云々を語ることは出来ない。

もちろん、矢野も川島にも言えること。矢野は圧倒的に結果が足りないし、パフォーマンスもさして高いとは思えない。川島は出れば印象的なプレーも多かったが、いかんせん出場機会が少ない。正直言って、代表に値するシーズンを送っていたかといえばNoのはず。(藤本や佑二だって怪我もあって波はあった。藤本はプロ初シーズンだから仕方ないけど)言っちゃえば、個人的には微妙と感じるような選手達だけど、それでも彼らを呼んだ意図というのは、今ポジションを得ようとしている選手達を煽ろうとしているんじゃないかなーと。

代表入りから存在感を発揮し続けてポジションを得た感じのある鈴木啓太、同じく中村憲剛、結果がなくても抜群の仕事量で信頼厚い巻誠一郎、能活・山岸・西川で面子の決まった感のあるGKにしても、停滞を嫌ったんじゃないかなと。きっとオシムの中にはある程度青写真は描かれていると思う。ただ、こんな所で満足してもらっちゃ困るよ、もっとどん欲に、とメッセージを出しているのではなかろうか。

ま、選手達はそんなことをされなくても、嫌がおうにも緊張感は高まるだろうけどね。下の選手も常に呼ばれる可能性を秘めている。経験も力もある選手が復帰することで色々な玉突きが起きるかも知れない。FWだって、ポストとムーブの組み合わせがスタンダードかと思ったら巻+我那覇が結果を残した。そして、待望論根強く個人として質も高い「海外組」が控えている。そんな状況の中で現状の立場にあぐらをかく選手なんていないと思うし(ま、そんなのオシムたんは許さないだろうし)、どの選手も危機感を持ってプレーするだろうし、必死にやるはず。そういう面では良い合宿になるんじゃないかなーと。ま、シーズン始めでまだまだ寒いからどの選手も怪我だけは気を付けて欲しいなと。

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とりあえずこの辺なんだけど、やっぱり興味は海外組なのかなー。新聞も呼ばないって分かってるはずなのに(トレーニングキャンプの招集メンバーだし)、「海外組呼ばれるか?」みたいに煽ってるし。ま、遅かれ早かれ呼ばれるって。いつ呼ばれるかは分からないし、定着するかどうかは分からないけど、呼ばれないって事はないっしょ。呼ばなかったら「オシムたんはチキン」と言いまくる(「一人の優れた才能を些細な理由で使わないなんて、何がリスクチャレンジじゃーい」って言ってやる)冗談だけど、どっちにしても今はチームの基盤を作る時。基盤が出来て、そこにアタッチメントとして特徴がある選手であったり、能力の高い選手を組み込むことでチーム力を上げるというのが、妥当なチーム作りだと思うし。ま、まとまらないし、その辺は追々だね。と言うことで今日はここまでっす。珍しくタイムリーなことを出来て満足。

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*触れてないけど、隼磨も頑張っておいで。正念場だと思うし(相馬がもし結果を残したら、駒野が右に回される可能性もあるわけで、押し出されちゃうよ。加地さんはどう見ても現状では一枚抜けてるし)しかし、未だに何故隼磨がずーっと選ばれ続けているのかは謎だ……。走るだけなら超一流だけど、クロスはワロスで、守備もあんまり上手じゃなくいのに……。でも頑張れ、超頑張って、加地さんに迫れ!

*年チケ来たねー、ネックストラップがちょっとしょぼい気がするけど、そんなことキニシナイ(去年は使ってないし)何となく嫌な予感の方が強いけど、それでもやっぱり待ち遠しいし、ワクワクしちゃう。早く開幕しないかなー。

*てゆうか、サッカー見たくてしょうがない。テレビでは見れてるけど、試合数的には少ないし、生では全然見れてない。なんていうの?中毒症状(苦笑)28日は国立行こうと思ってる。やっと買った膝掛け使えるー。

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February 13, 2007

2007 Jリーグ 傾向と対策 -ヴァンフォーレ-