« Adventure in UEFA ChampionsLeague begins!Shunsuke Nakamura! | Main | 500000Hit、御礼挨拶。 »

September 15, 2006

Goal of "The Dream" that I got in "Theater of Dreams"!@06-07 UCL GroupLeague Matchday1 Manchester.U vs Celtic

Photo_11やっぱり「赤い悪魔」は強かった。セルティックらしいパス回しからのアタックは実効力をかき消され、ミスを逃さない集中力と決定力に3失点。やはりこの辺は、欧州の頂点を見据えるビッグチームだなぁと感じた。でも、そんな相手に対して報いた一矢には大きな価値がある。「シアター・オブ・ドリームス」で実現した夢の一発、朝から叫んだよ。とにかく、UCLデビュー、そして初ゴール、おめでとう!

06-07 UEFA ChampionsLeague GroupStage Matchday1
Group F/Manchester United 3-2 Glasgow Celtic @ Old Trafford"Theater of dreams"
Man.United:30'p&40'L.Saha 47'O.G.Solskjaer
Celtic:21'J.V.o.Hesselink 43'S.Nakamura

ユナイテッドスタメン:GKファン・デル・サール、DFギャリー・ネヴィル、リオ・ファーディナンド、ブラウン、シルベストル、MFフレッチャー、スコールズ(→80'オシェイ)、キャリック、ギッグス(→33'スールシャール)、FWルーニー(→86'リチャードソン)、サハ

セルティックスタメン:GKボルツ、DFウィルソン(→52'テルファー)、ギャリー・コルドウェル、マクマナス、ネイラー、MFレノン、中村俊輔、グラベセン、ヤロシク(→56'ケニー・ミラー)、マクギーティー(→70'マロニー)、FWフェネホール・オフ・ヘッセリンク

歴史のある2クラブなんだけど、公式戦では初対決という巡り合わせ。色々な遺恨、因縁、絡みがあるのですが、まあそれは置いておいて、俊輔のチャンピオンズリーグデビュー戦ですよ。

そんなゲームのメンバー。まずユナイテッドの方は、クリスティアーノ・ロナウドが出場停止。その代わりにはスコットランド代表のダレン・フレッチャー。ただ、出場停止でここのところゲームから離れていたウェイン・ルーニーが戻り、ほぼベストメンバーと言っていい陣容。対するセルティックはユナイテッドに対して敬意もあってか、普段のリーグ戦よりも少々慎重なメンバー構成。普段の2トップを一枚削って中盤中央を3枚に、レノンをアンカーにグラベセンが運動量豊富に動き回り、ヤロシクは少し高い位置でフェネのサポートに入ることを意識した形か。ディフェンス陣に怪我人が続出してたみたいだけど、何とか今のところのベストの陣容を揃えた。

前半

どちらも慎重に入るかに思われたが、結構積極的な立ち上がり。セルティックはストラカンのスタイルでもある中盤でポジションを崩しながら細かく繋いで、相手の隙を伺うポゼッションで攻め、ユナイテッドもトップを意識する形での速いタイミングでの楔、そしてそこに合わせていく形でのコンビネーションからの崩しを狙う。ファーストシュートはギャリー・ネヴィルの速い弾道のアーリークロスにゴールから離れながら合わせたサハのヘッド。

バイタルに入れてくるボールに対しての警戒を強めるセルティックは、中盤センターの3枚がタフに動き回って潰しに行ったりと守備に関しては高い集中力が見えるが、経験の浅さ、成熟されていないコンビネーションもあって、繋ぎに置いて細かいミスが目立つ。そういうところからピンチになっているのかなという印象。又攻撃面では俊輔を中心にボールこそ繋いでいるモノの崩しのイメージを伴ったプレーは少なくアタッキングラインでの崩しに実効力を欠き、直接的な脅威としてはユナイテッドに分があるか。サハが好調で右サイドを独力で突破しルーニーのチャンスを演出したり、浮いたボールをボレーで狙ったりと、ユナイテッドの攻撃の核を担ってる感じアリ。

なかなか相手を崩すキーが見えてこない中でユナイテッドの攻勢に晒されていたセルティックでしたが、棚ぼたのような先制点がもたらされる。ボルツのパントキックも高い弾道で相手ゴール前まで飛ぶと、フェネとリオ・ファーディナンドの競り合い。リオは頭を出すが、体を寄せながら足先で引くようなトラップでフェネが先に触ると、ビッグチャンス。このチャンスに躊躇なく右足振り抜くと、オランダ代表の同僚ファン・デル・サールを抜き、先制点!劣勢を予想されたセルティックに先制点が入り、ここからどんどんゲームが動いていく。
ビハインドを背負わされて黙ってやらせてくれるほどユナイテッドも甘くない。ここまではタフに動き回って蓋のされていた感のある中央のエリアを速いパスコンビネーションで外すシーンも目立つようになり、スコールズがバイタルエリアで存在感を出し始めたりと、質の高い攻撃が出始める。もの凄い圧力でユナイテッドが攻勢が掛けてくる中で、何とかリズムを落ち着かせようとボールを繋ごうとするセルティックでしたが、上がり気味の状態で一瞬の隙、そしてそこで判断ミスが起きてしまう。セットからのクイックスタートでスコールズからギッグスを狙ったフィードが通ると、繊細な2タッチが活きる形(薄くヘッドで当ててコースを変え、ボルツが来た所で外に逃げるタッチ)でギッグスがエリアに進入。ボルツが飛び出し、勢い余ってスピードに乗ったギッグスに手を掛けてしまい、このプレーに主審ルボス・ミシェルはPKの判定。これをサハが決めてセルティックのアドバンテージは10分持たず同点となる(ギッグスはこのプレーで膝を痛め、スールシャールと交代)ボルツはPKは惜しかったんだけど、獲られたプレーはやらかしちゃったなー。コースなかったんだから冷静な判断が必要だったよな~。まあ出ちゃったことで何とかしなきゃいけないと思ったんだろうけど……もったいなす。

調子が出てきたのか、セルティックの細かいパス回しにもしっかりとプレッシャーが掛かるようになったユナイテッドは完全にゲームを掌握。早い段階でボールを奪うシーンが目立ち始める。しかしその中でセルティックの1チャンス。ヤロシクが倒されて得たFK、右サイド距離のあるところから俊輔が中に送り込むと、うまくマークを外して中に入り込んだフェネがドンピシャで柔らかいボールをヘッドに合わせる(が、キーパー正面)このチャンスを逃したセルティックに対し、ユナイテッドはクオリティの高さを見せつける形で、逆転ゴールを生む。中盤低い位置でグラベセンがボールを失うと、このボールは近くにいたスコールズへ。するとスコールズはすぐさま良いポジションを獲っていたサハを見つけてスルーパス。これで抜け出したサハは落ち着いて流し込み、逆転。うーん、見事。強い。奪われちゃいけないポジションだけど、出所が少ないから判断がどうしても遅くなっちゃうんだよね。

ビハインドを背負ったセルティックはとりあえずこれで良いという感じだったが、その中で1チャンス。フェネの落としを受けてヤロシクが仕掛けたところで、抜群のポジションでのFKを得る。もちろんこれを蹴るのは俊輔。速く低めの弾道のキックを放つと、赤い壁の右から3枚目サハの所を越えると、ぐーっと曲がって右隅へ!名手ファン・デル・サールはこのシュートに反応出来ず、見事にゴールネットを揺らす!オールド・トラフォードは一瞬の静寂の後、セルティックサポの大歓声!俊輔はネットに収まったボールを見て、いつも以上に気の入った表情で右手を天をさしてガッツポーズ、そしてチームメイトにもみくちゃ。日本人初のUEFAチャンピオンズリーグ初ゴールとなったこのゴールは、ゲームに置いても価値のある貴重な同点弾。

結局、激しく動いた前半は何とも言えないざわついた雰囲気の中で、折り返す。

後半

ユナイテッドはルーニーを左サイドに出し、スールシャールを高い位置に上げたのかな?そんなユナイテッドは立ち上がり、素晴らしいプレーを見せつける。中盤インターセプトでボールを奪った俊輔がグラベセンへ戻すと斜め前にいた選手に繋ごうとしたところで、スコールズが狙い澄ましたインターセプト。2点目のリプレイのように奪った段階でサハが反応しており、スコールズはラストパスを流し込むと、サハは躊躇なくシュート。ボルツは良いタイミングで飛び出しスーパーな反応で止めるが、このリフレクションをサハが素早く反応、何とか左に流すと、詰めてきたのはポジションを変えていたっぽいスールシャール。簡単に押し込まれて、ユナイテッドが再びリードを奪った。うーん、童顔のスナイパー、本領発揮かぁ。良い選手だよねぇ。

又、ビハインドとなったセルティックは早い時間帯だったがストラカンが動く。立て続けにウィルソン→テルファー、ヤロシク→ケニー・ミラーと投入し、普段と同じな4-4-2にシフトチェンジする。ある程度ユナイテッドは落ち着いて、その分セルティックは攻めに出るが(ミラーが左サイド長いボールを追っかけて間に合うとそのままクロス、少し遅れていたモノのフェネが足から飛び込み先に触るが、枠上。迫力あっただけに惜しい)、やはりミスから怖いシーンというのが減っていかない。テルファーと俊輔の意図があわずパスミスとなったのをサハに拾われ怖いシュートを打たれたり、左サイドでの混戦の中でミスが出てカウンターに持ち込まれそうになったりと、この辺はチームの成熟度の違いだったか。

それでも攻めるしかないセルティックはネイラーが存在感を見せる。中との意図があわずシュートには繋がらなかったが、積極的に左サイドを駆け上がっては鋭いアーリークロス(DFとGKの間に入れてた)を何本も入れていた。しかし、いかんせん中の圧力が足りず(ターゲットはフェネだけ、ミラーは動きすぎていない)そのクロスを活かせない。逆にユナイテッドは一発でシュートに持ち込んだり(フレッチャーの速いクロスにルーニーのスクリーンプレーを活かすように動いたサハがずばっとヘッドで合わせた。ボルツのスーパーセーブでゴールならず)と、この辺はクオリティの差だったか。

なかなかユナイテッドの守備陣を脅かすシーンが作れず、逆にユナイテッドの鋭い攻撃に冷や冷やさせられるセルティックはラストカードを復帰してきたマロニーちゃんを投入(交代はマクギ)、しかし全体的に運動量が減ったこともあり効果的な絡みが生まれず。マロニーちゃんの独力突破、グラベセンが高い位置に上がって俊輔のエロイショートパスを受けてのミドルシュートなど散発的にチャンスも決まらず(テルファーのヘッドも惜しかった、逆のゴールだったけど)結局ゲームはこのまま終了、3-2。結果として順当な形で、ホームのユナイテッドが開幕戦を勝利で飾った。

まあミスからの3失点と言うことを考えればもったいないゲームだったのかな。ただ、チーム力の差は歴然で、シュート数を見ても17:6、ポゼッションは55:45。数字以外でも、単純なミスの数、シュートに繋げるプロセスの実効力を含めた個人個人の差、そしてチームの経験値・熟成度・完成度。様々な側面で差を見せつけられたゲームでもあり、こうなったことは必然だったのかも知れません。ただ、こういうチームとスコアとしていいゲームが出来たことは、とても良い経験になったと思うし、これからやっていくべきことも改めてはっきりしたのかなと。

・コンビネーションを高めて、意図の齟齬をなくしていく(グラベセンとは特に。彼は沢山ボールに絡むし、彼のミスから2失点となったけど、彼の力をチームに使えないと厳しいかな)

・単純なミスを削り、対応しきれないような危機に陥ることをなくしていく。

・より実効性の高い攻撃をするために、ポゼッションの中でアタッキングエリアの中での実効性を高める(マロニーちゃんの復帰はでかい)

・守備に置いて、とにかく集中力高く、"常に"やるべきことをやる(人を捕まえる、スペースを消す、潰しに良く)

この辺かな。もちろんUCLだけじゃなくて日常でもあるリーグ戦から、やっていって次のゲームではこういう部分で少しでも向上が見られればいいかなと。実際、ユナイテッド相手でも細かいパスは繋げたわけだし、セットプレーの強さとかも感じれたはずだしね。

で、俊輔良かったねー。もちろん、もう少し出来たかなーというのはあるのだけど、チームのボールポートとして失わずに繋ぎ、アクセントとなりながら攻撃を形取っていくという意味では非常に存在感を見せていたのかなと。相手をかわす、前を向く、すぐに離すという部分で非常に判断が良かったし、ポジションを崩しながら攻めに絡んでいく姿勢は良かった。後はポゼッションをより前方向に実効性を高めていくということかな。マロニーちゃんが復帰してきて、もっと変化も付くと思うし、逆に左で作るという形も増えてくると思うから、そこで良い形を作りたいよね。

で、FK!もう叫んじゃったよー。すげー怒られたもん。でも、最高だった。俊輔が「入りそうな感覚があった」と言ってたけど、僕も一本前のキックが良かったから来るかなーとは思った。まあ入ったことは良かったのだけど、その裏付けとしても、俊輔が成長しているのを感じちゃったり。ピッチの状態、ボールの状態を確認していたからこそああいうキックの選択になったわけで(厚めに当てるキック、こすると滑って枠を捉えられないというのが本人の談。ボールスピードが速かったのだけど、それにしても良く曲がってたねぇ)状況把握の良さに支えられたゴールだったのかなと。お見事お見事!

まあ結局勝ち点は0だったわけで、既定路線的な部分はあるけど、これから、てゆうか次のゲームが非常に大事になってくる。次は9/26にセルティックパークでFCコペンハーゲンを向かえる。ここで勝ち点3は必須!グループリーグ突破に向けて、頑張って欲しいなと(その前には確かオールドファームあるじゃなかったっけ?スケジュール的にはあんまり良くないよね)

とにかく俊輔おめ。そして次は勝ってくれ!ということでここまで。

*あ、ユナイテッドのこと書き忘れた。やっぱり強かったね。ギッグスの好調ぶりとかは漏れ伝わってきていたのだけど、スコールズが鬼良かった。キャリックがうまく裁いてくれるので、よりアタッキングエリアでのプレーが可能となっていて、常に最前線(特にサハ)を意識してプレーしている感じで、怖いプレーが多かったね。正直スコールズいなければ……って思った。サハも良かったし、いいシーズンスタートを切ったユナイテッドの好調ぶりを感じるゲームだったかなと。やっぱりこのグループでは抜けてると思う。希望としてはユナイテッドがこれから全勝してくれることだね、他のチーム相手に勝ち点落とされると非常に迷惑だから。頑張れユナイテッド←腹黒

*てゆうか、ストラカンはファギーと仲良くして、選手を借りてきてよ。特にディフェンス。

Link!Link!Link!

スールシャールが英国対決を制す(uefa.com)

ファーガソン監督、強靱な精神力に満足(uefa.com)

夢舞台で歴史的ゴール 中村、日ごろの鍛錬実る(スポナビ)

マンUが苦戦しながらもセルティックを破る 中村の活躍目立つ=欧州CL(スポナビ)

俊輔日本人初ゴール!/欧州CL(ニッカン)

俊輔 欧州CLで日本選手初ゴール(スポニチ)

中村、欧州CLデビューで日本選手初ゴールの快挙(サンスポ)

俊輔、歴史的FK弾!欧州CL日本人初ゴール(報知)

中村FK弾!!セルティック健闘もマンUに及ばず(ワールドサッカープラス)

マンU、セルティックに3-2/CL第1節グループF(Football Weekly)

Man Utd 3-2 Celtic(BBC Sports)

普段俊輔を応援している方も大喜びですよ。

マンU vs セルティック【CL 1次リーグ】(横浜・凛)

[CL]出た~俊ちゃんFK決める!マンチェスターU戦(それゆけ俊ちゃん フィフス・エレメント)

|

« Adventure in UEFA ChampionsLeague begins!Shunsuke Nakamura! | Main | 500000Hit、御礼挨拶。 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/77106/11900264

Listed below are links to weblogs that reference Goal of "The Dream" that I got in "Theater of Dreams"!@06-07 UCL GroupLeague Matchday1 Manchester.U vs Celtic:

» 俊輔!歴史的ゴール [しっとう?岩田亜矢那]
の時マンUのGKファンデルサールは一歩も動けなかった。 俊輔がCLで日本人として初のゴールを上げた! 相手が強豪マンUである事、しかもアウエーである事、イングランド対スコットランドという微妙な関係である事を考えると、このゴールはより一層意...... [Read More]

Tracked on September 16, 2006 at 12:05 AM

» ブラジル代表ロナウドまた落選…監督「当面若手を」 [スポーツニュース]
ドイツW杯後、世代交代を図っているブラジル代表のドゥンガ監督は21日、来月初旬の親善試合2試合の召集メンバーを発表。リハビリ中のロナウド、FWアドリアーノが落選する中で、ロナウジーニョとカカは選出。W杯後の“魔法の4人”は明暗を分けている。ブラジル代表は来月、中東クウェートでクウェート代表(7日)、エクアドル代表(10日)と対戦。 「北京五輪(08年)のために、当面若手を起用する」との�... [Read More]

Tracked on September 22, 2006 at 10:16 PM

« Adventure in UEFA ChampionsLeague begins!Shunsuke Nakamura! | Main | 500000Hit、御礼挨拶。 »