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March 22, 2006

まさに、良い流れ@J1 第4節 トリニータ vs Fマリノス

厳しい中2日の日程の中で、遠距離大分遠征。そんな中でしっかりと勝ち点3。うん、素晴らしい。内容も前半はかなり良かったし、スタメン変更もスムーズ。正直前節ガンバ戦のトリニータを見ていてもっと難しいゲームになると思ってたので(もちろん簡単な相手じゃなかったし、苦労したけど、僕の予測的にはもっと苦労するかなぁと思ってた。最近勘が当たらない、てゆうか前から勘は当たってないんだけど)、しっかり勝ってくれたのはうれしかった。まあ簡単にだけど早速。

2006 J.League Division1 第4節

トリニータ 1-2 Fマリノス @ 九州石油ドーム"九石ド"「まさに、良い流れ」
Trinita:78'柴小屋雄一 F.Marinos:3'栗原勇蔵 30'清水範久

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本達也、DF松田直樹、栗原勇蔵、中澤佑二、MF上野良治"冴える戦術眼、MOM"、マグロン、吉田孝行(→75'田中隼磨)、ドゥトラ、清水範久"らしくてらしくない"、FW大島秀夫"祝・今季初スタメン"(→70'久保竜彦)、マルケス(→89'坂田大輔)

トリニータスタメン:GK西川周作、DF柴小屋雄一、深谷友基、福元洋平、MFエジミウソン、トゥーリオ、梅田高志(→78'増田忠俊)、根本裕一、西山哲平(→59'内村圭宏)、FW高松大樹(→75'松橋章太)、オズマール

今シーズンからネーミングライツで「ビッグアイ」から「九州石油ドーム"九石ド"」と変わったこのビッグアイでのゲーム(駄目じゃん、だからビッグアイって言っちゃ)Fマリノスは中二日という連戦での疲労、抱えている怪我などを考えて、トップ下に清水、トップに大島を据えて望む。トリニータの方は、前節のガンバ戦でマグノ・アウベスのシュートを左手に浴びて骨折し、上本が4週間の離脱のため欠場。又、前節鬼神のごとき水際の粘りを見せていた三木も欠場とDFラインに怪我人続出。その穴に柴小屋、深谷が入った(深谷は間に合ったのね)

ゲームの方は簡単に。開始早々、オズマールに美ビラされたモノの右サイドからのFKを活かして、先制点を奪う(ドゥトラが蹴ったボールはニアに入ったマルケスを狙ったもののこれはトリニータDFに凌がれる。しかし、下がりながらのクリアだったため、しっかりとしたクリアにならずそのままゴール前を通過するような形になり、大外に走り込んだ勇蔵がボレーで叩き込んだ)

この日は先制点を奪っても緩むような雰囲気を微塵も感じさせないFマリノスは、しっかりとトリニータの攻撃パターンを封殺。出所にしっかりとアプローチを掛けながら、トリニータの攻撃のとっかかりとなる2トップへのフィードを狙ってはね返し、そのセカンドボールを支配することでトリニータに思ったような攻撃をさせずにポゼッションを握る。そして、完全なFマリノスペースの中で30分には追加点(マルケスのアーリークロスでオーシが前で潰れると相手が後ろにすらす形でボールが流れ、そこに走り込んでいたのはジロー、角度がないながらダイレクトで狭い方に押し込んで決めた)、理想的な展開で前半を2-0で折り返す。

後半、2点のビハインドを返すべく積極的に出てきたトリニータの裏を突く形で速いアタックを見せ、左サイドから高い精度のクロスから決定機を生み出す。ジロー、オーシと立て続けにシュートに繋がるがこれは決めきれず(吉田も惜しかった)徐々に足が止まり始めて、トリニータにペースが移ると完全に攻勢にさらされることになる。

流れが変わるきっかけとなったのが交代策。西山→内村で流れを変え、攻撃を加速させたのが高松→松橋だったかなぁと。内村はFマリノスのプレッシャーが段々弱まったところに投入されると、柔軟にポジションを変えながらボールに絡み、柔らかいタッチとアイデア溢れるプレーでフィード任せの攻撃のリズムを変化させた。松橋は豊富に動き回りながら攻守を繋ぐ役割をこなしてより攻撃をスムーズにする役割を担って更に攻撃を活性化させた。結局Fマリノスはその攻勢に押しつぶされる形で失点。右サイドからの根本のFKがゴール前の混戦をすり抜けてそのままゴールに吸い込まれた(少し触ってた訳だけど)。このゴールで勝負は切迫。

より攻勢を強めるトリニータに対して、Fマリノスは完全にカウンター。交代で入っていた久保が2度ほど決定機に絡むが決めきれず、勝負を決めきれない。しかし、決めきれなかった中でもタイムアップまでキープしながらやり過ごし、何とかリードを守りきる形で逃げ切り。開幕4連勝はサッカーの苦しい中での勝利だった。

シャムスカのコメントじゃないけど、Fマリノスも前半と後半でだいぶ表情が変わったゲームだったのかなと。もちろん相手のあることでトリニータが持ち直したというのもあるのだけど、Fマリノスとしてはよく言われるおっさん軍団の性なのか運動量が落ちて、フレキシブルなサッカーを維持することが出来なかった。ただ、その裏には前半の出来の良さがあったわけでとても印象に残った。相手の攻め手を完全に押さえ、自分たちのやりたいようにゲームを進め、(まあこれは言い過ぎだけど)2点という大きなアドバンテージを奪う。これで後半に相手が空けたスペースを使ったカウンターでトドメを刺せていれば楽に勝てたのだけど、まあそこまでうまくいかなかった事は逆にチームには良い薬(浮かれちゃうと、手痛いしっぺ返しが待ってるし)チャンスを生かすと言うことは継続的な課題として捉えていかなければなんだけど、ゲームの展開は置いておいて、中2日でのゲームと言うことを考えればこんなモノかなぁと。

で、この試合の注目点は、ここまでずっと同じスタメンで戦ってきた中で始めてターンオーバーでスタメンだったジローとオーシ。まあ岡ちゃんのコメント通りでとても良い仕事をしてくれたのかなと。個人的にはジローは大ちゃんよりもフィットしているという印象すら覚えるほど(あくまで現状のコンディションとかを鑑みた上ではね。それと大ちゃんはバランサーとしても柔軟にプレーしているから一概には言えないんだけど)、広範囲で積極的なランニングでチームを活性化させていたかなと。マルケスがかなり幅広く動くのでどうしても前線が薄くなるのだけど(まあそこに鮪が顔を出してゴールを獲ってたけど)、その空いたスペースに出る事で厚みを加える事が出来る。まあそういう意味での適正として、あっていたのかなと。

オーシに関しては現在のチームがある程度攻撃構築能力に長けていることを考えたら、彼の良さはもっと活きると言う可能性も見えたかなと。もちろん雑な所もあるし、反応不全なところも多いのだけど、マルケスがサイドに流れて中央にボールを供給する事を主体にプレーするだけに、彼のようなクラシカルなCFWにとってはとてもおいしい状況が転がっているはず。試合感が戻れば結構やってくれるんじゃないかなぁと。まあ現在の攻撃の核となっているマルケスとの相性が良いんじゃないかなぁという共通点ですな、マルケス頼みになってる気もするけど。

まあ浮かれずに一つ一つですな。トリニータが怪我人の影響もあってガンバ戦ほどの集中力やタスクの徹底が見られなかったのはラッキーだったと思うから、「4連勝、うひょー」ってやってたら、次に痛い目見ると思うし。とにもかくにも今節勝てて良かった。苦しいゲームをしっかり勝つのがリーグタイトルのためには必要。うん、今は良い流れ。

さて、次節はレッズ戦。ここまでどちらも高いポテンシャルを存分に発揮して一つ頭抜けているパフォーマンスを示しているだけに、Fマリノスが(レッズもね)良い流れのまま入ってくれるのはとても嬉しい。このゲームでは色々なことが見えてくると思うし、チームのポテンシャルが計れると思う。どんなゲームになるかは正直予測が付かないのだけど、力比べ的なゲームになるのは間違いないと思うので、とにかく積極的にチャレンジして今のFマリノスの力を見せてほしいなと。まだ序盤だしね。あ、ずれた。と言うことで今日はここまでです。明日は3節のまとめ、で、その後4節の気になるゲームをやる予定、予定は未定。

*本編にうまく入れられなかったから、ここで書いちゃうけど良治たん、良いねぇ。鹿島戦である程度このチームでの役割を見いだして、質の高いポジショニングとタイミングの良いボールの絡みでチームをまさに支えてる。連戦だけに疲労は大丈夫かな?

*那須頑張れ、超頑張れ。きっとチャンスは来る、だからこそこういう出れないときに自分の足りない要素を見いだして、更にレベルアップしたいね。難しいことだけど、そのチャンスが来たときに力を発揮できるように。今は辛いときだけど、みんな那須には期待してる

*祝・WBC優勝!奇跡だね、奇跡だよ。勝ちながら段々強くなっていった感じで、この日もプレッシャーに苦しみながらも、チームの繋がりを感じるゲームだった。やりたいスモールベースボールが一番出来てた気がする。足も小技も使ってたし(西岡のプッシュバントは芸術だね)松坂はもう一回引っ張っても良かった気もするけど、まあ結果論かな。とにかくおめ、特に王さんおめ

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