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April 22, 2006

冴え渡る世界一の腕@J1 第8節 アントラーズ vs エスパルス+まとめ

あーあ、又金曜日なのに前節のこと・・・。まあいいやね、締まらないからね。

2006 J.League Division1 第8節

アントラーズ 3-1 エスパ @ カシマスタジアム「冴え渡る世界一の腕」
Antlers:41'田代有三 68'新井場徹 89'深井正樹 S-Pulse:19'マルキーニョス

Super Soccer

アントラーズスタメン:GK小澤英明、DF内田篤人、大岩剛、岩政大樹、新井場徹、MF青木剛(→37'田代有三)、増田誓志(62'黄×2=赤)、小笠原満男、本山雅志、野沢拓也(→64'フェルナンド)、FWアレックス・ミネイロ(→87'深井正樹)

エスパスタメン:GK西部洋平、DF森岡隆三、斉藤俊秀、高木和道、山西崇裕(→75'岡崎慎司)、MF枝村匠馬(→70'山本真希)、伊東輝悦(→77'杉山浩太)、兵働昭弘、藤本淳吾、FWマルキーニョス、チョ・ジェジン

序盤から積極的なプレー姿勢で主体的なサッカーを展開する両チーム。安定、そして効果的なポゼッションから互いの色を出し合う中で、最後の部分で守備が踏ん張ると言う展開。

その中で、先手を取ったのはエスパ。鹿島にミスが出て少し流れを引き寄せたタイミング、カウンターからマルキがドリブルで中盤を切り崩し、そのまま距離があるところからミドルシュート。低く抑えられたシュートは抜群のコースに飛び、小澤凌げず先制点。うーん、マルキ。

この先制点の後も、展開としては両チームのハイレベルな中盤が主体性を持って攻め合うが、先制点もあり流れとしてはエスパの方にあったかな?その様な感じで時間が経過、そんな中で前半終了間際にアウトゥオリが動く。サイドである程度攻撃が作れていた事を見越してか、ボランチ青木を削って長身のFW田代を投入。早い動き。そして実っちゃう。

左で攻撃を作ると、新井場がファーにクロス。それに合わせたのが、その交代で入った田代。山西の死角から出て、ボールの入ってきた瞬間にすっと頭を入れて先にボールに触って、ゴールに押し込んだ。神采配。前半は1-1。

後半に入ってもどちらも攻め合い、チャンスを作るアグレッシブな展開は続くが、次のゴールがなかなか生まれない。そんな中で、62分に増田が左エンドライン際で兵働に対して蟹挟みタックルでなぎ倒してしまい2枚目のイエローを受けて退場となる。数的不利を負った鹿島は、すぐさま野沢に変えてフェルナンドを投入し、バランスを崩さずに前への脅威を保つような狙いを定める。数的優位であるエスパが攻めるシーンは多かったモノの、采配の妙、それに対応する選手達のバランス感覚が非常に良かったことで、数的不利を感じさせず。

そして、数的不利の鹿島が追加点をあげてしまう。左サイドの新井場が持ち上がって田代へ、キープからクロスを上げると高木和道が目測誤りクリアミス、これが大外に入ってきていた本山の所へこぼれる。本山はこれをダイレクトで折り返し、最後は流れのままセンターに入ってきていた新井場が押し込んだ。ミスが絡んだモノの、新井場のゴール前まで入ってくる積極性はもしかしたら数的不利が読んだモノだったのかなぁと思ったり。

結局エスパも反撃に出たモノの雑な攻めに終始し、鹿島のラインに脅威を与えきれず。逆にカウンターからまたもや途中交代の深井に抜け出されて失点。最終的なスコアは3-1。冴えまくった采配の前に好調エスパが屈した結果となりました。鹿島はこれでホーム150勝、J最速。

両チームが高いところでせめぎ合っていて、非常に面白いゲームだったわけですが、その中で差となったのが監督の采配と言うことになるのかなと。危うくなりそうな所を鋭く察知し、迷いなく選手を送り出して危機を避けるどころかその選手達が次々に良い働きをすると言うアウトゥオリの神懸かり的な采配は見事としか言いようがないですな。

しかし、采配だけが素晴らしかったわけでなく、アウトゥオリ監督が褒めた通り交代で入った3選手が状況をしっかりと捉えてゲームの流れに乗ったことも素晴らしかった。アウトゥオリがいくら早い危機察知と決断が出来ても、選手達がゲームの流れに乗れなかったら活きてこないし、すぐに効果を現せなかったら素早い判断もあまり意味を成さない。そういう意味で彼らが色々な側面で期待に応えたという事は、監督が賞賛するに値するということなんでしょう。特にフェルナンドは難しい状況の中で(彼自身のコンディション的にも、ゲームの展開的にも)とても柔軟な状況判断でつぼを押さえたプレーをしていたのが印象的。

エスパの方は、悪くはなかった。というか前半は非常に良かったと思うけど、決定機を逃して、アドバンテージを広げる、突き放すということが出来なかったのは痛かったかなと。まあ出てきそうなネガティブなポイントを次々と埋められ、逆にポジティブな効果を生み出されてしまって、選手達も対応しきれなかったと言うのがあるから、エスパが悪いと言うより鹿島が良かったとしか言いようがない部分もあるけどね。

どちらも位置づけとしては、トップグループ(レッズ、ガンバ)を追う立場だと思うのだけど、チームとしての質という部分に置いてはこのゲームを見ても、決して劣っていないと思う。結局レポートは出来なかったんだけど、ガンバ-鹿島の中盤のせめぎ合いを見ても、チームとして差があるようには見受けられなかったし、それはエスパにしても一緒だと思う。後はいかに(特に勝負を決める)個の差を埋める術を持つかと言うことなのかなぁと。で、今週エスパがレッズを迎え撃つわけで、ここまで見せている組織的なクオリティの高さがレッズをどこまで苦しめるのか、というのはとても楽しみですな。

ではその他の試合。
レッズ 3-0 パープルサンガ@埼玉「締め直された兜の緒」
Reds:55'長谷部誠 72'&84'ワシントン

セレッソ 0-0 アビスパ@長居「断ち切れない負の流れ」

トリニータ 3-2 ヴァンフォーレ@九石ド「松橋覚醒」
Trinita:37'&82'松橋章太 58'pオズマール Ventforet:46'倉貫一毅 86'宇留野純

FC東京 2-3 ジェフ@味スタ「アピール、アピール」
FCTOKYO:61'pルーカス 69'赤嶺真吾 JefUnited:9'&31'巻誠一郎 55'クルプニコビッチ

アルビ 2-1 グラ@ビッグスワン「修正の跡」
Albirex:27'鈴木慎吾 83'海本慶治 Grampus:60'本田圭佑

ふろん太 3-1 アルディージャ@等々力「オレンジハンター」
Frontale:62'箕輪義信 66'ジュニーニョ 78'原田拓 Ardija:78'藤本主税

ジュビロ 3-0 サンフレ@ヤマハ「出された答え」
Jubilo:1'鈴木秀人 19'&89'太田吉彰

Fマリノス 3-4 ガンバ@日産「現状に置ける力の差」
F.Marinos:26'大島秀夫 40'松田直樹 74'狩野健太 Gamba:16'&44'マグノ・アウベス 71'二川孝広 82'前田雅文

しかしレッズは負けねぇな。スタジアムに行く前に前半だけ見て、「ん?」って感じだったけど、締め直して一気に3発だもんなぁ。アレックスはキレてるし、長谷部も良い、ワシントンは決める。本来主役級のシンジ(時間掛かりそうみたいね)やポンテが余り力を発揮しなくてもこれじゃあねぇ。失点も少ないし。困った困った。

で、ジュビロ-サンフレのレポートで小野監督の辞任はやったけど、同じタイミングでセレッソの小林監督も解任に関してはやってなかったので、ここで。いつでもどこでもこういう監督人事の判断というのは難しいもので、絶対的な答えはないのだけど(基本的にその跡の監督の善し悪し的な結果論で語られるモノだし)、小林監督に関してはちょっとかわいそうだったかなぁと。

低迷した理由としてはファビーニョと久藤の穴を埋めきれず、序盤にライバルに簡単に回復できないような大ダメージを喰らった事というのが上げられると思うのだけど、これに関しては小林監督にはどうしようもないことだったのかなと。もちろん穴を埋めるためにピンゴや山卓、河村を獲ってきたけど、すぐに彼らがその穴を埋めれるかと言ったら否。選手の特性や能力面云々の前に、セレッソというチームは選手間の信頼レベルがチームの機能性に大きく関わってくる訳で、その信頼レベルは一朝一夕には出来ない。シーズン戦っていって成功例を積み重ねることでそのレベルが上がる。そういう意味でフロントは、シーズン開始当初の苦戦は織り込んで置くべきだったのじゃないかなと。

そんな中で結果は出ていないけど、守備に置いては修正されてきたし、このチームには戻るべき所がある事を考えたら、少しずつだけど上向く可能性もあったんじゃないかなぁと。なので、もう少し待っても良かったのかなぁと。まあ、8節終えて結果が出てない、これ以上は待てない、手遅れになる前に・・・という決断はわからないではないけどね。

まあどちらにしても監督を切るのは非常に簡単なこと。その後が大事になるわけで安易な判断は地獄を招く。後任の塚田氏は「立て直し」には実績があるだけにある程度は信頼が置けるのかもしれないけど、この判断はセレッソフロントの先見性を問うモノかも知れない。

うーん、ちょっとスランプ気味かも。タイピングが進まないよ。まあいいか、少しずつリハビリしますよ。と言うことで今日はここまで。UCLは空いたときにやります(って来週だから早くやらなきゃ)

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