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August 24, 2006

術なきチームの残酷な終焉@J1 第19節 Fマリノス vs アルディージャ

象徴的な試合だった。

勝利への意志だけで引き寄せた同点弾。

無形な力が引き起こす奇跡、数々起こしてきたこと。

でも、その力に頼りすぎる余り、修正すべき事を修正出来ず、反省・放置されてしまうこと。失敗を糧に出来ないチームになってしまった。

術も何もない攻撃のほとんどがゾーンに絡め取られ、セットプレーに屈する。前掛かりになったところをカウンターで狙われる。相手の狙い通りだった。

そして、お株を奪われるようなロスタイムでの劇弾。

何か、崩壊したような、終焉を迎えたような気がしてならなかった。そして絶望しかなかった。限界だろ、もう。このままじゃ、チームが死んじゃうよ。

2006 J.League Division1 第19節

Fマリノス 1-2 アルディージャ @ 三ツ沢球技場「術なきチームの残酷な終焉」
F.Marinos:87'p松田直樹 Ardija:27'小林慶行 89'吉原宏太

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本達也、DF栗原勇蔵、松田直樹、河合竜二、MF上野良治(→80'大島秀夫)、マグロン(→57'坂田大輔)、田中隼磨、ドゥトラ、山瀬功治、FW吉田孝行(→71'平野孝)、久保竜彦

アルディージャスタメン:GK荒谷弘樹、DF波戸康広、トニーニョ、土屋征夫(→78'デビッドソン純マーカス)、冨田大介、MF斉藤雅人(→89'西村卓郎)、久永辰徳、片岡洋介、小林慶行(→85'平岡靖成)、小林大悟、FW吉原宏太

今日の試合で一つ変わった部分としては、非常に全体の距離をコンパクトにして、相手を端から牽制するように意識させていたのかなと。深追いせず、とにかく前線から最終ラインまでかなり狭いゾーンにすることでプレー出来るスペースを根こそぎ削り取り、相手の攻撃を画一化させる。その狙いはある程度嵌っていて、相手は中盤でゲームを作ることを放棄して、スペースに飛び出す「だけ」の攻撃に終始させていた。

そしてもう一つ、このコンパクトなゾーンを相手のゾーンにぶつけることで全体の距離が非常に狭くなって、相手の最終ラインとの距離も近くなっているから、奪ったら速くという意識も以前に比べたらあったと思う。

でも、その先がなかった。速く攻める概念はあってもディティールは放置されたまま。どのように崩すのか、その術を持たないFマリノスの攻撃は依然と変わらず大宮のゾーンに絡め取られていった。前々からそういう部分に問題点があったことは火を見るより明らかだったのに、どのようなプライオリティを元に、どういう形をイメージするのか、そういうモノが見えてこない。行き当たりばったり。意思統一のようなモノが見えず、迷っている間に収縮されてボールはなくなっている。以前は決定力不足で悩んでいた気がするけど、フィニッシュにさえ繋げられなくなっている事を見ても(この試合9本、PK除けば8本)状況は悪化しているといわざるを得ない。

前節の坂田や勇蔵のコメント、そして今節の良治たんのコメントを読むと、本当に情けなくなる。選手達に問題がないとは言わないけれど(もっと考えてプレーして欲しかった。何故久保は前半ずーっとトニーニョのサイドにポジションを獲っていたのか、とか、ほとんどの選手が閉塞した状況を是と思っていないのに動き出しのタイミングを捉える努力をせずに自分のタイミングで出そうとするのか、とかね。もっとチームとして何をするべきかを考えた方が良い)、もうなりふり構わずにやっていく必要があるのは明らかなのに、何も施されず、問題が放置されたままになるのは正直見ててたまらない。プライオリティの設定、選手達への意識付け、そういうことで変わることもある。プライドや理想論では何も変わらない。

傍観の姿勢で、監督の責を負っているのなら、そんな監督いらない。確かに感謝もしているし、愛着もある。でも、クラブにとって大事なのは過去でも理想でもなく、現在であり未来であり現実なんだから。

選手も監督も、今どのような状況に置かれているのか、チームの状態がどのような状態なのか、そして今何をすべきなのか、それをもっと厳しく感じ、考えて欲しい。いつまでこんな事を続けるの?

もちろんフロントにも言えること。様々な打算も計算も、ピッチに持ち込まないで欲しい。そして、全てのことを鑑みて「準備」をしておいて欲しい。無垢な信頼はプロの世界では無責任。てゆうか、現実を見ろ、出された結果を見ろ。WC後の中断明け6戦で1勝2分け3敗、このチームの目指すべきところはどこだったの?年間チケットの値上げの意味は?チームを預かっている責任というのがあるのだよ、愛される分だけの責任があるのだよ。クラブはどこかの社長のように「株主やスポンサーのためにある」んじゃないのだから。ピッチを見ろ、色眼鏡を捨てて。そこに全ての答えがある。

てゆうか、大宮戦の負けはお前らフロントのせいだ。大橋を流出しながら、ヴェルディからその代わりをもらってない。小林大悟は特別なタレントだったのに、そういう選手をスルーして逆にやられてたら世話ないね。岡ちゃんにも言えること、使い勝手の良い選手、ベテランの実績だけで判断して、未来の可能性を否定してきたからこそ、こういう才能を逃してるんだ。それを今更崩せる選手がいないなんて虫が良すぎるよ。

現状の厳しい状況は様々なところでひずみを起こしている。試合後に乱闘騒ぎがあったり(僕は直接見ていないけどね、バックアウェイ側での観戦だったので)、これまでの課程・ホームでのこういう内容・結果で何故か「Fマリノス」コールが出たり、拍手をしている人がいたり、全てにおいてこのチームは秩序を失っているのかな……。このままじゃチームが死んじゃう。僕も出来ることをしたいと思う。

ということでここまで。ごめんなさいね、ネガティブ更新で。

*連絡。コメント、トラバで反応頂いてますが、少々お待ちを。そういう精神状態じゃなくて(苦笑)

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以下、宣伝、まりっ子向け。

hamatra

hamatra SNS

Fマリノスのホームゲームで以前配られていたフリーペーパー「hamatra」が新たな試み「hamatra SNS」が立ち上がりました。以下転載。

ハマトラSNSは、F・マリノスを熱く愛するサポーターが集うコミュニティサイトです。良識のあるトリコロールのサポーターであれば誰でも参加することができます。 ハマトラSNSは、「F・マリノスを応援する仲間(サポーターや応援活動を支援してくれる方)をつなぐ」こと、そして「F・マリノスを応援ためにそれぞれができることを考える場所」を提供するため、ボランティア有志で運営されています。 ハマトラSNSの中の動きは紙媒体であるハマトラ本誌(復刊予定)に反映するようにし、ホームスタジアムに観戦に来るファンに配布することで、今まで以上にスタジアムの一体感を出すことができるよう連動していきます。 ハマトラSNSが他のSNSと異なるのは、参加しているのが熱きトリコロールのサポーターだけということ。さあ、あなたも参加してみませんか?

http://hamatra.net/

まあそういうことです。僕も先日、入りました。僕がサポーターなのかどうかは微妙なところで(常に僕はマリっこだとか、マリ好きとかで、「サポーター」という言葉を避けている節がありますが)、バクスタの人として何か出来ることがないかということを考えた結果、仲間に入れてもらいました。まだ、使い方に関しては手探り状態で迷っている状態ですが、徐々に素敵なことになってきそうかなと。とても便利だしね、スケジュールとか。

ということで上記の条件(マリっこであるということ)を満たした方で、参加したい!という方はこちらまで。

僕と絡んだことのある方
→itaruru0612@gmail.com
(ブログ上でOKです。コメントとかトラバのやりとりしたことある方!ご招待します!)

絡んだことないけど?な方
→welcome@hamatra.com
(9/30までの期間限定、知り合いいない人もこれなら大丈夫。中の人が手動で返信してくれるそう)

にメールして下さいな。捉え方はいろいろですが、様々な側面からFマリノスを応援したいという方、一緒にいかがでしょう?

で、僕の言葉だけでは言葉足らずなので、先にレビューを書いて下さっているブログを巡ってみて参考して下さいな(遅いけどね)

デキるマリサポは「hamatra SNS」(ブロ・アサ)

ハマトラSNS β版デビュー(全ては勝利のために)

ハマトラSNSという新たな取り組み(narilog)

ということで宣伝でした。うーん、タイミング良いのか悪いのか……。でもこんな時だからこそ、そういう意志が高まると良いな。

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Comments

告知有難うございます。

今だからこそ議論すべきこともあるでしょうし。
いろんな見方があっていいと思います。
だからこそできるだけ多くのマリサポに使って欲しいと思います。

Posted by: 中の人 | August 24, 2006 at 05:01 AM

中の人、キター!わざわざご丁寧にありがとうございます。

そうですね、今だからこそ、見えないモノも見えてくると思いますし、その中で少しでも何かの役に立てればと思っています。

運営の方、様々なご苦労があるでしょうが頑張って下さい!

Posted by: いた | August 24, 2006 at 06:46 PM

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