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December 31, 2006

年末のご挨拶。

えーと、本来ならベストイレブンを発表しようと思ったのですが、年越ししちゃいそうなので、先にご挨拶をば。

今年も、お付き合い頂きありがとうございました。今年は251のエントリーをあげたようです。Fマリノスの低迷、ワールドカップの早期敗退と余りいいことはありませんでしたが、そんな中でも沢山のフットボールの喜びがあったと思いますし、苦しみも又フットボールの一部分として堪能出来たのかなぁと。

このブログのことを考えると、相変わらず誤字は多いし、ここのところ更新がまちまちだったりと、ごらん頂いている方にはご迷惑をおかけしていますが、来年もダラダラとやっていきたいと思っているので、お付き合い頂けたらと。

ではでは、皆さんにとって、そしてサッカー界にとって、良い年でありますように。

それでは、良いお年を。

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December 30, 2006

LooseBlog's J.League Awards 2006 -Shining Young Talent-

年末進行な感じの「るーぶろ」ですが(今考えた)、自分の中で毎年恒例となりつつある「LooseBlog的J.League Awards」やりまーす(ちょっとタイトル改変したけど)で、まずは去年同様"shining young Talent"、若手のベストイレブンから行きます。

LooseBlog's J.League Awards 2006

Shining Young Talent on 2006 J.League Division1

  田代有三  矢島卓郎        鄭大世、河原和寿、青木孝太、柿本曜一朗、
梅崎司  柏木陽介  藤本淳吾   田中亜土夢、高橋大輔、狩野健太
   谷口博之  枝村匠馬      上田康太、犬塚友輔
      青山敏広           伊野波雅彦、城後寿
  青山直晃  内田篤人        田中裕介
      岡本昌弘

もの凄いバランス悪いんですけど、その辺はご愛敬、ベストイレブンなんてそんなモノと納得して下さい(笑)昨年同様ディフェンスに関してはなかなか出場機会を得ている選手が少ないから、選択肢がもの凄い狭いけど、その分中盤は非常に豊富。迷った、かなり迷った。目移りしちゃうよ。ま、独断と偏見でピックアップさせてもらいました。じゃ、ベストイレブンに選んだ選手を短評付きで。

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田代有三(鹿島アントラーズ)
20Games(962min)/7Goals!

大きな怪我(靱帯損傷)で長期離脱を余儀なくされたルーキーシーズンの鬱憤を晴らすような大活躍(マリ戦だったから覚えてるんだな)終盤にはアウトゥオリの信頼を得てスタメン出場も増えたりと、一気に飛躍の年となった。元々、プロ入り前の強化指定で様々なクラブを渡り歩き、鳥栖には強化指定という形ながら戦力として請われるなど、その持ち得るモノは大きかったから、それほど驚きではないけれど、その能力だけではなくハートの強さを感じる選手。FWとして点を獲る責任から逃げないというのかな。エゴとも言えるけど、非常に頼もしい。7ゴールは立派だし、そのゴールも価値のあるモノが多かった印象。

プレーとして長身と身体能力を合わせたヘディングというのが目立つけど、機動力もあり、前への推進力を持ち合わせる部分に魅力。技術的にもしっかりしている。これからが楽しみ、怖い選手になっていく予感。

矢島卓郎(清水エスパルス)
19Games(657min)/3Goals

彼も又怪我に泣かされながらも、それを克服しての活躍。今シーズンの大卒No.1FWの呼び声もあったから、期待はしていたけど、確かにその評価が看板だけで終わる選手じゃないのを示していた感。ゴールの数を改めて見るとこんなもんだっけ?(カップ戦入れるともう少し獲っていると思うのだけど……)と思ってしまうけど、プレーの質は高かった。

マルキ、JJとスタメンの二人の外国人の壁は厚く、レギュラー確保とまでは至らなかったけど、出ればそれなりに仕事をしてくれる選手と言った印象。怪我をしてしまったガンバ戦の活躍とかは非常に印象深い。彼もオールマイティに何でもこなせる選手。相手の状況やチームメイトとの狙いの共有など、TPOにあわせて柔軟にプレーを変化していけるのは強みとなり得る。来期はマルキもクラブを去るようでスタメン確保のチャンスかな(フェルナンジーニョが来るけど)

藤本淳吾(清水エスパルス)
28Games(2173min!!!)/8Goals!/J.League新人王!

今期、J新人王。多分、今シーズン入団の選手の中で一番注目を集めた選手だと思うのだけど(筑波のエースプレーヤーで、入団早々希代のプレーヤーの後継者としてNo.10を背負ったり)、そのプレッシャーをモノともせず、筑波の1年先輩である兵働と共にエスパの課題であった攻撃のクオリティを担ってチームを躍進に導いたプレーは、新人王の資格にそぐうモノだったと思う。

特に印象的だったのは日本平での大分戦かな?「Fantastic No.10」というタイトルでレポートしたのだけど、その時のゴールはとても美しかった。後は、リーグ終盤の神奈川2連戦でのスパークぶり、怪我明けでイマイチなプレーが多かった中で、コンディションがようやく上がってきたところで地元相手で燃えちゃったか、神懸かったようなプレーで5得点1アシスト。90分間、そして1シーズン戦い抜くスタミナに課題こそ残したモノの、左足を核にした洗練された技術、質の高いプレービジョンはもちろん、戦術理解と順応にもレベルの高さを見せ、個人的にも間違いなく新人王。あぁ、何故マリに来なかった、何故……。(←しつこい)

柏木陽介(サンフレッチェ広島)
17Games(1321min)/1Goal/AY2006

ここは迷った。贔屓と期待値で狩野にしよう…とか、田中亜土夢も良かったし…とか、藤本中にズラして高橋も……とか思ったんだけど、アジアユースでの大活躍も考慮して選出。Jでは波が大きくて、アジアユースで見せたようなパフォーマンスが出たりでなかったりという感じなんだけど、技術、運動量、センスと全てを高いレベルで兼ね備えていて、その最高到達点の高さにはやっぱり魅せられたし、ね。

彼に関してはアジアユースの時に結構書いたつもりだから少し割愛するけど、サンフレのペトロビッチが何を望んでるのかなと考えた時、よりウェズレイや佐藤寿人と共にアタッキングエリアで脅威となることなのかなーと。ポゼッションを核に、アグレッシブに戦うチームだからこそ、ね。目に見える結果を残して、上を狙って欲しい。充分やれるはず。

梅崎司(大分トリニータ)
25Games(1809min)/3Goals(52Shoots!!!)/AY2006/NationalTeam!

マグノ、吉田という支柱が抜けてもその穴を感じさせなかったのは、高松の存在感や松橋のブレイクはあったにしても、彼の成長も大きな要因となっていたはず。アタッキングエリアで積極的に自らの技術をどんどん前に押し出すアタッカーらしいプレーでトリニータの攻撃の一翼を担い、オリンピック代表どころか、2階級特進なA代表までステップアップしちゃうんだから、まー、驚いた。アジアユースではかなり視線が集まりながらも、逞しいプレーを魅せてくれたし、充分。

多分、技術的に彼ぐらい出来る選手はいると思うんだけど、彼には恐れない精神性、積極性があり、それが相手には大きな脅威になっている感がある。以前代表でのコメントを紹介したけど、物怖じせず自分のプレーを出すことが一番だという自信を感じるし、それを信頼しているであろう指揮官に推奨されているからこそ、あれだけアグレッシブにプレー出来るのかなと。シュート数52はそれを如実に表していると思う。こういう選手は悪質なファールによる怪我が怖いけど、来期もガンガンやってほしいな。って、海外?んー、もう少しJで見たい。てゆうか移籍するならテレビの見れるところにしてほしいなー(←自己中)

枝村匠馬(清水エスパルス)
34Games!!!(2800min!!!)/8Goals!!!

確か、デビューは昨シーズンの静岡ダービーだったっけ?そこからはもう階段ダッシュの如く一気に上り詰めた感じ。伊東テルのサポートを受けながら、抜群の攻撃センスと機動力でエスパの攻撃のアクセントとなり、一時は連続ゴールも記録するなど、躍進エスパの象徴的存在となった。てゆうかシーズンフル出場?そうだっけ?これもまた凄い。

彼のいいところは何よりも飛び出しだよねー。切り替えの早いエスパの攻撃の中でするするっと最前線に飛び出して、ゴールを獲っていく。しかも、いいところに出てくるんだ、これが又。この辺はセンスかな。4-4フラットはやり方次第で硬直しやすいスタイルでもあると思うのだけど、彼のような積極的なプレーヤーがいたからこそ、攻撃力が飛躍的に向上し、エスパの躍進があったと思う(低迷した昨シーズンも守備自体は積み上げていたしね)ワイドの兵働、藤本といったボールを持てる選手と、枝村のような素晴らしい機動力とセンスを持つ選手の融合は個人的に好きだった、来期も楽しみ。

谷口博之(川崎フロンターレ)
33Games(2947min)/13Goals!!/Best11!!/NABISCO Cup NewHero賞!!

去年も選んでるから、今年はもう選外にしようと思ったのだけど、上では選びきれなかったので、こっちに入れました。昨シーズンの中村憲剛を支えるアンカー的な存在から、その得点感覚を生かす攻撃的な姿勢も表現し始めて、Jの中盤のプレーヤーではNo.1の13得点。一時、この攻撃的な姿勢がチームバランス的に仇になっていた部分もあるけど、これは絶対的な数字だと思うし、チームとして大きな武器になっていたと思う(スペースを見いだす眼と優れたパスセンスを持つ中村憲剛が後ろから攻撃構築し、得点感覚に優れ高さもある谷口が前線に厚みを加えるという形は理に叶っている)

反町ジャパンの中では層の厚い中盤の中で定位置確保とはなっていないけれど、要因となっている頭を使う部分(ゲームの流れを読むことであったり、的確なポジショニングで相手の攻撃を寸断する事であったり)を向上させられれば、A代表入りも見えてくるのでは?

青山敏広(サンフレッチェ広島)
19Games(1620min)/1Goal

今シーズン途中から就任したペトロビッチ監督のサッカーの重心を担って終盤はチームの核となったかな。若さに似合わぬ戦術眼と落ち着きは、アバンギャルドな布陣の中で秩序を担う存在となっており、その積み上げた経験はオリンピック代表でも生かされている感がある。

この選手に対して、どうしても「悲運」というイメージが僕の中にはあるのだけど(高校時代の話題となった県予選決勝の誤審、オリンピック代表の初陣でのバックチャージによる怪我、そしてアジア大会初戦のチープなレフェリングによる退場……)、その悲運に屈せずステップアップしているという事実が彼の高い実力を示している気も。来期は彼の周辺でかなりの競争が起きるはずだけど(サンフレは高萩が復帰、高柳もいるしね。オリンピック代表も谷口、上田、枝村と虎視眈々と狙っているはず)、その競争の上で更なるステップアップを期待したい。

内田篤人(鹿島アントラーズ)
28Games(2378min)/2Goals(3Assists)/AY2006

鹿島では数少ないらしい高卒ルーキーの開幕スタメン。試合経験を積み重ねて、今やなくてはならない存在にまでなった感(アジアユース出場でナビ決勝に向けて不在を埋めるためのクライシスがあったぐらいだしね)終盤はさすがに疲れが出てパフォーマンスを落としたけれど、世代交代が進む鹿島の象徴的な存在だったと思う。

最初見た時は細くて、あどけなさが残っていて、大丈夫かなと思ったのが素直な感想。ただ、プレーはそんなひ弱さを感じない逞しさがあったね。常に前のスペースを見据えて上がるタイミングを伺い、ビルドアップにも積極的に参加、どんな選手にも臆せず仕掛け、機を見てゴールだって狙う(縦だけじゃなく、中にも行くという姿勢がいい)サイドバックは世界的に見ても枯渇しているポジションなだけに、どんどん上を目指して欲しいな。課題はセンターバック的な守備のクオリティ、カバーは上手だけどフィジカルだね。

青山直晃(清水エスパルス)
29Games(2549min)/0Goals/NationalTeam!

去年も選んでるけど、今年もあまりいないんで(苦笑)そんな惰性的な選び方はさておき、試合出場経験を積み上げて更に磨きの掛かった対人能力しかり(五輪世代では青山と水本はそれこそ2枚ぐらい抜けている安定感を感じる)、戦術眼的な部分と進歩していると思うし、だからこそキャップこそ得れていないモノの継続的にA代表に呼ばれているんだと思う。オリンピック代表のパフォーマンスを見ていると、もう少しチームの狙いを消化してパフォーマンスにアウトプットする柔軟性が欲しい気がするけど、ま、それも時間が解決してくれる、かなぁ。

センターバックはやっぱり経験がモノを言うポジション。身体能力とかも確かに大事なんだけど、読みであったり、対処法というのは積み上げてきた一つ一つの要素がモノを言ったりする。だから結構海外でも百戦錬磨のベテランが長く現役を続けていたりするわけで、その分若い選手はなかなか出てこれない。マリもマツと佑二がいて、勇蔵や那須は力があってもなかなかプレータイムが伸びなかった。そういう意味で、青山が斉藤や森岡をクラブから追い出すような活躍を魅せているのは本当に素晴らしいことだと思う。オシム、一回ぐらい使ってやれよー。

岡本昌弘(ジェフユナイテッド市原千葉)
13Games(1170min)/-23Goals(LostGoal/1Game 1.77)

いつも西川君を選んでたんだけど、さすがにもうイイかなと思って外したらさあ大変、センターバックにも増して若い選手が少ない。一人しか出れないという制限、そして経験がモノを言うポジション、その差は開くばかりでなかなか難しいからね。で、その中で選んだのが彼。立石、櫛野とスタメン級のGK二人が怪我をしたチャンスを生かして、ナビスコ決勝では好セーブ連発でチームを救ったプレーは印象的。試合見ると、まだまだな部分はあるけれど、誰でも最初からうまくいくモノではないと思うので、そういう意味でこの経験を積めて良かったのかなぁと。

確か彼も下の世代では代表に入っていたと思うんだけど、そんなポテンシャルを持っている選手でもなかなか出場経験が得れないのは切ないよね。そういう意味ではGKの移籍というのはより活発になるといいのかな。都築とか(最近スタメンだけど)、櫛野とか、松代とか(最近スタメンだけど)、川島とか(ふろん太移籍だってね、良かった)は正直ベンチに座っていてはいけない選手だと思うし、仕事場さえ見つければ、今活躍しているエスパの西部みたいに出来ると思うし。ってずれちゃった。

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総評

あくまでも僕が見た中でのピックアップなので見落としもあると思うんですが、それなりに出てくる選手は出てくるんだなぁと言うのが素直なところ。ほとんどポジションを約束されている選手なんていないわけで、今まで出ていた選手を押しのけないと若い選手達は出場経験を得れないんだけど、それでも、ある選手はこつこつやってきて監督の信頼を得てポジションを獲り、ある選手はチームの態勢が変わったのを機にポジションを掴み、ある選手はその選手が移籍することで得たチャンスをモノにし、ある選手は主力の怪我で回ってきてそれを活かし、ある選手は飛躍的な成長で純粋に押しのけてしまう。そういう部分には逞しさを感じるし、こういう新陳代謝が沢山生まれることで日本のサッカーの裾野をどんどん広げていって欲しいなぁと。

若い選手達は絶対に今主力でばりばりやっている選手達より選手達より基礎スキルは高いはず。それは日本のサッカーが少しずつでも進歩している証だとも思う。それでも、毎年そんな技術や才能を持つ選手そのままと消えていくと言う事例が後を絶たない。競争社会だから仕方ない部分もあるのだけど、それはとてもネガティブなことでもあると思う。一つの才能が消えると共に、新陳代謝出来ず、停滞に繋がってしまう、クラブだけじゃなく、日本のサッカー自体が。そういう意味で若い選手にはどんどん出てきて欲しい。で、求めたいのは、自分の強みを出す術を見いだすこと、そして一つ一つのプレーに対してのより高い意識を持つこと。一つのトラップ、身体の向き、短いパス、ポジショニング、周囲の状況把握、まだまだ出来ることは沢山ある。こういう要素が高まっていけば、選手達はより自分の力を発揮出来ると思うし、ひいてはリーグのサッカーの質を上げ、活性化にも繋がると思う。

とは言っても、今シーズンも若い選手達は様々なモノを見せてくれた。U-17の子達が見せてくれた可能性、U-19の子達が見せた絶対に前に進むんだという強い意志、そしてU-21の競争意識、こういうモノが来年花開くといいなぁと共に、Jでも新しいタレントが又どんどん出てきて欲しいと言うことで締めにしようかな。てゆうか、陽介、アーリア、コミー、乾は出てこなきゃダメだし。来期は選ばせてくれ、この中に。

と言うことでここまで、次はベストイレブン(お気に入り贔屓企画は時間ないから割愛)

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December 27, 2006

06-07 F,Marinos OffSeason News Vol.1

マリの話題になると、どんよりな気分になりますが、とりあえず動いてはいるようなので、その辺をさらっと。契約更改も徐々に進んでるようだけど、去年考えるとちょっと遅い?まいいや、こっちも継続。「F.Marinos OffSeason News」ってことで。

・契約更改

2007年度 契約更新選手について(12/6)
2007年度 契約更新選手について(12/7)
2007年度 契約更新選手について(12/12)
2007年度 契約更新選手について(12/20)
2007年度 契約更新選手について(12/21)
2007年度 契約更新選手について(12/26)
*全てFマリノスオフィシャルサイトより

何となく去年よりペースが遅い気がするけど、今のところ9人の選手が契約更新した模様。財政的に苦しいのか、不透明なクラブの未来に不安を覚えたからなのか、複数年契約した選手が哲也一人なのが(勇蔵は嫌がったのかなぁ)、先を考えると気になるけれど……。じゃ、気になる選手の今シーズンをピックアップ。

まず、裕介。数字だけ見たら微増の出場数だけど、昨シーズンに比べたら周囲の目も、本人の意識ももの凄い変わったんじゃないかな。数だけで見ると微増なんだけど、天皇杯は全試合スタメンだし、プレータイムとしては長い。サテではストッパーでの起用が多かったようだけど、その経験が生きているのか、それなりに安定したディフェンスを見せていたし、時折見せるオーバーラップも思い切りよく出来たりと、虎なき左サイドの候補として大きくアピール。裕介がこのまま伸びてどちらもセンターバック的な守備力、サイドバック的な思い切りと攻撃力両方を質と落とさずにプレー出来るようになれば、隼磨を前に押し出すような変形の形も出来たりと(2003年の逆バージョン)、裕介のプレーがチームに幅をもたらすということも充分考えられる。もちろん、来期はよりギラギラしたキモチでコミーや石原くんと競争して欲しいなと。

で、良治たん。引退?なんて声も聞こえたけど無事契約更新。一安心の人も多いのでは?良治たんはいい時もあり、悪い時もありで、結構はっきりと割れていた部分を感じたのだけど、良治たんの出来がチームの出来を物語っていたのかなと。年齢を重ねたこともあって、ピッチを所狭しと走り回れない中で、彼が壺を押さえるようなプレーが出来ていた時は、周囲が次の展開を読めるような形を整備出来ていて、逆に彼の運動量の少なさが表立ってしまう時は、その予測が絶たず、人海戦術的な対応を問われてしまうと言うことがあったのかなぁと。彼の特徴でもあるパスディバイドに関しても同じ事。ま、実際良治たん自身の出来も、波があったと思うけど、ね。来期は良治たんがより良いプレーをしていることが見れたらなーと。来シーズンこそラストダンス?

吉田は、正直あんまり納得してない。もちろん、数多くのポジションで数多くの試合数をこなしてくれていたのだけど、その中身だよね。アタッカーとしての実効性であったり、純然たる結果という部分ではスタジアムの反応を見ても、結構サポにフラストレーションを与えるようなプレーに終始してしまったかなと。まあそんなタイプじゃないからと言われて納得出来る人見るかも知れないけど、個人的にはもっと出来たと思うし、やってもらわなきゃ困る選手。一応書いておくけど、移籍金を払ってまで獲ってきたわけだから。来期は周囲にも慣れているだろうし、影響力を発揮して欲しい。それと、キャプテンシーを発揮してDQN達の世話までしておくれ、いい年だし、経験もあるんだから。来期こそ!

で、勇蔵。今シーズンマリの中では一番の試合出場数かな?岡ちゃんも水沼さんもそのポテンシャルに期待してこそ、継続して重要なポジションに据えてきたと思うけど、パフォーマンス自体はまだまだマツや佑二には劣るかなぁと言うのが素直なところ。代表に関してもポテンシャルというのが大きな要素だと思うし。ただ、継続して試合に出て沢山の経験を積み上げられたというのはとてもいいことだと思うし、層の厚いディフェンス陣の中で信頼を受けて使ってもらえたというのは自信に繋がると思う。来期はその積み上げた基盤の上に大きな花を咲かせて欲しいね。マツ越え、佑二越えを果たしてくれるとチームとしては大きいけどなー(なかなか難しいだろうけどね)

そして、哲也。この後やるつもりだけど、達也の移籍も哲也の成長あってこそ。現時点でどちらが勝っているかと言ったら、正直とんとんだと思うけど、使われるうちにミスが減り、ビッグセーブが増え、プレーも安定してきた。達也や下さんのいなくなる来期は大黒柱として、より大きな信頼と高いパフォーマンスを期待したいね、てゆうかしてもらわなきゃ困る。もちろんこの立場に安穏としてもらっても困るよ、下にも虎視眈々と狙ってる二人の若駒がいるわけだから、飯倉戻ってきたし。頑張れ頑張れ(哲也贔屓です)

ま、主力級がもの凄い残っているから、歩番はこれからかなー。残ってる人は、3(複数年希望?)/4(複数年契約中も大阪方面から熱視線?)/7(年俸アップでサイン間近?)/9(減俸で保留?)/10(クラブの姿勢を問うも明確な答え得れず不満?)/11/14(0提示も再契約で検討中?)/15/16/18/19/20/22(複数年契約中も正式オファーも?)/29/35(雪降る町から熱視線?)って所かな?とりあえず判押しとけ。

Fマリノス 2007年度契約更新済み選手(12/6~

田中裕介(たなか ゆうすけ)1年契約
2006出場 J1/2(0) ナビスコ/0(0) 天皇杯/3(0)

天野貴史(あまの たかし)1年契約
2006出場 J1/0(0) ナビスコ/1(0) 天皇杯/0(0)

山瀬幸宏(やませ ゆきひろ)1年契約
2006出場 J1/6(0) ナビスコ/0(0) 天皇杯/1(0)

秋元陽太(あきもと ようた)1年契約
2006出場 J1/0(0) ナビスコ/0(0) 天皇杯/0(0)

上野良治(うえの よしはる)1年契約
2006出場 J1/25(0) ナビスコ/8(1) 天皇杯/0(0)

吉田孝行(よしだ たかゆき)2年契約2年目
2006出場 J1/27(1) ナビスコ/10(0) 天皇杯/2(0)

塩川岳人(しおかわ たけと)1年契約
2006出場 J1/3(0) ナビスコ/3(1) 天皇杯/0(0)

栗原勇蔵(くりはら ゆうぞう)1年契約
2006出場 J1/30(1) ナビスコ/8(0) 天皇杯/3(0)

榎本哲也(えのもと てつや)1年契約
2006出場 J1/16(0) ナビスコ/5(0) 天皇杯/3(0)

・真の信頼得れるように。

榎本達也選手、ヴィッセル神戸へ完全移籍(Fマリノスオフィシャル)
横浜F・マリノスよりGK榎本達也選手完全移籍加入決定(ヴィッセルオフィシャル)
横浜 GK榎本達を神戸に放出(スポニチ)

と言うことで、能活なき後のゴールマウスを守ってきた背番号1がクラブを去ることに。2001年のナビ決勝、2004年のチャンピオンシップと達也の勝負強さによってもたらされたタイトルもあったりと、寂しさもあるけど、チームのことを考えたら哲也の本格化もあるし、達也のことを考えたらGKとして脂の乗ってくる時期をベンチで過ごすのは余りいいことじゃないから、双方にとって良い選択だったんじゃないかな。

ま、達也にとっては、マリは余り会うクラブじゃなかったのかなぁと今となっては思う。例えば岡ちゃん時代だったら、ロングフィードをサイドライン際に飛ばすことを求められていたから、そのミスが如実に表れてしまうことであったり、非常に能力の高いDF陣に守られていると言うこともあってJの歴史上でもかなり高い順位にある達也の失点率もなかなか認めてもらえない。そういった中で、なかなか信頼を得られず立場が不安定で、それが精神バランスを崩す要因になる。なかなか難しい職場だったのかなぁと。

まあ、達也の実力は誰もが認めるところだけど、その分不得意なプレーもあったりするから、仕方ない部分もあるけどね。アレで信頼するというのは、ねぇ。でも、今でも僕は達也のセービング能力とサイズは素晴らしいと思うから、弱点でもある要素を磨いていけば素晴らしいGKになると思うよ。サイズもあるんだし。

ま、マリの試合で頑張りそうで凄い嫌だけど、頑張って欲しいな。マリ一筋10年間、お疲れ様でした。

ちなみに、フロントが移籍金減額してまで出そうとしたのには、何か狙いがあるのかしら?更なるコスト削減のために、功労者を失礼な形で追い出したようなイメージしか沸かないんですけど?

・波にもまれる人、もまれてきた人

2007年度、新加入選手について(Fマリノスオフィシャル)
石原卓 マリノス 記者会見(中京大中京高サッカー部)

石原 卓(いしはら たく)

ポジション:MF
出身:愛知県
生年月日:1988年10月3日
サイズ:177cm/70kg

出身校:グランパスJY-中京大中京

選手権の愛知県大会が延期されていたことや、グルノーブル行きが決まった"和製アンリ"伊藤翔の進路に影響を受けていたのか、内定こそ出ていながらなかなか正式発表されなかった石原くんのニュース。でも、ようやくこの年末に出ましたな。

で、下の記事は石原くんサインの瞬間!トリコなシャツ姿の画像も出てたりと、こういうブログもあるんだなーと感心。結構似合っているのでは?

まだ未見なので何とも言えない部分はあるけど、左サイドは虎の後釜争いが非常に激しくなりそう。話を聞くと、石原くんは寄りオフェンシブな選手のようなので、どちらかというとフミヤくんや乾くん辺りとバチバチやり合うことになるのかなー。ま、これで今シーズン入団する新人くんは7名に。みんなで切磋琢磨して、将来のFマリノスを支えて欲しいな。頑張れ頑張れ。

あ、あだ名どうしよう………イイの浮かばないな。浮かんできた浮かんできた……石野卓球……だめか。
伊藤翔に関しては……まあしょうがないよね。ベンゲルの口づてもあったんだろうし、本人も海外志向が強いという部分はどうしようもない部分があるし。平山みたいなパターンもあるから、チャンスがない訳じゃないし、彼自身外に出て厳しい経験をするのは悪くないと思う。ま、日本人FWは欧州で苦戦してるから何とか存在感示して欲しいなー。

飯倉大樹選手、復帰のお知らせ(Fマリノスオフィシャル)

これに関しては良かった……のかな?達也、下さんがいなくなって、一気に層が薄くなったGKだし、ロッソでも沢山の経験を積んでいたようだから、戻ってきてくれて一安心。ただ、基本哲也がゴールマウスを守ることが多くなるだろうから、もう一年ぐらい外で経験を積ませてあげた方が良かったのかなぁとも思わなくない。高桑を獲るみたいだし(どうなるかわからないけど)

飯倉くんというと……イケメンバカ(ヒナコ)というのじゃなくて、天皇杯の時に結構ばしばし止めてたのが印象に残った。U-18代表だもんね、やれるのは分かってる。哲也にあぐらをかかせないためにもガンガン突き上げてポジション狙って欲しいな。頑張れ頑張れ。

・噂とか噂とか噂とか。

放出に関しては触れない、とりあえずね。獲る方を。

横浜M復活へ今野獲り 主力大量解雇で資金捻出(報知)

大久保の移籍先に横浜が浮上(ニッカン)

横浜 李天秀獲り!得点力UP狙う(スポニチ)

3人とも優秀な選手だと思う。チームの状況を考えれば、今野に対しては本腰を入れて獲得に行くべき。大久保も日本人のFWでは高いポテンシャルを持つ選手だし、彼の持つ局面打開力は魅力。イ・チョンスに関しても、WCやA3での活躍ぶりを見たらJでも普通にやると思う。でもね、何となく全ては絵空事のように見えちゃうんだよね。

望外な値段と言われているマリノスタウンの建設費や維持費に夜系圧迫から、余りに性急な高給取りのベテランを切る世代交代(ま、世代交代の必要性は問われていたけど)、そしてコスト的な問題もあると思われる一連の監督就任報道……。これだけ苦しい経営に対しての報道がなされながら、これだけ景気のいい話が出てくることに違和感を感じるわけですよ。

ま、それなりに強化費はあるんだろうけど、やはり限りのあるモノだと思うし、そう考えれば、より熟慮を重ねた上で、強化点をはっきりさせて、プライオリティを定めて動いて欲しい。僕がそのプライオリティを付けるなら、1番はとにもかくにも優秀な手腕を持つ監督、2番が功治をコンバートさせて埋めているボランチ、3番が得点力あるFWかなぁと。補強するお金があるなら、まずはちゃんとした監督を捜す方が先だと思うって事ですよ。

本当だったら、素直に踊りたいところだけど、余りにお先真っ暗があると踊れないよ(苦笑)

・鬱憤の行き先

ゴタゴタ横浜 社長車襲撃された!(スポニチ)

やっちゃいけないことだけど、こういう事をさせてしまうということに現状が表れているんじゃないかな。雲隠れして果たされない説明責任、一方通行で顧客満足を満たすという気概さえ見えないお代官のような姿勢、独断先行的でビジョンの全く見えない来期への動き、鬱憤は溜まる。

サポーターの暴走に苦しめられています、自分は可哀想でしょ?みたいなアピールするのは構わないけど、この件については誰も得しない。こんなアピールをしている暇があったら、少しでもサポを納得させるだけの仕事をして、溜まっている鬱憤を少しでも減らすようなことをしないと。悪いけど、同情なんてしない。

で、最後に宣伝。まあ、こんな感じでぐだぐだな1年でしたが、そんな1年を綺麗さっぱり流しましょうと言うことで、以下転載。

横浜F・マリノス、2006年シーズンが終了してしまいました。 忘年会と反省会、はたまたサポーター同士の懇親を深めるサポーター忘年会を今年も開催します!

■タイトル
ハマトラSNSプレゼンツ 2006マリサポ大忘年会(兼反省会)

■とき
2006/12/29(水)
13:00~
※天皇杯準決勝@エコパのKO予定時刻と同じです。
この悔しさを胸に飲むよ!

■場所
「レストラン COCOLO」(通称こころ上)
※日産スタジアム トリコロールワン隣
横浜市港北区小机町3302-5 日産スタジアム 4F
TEL:045-477-5101

■会費
3,500円(当日徴収)

■参加条件
良識あるマリサポなら誰でも参加狩野

■参加方法
→参加希望者は、一元管理をする関係上
b2006@hamatra.comまでメールしてください。

※複数人(グループ)で参加される方は、
各人がそれぞれ参加表明してもいいですし、
代表者の方が「○人で参加します」と書いていただけると助かります。

※追加情報は、入り次第随時更新します。

とのこと。時期迫っちゃってるけど、行って少しでもすっきりしちゃったらいいんじゃないかな。僕?行きますん……って仕事……うらやますぃ。

と言うことで長くなっちゃいましたが、こんな感じで。今日はここまで。

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December 25, 2006

06-07 Jリーグ市場動向(1)

リーグも一段落ついたら、そう、「ら」の季節。正直今シーズンのオフは、鞠祭に翻弄されっぱなしですが、今年も色々と大きく動きそうだし、やっぱり注目ですな。ということで、リーグ全体の動向をざざっと。シリーズですよ、一応。「06-07 Jリーグ市場動向」。一発目は監督中心。

・監督動向

レッズ
ブッフバルト監督が退任を表明(スポニチ)
ギド・ブッフバルト監督の退任について(レッズ公式)

浦和新監督にオジェック氏=1年契約で基本合意-Jリーグ(スポナビ)
浦和新監督にオジェック新監督決定(ニッカン)

歓喜のリーグ初制覇を手にし、既に得ていた来期のACLに向けて更なるスケールアップと行きたいところだけど、このタイトルが一つの区切りとして、チームも変わっていきそうな雰囲気ですな。で、その一番のニュースはやはりギド・ブッフバルト監督の「勇退」、そして以前にレッズの監督を務めていた現FIFA技術委員のホルガー・オジェックを新監督に迎えるという話。

まず、ギドの方から行こうかな。「名選手、名監督にあらず」じゃないけど、経験不足からか「ん?」と思う采配であったり、サポからも懐疑論を向けられていたこともあったけど、エンゲルスのサポートを受けながら経験を積み上げるうちに、非常に「手堅い」監督になっていったと思う。実際、チームとしての基盤となったブロック迎撃型の守備は、選手のクオリティはあれど、Jの歴史上最も難攻不落なディフェンスになっていたと思うし、この辺は彼の選手時代に培ってきたメソッドや経験が選手達に浸透したのかなーと。

それと、これだけのスタープレーヤーが集まるビッグチームにありがちな内紛というのが余り漏れてこなかったこと。チームの層の厚さもあって、他チームに行ったら普通にスタメンで出れる様な選手がベンチに座っているというのは必ずしもポジティブな面だけはない。シンジはもちろん、永井や田中達也、黒部に酒井に相馬と、不満は抱えていただろうけど、彼が持ち得るカリスマ性がそういった不満をぐっと抑え、選手達のチームに対する忠誠に繋がっていた部分もあると思う(もちろん指導陣・フロントのバックアップあってこそだけど)ま、正直ACLをこのチームで行って欲しかった気はあったんだけど、色々とJを盛り上げてくれたし、母国に帰ってもイイキャリアを積み上げて欲しいですな。

で、新監督。ヒロミとかエンゲルスとか噂はあったけど、結局本命視されていたオジェックにあっさりと決まりましたな。イメージとしては「岡野のサイドバック」しかないんだけど、レッズでは結果残しているんだよね。しかも日本と相性のいい「FIFA技術委員」。世界中のサッカーに対する豊富な知識が、ポジティブな効果をもたらすようなことも多いのかも。新しい舞台に臨む上では悪くない人選なんじゃないかな。

ただ、そんなに簡単な仕事ではないのも確か。戦力が揺れ動いていて完成されたチームが再編成を求められる中で結果を問われること(リーグ連覇、ACL制覇)、そして今年も天皇杯で準決勝進出を決め、必然的に蓄積疲労の回復や新シーズンへの準備が窮屈になりながら、新シーズンの過密日程(ACLもそうだし、代表にも多くの選手を送り込むクラブだからね)に臨むこと……。ま、どうなるか、その手腕に注目ですな。

じゃ、次。ハラ・トーキョー復活。

FC東京
東京監督に原博実氏が復帰(ニッカン)
原新監督 1年勝負で結果出す!(トーチュー)
原博実氏に聞く(トーチュー)

今シーズン、ステップアップとモデルチェンジを標榜するも失敗に終わって例年通り中位に沈んだFC東京は、昨シーズンまでこのチームを率いて、チームの顔となっていた原博実氏を呼び戻す選択。正直彼の解説を聞けなくなるのは寂しいけれど、スタジアムでのあの「ぴょんぴょん」跳ねるヒロミの復活はJにとってはひとつの華が戻ってきたと言えるのかな。一時、監督就任かと噂されていた岡ちゃんは断っていた模様。

ガーロが標榜したポゼッションを核にしたスタイルをチームで表現出来なかったことに関して、幅の狭さを感じる部分でもあるのだけど(ガーロの手腕自体の問題はさておき)、それだけこのチームには「色」があるとも言える。「味スタ劇場」と化したガンバ戦やふろん太戦、倉又監督の初戦(?)だったジェフ戦を見ても、このチームは勢いを纏うような戦いが水にあっているいるはず。そして、そういうサッカーをチームに根付かせてきたヒロミ再登用という原点回帰的選択は僕にはポジティブに見える。

ただ、課題も山積み。ヒロミ時代も初タイトルこそ獲ったモノの、安定して勝ち点を重ねていくということはこなし切れていなかった。チームの色として勢いに左右される部分があるだけに、波も大きく、成績も安定しない。他にも、「決めるべき時に決めきれない」「閉塞した状況を作られた時の対処法」なども、宿題として残っている。又、以前は固さを誇っていたディフェンスもジャーンの退団、茂庭の怪我(復帰してくるだろうけど)など、チームとして再編成もそれなりに問われるはず。阿部勇樹の獲得に乗り出すなど、積極的な動きを見せているけれど、ヒロミ自身が数々の課題に対しての答えをこの1年間で見つけられたのかというのは気になるところ。ま、とにもかくにも楽しみ。

後は、ちゃっちゃと。

三浦俊也監督 契約満了に伴う退任について(アルディージャ公式)
大宮の来期監督にファーベーク氏決定的に(ニッカン)

まず、アルディージャ。今シーズン、小林大悟&慶行、吉原宏太、土屋征夫、ホンジュラス代表のマルティネスなど、数年分の強化費を前倒しして大型補強を敢行しながら、目に見える結果を出し切れなかった三浦監督が退任することに。そして新監督には現監督代表監督で以前はこのチームを率いたこともあるピム・ファーベック氏の弟、ロバート・ファーベック氏を招聘する模様。

個人的に三浦監督が嫌いだったのだけど(理由は単に大宮にはやられてばっかりだったからだけなんだけど)、基本的に3年という時間は要したけど、戦力的に有力クラブに劣る中でJ1昇格を果たし、そして2年間J1に残留させた功績は大きいと思うし、守備組織の構築に置いては確かな手腕を持っている監督だと思う。今シーズン戦術と個のバランスに苦しんでチームとしての目線がぶれたことなど、もう一段ステップアップするためには何かが必要だと思うけど、まだ若いし、沢山経験を積んで頑張って欲しいね。てゆうか、個人的には彼をディフェンシブコーディネーターみたいな役柄で迎えたかった。

で、ピムの弟に関してはよく分からないけど、結構なキャリアを積み上げているようだし、その辺を鑑みての登用かな。何となくオランダ人監督って、(日本人選手の戦術理解+表現力に問題があるのは置いておいて)戦術を浸透させるまでに時間が掛かる印象があるんだけど、その辺をアルディージャの選手達がいかに消化出来るかは来期の鍵になりそうな予感。大型補強で底上げされたとはいえ、まだまだ個人のレベルではJトップクラスのチームとは差があるだけに、組織の質に寄るべき所は大きいと思うし。

ま、マリにとっては来期あのうざいゾーンと戦わなくていいだけラッキーかな。

J2札幌監督に前大宮・三浦氏が就任へ(ニッカン)

現在天皇杯で躍進をしているコンサドーレだけど、前々から現在指揮を執っている柳下監督(通称ヤンツー)とは契約更新しない方針を獲っていて、その中で上記の通り今シーズンでアルディージャを離れることになっていた三浦俊也氏をリストアップ。早くから一本化してしたこともあって、すんなりと契約がまとまって、後は正式発表を待つばかりという状況の様子。

三浦監督に関して上記の通り、手腕も実績も信頼するに値する監督だと思う。特に守備に関しては太鼓判押せるぐらい。で、柳下監督が今見せているようなダイナミックなサッカーを基盤にこれからチームを作っていくわけだけど、静(ゾーン)と動(リスクチャレンジ)の融合がうまくできれば、結構面白いチームになるんじゃないかな。それこそ、アリゴ・サッキのチームみたいなイメージで。

ただ、金銭面の問題もあるようで、戦力的にどこまで整えられるかというのもあるから、昇格云々は何とも言えないかな。フッキのレンタル復帰の問題など(ダジャレじゃありません、ダジャレは嫌いです)、どうなるのかしらん(ふろん太はジュニ、マギヌンは残留みたいだけど……左サイドは又外から引っ張ってくるような気がするからなー。ただ、ヴェルディとかが手を挙げてるとか挙げてないとか)

てゆうかさ、ヤンツーマリに来てくれないかなー。

都並氏、C大阪新監督に内定(報知)
【セレッソ大阪:都並敏史新監督就任会見コメント】みなさんとひとつになって、誠心誠意、全身全霊をかけて、最終的にJ1昇格という結果を絶対に手にすることを誓いたい(J's GOAL)


昨シーズンは優勝寸前まで行きながら、今シーズンは降格の憂き目にあうという離れ業を見せたセレッソは、今シーズンラモスの会に入会していた都並氏を招聘し、一年でのJ1復帰を目指す模様。

勝ち点計算の逸話など、ネタばかりが先行しているけど、個人的には手腕は抜きにして人として好き。しゃべり方とかもそうなんだけど、結構熱心に本場に飛んで勉強してたりしてたじゃない。サッカー好きって感じるんだよね。ま、そういうのを何とか現場で表現して欲しいなーと思うんだけど……。ただ、セレッソの監督って難しそう。攻撃陣は素晴らしいタレントを誇っていて、高いポテンシャルを感じるけれど、守備の概念がないチームで基盤が脆い。昨シーズンはその部分の問題が表面化しないこともあって、成績を残したけど、今シーズンは……という部分を見ても結構わかりやすい。いかにそういう部分を理解して、チームを形成出来るかが鍵になるのかなと。

とりあえず脱出が予想される主力級の選手(大久保とか西澤とか古橋、下村辺りも引き合いが来ている模様)の流出阻止に尽力するようだけど、どうなるかねぇ。

で、後アビスパがリティを迎えるみたいなんだけど、ソースが見つからないので、それは又追々。てゆうか、監督だけで結構なボリュームに……。じゃ、選手の方は決定したやつだけ。

・新天地はオーストリア(意地でも変えない)

G大阪ザルツブルク移籍決定的(ニッカン)
J1:ガ大阪の宮本、ザルツブルクへ移籍 背番号は17(MSN毎日インタラクティブ)
移籍について(宮本恒靖公式サイト@nifty)

三都主、移籍決定的!オーストリア1部ザルツブルク(報知)
三都主のザルツブルク移籍決定(報知)

選手関連はこれをピックアップ。

2002年、そして2006年のワールドカップ代表である宮本恒靖と三都主アレサンドロが、揃って同じクラブで欧州への扉を開くことになりました。そのクラブはオーストア1部リーグの「レッドブル・ザルツブルク」。ここ数年、F1であったり、MLSでのスポンサード活動が目立ち、CMでもかなりの数が流れたオーストリア資本の清涼飲料水メーカーであるレッドブルが資金・経営などを取り仕切る形のクラブであり、ここ数年ビッグネームな監督を招聘したり、キャリアの豊富な選手をかき集めてUCLの出場を目指しているクラブ。こういう側面もあって、様々な側面が注目されがちだが、互いに一度はチャンスを逃したこともあり、待望の欧州移籍となった。

ツネの方は完全移籍、アレックスの方はとりあえず半年のレンタルという話だけど、共にプレミア移籍が直前で頓挫していただけに、念願叶って万々歳と言う雰囲気だから良かったのかな。ツネに関しては、日本人ディフェンダー初めての欧州移籍(ニュースにこう出てたけど、これって嘘じゃない?中田浩二は今ばりばりセンターバックとして働いてるし……。それに細々したのはありそう)ということでどうなるか見えない。でも、言葉に慣れ、周囲との関係が出来てくれば出来るんじゃないかな。てゆうか、トラップもマテウスも指向的にはタクティカルなチームを好むから、彼のように頭の良い選手を好む可能性はあると思う。ま、個人としては相変わらず不安は残るけど、それは今でもそうだし……。アレックスに関しては多分大丈夫。ブラジル人だし、技術的には充分やれるはず。

気になる部分としては"レッドブル"だよね。スポンサーのクラブ支配というのにネガティブな要素を孕んでいるのは否定出来ないし、"レッドブル"の日本戦略という影がちらついているのも、余りいい印象は持てない。でも、個人的にこういう野心溢れるクラブに入れたことはラッキーかも知れない部分もある。箇条書き。

1.チームの目指すべきところもあるUCLに出れるチャンスがあること
今シーズンも予備予選2回戦から参加。予備選3回戦でバレンシアと当たってしまい直前で夢絶たれる形に[UEFAカップまわりに)。ただ、組み合わせにさえ恵まれれば本戦出場は決して夢じゃない

2.総監督は歴戦の名将ジョバンニ・トラパットーニで、監督はドイツの英雄ローター・マテウスと、欧州では知らぬ人などいないぐらいのビッグネームの元でサッカーが出来ること
ま、説明の必要もないぐらいのビッグネームだよね。トラップはユーヴェやインテル、バイエルンにベンフィカでリーグタイトル・欧州タイトルを獲っていて、アズーリでもリッピの前に4年間指揮していたりと、イタリアトップクラスの実績を誇る監督(タイトル数ではカペッロもリッピも適わないかも)少々カテナチオを引きずりすぎている癖はあるけど、経験、戦術知識、選手掌握は超一流なはず。マテウスは、監督としてのキャリアは浅いけど、選手としてはもう誰も知らない人はいないはず。'90ワールドカップ優勝の立役者の一人であり(それと、ワールドカップの最多試合出場記録を持っていたようないないような)、バイエルンやインテルでも活躍した90年代のドイツきってのスーパースター。そういう経験を積んだ人の元で出来るというのは幸せだと思う。

3.チームメイトとなる選手達もかなりの実力者揃いなこと
元バイエルンのツィックラーとか、元クロアチア代表のキャプテンだったニコ・コバチ、チェコ代表のビッグマンロクベンツ、スイス代表の未来を担うポテンシャルを持つヨハン・フォンランテン、レッジョで俊輔のチームメイトだったチリ代表のバルガスなどなど。少々当の過ぎた選手という感もあるけど、凄い選手ばっかり。

プチ・チェルスキというのは嘘じゃないと思うし、これからもっと派手な補強に走るのも目に見える。そういう中で、クラブの野心が達成されれば、ツネとアレックスも又いい経験が出来ると言うことになるんだからね。

ま、二人にはチームの状況云々は置いておいて、周囲の雑音など気にせず、チームメイトや環境にいち早く慣れ、しっかりとイイ準備をして結果をしてほしいな。公用語ドイツ語のようで、頭のいいツネでも急には無理っぽいけど……とにもかくにも頑張って、今活躍してる選手に続いて欲しいな。頑張れ頑張れ。
ちょっとだけ、残念だけどね、特にアレックスは。レッズにはACLで力を発揮して欲しかったから。マリのことだけ考えると、弱体化するのは嬉しいことでもあるけど、ね

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ということでこの辺かな。てゆうか、どんどんやります。やらないと追いつかない。マリもネタ落ちてきたしねー。達也の移籍正式発表、大ネタヤカンなどなど。じゃ、次はマリでね。ここまで。

*今年中は無理かも知れないけど、1月と含めて色々やろうと思ってます。去年も一昨年もやった「LooseBlog的Jリーグアウォーズ」はもちろん、マリとリーグの総括、そして延び延びになっていたジーコジャパンの総括。もちろん海外も動いているから、その辺も。少々お待たせしてしまうかも知れないけどお付き合い頂けたらと。

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December 23, 2006

残酷なまでの差が道を絶つ@Emperor's Cup Q.Final ガンバ vs Fマリノス

まー、しょうがないかな。チームとしての積み上げてきたモノだったり、チームのコアとなる部分だったりと、色々な部分で差を見せつけられるような負け方だったかな。これで今年はおしまい。来年こそいい年になるといいなぁ。ちょい、辛口。

The 86th Emperor's Cup Quarter Final

ガンバ 3-1 Fマリノス @ 神戸ユニバー記念競技場「残酷なまでの差が道を絶つ」
Gamba:8'播戸竜二 69'家長昭博 76'マグノ・アウベス
F.Marinos:2'坂田大輔

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本哲也"哲也は良くやってるよ"、DF田中隼磨"アップ幅削減の方向で"、中澤佑二"もう疲れちゃったの"、栗原勇蔵、田中裕介"代表選手に苦杯も糧に変えて"、MF那須大亮"ドタバタしないの"、山瀬功治、吉田孝行"大丈夫?"(→35'河合竜二)、狩野健太"金髪効果全くなし、来期こそブレイクスルー"、FW坂田大輔"好調持続"(→76'マルケス)、大島秀夫"ポストさん"(→76'久保竜彦)

ガンバスタメン:GK松代直樹、DF実好礼忠、宮本恒靖"今日の主役"、山口智、MF明神智和、遠藤保仁"コア"、加地亮"もんで下さってありがとうございました"、家長昭博、二川孝広、FW播戸竜二(→88'橋本英郎)、マグノ・アウベス"もう勘弁して下さい"

天皇杯は前戦から2週相手の準々決勝。長崎の地でPK戦の末この準々決勝に駒を進めた(ごめんね、スルーで)Fマリノスは、リーグ終盤好調だったサンフレッチェをヤットの大爆発で破ったガンバと対戦。宮本のレッドブル・ザルツブルグ移籍が決定し、関西でのラストゲームということになり、ツネギャルが大挙押し寄せて観客数が増加したとか言う話題も出ていたが、ユニバのキャパもあってビジュアル的には少々寂しい感じ。

スタメンの方に目を移すと、Fマリノスの方は少しずつ熟成してきた4-4-2を継続したが、メンバー構成は少々手を加えてきた。一番変化したのがバックラインで、隼磨と裕介の"W田中"なサイドバックにセンターには佑二と勇蔵。中盤の構成は那須がボランチで功治とコンビを組み、前は吉田と狩野。トップはユニット使いがデフォとなりつつある坂田とオーシ。ガンバの方は、シジクレイ不在で代わりに実好、調子の落ちていたっぽい橋本がベンチで、ヤットが久々にボランチに入った。

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試合展開

開始早々に坂田が冷静に決定機をモノにして先制したと思ったら、播戸に同じようにやられて、その後はガンバのペースでかなりちんちんにされた「らしい」前半。レッズとジュビロが激戦を繰り広げたせいでわかりません。その間には吉田が打撲で前半で途中交代したらしく、この日右サイドバックでスタメンだった隼磨が一列上がり、センターバックだった勇蔵が右サイドバックにスライド、ボランチの那須がバックラインに下がり、そこに河合が入る形になった様子。

で、ようやくレッズ-ジュビロが終わって試合中継が始まった後半、これまた開始早々左サイドからのグラウンダーの折り返しが大島に繋がるという決定機を得たが、大島の押し込むようなシュートはポストに嫌われて、再び前に出ることはならず。前半リズムを握られっぱなしだったらしいところからは持ち直したのか、それなりにイイリズムでボールが回って攻撃に出るシーンもあったが(山瀬と坂田のワンツーから相手ラインを崩したりもしたが……)、追加点を奪えないでいると、時間と共にガンバのポゼッションが上がっていく。

そして、69分。左サイドボックス角で家長と栗原が1vs1になると、そこに隼磨がヘルプにして2vs1にするが、二人とも家長のフェイントに引っかかって中への進入を許し、そのまま右足低いシュートを逆サイドネットに沈められてガンバが逆転に成功する。ビハインドを返そうと攻勢に出たいFマリノスだったが、ガンバのポゼッションを封じる策がなく、ボールを持ってもなかなか実効的な攻撃構築が出来ず無為にボールを失うシーンが増える。

そんな四面楚歌の状況の中で、チーム全体が前に人数を掛け、又高いライン設定となっていたが、そのリスクを被る形で精度の高いスペースパスからマグノ・アウベスと播戸に裏を突かれるようなシーンが多発。何度か哲也の好セーブなどもあって凌いでいたが、結局遠藤の精度・タイミング共に揃ったループ気味の美しいパスでマグノが抜け出し、哲也の飛び出しも実らず鼻先を突っつかれるようなシュートで流し込まれて1-3に。何とかビハインドを返そうと、久保・マルケスを投入しようとしていた直前での出来事で、結局このゴールが試合を決めた。残り15分、結局チーム全体の意思統一もなく、選手個々の奮闘も全くと言っていいほど実らないまま試合は静かに終わる。Fマリノスがこの2ヶ月チームとしての目標に据えていた天皇杯はここで終戦となり、それと同時に2006年シーズンは虚無感に包まれる形で終戦となった。

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ガンバの完成された感のあるポゼッションにいなされ続けて、スタミナや集中力、そして勝利への意思を削ぎ落とされていくという典型的な弱者が強者に屈するというパターンに、改めて現時点での力の差を見た。攻撃構築は比べるまでもなく、選手間のコンビネーションや戦術などのチームとしての共通意識、細かいプレーに対しての意識、そしてサッカーに対しての真摯な姿勢……直視するのが嫌になるぐらいまざまざと見せつけられた。勝負の綾なんて考える必要がないくらいにね。

特に如実に表れていたのがビハインドの時であったり、チームが余りイイ流れじゃない時のプレー。ガンバはチームがどのような状況であろうとチームとしてのコアがしっかりしているし、それが選手達にもしっかりと共通意識として浸透していることで、精神的にもプレー的にもブレが出にくい。それに対して、Fマリノスは枠組みこそ作ったモノの、コアとなる要素が曖昧で選手達に浸透していないため、チームとして苦境に立たされると選手達に拠り所なる要素を持たないがため、チームがバラバラになっていく。家長にゴールを奪われてから、その前の時間帯までは比較的出来ていたモノが全く出来なくなっていたのも、そういう要素が大きいのかな。選手間で意思統一が取れておらず、どのようにリスクを掛けていくのか、そのリスクの中でいかに守るのか、そしてどのような形で同点ゴールを狙うのか、というものをと全く見えなかった。

個人的に、チームの質というのは悪い時に特に表れるモノだと思う。良い時は何をやっても結構うまくいっちゃったりするのだけど、悪い時になるとそうはいかない。好調時には覆い隠されていた素が出てくる。そして、好調の時なんてそうは長く続かない。シーズンを通じても、1試合を通じても、必ず良い時・悪い時と言うのがあるのは摂理。だからこそ、この試合で出た差というのは余りに残酷なモノだったのかなと。

シーズンの最後にこういう差を突きつけられるのは果てしなく切ないモノで、この1シーズン何だったのか、なんて思ってしまうのだけど、だからといって監督や選手を責めればすっきりするわけでもないので基本的には何も言わない。特にその責を負うべき監督に対してはね。ああいう状況の中でオファーを受けてくれて、白髪が出来るほどチームのことを考え、とりあえず何とか持ち直させて残留という最低限の事は果たしてくれたからね。現状を見る限り厳しい評価しかできないけれど、本来ならまっとうな形(シーズン始めから、補強・キャンプなど、自分の本意となる形で準備して1シーズン戦う)でやらせてあげたかったかな。多分、この試合がラストゲームだと思うけど、本当にありがとう、お疲れ様と言いたい。で、又チャンスがあれば現場で頑張って欲しいな。テレビでの水沼さんも(特にご機嫌斜めで本音ズバズバ言う時の)は嫌いじゃないけど。

と言うことで、シーズン終わっちゃいましたなー。3/24までは楽しかったなぁ……(遠い目)ま、総括するつもり。とにかく、選手たちにはしっかりと「プロ」として、蓄積疲労を取りながら、来シーズンに備えて欲しいな。ここ数年みたいなシーズンにならないように心身共にシビアに、ね。甘っちょろい精神も改善してきなさい。ということでここまで。

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*そうそう、家長のゴールの時の対応、はっきり言って最悪。二人の意思の疎通が全くなく、ただ2人いるだけの状態で1人と同じような対応になってしまった(いや、1人の方がまだ良かったかも。隼磨が入ってきて余計曖昧になったし)隼磨、普通中を切るだろ、勇蔵は縦をケアしていたわけだし。飛び込んでいなされてどうするよ。頭使いなさい、頭。

*にしても、あの終盤のボロボロのディフェンスラインはどうしちゃったのよ。マリから固さを備えた粘りのある守備を取ったら何も残らんよ。まあ現場で見れていないから何とも言えないけど、入ってくる選手を捕まえきれず、自由自在好き放題にやられまくったのは切なかったなー。それにしてもマグノうぜぇ、ほんとにマリから何点獲るのさ。もうマグノ獲ろうぜ。そうしたらマグノにやられることはなくなるっしょ_| ̄|○

*とりあえず、オフシーズンにやって欲しいこと。オーシはお祓い。坂田は冬眠で好調持続。功治は溜まったであろう激務の疲労と周囲に感じたストレスを癒す完全なるリフレッシュ。隼磨はサイドバック特訓。で、狩野は髪を伸ばす、やっぱり長い髪の方が格好いい。でも、もさもさしている人はしっかり切ってさっぱりして下さい。マツとか、那須とか。

*達也がヴィッセルに移籍するとか、石原くんが入団発表されたとか色々あるけど、その辺は明日。今年もFマリとJ全般で分けようと思ってます。それぞれ週1で出来たらいいね。監督も続々決まってるし……はぁ。

*それにしてもガンバ強かったね。完全に格下扱いされたのを納得してしまうぐらい(ま、順位も実力も格下だから納得するまでもないけど)。やっぱりヤットがいると違うなー。ボールの流れがスムーズだし、一つ一つのプレーのクオリティが格段に上がる。もちろん周囲の選手が良く気が利かして動き出すというのもあるのだけど、ピッチの状況をよく把握して、非常に自在に攻撃を組み立てている印象がある。あのパスは美しくて見とれたよ。参った。

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December 20, 2006

世界の矜持 -クラブワールドカップ総括-

スカパー!であったり、集金ツアーだったりと、何の苦もなく欧州・南米などのサッカーを身近に感じられる状態にある昨今、もう既にこういう大会に魅力を感じない人もいるのかも知れない。でも、普段Jリーグや日本代表の試合が行われる会場で世界レベルのサッカーをより身近に感じられる機会があるというのはとても幸せなこと何じゃないかと思う今日この頃。この大会の意義やレギュレーション問題が喧しいけれど、、僕にとってはまたとない学習の機会であり、世界のサッカーに直接触れられる極上の時間だった。

前置きは置いておいて、今年も各大陸王者が日本の地で高いレベルのサッカーを披露してくれた。その中で感じた「世界の矜持」を大会の総括に変えて。
やっぱりレポートの方が良かったかなぁ……。レポート期待されていた方申し訳ないです。

FIFA Club WORLDCUP Japan 2006 Result

Match 1/Auckland FC 0-2 Al Ahly @ Toyota Stadium,TOYOTA
Al Ahly:51'Flavio 73'M.Aboutrika

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Match 2/Jeonbuk Motors 0-1 Club America @ National Stadium,TOKYO
Club America:79'R.Rojas

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Semi Final
Match 3/Al Ahly 1-2 Internacional @ National Staidium,TOKYO
Al Ahly:54'Flavio Inter:23'Alexandre.P 72'L.Adriano

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Semi Final
Match 4/Club America 0-4 Barcelona @ International Stadium Yokohama,YOKOHAMA
Barca:11'E.Gudjohnsen 30'R.Marquez 65'Ronaldinho 85'Deco

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5th Place Match
Match 5/Auckland FC 0-3 Jeonbuk Motors @ National Stadium,TOKYO
Jeonbuk:17'Lee.H.S 31'Kim.H.B 73'pZeCarlo

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3rd Place Match
Match 6/Al Ahly 2-1 Club America @ International Stadium Yokohama,YOKOHAMA
Al Ahly:42'&79'M.Aboutrika
Club America:59'S.Cabanas

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The Final
Match 7/Internacional 1-0 Barcelona @ International Stadium Yokohama,YOKOHAMA
Inter:82'Adriano

・インテルナシオナルの徹底した守備組織

準決勝の出来、下馬評の圧倒的な劣勢、チームのポテンシャルや完成度を考えても、相対的に見てインテルナシオナルにポジティブな要素は見いだせなかった。しかし、カップを手にしたのはインテルナシオナル。サッカーってこんなモノかな、なんて思ったりしたけど、決して神様の気まぐれではない勝利に値する質の高いモノを感じることが出来ました。

それが、現状"世界一"と言っていい美と実を両立する圧倒的な攻撃力を持つバルセロナを完封するに至った守備組織。基本低めのライン設定で、4-3(4)のブロックを形成し、アタッキングサードを完全に封鎖。そこにプレーディティールとして、「飛び込まない・抜かれない・引き出されない」と言ったプライオリティを設定したことで、バランスとポジショニングが安定し、非常に堅牢な守備となった。
*詳しく書けば、4-3(必要とあればフェルナンドンが下がることで、4にもしていた)のブロックで全体をカバーするというより、ロナウジーニョとジュリに対してはある程度先に捕まえて、残りの選手で危険なボックス幅をしっかりと守るというのを意識していたのかな。で、サイドで少しずれても過敏に反応しすぎず、危険なポイントを抑えると言うことにプライオリティを移し、中を固めることで失点を凌ぐ。最終的に0に出来ればいいという感じの守備だけど、結果的にこういうセーフティネットが活きる形でバルサを0に抑えたのかなと。

同じように今年のワールドカップではアズーリやフランスが、欧州を見渡せばチェルシーもこういう迎撃型のブロックディフェンスを敷いて大きな戦果を上げているけれど、インテルナシオナルに強く感じたのは、徹底。インテルナシオナルとしては、ある程度相手の強さを認めた上でこその選択だったと思うけど、とにかく失点を避けるために上記に書いたようなプレーのプライオリティを徹底していた。普通ならば、ゲームの流れであったり、時間帯で少しずつこういうプライオリティは薄れていくモノだけど、根幹にある部分はほとんど揺れ動かなかった。それだけ、バルサという相手に敬意を示していたとも言えるけど、この徹底が自らは穴を作らず崩れない要因となり、そして相手にはより難度の高い状態での攻撃を強いていた。

華やかなテクニックに裏打ちされた個人に目がいきがちなブラジルだけど、こういう要素でもレベルは高い。特に選手個々の戦術理解力・戦術表現力が長けていて、それがチームとなった時には何とも言えない味わい深さが出る。そんなところにサッカー王国の懐の深さを感じ、世界の矜持を感じさせた。

*もちろん、守備だけじゃなく、個人が持つエスプリも良かった。今シーズン始まる前に噂になったイアルレイはもの凄い存在感で、高質な守備と共にインテルナシオナルにタイトルをもたらした大きな要因になっていたね。あのキープとボールスキルは惚れた。童顔でクリロナに何となく似てるアレシャンドレ・パトは百戦錬磨のプジョルやマルケスとも対等に渡り合うなど大きな可能性も感じた。フェルナンドンもでっかいのにうまかったしねぇ。

*去年のパウロ・アウトゥオリ率いるサンパウロにも、そんな部分を感じたんだよね。覚えているかな、クロスのような斜めの楔がアロイジオに入って、浅いラインを崩してミネイロがラインを破ってゴールを奪ったシーン。うまいポストワークとフリーランの融合でリバポのモダンなラインディフェンスを破ったんだけど、何となく深みというのを感じるんだよね。色々な対応法が身に染みついているいうか。こういう部分が選手達に浸透しているからこそ、様々な色のサッカーにも馴染めるのかなと思ったり。

*で、日本としてはこういう部分の質を上げていきたいよね。レッズが迎撃型ブロックディフェンスを基盤に置いてタイトルを獲ったとは言え、全般的にプレッシングスタイルに比べて質も理解もまだまだな所がある。てゆうか、日本はプレスなどの主体的、動的ディフェンスを是とし、このような堅めの受動的、静的なディフェンスを非とするような風潮がある。偏見的な見方をしている人もいるし(「チームの質を決めるのはラインの高さと全体の距離」と言ってる人をどこかで見かけたし[忘れたけど]、トルコの雑誌を取り上げて実際には底まで詳細に見ていないであろうジーコが監督をしているフェネルバフチェをけなしたりしていたのはその象徴じゃないかな)、解説でもプレスに行かなきゃだめなんだみたいな口ぶりも感じる。ま、成功体験が色濃く残っていたり、その効果と実効性を知っていると言うことが大きいのだろうけど、それぞれにイイ部分と悪い部分があって、判を押したような評価はサッカーの幅を狭めるだけなんじゃないかなと。戦術は状況における目的と効果の問題であって、手法に置ける価値の差はないと思う。西部さんの言葉じゃないけど、戦術は古い新しいではなく、効果で語られるべき。

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・バルサが見せた予測というエスプリ

世界中、そして日本中の期待を一身に受けながら、よもやの零封負けを喫したバルサ。サッカーだからどんな事も起こりえるし、インテルナシオナルの質も高かったからそれほど驚きではないけれど、決勝戦に関してはインテルナシオナルの熟練のディフェンスに封じ込められてしまって、らしさが余り見えなかったのは残念だった。ただ、今大会の2試合でも、バルサと言うブランドが持ち得る質というは見せてくれた。

「何言ってんだ?メッシやエトーはいないし、ロナウジーニョも余り魔法を見せてくれなかったじゃん!」なんて思われる方もいるでしょうが、スーパースターが見せるスーパープレーではなく、サッカーを構成する上での基本的な細かいプレーに感銘を受けた。何故彼らがあれだけ高いポゼッションを維持出来るのか、何故あんなに美しくボールが流れていくのか、裏打ちされた技術力、浸透したパスを紡ぐために必要な動き、そしてそこに彼らの「予測力」、「判断力」がエッセンスを加えているからじゃないかなと。

準決勝のクラブアメリカ戦では特にそういった要素が色濃く出た試合だった。相手が奪おうとする時にキープする、いなす、近くの相手に預ける、そういったプレーが非常に的確だったことで、相手の取り所をことごとく避けて攻撃を展開していた。見ていて、「あ?取れるかな?」というような局面はクラブアメリカもそれなりに作り出していたと思うのだけど、そこで彼らがボールを失わなかったのは、技術の正確さはもちろん的確な状況把握を踏まえた上での相手ディフェンスの出方の予測にあるんじゃないかと。

特に感じるのはロナウジーニョ、デコ、イニエスタ、シャビと言ったバルサが誇るテクニシャン達。一気にアタックに来るな、こっちを切ろうとしているな、このタイミングで足を出してくるな、と言った感じで相手をプレーを見越しているような感覚を受ける。これがあるとどうなるかと言えば、自分のプレーセレクトがより効果のあるモノとなり、無為なボールロストが減り、より効果的なプレーを選択することが出来る。これは、サッカーをする上ではとても大きなアドバンテージになっているんじゃないかなと。

まあ、あくまでも僕の妄想に過ぎないけど、彼らが主導権を握っている時はそんな錯覚を感じるほど、判断に狂いがなく、閉塞した状況だろうと、厳しい状況だろうとプレーが次に繋がっていっていた。

で、もう一つ。バルサの象徴とも言える美しいパスコンビネーションによる崩しも、この「予測力」という要素が大きく反映されているんじゃないかと思った次第。

実際、積み上げられたコンビネーションであったり、共有された意識やプレーのプライオリティが多分に影響を与えていると思うから、一概には言えない部分がある。それこそ見えない糸で繋がっていると言ったように相性というモノもあるしね。ただ、選手達が持つ類い希な戦術眼が「何かを起こすポイント」が見せているんじゃないかな。

それが表れたのが準決勝の先制点。イニエスタからデコに預けられて、デコは中に流れてきたロナウジーニョに楔。ロナウジーニョはヒールでパスの角度を変え、預けた後ランニングしていたイニエスタに。そして最後は外へ開いたグジョンセンを、イニエスタが相手をかいくぐるような繊細なラストパスで使い、グジョンセンがゴールに流し込んだ。バルサのバルサらしさが出たスペクタクルなゴールだったわけだけど、このゴールで感銘を受けたのは、この流れを生み出していた3人が、3人ともこのスペースが察知したこと。出し手であったデコは「ここに出せる」、ロナウジーニョは「ボールを受けれる」、そして「このポイントに走り込むことで何かを起こせる」、こういった形で同じスペースを3者3様の形で見つけてたことでイメージが合致した。そして、それを可能にしたのが次の展開を読む力であり、状況を把握する力なんじゃないかなと。

いくらスーパーな選手でも予言者ではないので遠くの未来は見れない。でも、周辺事情を重ね合わせた上で、近い未来を予測することが出来る。そして、その予測の精度が上がれば上がるほど、イメージが共有され、より速く、より対応しにくい攻撃になっていく。バルサが見せた「近未来」のフットボールに、改めて芸術を感じながら、世界の矜持を感じた。

*ま、バルサのことは書かなくてもいい気もするけどね。どんな言葉も能書きもあのピッチ上の説得力には適わない気がする。

*奏でるサッカーも素晴らしいけど、バルサの育成にも興味あるなー。ペップ・グアルディオラから始まる(ま、その前を知らないからこう書く。ペップの先代もいるんだろうけど、ね。今やお偉いさんのチキ・ベギリスタインとか、ヘタフェの監督のシュスターがそうなのかなぁ。よく知らないけど)美しきパスディバイダーの系譜(ペップ→シャビ→イニエスタ→セスク[逃亡])であったり、才能を育てる力(メッシやこれから出てくるであろうドス・サントスとか)には、クラブのアイデンティティを感じるし。類い希な才能だから勝手に出てくるというのもあるんだろうけど、クラブのアイデンティティがあるからこそ、こういう系譜が継がれていくんだろうね。

*ん?これってイイテーマじゃない?時間あったら書こうかな。ユースのことはもう一度冷静に判断したいと思ったし

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・世界の矜持が意味するモノ -大会を通じて-

個人的にはとても見るべき所の多い大会だと思うのだけど、世間の話題はこの大海の周辺事情に流れている様子。「世界一を決める大会」と銘打たれながらも、その権威も注目度もUEFAチャンピオンズリーグに適わない現状であったり、過密スケジュールを含めた参加クラブのコンディショニング、まだまだ大きい格差のある参加クラブのレベル、盛り上がり的な要素含めた開催国枠、そしてFIFAのUEFAに対する対抗心と拝金主義などなど。

実際、事実としてこういう要素はないとは言わない。そして、この大会の意義や継続を考えた時、大事な思う。ただ、日本のファンが考え