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November 24, 2006

漸進・前進@J1 第32節 FC東京 vs Fマリノス

Photo_21勝っちゃったー!こういう勝ち方も久々で、やっぱり気持ちいいね!日産スタジアムではまっすぅにやられたから、お返しだね。狩野に覚醒の兆しが見えること、パスが少しずつ繋がるようになり始めていること、ちょっとずつだけど前に進み始めてる。この勝ち、先に繋げたいね。

2006 J.League Division1 第32節

FC東京 1-2 Fマリノス @ 味の素スタジアム「漸進・前進」
FCTOKYO:19'pルーカス F.Marinos:76'奥大介 89'那須大亮

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF栗原勇蔵、那須大亮"禊ぎの直立ヘッド"、松田直樹、ドゥトラ"カード無駄!"、MF田中隼磨"イイ夫婦の日?"(→63'奥大介"復調気配")河合竜二、山瀬功治"「やーまーせー、アレアレアレー!」デビュー"、狩野健太"殻、破れ!"(→75'マルケス)、FW坂田大輔(→82'吉田孝行)、大島秀夫

FC東京スタメン:GK土肥洋一、DF徳永悠平、ジャーン、今野泰幸、藤山竜仁、MF三浦文丈、宮沢正史(→84'平山相太"期待→沈黙")、石川直宏"スーペル・ナオ"(→67'鈴木規郎)、馬場憂太、戸田光洋、FWルーカス

曇り空に包まれた味の素スタジアム。雨は降らなかったが、両チームとも空模様と同じようにすっきりとしないシーズンが続いている中で、何とか天皇杯、そして来シーズンに繋がるようなゲームにしたい。

そんな中でのスタメン、FC東京の方は二日前のU-21の代表戦の影響で、梶山、伊野波を出場回避させ、平山もベンチスタート(まあ、出てなくてもベンチだろうけど)この二人の欠場で層の薄くなったボランチ、センターバックは再構成を余儀なくされる。今野をバックラインに下げジャーンと組ませ、宮沢と文丈という渋いボランチコンビに。個人的に楽しみにしてたナオは、怪我でジュビロ戦は欠場したモノのこの日はスタメン。良かった。Fマリノスの方は、佑二が腰を痛めて欠場で、ここのところ失踪していた那須が代役を勤める。それ以外はほぼ前節と同じ。この試合から、98'フランスワールドカップのテーマ曲だったリッキー・マーティンの「ザ・カップ・オブ・ライフ(←30秒ぐらいの試聴有り。sony)」のリズムに乗せた功治のチャントがデビュー。

試合展開

開始早々FC東京は積極的にゲームに入り、その勢いに押される形でFマリノスは我慢のスタート。Fマリノスも右サイド隼磨の深い位置からのクロスにオーシが下がりながら収めてボレーに繋げたりしたモノの、連続したセットプレー(ナオの左ボックス角からのミドルがブラインドとなって哲也がキャッチ出来ず、リフレクションに反応していた今野に押し込まれそうになるが、哲也が身体に当てる形で凌ぐ)、カウンターからの超特急なナオに左サイドを一気に快足で突破されたりと脅威を与え続けられると、その脅威に押しつぶされるように先制点を奪われてしまう。右サイド早い段階で放り込まれたクロスに那須とルーカスが競り合う。これがこぼれると、体勢を崩していた那須よりも早くルーカスが自らこれを拾い、縦へ突破しようとする。那須は倒れ込むようにこの突破を止めようとするが、手で足をかけてしまう形になって、これがPKの判定。このPKをルーカスに決められて先制点はFC東京に入る。ま、アンラッキー。こればっかりはしょうがない。

Fマリノスはビハインドを負ったこともあって積極的に出るが、前線にボールが収まらず(オーシは踏ん張ってハイボールで競り勝つシーンもあったが、サポート不足は否めず。又、技術が拙いこともあってびしっと収まらず、その後の裁きも粗かった)、繋いで崩すにしても前からガンガン来るFC東京のプレスに掛かって、逆にシンプルにサイドのスペース速い切り替えで突かれたりと(ナオは怖かった、あのスピードはやっぱり凄いや。カウンターから決定機はナオの良さが凄い出てた。一本は哲也が凌ぎ、もう一本は枠を逸れてくれたけど、やられててもおかしくなかった)、なかなかリズムを掴みきれない。

ただ、これまでのようにバックラインでノッキングしまくると言う感じではなく、以前に比べたら中盤で顔を出す選手が増え、サイドに起点が出来たところで複数の選手が絡む形で崩したりと、それなりに流れるシーンもあり、フィニッシュに繋がるシーンも作る。右の隼磨がなかなか実効力を示せない中で(機会は多かったけど、最後までやりきれなかった)、狩野がミスも多いけど積極的なプレー姿勢を見せてボールに絡み、その狩野が前半終了間際には立て続けに決定機を演出。左サイド、うまくセンターバックの間に入り込んだ坂田に、徳永をいなしながら右足インスイングのピンポイントクロスで合わせ(坂田のヘッドは土肥ちゃんのスーパーセーブに凌がれた)、ペナルティアーク付近でのFKではドゥトラと共にスポットに立って、土肥ちゃんの裏をかいたキックを見せた(ポスト横!惜しい)しかし、結局前半のうちにビハインドをはね返すことは出来ず、1-0で折り返す。

後半に入っても、ゲームとしては変わらず。プレスに苦しみながらも、かいくぐって何とか崩そうとするFマリノス、網にかけてカウンターで追加点を取ろうとするFC東京と言った形。坂田がまたしてもフリーでヘッドで捉えたと思ったら(枠外、決めないと!)、逆にカウンターからナオが素晴らしいボレーでゴールの枠を捉えたり(哲也のスーパーセーブ)と一進一退の展開が続く。しかし、一番の脅威となっていたナオが下がり(怪我明けだからかな?ノリカルが入り、戸田が右に)、FC東京の勢いのあるプレッシングに翳りが見え始めると、ベンチワークでFマリノスがペースを引き寄せる。この日は実効力を示せなかった隼磨に代わって、大ちゃんが入り、大ちゃんが効果的に様々なところで顔を出してボールを裁く形でゲームを支配すると、今度は狩野に代えてマルケスを投入し、左サイドの攻撃に厚みを加える(この時点で4-3-3の様な形になってた。マルケス左、オーシ中、坂田右)カウンターにヒヤッとさせられるシーンもあったが、押し込んで攻め続ける時間が続くと、その攻勢が実る。

中で何とか粘ってキープしているところにドゥトラがオーバーラップして左サイドフリーでボールを引き出すと、中にはマルケス、坂田、オーシ、勇蔵、大ちゃんと入ってくる。ドゥトラは速いタイミング(2タッチ)で鋭いクロスをオーシへ!ジャーンに寄せられながらオーシが身体を投げ出すようにヘッドで合わせる!これは土肥ちゃんに凌がれたモノの、ゴール前に少し遅れて入ってきた大ちゃんが土肥ちゃんのはじいたボールをプッシュして同点弾!いーね、いーね。中から外と言う形で効率的にサイドをうまく使い、中には沢山の選手が入ってくる。そして虎はイイクロスだったし(比較的この日の虎のクロスは質が高かった)、オーシがボックスの中での強さを見せてくれた、そして大ちゃんはこぼれを良く狙ってたね。

残り15分のところで同点になったことで、FC東京サポからは平山コールが起こり、倉又監督も(ちょっと遅かったが)それに応える形か平山を投入。平山、ルーカスの高さを活かしたシンプルなハイボールに夜パワープレー気味の攻撃で逆転ゴールを狙うが、力業的な攻めに対しては那須、マツが強さを見せて、効果が発揮出来ない。逆にFマリノスは、同点弾の勢いそのままはね返しては逆に攻勢を掛けて逆転を狙うと、ロスタイムに立て続けのCK、右サイドマルケスの右足でのアウトスイングのハイボールにファーサイドゴールから離れた位置から那須がゴール前に折り返すようなぽわわーんとしたヘッドを飛ばすと、これがループの様な形で土肥ちゃんの頭上を越えてそのままゴールに収まって、逆・転・弾!那須の所に勇蔵を皮切りに選手が殺到してみんなで押し倒すような形に。嬉しかったなぁ。そして、このゴールが決勝点となる形でFマリノスの勝ち。連敗を2でストップし、何故か順位が8位になった。

うん、気持ちいいね!やっぱりこういうドラマティックな勝ち方は来るよね、うん。考えてみたら、鹿島戦以来の勝利で、それまで又3連敗してたわけで、1つ勝ったぐらいで大喜びしているわけにもいかないけど、やっぱり嬉しいモノは嬉しいわけで。急いで行った甲斐がありますよ(←寝坊した)

内容的にもまだまだ改善の余地はあるにしても、漸進というか少しずつ前に進んでるのかなぁと。相手もあることで(FC東京のプレスは前に掛かる時は強かったけど、その勢いがなくなった時の連動であったり、ポジショニングとかはそこまで質は兼ね備えていなかったかな)明確に「ここが良くなった!」とは言い切れないけれど、バックラインのノッキングが少なくなったこと(中盤の顔出しが増えたことが起因かな。功治が良く動いてくれてる。大ちゃんも良くやってくれた)、パスの繋がりがスムーズになって複数の選手が連動してフリーマンを作り出したり(あんまり数は多くなかったけどね)、ボロボロだった中盤守備のバランスも受け渡し、ポジショニングバランスは少し改善されたかなと。もちろん、比較的動けていたことに起因していた部分もあると思うので、又コンディション的に低下したら、継続出来るかどうかは微妙なところもあるのだけど、今はこういうポジティブなことを少しでも積み上げていくことが大事かなと。こういうのを確信レベルに出来ればイイかなぁと。

で、個人的にエスパ戦で積極的なプレーを見せた狩野がスタメンに起用されたので注目してたのだけど、とてもポジティブだったかな。軽率なミスであったり、連携ミスも目立つけど、動きの幅(サイドポジションがスタンダードだけど、トップに入ったりしていたしね)、積極的なボールへ絡む意識が出てきたことは評価してあげたい。こういう風にボールに沢山触れるだけの動きの量を維持出来れば、彼の持っている技術も活きてくると思うし。で、水沼さんにお願いしたいのだけど、出来れば続けて使ってあげて欲しい。今、この何かを掴みかけている段階だと思うし、こういうポジティブなプレーが継続して出来れば、狩野は自信を持つと思う。もう一段上に行ける気がするんだよね。
*乾くんがU-21に抜擢されたことであったり、来期沢山の選手が入ってくることと言うのが、危機感に繋がっているのかな。消極的なプレーに終始した愛媛戦とは全く違う。うんうん。いいよー。

まあ、1試合は1試合。この試合も糧にして、いい形でシーズンを終えて天皇杯に向かいたいね。次は、天皇杯5回戦の前哨戦、そして何よりホーム最終戦。虎と河合が出場停止だけど、大ちゃんであったり、那須であったりと、最近不遇を託っていた選手が活躍したから、彼らの代わりに出る選手には頑張って欲しいな。ということでここまで。

*ナオが元気そうで嬉しかった。考えてみたら、今シーズンナオを初めて生で見たんだなぁ。相変わらず超速くて、何度もシュートを打ってたりと、凄いキレてた。あのボレーとかは本当に凄かった。決まらなくて良かったんだけど、格好良かったなぁ。

*同級生じゃないけど、ナオと同じユース組は頑張ってたね。哲也はイイセーブが何度か会ったし、坂田はこの日も積極的なプレーが目立った。勇蔵も少し良くなったかな?谷口も2点獲ったってさ。

*チームとしての総評は、FC東京も苦しんでいるだなぁと感じた。あの奇跡みたいなガンバ戦やふろん太戦もそうなんだけど、我慢強くゲームを進めるためのディフェンスの強さが薄れてきているのかなと感じた。茂庭がいない(彼はどうしたの?長期離脱?)、ジャーンが以前に比べて落ちてきていると言うのもあると思うのだけど、捕まえるところで捕まえていないシーンが多いかなと。坂田をフリーでヘッドさせたシーンもそうだけど、集中力のエアポケットというのを感じるし、水際の粘りも減ってきているのかなと。ナオやノリカルのスピードを活かしてシンプルにアウトサイドのスペースを突くカウンター、怖さを増すルーカス、前方向に掛かった時の迫力(勢いに乗った時の迫力は随一、畳み込むような攻撃、プレッシングとかね)、イイ部分も沢山持ってるチーム。でも、そういうストロングポイントを活かすも殺すもディフェンス次第。後ろが安定すれば、より有機的で吹っ切れるモノになっていくだろうし、不安定ならどこかで躊躇を伴うものになってしまう。まあこの試合は代表のこともあってエキストラゲームだとしても、これからの課題なのかなと。馬場ちゃんは逞しくなったねぇ、この試合はそんなに良くなかったけど、軽い感じが薄れてきた感じ。それと栗澤はなんで出れないんだろ?彼は優秀なセンスプレーヤーなのに。不思議。

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