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June 10, 2006

華々しい幕開け@FIFA WORLDCUP Germany2006 GroupA Germany vs Costarica

開幕!開幕!とにかく楽しみまっせ。本大会中は見た試合全部とは行かないけど、色々と気になることがあったら更新していきたいなと思ってます。ただ、もの凄い沢山は出来ないけどね。とにかく愉しみましょ。

FIFA WORLD CUP GERMANY2006 Day1

Group A
Germany 4-2 CostaRica @ Munich
GER:6'P.Lahm 17'&61'M.Klose 87'T.Frings CRC:12'&73'P.Wanchope

FIFA MatchReport

ドイツスタメン:GKレーマン、DFフリードリッヒ、メルテザッカー、メッツェルダー、ラーム"ど派手オープニング"、MFフリングス"スーペル"、シュナイダー(→89'オドンコール)、シュバインシュタイガー"氏ね"、ボロウスキ(→71'ケール)、FWクローゼ"新爆撃機"(→78'ノイヴィル)、ポドルスキ

コスタリカスタメン:GKポラス、DFウマニャ、セケイラ、マリン、MFL.ゴンザレス、フォンセカ、ソリス(→77'ボラーニョス)、マルティネス(→65'ドラモンド)、セケイラ、センテノ、FWR.ゴメス(→89'アソフェイファ)、ワンチョペ"2チョペ、だそうだ"

開幕戦!セレモニーが終わっていよいよという雰囲気の中のアリアンツ・アレナ。優しい光が差し込んで、ワールドカップの開幕が祝福されてるような感じでした。ドイツ代表は結局バラックは出場不能でセントラルにはボロウスキ。彼の前にはクローゼ、後ろにはフリングスとブレーメンで勝手知ったる陣容に期待を寄せる。そして、流動的だったサイドバックには左サイドに怪我の心配されたラーム、右はフリードリッヒという形でオープニングを向かえた。コスタリカは、ワンチョペ、ゴメスを高い位置に残しながら自陣でスペースを埋めるディフェンスで粘り、カウンターを狙う事を模索している模様。

前半
キックオフから大声援に後押しされるかの如く両サイドを使って攻め立てるドイツ、それに対して5バック+2ボランチでブロックを作り迎え撃つコスタリカという予想通りのぶつかり合いになった立ち上がり。その中でドイツの切り替え、そして前からの強烈なフォアチェックの意識が目立ち、奪ってから繋いでコースが空いたらシュートという形でドイツがリズムを握った。ファーストシュートは長いレンジからのフリングスの強烈なミドルシュート(結局これは相手ディフェンスの足をこすってバーを超える)

そして、間をおかずに6分、スーパーシュートでドイツが先制する。左サイドシュバインシュタイガーの溜めから外を回ったラームが上がる。するっともらうと前には二人のDF、シュバインシュタイガーのオーバーラップという援護を受けてラームの選択は中に切れ込むアクション、これにコスタリカディフェンスは足を滑らせ後手に陥り、ラームの前には大きなスペース、ラームは思い切りよく振り抜いた!放たれたボールは無回転でファーポストに向かい、ポストに当たって強烈に決まった!本大会のファーストゴールはとんでもないスーパーゴール。又ドイツ代表にとってはとても大きな先制点となった。

その後もドイツ代表の強烈なプレッシングは機能。小気味良いテクニックで何とかいなそうというコスタリカの選手を複数で囲んでそのテクニックを活かさせず、奪ったら速くという形で完全にゲームを支配。しかし、思っても見ないところで落とし穴に嵌る。初めて(と言っていい)前にポジションを獲るゴメスに楔が入ると、これをシンプルに落として、少し溜めたセンテノから既にアクションを起こしていたワンチョペへスルーパスでラインブレイク。オフサイドかに思われたが、右サイドバックのフリードリッヒがラインコントロールを乱してしまい、それがオンサイドの原因に。ワンチョペ独走、しっかりとレーマンの1vs1を制して同点弾。これは結果論なのだけど、コスタリカが意識していたのは明らかに先日の日本がやったようなカウンター。速い攻撃で一つ工夫を加えてラインブレイクを狙うということ。日本はドイツの対戦国にアイデアを与えていた感を受けた。

ゲームはこの同点弾で又緊張感に包まれたが、ゲームのリズムはまだドイツ。整理された積極的なプレッシングと細かいパスでの攻撃構築、そして引いたラインに対して空いたらミドルという意識。結局ゲームのリズムを掴み続けていたドイツの攻撃が実を結ぶことになる。フリングス・シュナイダー・フリードリッヒが絡んで短いパスを繋いで局面打開、シュナイダーが深い位置まで持ち込むと、アプローチをうまくいなしてマイナスへ流し込む。するとポジションを変えていたシュバインシュタイガーが反応、そのままもう一度低く速いボールを流し込み、最後はファーでフリーとなっていたクローゼ。しっかりと押し込んであっさりと前に出た。良い形の攻撃構築を活かした。

この後も、ドイツは完全にゲームを掌握し続け、コスタリカの攻撃の芽を摘みながら押し込む。コスタリカとしてはスペースを埋めてはいるのだけど、サイドが引き出されては使われ、マークが緩くて使われと、四面楚歌。カウンターも工夫が付かず、可能性の薄い一発パスで裏を狙うしか選択肢がなく苦しい。結局前半は2-1、ドイツリードで折り返す。

後半
修正が効いたのか、ある程度ドタバタした守備はある程度落ち着いたモノの、それでも攻撃においてはなかなかとっかかりの掴めないコスタリカ。セットからセンテノの工夫あるキックからチャンスに繋がり、惜しいダイビングヘッド、スイープ気味のヘッドというチャンスが生まれるが、これも枠には飛ばず。それに対してドイツは、前半の様な勢いこそ感じないモノのポゼッションは安定し、両サイドの局面打開も実行力が高く、コスタリカを襲う。すると、結局コスタリカ持ちこたえられず。

左サイド、シュバインシュタイガーのキープを横目にラームが勢いよくオーバーラップ、これをシンプルに使う形で左サイドを局面打開すると深くからクロスが上がる。このボールに対して手前で何とかDFが触るが、これで中のDFが目測を誤り(マリンかな?)、フリーのクローゼへボールが通ってしまう。ボールの行方を見定めたクローゼはスタンディングから体を投げ出すようにヘッドで合わせる。これはポラスが何とか凌ぐが、セカンドボールにもクローゼ自ら反応、押し込んた。まあ不運な要素もあるとはいえ、少々甘かったか。クローゼの決定力は見事の一言、大舞台に強いメンタリティを前回大会に続けて見せつけた。

これで、少々集中力の落ちた感があったコスタリカ。ミスが出たりと危うい状態の中で時間が過ぎていく展開。その中でクリンスマンはボロウスキに代えてセバスチャン・ケールを入れ、中盤ディフェンスを更に厚くする選択。逆にコスタリカはマルティネスが怪我を負い、ドラモンドにスイッチというメンバー交代。まあゲームは決まったかなぁと見ていたのですが、思っても見ない事が起きる。

中盤でドイツのポゼッションを引っかけると、センテノへ。ゴメスと細かいパスを交換し、そのボールをもう一度受けてマークの外れたセンテノは溜めて柔らかいスルーパスを相手の裏へ落とす。そしてここに反応したのがワンチョペ、ラームの危機察知が裏目に出る形で又もオンサイドの状態で飛び出し、又もしっかり1vs1を決めて2点目。ざるざるざる、ラインに頼りすぎるドイツの脆弱なディフェンスの穴を突かれた。

これで又緊張感が走り、ゲームが締まったが、問答無用のスーパーシュートでドイツは救われた。左サイドからのFKは軽く流されると、フリングスが右足一閃!アウトに掛かったシュートは素晴らしいコース、素晴らしい勢いでゴールに突き刺さった。この後はしっかりとゲームを締め、4-2。守備の不安要素こそ露呈したモノの、コスタリカ守備陣を攻略したドイツが開幕戦をモノにした。

とにかくラームのスーペルシュートからはじまって、フリングスのスーペルシュートと、とても華々しい開幕戦でしたね。どちらも守備は目も当てられない状態とも言えるけど、スーパーゴールの連発は今回のワールドカップに対しての期待が高まる様な雰囲気を作ってくれたのではないでしょうか。

しかし、ドイツはどうなんだろう?引いた相手に対して、攻撃陣に関しては4点獲った事は十分評価できるのではないでしょうか。エースクローゼの2発はドイツに光が当たるモノだと思うし、そしてフリングスとラームのスーパーシュートとコンディションの良さを感じさせるモノ。パスもそれなりに流れ(まあコスタリカの守備がねぇ)、サイドの実効性の高さも手応え充分かな。ただ、守備、ねぇ。ラインコントロールに頼りすぎて、それを突かれと、お粗末過ぎた。これは本当にどうにかしないと、先は不安でしかない。まあこの勝ちでグループリーグ突破にはある程度見通しがついたけど、なかなか修正されない不安要素を消せるのかどうかが、この先のトーナメントに掛かってくるのかも知れませんね。

コスタリカは、ドイツ対策こそ出来ていたけど、その徹底度と具現化という部分では残念ながらドイツに対抗できるだけの質を兼ね備えていなかったかな。低い位置で相手の攻撃を受け止めたいのに、簡単に引きつけられては崩されて……では身体能力もないので、受けきれない。21本というシュート数はちょっと問題外かな。で、解説の中でリズムの話が出ていたけど、ゆったりとしたリズムはドイツ相手に悪い方に嵌っちゃったかな。ワンチョペのコンディションの良さは非常にポジティブだけど、ワンチョペだけでは少々苦しいと感じました。

というでとにかく開幕が非常に華々しい形で終わったのは良かった。これからの大会が非常に楽しみですね。ではとりあえずここまで。

くっつけて結果

FIFA WORLDCUP Germany2006 Day2

Group A
Poland 0-2 Ecuador @ Gelsenkirchen
ECU:24'C.Tenorio 80'A.Delgado

FIFA MatchReport

高地頼りとか言ってすいませんでした_| ̄|○

*コメント、トラバの規制を外しました。ある程度コメント及びトラックバックスパムが落ち着いたので、又普段通りすぐ反映されると思います。どんどん書いたり送ってくれたりしたら嬉しいなと、お待ちしております。

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