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August 31, 2006

複雑なサプライズ -中東遠征、日本代表メンバー発表-

何だか、オシムの選手選考が読めるようで読めなくて、難しい。又驚かされちゃった。素晴らしい気もするし、残念な気もするし、複雑。

AFC Asian Cup 2007 Qualify(中東遠征) 日本代表メンバー

監督:イビチャ・オシム(JFAナショナルコーチングスタッフ)

コーチ:
大熊清
反町康治(以上JFAナショナルコーチングスタッフ)

フィジカルコーチ:里内毅(JFAナショナルコーチングスタッフ)

GKコーチ:加藤好男(JFAナショナルコーチングスタッフ)

GK:
川口能活(ジュビロ)
山岸範宏(レッズ)
西川周作(トリニータ)

DF:
三都主アレサンドロ
坪井慶介
田中マルクス闘莉王(以上レッズ)
加地亮(ガンバ)
駒野友一(サンフレッチェ)

MF:
阿部勇樹
羽生直剛(以上ジェフ)
長谷部誠
鈴木啓太(以上レッズ)
田中隼磨
山瀬功治(以上Fマリノス)
遠藤保仁
二川孝広(以上ガンバ)
中村直志(グランパス)
小林大悟(アルディージャ)
伊野波雅彦(FC東京)
梅崎司(トリニータ)

FW:
巻誠一郎(ジェフ)
我那覇和樹(フロンターレ)
佐藤寿人(サンフレッチェ)
田中達也(レッズ)

Schedule:
9/3(Sun)20:30KickOff/ vs サウジアラビア代表(ジェッダ/サウジアラビア)
9/6(Wed)15:20KickOff/ vs イエメン代表(サナア/イエメン)

JFA

という事で午前中発表で今日出発という強行スケジュールな中東遠征のメンバーが発表されましたね。様々な憶測、予測、希望などがありましたが、このメンバー選考で見える部分としてはオシムは思った以上に初選出メンバーを尊重していること、そして尊重しながらも先を見据えながら刺激を促すような狙いを持っている事、そしてメンバー的なバランスというよりパフォーマンス重視なんだなという事を感じました。

実際、厳しいコンディションの中で2試合をこなすのに又センターバックが2枚な事(ユーティリティ性の高い選手がいるとはいえ)、中盤が妙に厚い事など、「大丈夫?」と思わない部分がない訳じゃない。実際、気候的、環境的に厳しい中でのゲームで何が起こるか分からない中で「備え」のなさというのは正直気になる。ただ、中盤の選ばれた選手達は大体高いパフォーマンスを継続しているし、選ばれた事自体に疑問がない。そういう意味でディフェンスの候補達が中盤の選手達を蹴落とせなかったという事なのかなと。まああくまで僕の解釈に過ぎないけど。

で、その中で初選出の選手達。正直、びっくりした。ただ、とにかく選ばれたわけでおめでとうですな。じゃあ各選手評。

西川君に関しては、何を置いても選んで欲しかったので、非常に満足。クラブでのパフォーマンスに置いても、将来性に置いても、彼は成長していって欲しいし、多少の優遇はあっても良いかなと思ってたから。もの凄い経験を持っている能活の近くで沢山練習し、話し、様々な事を吸収して欲しいし、もちろん後ろに並ぶだけじゃなく競争してピッチに立てるように野心丸出しでやっていって欲しいな。サイズはないけど、近距離反応の良さ、判断の良さ(飛び出し、ハイボールとかね)、フィードの精度はそういうディスアドバンテージを補って余りある質の高さを持っていると思う。

で、二川。まあガンバな人から見れば「ようやく……」という感慨もあるかも?視野の広さ、狙い所、そしてオン・ザ・ボールのスキルと抜群のセンスを感じさせるプレー、サイドもこなすように運動量的にも多い方。そういう意味でオシムたんのお眼鏡に適って激しい競争に食い込んできたのかなと。柔軟性のある選手だと思うし、切り札的な使われ方をしたら面白いかなぁと思う。エスプリの効いた局面を変えるプレーが出来るからね。

梅崎君はまずアジアユース、そして一世代上のU21の方で、と思ってたから、この「二階級特進」は少々驚き。まだそんなに数多く見てはいないけど(数えても12~13試合ぐらいだと思う)、機動力と積極性に溢れていて、技術的にも高い。飛び出し、仕掛けるプレー、ミドルレンジから狙うというのを躊躇なくがんがん出来るというのが個人的に魅力に映ったかな。もちろん機動力のある選手だから動く範囲も広い。シャムスカ学園出身で様々なモノを植え付けられているだろうけど、それにオシムメソッドが加わる事で彼がどのようなプレーをするのかは非常に興味深い。彼の成長は下の世代にとっても尊いモノだと思うし、頑張って欲しいな。競争は激しいけどね。それとトリニータな皆さん、クラブ初の代表選出おめでとう!、という事も付け加えておかなきゃね。それだけの素晴らしいパフォーマンスを示しているし、決してサプライズや将来性だけの選出じゃない、妥当な判断だと思いますよ。

最後、伊野波ね。これは本当にびっくりした。監督が替わってからはポジションを失っていたし(スクランブル的な形で出てはいるけど)、特別高いパフォーマンスを示していたのかわからないけど、まあ大熊さんや反さんが推したのかな。守備的なユーティリティとしては面白い存在。アンカー的なポジション、右サイドバック、そしてセンターバックとそつなくこなせる選手で、オシム好みの「水を運ぶ」選手だと思うから、そういう部分で評価されていたのかな。U21世代では現状中核を担っているし、彼も成長していって欲しいという期待の表れかな?まあこの選手層だとチャンスが得れる可能性は高いと思うし頑張ってほしいな。

まあこういうめでたい人たちの裏では選ばれなかった選手達もいるわけで。まあマスコミの先走りとも言えるけど、山岸智、坂本將貴、石川直宏、中村憲剛、山口智、岩政大樹など、入るかもと?といった選手は今のメンバーの信頼を越えるほどのインパクトを残せなかった、もしくはお眼鏡に適わなかったという事なのかな。この辺はイマイチ見えないね。特にここのところ「猛アピール」ってな感じでもの凄いハイパフォーマンスを示していた中村憲剛、ナオに関してはもの凄く残念。見てみたかったし、一度呼んであげても良かったと思う。才能はもちろんのこと、チームに新しい可能性を付随出来る選手だと思ったからね。てゆうか、こういうパフォーマンスをしてて呼ばれないとなると「道、閉ざされてるんじゃないの?」と思っちゃってもおかしくないし。まあ、それでモチベーションががくっと落ちるという事はないだろうけど、それがハイパフォーマンスの一因になってた事は否めないし。凄い残念。

*中村憲剛は長谷部、遠藤といった特徴を似ている選手との兼ね合いなのかな。しかも、オシムは、ボランチの所を阿部や鈴木啓太と言った守備を高いレベルで出来る選手を起用していた側面もあるから、彼にまでおはちが回らないのかな。ここのところのパフォーマンスを見てると、本当に素晴らしかったんだけどねぇ。やっぱり守備の拙さ、というのがあるのかねぇ。ここのところのパフォーマンスで選ぶのなら、長谷部より絶対に中村憲剛だけどね。まあ後は継続性なのか、タイプなのか。腐らずに頑張って欲しいな。代表に選ばれてないけど、素晴らしい選手な事に変わりはないわけだから。

*ナオに関しては、今はアレックスを左の高い位置に置いて使っているけど、それを右サイドに持ってくるという意味でナオの存在は活きると思うのだけどねぇ。羽生や山瀬、小林大悟、中村直志と左右問わないしねぇ。ここのところの開放的なパフォーマンスは非常に良かったし、実効力も高かったから、選んで欲しかった。オプションの拡充という意味ではナオは見てみたかったかな。隼磨との縦ラインが見たかった……。

まあ全ての人が満足する選考はないし、枠は限られていて、選考者の思惑もあるから、どうしても仕方ない事なんだけどさ。個人的な思い入れもあってね。書いちゃいました。

AFCアジアカップカップ2007予選大会、日本代表メンバー発表(Fマリノスオフィシャル)

で、Fマリノスから隼磨と功治が選出。功治はここ2戦もうとんでもない事になってトップフォームを取り戻した感があるし、隼磨も昨日はらしさ全開だったし、選ばれて然るべきかな。おめ。坂田は残念だけど、ここのところ出場機会は限られてたし、正直ポジショニングの意識とか、実効度の高いプレーの頻度という部分で、田中達也や佐藤寿人と比べると少々劣る部分があったので仕方ないかな。そういう選手から学んでよりよい選手になって、これから又選ばれるように精進して欲しいな。勇蔵はここのところ良かったんだけどなぁ、もう見切られちゃってるのかな。まあ選ばれた二人には中東アウェイというという厳しい経験を機に更なるスケールアップの糧として欲しいな。おめでとう。頑張れ。

というのは表向き。本音↓

*オシム空気嫁よ、バカバカバカ。隼磨と功治を何で連れてくんだよー。ナビスコだって重要な公式戦だろ(オシムは結構ナビ軽視の側面あるけどさ)てゆうか、連れて行ったってプライオリティ高いのははにゅ~だろ?加地さんでしょ?じゃあ「ナビスコもあるししょうがねーな」という風にはならないんだよ?てゆうか、マリから連れてくなら、鹿島の選手もがっつり連れてけよー。岩政や新井場どころかアレミネとかファビオ・サントスも連行しろよー(←本末転倒)これで鹿島に負けたら(特にアウェーゴールの差とか)恨んでやるんだから!

唾を吐くなと示唆されながらも唾を吐く僕は悪い子です。という事ですっきり。まあ代表の成長が日本のサッカー界に更なる好影響を与えるという事をぶち上げたんだから、選手に沢山の刺激を与えて、成長を促進させて欲しいな。この発言にはそういう責任があると思うし。とにかく、厳しいゲームになると思うけど、こういう経験を積み重ねて、良いチーム、勝てるチームになるための糧としてほしいですな。という事でここまで。

*ここのところ、アジアの現実的な戦いと、オシムの提唱するリスクチャレンジ溢れるサッカーの相性ってどうなんだろうなぁー、と考えたりしてます。まあそれは少しこのサウジ戦、イエメン戦で見えるかなという気がするけど。チームを作り上げる時間を考えたら、余り猶予はなく突き進むしかないけれど、世界を見据えながらアジアを戦うという難しさという部分もあると思うし、結果を重視すべき中で内容を充実させるサッカーというのは齟齬になる気がするんだよね。もちろん、内容充実させながら、やりたい事をして勝てればそれで良いのだけど、ジェフのサッカーを見てると少々不安だったりする。

*まあ書くかどうかは分からないけどね。今はFマリちゃんで精一杯。

*てゆうか、速報でやる事もなかったかな、忙しいのに。

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