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November 02, 2006

Earnest of the highest peak to overheat!@06-07 UCL GroupLeague MatchDay4 Benfica vs Celtic

ねたばれねたばれねたばれ。

お昼だけど上げちゃいますね。日曜日のゲームで相当良くなかったから心配だったのだけど、リカバーしきれず、で、飲まれました、みたいな感じ?まあしょうがない。でもこれで混戦模様。イイじゃん、血を血で洗う椅子獲りゲーム、これぞ醍醐味でしょ。最高の真剣勝負が味わえるよ。てゆうか味わうなら、決勝トーナメントでやって欲しかったのが本音だけどね_| ̄|○

06-07 UEFA ChampionsLeague GroupStage Matchday4
Group F/SL Benfica 3-0 Glasgow Celtic @ Estadio do Sport Lisboa e Benf
Benfica:10'OwnGoal(G.Caldwell) 22'NunoGomes 76'A.Karyaka

セルティックスタメン:GKボルツ、DFテルファー、マクマナス、ギャリー・コルドウェル"戦犯、ドンマイ"、ネイラー、MF中村俊輔、レノン、スノ(→72'ズラウスキ)、マロニー(→65'マクギーティ)、ピアソン、FWケニー・ミラー

ベンフィカスタメン:GKキム、DFネルソン、リカルド・ローシャ、ルイゾン、レオ、MFカツラニス、ペティート(→84'ベト)、シモン、ヌーノ・アシス、ミッコリ(→67'カリアカ)、FWヌーノ・ゴメス(→89'マントラス)

簡単に。

ミスで先制点(ネルソンのアーリークロスにマークに付きながら対応するも、クリアボールが直接ゴールに。ネルソンのクロスの質、ミッコリの飛び出しも良かったんだけど)、追加点(キムのロングパントに下がりながら対応しようとしたコルドウェルが処理を誤り、頭に当たってこぼれたボールは走り込んでいたヌーノ・ゴメスの元へ、落ち着いてこれを沈めた)と序盤に気前よく献上してしまい、チームとしていきなり苦況に。ビハインドを返したいけど、アドバンテージを握ったベンフィカはしっかりとブロックを組んで守備から考えていくやり方にシフト、統制の取れた強いプレスの前にセルティックの売りであるポゼッションが全く実効性を示せないどころか、前にすら進めずノッキング。気圧されるような形で後ろ向きなプレーになっていくと、ミスをしては奪われの連続、ディフェンスとしても厳しい場面が増え(ミスも多かったね。クロスに対して被ってしまったり)、チームとしてもフラストレーションが溜まる。我慢していたモノの、だめ押しを喰らってTHE END(この日躍動していた右サイドバックネルソンのオーバーラップを流れるような繋ぎからのスルーパスで使い、グラウンダーで折り返してカリアカがダイレクトで決めた)ロスタイムの俊輔が直接狙うもキムに阻まれ、結局3-0。ハイライトを作るとしたら9割ベンフィカの攻撃になるぐらいの一方的なゲームだった。

やっちまったなー、せっかく大きなアドバンテージを持っていたのに、全部吐きだしてフラットに戻っちまった。ただ、この結果は至極妥当。ベンフィカのこのゲームに懸ける高いモチベーション、それが表現される積極的で献身的なプレー、ここ数戦下降気味だったセルティックのパフォーマンス、そして重要な場面でのミス……、ま、勝てるゲームじゃなかったね。

まあ、今のセルティックの問題点が全て出るようなゲームだったかな。まず攻撃面。本来、ダイレクト、2タッチを多用しながらボールを動かし、その中で生まれるコンビネーションで相手の守備陣を翻弄するためのポゼッションが狙いなんだけど、全然頭が動いていなくて(判断、予測)動き出しが非常に少なく遅い。そのため、次のパスコースが出来てこず一つのアプローチで詰まってしまう。で、結局下げてやり直し。問題点は選手が入れ替わったから?いやいや、選手達がこのポゼッションを機能させるためにすべきことをサボりだしたことにあるのかなと。周囲の状況を常に頭に入れていくこと、次の展開を予測すること、タイミング良くパスコースに顔を出すこと(動き出すこと)、丁寧にボールを扱うこと、こういう要素がいいときに比べて質が低い。過密日程によるコンディションの低下(ストラカンは基本ターンオーバーしないし)、フェネや禿の不在も絡んでいるのだろうけど、これからを考えると少々不安。

*予兆はあった。先週のリーグでもほとんどボールが前に進まなかったし。で、その流れのまま、修正しきれずこの大事なゲームに入ってしまったことで駄目なまんまのセルティックだったかな。まあきっとセルティックはアウェーに弱い、と言うことで片づけられてしまいそうだけど。

ポゼッションの中で俊輔が核になってアクセントを付けたり、ボールをどんどん動かさなきゃいけないのだけど、俊輔も普通に動きが悪く、ベンフィカのプレスの前にほとんど仕事が出来なかった。前回も書いたけどある程度自由に動くことを許されているだけに、その分だけ攻撃で仕事をしなきゃいけない。まあパスを繋ぐというのは周囲との兼ね合いもあるから、一概に俊輔が悪い!とは書きたくないけど、俊輔がいいタイミングでパスコースに顔を出して引き出し、早いタイミングでボールを動かすことで周囲を動かさないと。今は足止まりすぎ。様子見メンタリティに嵌ると辛いよ、今はせっかく調子がいいんだからどんどん動いて。

で、ポゼッションが機能しないことで強いプレッシャーをいなせずに受けてしまうことが多くなってミスが頻発し、ボールの失い方も自動的に悪くなっている。多くの選手が攻撃に絡み、ボールを細かく動かすことを志向しているだけに、リスクマネジメントというのでは元々手薄になりがちな側面があるのだけど、その上失い方が悪いから、バイタルの攻防に置いて中盤の選手が後手になり(切り替え自体も遅いけど)、DFライン丸裸的なショートカウンターを浴びることも珍しくない。これに関してはチームの志向性の中に孕むリスクであり、構造的欠陥なんだけど、ポゼッションが機能しないことでそれが露わになってしまったかなーと。解決法としては、DFラインがMFと連動しながらラインを上下動することでバイタルを狭くするメカニズム的修正、切り替えを速くしてオリジナルポジションにとにかく早く帰ってバランスを整える人海戦術的修正、そしてポゼッションの機能性を取り戻し、安定したポゼッションをすることでボールを失わないようにする本質的修正の3つ。多分ストラカンは、このチームに植え付けたポゼッションを放棄することはないと思うので、一番最後のポゼッションの修正をしてくるのかなー。僕もこれには賛成、どちらにしてもポゼッションの機能性修復は絶対に必要だからね。

ま、この日はセルティックも悪かったけど、ベンフィカが強かったよ。イイセルティックだとしても、多分厳しかったんじゃないかなーと。個々の高い能力をベースにした精力的な仕掛け(特にネルソン)、機能性高く非常に忠実なチーム全体でのプレッシング、そして運、勝てる要素を全部揃えていたからね。この試合では負けてしまったけど、まだまだ可能性は残っているし、条件が少々違うにしても、勝ち点2差分のアドバンテージが残っている。しかもユナイテッドがこけたみたいで(コペンハーゲン 1-0 ユナイテッド)GroupFは、一気に混戦模様。ここからだよ、本当のチャンピオンズリーグは。醍醐味、味わおうじゃないの。ということでここまで。

*現在、ユナイテッドが勝ち点9、続いてセルティックが6、ベンフィカとコペンハーゲンが4と言う状態。どこにも可能性は残っているけど、セルティックは残りの試合がホームでのユナイテッド戦(戦力的、現状の状態を考えると、どう見ても厳しいよね。セルティック・パークという最強の舞台はあるにしても)とベンフィカとユナイテッドが沈んだデンマークでのアウェーゲーム、全然楽観できねー。どっちかは勝たないとまずいかな?まずいよね。混戦になったことでUEFAカップ出場権も絡んでモチベが落ちることはほとんどないと言っていいだろうし、面倒くさいけど、面白いことになってきたねぇ。頑張れ頑張れ。

*uefa.comに乗ってたデータ。「ベンフィカとセルティックによる欧州戦全4試合は、すべて3-0となっている。」へぇ。じゃあ仕方ねぇ、歴史には勝てんよ。

*後で大幅に直すかもしれないっす、ちょっと急ぎ目で書いたんで。

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