« 現時点での最強メンバーでライバルと -U-21 日韓戦メンバー発表- | Main | 漸進・前進@J1 第32節 FC東京 vs Fマリノス »

November 22, 2006

The Final Tournament that Shunsuke's fantastic left foot opened up!@06-07 UCL GroupLeague Matchday5 Celtic vs Manchester.U

Photo_13

左足から放たれた美しい放物線がゴールネットを揺する……

セルティック・パークが爆発するような歓喜!

時差9時間の日本でも歓喜!

俊輔!日本の誇り!

さあ、夢の決勝トーナメント!俊輔の左足がその道を開いたよ!バモス!超バモス!俊輔、そしてセルティック!ユナイテッド撃破!

06-07 UEFA ChampionsLeague GroupStage Matchday5
Group F/Glasgow Celtic 1-0 Manchester United @ Celtic Park
Celtic:81'S.Nakamura(!!!)

セルティックスタメン:GKボルツ"神神神"、DFテルファー、マクマナス、バルデ、ネイラー、MFグラベセン、スノ(→46'マロニー)、レノン、中村俊輔"奇跡を呼ぶ左足、日本の誇り"(→85'ケニー・ミラー)、FWズラフスキ(→46'ヤロシク"FKを呼ぶ男")、フェネホール・オフ・ヘッセリンク

ユナイテッドスタメン:GKファン・デル・サール、DFギャリー・ネヴィル、リオ・ファーディナンド、ビディッチ、エインセ(→87'エブラ)、MFクリスティアーノ・ロナウド、キャリック(→87'オシェイ)、スコールズ、ギッグス、FWルーニー、サハ

ひとまず興奮を抑えて……

チャンピオンズリーグのグループリーグも最終局面、第5戦。セルティックは前節ベンフィカに大敗を喫して、蓄えたアドバンテージを全て吐き出す格好に。悲願の決勝トーナメント進出には、例え現在プレミアシップ首位をひた走るユナイテッド相手にも勝ち点確保は絶対条件。ユナイテッドも、前節コペンハーゲンでまさかの失態を演じ、決勝トーナメントの道を開けず。今後の過密日程を鑑みた上でもこのゲームで決勝トーナメント進出、そして首位通過を決めてしまいたい。

その中でのスタメン、セルティックはリー・ネイラー、ギャリー・コルドウェルの出場が危ぶまれた中、ネイラーは何とか間に合ったモノのギャリー・コルドウェルは出場不能で、今シーズン余り出場の機会のない"ボボ"・バルデを起用。ユナイテッド相手でも勝ち点確保が最重要課題となる中でグラベセンを右、俊輔を左に、セントラルはレノンとスノという今シーズン見せたことのな構成に。トップもCLで結果を残しているケニー・ミラーを外し、高さを備えるフェネホール・オフ・ヘッセリンク、そして裏へのスペースの抜けだし、独力打開に長けたズラフスキを据えた。ユナイテッドの方はほぼベストメンバー、前回掻き回された(スタンダードな形なら右サイドに入るであろう)中村俊輔を警戒したか、対面に攻撃力に優れたパトリス・エブラではなく、対人能力に優れたガブリエル・エインセを起用した(結局はずれだったけどね、俊輔左だったし)じゃ、箇条書き。

・強豪ユナイテッド相手に勝ち点確保、と言う難しいタスクを科されたセルティックは、流動的にポジションを変えながらポゼッションして崩していくスタイルを完全に放棄し、ガッチガチのシステマティックなサッカーに転換。クリスティアーノ・ロナウド、ギッグス、ルーニー、サハと言う恐ろしいタレントを抱えるユナイテッドに対して、常に穴が出来ないように、複数の対応が出来る形で迎え撃つ。

・そんなこんなで、当たり前だけどユナイテッド攻勢。でも、その現実的なセルティックの守備はそれなりに堅さを見せる。おっかないクリロナには常に俊輔とネイラーで対応。序盤は超高絶技といっても良いテクニックに戸惑い、間を割られたり、簡単にいなされるシーンが目立ったモノの、時間と共に掴んできたのか、簡単には抜かれなくなる。俊輔はギャリー・ネヴィルのオーバーラップを横目で見ながら、ネイラーをうまく組んでよく対応していた印象。

・あーもう、ルス既に動いてるじゃん。レオとミッコリかよ。コペンハーゲンアウェーはやっぱり厳しーな。

・再び試合。現実的にゲームに進めていることもあって、セルティックの攻撃には全く迫力なし。チームとしてノンリスクの姿勢が徹底され、パスを繋ごうとせずにフェネに飛ばす、ズラに飛ばすという形で攻撃を構築しようとするが、リオ・ファーディナンド、ビディッチという強いディフェンスの前では早々うまくは回らない。フェネvsビディッチは大迫力。

・なかなか攻めきれないユナイテッドは少しずつ工夫を加えてくる。ギッグスがポジションをズラして中に飛び出してきたり、ルーニーがスイープからボレーしたりと、リアリスティックなセルティックディフェンスに何とか穴を空けようとする。で、バルデが面白いことをして危ういシーンを。ロナウドやめてー、いやーいやーやめてー。

・ふぅ、と溜息をつきたくなる感じで0-0で折り返し。「このまま最後まで守りきるのか、それともどこかで勝負に出るのか、ストラカンの選択はいかに?」なーんて考えてたら、ハーフタイムのタイミングでスノに代えてマロニーちゃん、ズラに代えてヤロシクと少しオフェンシブにシフトするような交代策。中盤中央3枚で、レノンをアンカーにヤロシクと禿が出ていくような形かな。俊輔は右に戻って、マロニーちゃんが左。スタンダードな形に回帰。

・うん、普段のセルティックに戻っていったね。もちろんクリロナへの警戒は継続していたけど(マロニーちゃんが俊輔同様にネイラーと連携しながら見てた)、ポゼッションの中でポジションブレイクによるリスクテイクが増え、攻めようという意思を感じられる。正直言ってポジションブレイクをして攻めることは比較的安定していた守備バランスを崩すことにも繋がるからリスクは大きいんだけど、貼り付けられてたこ殴りにされるのもあれだしねぇ。

・でも、この勇気ある決断がセルティックにペースを引き寄せる。全体的にラインが上がり、攻撃構築も前半のようなおっかなびっくりではなく、ポゼッションして崩すという明確な意思表示を感じる。で、俊輔やマロニーちゃんはもちろん、グラベセンであったり、高い位置に入ることの多いヤロシクが加わって厚みのある攻撃。ただ、この流れ長持ちせず、時間と共にユナイテッドに攻められる時間が来てしまう。優秀なアタッカー達に冷や冷やさせられるシーンもあったけど、ゴール前でしっかりはね返すことが出来ていて、凌ぐ。う~、行けるかな?

・どちらもゴールが来そうな雰囲気はなかった中で、時間は80分。テルファーが少し大きくなったギッグスのドリブルをカット、俊輔に繋がると斜めの優しい楔をヤロシクに。対応が少し遅れたビディッチはスライディングしてカットに行くもののボールを触れず、その中でヤロシクの足に手を掛けるような感じになると、これがファールという判定。うーん微妙。で、右寄り少々距離があるところからのFK(27~8mかな)、スポットには俊輔とマロニーちゃん。ま、ここは俊輔でしょ。壁は5枚、セルティックの選手が2人入って、7枚の壁に。俊輔の左足から放たれたキックはこすり上げるような高い弾道、壁を越えたボールは、ぐーっとニアサイドのポスト際目がけて曲がり落ちる!名手ファン・デル・サール、今回は反応していたが、長身、長い腕を持ってしても触れない!ポストをかすめてネットに吸い込まれる!決まった!決まった!ファンタスティック!ファンタスティック!距離があったことで高い弾道を選択したけど、最高のキックじゃないですか!綺麗に壁を越えて吸い込まれるように変化する素晴らしいキック。スピードもあって、ゴラッソゴラッソ。又朝っぱらから叫んじゃったよー。俊輔は気合いの入ったガッツポーズの後、チームメイトにもみくちゃ。ただ、歓喜の輪が崩れた後にはすぐに戦闘モードに。そう、ゲームはまだ終わってない。

・俊輔はこのFKの後、お役ご免。ケニー・ミラーを投入して、運動量を増やすような選択か。あと2分、あと1分、ってところで、あぶねー位置でのFK。困ったなぁ、ボルツ何とかしろよと思ったら、今度はうさんくさい判定だけど、マロニーがハンドときたもんだ。ボックス内、すなわちPK……終わった……と思ってしまいました。キッカーはルイ・サハ。でも、ここで光ったのがポーランド代表アルトゥール・ボルツ!オールド・トラフォードでは2発かまされた(しかも一本目は自らの判断ミスによるPK献上)ルイ・サハのPKを読み切ってシャットアウト!ボルツ神!ボルツ神!ボルツ神!すげーよ、ボルツ。パーフェクトなストップ!これで、決まり!セルティック勝ったぁー!小躍りしてて気付かなかったけど、この勝ち点3で首位に躍り出て、グループリーグ突破が確定してたみたい(レギュレーションが頭に入ってなくて気付かなかった)セルティックの長い歴史史上初めてのUCL決勝トーナメント進出!俊輔も歴史に名を刻んだね!セルティックパークは、サポがマフラーを掲げて大合唱!

やべー、泣けた。ユナイテッドに勝っちゃったよ。しかも俊輔の一発だよ。セルティックパークのセレブレーションも凄いよ。

と言うことで、勝っちゃいました。きっと勝つとしたら、現実的に守ってセットで一発という感じになるかなと誰もが考えるわけだけど、そういうのを実際やろうとしたらなかなか難しいわけで。でも、それをやり遂げての勝利は素晴らしいの一言。まあエンターテイメントではないけど、これがフットボールだよね。

しかし、序盤のがっちがちのシステマティックなセルティックにはびっくりした。このクラスではザルとも言えるディフェンスだけど、しっかりと数的優位を保ちながら、とにかくスーパースター達に仕事をさせないことに重きを置いた守備で、瓦解を免れてた。怖いミスも何度かあって、前回はそこからスコールズとサハに突かれたけど、それを免れたことでチームとしてはある程度自信を持って守れていたのかな。俊輔も、かなり忠実にクリロナ、そして上がってくるギャリー・ネヴィルに対してプレッシャーを掛けていて、チーム一丸の守備にしっかりと貢献していた。とにかく0-0で長い時間を過ごしたことがかなり大きかったように思える。ルーニーやロナウドは結構焦れていたしね。

その中でも頑張っていたのはネイラーかな。それとボルツ神。ネイラーに関しては、いくら俊輔が頑張るとはいえ、出来ることは限られてる。その中で世界トップレベルのドリブラー相手にしっかりと応対してたね。ここでやられてたら相当やばいことになっていたと思うし、ここでの踏ん張りは大きかったかな。ボルツはもう神。言うことない。

で、俊輔ですよ。こういう試合でこそ、ファンタジスタは輝くんです。そーなんです。余りゴールの匂いがしない中で、ファンタジスタの才覚、ひらめき、技術がゴールを導く。やってくれたねー、最高だよ。これまでのキックの中でも結構上の方に位置するような質の高いキックで(やっぱり一番は03'CCのフランス戦かなー)、あれはどんなゴールキーパーでも結構厳しい。しかも相手はファン・デル・サール。一回やられていることもあって研究もしただろうし、ニアは警戒してたと思うんだけど(以前俊輔のキックはニアが多いというのをどこかで見たし)、それでも獲れないコースに蹴った。高い弾道で壁を越えて、曲がり落ちるキックは本当に綺麗だった。スピードもあったし。俊輔が前に決めたいといっていたジダではないけれど、彼も又一時は「世界最高のGK」と呼ばれた選手だし(ユーヴェの時はね、大きなミスで失脚したけど)、そんな選手相手に2本も決めたんだから、凄いことだよ、思った以上に。正直泣けるよ。

正直試合中は余り勝ち点計算とかしてなくて、勝ったからと言って決勝トーナメントに行けると思ってなかったのだけど、いつのまにかそういうことになってたようで(ユナイテッドと勝ち点で並んでいるけど、直接対決のスコアがアウェーゴールの差で上を行くと言うことで現在首位となったことが大きかった様子。次セルティックが負けて上積みがなくても、ユナイテッド、ベンフィカ同時には上に行かないと言うことで決まりなんだって)、セルティックはUCLになってから初めて決勝トーナメントに駒を進めることが確定。俊輔も長い歴史を持つ名門の新しい歴史に名を刻めた訳だ。"25"の前任者、偉大なるモラフチクに肩を並べたかな?

いやーここのところ、もやもやしてたから凄い嬉しいよ。さっきからYouTubeの動画リピートしまくりだし(笑)何度見てもうっとり……とにもかくも良かった良かった。ということでここまで!あ、リンクいっぱい張りましたー。記念だからね、記念w

俊輔をいつも応援している方々も次々に喜びの声が上がってますねー!

セルティック vs マンU【CLグループリーグF組】(横浜・凛)

決戦!CL:マンU戦。(それゆけ俊ちゃん フィフス・エレメント)

Link!Link!Link!
☆NAKAMURA SUPER FK☆ Celtic×Man U, CL,21Nov,06(YouTube)←俊輔FK動画

Celtic manchester united 221106 great song walk on(YouTube)←セルティックサポのセレブレーション

中村のFKでセルティック初の16強(uefa.com)

「信じられない一夜」に酔うストラカン監督(uefa.com)

中村がセルティックを決勝トーナメントに導く=欧州CL(スポナビ)

俊輔、FKでマンUを粉砕!セルティック16強進出 欧州CL(サンスポ)

中村が千金FK セルティック決勝Tへ(スポニチ)

俊輔FK弾マンU撃破!16強/欧州CL(ニッカン)

俊輔FK弾! セルティック決勝T進出(報知)

*昨日のU-21日韓戦は夜にでも。

*一昨シーズン、PSVのパク・チソンとイ・ヨンピョがUCLで準決勝までいったじゃん?(ちなみにどちらも既に移籍してる、ヒディングも監督じゃない。時は流れてるねぇ)もちろんヒディングマジックもあるけど、パク・チソンなんかミランをちんちんにしてたじゃん。同じアジアの選手がこれだけ出来るのだから、きっと俊輔にも出来るはずと思ってたけど、そういう舞台に立たないと出来ないわけで、正直相当羨ましかった。でもその2年後に、こういう舞台に立って、活躍してくれてるのはその時から考えると、結構「シンジラレナーイ」。しかも相手はそのパク・チソンのいるユナイテッド(まあ怪我してるけど)何か運命感じちゃうよ。次はどこだろ?バルサとチェルスキとリヨンは悲惨な思いをしそうだからやだなぁ。でも、歴史のある凄いスタジアムでプレーする姿が見たい。レアルとか、リバポとやりたいね。ベルナベウに立った俊輔が見たい、アン・フィールドに立った俊輔が見たい。

|

« 現時点での最強メンバーでライバルと -U-21 日韓戦メンバー発表- | Main | 漸進・前進@J1 第32節 FC東京 vs Fマリノス »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/77106/12780978

Listed below are links to weblogs that reference The Final Tournament that Shunsuke's fantastic left foot opened up!@06-07 UCL GroupLeague Matchday5 Celtic vs Manchester.U:

» 中村俊輔超絶FK弾でセルティックCL8強! [SHODO(衝動)]
セルティックやはりホームでは強し。 反対にユナイテッドは敗れCL連敗。 ベンフィ... [Read More]

Tracked on November 23, 2006 at 12:11 AM

« 現時点での最強メンバーでライバルと -U-21 日韓戦メンバー発表- | Main | 漸進・前進@J1 第32節 FC東京 vs Fマリノス »