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April 08, 2006

Shunsuke Nakamura, Humiliation, a successive victory, a champion! Let's go to ChampionsLeague!

どんなリーグであれ、やっぱり優勝というのは凄いこと。それをやってのけたセルティック、そして俊輔!おめでとう!良かったねぇ。これでチャンピオンズリーグに行けるよ、今度こそ。と言うことで超久々だけど。

Scotland Premier League Day32
Celtic 1-0 Hearts @ Celtic Park
Celtic:5'J.Hartson

セルティックスタメン:GKボルツ、DFテルファー、バルデ、マクマナス、ウィルソン、MFレノン、スティリアン・ペトロフ、中村俊輔(→58'ピアソン)、マロニー(→82'マクギーティ)、FWハートソン(→70'ダブリン)、ズラフスキ

ハーツスタメン:GKゴードン、DFニールソン、ウェブスター、ベッラ、フィッサス、MFブレリエ(→85'エリオット)、ハートリー、チェスナウスカス、FWヤンカウスカス(→54'ポスピシル)、ベドナル、ミコリウナス(→62'スカチェル)

首位セルティックと2位ハーツの直接対決。セルティックはこのゲームに勝てば優勝が決まる(リーグ史上最速)ハーツの方はこの順位を逆転云々というのではなく、来期のUCL予備選出場権確保に向けてレンジャーズとの差はわずか3。首位セルティック相手、しかもアウェーとはいえ、勝ち点は落とせない。まあそういうこともあって、本気度たっぷりの非常にリアリスティックなゲームとなりました。ということでセルティックのゲームではいつもこうしてたけど、雑感形式で。

・俊輔はいつも通り右サイドでスタメン、しかしこの日のセルティックパークはいつも以上に凄い音量。

・いきなりキター!軍曹!軍曹!ボルツのロングボールからの展開、軍曹が競って後ろに流れ、大きく弾んだところにズラが入ってもう一度走り込んできた軍曹に落とす。これを軍曹見事なミドルシュート!タイミングが獲りにくいバウンドにGKはわずかに届かずこれが決まって先制!最高の出だし!

・ただ、このゴールで全体的にリスク回避の思考が強まり、ハーツの攻勢に四苦八苦。勢いが落ちたとはいえリーグトップクラスの実力を備えているハーツの圧力に押されて繋ぐことを放棄し、ロングボール中心の攻めが中心になる。

・まあその効果か、チーム全体の守備意識は非常に高く、俊輔も対面のサイドバック、フィッサスを見ながらも挟み込みに参加して守備貢献。

・相変わらず軍曹頼みの長いボールが多くなるが、軍曹の強さとズラの機動力で何とか攻撃を繋ぎ、そこから切り替え速くサイドが絡む形で何とか攻撃を形どる。テルファーが俊輔を見ない。焦りすぎ。

・しかし、ゲームの展開がそうさせるのか、それとも周辺事情がそうさせるのか、スコティッシュプレミアクオリティ全開。Jならカードが10枚ぐらい出ていてもおかしくないようなダーティタックルとハードコンタクトの連発。俊輔はその中で冷静に早めにボールをはたいてそういうタックルを避けてるね、良いよー。

・俊輔が活きるような展開は少ない。マークも厳しく、サイドに張り付くだけでなく中に入ったりと動いてボールに絡もうとはしているモノの頭上を通過する。見せ所だった右サイドからのクロスはうまくディフェンスの隙間を突いたズラにぴったりだったモノの直前でクリア、FKはイマイチ。

・ハーツは繋ぐことは重視しているモノの、ヤンカウスカスは完全に空中戦でバルデとマクマナスに封殺されて、最後の部分で足りない。結局前半は1-0。

・後半も相変わらずの展開、レノンは後ろ戻しすぎ。そのバックパスの粗さを突かれてピンチになるシーンもあったりと、チーム自体がハーツのプレッシャー、ゲームのプレッシャーに苛まれる。俊輔は相変わらずボールタッチシーンは少なく、一度センターに入って軍曹の落としから素敵なスルーを見せたぐらい(結局オフサイド、絶妙のタイミングとタッチだったけどね)結局後半10分過ぎに交代。ピアソン投入、ペトロフが高めの位置に。

・時折マロニーちゃんが前に出る程度で、より守備姿勢が強まるセルティック。それに対してハーツも交代選手でスカチェルなどを投入して攻勢を強めるが、集中力、意識の高いセルティック守備陣を崩せず。はね返しまくりバルデ。

・軍曹交代時のスタンディングオベーションは素敵だった。今日のスコアラーだからね。結局サポに支えられる形で最後までハーツの猛攻を凌ぎきり、1-0。セルティックが2年ぶりの40回目のリーグ制覇(リーグ史上最速、2位ハーツに勝ち点20の差を付けた)、先日のCISカップと合わせて2冠、そして俊輔にとって初めてのリーグタイトルを勝ち取った。

いやー、凄かった。セルティックパーク。ラーション凱旋時の時の雰囲気も凄かったし、CISカップの終わった後の歌の音量も凄かったけど、リーグタイトルの掛かったゲームは違うね。負けず劣らずの最高の雰囲気。サッカー選手としてそういうセレブレーションを受けたと言うことは素晴らしい体験だと思うし、そんなサポに愛されたと言うことは俊輔にとってとても幸せなことなんじゃないかなと。

しかし、出だしを考えると、こんな形で優勝出来るようなチームに良くなったなぁと思っちゃうよ。UCL予備戦ではアルトメディアという聞いた事ないクラブにアウェーで反撃不可能なほどの大敗を喫して結局UCL出場権を逃しちゃったり、開幕でも守備が恐ろしいほどカオスな状態だった訳だからねぇ。でも俊輔の加入から流れが変わって、その後少しずつストラカンの考えるパスサッカーを具現化して、これだけの勝ち点を繋げてきた。確かにどうしようもない内容なんだけど勝てちゃう試合というのもあったけど、シーズン通じて相当良くなっていったのも確か(守備は最後まで・・・。いや、今日は最後まで我慢できたもんね)美しいダイレクトパスとか、ペトロフの飛び出しを助長するような形を作ったりと、主体的な攻撃が出来るようになってると思う。それだけのこのチームはシーズン戦いながら強くなっていったのかなぁと思う。

で、俊輔。初めてのスコティッシュプレミアという舞台で良くやった方なのかなと。結果としての4ゴール9アシスト(まだリーグ途中だけどね)はもうちょっと出来たかなぁとも思うけど、充分チームの武器として実力を発揮したと思う。だからこそ、スタメンの座をもぎ取ったと思うし、監督、チームメイト、そしてサポーターの信頼を得れたのかなと。左足、テクニックはこのリーグでは最高峰、改めて「中村俊輔」の価値というのを証明してくれたかなと。

目に見えない部分としては、まず初めての国、初めてのサッカースタイルの中での順応。自分の良さを押し出してまず相手に認めさせて、自分でリーグに順応する時間を自ら作った感じで、強気だったけどとても良かったかな。まあセルティック自体がチーム改革の途中で俊輔自体も合流して時間もなかったからそうするしかなかった、とも言えるけど、自分で道を切り開いたと言う感じでとても良かったかなと。

もう一つ、チームのタスクをやりながらも自分の良さを出すという事が出来るようになったかなと。セルティック自体そんなにバランスの良いチームじゃないからゲームの中で守勢に回る事もあったけど、そういう時には傍観せず、チームのタスクをになう一人としてしっかりと守備貢献をして、それをこなしながらも卓越した技術でリズムを変え、違う流れを生み出し、直接ゴールに繋がるプレーという"中村俊輔"の仕事をした。まあモダンフットボールとは少し違う土壌でモダンフットボールの中で活きていく資質を磨けたというのはとても良かったかなぁと。まあイタリアで磨いてきたモノがここで発揮されたと言った方が良いのかも知れないけどね。

それにしても

「(残り試合も)最後まで気を抜かず、何か課題が見つかるようにやっていきたい。」

らしいというかなんというか・・・。正直少し休んで蓄積疲労を抜いて、万全の状態でWCに行ってほしいと思っちゃった僕、少し恥ずかしくなったよ。でも俊輔を駆り立てるのはタイトルとか、栄光じゃなくて、「サッカーうまくなる」だもんね。これからも色々と進化していくための種を探して冒険は続くってことかな。

とにかくセルティック、そして俊輔、おめでとう!

Link!Link!Link!

セルティックが40度目の優勝(uefa.com)
俊輔2冠、外国人から救世主へ(報知)
俊輔2冠、来期は年俸倍増だ(スポニチ)
俊輔、初のリーグ優勝/スコットランド(ニッカン)
俊輔スペイン移籍か、2冠置き土産?(ニッカン)
セルティックV!俊輔悲願のCL切符(デイリー)
俊輔悲願のリーグ制覇で2冠・・・プロ10年目初めての歓喜(サンスポ)
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大観衆と喜び分かち合う 中村、初のリーグ制覇(スポナビ)

まあ色々とニュースが出始めてるけど、それは又落ち着いてからかな。軍曹にも出てるみたいだし・・・。まあしょうがない事か。と言う事で今日はここまで。
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*明日は大宮戦、何とかこの流れを切りたい、相性もあるけど勝ちたいね。大悟と桜井は怖いけど、FC東京戦の反省を活かせれば・・・・。吉田頑張れ、うまく動いて攻撃を流動化させてね。

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