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December 10, 2006

爽快なるゴールラッシュ@J Youth SAHARA Cup 2006 Round of 16 Fマリノスユース vs FCトリプレッタ

今更感もあるんだけど、先週のユースの試合。MM21ですよ、今話題の。いい天気で、帰りにはオプションなんかも付いてたわけですが、ま、それは置いておいて。簡単に。

J Youth SAHARA Cup 2006 Final Tounament Round of 16

Fマリノスユース 8-0 FCトリプレッタ @ MM21グラウンド「爽快なるゴールラッシュ」
F.M.Youth:3'&9'斉藤陽介 19'&55'森谷賢太郎 27'水沼宏太 56'幸田一亮 67'端戸仁 71'斉藤学

Fマリノスユーススタメン:GK当銘裕樹(→51'佐藤峻)、DF金井貢史(→59'長谷川アーリアジャスール"待望")、甲斐公博、田代真一、武田英二郎、MF山岸純平"やっぱりイイ"、幸田一亮"爆発的フリーランニング"、水沼宏太(→70'大久保翔"来期はJ1で!")、森谷賢太郎"スーペル"、斉藤陽介"PK失敗も今大会6点目、得点王まで後3つ"(→70'斉藤学"もっと、もっと")、FW端戸仁(→84'出口将司)

快晴のMM21グラウンドでのサハラカップの決勝トーナメント2回戦。キックオフにわずかに遅れちゃったら、既にマリノス側の席はびっしり。850人ぐらいの人が集まった様子(もっと入ってた気もしたんだけどねぇ)相手のトリプレッタは関東予選を勝ち抜いて決勝トーナメントに出てきたチーム(レギュレーションがわからないけど、Jユースとは違うルートみたい)、応援が高校野球みたいだった。

試合の方は、戦術的な噛み合わせと選手個々の相対的な力の差、こういうモノがもろに出た印象。トリプレッタがディフェンスラインをもの凄いラインを上げる志向を持っていたけど、ボールホルダーにプレスが掛からず、3バックの外側を見切れない。その中で、マリユースはこのスペースを使って相手のハイラインを蜂の巣に。この繰り返しだけで、ゲームが決まってしまったかなぁと。

まあ、マリの選手達がやりたい放題で一方的になりすぎたこともあって、ゲーム自体の魅力としてはそんなに大きなモノではなかったけれど、とにもかくにも気持ちいい試合だったかなぁと。いい天気で、沢山ゴールが入って、大味なゲームの中で選手達が細かな部分で良いプレーが沢山あった。まあ、天気とゴールは置いておいて、良いプレーのこと。一つは選手一人一人の個性の発揮。チームとしてそういうモノを活かそうという部分もあると思うのだけど、失敗することを恐れずに積極的に仕掛ける、出そうとするというのはとてもいいことだと思った。例えば、この日初見だったU-16日本代表だった斉藤学くん。彼はアジアの大会でも見せていたけど、もの凄い局面打開力に可能性のある選手なのだけど、見た感じだと「適切な判断」(足元なのか、ランニングなのか/簡単に周囲を使うのか、技術発揮で独力で仕掛けるのか)ではまだまだ洗練されていく必要性も感じた。でも、彼にそういうことを求めすぎてしまうと、彼の一番イイ部分は育ってこない。そういう意味で、少々効率性には欠くけれど、育成という部分では正しい方向なのかなぁと思ったり。

正直、結果を出す上ではこういう要素はネガティブに出ることもあるとは思う。正直結果を出すという側面ではチームとして詰めなきゃいけない部分、犠牲とすべき部分では足りない部分もある。でも、育成環境であることを考えたら、選手達が個々の能力を伸ばすことための環境としてはとても素晴らしいこと。こういう事を続けていく上で、次世代のスペシャルプレーヤーが生まれてくる素地になっていけばいいなと。
*まあ、心のどこかで「能力の発揮だけでなく、ゲームを捉える力、運び方、戦術理解・運用、と言った要素も学んで欲しいなぁ」とか「トップチームとより密にコンセプト的に連動して、ユースの選手達も戦術的に熟成して、すぐにでもトップで使える選手になって欲しいな」とも思わなくもないけどね。あ、でもトップがあれだから、今は難しいか。

で、もう一つは柔軟で細かい要素が非常に充実していること。この試合、アウトサイドのスペースを長いフィードで飛び出すプレーであったり、コンビネーションからスペースを突くスルーパスで抜け出すプレーがもの凄い効果的に嵌っていたのだけど、浅いラインを飛び出す上でオフサイドにに掛からないように「プルアウェイ」の動きであったり、1トップ3シャドー間で柔軟にポジションを交換することで相手を混乱させたりしていたことが非常に素晴らしかった。ハイラインの相手に対して、スペースを突くことは効果的だけど、こういう細かい要素を欠くと単調になったり、雑になったりしがちなのだけど、しっかりとこういう部分を充実させることで、単調になることなく質の高いプレーとなっていたのかなぁと。そして、それを繰り返せることには彼らのプレーヤーとしてのクオリティを感じたかなと。
*もちろん、その素地にあるランニングに対しての意識が非常に高いことも付け加えておきたいかな。後半、端戸くんのゴールをアシストした幸田くんの80m近い爆発的フリーランニングは、会場の人たちが沸くぐらいダイナミックで素晴らしかった(その前にアーリアくんが入って右サイドバックにポジションが代わった後、高い理解を感じるよね)

まあ、交代共にチームが変質して(水沼、斉藤陽介といったスペースランナー型から大久保、斉藤学と言ったような足元型の選手に替わったことが大きいかな。まあ使い分け、という部分が大切と言えるのかな)リズムを失い、捨て身の相手に反撃の隙を与えてしまったこと、個人能力は高いけど集中力を欠いたようなミスがちらほら出てしまうことは反省だけど、ま、これだけ点を獲って、駒を先に進めたわけだから、文句なんてないわけで。改めて、気持ちよかったですよ。

で、ここまでが壮大な前置き。(うん、ぱくり)

J Youth SAHARA Cup 2006 Q.Final

12/10(Sun) 11:00KickOff/Fマリノスユース vs サンフレッチェユース @ フクダ電子アリーナ

てゆうか、時間的に遅いんだけど、明日フクアリで試合がある様子。どうでしょ?ちょっと早起きして千葉まで行ってみたらいいんじゃないかな?先週イイ思いしたでしょ?千葉で。だから今週も千葉でイイ思いしちゃいませんか。アーリアくんや陽介くんや田代くんはもちろん、U-17でwktkしちゃった人も多いと思うから、水沼くん、端戸くん、学くんに、甲斐くんに金井くんと見れちゃう。しかもホリデーパスで楽々(JRの回し者ではございません)相手はサンフレ、新しいサンフレ最新作(平繁ね、ユース代表の最終候補にも入ってる才能ある選手)も出てくるだろうし、ハイレベルで面白い試合になるんじゃないかなぁと。しかも、14:00からはFC東京とベガルタのユースも見れちゃいますよ。個人的にも楽しみにしてます(起きれればだけど……)

合い言葉は「イヴは神戸!女よりもユース」

と言うことでよろしかったら。天皇杯もやったねぇ!哲也神哲也神哲也神!その辺はまとめて明日!長崎、行かれた方お疲れ様でした!じゃ、ここまで。

*更新不定期な感じで申し訳ないです。とりあえず、色々ため込んでるので、出来る限りこの土日で消化出来ればと。出来ない可能性もあるけど(苦笑)

*そうそう、ユースのことで一番書きたかったこと。アーリアくん、生では初見。会場の入り口のメンバー表が張られていて、サブの所に名前が入っているのを見た時から、ずーっと見たいなー見たいなーと思っていたので、見れてとても満足。彼の早期復帰はユース事情に詳しい人には驚きだったようだから、まだまだコンディション的には難しい部分もあるのだろうけど、彼の質や可能性が垣間見えたかなぁと。まず、非常に繊細なタッチをしていること。抽象的な言葉だけど「陶芸家」のようなボールタッチ。こするように、擦るように、ボールを触る。この辺は"ペップ"・グアルディオラを見たよ。でも、プレースタイルはペップとは重ならない。SBSで短い時間見た感じだとパスディバイダーなのかなーと思ってたんだけど、プレープライオリティを見るとドリブル中心のプレーセレクトが目立った。プレッシャーの強い地域でも、技術が余りぶれず(ボールの置き所、腕の使い方が非常にうまい)、ビジョンを失わない。で、かなり攻撃的、積極的。どんどんゴールに向かってプレーが多く(ワンツーやドリブルを駆使してボックスの中に入っていく)、スタイルとしてボランチのプレーじゃない感じ。ボランチ+ドリブルというと長谷部が浮かぶけど、ちょっと違うかな。長谷部はスペース見いだして高速ドリブルで、アーリアはテクニック活かしてこじ開けるような感じ。テク主体。それと、プレーヤーとして大切なことを持ってるなぁと。一回安易に相手陣で失って、自陣深くまで素早い展開で持ち込まれたのだけど、全力疾走で戻ってプレッシャーを掛けにいった。彼ほど技術があれば、持ち上げられ、頼られと、プレーにおいても、メンタル的にも含めて王様になりがちなんだけど、「自分が失ったボールは、自分が責任を持つ」サッカーをちゃんとやったことのある人なら一度は絶対に教えられることをしっかりと出来るのは、非常に嬉しかったかな。これは継続で。ま、トップでは、プレースピードとプレッシャーに慣れれば、行けるんじゃないかな。とにもかくにも、アーリアくんは鮪不在で切ない思いをしてたテクニック狂を喜ばせてくれる事間違いなし

*ただ、あのプレースタイルは監督の好みに分かれそうだなー。リスキーだもん。ま、本来はもっと違うのかも知れないけどさ(相手がアレで、点差もあったからなー、好き勝手にやっちゃうぞーというのもあったのかも知れん)つーか、付け足しのくせになげぇ

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