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September 10, 2006

順当な決着@J1 第22節 アルディージャ vs レッズ

長くてすいません、短くなりません。どうしたもんだろ。一時期短くしようと思ってたけど、もう最近……。読みづらかったらどんどん言って下さいな。改善出来るだけの努力致します。って、試合と関係なし。

2006 J.League Division1 第22節

アルディージャ 0-2 レッズ @ 埼玉スタジアム「順当な決着」
Reds:44'ワシントン 89'永井雄一郎

Super Soccer

アルディージャスタメン:GK荒谷弘樹、DF西村卓郎、平岡靖成、トニーニョ、冨田大介、MFデビッドソン純マーカス、久永辰徳(→75'橋本早十)、片岡洋介、小林慶行、吉原宏太(→71'アリソン)、FW森田浩史(→59'桜井直人)

レッズスタメン:GK山岸範宏、DF堀之内聖、田中マルクス闘莉王、坪井慶介、MF酒井友之、長谷部誠、平川忠亮、三都主アレサンドロ(→71'相馬崇人)、山田暢久(→62'ロブソン・ポンテ)、永井雄一郎、FWワシントン(→81'内舘秀樹)

やっぱり赤の方が数も多く、迫力も凄いのだけど、一応オレンジの方が主催の埼玉スタジアム。何故か2階席を解放しないという意味の分からないことをしているけど、ダービーなだけに互いを意識している事が感じられる。

で、大宮の方から。代表から帰ってきた小林大悟が怪我をしてしまったこともあって、大黒柱なしで臨むことがどのように影響するか。標的となる土屋もFマリノス戦での怪我でまだだめ。トップには長身のポストマン森田、吉原を中盤に下げ、アンカーには純マーカスが入る形。又新加入のFWアリソン、赤ハンター桜井がベンチに。中盤のバランスがどうなるのかが鍵か。レッズの方もシンジと鈴木啓太を出場停止で欠き、代わりには酒井、山田が入った。復帰が予想されたポンテはベンチスタート。代表勢としては田中達也以外は全員スタメンに名を連ねたが、彼らの疲労度も気がかりなポイントか。

前半

互いに慎重な立ち上がりを見せた序盤、どちらもしっかりとブロックを組んで攻撃を受け止めるような守備を標榜しているだけに、どのように攻撃を組み立てるのかというのが鍵になるのかなというのが気になったが、目立ったのはアルディージャの積極的なプレッシング。複数人で高い位置から狙いに行き、激しいアプローチを掛ける。それに対してゆっくりとしたビルドアップでポゼッションを握るレッズは、バックラインでボールを繋ぎながら隙を伺い、闘莉王の素晴らしい前線へのフィードから永井がダイヤゴナルランからループを狙うという一発のコンビでいきなり決定機を向かえた(荒谷の頭を越えたが枠からは逸れた)アルディージャの攻撃はというと、基本奪ってから速く、だめならポストからサポートという形でレッズの守備陣を揺さぶろうという狙いが見える。

まあアルディージャが積極的ではあったモノの、やはりペースを握ったのはレッズ。そんなにスムーズなボールの流れではないモノの、局面で個の質の高さが出てくるとチャンスを生み出す。細かいパスから右サイドに開いていた長谷部がフリー、そのまま精度を伴ったクロスでワシントンへ(ボレーは当たりきらず)、とさすがの所を見せる。その後もこの日積極的なプレーが目立つ長谷部が仕掛けたりポストからサポートと言う形で、前から来るアルディージャの中盤のラインをかいくぐるプレーが見えるとチャンスになっていた。その中で20m付近のFKでアレックスが狙ってバー直撃だったりと、ゴールに近づいていく。

レッズに完全に主導権を握られていることもあって、ほとんど見せ場を作れないアルディージャ。しかし一度FKから惜しいチャンスを迎え、それが呼び水となってから、少し流れが変わってどちらも攻め合うような展開に推移していく。レッズ、右サイド長谷部のスルーパスから抜け出した平川がクロス、相手のマークもモノともせず合わせたワシントンのヘッドはしっかり枠を捉えたが、荒谷が素晴らしいセービングで凌ぐ。すると今度はアルディージャ、吉原がスペースに飛び出しあわやというシーンを向かえるが、これは山岸の飛び出しで難を逃れた。レッズペースこそ変わらないモノの徐々に動き出した感のあるゲームの中でスコアも動く。

開始早々チャンスとなったシーン同様、闘莉王からロングフィードが出ると、これに反応したのは酒井、左サイドを走ってこのフィードを受け、そのまま思い切ってシュート。このニアに飛んだシュートに対し、荒谷が何とか凌いだものの、こぼれたところを抜け目なく突いたのはワシントン。押し込んで先制点となった。出来れば無失点で折り返したかったアルディージャとして見れば終了間際のこの失点は痛い。ということで、前半は1-0、レッズがリードで折り返す。

後半

ビハインドとなった大宮はいきなり右サイドを局面打開、長いボールから吉原が抜け出すと囲まれた局面をドリブルで打開、エンドライン際まで切れ込んでクロスを上げた(これは中とは合わず)しかし、その後も長いフィードを森田が落とすところからサイドを局面打開しようという狙いが見える。逆にレッズはそれを受けながらも、速い形で追加点を狙う。永井が高い位置でボールを受けるとワシントンへ楔。ワシントンは背中で押さえながらキープ、一拍おいてスペースを見いだして動き直した永井に戻すと、永井はシュートも打てたがボックスの中に進入しするするっと相手の対応をいなしてシュート(も、これは枠上)レッズは、守備に重きを置きながら訪れたチャンスを生かして点差を広げようという黄金パターンのイメージだったかな。

しかし、その受け身な姿勢がアルディージャに攻める余裕を与えてしまったのか、アルディージャの攻勢が続く。レッズとしてはブロックを組んでこそいるものの、スペースを消し切れておらず楔を入れれるだけの余裕を与えてしまったりと、普段に比べて不安定。対するアルディージャは、レッズのバランスの悪さを突いて、森田の起点となるプレーから3vs2のカウンターを見せたり(これは久永の突破を坪井が良い対応で止めた)、小林慶行や片岡、吉原のミドルもあったりと、ポジティブなプレーが続く。レッズとしては少々厳しい時間帯。

チャンスを作りながらも活かしきれずと、なかなかスコアに繋がっていかないことを見てか三浦監督が動く。そんなに悪くなかったが森田に代えて切り札でもある赤キラー桜井を投入。彼のドリブルと決定力でこのポジティブな流れをスコアに繋げたいという意図か。しかし、レッズも大人しくしているわけでもなくカウンターから良いプレーがあったりと、カウンターの怖さは保つ。又このタイミングで山田に代えてポンテを投入。

両チームが動いてくる中で、それがポジティブに出たのはレッズの方か。ボールが収まる選手が増えたことで、散発的なカウンターにもクオリティが付随するようになる。ワシントンのキープからポンテが絡むといったようなシーズン序盤に見られたコンビも見えたりと、機能しているように見えた。逆にアルディージャはポストマンが消えてなかなか前線で収まらなくなり、かといって桜井のドリブルも出てこなかったりと、少々勢いが削がれた感じか。続けざまに又同じタイミングでアルディージャは吉原に代えて新外国人のアリソン(スキンヘッドだ)、レッズはアレックスに代えて相馬。

J初出場というアリソンはキレのある動きが特徴か(メモ)これに加えて桜井、橋本(久永と交代で出場)といった選手のキレで何とかしたいという狙い。時間も差し迫ってアルディージャは人数を掛けて攻めていくが、なかなかそのスピードあるアタッカーの活かし方が見えてこない。期待の桜井も少々球離れが悪く状況判断の悪さが目立つ(アリソンが良いポジションを獲っていたりしてるのだけど、使ってもらえない)対するレッズは、残り10分というタイミングでワシントンに代えて内舘を投入。守備をしっかりとメッセージの感じる交代。

アルディージャが攻め、レッズが守るというはっきりした最終局面、アルディージャはサイドからという狙いが見えるが、レッズディフェンスも中は厚く、迫力的にも厳しい。期待の桜井、アリソンもどうも噛み合わずと、なかなか獲れそうな感じが出てこない。トニーニョも最前線に上げて圧力を掛け、橋本→トニーニョという形でチャンスも作ったが結局こじ開けることは出来ず。逆に終了間際にカウンターから永井の個人技で前掛かりのアルディージャディフェンスを破り、追加点(ポンテのパスをボックス手前で受けると、柔らかいボールスキルで相手を振り、豪快なシュートでネットに突き刺した)ダービーらしい緊張感のあるゲームだったが、結果としてはレッズが強さを見せる形で勝ちきった。

まあ順当って言って良いのかな。正直レッズの出来が良かったとは決して思わないけど、省エネでも勝ちきれるだけの個人の技術と安定した守備があるというのを証明するようなゲームでしたね。アルディージャもレッズより良いパフォーマンスを示して善戦したとはいえ、やはりこの辺は如何ともしがたい部分があったかな。そしてそこが勝負の綾になった、と。まあだからこそ順当なんだけど。

実際レッズは、出場停止やら代表帰りという部分が重なって不安要素を抱えていたゲームだったとは思うのだけど、それを豊富な駒、厚い選手層で覆い隠したかのようなゲームだったかなぁと。一人で勝負を決めれるアタッカー、タイミング良く復帰してきた攻撃の核、モチベーションの高い実力者、この辺がいたことで、チームに大きな穴が空かず、しっかりと勝ち点3に繋がったのかなと。しかし、受けに強い守備陣は強みだね。今日は結構ふらふらしてる感じもあったのだけど、さすがに最後の所はやらせなかった(桜井に助けられた感もあったけど)

で、正直ここのところのレッズは、一時期よりパフォーマンスが落ちている感じはあるのだけど、それでも勝ち点を積み重ねられていることは優勝争いを鑑みた時は強みになるのかなと思ったり。現状ではガンバやフロンターレの方がチーム状態が良さそうなんだけど、この先必ず波があると思うから現状で余り良くないレッズがここで勝ち点を積み重ねているというのは後々活きてくるかなぁと。まあ残り12試合、まだまだこの三つ巴の形は続いていくとは思うけどね。

アルディージャは、三浦監督のゲームプランが嵌りやすい展開だっただけに、少々もったいないゲームだったのかな。前半終了間際の失点、速いアタッカーの不調(というかエゴ)、この辺がうまく違う方向に流れていたら、勝てないゲームじゃなかった。

ただ、元々相性的には良くない相手なのかなとは思ったり。個人で局面打開出来る選手が多く、組織で補い切れない部分が出てきた時にそこを局面打開されてしまうとどうしてもゾーンのバランスや機能性を維持しきれず、安定した守備が出来なくなってしまう。まあこの日はレッズが余り良くなかったことはあるにしても、現実的に考えて、綿密なゲームプランを練って、そしてそれが嵌らないと勝てない相手なのかなぁ、なんて思ったり。まあ元々力の差のある相手との対戦というのはそういうモノなのかも知れないけど、ダービーと言うことを考えた時、大宮さんはご愁傷様、ちょっとだけ気持ち分かると思いたくなる(まあ言うに及ばず。再昇格後のフロンターレに対し、Fマリノスは1分け4敗[天皇杯含む]とカモにされてるからね。)まあ大宮は嫌いだし、こんな情けないところでシンパシーなど感じたくないわけですが(レッズも嫌いだけど)

とにかく、当分埼玉の覇権はレッズにありそうだなぁと感じる一戦でした。何となくこのゲームをやるべきだったのかと思いながらも、最近調子悪くて更新滞り気味なのでリハビリも兼ねて。ということで今日はここまで。後でマリのゲーム上げれたら(まだテレビで見てない)

*言葉が出てくるのだけど、それを文章にするとおかしくなっちゃったり、意図が伝わらない文章になっちゃったりして、書ききれない病気です。一気に書き上げちゃえばそれを修正したりして形に出来るのだけど、一度立ち止まっちゃうとだめだったりするのです。毎日、訪れてくれる方には申し訳ないっす。早く立ち直れるように頑張りますよ。

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