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July 31, 2006

7月30日の幸せな感想+選手評。

Mixi_24/29からもう3ヶ月が経とうとしてますよ、ようやくようやくリーグ戦勝利、長かった……。お預け喰らいまくってた分だけ感慨深いです。てゆうか、試合中の虎神のゴール、山瀬のゴール、そしてホイッスルの瞬間、ぐっと来た。

今日は本当に良いゲームが出来たと思う。山瀬と坂田が素晴らしいパフォーマンスを見せて起爆剤となってくれて、周囲の選手も信頼感を感じる明確なプレーが多く、そして集中力高くプレーしてくれた。全員が最善を尽くして、やるべきことをしっかりとやった。だからこそ、今日の勝利はあると思う。それを称えたいし、そしてこれからも継続してやっていって欲しい、驕ることなくね。

色々気付いたこともあって沢山書きたいけど、今日だけは浮かれたいし、喜びたい。だから、詳しくは明日ね。って、さすがにこれじゃ簡単すぎるので選手評だけ置いておくよ。

達也:5.5/余りセーブ機会なかったけど、とりあえずは無失点おめ。キックは相変わらずだけどな。

勇蔵:6.5/少々ボールを持ったときに粗いプレーが多いこと、バウンドボールの処理は気になったけど、良さが前面に出た。マツとの信頼関係がしっかり出来て、どんどん前に出て潰してたことは貢献度高い。良いところを出せば強いんだから、自信持て。

マツ/7.0:やっぱり3バックの中央だとやりやすそうだし、らしいプレーが出る。前を狙う、後ろをカバーして河合や勇蔵に行かせるという判断(信頼関係)が非常に良く、ラインコントロールも破綻したシーンは0。特にトップに入れられる楔(長いフィードも含む)に対して積極的にプレーできていたことが、対アルビに関しては抜群に効果的だった。うん、安定感抜群と言っていいんじゃないかな。将軍様オーバーラップは凄かった、でも打たないと!主役でイイじゃない。

河合/7.0:良かった。対人の強さ、(空中含めた)前への強さ、ブラジル人耐性、やっぱり決戦兵器だね。久々のバックラインだったけど、ラインコントロールにとまどいも見せることなく、ほぼパーフェクト。ビルドアップに置いて、逆サイドを意識高く狙っている姿勢、◎。

良治たん:7.0/壺抑えまくりの渋いプレーでチームを支えた。運動量多くというより流れや局面をしっかりと読んで、イイポジショニングで影響力を出していく。何度も加勢に行ってボールを奪っていたシーンやディフェンスラインに入ってカバーするシーンがあったりと、守備面での貢献度の高さは特筆もの。ここが重心になったことがチームの安定感に繋がったかな。

鮪:6.0/少々左に固執しすぎる嫌いはあるもののプレーエリアが非常に広く、攻撃面では非常に良いアクセントとなった。坂田とジローが決めてりゃ2アシストだし。周囲が動いてくれると鮪のテクニックはより活きるね。山瀬ともそれなりに波長が合うみたいだし、これからが楽しみ。

隼磨:6.0/攻撃面での実効性は欠いたものの、皆が飛ばしまくって疲れた後半は縦横無尽に走り回って、攻撃していたことは良かった。もっと動きの変化を付けることと、デコイになってもイイからスペースを意識してプレーすることが出来るようになると、流れるようなプレーがでてくるとは思う。クロスは……ねぇ。低くて速いクロスとか入れると良いね、この2トップなら。

動虎:7.5/あの先制点の価値は計り知れないほど大きい。イイ流れで攻めておきながら実が伴わないとなると、チームの雰囲気もゲームの流れも変わっちゃったかもしれなかったしね。右足で初めて獲ったという虎萌え。展開を読んで読み鋭くインターセプトするシーンが増えてきたことを見ても、調子が上がってきているのかな。左サイドが機能すればマリは強い。これからも厳しく警戒されるだろうけど、何とか拠り所となって欲しいね。後はクロスの精度かな。虎も低いクロス入れて!

俺たちの10番山瀬功治:7.5/祝・スタメン出場、祝・復活ゴール。プレーの内容も抜群に良かった。Fマリノスのトップ下は縁の下の力持ち的な存在で消えがちなところがあるのだけど、積極的なフリーラン(デコイになることも厭わないし、出てこなくても意識が減退しない!)、ブラジル人トリオとの感応性、そして展開を読み必要なことを捉えられる力、そういうものがフルに発揮されて、存在感抜群だった。技術的にも高いしね。まだ突破とか、コンビネーションとか(それでもダイレクトプレートか掴みやすいプレーは凄い良かったね、センスのなせる技か)細かい部分では詰め切れていないのかも知れないけど、これだけ動けて顔を出して、チームの攻撃のクオリティを上げてくれるなら充分。スタンディングオベーションも納得、僕もした。待ってたぞ、俺たちの10。おかえり、俺たちの10。

坂田:7.0/良かったよ、抜群に。ゴールだけが足りなかったけど、攻撃面に置いてイーブンボールでもチャンスに繋げられるスピードと積極的で工夫もある仕掛け(ワンツーとかも結構意識があったよね)、空中戦もしっかりと競ってセカンドボールを作って、フォアチェック追いまくって、と貢献度は計り知れない。開始早々のポスト直撃やら、ダイビングヘッドやら、ジャンプヘッドやら、1vs1は決めたかったけど、まあそれは次回にお預けか。とにもかくにも復帰おめ。そしてよく頑張ってくれた。

鰻:6.0/出来はそんなに良くなかったと思う。ダイレクトプレー筆頭にプレーは結構ぶれてたし、ドリブルのキレもそんなになく、ロストも多かった。ただ、それでも結果を出してくれることはさすが。ボールを引き出すプレーは相変わらず秀逸で、動き出しの速さは本当にチームを助けてるし、ブラジル人トリオでのコンビネーションに置いてもやはり欠かせない。岡ちゃんが代えなかったのも何となく分かる。まあ守備も頑張って疲れてはいたから、代えても良かったと思うけどね。山瀬とは波長合いそうね。色々コミュニケーション獲って、詰めていって欲しいな。

交代出場

ジロー:5.5/まああそこで決めないのがジローらしいっていうかなんと言うか。ただ、このゲームで危機感高まったんじゃない?今日出たスタメンチームの機能性に付いていけていなかった部分を感じ取れたので、何とかこれに馴染んで欲しい。ジローの力は必要だよ。

吉田:s.v./ジローと一緒で、スタメン組の選手に付いていかないと出場機会が限られちゃうだけに、頑張って欲しいな。山瀬の動きに何かを感じ取って欲しい。動きの連続性と、使われなくても積極的に動き出してフリーランニングをすること。君に求められているものだよ。出場時間短く評価なし。

オーシ:s.v./またまた厳しい立場に立たされそうだけど、きっと必要な場面は来るはず。チームの機能性が高まればオーシのボックス内での得点力は必ず活きてくるはず。その時に又点を獲ってね。出場時間短く評価なし。

ということで、久々にこっちでやっちゃったよ。てゆうか結局長くなってる自分萌え、褒めたりないかも?まあ浮かれすぎてもね。とにかくこの手応えを無にしないことを最優先に中断期間中も集中力と意識を高く持って練習して欲しいな。後、怪我人出すな、セルティック戦も重要なテストマッチの一つとして、手応えを繋げていって。岡ちゃん、まだこれからだよ、これでということでここまで。今日だけは良いよね、浮かれさせて。

*サッカーの神様、ありがとう。しっかりサッカーしていくから、これからは贔屓してね。今日もちょっと意地悪だったし。

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July 29, 2006

It is exploded suddenly by Shunsuke Nakamura, the opening game!

やべー、思いっきり忘れてたけど、今日開幕だよ、スコティッシュ・プレミア。ということで、今シーズンも気が向いたらレポートする感じになると思いますが(スケジュールが充実してくるとやらなくなっていくんだよね)、簡易型開幕戦レポートを。

その前に、一応追っかけてたのだけど、セルティックのこの夏の移籍動向を。UCL本戦出場が決まって結構積極的に動くのかと思ったら、主力の流出という部分でそれどころじゃなかったのかな。シーズンと平行してUCLも戦わなきゃいけないという側面に置いても、レンジャーズにポール・ル・グエンが来てたりすることに置いても、現在の戦力で平気かなぁと不安になったりもするわけですが、はてさて。とりあえずまとめ。

06-07 Celtic Summer Transfer

[In]
D.Riordan(←Hibernian/FW)
J.Jarosik(←Chelsea/MF)
K.Miller(←Wolverhampton/FW)
G.Caldwell(←Hibernian/DF)
E.Sno(←Feyenoord/MF)

[Out]
J.Hartson(→West Bromwich/FW)
R.Harris(→Dundee.U/MF)
D.Dublin(→???)
P.McGowan(→Morton/Loan/FW)
R.Keane(retired)

とりあえず、この夏のセルティックのトップライナーといえば、エースであるジョン・ハートソン"軍曹"とチームの核スティリアン・ペトロフの去就問題。UCLに出るよりも、プレミアに行きたい、この辺がスコティッシュプレミアのグレードの低さってことなのかなと改めて思い知らされるわけですが、現時点では軍曹が稲本の所属するウエスト・ブロムウィッチに移籍していってしまいました。プレミアシップじゃないじゃんという感じなんですけど(昨シーズン降格)、まあキャリアの集大成で、もう一度イングランドで一花咲かせたいという軍曹の意向をセルティックが飲んだ形。で、スティリアン・ペトロフは開幕戦にも出場していたけど、まだ話し合いが続いている模様。エバートン、フルハム、ポーツマスなどプレミアシップ中位(下位?)勢から狙われてるようで、話がまとまれば出て行っちゃうかな。移籍志向が強かっただけに、引き留めるのは困難な様子。ちなみに契約更新済みなんですけどね。

で、そんな状況の中で、イングランドのウルヴスからスコットランド代表のケニー・ミラーを獲得。風貌がラーションみたいだ。軍曹がいなくなった穴を埋める選手。又、ペトロフが出ていくという見通しの中でチェコ代表のイリ・ヤロシクをチェルシーから獲得。既にコンビネーションも結構出来ていて、その中で飛び出しを見せてゴールを上げたりと結構期待できるかも?

まだ1ヶ月近く移籍期間は残っているので、これで確定と言うことはないと思うけど、まあ今のところは静かな夏という感じ。噂では、PSVのCFWフェネホール・オフ・ヘッセリンクや、ワールドカップで名をあげたウクライナ代表のアンカーアナトリー・ティモシュク、実績あるラウール・タムード、ディエゴ・トリスタンなどを狙ってる様子。こないだセルタとの話が破談になったニコ・クラニチャールも狙ってるとか狙ってないとか……。噂だけにずいぶん派手な名前が出てるけど、とりあえずディフェンスラインに質の高い選手を獲ってこい。とにもかくにもこれからという感じですかね。UCLの登録の問題もあるから、早めに決めちゃって欲しいけどね。

06-07 Scottish Premier League Day1
Celtic 4-1 Kilmarnock @ Celtic Park
Celtic:25'&90'M.Zurawski 38'J.Jarosik 75'S.Nakamura
Kilmarnock:87'S.Naismith

セルティックスタメン:GKボルツ、DFウィルソン、マクマナス、コルドウェル、カマラ、MF中村俊輔、ヤロシク(→84'スノ)、スティリアン・ペトロフ、マクギーティ、FWズラフスキ、ケニー・ミラー(→88'リオーダン)

ごめん、前置き長くなっちゃった。で、試合。移籍組では、センターバックにコルドウェル、中盤センターにヤロシク、トップにケニー・ミラーがスタメンに名を連ねた。レノンは出場停止。箇条書き。

・なんか「練習試合?」と思わされるような緩~い雰囲気。ピッチの選手達も、スタジアムの雰囲気も、さあこれからという感じがどうもない。今は助走期間という位置づけなのかもねぇ。

・ミラーは遠目ラーションみたいだ。坊主だし。動きに幅があって、基礎スキルも高い。フィジカル的にもしっかりしてる。結構器用で、前で起点となったりと既に結構チームには馴染んでる感じ。

・相手が4-4のゾーンを組んで待ち受けるような守備を獲っていたため、結構余裕を持ってボールを回すことの多いセルティック。ポジションを崩し、良い距離感でヤロシク・ペトロフ・俊輔が絡んで1タッチ、2タッチでのパス&ムーブが出来ると、良い流れの攻撃が出来る感じ。ペトロフとヤロシクはリスクマネジメントの部分で怖い部分はあるけど、凄いアグレッシブで良いね。

・逆にオリジナルポジションにこだわりすぎると展開が硬直し、詰まった展開になりがち。そういうときはサイドバックのオーバーラップ、なんだけど相変わらずかな。カマラ(笑)にしてもウィルソンにしても、タイミングは良いんだけど、クロスが……。

・受けに回ると脆いのは相変わらずか、ストラカン。UCLで戦うならバックラインに一段上のグレードの高い選手が欲しいね。コルドウェルもバルデとかと大して変わらないかなぁ。

・ズラキタワァ。ミラーの高い位置でのカットからのカウンター、そのままミラーが左サイドからボールを運んで、ニアに走った選手をデコイに、逆サイドからフリーで走り込んだズラへラストパス、ズラしっかり流し込んだ。ワールドカップではてんで駄目だったけど、セルティックで決めてくれればいいよー。ミラーもGJ。軍曹みたいにどんなボールでも決めちゃうような強さはないけど、幅広く動きながら仕事をする。

・って、立て続けに今度はヤロシクキタァァ。パスの流れが良いと、良いタイミングで上がっていくね。中盤でうまくボールを動かしてフリーマンを作り(ウィルソン楔→ミラーポスト→ズラ)、最後はズラのクロスにヤロシクヘッド!強いね、強いよ。イイよイイよ~。

・ただ、前半通じて時々良いプレーが見れる程度で、結構ぐだぐだだったのは内緒だ。ゆるーい感じ。ただ後半に入って少しエンジンが掛かってきたのか、イイ流れのプレーが増え、ほとんど仕事してなかったマクギーティもゲームに入り始めた。マクギ良いね、マロニーちゃん不在の中では突破型は彼ぐらいだし。

・俊輔削られる。ストッキングに血が!

・俊輔やり返す。ビューティフルFKキタワァ!!開幕戦から炸裂、芸術的な左足!中央より、絶好のポジションから素晴らしいボールスピードで抜群のコースにぶち込んだ!うひひ、見れて良かった。俊輔はやれば出来る子。

・3点目で明らかにペースダウン。まあね、いいけどさ。で、案の定点を獲られる。スタジアム大ブーイング。

・ヤロシクに代えてスノ、ミラーに代えてリオーダン。新加入選手同士の交代。で、ヤロシク、ミラーにスタンディングオベーション。ストラカンはこういうの好きね。終盤に下げて、サポーターからのセレブレーションを受けさせてあげる。早くチームに馴染ませようという配慮が伺える。

・スノはダイナミックに縦を動いていける選手。動きも柔らかいし、面白そうな選手。ただ、判断が遅いのと、守備が結構やばい感じ。センターで使うのは怖いなぁ。サイドだったら面白いかも。リオーダンは時間短かったから分からない。

・最後にまたもやズラ!混戦の中で抜け目なく押し込んだ。うんうん、失点は余計だったけどイイスタート。こういう試合でしっかりと勝ち点は落としちゃ駄目だからね。しっかり勝てたのは良かった。まあまだまだという感じだけど、今出来上がってても怖いので、この一ヶ月でコンディションとコンビネーションをしっかりと作り上げていって欲しいな。

ということで4-1、楽勝でした。正直開幕が早すぎて、ワールドカップに出た選手(俊輔、ボルツ、ズラ)はあんまり休めてないかも……という心配はあるけど、それなりに去年からの積み上げがあって、新加入選手もチームのやり方というのをある程度理解しているのか、それなりにスムーズな連携を見せてくれて、イイ出だしになったのかなと。

で、俊輔に関して。まあそれなりという出来だったけど、結果が出たこと、周囲とのコンビネーションがある程度出来ていたことは良いことかな。コンディションはまだまだという感じだと思うのだけど、局面局面で良いプレーをしていたから、この1ヶ月で徐々に上げていってくれればいいかな。

良かったところはFKはもちろんなんだけど、ポジションを変えながら連続してプレーをしているところかな。意識が高まっている感じがした。いなして、良いところにパスを出して、で終わりじゃなくて、出した後にすぐ次のパスコースを見定めて動いて、自らターゲットとなって受けるという動きをしていたのが良かった。これを継続してやっていって欲しいな(ペトロフやヤロシクと連動すると凄い良い流れになっていた感じ。1タッチ2タッチのコンビネーションはパサーが次のレシーバーにならないと話にならないからね)

てゆうか、これから日本に来てマリとやって、戻ってすぐハーツとやって、その後にはチェルスキと親善試合と、開幕からいきなりハードスケジュールなのが気になる。集金ツアーとはいえ、ここでコンディションを崩さないようにして欲しいな。来月にはUCLがあるわけだし。正直シーズン中に極東まで来るのはどうかと思うよ。稼ぎたいならUCLで勝てって話ですよ、えぇ。

*てゆうか、マリも今親善試合なんてやってる場合じゃない。しかもここで金を集めても、社長は嘘付くし。

まあとにもかくにも開幕弾おめ!チームの雰囲気が緩いとか、色々あるみたいだけど、今年もwktkさせてくれ!目標は連覇とUCLのグループリーグ突破だね。とりあえず怪我には気を付けて!ということでここまで。

Link!Link!Link!
俊輔輝き戻った!開幕戦FK弾!(スポニチ)

中村、開幕戦でゴール=セルティック、連覇へ白星発進-スコットランド・サッカー(スポナビ)

再出発の初戦でゴール 直接FK決めた中村(スポナビ)

俊輔、開幕戦でFK弾/スコットランド(ニッカン)

俊輔、FK弾…スコットランドプレミアリーグ(報知)

これが中村俊輔だ!プロ初の開幕戦ゴールとなる直接FK弾!(サンスポ)

*色々出てきたら、リンク付けるよ。付けたよ、ちょっと数少ないかな。それにしてもサンスポは……

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July 28, 2006

存分に味わう負の流れ@J1 第15節 ジュビロ vs Fマリノス

負け試合で満足できちゃうほど、貧しい体になっちゃったよ。情けないけど、もうどうしようもない、腹を決めるしかない。存分に味わうよ、この流れを。それも又フットボールでしょ。

2006 J.League Division1 第15節

ジュビロ 3-1 Fマリノス @ ヤマハスタジアム「存分に味わう負の流れ」
Jubilo:46'&53'前田遼一 78'船谷圭祐 F.Marinos:68'大島秀夫

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本達也、DF田中隼磨、栗原勇蔵、松田直樹、ドゥトラ、MF河合竜二(→83'ハーフナー・マイク)、マグロン、狩野健太(→51'山瀬功治"J通算100試合、そして今季初出場、長いリハビリからの復活、おめでとう")、吉田孝行(→60'久保竜彦"いくら凄くても決めなきゃね")、FW大島秀夫、マルケス"これだよ、これ"

ジュビロスタメン:GK川口能活、DF茶野隆行(→46'大井健太郎)、田中誠(→75'上田康太)、金珍圭、服部年宏、MF菊地直哉、福西崇史、ファブリシオ、成岡翔(→68'船谷圭祐)、FW太田吉彰、前田遼一

その実績、ポテンシャルに伴わない成績を残している両チームの対戦。どちらもチーム状態が良好と言える状況ではなく、復調への明確な指針がなかなか見えない中で、やはり欲しいのはまずは結果、続いて手応えといったところか。

その中でどちらの監督も相手を尊重した中でのスタメンを組んできたのか、少々弄ってきた。ホームのジュビロは、前田共に高い位置に太田を置き、中盤低い位置に菊地、福西、ファブリシオを並べる形に。対するFマリノスは、これまでの4-2-3-1風味の布陣は維持しながらも、トップには大島を再開後始めてスタメンに据え、又狩野もスタメンに起用。彼らの特徴を活かして遠ざかっているゴールを目指す。

前半

どちらかといえばジュビロの方に復調気配が見えるだけに、ジュビロの方がペースを握るのかなと思っていたのだけど(ホームだし)、立ち上がり積極的に出たのは不振を極めているFマリノス。トップに当て、そのセカンドボールを拾ってアタッキングエリアでの崩しを狙うといういつも通りの攻撃構築だったものの、後ろに控えるマルケス、吉田、狩野がかなり流動的にポジションを変えながら動き回り、それに対してジュビロディフェンスの混乱もあってペースを握った。ファーストチャンスは右サイドで得たFKから、ドゥトラのインスイングのボールにニアでマルケスが合わせたもの(枠外)

序盤から積極的なプレーが続き、セットプレーが増えたFマリノスは、続けて今度は狩野のキックから、ニアですらせて最後はファーで河合がヘッドと、惜しいチャンスが続くが相変わらずゴールが遠い(フリーだったものの枠外)その後もペースを握っていたが、ジュビロもここのところ目立つ福西の攻め上がりからチャンスを迎える。成岡のボールキープの間に、福西が左サイドを上がるとそこへ正確な斜めのフィード、福西がダイレクトで落として最後はそれをしっかりと感じていた太田が狙ったもの。ジュビロらしい正確なプレーとアイデアの詰まったプレーだった。Fマリノスとしては、懸念されていた右サイドバックのスペースケアと対人の危うさを突かれた形。続けざまに前田にもシュートに持って行かれたのを見ても、ここは修正し切れていないのが見えた。

ただ、ピンチを迎えても積極的な姿勢が消えなかったFマリノスは、両サイドを起点に攻める。隼磨・ドゥトラがフリーになることが多く、そのズレからスペースが生み出したりして(ジュビロの方としては、この二人に対して誰が見るのか整理のついていない部分があって、玉突き的にフリーマン、スペースを生む遠因になっていたかな)ある程度攻撃が流れる。隼磨のクロスから大島(強いシュートにはならず)、左サイドのコンビネーションからドゥトラが中に切れ込みシュート(枠上)、右から運んで空いた中を使って最後は猛烈に上がってきたドゥトラがシュート(枠上)、隼磨が運んで引きつけたところで、最後は吉田のミドル(能活セーブ)とフィニッシュに繋がるシーンも続々。しかし、相変わらず決定力を欠き、ゴールは生まれない。

久々にブラジリアントライアングルも機能。ある程度プレーできる余裕を与えてもらっていただけに、卓越した技術、細かなコンビネーション、ダイナミズムの付随など特徴を発揮する。ドゥトラ突っかけて2枚引きつけて、フリーとなったマルケスへ預け、今度はマルケスが突っ込み中へ、スルーを経由してオーシに収まり、最後は落として吉田のミドルと、これまででは信じられない流れの良いプレーなども生まれる(シュートは枠上。てゆうか、あそこまで崩したんなら、最後はディフェンスラインの裏というかボックスの中での超絶決定機みたいなのを作りたかったね。シュート精度があれって感じがもの凄いあるので、最後の難易度が高いなぁという感じ)

ジュビロは後手に陥って劣勢を強いられていたものの、終盤になってカウンターからチャンスを迎える。切り替えの速さを活かして数的優位を作り、成岡が中→外へと展開して最後は左からの速いクロスにもう一度成岡がヘッドで合わせた(これは枠を逸れる)しかし、ペースを引き寄せるまでには至らず。

結局最後までFマリノスの攻める展開が続き、10本のシュートを打ったもののスコアは動かず(枠内は3)スコアレスで折り返す。

後半

立ち上がりのプレーで怪我をしたらしい茶野に変わって大井を投入してきたジュビロ。その大井が絡んでジュビロに先制点が生まれる。後半開始直後、ディフェンスラインからのフィードを前田がうまく収めて右サイドへ。大井が中に入れるが、これははね返される。しかし、セカンドボールがもう一度大井へ、その大井は流れてきた太田を使って、太田はエンドライン際から速いクロス。達也が飛び出したものの触れず、最後しっかりと詰めていた前田が体ごと押し込んで先制。やっちゃったな、マツと達也の間をすーっと抜けていっちゃった。出るなら触る、触れないなら任せる。その判断が出来ず、水になってしまった。でも、太田のクロスが素晴らしかったかな。ああいうクロスが相手の対応ミスを引き出したわけで。

このゴールに反映されていたわけではなかったものの、ジュビロは前半は後手後手だった守備もよくなる。ある程度人を決める形に代え、粘り強くマッチアップしながら相手のミスを突く形で奪うするシーンが増え、そこから鋭いカウンターが飛び出るなど(福西が吉田のコントロールミスを突いてボールを奪い、そのまま持ち上がって展開、最後は右にスルーパスを通して、太田の決定機を演出)守備の修正がうまくいったことで全体的に流れも良くなり、ジュビロはポジティブな空気に包まれる。Fマリノスはビハインドを負ったこともあって、後半開始6分後に復帰明けの山瀬を投入してビハインドを返しに掛かるが、ジュビロのポジティブな空気は変わらず、2点目が生まれる。ディフェンスラインで大島との競り合いを制してボールを奪うとそのまま前線にフィード、これが右に張り気味にポジショニングを獲っていた成岡に繋がり、その外を回った太田が一気に加速して右サイドを疾走。誰もアプローチにいけないままフリーでクロスを上げると、中は一枚だったもののピンポイントでファーに走り込んだ前田へ、前田はこの決定機をしっかりとニアサイドに叩きつけたヘッドで達也を破った。まあ素晴らしいカウンター、こっちとしては運がないのだけど、中一枚でしっかり合わせる精度、そしてそれをしっかり決めるというのは相手を褒めるしかない。ただ、カウンターに関しては偶然性の高いものだったから仕方ないにしても、中のマークはお粗末すぎ。隼磨がサイドバックをやる上での一つの課題だね。しっかりと中に入ってくるターゲットを捕まえて、体を寄せないと。サイドバックの仕事として、必要なことだね。

これで、2点ビハインドとなったマリノスはリスクを負ってでも攻めなければならない状況となり、両サイドバックもかなり高いポジションを獲るようになるが、広大に空くサイドのスペースをカウンターで襲われる。前田にあわやハットトリックというシーンが生まれたり、太田の快足が恐ろしく活きたりと、なかなかペースを引き寄せられない。そんな中で岡ちゃんは、吉田に代えて久保を投入、3トップにして中の圧力を増やす形に。

時間と共に前への意識が実る形で攻める時間が増えるが、局面局面でのジュビロの粘り強いアプローチに苦しむFマリノス。特に起点となるマグロンへの厳しい対応が目立ち、ここを潰そうという意識がかいま見えた。その中でセットプレーから勇蔵、マグロンとチャンスを迎えるも決まらず、この辺に悪い流れがまだまだあると言うことを意識させられる……。それでも攻め続けたことで待望のゴールがサイドから生まれる。右サイド隼磨からのロングクロスは中に合わず外に流れてしまったものの、これをマルケスがフォロー。マルケスは相手をいなして右足で中に折り返し、サイドが変わったことでDFの内側に入り込んだオーシが戻りながら体を投げ出し頭で合わせて、ゴール。ようやくようやく再開後初ゴール(248分目にして)、1点差に詰める。

これでようやく流れを引き戻したFマリノスはチャンスを作る。左サイドペナ角で山瀬が起点を作ると、マルケスがオーバーラップ。マルケスはエンドライン際まで運んで、相手をいなし中に折り返して最後はヒールで久保が流し込む!(が、合わせきれず、ゴール前通過)マツ→マグロン→マルケスと縦に早く繋がって、左マルケスから良いクロスにニアで久保ヘッド!(完全フリーで合わせたが枠外、決めにゃ決めにゃ)高い位置、左に張り気味だったマルケスが大井とのマッチアップに置いて完全に主導権を握り、チャンスを量産したが、立て続けのゴールとはならず。ジュビロの方は苦しい時間帯の中で成岡→船谷、田中マコ→上田という交代策(上田という選手が3列目に入り、菊地が右サイドバック、大井がセンターバックという感じ)その交代策が嵌ってしまう。

右サイドで隼磨と前田の競り合いのセカンドボールに福西が反応、勇蔵との鍔迫り合いを制し前に抜け出すと、その間に前に上がってきていた船谷がセンターで完全にフリー、組織が崩れていたFマリノスディフェンスは誰も彼につくことが出来ず、福西は簡単に中に折り返す形で船谷を使い、船谷は素晴らしいファーストタッチで収めて落ち着いて流し込み、3点目。リスクを負って出ていたというより、局面的に玉際で2回続けて負けちゃったことが痛かったかな。まあしょうがないっちゃしょうがないんだけどさ。セカンドボールへの意識とか、そういう小さな部分の差が差を分けたかな。

もうぐだぐだ言ってられないFマリノスは攻めるしかない。マツのオーバーラップから左サイド開いた久保へ通すと、久保はダイレクトでマルケスへ。マルケスは開きながらボールを受けることでボックス内にスペースを作り、そのスペースに走り込んだのは久保、マルケスのショートクロスを受け、2タッチで左足!しかしバー、その後の波状攻撃も実らず……。ここでラストカード、河合に代えてマイクを投入。しかし河合がいなくなったことでボール奪取力が著しく低下し、攻めに出れなくなってしまう(ジュビロもしっかりと意識してボールを回し、ロストした後相手のパワープレーを警戒するということで、しっかりとアプローチを掛けて精度の高いボールを入れさせないということが徹底されていた)

結局、ロスタイムにチャンスを作ったものの(久保→マルケスと繋がって右サイドを局面打開し、マルケスの精度の高いクロスにマイク!も、枠外。久保のまたぎフェイクから強烈な左足!もポスト直撃……。左サイドマルケスの良いクロスがファーまで流れ、マイクボレー!も空振り……)決めきることが出来ずタイムアップ。ジュビロが今シーズン初の連勝をヤマハスタジアムで飾った。Fマリノスは5戦連続勝ち星なし。暗闇は続く。

まあ出来はそんなに悪くなかったけど、大事なところで決めきれず、そしてピンチに失点を重ねて取り返しにつかないことになってしまう。悪い流れを象徴するようなゲームですな。

もちろんゲームの綾としてもその部分。ジュビロとしては良い流れを持っている時間に2点ぶち込み、3点目のシーンも決定機を確実にものにしたのに対し、Fマリノスは流れのある時間帯でゴールが決めきれず、訪れたチャンスは多かったもののゴールを獲れなかった。至極シンプル。

実際、先制点が獲れていればゲーム展開は変わったと思うのだけど、前半に関しては、支配して、シュートの数は多かったにしてもボックス内で打つシュートは少なかった。この辺はバイタルに入っても誰かが責任を負って仕掛けていったりするプレーが少なかったかなと。もちろん流れよくボールが回っていたのはいいんだけど、どこかでチャレンジの姿勢が持たないと、やはり大きなチャンスは作れない。相手のラインの前でプレーを打開するという意味では足りなかったかなと(元々バイタルでの仕掛けや変化を加えるプレーはこのチームに大きく欠けているものだけど)ボックス付近の対応は相手にとっても嫌なものな訳だから、もっと積極的に突っかけていったり、ワンツーとかがあっても良いのだけど、どうしてもチャレンジなくどうにかしようと言う部分があったかな。ましてやシュート精度に大きく?マークの付くチームなので、難易度の高いシュートは……ねぇ(打つ姿勢は大切だけどね)

後半はシンプル。決めなきゃいかん。もちろんチームの悪い流れもあるし、彼ら自身ゴールから離れているという部分もある。それでもこういう流れを打破する仕事をしなきゃストライカーじゃない。個々の出来を見たら、マルケスも久保もオーシもマイクもみんな良かった。ジュビロのディフェンスがアレだったというのはあるけれど、チャンスも沢山作った。それだけ、良いプレーはあったということなんだから、それをスコアに繋げないと。一つ一つ結果にしていかないとね。まあ細かく言ってもしょうがないか。ただシンプルに、決めろと。

守備はカウンターだったからという言い訳が出来るのかも知れないけど、それは3点目ぐらいで、後はちょっと違うかな。前田の2ゴールは人数としては揃っていたはず。1点目はセカンドアタックの中で中のマーキングを再確認できていなかったし、2点目はターゲットに気がついていなかった。この辺はやるべきことをやっていなかったというのがあるわけで、反省しないと。福西がフリーでヘッドしたシーンにしても、サイドからの攻撃に対して中のマーキングの甘さは目立っていて、この辺は堅守はいずこ?という感じだった。4バックになって専門職が減ったんだからセンターは特にしっかりとマーキングしなきゃいけないし(人任せは許されない、個々がより高い意識を持ってやるべき)、サイドバックにしても絞って、ターゲットのマークとクリアとしっかりと確認しないと。やるべきことはやる。そういうことを出来ないチームに勝利は巡ってこない。

ただ、ネガティブなだけのゲームじゃなかったからね。相手が緩かったにしても、パスを紡ぎ、動いて、そしてそれが一つ一つ繋がるということが出来ていて、攻撃の流れは悪くなかったし、マルケスを代表に一人一人の出来は決して悪くなかった(まあ狩野や吉田はあんまり良くなかったけどね)特にマルケスのチャンスメイク力は相手に注意されるにしても拠り所になり得るし、オーシはポストも良く体を張って受けていたし(落としのタイミングが良くないけど。サポートとの兼ね合いはあるにしても)、ゴールは小さくても一歩になる。サイドバックも守備面での穴はあるにしても、タイミングの良いオーバーラップはとても良かった。そして山瀬の復帰も嬉しいしね(プレーも良かった。フレキシブルに様々なポイントで顔を出し、所々でアクセントとなっていた。後は仕掛けや飛び出しの感覚、コンビネーションのすりあわせかな。今の責任回避プレーが蔓延するチームに良い意味で染まらないで欲しい)とにかく、こういう手応えを先に繋げて欲しい。中断前のように合った手応えを全て無に帰すような状態にならないように。

ジュビに関してはまあ言ってることとやってることが違うじゃねーかとか、どうせやるんなら徹底的に、恩返しといわんばかりに岡ちゃんをお星様にするぐらいにして欲しかったのに相変わらず空気が読めないなとか言いたいのだけど、まあそれは置いておいて、鋭いカウンターは非常に機能していたし(人数が少なくてもしっかり合わせられたりと、個々の技術がカウンターの中で光っていたのはらしさかも)、それに展開が向いた。後半の守備の修正、流れを捉えたことは見事で、勢いの出るゲームになったのではないでしょうか。本来は違う方向性のチームだと思うから、その辺の完成度はこの試合では見れなかったけれど、守備に置いてしっかりと相手を見定めて形をしっかりと作ること、そしてカウンターの機能性を保つことで成績は出ていくのかなという気はしました。つーか、お星様に……。

まあ流れが悪いことだけはよく分かった。もう割り切るしかねえ、なるようにしかならねえ。下見なきゃいけない?そうかも知れないけど、もうそれも成り行き任せ。ネガティブになるも疲れたよ。いいさ、山瀬が戻ってきただけで、オーシが点獲っただけで、それなりに良いプレーが見れただけで満足だ。もうけものだ。次はアルビ?調子良いの?悪いの?どっちにしても、自分たち次第でしょ。だって、毎試合こんな試合してたらこんなに勝ててないわけないし。だから、まともにやってくれるのを願うばかり、そして運が向くのを願うばかり。南無南無。ということでここまで。あはははは~(壊)

*監督に関しては……特にないかな。ディフェンスはアレだったけど。こういう成績なので、監督交代というのは出てきて然るべきだと思うよ。流れの打破という面で監督の交代という刺激は有用だと思うしね。ただ、あくまでも効果は時間限定のものだから、その先のビジョンを持っていないと、後で又苦しむことにはなると思う。それこそ去年のヴェルディみたいに。ただ、そんな一時的な刺激で良いから欲しいというのがスナオナキモチ。岡ちゃんは大好きなんだけどさ。

*てゆうか、これくらい出来るんなら毎試合やれってんだ。ジュビロだからやって、アビスパやらエスパならやらないというのが腹立たしい。でも、それがマリらしいんだろうなぁ。ムラっけって奴?

*考えてみたらマリの試合をまともにレポートするの久々かもね。今までの試合はやる気すら起こらなかったというのが正しい答えですが。

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July 27, 2006

らしく奪還@J1 第15節 フロンターレ vs ガンバ

修羅場3完結編、首位攻防戦!首位攻防戦!20000人の観客を飲み込んだ等々力は熱かった。それにしても撃ち合いになるわけだねぇ、両チームともアグレッシブでオフェンシブ、両チームとも良い部分を出そうとする姿勢というのがポジティブに反映されて、とてもクオリティの高い攻め合いだった。

2006 J.League Division1 第15節

フロンターレ 3-2 ガンバ @ 等々力陸上競技場「らしく奪還」
Frontale:47'箕輪義信 54'pジュニーニョ 77'マギヌン Gamba:25'遠藤保仁 59'家長昭博

Super Soccer

ふろん太スタメン:GK相澤貴志、DF箕輪義信、佐原秀樹、伊藤宏樹、MF谷口博之"おめでとう"、中村憲剛、森勇介、マルコン、マギヌン"大仕事"、FW我那覇和樹(→68'鄭大世)、ジュニーニョ"エースの仕事"

ガンバスタメン:GK藤ヶ谷陽介、DF実吉礼忠、宮本恒靖(→83'寺田紳一)、山口智、MF橋本英郎、遠藤保仁"鮮やか芸術"、加地亮、家長昭博"個人って奴"、二川孝広、FWマグノ・アウベス、中山悟志(→74'播戸竜二)

前節レッズに負けたことで首位から転落し、返り咲いたのがグランパスを爆破したガンバ。勝ち点2差の首位攻防戦。考えてみればこのマッチアップは、去年優勝が決まったカードであり、ふろん太にとっては二重の意味があったのかな。修羅場3と銘打たれた3戦目で、首位攻防戦ということもありスタジアムには多くの人が駆けつけた。

スタメンに目を移すと、フロンターレの方はまだ寺田が戻れず、今節は米山ではなく佐原を起用(怪我もあったからかな)又、森が出場停止から復帰し右サイドに入った。ガンバの方は、中断中に負傷していたエースマグノ・アウベスが復帰、しかし相棒であったフェルナンジーニョが負傷し、入れ替わりの様な形に。引き続きトップには浪速ゴンが入り、2トップで臨む。又シジクレイが帰ってきたもののとりあえずはベンチスタート。

前半

立ち上がりから自分たちのペースでサッカーをしていたのは、ガンバ。ショートパスを主体にした人とボールが良く動くスペクタクルなパス回してでふろん太ディフェンス陣を翻弄する形で主導権を握る。ふろん太ディフェンスとしては、とりあえずウイングバックが低い位置まで下がり、その前にボランチがフィルターを掛ける形で何とか守っていこうという姿勢が見て取れたのだけど、局面局面でガンバのアタッカー達に翻弄されてしまい(特に右サイドかな……森が家長に翻弄されちゃったね)、そこからずれが生じて後ろからどんどん前に出てくる遠藤やポジションをどんどん動かす二川が浮いてきてしまって、結果的に相手に良い攻撃を許してしまっていた。全般的に対応し切れていなかったかなと。

その中で、フロンターレは攻撃的なガンバの逆手を取ってカウンターに出たいところでしたが、前線のトライアングルのコンビが流れていかず、遅らされたときのポゼッションからの攻撃もなかなかフィニッシュに繋がらず、攻めあぐねていた。ガンバペースの中で生まれた右サイドからのFK。遠藤のキックは壁を抜けてそのままニアサイド高い位置、ここしかないという場所に突き刺さって先制点。相澤も反応してたけど、こればっかりはしょうがない。抜群のボールスピードとコース、この二つがしっかりと揃ったキックだっただけにね。

これで、ガンバの攻撃が加速するかに思われましたが、徐々にビハインドを背負ったふろん太が盛り返す。しっかりとボールが動いて、その中で隙を逃さずにスルーパスなどから局面を崩していく形で可能性を感じる形を作り出していく。特に中村憲剛が良いタイミングでボールに触って卓越した技術とセンスで絶妙のコースを突くスルーパスは非常に活きていたかな。しかし、結局前半の内に追いつくことは出来ず、0-1で折り返す。

後半

心なしかふろん太サポの声が大きくなったような気がした後半、その声に向かっていく形でふろん太が攻める。そして、開始2分で、目には目を、歯には歯を、FKから同点弾が生まれる。中央ジュニーニョの突破からFKを獲得すると、中村憲剛のFKは右サイドへ、高い弾道から落ちてくるボールに藤ヶ谷は見送るだけ、これはバー直撃。しかし、このリフレクションにしっかりと詰めていた箕輪が高い打点のヘッドで押し込んで同点。スタンド爆発。中村のキックは素晴らしかったねぇ、あれは触れない。で、箕輪もしっかり詰めたのだけど、箕輪以外のふろん太の選手の反応が早かった。集中していたんだなぁと思う。

これで完全に乗ったふろん太は、徐々にらしい早いカウンターを繰り出し始め、そしてまたまたジュニーニョの突破が展開を動かす。ワンタッチで裏にボールを出して、実吉をかわしに掛かり、ターンしたところで引っ張られてPK。ナイーブなプレーだったけど、まあ厳密に獲るとしたら……まあナイーブだったかな。これをジュニーニョが読まれながらもしっかりと左隅に決めて一気の逆転。前節は加速するスペースを与えてもらえずほとんど仕事を出来なかったジュニーニョのスピードが活きたシーンだった。

しかし、一気に動き始めたゲームは収まらない。今度はガンバ、センターサークル付近で横パスをインターセプトした遠藤がそのまま持ち上がって、それに合わせてフリーランニングして森を振り切った家長へスルーパス、完全にディフェンスラインを打開した家長はしっかりとゴールに突き刺して、同点。遠藤のインターセプトからスルーパスまでの淀みなき流れ、そしてそこにしっかりと反応していた家長のスピードと決定力。見事。後半15分で3点が動く激しい展開。スタジアムもそりゃ過熱するわ。

火の付いたゲームはこの後も攻め合えといわんばかりのオープンな展開。らしいパス回しは相変わらず継続され、逆におとなしかった加地さんはマルコンとのマッチアップに置いてようやく股抜きドリブルで抜き去ってマグノの決定機を演出(センターエアポケットで完全フリー。決めなきゃいけないシーンだった。試合前の練習ではしっかりと決めていたのに)逆にふろん太はインターセプトからのカウンターが何本も生まれ、やり返しといわんばかりにマルコンのクロスからマギヌンのヘッドを引き出すなど(ファーから良い入り方をしてきたけど抑えきれず)がっぷり四つの攻め合いの中でウイニングポイントが。

カウンターからマルコン→ジュニーニョと浮き球で繋がると、右から飛び出したのはマギヌン。ジュニーニョから流れのまま出されたループパスを素晴らしいファーストタッチでシュートを打てるポイントに落として、そのままアウトサイドで押し込んだ。スピーディなふろん太のカウンターがようやく繋がって生まれたゴール。ガンバとしては獲り所はマルコンの所だけだったねぇ。

この後宮本に代えて寺田を入れ、攻めの圧力を強めようとするが、逆にカウンターからチョン・テセが抜け出してシュート打ったりと、ふろん太は一度掴んだ勝ちの波を離さず。ガンバの追撃も及ばず、フロンターレがガンバを首位から引きづり落とし、自ら返り咲く形になりました。

まあとにかくアグレッシブで、守りよりも攻め、そしてそこに質があるから、次々と「うまい」と言ってしまうようなプレーが見れて、とても面白いゲームだった。もちろん首位攻防戦ということもあって、勝利に対するこだわりもあったと思うのだけど、あくまでも「攻めて勝つ」というスタンスだったからこそ、噛み合った撃ち合いになったのかも知れませんね。考えてみたら前回の対戦も2-4だもんね。

で、勝負の綾としては「エース」かなぁと。前節イマイチだったジュニーニョと今節骨折が癒えて復帰してきたマグノ・アウベスの仕事の差が両チームの差になったかなぁと。個人的にはガンバの方がチームパフォーマンスに置いてはよく見えたのだけど(まあスムーズなパス回し+反応の良い動きから生まれる流動性+個人技のミックスはとにかく実効力が高い。終盤人数増やしてから流動性が消えて悪くなったから、そのままでも良かったかも知れないねぇ)、実際得点に繋がるシーンとして3得点に絡んだのがやっぱりジュニーニョだったふろん太と、復帰開けでまだ本調子ではなく、決定機を逃してチームを勝利に導けなかったマグノがエースのガンバ。まあ、ここまで凄い活躍してるから、こういうときに蔑むようなことはしたくないけど、エースだからね(あの加地さんのクロス以外にも右から抜け出して応対に来た選手を中に切れ込んで近距離のシュートを打ったシーンがあったのだけど枠に収めきれなかった。腰が切れなかったのはまだ本調子じゃないからって感じを受けた)

で、せっかく2試合生で見れたし、すぐに直接当たるのでふろん太の気になった部分を。新戦力でこの日J初ゴールを決めたマギヌンについて。

・新と旧、新外国人マギヌンの課題

3試合目で初ゴール、しかもディフェンディングチャンピオン・ガンバを沈める大事なゴールを決めて、この日のヒーローとなったマギヌン。しかし、まだまだフィットには時間が掛かるかなぁという印象。

このマギヌンという選手は、どちらかといえばスペースアタッカーなのかなぁというのが素直な印象。あくまでもボールを持ってというより、サイドに開いたり、ポジションを変えたりして、自ら飛び出すことを得意としている。実際、この日の決勝点もマルコン、ジュニーニョのパス交換の間に自らトップスピードでラインを突破してシュートを決めた様に、ああいうプレーが彼の特徴といえるのかなぁと。

ただ、ふろん太に置いてのトップ下は、ゴールを獲ることも大切だけど、カウンターの中で中盤と前線を繋ぎ最後のお膳立てをするポイントとして、ジュニーニョや我那覇、黒津といった選手に相手をズラしたりと変化を加えてラストパスを供給する重要なポジションでもある。以前このポジションを勤めていたマルケスは、得点を獲ることはもちろん柔らかいドリブルとエロいパスセンスで周囲と絡みながら得点機を演出していた訳で、そういう意味でマギヌンはまだこの役割をこなし切れてはいないのかなと。

まあコンビネーションが完全に形成されていないということはあるにしても、マギヌンは自分がボールを持って演出するというより、スペースを突く意識が高いから、余り起点になっていない。実際ここで起点になれないとうまく攻撃が回っていかないし、どうしてもジュニーニョの突破に頼る形になって、彼を活かすということはなかなか出てこないだけに、彼が担うべき仕事はまだ残っているのかも知れない。

チームとして中村のパスセンスを活かす意味では結構面白い選手でもあると思うのだけど、ふろん太の得意スタイルを考えたとき、やはり前線のトライアングルで攻めきるというのが形成されないと、以前のようなカウンターの実効性は出てこない。そういう意味でこれからどのような形でマギヌンをチームに組み込んでいくのかは興味深いなぁと思った。まあ、ジュニーニョがそういうことをやっているけど、それで良いのか悪いのか、その辺はもう少し見てみないと分からないかも。

まあこんな感じですかね。とにかく今日のゲームは当たり。見に行って良かったよ。とにもかくにもこの連戦でこのチームは逞しさは増しただろうし、一歩目標であるベスト4、いや優勝に近づいたのかも知れない。まあ先は長いけどね。てゆうか、ちょっとうらやましいな、充実してて。マリは明日ね。まだ見てないし結果も知らない。これから見るよ。ということで今日はここまで。お疲れさん。

*メインのアウェー側に座っていたのだけど、ツネ様ギャルが超いた。柵へばりついて「きゃー」。ツネ様大人気だねぇ。

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July 26, 2006

北京への第一歩 -U-21 日本代表候補発表-

北京への船出となるU-21代表が発表されたりしたので、その雑感を。まあさらっとね。

U-21 日本代表候補

監督:反町康治
アシスタントコーチ:井原正巳
GKコーチ:須永純
フィジカルコーチ:矢野由治

GK:
松井謙弥(ジュビロ)
西川周作(トリニータ)
佐藤昭大(サンフレッチェ)

DF:
廣井友信(駒澤大学)
増嶋竜也(FC東京)
中村北斗(アビスパ)
柳楽智和(アビスパ)
藤本康太(セレッソ)
平岡康裕(エスパルス)
青山直晃(エスパルス)

MF:
本田拓也(法政大学)
増田誓志(アントラーズ)
谷口博之(フロンターレ)
伊野波雅彦(FC東京)
梶山陽平(FC東京)
本田圭佑(グランパス)
枝村匠馬(エスパルス)

FW:
豊田陽平(グランパス)
カレン・ロバート(ジュビロ)
苔口卓也(セレッソ)
前田俊介(サンフレッチェ)
森島康仁(セレッソ)

Pattern1          Pattern2
 前田  豊田  カレン     前田  カレン  
   梶山   枝村          本田圭         
      谷口       苔口          北斗   
??        北斗      枝村  谷口
   増嶋  柳楽        藤本 増嶋 柳楽
      西川              西川

Best?           Best?
     平山           平山  カレン
家長  梅崎  水野    家長       水野        
  谷口  枝村         梶山  谷口
??       内田   ??        内田
  水本  青山         福元  青山
     西川             西川

Schedule:
7/31~8/3 国内キャンプ

JFA

様々なエクスキューズを抱えながら選ばれた初めての反町監督のオリンピック代表。A3、U-19、ユニバなどでそういう選手を呼べない状況の中での選考だったけど、Jでプレー機会を得ている選手、そしてオランダWYの経験を持っている選手を選んだなぁという印象。

実際、家長や水野、水本、現ユース世代のマイクや梅崎、福元、内田、そして平山などが選ばれて然るべき選手がいないので(森本も、かな?海外移籍で何とか一皮も二皮も剥けて欲しいね。セリエは打開する能力を求められるから、仕掛ける力、そのための責任を負うというメンタリティとかね)、まだまだ(仮)という側面が強いけれど、それでもJでも結果を出している(出場機会を得ている)選手も多く、楽しみなメンバー構成。伸び悩んでいる選手もいるけれど、こういう刺激を機に一皮むけて欲しいところ。

特徴としてはやはり中盤かな。今シーズンプレースタイルが更にアグレッシブになって注目度の上がっている谷口博之や好調エスパルスの中核を担っている枝村匠馬、まだまだポテンシャルを最大限発揮しているとは言えないものの既にFC東京では中心となっていて期待は尽きない梶山陽平、他にも増田、伊野波、本田圭佑などトップチームのスタメンクラスは続々。まあ、選考自体が中央に偏っている感は否めないけど、サバイバルという意味でもチームのベクトルを担うポジションなだけに切磋琢磨して更に成長していって欲しいところ。2年後を見据えても彼らは核となる選手達だと思うしね。

個人的な印象なんだけど、この世代は上の年代と比べても若いときから多くの出場機会を得ている選手が多く、又ポテンシャルという意味でもとても高く、粒ぞろいな世代。そういう意味では反たんが意識している「競争」というのは激しくなると思う。反たんがいかにオシムメソッドを取り入れながらどのようなチームにするのかというのも気になるけど、彼らがいかにこういう経験や刺激を栄養に成長できるかというのが一番大切なこと。トップチームのタスクに浸からせながら質の高い個人を育てて上に上げていくというのがこのチームの指命な訳だしね。オリンピックに出ること、結果を出すことはあくまでもオプションに過ぎないのだから(まあ出て濃い経験を積むというのは大切だけど、それにこだわりすぎてはいけないと言うこと。熊ジャパンとかは最低だった)で、今回選ばれなかった選手もまずはJでアピールして、この競争原理に食い込んでいって欲しいな、頑張れ、狩野、秋元。狙っちゃえ、ユースっ子達。

それにしても前俊は良く選ばれたなぁ。ほとんど出場機会がなかったのに。あれだけの才能を持っている選手なだけに、厳しい状況だけど何とか覚醒して欲しいな。てゆうか使わないなら出せ。これだけの才能を殺すのは罪でっせ。

リンク集
【U-21日本代表候補トレーニングキャンプメンバー発表】記者会見での反町康治監督コメント(J's Goal)

競争原理打ち出した新監督 世代交代への第一歩(スポナビ)

反町流サバイバル 合宿で4人脱落へ(スポニチ)

北京へサバイバル開始、22人を18人へ(ニッカン)

大学生2人がサプライズ選出(スポニチ)

法大本田拓、驚きのU21代表候補(ニッカン)

駒大DF廣井、Jに負けぬ(ニッカン)

東京トリオ意欲(ニッカン)

清水からも3人選出(ニッカン)

U-19落選の森島サプライズ"飛び級"選出(報知)

反町ジャパンのエースは平山(ニッカン)

日中韓U-21対抗戦が決定(報知)

セリエのスキャンダルの第2審が出たりと海外は激震してるけど、とりあえずそれは又の機会で。ということでここまでっす。

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July 25, 2006

弛緩の極み@J1 第14節 Fマリノス vs アビスパ

まあね、分かっちゃいたけどね。

でも、納得いかないんだよね。

現在の状況をもっと真摯に捉えてたとしたらこんなプレーは出来ないんじゃないかな。

危機感、集中力、勝利への意志……。サッカーをする以前の問題。まあサッカーの中身の方は、考えようとするのも嫌になるぐらいだけど。鬱だ、あぁ鬱だ。

2006 J.League Division1 第14節

Fマリノス 0-0 アビスパ @ 日産スタジアム「弛緩の極み」

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本達也、DF田中隼磨、栗原勇蔵、松田直樹、ドゥトラ、MF河合竜二、マグロン、吉田孝行、清水範久(→78'平野孝)、FW久保竜彦(→63'狩野健太)、マルケス(→72'ハーフナー・マイク)

アビスパスタメン:GK水谷雄一、DF中村北斗、金古聖司、千代反田充(→67'川島眞也)、アレックス、MFホベルト、佐伯直哉、久藤清一(→58'飯尾一慶)、古賀誠史、FW藪田光教(→86'有光亮太)、バロン

ホームらしい試合だったと思う。ほとんどの時間帯でゲームの主導権を握る。でも、自らのミス、精度不足、圧力不足でゴールに繋げられない。自滅のようなスコアレスドロー。相変わらず得点力不足……というより攻撃力不足とでも言うべきか。

まあ相変わらずオーガナイズされず、個人の力もなく、偶然を待つだけの攻撃だから、偶然が起きなければゴールは生まれない。実際、両サイドからのクロスボールからの攻撃に置いて、精度不足、迫力不足、工夫不足は深刻で、それで偶然が起こらなかったわけだから、無得点は妥当といわざるを得ないのかなと。

「無得点は妥当」……、書いてて虚しいね。でも、クロスがゴールに繋がらないときに何を出来るのかというと考えると………余りに脆弱なので仕方ない。チームとしても個人としてもリスクチャレンジする姿勢は余りに少なく責任回避プレーの連続。ボールを繋いで崩すにも連動して動き出すことが出来ないから、複数人が絡むことで崩すなんてことも出来ない。手詰まりになるのは当然。基本足元足元のプレーが多かったけれど、足元で何とか出来る選手は今のチームにはマルケスとマグロンぐらいで、その他の選手は下手なので大して効力が発揮されることはなく、総じてゴールが獲れないのは当たり前とも言えるかも知れない。

付け加えるならば、学習機能のない選手が多いこと。どんなプレーをしたらビッグチャンスになったのか、そういうことを考えながらプレーしていないから、単発で終わってしまう。再現できない。このゲームでチャンスとなっていたのは、無駄になるかも知れないけど、ある程度の距離を走ってボールホルダーを追い越すようなでダイナミズムをダイレクトや2タッチのプレーで活かすことで生まれていたのだけど、そういうプレーは数えるほど。そのダイナミズムを担っていたのが隼磨やマグロン、ドゥトラといった選手だったのだけど、本来そういう動きを期待されているはずの吉田やジローからはほとんど生まれなかった。動きの量自体は多かったけど、単に走り回っているだけで実効的な要素を生み出せていない。ただ単に走り回るだけじゃなくて、何を目的に走るのか、どのようなタイミングで走るのか、プレーの中に落ちていたヒントを見いだせなかったことにはがっかりだった(本来意識付けをされれば出来るんだろうけど、自ら見いだしてやると言うことは出来ない。つーか、打てよ仕掛けろよ狙えよ。サイドサイドで頭がいっぱいか?ロボットじゃねーんだから)

まあとにもかくにも、今は運が巡ってくるのを待つしかない。少しでも運があったなら、多かったセットプレーが一発ぐらい入ってただろうけど、それも実らないのは運にすら見放されているということなんだと思う。本来であれば、抜本的な意識改革、戦術的修正を加えていかなければならないところだけど、過密スケジュール、指導力不足、危機感不足でそういうものは期待できないからね。祈るしかないと思っています。南無南無。

*岡ちゃんは、アタッキングサードでの個による局面打開が出来ないことを問題視しているけれど、そういうタレントをそもそも使っていないというのもある。ロングフィードを飛ばしてセカンドボールを拾うために機動力のあるジローや吉田を使っている訳で、彼らにそういう部分を委ねるのは酷というもの(まあ仕掛ける姿勢ぐらいは持って欲しいけどね。特に17番。前がオープンになってるんなら、トップスピードで持ち込むぐらいの気概を見せろよ。責任回避プレー多すぎ)そういう部分を期待するなら、狩野や山瀬(兄でも弟でも)を使えばいいこと。その部分で矛盾している。アタッキングサードの質を引き出したかったら、ビルドアップをもっとしっかり整備すべきだし、セカンドボールを拾うアタックを続けるなら、それをアタッキングサードでの打開に繋がるように意識付けしていかないと。選手が出来ないことを嘆いていても、良くはならないよ。

で、他にも気になることというか、目に付いたこともあるのだけど、書いてると鬱になるのでやめ。ただこれだけは書いておこうと思う。今、チームに弛緩した雰囲気が蔓延している。以下箇条書き。

・試合前のアップ、アンジェロが練習メニューを一個飛ばしたこと(小刻みなサイドステップ→ターンしてダッシュ。シャトルランみたいなやつ。後からやってたけど)

・最後の仕上げのシュート練習がちっとも枠に収まらないこと。外れまくり。

・キャプテン、ミスが起こることを想定しておらず、後手を踏んでイエローカード(プレーに集中していない証拠、違う方向を向いていた)

・勇蔵のキックオフ直後の豪快なキックミス(適当すぎ、あり得ない)

・吉田がゴールキック時にプレーが始まっているのに、それに気付かなったこと(ゴールキックは軽く左に展開されたけど、疲れたなぁという感じで右サイドに歩いていた)

・コーチと選手のコミュニケーションミス、久保想定外の早期交代(真相はスタッフが久保が出来ないと勘違いしてしまったそうだ)

・疲れと共に一気にミス多発。(気持ちが途切れていなければこういうことは起こらない。端から集中できていない)

なんて言うかね……悲しくなるよね。サッカー以前の問題。この90分のために選手やスタッフは高いお金をもらっているはずのに、その90分でさえ集中していないっていう事実。もちろん、そういう部分もマネジメントしなければならない監督である責任でもあるのだけど(岡ちゃんのチーム掌握が既に賞味期限切れを起こしているっていうことでもあるんだろうけどね)、何よりも自覚というものが足りなすぎる。

「Win Back The Champ」じゃなかったの?

4月29日からリーグ戦勝ってないんだけど?勝ち点が7/30しか獲れてないんだけど?この状況で良いと思ってるわけ?

危機感足りないんじゃない?本当に緩すぎるよ、勝つ気あるの?優勝する気あるの?口だけ?こういう暴言も吐きたくなりますよ。

サッカーの中身も、ゲームに入っていく姿勢も、プレーの取り組み方も、全てが弛緩してる。僕はこんな姿を見たくない。

ということで、ネガティブ全開なんですけど、明日はもう試合。見たくないとほざいたところで、きっと見てしまうでしょう。ただ、この二日じゃ何にも出来ないよね。選手達の自己修復機能、危機管理に賭けるしかない。そして運が巡ってきますように、サッカーの神様がえこひいきしてもらえますように。南無南無。

じゃなかったら、トドメさしてくれ。6月の恩返しにさ。

ということでここまで。申し訳ないです、間空いてしまって。全くやる気が起きなかった。明日は等々力っす。平日静岡はきつい。

*ここから普段の追記ゾーン。4バックで臨んだことに関してちょっとだけ残しておくね。隼磨・勇蔵・マツ・ドゥで組んだラインは、急造も良いとこ。ラインはまともに整わず、意思疎通が獲れていないのが見え見え。マツが上げようとしたところで1テンポ、2テンポ遅れることが多く、ギャップが出来まくってた。で、ラインに意識が行ってワイドアタッカーを見切れないシーンが出てきたりして、危うかった。例えば、こういうプレー。左の浅い位置でボールを持たれて、トップの選手が同じサイドに走るアクションをする。それをデコイに長い対角線のフィードを逆サイドのスペースに飛ばされ、そこに二列目から走り込まれたら、今のマリのディフェンスは多分応対しきれない。人を当てはめるとしたらボールホルダーを名波、トップの選手を前田、右サイドに走り込むのが西、やられるねぇ、やられるよ。何とかラインコントロールとカバーだけでもうまくやって欲しいところ。チャレンジできるような信頼感が欲しい。現状ではやばいよ。無失点はたまたま。

*それとナビの準決勝のオープンドローがあったようで、マリは鹿島と準決勝。ふろん太回避できたのは良かった、ふろん太には勝てる気がしない。まあアウェーが遠くなっちゃうのは残念だし、どことやっても厳しいけどね。9月だから状況も色々変わってくるかもしれないから、まあ何とも。岡ちゃんは投げやりだねぇ。

*そういえば、U-21代表発表されたね。これはニュースでそのうちやらなきゃね。マイクも狩野も呼ばれなかったね、残念。ただ、マリノスで特別優れたプレーをしている訳でもないししょうがないかな。でもマイクは連れて行って欲しかったな、ユースで結果も残してたみたいだし。まあこれからこれから。そういう部分ではA代表も期待薄。

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July 23, 2006

掟通りの決着@J1 第14節 フロンターレ vs レッズ

やっぱり上位は良いよ、緊張感や高揚感が違う。中位で安穏としてちゃ魅力がスポイルされちゃうんだね。早く戻ってこういうゲームを味わいたいね。って、ゲームと全く関係ないことを……。見に行けて良かった。

2006 J.League Division1 第14節

フロンターレ 0-2 レッズ @ 等々力球技場「掟通りの決着」
Reds:30'田中達也 76'永井雄一郎

Super Soccer

ふろん太スタメン:GK相澤貴士、DF箕輪義信、米山篤志、伊藤宏樹、MF谷口博之、中村憲剛、長橋康弘(→50'黒津勝)、マルコン、マギヌン(→60'松下裕樹)、FWジュニーニョ、我那覇和樹(→67'鄭大世)

レッズスタメン:GK山岸範宏、DF堀之内聖、田中マルクス闘莉王、坪井慶介、MF鈴木啓太、長谷部誠(→67'内舘秀樹)、平川忠亮(→73'相馬崇人"こんな使われ方するなら……")、三都主アレサンドロ、山田暢久(34'黄×2=赤)、小野伸二、FW田中達也"復活弾"(→75'永井雄一郎)

「修羅場3」と銘打たれたフロンターレの再開後強豪3連戦の2戦目。等々力はほぼ満員、ホーム側は水色のフロンターレカラーに染め分けられた。前節の出来は対照的、マルクスを失うことになりながら、後半一気の3得点で鹿島を撃墜し一つ目の山を越えたフロンターレに対し、田中達也がようやく復帰したものの、ワシントン、ポンテを怪我で欠いたことが響いてアルビに苦杯を舐めさせられたレッズ。勢い的には少々差があるか。

その中でフロンターレは森を出場停止、寺田を怪我で欠く中で、ディフェンスセンターに米山、右サイドに長橋を据える普段通りの3-4-1-2、レッズの方は長谷部が出場停止から戻ったものの、ポンテ、ワシントンは戻れず。田中達也をトップにその下に山田暢久と伸二を据える3-4-2-1。

前半

両チームの勢いが表れたのか、ふろん太ペースで始まった前半、アウトサイドに起点を作りながら、同じサイドのスペースを突き、ボールロストの後も前から素早く、そして激しくアプローチを掛けて攻撃の芽を摘みと、攻守に充実した立ち上がり。ファーストシュートは谷口の素晴らしいカットから生まれたショートカウンターで獲ったセンターよりのFKをマルコンが狙ったもの(良いシュートだったが枠上)

レッズの方は、田中達也が孤立しがちでなかなか良い形になる数は少なかったが、個々の技術の高さで散発的ながらチャンスになりそうな形を作り出す。レッズのファーストチャンスはトゥーリオのアーリークロスから伸二が遠い距離ながらヘッドで狙った(良い弾道を描いてゴールに飛んだがバー)

フロンターレの切り替えの速さが目立つ中で、新加入のマギヌンが両サイドのスペースに流れたり、カウンターからチャンスを作ったりと押し気味ながら、レッズも両サイドからチャンスを作ったりと、攻め合いの様相。しかし、流れのスムーズさ、ボールの回りなどはフロンターレの方に質を感じる展開。ボールを大事にしながら、良く展開を見てボールを動かして、フリーの選手を作り出して質の高い攻撃を繰り出していたかな。

時間と共にゲームが落ち着くと、個々の技量の上回るレッズが攻める回数が増え、相変わらず両サイドから攻め立てる。山田、小野がサイドに流れたり、引いたりと動くことで浮いてきたり、少し空間を作ることで田中達也がワンタッチで前を向いたりという形で高い位置に起点が生まれ、そこから攻めていく形でリズムを引き寄せた。そしてそのリズムの中でレッズに先制点が生まれる。

左サイド、トゥーリオのインターセプトから、伸二がセカンドを拾って奪った後にポジションを上げていたトゥーリオへ。トゥーリオはダイレクトで田中達也へ通すと、田中達也ドリブル発進。細かく、そして加速のいい「らしい」ドリブルでマーカーを剥がし、そのまま素早く左足を振り抜く。低く抑えられた強烈なシュートはニアに向かい、相澤の対応を許さず、そのまま突き刺さった。まあ素晴らしいドリブルシュート、細かいステップでギュギュっと加速して相手との距離を作ってそのままシュートと、自らが作り出し、自らが決めたという彼の能力が最大限生きたゴールだった。ふろん太としては序盤伊藤が楔に対してかなり厳しく行っていたけど、時間と共にアプローチが少し緩くなっていたかな(ボランチが結構前に上がるから、バイタルが開いてくることも影響しているのだろうけど)前を向かせて、ドリブルできる余裕を与えてしまったことが痛かった。とにもかくにも長期離脱後初ゴール、おめでとう。

これでレッズに完全に流れがいくかと思われたが、サッカーの神様はそんなことを求めていなかったようでゲームは荒れ模様に。CKの小競り合いで山田がカードを受け(異議?)、その後すぐさま空中戦の競り合いで肘が出たのか、立て続けに2枚目。久々にジョージ劇場開幕。山田は退場、レッズは前半の内に数的不利を負うことに。

これで又流れはフロンターレに戻り、フロンターレが攻める時間が増えたが、レッズも水際で凌ぐ展開に。終了間際には8人ぐらいが攻撃に出て厚みのある攻撃を仕掛けたがこれも実らず。結局前半は0-1で折り返す。

後半

守備に重きを置きながら、伸二や田中達也の卓越した技術で少ない人数ながら攻撃を成立させていくレッズが良い立ち上がりを見せる。その中で田中達也が独力で一枚こじ開けたところで引き倒され、PK?と思われるシーンや(笛は鳴らず)、細かいパス回しから2列目から飛び出した平川が伸二の股抜きスルーパスを受けて1vs1のチャンスを作ったりと(相澤が何とか足でナイスセーブ)、タレントの質の高さを証明するようにチャンスを作る。

数的優位がありながら、なかなか良い形が作れないフロンターレは、早い時間帯から動く。右サイドの長橋に代え、黒津を投入。それに伴って前に人数を増やし、4バック(米山が右、マルコンが左)にする。この修正もあって両サイドがフリーで上がれるようになって、攻め込むシーンが増えたが、ボックス中央にしっかりと人数を保ち、フィニッシュの所では危機察知の早いレッズの守りの前になかなかシュートチャンスを作れない。逆にレッズのカウンターに脅かされたりと、なかなか思い通りのゲーム展開になっていかない(平川のオーバーラップで右サイドを破りクロス、谷口の素晴らしいクリアだったものの、そのこぼれを伸二が拾って狙ったが相澤セーブ)

攻めども破れずというもどかしい流れの中で、関塚監督はマギヌンに代えて松下を投入し、中盤は松下・谷口・中村の構成に。その松下が強烈なミドル(ポスト直撃)を放ったりと効果はそれなりにあるものの、やはり最後の所はレッズのディフェンス陣が強く破れない。残り25分という早いタイミングでもう関塚監督は3枚目、前節振り向きざまの素晴らしいシュートでJ初ゴールを上げたチョン・テセを我那覇に代えて投入、ブッフバルト監督も長谷部に代えて内舘を投入し、更に後ろに厚みを加