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November 06, 2006

思いだけでも、願いだけでも@Emperor's Cup 4thRound Fマリノス vs 愛媛FC

水沼監督の言葉通り、新しいアテンプトとして幸宏や狩野、裕介と行った若い選手がピッチに顔を揃える。しかし、閉塞感は拭えない。行き場を失ったボールは、後ろに戻され、確率の低いロングフィードに委ねられ、囲まれ奪われる。気持ちや願いだけじゃサッカーは成立しない、そんなことを感じた1戦だった。イー天気だったのになぁ。
ごめんすげー長い

86th Emperor's Cup 4th Round

Fマリノス 1(0-0/EX 1-0)0 愛媛FC @ 三ツ沢公園球技場「思いだけでも、願いだけでも」
F.Marinos:104'マルケス

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF栗原勇蔵、中澤佑二、河合竜二、田中裕介、MF那須大亮、奥大介(→102'吉田孝行)、狩野健太(→63'山瀬功治)、山瀬幸宏、FW坂田大輔(→83'マルケス)、大島秀夫

愛媛FCスタメン:GK川北裕介、DF森脇良太、金守智也、南祐三、松下幸平、MF赤井修一(→63'千島徹)、高萩洋次郎、菅沼実、井上秀人、FW江後賢一(→46'大坪博和/→105'石丸清隆)、田中俊也

11月とは思えない強い日差しの三ツ沢。天皇杯初戦。サポは様々な横断幕をバックスタンドに掲げ、タイトルを獲って欲しいと願う気持ちを伝える。初戦の相手はFマリノスのホームページが開幕前に表記&リンクミスで非礼な対応をしてしまった愛媛FC。広島や浦和と言ったチームでは出場機会を得られない若い選手達がレンタル(又は完全で)で加入し、長きJ2の中で経験を積むことで成長し、チームとしてもフレキシブルなプレッシングとカウンターを研ぎ澄ませて、第4クールでは旋風を巻き起こしている勢いのあるチーム。

そんなこんなでスタメン(なんて繋ぎ方だ)、Fマリノスは先週のリーグ戦での惨敗を受けて、若手選手の大胆な起用、システム変更に踏み切った。これまで水沼態勢ではほぼ一貫してきた3-4-1-2(2-1)から4-4-2に変更し、左サイドバックには公式戦初スタメン(だよね?)の田中裕介、中盤前目には山瀬幸宏、狩野健太といった若い選手達が名を連ね、勇蔵の右サイドバックも初めてかな。又ボランチには久々にこの位置での起用となった大ちゃんと那須の"だいすけ"コンビ、これまでのほぼ固定されたメンバー構成を一新した。愛媛FCは、スタンダードな4-4-2。アップに出てきたときに、ホーム側にも挨拶に来るという裏技にはびっくりした。

前半

開始早々、初スタメンの裕介によるいいタイミングのオーバーラップからファーストシュートが生まれるなど出だしは上々かに思われたが、愛媛FCの前線の意欲的なアプローチに連動する形のプレッシングになかなかパスが繋がらない。ボールホルダーにアプローチを掛けて余裕を与えず、そのポイントに合わせるように近場のレシーバーをきっちりと捕まえてフリーマンを消していく形のプレスは、良くトレーニングされているもので、Fマリノスはそのプレスに嵌る形で徐々に見慣れた光景を見せるようになる。

レシーバーが顔を出しても止まって受けようとすることが多く、当たり前だけどそんなことをしてればプレスの網にかけられる。そうなってしまうと閉塞。捕まえられてから動き直してマークを剥がしたり、アングルを変えたりするような小さなアクションがなくなってしまうため、コースが次々となくなり、結局ボールホルダーは確信を持てずボールを前にボールを運べない。俗に言うノッキング。結局バックパスを出しては長いボールでトップを狙い、そのセカンドボールを拾っての攻撃構築に終始する。ポジション的に違和感のなかった裕介は別にしても、幸宏、狩野は明らかに違和感を感じていたのか、全くボールを受けれず、ボールを持っても視野が狭く、判断の遅さが目に付いた。

オーシの高さがある程度アドバンテージを保っていたこともあって、ある程度ハイボールを落とすことは出来ていたが、それでもその狙いを理解しきれず、その次を狙えない事が響いて、攻撃はほとんど沈黙。チャンスとしてもオーシの巧みな反転からのボレーがバーを叩いたのと、坂田の独力での突破(股抜き)からのシュートぐらい。なかなかチャンスが作れず、逆に拙いビルドアップを奪われてからの愛媛のカウンターが鋭さを増す。上記のようなプレッシングからボールを奪うと、常に田中俊也がラインの裏を付け狙い、チーム全体がボールを奪ってからの切り替え速く押し上がっていく形でFマリノスを襲う。外→中という形でバイタルぽっかりでエリア外から高萩に狙われたり、軽率なロストから一発のスペースパスに身体を寄せきれず田中の抜け出しを許しPKすれすれ(てゆうか、哲也が先にボールに触ってたと思うけど)で止めたり、江後にボックス角からボレーで狙われて危なかったり、勇蔵がぶち抜かれてひぃーとか、ゴールこそ奪われなかったモノの、肝を冷やすシーンは数知れず。終了間際に狩野に直接FKのチャンスがあったり(だめ)幸宏がようやくらしさを見せてボックス手前からするするっと仕掛けてチャンスを作ったりもしたが、こっちもゴールは奪えず。

サッカーの質、チャンスの質、チームの熟成度、意思疎通、プレーの連動など圧倒的に愛媛FCに上回られた前半はスコアレスで折り返す。サポはブーイング。

後半

後半に入っても、愛媛FCの精力的なプレッシングは継続され、ショートパスを繋いでの攻撃構築を半ば諦める形で、勇蔵を高めの位置に上げ、そこに長いボールを使って当てる形での攻撃構築が目立ち始めるが、やはりセカンドボールに対しての意識は伴わず、なかなか局面を打開することが出来ない。明確な術、共通意識、意思疎通のなさは如何ともしがたく、光明は差してこない。

業を煮やした水沼監督は、この試合はベンチに置いていたスーペル功治を狩野に代えて投入。ただ、この起用も刺激にはなり得ない。功治のボールキープも周囲が反応せず、奮闘虚しく囲まれて奪われる。独力による打開も実らず。もう頭を抱えるしかない状態に。その間には、PK臭いボックス内のプレーあり(獲られなかったけど、相手の胸トラップに後ろから突き飛ばすような形のファール)際どいシュートを飛ばされ、カウンターから抜け出され(オフサイドだったけど)、CKから危険なプレーがあったり(哲也のスーパーセーブ)といつ先制出来るんだろうかと言うより、いつやられるんだろうかと思わんばかりの展開に。

終盤は押し込むような展開も増えたが、全く得点の匂いを感じず、終盤に差し掛かった中で、動き回ったモノの効果的なプレーは少なかった坂田に代えてマルケスを投入。マルケスは前で収まるがやはり周囲の動きの少なさから、彼の技術も多勢に無勢。結局、スコアレスのまま延長に突入。

延長戦

さすがに両チームの選手とも90分間戦った疲労は否めず、オープンな展開に。勇蔵がうまく裏を取ってサイドを局面打開したりするが、クロスは拙く(勇蔵も隼磨と大してかわんないね)やきもきする展開ながら、延長前半終了間際、功治のパスを左サイドに開いて受けたマルケスが、1vs1のシーンを局面打開しクロスを上げるというらしいプレーを見せると、これで得た右サイドからのCK。功治のキックにボックス中央に合わせたのは勇蔵、強烈なヘッドはGKの正面に飛んだモノの、このリフレクションをゴールラインすれすれの所でマルケスがプッシュ。ようやくこの試合初めてのゴールが生まれた。

この後、途中交代の吉田や功治が鋭い切り替えからカウンターで襲って惜しいシーンを作るなど(工夫不足だけどね、前に走るだけじゃなくて、ダイヤゴナルランをするとか、ディフェンスを引きつけるようなボールの運び方をするとか、さぁ)追加点も取れそうな感じもあったが、獲りきれず。ただ、愛媛FCの方も南を最前線に上げてパワープレー気味に攻勢に出ようとするモノの、高さ、強さのあるFマリノス守備陣に対して効果を得れない。疲労により河合や那須がよろけるようなシーンがあったり、ペナルティアーク付近で与えてしまったFKを千島に鋭いキックで狙われたり(哲也がこれ又スーパーセーブ)、セットの中で裕介の空振りから裏にいたフリーマンにボールが繋がりシュートを打たれたり(顔を覆いたくなるようなシーンだったが枠を逸れた)、とピンチはあったモノの、無失点を保つ形で試合終了。1-0。試合終了後の表情は対照的。愛媛FCの選手達は素晴らしいパフォーマンスを称えられ惜しみない大きな拍手とコールで迎えられたのに対し、ホームのFマリノスの選手達はブーイングとコールと拍手が入り交じる異様な空気に迎えられた。次の準々決勝は来月、長崎でトリニータと対戦する。


素直な感想として。とりあえず勝って良かった。僕は基本的に勝てば何でも良いと思っているので(それこそシュート50本打たれても、スコアの上で1点でも上回れば勝ちだからね)、結果に関しては満足。トーナメントは結果が全てだし。チーム状態を考えれば愛媛FCの様に1年間しっかりと目標を持って、若い選手の成長、チームタスクの成熟を進めてきた質を有するチームに楽に勝てるとも思ってなかったので、ね。

ただ、これじゃ国立に辿り着く前に、どこかで負ける、というのが素直なところ。てゆうか、神様にウインクされない限りトリニータに負ける。もちろん、国立に行きたい。けど、このままじゃ勝てない、本質の部分に目を背き続ける限りね。

もう何度も書いているけど、フットボールコンテンツの充実を真剣に考えるべき。見栄えの良いサッカーをしろというのではなく、まともにサッカーが出来る体裁を整えろと言うこと。サッカーを構成する上で欠かせないパスが繋げない。チームの中に、グループの中に相互理解や意思疎通というモノがない。方向性が曖昧で、目的達成のための術がない。こういう要素をすっ飛ばして、勝ちたい、国立行きたい、天皇杯獲りたいは無理。お金はないけどポルシェが欲しい、プラズマテレビが欲しい、ハイソサエティなブランドのモノが欲しいと言っているようなモノ。現実で繰り広げられているフットボールコンテンツに、残念だけどタイトルに手が掛かるほどの価値はないと思う。

とにかくまずは、チームとして何をしたいのかをしっかりと再設定してほしい。ポゼッションを核にするのか、カウンターを核にするのか、サイドを崩すのか、中央を崩すのか、誰の個人技を前に押し出すのか、コンビネーションで崩すのか、前からプレスを掛けるのか、後ろでしっかりブロックを作るのか。こういう要素を整合性を伴った上で一本の線にして、目的をはっきりさせた上でプレーさせる。そうしないと共通意識が出来てこないし、チームとしてサッカーが出来ないから。現状では功治やドゥトラ、隼磨なしではサッカーが成立しない。まあいても、どうにもならないときもあるけどな。(どこかの真似をしたって構わないわけだから、モデルとして使えばいい。中身を充実させないと意味はないけど)

で、サッカーを構成する上で必要不可欠なパスをしっかりと繋げるようにすること。そのために必要なプレーへの関与意識の向上、予備動作の徹底、状況を把握した上での動きの質の向上、次の展開の予測(上記と絡むけど、どんな方向性でプレーするのかと言うことを絡めて)などなど。相手のプレスが緩かったり、統制が取れていないものだったりすると出来るのだけど、基本的には「出来ない」チーム。出来ない子には躾るしかない。どんなことをしたら実効力の伴うパスを繋ぐことが出来るのか、もう一度基礎からやってほしい。

で、水沼監督を始めとした指導陣がこういったことを出来ないのなら、臨時コーチを海外から招聘するなりしてほしい。水沼監督は経験不足で指導力が不足してるのならと言う前提だけどね。世界的に見たら経験豊富なアシスタント的補佐を付けるのは、別に恥ずべき事でもない。水沼監督への信頼と言う日本的なことを言ってないで、チームが強くなるために出来る最善のことをすべき。
*余談だけど、カリスマ型の経験の浅い監督にアシスタント的な監督補佐を置くのは世界的に主流になっている。バルサだってオランダ代表監督の経験しかなかったフランク・ライカールトの下に現アヤックス監督ヘルク・テン・カーテがいたから成功した。ワールドカップで準優勝したドイツ代表では未経験のユルゲン・クリンスマンの下で現ドイツ代表監督のヨア・ヒム・レーブというタクティクスを担うスペシャリストがサポートしていたし、これまた未経験のマルコ・ファン・バステンも盟友ヨン・ファン・トシップというアヤックスユースの上下関係を逆にしたアシスタントがいた。ましてや経験あるアレックス・ファーガソンだってグラや南アフリカ代表、レアルで監督経験のあるカルロス・ケイロスを付けて多角的にチームを見ている。Jでも、監督経験の浅いギド・ブッフバルトの下に実務経験の豊富なゲルト・エンゲルスがいることで大きな成功を収めているのはご存じの通り。失敗例?ジーコと言えば分かるかな。岡ちゃんだって、自らの範囲外のことをやろうとしたときには失敗した。それぞれの人が持つ裁量というのは限られているのだから、役割を分けることは悪い事じゃない。

とにもかくにも、現時点でのフットボールコンテンツは「最悪」の一言。力のある選手達だとは思うから、しっかりと力を発揮しやすい状態を作り上げて欲しい。自主性云々は考え方として素晴らしいことだけど、現状では、意識的にも技術的にもビジョン的にも足りないモノが多すぎる。ましてや現状を見たら説明はいらないはず。

と言うことで、こんな感じかなー、長いわー。でも、これが今の気持ち。思いだけじゃ立ちゆかない、それがサッカーだと思うって事ですよ。そういう部分で勝負を分けるのは、サッカーがまともに出来るチームが言うこと。出来ないチームはまずサッカーを出来るようにならないと。前を見ながらも、現実を見たいと思う。と言うことで、ここまで。媛たん、おつ。


*ここからは普段の追記。さすがに何も書かないのはあれなので、書くことにしようかな。愛媛FCのプレッシングは非常に精力的。前のアプローチを無駄にしないチーム全体の連動意識、ボールポイントの変化にもしっかりと対応する機能性、そのアプローチにおざなりなモノがない目の細かさ、こういう要素を感じる質の高いモノで非常に素晴らしかった。そこからの切り替えの意識を伴った鋭いカウンター(特に田中俊也の徹底した裏狙いは坂田に見習って欲しいぐらい。あれぐらいラインポジショニングに意識を裂いて徹底してやれば脅威になる)と、非常にチームとしてやることがはっきりしており、それがチーム力として高いモノを示していたと思う。ポゼッションもマリより全然質が高い。動かし方とか、オフ・ザ・ボールの動きとかね。J2での旋風ぶりは間違いなくフロックじゃない。それと若手の成長ね、何十試合もJ2でやってきて逞しくなってきたんだろうなぁ。高萩はサンフレ戻るのかな、他のクラブからもオファーが来そう。正直申し訳ないと思ったぐらいだよ。もっとまともにサッカーを出来る相手と試合をさせてあげたかったぐらい、今のマリじゃその力を図るには役不足だったかも知れない。挨拶とかも素敵だったし、「もてこーい」は殺伐としてた自分を和ませてもらった。もてこーい、もてこーい。

*えーと、フミヤくん骨折の噂。えー。

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Comments

こんにちは。

辛勝でしたね。まぁトーナメントですから私も勝てばよしです。
私がかねてより希望していた若手を入れての試合でしたが、トップと若手の差は大きいことを再認識しました。狩野、田中裕介、山瀬幸宏と出ましたが、周りも悪く、評価は厳しそうですね。

アウェー側のバクスタで見ていたので前半は田中裕介のサイドだったのですが、スペースがあっても自分から仕掛けることなくショートパスが目立ち、残念でした。比べられる対象がドゥトラというのはかわいそうなのですが、特に前半は思い切りが見られず左サイドの上がりが少なかったように思います。後半~足がつっていた(?)延長に入ってだいぶよいように見えたのでやはり出場機会というのは重要ですね。(ミスもありましたが・・・)
山瀬幸宏は年数的にもちょっと厳しそうですね。いい部分を見ることができずじまいでした。狩野も印象に残るシーンも無く、軽いプレーが多いように感じます、ここらでブレークして欲しいのですが・・・。来年はユースや高校、小宮山(未発表?)とたくさん入ってきますから切磋琢磨してあがってきて欲しいですね。

そういう意味でも、ご指摘の指導者問題には同感です。若手を育ててチームの根幹を作れるような人、連れてきて欲しいです。チームが最高の結果を残すことに対してフロントは最善を尽くして欲しい。金儲け云々があちこちでよく揶揄されていますが、そういう部分に注ぎ込まれるのであれば、文句は無いハズです。たとえサポ、ファンへの待遇が少々悪くてもチームが勝つことが最大の顧客満足度向上だと思います。もちろん結果が出ることは重要ですが、そこに至る道筋すら見えないことに苛立っているわけですし。話がずれましたが、天皇杯も厳しい戦いになりそうです。でも、再来年とはいえこのままアジアに出ると過密日程の影響などでJ2落ちすら見えてきかねない(このままだと来年も危ない?!)のでチーム再建がまず第一のステップですね。監督は変えるべきか?コーチを連れてくるべきか?悩ましい問題ですがフロントは逃げずに、先延ばしせずに打てる手を打って欲しい。

とはいえ、次は目前です。浦和の優勝を阻止するべく、アウェーですが全力を尽くして、埼スタで土をつけてきてもらいたいものです。一歩間違えばボコボコになりそうですが・・・。

#最近社長の作文見てないなぁ~

長文失礼しました。

Posted by: ヨコ | November 06, 2006 at 01:22 PM

ヨコさんこんにちわ、もしかしたら近くに座ってたのかも知れませんね。レス遅れて申し訳ないっす。

そうなんですよね、トーナメントで先に進めたわけですから、余り厳しい評価は正しくないのかも知れません。若い選手に経験を積ませられたのはポジティブですが、あの中では少々酷だったのかなーと。

裕介に関しては、守備に関してはミスはあったにしてもそれなりに安定していたと思うのですが、攻撃に関しては勇蔵が高いポジショニングを獲っていたこともあり、結構自重するようなシーンもありましたね。思い切って上がっていってイイシーンでタイミングが遅れたりするのはちょっともったいなかったナーと。様々なことを考えてしまうのかも。個人的にはドゥトラ云々は置いておいて、又チャンスを上げたい一人です。

幸宏に関しては、この日は頭が動いてなかったですね。完全に止まってしまって、流れに乗れていなかった感じがありました。ミスを怖がっていたのか判断も遅かったし、チャンスを生かせなかったですね。独力打開の出来る選手なので、頑張って欲しいですが……。

狩野に関しても同じですかね。後半少しポジションを崩して主体的にプレーしようと言う感じが見えたのですが、確かに軽いプレーが多いですね。イメージ先行で周囲の状況確認が甘く、ロストの形が安易なことは気になります。相手のバランスが崩せていないのに無理な仕掛けがあったり、パスセレクトにしても……経験だとは思いますが。狩野は裕介、幸宏に比べてトップでのプレータイムが長いので、もう少しやって欲しかったなぁ。

3人とも言えるのは光るモノがあるのに、試合の中でなかなか活かせないことに問題があると思うので、どこか引受先を見つけて(レンタル終了後のオプションを付けず、こちらが選択出来る形で)レンタルで経験を積んだ方がいいのかも。相手の高萩や田中を見ていると(田中は完全か)そう思わずにはいられません(まあそれでもモノにならなかったら……というのもありますけど)まあ狩野に関してはまだ2年目でトップでも出場機会を伺えるところにいますから、これから入ってくる逸材と切磋琢磨して殻を破って欲しいんですけどねー。

で、指導者の問題に関しては、将来的なビジョンを持って取り組んで欲しいですね。いくらJの中では資金的に恵まれているとはいえ、限られたパイの中では限界があると思いますし、現状のサッカーコンテンツを更に向上させるためには指導する側の質の向上というのは必須だと思います。もちろん若い選手の成長促進のためにも、質の高い監督なりコーチを連れてきて欲しいなと。

まあユーザーサティスファクション(最近覚えました)に関しては、又別問題ですが、仰られる通り何を見に来るのかと言うことであれば、やはりマリノスが勝つところが見たいと言う人は多いでしょうし、そういう意味ではフロントにチームを良くする方向に目を向けて欲しいですね。フットボールコンテンツの充実によってサポに還元されれば、こんなに素晴らしいことはありません(まあ年チケ値上げの際にそんなことを言ってた記憶もありますが 苦笑)

天皇杯は上に書いた通りなので割愛しますが、来期に向けては考えると鬼に笑われそうですが……若い選手の成長と目の前の試合の勝利という二兎を追う難しい舵取りになりそうなので、シビアに考えていかなきゃならないでしょうね。まあとにもかくにもチーム再建が先でしょう。このままでは、どうにもならないでしょうし。

レッズ戦怖いです、とても。堀之内や坪井が出ないとはいえ、そこに辿り着けるのかと言う話ですし(苦笑)まああまのじゃくな芸風のマリなので強いチームに対してはそれなりの試合をしてくれるんじゃないかと期待してはいますけど、まあ淡い期待ですけどね。

ではでは。

Posted by: いた | November 08, 2006 at 01:50 PM

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