« 昇華されないプロセス@KIRIN Cup vs スコットランド | Main | 選ばれし23人 -ワールドカップ日本代表メンバー発表- »

May 14, 2006

抜け出したドロ沼@Yamazaki NABISCO Cup GroupLeague Fマリノス vs レッズ

行きたかったなぁ、見たかったなぁ、小宮山君。でも、これで粉掛けたって事で確保できたのかな?入ってくれると良いねぇ。全然どんな選手か分からないけど。今日はテレビっこです。

2006 J.League Yamazaki NABISCO Cup GroupA Day4

Fマリノス 1-2 レッズ @ 日産スタジアム「抜け出したドロ沼」
F.Marinos:6'那須大亮 Reds:13'永井雄一郎 58'ワシントン

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF栗原勇蔵"呪いは続くよ"、松田直樹、那須大亮(→86'小宮山尊信)、MF河合竜二、マグロン(→81'ハーフナー・マイク)、田中隼磨、平野孝(→71'吉田孝行)、狩野健太、FW清水範久、大島秀夫

レッズスタメン:GK山岸範宏、DF堀之内聖、田中マルクス闘莉王、内舘秀樹、MF鈴木啓太、酒井友之、山田暢久、平川忠亮(→84'細貝萌)、ロブソン・ポンテ"大丈夫?"(→33'岡野雅行)、FW永井雄一郎(→74'黒部光昭)、ワシントン"天敵"

共にナビスコでは3連勝、ほぼ予選突破は決めているモノの首位を争う直接対決。どちらも代表選手は不在だが、そんなにメンバーを落としている感もなく、この辺はさすがビッグクラブと言うところか。Fマリノスの方は栗原と平野がスタメンに名を連ね、レッズの方は内舘、酒井、永井がスタメン。

前半
どちらも、慎重な立ち上がり。しかし開始早々スコアが動く。左サイドからのCKを得ると、狩野のインスイングのボールは鋭くファーへ、鈴木啓太のマークの遅れを突いた那須が高い打点の直立不動ヘッドで押し込み、先制点。レッズとしては、一発目でマークがあやふやだったかな?前回の対戦を思えば先制点を獲れたのは限りなく大きい。

しかし、この失点で火の付いたレッズの攻撃がFマリノスを襲う。Fマリノスも攻撃には出る姿勢は保っていたモノの勢いに飲まれ、特にアウトサイドが低い位置に押し込まれる。そんな中で、ロングスローから始まった流れでクリアボールに反応した平川が左サイドからダイレクトでクロス、低いボールは中に入ってきた選手とのタイミングがズレて後ろを通る形になり、FマリノスDF陣としては逆を付かれた形で待ち受けていた永井がフリー、あっさりとダイレクトで押し込まれ同点とされてしまう。

その後は一進一退。Fマリノスも一時の不調を抜けたか、中盤ではある程度ボールが回り、ポゼッションしながら攻め、レッズはそれを凌ぎながら空いているスペースをランニングを絡めて使い、シンプルに攻めきろうとする。一気にアタッキングサードまで入り、きわどいシーンまで持って行けるレッズに対して、Fマリノスはアタッキングサードに入るまで、そしてその先のアイデア不足で苦労している感があり、そういう意味ではレッズペースといえたのかも知れない。

そんな中で那須と競り合った際に受け身を獲れずに落ちてしまったポンテが肩だか、鎖骨だかを痛めて、途中交代を余儀なくされる。岡野が入り右サイドへ、山田がセンターに入った。この影響もあってか、この後はFマリノスにリズムが来る。動き出しに置いてコンビネーションが見え始め(ヤヒーがわかりやすく説明してくれていた。一つの動きだしに連動する形で違う動きを絡めて、スペースメイク&ユーズという感じかな。引いたら出るとか、絞ったら回るとか)、それをうまく繋げて使っていくことで攻めあぐねていた部分は改善。しかし、最後の所ではレッズの厳しいディフェンスもあって、決定機までは繋がらず(ロスタイムのジローは……)結局前半は1-1で折り返す。

後半
終盤の良いリズムを持続する形で、Fマリノスがポゼッションから崩しに掛かり、レッズはそこを水際で凌いでカウンターという展開。ここまではラストの崩しの所でレッズのディフェンス陣に封じられていたFマリノスの攻撃ですが、最前線で外に流れたりすることで穴を空け、そこをうまく使うことでシュートに繋げる。大島→ジロー→大島という形でファーストシュート(良いコンビでペナ中央に穴を空けそこをうまく使えた)、その後もマグロンや隼磨が豪快に狙ったり、セカンドボールを支配し、セットプレーからのチャンスも続いたが、ゴールを奪うまでは至らず。

チャンスを生かし切れない中で、レッズのクオリティが又牙をむく。右サイドで平野、那須が対応しに行っていたモノの永井の縦のスピードに屈する形で突破を許しクロスを上げられ、マツも外に出ていたため勇蔵vsワシントンという因縁の対決に。ただ、勇蔵の方が内側にはいたモノのクロスをクリアすることも、又後ろから走り込むワシントンを捕まえることも出来ず、そのクロスを見送る形でやすやすとワシントンにインサイドで押し込まれてしまい、逆転弾。ありゃま。崩すために人数も多く掛ける中で、カウンターという形が目立っていたけど、この攻撃に関しては守れるだけの人数は揃えていただけにもったいなかったかな。決めるワシントン、一人で突破できる永井が凄いということもあるんだけど。

このゴールでアドバンテージを持ったレッズは必勝パターンへ、まずは守備をしっかり、で、少ない人数でカウンター、止められたらポゼッション、という形が意識統一され、やることが整理される。又、リードということもあって精神的な余裕も生まれたか守備も安定する。そんな中で崩していくことを求められるFマリノスはこれまでと同じように中盤で作り、アタッキングサードではポストを絡めたダイレクトプレーで崩しに掛かるが、突破口が生まれない。一度もの凄いチャンスもあったが、生かし切れなかったことは痛かったかな(セカンドボールを拾った狩野から数的優位なカウンターを作った。狩野がセカンドを拾いうまく浮き球をコントロールして相手をかわすと数的優位な状態に。タイミングをずらすようなモーションからのノールックパスで大島が完全フリーな形を演出したが、オーシは打ち切れず、折り返されたボールに詰めたマツはいいシュートを飛ばせず正面。狩野のファンタスティックなプレーは良かったんだけどな~)

どちらも序盤から運動量が多かったこともあり、疲労度を見ながら交代策を取る。Fマリノスは平野に代え吉田、レッズは永井に代え黒部がピッチに入るが展開は動かず、岡ちゃんは残り10分と言うところでマグロンに代えマイクを投入。マイクタイムに突入。しかし逆に右→左→右と振られて岡野に近距離で決定機を強いられるなど、攻めダルマになりきれない。しかし、那須のクロスからマイクがファーに注目を集める形でニアで吉田が合わせたり、マイクの高さが活きる形でGKと競り合いこぼれを狩野がシュートと、ようやくマイクタイムらしい展開が生まれる。このタイミングで、強化指定の小宮山君が那須に代わって入り、初出場おめ。ワシントンと1vs1で対峙したりと良い経験(しかも止めたし)結局スコアは動かず、1-2。レッズは4連勝でほぼグループリーグ突破を決め、Fマリノスは又もレッズに連勝を止められる形となった。

まあ負けちゃった訳ですが、最悪な状況は完全に抜けたかな、そういう意味ではポジティブなゲームでした。レッズが積極的にプレッシャーを掛けに来ないということはあったにしても、中盤で良くボールを繋げたし、その先の目的意識というのも少なからず見えた。もちろん量対効果という部分では不満も残り、詰まる部分もあるのだけど、正直口が貧しくなっているのかちょっと満足している自分がいてびっくりです(スタに行ってたら又違うんだろうけど)

勝てるゲームというか、レッズの必勝パターン(先制→引き出してカウンター→殲滅)という形を崩しただけに何とか勝ちたかったところだけど、まあそこはやはり力の差かな。レッズの方は実際、数は少なくてもゴールに繋がるプレーが出来るクオリティを兼ね備えていたけれど、Fマリノスはチャンスは多くてもクオリティを付随するモノは少なく決定機と呼べるシーンはそう多くはなかった。そういう意味で技術的なクオリティ、意識的なクオリティなど、攻撃に関わるクオリティを高めて、よりゴールを決めれる可能性を高めていきたいですな。素直でしょ?

で、狩野、マイク、小宮山君とナビスコらしく若い選手がプレーしていた訳ですが、彼らが出場機会を得れてるのは良いことだなぁと。まあマイク(J最強の高さを持つ闘莉王に勝てると言うことはマイク最強!ってことだ)と小宮山君に関してはプレータイムが少なかったから何とも言えないけど、狩野に関しては結構良かったように思える。今のFマリノスに置いてオン・ザ・ボールでは一番期待できる選手だし、面白いプレーなども見せていた。何よりもここ数試合に比べてボールに絡む数が多く、その絡む場所というのでも良い場所になっていたのが印象的。湯浅たんにどのように評価されるかは分からないけど、今日は良かったんじゃないかな?ボールを引き出す動き、連動してスペースに抜ける動きなど、意識レベルの向上が見られた。彼は良くなってるよ。ノールック惜しかった。

まあ「又怪我人か!」「又靱帯か!」と思うところもありますが、とにかくチーム状態が戻ってきたこと、それをポジティブに捉えてこの先も積み上げていって欲しいですな。ということでここまで。

*あーやっぱり行きたかったな~。せきばっかりして、全然体動かないけど。

*マルケスが左ひざ側副靱帯負傷ってまじですか?岡ちゃんが手術が必要かも?とか言ってるらしい。これだったら3ヶ月ぐらい離脱って事になっちゃう訳?_| ̄|○。今日付のスポニチより。(webは見つからなかった)

*3.25のことがあるから、スタジアムの雰囲気はどんなのだったんだろ?結構険悪だったのかな。それとも気合いが入っていたのかな?サポーター感情はこの一戦に向けて高まっていたみたいだったし。

*でもピッチ内ではある程度笑顔も見えたりしてフレンドリーな感じがあった気がする。テレビならでは。

*社長久々。でも言いたいことある、年チケの値段上げたときの約束は忘れちゃったのかな?これで良いと思ったら大間違いだし、楽観的な感じも大間違い。しっかりしる。マルケスが長期離脱なら新しいの取ってこいや。アレックス連れてこいや。

*で、最後に宣伝!というか耳寄りなお知らせ!このブログのサイドバーにも張ってあるけど「F.Marinos blog Headline」をやってくれているnariさんが又一つ凄いことをやらかしている模様。

「Fマリノス チャント!サポソン公開サイトできました(narilog)

こちらで紹介されてるのを読めば分かると思うんですが、スタジアムでサポーターが歌うコールをmp3で聞けるようになってます。で、ダウンロードして自分のパソコンやmp3プレーヤー(ipodとかね)で聞けちゃったりもするらしいっす。選手の絵はhamatoraとかで見たことあるし。すげーよ、すげーよ。とにかく百聞は一見にしかず、行ってみるといいんじゃないかな?↓

Fマリノスチャント

で、nariさん。ジローのはまだー?楽しみにしてますよ。

|

« 昇華されないプロセス@KIRIN Cup vs スコットランド | Main | 選ばれし23人 -ワールドカップ日本代表メンバー発表- »

Comments

いたさん こんにちは。

勝敗は別にすれば(一番大事ですが・・・)内容的にはある程度満足のいく試合だったと感じました。"選手は良く頑張った"という試合でした。勝敗は現時点でのリーグの順位を如実に表しているように思います、勝負弱いというのは確かにそのとおりですが、あれで現時点でのマリの限界だったと思います。水曜日の福岡戦で同じサッカーができれば勝てるのではないでしょうか、代表がいないとはいえ今のマリに浦和は荷が重いです。ガンバ、千葉、浦和と相手が強いところのときはいい試合をするのでリーグ下位にいる福岡相手にもきっちりいい試合をして、結果を出してほしいです。あと、選手以外も良く頑張ってほしい。フロントとかも。

試合では松田が異次元でした、最後のアピール!試合中、代表に呼んでほしいと何度思ったことか・・・・。

スタジアムの雰囲気的には私の見た範囲では険悪な感じはなかったです。最近いつも選手入場時の音楽の音量がアウェー側だけ大きいと思うのですが、いつもにもましてかなり大きかったのは良かったです(笑)。あとSBをはさんだ向こう側の2階のホーム自由席はマリサポで埋め尽くされていました、緩衝帯もコーナーに広く取ってあり、通路の通行もかなりチェックしていたようです。

というわけで、徐々にカイゼンが見られるように感じます。水曜日さらに自信を深めたいと期待してます。

では。

Posted by: ヨコ | May 15, 2006 at 12:48 PM

ヨコさん、こんにちわ。久保ショックで遅れました、すいません。

そうですね、中身は良かったけど、勝ちの波を掴めるまでにはなっていなかったのかなぁという感じでしたね。逆説的にレッズは勝ち慣れているというか、勝つために必要な要素は抑えていたと思いますし。正直僕も今のマリではレッズに勝つのは難しいかなぁと思っています。まともな状態でも勝てるかどうか分からないですからね。

確かにムラッ気がありますよね。マツのチームですから、じゃ理由にならないかも知れませんが、気乗りという部分があるのかも。だから、強いチームには負けん気発揮で頑張るけど、それほどでもないチームにはぽこっと負ける……って事なのかも知れませんね。

マツは良かったですね。アピールは届きませんでしたが、安定した守備と確かな戦術眼はとても良かったと思います。マツだけは中断期間が残念ですね、コンディションも上がっていたのに。マツループに入らなきゃ良いんですが。

>スタジアムの雰囲気

なるほど、そんなに変わりはなかったんですか。画像でアウェー側にマリっぽい人が沢山いるなぁと感じましたが、何か恣意的なモノでもあったのかも知れませんね。まあ分かりませんが。まあいろいろありましたからね。

水曜日って明日か……、何とか勝ち点12に伸ばして早めに決めちゃって欲しいですね、グループリーグ突破。ではでは。

Posted by: いた | May 16, 2006 at 06:03 PM

Fマリノスチャントのご紹介ありがとうございました!!!
# 御礼遅れました。。。

>ジロー

(苦笑
ご用意出来次第、アップしますのでお待ちを!

Posted by: nari | May 23, 2006 at 12:43 AM

nariさん、いつもお世話になっています。いつもお世話になっているので、大した力ではないですが(しかも遅いし)ご協力できたらなと思いまして。てゆうか、素敵すぎですから。

ジロー楽しみにしてまーす。ではでは。

Posted by: いた | May 24, 2006 at 06:06 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/77106/10065189

Listed below are links to weblogs that reference 抜け出したドロ沼@Yamazaki NABISCO Cup GroupLeague Fマリノス vs レッズ:

» ナビスコ 浦和戦(日産スタジアム) [トリコロールの星図~マリノス航海記~]
リーグ戦では、4連勝の後の浦和戦敗戦から調子を落とした。 また、ナビスコという意味でも今日勝って準決勝進出を決めておき たかった。 そういう意味でスゴク勝ちたい試合だったが、負けてしまった。。 内容からしても、せめて引き分けにはしたい試合。 岡田さんも、「あれだけチャンスがあったのに決めれず、崩されて いないのに2失点、勝負弱くなっ... [Read More]

Tracked on May 15, 2006 at 12:16 AM

« 昇華されないプロセス@KIRIN Cup vs スコットランド | Main | 選ばれし23人 -ワールドカップ日本代表メンバー発表- »