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October 05, 2006

進捗の跡@KIRIN Challeng Cup vs ガーナ

勝てるチャンスもあったけど、まあそれは仕方ない。勝つ事でより自信になったとは思うからもったいないとは思うけど。ただ、価値のあるゲームだったとは思う。こういう相手に、進捗の跡が見えたと言う意味でもね。

Kirin World Challenge KIRIN Challenge Cup 2006

Japan 0-1 Ghana @ Nissan Stadium,Yokohama
Ghana:72'H.Draman

Sports Navi

日本スタメン:GK川口能活、DF今野泰幸、阿部勇樹、水本裕貴"祝・初キャップ!"、MF鈴木啓太(→79'長谷部誠)、駒野友一、三都主アレサンドロ(→86'二川孝広)、遠藤保仁(→75'中村憲剛"祝・初キャップ!"、山岸智"祝・初キャップ!"(→58'播戸竜二"祝・初キャップ!"、FW巻誠一郎(→72'我那覇和樹)、佐藤寿人(→53'羽生直剛)

ガーナスタメン:GK/R.キングストン、DFサルペイ、イリアス、メンサー、モハメド、MF/L.キングストン、エシアン、アッピア、ムンタリ(→67'ハミヌ)、FWアゴゴ、ギャン(→67'ピンポン)

2006年のワールドカップでは、非常に厳しいグループをまさに突き破ってベスト16に食い込んだガーナとの親善試合。強豪との対峙によって現状の力を試すといったことを強調しているオシムたんですが、個人的にも身体能力が高く、又経験あるチーム相手に、どれくらい築き上げていこうとするサッカーや日本の選手の技術、判断力、状況把握などの選手に問われる要素がどこまで通用するのかというのを見たい。特に相手のガーナは、確かに自分たちの強さを押し出せばもの凄い強いチームだけど、ワールドカップのプレーを見る限り非常に高いライン設定でオフサイドトラップに頼る傾向の強いディフェンスラインや個々の強さを前に押し出す傾向の強い一発型のプレッシングはリスクマネジメントという部分では問題もあって、穴を抱えているチーム。そういう部分をピッチの中で捉えて突くようなクレバーなプレーを期待したい。

で、ガーナの方は来日して間もないと言うこともあってコンディションが気になるところだけど、メンバーは一線級。このチームの核となるエシアン、アッピア、ムンタリという中盤のタレントが顔を揃え、ワールドカップでも存在感を見せたギャンなどもいるなど、いない方のメンバーの方が少ないぐらいの印象。対する日本は、相手の状況を見ながら対応する形を最適化していこうということだったが、相手が2トップということもあって阿部をリベロに今野がストッパーに入った。アタックラインには播戸の起用も予想されたが、佐藤寿人と巻という何度か組んで相性の良さを感じさせたコンビに。山岸が初キャップ初スタメン。

前半

あー、うるさい声が聞こえないのでとても快適だ。逆にオシムたんが悪いプレーに"マキ!"とか"ケイタ!"と個人名を叫んで不快感を露わにするのが聞こえるので(不快感だけじゃなく指示もあるのかも知れないけど)プレーセレクトの優先度などを感じられて、おもしろい。

ハイラインと高い位置でのプレッシングはそのままなものの、攻撃としてはある程度日本の出方を見るようなガーナの立ち上がり。それに対して、日本はプレスにとまどいながらも落ち着いてボールを繋いで、大きく空く裏のスペースを使おうという狙いが見える。そしてその狙いが具現化する形で、いきなりチャンスを迎える。低い位置ながらうまく囲い込んでボールを奪うと、駒野がボールを運び、その間に動き出す。ラインポジショニングを獲って裏へ飛びだそうと佐藤寿人がボールを呼び、ガーナディフェンスラインは佐藤寿人を網に掛けようとトラップを掛ける。しかし、駒野は佐藤寿人をデコイに、ロールするように少し低い位置からニア側を飛び出すアクションを見せた巻へスルーパス、そしてこの形が嵌って巻が完全に抜け出す。巻はそのままゴールに突き進み、GKとの1vs1を向かえると、同時にボックスの中に入ってきた山岸へ折り返すという選択。しかし、これは戻ってきたディフェンスのカバーにあい、フィニッシュ出来ず。巻は反省、でもいいよいいよー。

しかし、それでも怯まないのがガーナ。高いラインはそのまま、そして身体能力が生かして、日本の中央を突き破ろうとする。このチャンスの直後にGKのパントキック競り合った所からギャンがボールを収めて、そのままフィニッシュに持ち込むなど、徐々にその力を発揮し始める。しかし、局面に置いて人を掛けて局面打開を何とか凌ぎ、速い切り替えからポスト&サポートを絡めて2列目の飛び出しという形でラインを突破しようとしたり、相手のプレッシャーをいなしながら繋いでフリーマンを生みだしたりと、スムーズな攻撃構築でガーナの高いラインに脅威を与え、実効力や可能性(こういう書き方すると、とんでもないミドルでどっかーんとかがあるチームだから、どんな形でもガーナの攻撃には可能性があると言えるけどね)という意味ではガーナより作り出せていたかな。

徐々にガーナがサイドを意識し、日本の選手間の距離を離すことで収縮を許さないようにして攻撃しようと言う狙いが見え始めると、ガーナのペースに。まだまだワールドカップで見せたようなノリノリの勢いは出てこないが、丁寧にポゼッションしながら相手の守備を剥がそうとする形で押し込んでいく。すると、日本にも細かいミスが生まれ(山岸が触らなくて良いのに触ってCKを与えてみたり、ビルドアップを浚われてカウンターを浴びたり)、危ないシーンも。特に今野が突っつかれてはじまったカウンター、アゴゴに右サイドを抜け出され、中に走り込んだギャンに前がオープンな状態でフィニッシュを許してしまったシーンなどは危険なシーンだった(シュートは力無く能活がセーブ)

守勢に回ることが多くなった日本ですが、チーム全体が切り替え速く守備をしながらオリジナルポジションに戻って相手に付き、局面で何とか身体を張りながら粘ることで、最後の部分で凌ぐ。そしてそこから切り替えの速さを活かして、前掛かりになった裏を突く形で攻めていく。ハードコンタクト、運動量を要求される中で、選手達がその要求に応える形で守備に置いては何とか均衡を保ち、攻撃に置いてポジションブレイクやポストワークを絡めては相手のラインを崩す工夫を加える形が(精度はどうあれ)非常にポジティブ。

特にうまくボールを動かしながら、サイドを利用して崩すシーンが目立つ。アレックスが右サイドに移って巻のスルーパスを受けてボックス内で仕掛けてみたり(身体を入れられフィニッシュ、ラストパスに繋げることは出来ず)、左から右という形でグラウンダーのパスが流れて駒野が股抜きでムンタリを抜き去ることで局面を打開し、角度がないながら素晴らしいシュートでキングストンを襲ったり(正面ではじかれてしまう)、バックラインのビルドアップからの素晴らしい崩し(今野に渡った時点でガーナの選手がアプローチ、今野はそれによってマークが外れた駒野を使い、駒野はフリーで速い斜めの楔を巻へ、巻はダイレクトで右にサポートにいた寿人を使って、この間に3列目からフリーランした遠藤がダイナミズムを付随、寿人がスペースパスで遠藤使い、遠藤抜け出す。速いパスクルーズで起点を作り、このチームの特徴でもでもあるポスト&サポート&ダイナミズムという縦ギャップからの崩しのお手本とも言えるもの。綺麗なスペースメイク&ユーズ。ヤットはかなりの距離を走ったね)で完全にラインをブレイクしたりと(ラストパスがずれて繋がらず)、チャンスを作り出した。この辺は確実に進化している事を感じさせるモノだったかな。

結局前半は良い出来だったモノの、スコアには繋げられず、0-0で折り返す。

後半

前半の好プレーを継続する形で、日本はポジティブな攻撃を展開。右から左の大きなサイドチェンジで山岸を使ってみたり、うまくDFの間に入り込んだ巻を見つけてシンプルに直線的なクロスを送り込んだりと、細かい展開以外の形も見え始めて、バリエーションも付け始める。ガーナは、時折ギャンの鋭い動き出しでボールを収めて1vs1のシーンを作り出したり、長距離からの強烈ミドルで能活を襲ったり、アッピアが飛び出してフィニッシュに絡んだりするモノの、全体的に押し上げが遅く、重い感じは否めず。

切り替えの速さはそのままに、後半になってより個々の特性や技術が強調される形も見え始める。駒野のサイドチェンジ(指示もあったみたいだけど、精度の高さだね)、遠藤の周囲をうまく利用した突破からのスルーパス(頭の良いプレー、サイドを使うと見せかけて逆を抜いた。寿人へのスルーはオフサイド)、山岸の斜めに入ってボックス内でフィニッシュに絡むプレーと、悪くない(山岸のは惜しかったけど、素晴らしい動きだった。ポストかよー。寿人も良く中に折り返した)

しかし、チャンスは作れど、スコアに繋がらないのは相変わらず。又、ガーナがポゼッションを握り始めて、日本が再び守勢に回る。そして、この日最大のピンチ。アゴゴのポスト→アッピアダイレクトスルーパス→ギャンの抜けだしとダイレクトでボールが動く形に崩しきられ、ギャンのスピードに日本ディフェンス陣は振り切られそうになると、阿部はたまらずスライディング。ボールにいったようにも見えるプレーだったが、ファールを取られ、左寄りペナぎりぎりでのFKを与えてしまう。そしてこのFK、蹴るのはアッピア。壁をすれすれで越えてニアサイドに向かう鋭いボール、枠に収まっていたが能活が鋭い反応ではじき出し、この難局を逃れた。

後半も15分を過ぎ、少し切り替えが鈍り始めて劣勢が押し返せないようになると、羽生を佐藤寿人に変えて投入。しかし、リズムは変えられず。アタッカーまで下げさせられ(まあこれは守備時にマンマークの役割もあって、山岸がサイドに落ちるというのもあるのだけど)、1vs1でも劣勢に立たされてと、その中で角度がないながら危ういシュートを打たれる。立て続けにオシムたんは播戸を山岸に代えて投入し、2トップに戻ったかな。(ガーナも同じタイミングで、ギャンに代えてピンポン、ムンタリに代えてハミヌを投入)

互いに交代選手が入って、ピッチの状況が活性化し、攻め合いの展開。日本も停滞を打破し、イイリズムの攻撃が見え始めたりと、少し押し戻し始める。しかし、巻に代わって我那覇を投入した直後、右サイドをスローインからの展開で交代で入っていたピンポンが水本との1vs1に置いてフェイクを交えたドリブルで縦にドリブル、うまく空間を作って非常に速いグラウンダーのクロスを送り込まれると、これまた交代選手のハミヌがトップスピードでマーカーを振り切ってニアに入り込み、この勢いのまま合わせて、能活もこれはさすがに対応しきれず。先制を許してしまったわけだけど、これはしょうがないかな。ここまでは1vs1も粘って凌いでいたけど、破られてそこに精度とダイナミズムを付随させられては厳しかったかな。

ビハインドを負う形になると、オシムたんは中村憲剛、長谷部、二川と立て続けに優秀なセンスと技術を持つ選手を投入(下がったのは遠藤、鈴木啓太、アレックス)守備に関して少々拙いメンバーになったこともあって、カウンターで危ういシーンも作られたりしたが最終ラインで食い止めると、中村が低い位置でボールを引き出して、プレーメーカーとしてボールを動かしながら相手の急所を突く勝負パスを狙い、長谷部はその一列前で前にボールを進めながら仕上げやフィニッシュを狙いと、持ち味であるセンスを発揮して、攻撃陣を活性化し可能性のある形を作り出す。しかし、ガーナの守備は最後まで崩せず、得点は最後まで奪うことが出来なかった。結局一発に屈する形で、日本は敗れた。

まあ、負けちゃったこと、隼磨が出なかったことなど、残念なことはあるにしても、良いプレーが沢山あって、又課題(相変わらずというのはあるけど)も見えて、とてもイイゲームだったなぁと。まだまだ始まって間もない現状では、こういう中身のあるゲームをして、成功体験(勝てなかったし、ゴールに繋がらなかったので成功体験とは言えないかも知れないけど)を積み重ねることしかないと思うので、個人的にはこれで良いと思ったり。

進歩を感じる部分として、まず攻撃に置いてこのチームの核である切り替えを伴った攻撃が何度も出来ていた事。相手が前を意識したプレーが多い事もあって、中盤とDFラインの間にスペースが出来る事が多く、そのスペースをトランジッションの速さに置いて上回る事でうまく使えていたかなと。崩しに置いても、このチームが意識してるであろうポスト&サポート+ダイナミズムという連動感のある崩しの発生頻度が上がっている事も感じるし、その辺はポジティブだったかなぁと。
ただ、課題としては、基本的に同じような味付けばかりで対策しやすいという部分があるのかな。リズムの変化を伴う攻撃構築であったり、個人のリスクチャレンジアクションというのが少なく、悪く言えばリズム的に一定で単調。選手の特性からいって、チームの方向性を押し出す事には長けているけど、それが実効力を示さない時には、停滞するのが目に見える(この日はガーナのやり方に嵌って実効力を示したけどね)又、常にフルパワーで動き出して、ダイナミズムを付けてという感じでとやっていくのは、効率が悪く現実的じゃない。これだけ全体的にハードワークを問われるチームに置いて、終盤いつも運動量が落ちるので、リズムの変化を付けて、運動量をコントロールすることも必要かなと。効率化というか。もちろん、継続して決定力不足と基礎スキルのブレは永遠の課題。フィニッシュシーンに置ける積極性というのも課題かな。責任を負うという意味では攻撃も守備一緒。シュートを打つというのはマンマークをするのと同じイメージだね。ワシントンの言葉を思い出すよ「ストライカーとしての責任から逃げない」

守備に関しては、急造だったけど個々がしっかりと責任を担って局面で粘りある対応をしていた事もあって、個の力の差というのがそこまで表面化しなかったのが良かった。水本、今野と非常にタイトについて、自由にプレーさせず、高い位置での起点を作らせなかった事で、ガーナのダイナミズムを封じれていたと思うし、よく頑張ったと思う。サイドの対応に置いても、マンマークを基盤に置きながら、守備時にアレックスと駒野がオリジナルポジションを下げ、佐藤寿人と山岸がサイドを蓋する形でうまく数的不利を作られないように守れていたと思う(パッキングするような形も見えたり、オーバーラップに対して最後まで付いてカバーしたり)これは大きな進歩じゃないかな。

今はある程度一つのベクトルに向かってチームを作り上げる最中。そういう意味で確実にそのベクトルに進んでいるというのはポジティブだと思う。まあそのベクトルである程度の完成度が高まった後に、そのベクトルの中で足りない部分を、ディティールに変化を付けていく事でチームの"幅"を付けていけば、案外うまくいくのかなと言う気はしました。まあ、まだ時間は掛かると思うけど、その進捗度としては比較的速いと思うしね。じゃあ簡単に選手評。

川口能活(ジュビロ)→うん、良かったんじゃないかな。イイセーブもあったし、ミスなし。失点シーンはノーチャンスだし。で、山岸がぶち抜かれて、その後のカバーが効かずに打たれたシーンに対してもの凄い剣幕で詰め寄っていったけど、ああいうの増やしたいね。それが一つの問題提起となると思うから。

今野泰幸(FC東京)→ミスもあったけど、しっかりとシンプルなタスクを粘り強くこなした印象。1vs1に置いてほとんど破綻しなかったというのは、能力の高さの片鱗かな。遠藤が抜け出したシーン(前半のやつね)の縦への繋ぎとか、ああいうプレーが増えてくると良いね。

阿部勇樹(ジェフ)→うーん、慎重に、慎重に、破綻しないようにというのは分かるけど、もう少し潰しに出るようなシーンがあっても良かったし、ビルドアップに積極的に参加するような姿勢が欲しいかな。阿部っちのネガティブな要素かも知れないけど、タスクにスポイルされてしまう傾向が見える。もっと出来る子のはず。

水本裕貴(ジェフ)→失点シーンはピンポンの巧さにしてやられたけど、全体的に今野と同じく粘り強くこなした印象。試合中、レアルとの試合でフィーゴとやり合ってたのを思い出してたのだけど、あの後成長したのを考えれば、この試合も同じようにギャンやアゴゴとガチンコ対決だっただけに、糧に又成長して欲しいなーと思った。オーバーラップも○。

駒野友一(サンフレッチェ)→これまでの数試合に比べたら数段イイ出来。粘り強い局面に置ける対応、積極的な攻撃参加や仕掛け、サイドチェンジと、悪くなかった。攻撃構築に置いて、イイ楔も入れていたし、貢献度は低くない。右の方が良いというのはよく分かった。

鈴木啓太(レッズ)→この日はそこまで高い影響力は示せず。まあ悪いわけでもなく精力的にプレーしてしっかりと秩序を守り、機を見てオーバーラップをしてと、及第点ではあるけどね。これからはビルドアップにおける質という部分ではより高いレベルで求められていくのかなーという気がした。後半下がっていった後に一気に守備力が低下したのを見ると、存在の大きさは感じるけどね。

遠藤保仁(ガンバ)→チームのタスクに慣れや理解が進んだのか、それなりに染まった感じがあるのだけど、その分魅力が減っている感じも。簡単に言えばもっと実効力を伴う組み立てが欲しいし、もっとそのセンスを前に押し出すプレーがあっても良いんじゃないかな。周囲は動き出しているし、チャレンジプレーが欲しいかな。凡庸な選手ではないし、出来ない選手じゃないと思うから。

三都主アレサンドロ(レッズ)→幅広く精力的な動きが見えたり、低い位置まで落ちて守備をこなしたりと、最低限の仕事はしたと思うけど、後半はガス欠で切り替えられなくなったかな。攻撃に置ける実効力もこの日はイマイチ。てゆうか、あそこは憲剛だろ、空気嫁←酷い

山岸智(ジェフ)→動き出しや積極的なフリーランニングの実効性はやはり質を示したし、精力的な守備の姿勢も悪くない。初代表としては充分なプレーだったと思う。決定機は決めておきたかったし、オン・ザ・ボールの質、アイデアという部分では不十分だと思うけど、その辺はタスクの体現者という位置づけだから余り求められていないのかな。でもそれってどうなの?羽生にしても言える事だけど。

佐藤寿人(サンフレッチェ)→初スタメンと言う事だったけど、サイドのケアなど守備において役割を課された事もあって、彼の良さは余り出なかった印象。ラインポジショニングやニアへの姿勢などその片鱗は見せたけど、やっぱりポジショニング勝負の選手に置いて守備でポジションを崩すというのはポジティブじゃないからね。仕方ない部分はあるのだけど、ピッポ的な仕事をさせてあげたかったかな。特に今日みたいな相手なら。

巻誠一郎(ジェフ)→ポストワークにおけるダイレクトプレーなどは質を保っていたし、精力的なプレーも見えて、攻撃を繋ぐ役割としての出来としては悪くなかったと思う。けど、決定機を決めない(逃げた)プレーは頂けない。FWとしてやはりあそこは決めなきゃいけなかったし、逃げてはいけないシーンだと思う。

交代選手

羽生直剛(ジェフ)→守備の意識に忙殺されて、存在感を示せず。一度イイシーンがあったぐらいかなー。この日のやり方であれば、守備能力含めて山岸の方が良かったと個人的には思う。

播戸竜二(ガンバ)→まあとにかくらしさは出したかな。FWとして真面目さを感じる動き出しの姿勢、戦う姿勢、鋭い反応などね。二川とセットで見たかったけどね、それでも可能性は感じた。

我那覇和樹(フロンターレ)→相手が引いた状態では巻よりも踏ん張れる選手なのかなという感じはする。背負えるし。離すタイミングにズレがあるのは気になるけど。フロンターレラインが繋がりそうになったシーンは惜しかったけど、飛び込んで欲しかったなー。

中村憲剛(フロンターレ)→祝・初出場だね。まあ堅さもあったのだけど、それでもビハインドの場面に置いてああいうチャレンジの姿勢は必要だったと思うし、状況にそぐうプレーだったと思う。長谷部との縦の関係も良かったし、播戸へのスルーパスは惜しかった。ただ、守備の姿勢はもう少し必要かな。フィルターなしでDFライン丸裸になるシーンも多かったりと、この辺は課題かな。次があるかどうかはオシムたん次第かな。

長谷部誠(レッズ)→久々の出場だけど、らしさは見せた。中村にゲームメイクを任せてバイタルで仕掛ける姿勢を持ちながらプレーして、短い時間ながらその特性を出そうという姿勢がいい。あのシュートは枠に飛ばさないといけないけどね。

二川孝広(ガンバ)→出場時間短く評価なし。この日の役割はきついかな。

イビチャ・オシム(たん)→負け云々は別にして、チームを進歩させている事を実感出来たゲームなのでは?進捗度としても早いし、手腕を発揮している感じがする。闘莉王や坪井をこれまで重用してきたけど、今野も良かったし、これからどうするのか楽しみ。少々守備的な布陣の中に彼の現実性を見たけれど、そのカウンターを意識するプレー含めて嵌っていただけに勝ちたいゲームだったのかも知れない。采配云々は普通かな、隼磨が見たかった。使わないならインドには連れて行かないで。

ガーナ→とにかく来てくれた事に感謝。まあフルパワーのノリノリガーナが見たかったけど、それは贅沢かな。イイゲーム出来たよ。

と言う事で長いですけど。来週もあるのかー。どういうゲームになるかどうかは分からないけど、引かれた相手への対策という面で何かしらの手ほどきが見たいかな。それこそ、このゲームのように。と言う事でここまで。

*芸能人スポーツマン決定戦"を見てたら寝ちゃった、誰が優勝したんだろう?超気になる

*明日更新出来たら、代表の事をやるかも知れない。求められている速いパス回しの実効性も見えたし、チームとしての進捗度含めてテーマはあったと思うし。出来なかったらJの書き上がってるレポートを上げる←もったい付けてる

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Tracked on October 05, 2006 at 10:33 AM

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