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February 06, 2006

Last Climax@Premiership Chelsea vs Liverpool

今週のメインマッチかな?まあここでチェルスキが勝っちゃったら一気に面白くなくなるから、リバポ頑張らないかなぁと思ったけど、そんな望みもむなしいね。相性は良いかなと思ってたんだけど。

England Premiership 05-06
Chelsea 2-0 Liverpool @ Stanford Bridge
Chelsea:35'W.Gallas 68'H.Crespo

チェルスキスタメン:GKツェフ、DFギャラス、リカルド・カルバーリョ、ジョン・テリー、デル・オルノ、MFマケレレ(→84'ディアッラ)、エシアン、ランパード、FWジョー・コール(→74'ダフ→78'グジョンセン)、クレスポ、ロッベン

リバポスタメン:GKレイナ、DFフィナン、キャラガー、ヒーピア、ワーノック、MFシッソコ(→74'ジブリル・シセ)、シャビ・アロンソ、ジェラード、キューウェル、リーセ(→61'ルイス・ガルシア→80'デュデク)、FWクラウチ

様々な要所で対戦が続いている事もあって因縁の対決になりつつあるこの対戦。その因縁を表すように各所で激しすぎるフィジカルコンタクトが核となった感のあるゲームだった。

前半
激しい潰し合いの中で、チェルスキは速いカウンターでラインの裏、リバポはアウトサイドからクラウチという絶対的な高さを活かすと言う狙いがかいま見える。どちらも隙を窺いながら中盤での激しい攻防を続けるが、その狙いを具現化したのはリバプール。チェルスキの狙うカウンターを際どいながらチームタスクの肝であるオフサイドトラップで絡め取り、大きなサイドチェンジなどを絡めてフリーマンを作り(ジェラード)、そこから速く高質なクロスでクラウチを狙う事で際どいシーンを生み出す。堅守のチェルスキと言えど絶対的な高さを持っているクラウチへの対応には手を焼いていた感じ。まあそういう部分も影響してか、序盤はリバポがペースを握っていた。

しかし、そんな流れの中でチェルスキの粘りにセットプレー含めてなかなかフィニッシュシーンを生み出せず。耐えたチェルスキは徐々に激しいフォアチェックから流れを押し戻し、一発のチャンスで先制点を獲る。右からのCKはトップへふわっとしたボール、混戦の中でカルバーリョが競り勝って前に流すと、外から入って巧くフリーとなっていたギャラスが近距離からボレーで流し込んだ。トップに入ったふわっとしたボールがDFを巧く引きつける形になり、そこでギャラスがフリーとなるスペースを生んだ巧いセットプレーだった。

このゴールで完全に流れをを引き寄せ、チェルスキの方に立て続けにチャンスが続く。ジョー・コールのフォアチェックが実って高い位置でのボール奪取からそのままシュート(枠外)。ゴールシーンと同じ右サイドからのFKからテリーが強烈なヘッドで狙い、レイナに阻まれたモノのクレスポが鋭く反応してプッシュ(ネットを揺するモノのオフサイド)。カウンターからも抜ければと言うシーンがあったモノの、この日リバポのラインコントロールに絡め取られているロッベンが際どいながら又もオフサイドでチャンスを逃す。結局追加点はならず、前半は1-0で折り返し。

後半
ビハインドを背負っているリバポは、左サイドからの局面打開をキーにチャンスを立て続けるに作る。しかし、ジェラードやシャビ・アロンソの強烈なミドルシュートはテリーのブロック、ツェフのセーブに阻まれる。ただ、こういうプレーがリバポに流れを引き寄せ、チェルスキが守りながら隙を狙うと言うはっきりした展開の流れを作る。

押し込みながらなかなか状況を打開できないリバポは、リーセに代えてルイス・ガルシアを投入するモノのこの交代策も起爆剤とはならず、逆に守ってカウンターという形をはっきりと打ち出したチェルスキの攻撃の方がスペースという栄養を得て冴え始める。結局、その勢いの差が結果となって表れた。カウンター後のセカンドボール、デル・オルノの元へ転がっていった時点で、アクションを起こしたのがクレスポ。オフサイドからオンサイドに戻る動きでラインをかいくぐり、デル・オルノはその動きに応える形でシンプルに浮き球をラインの裏に供給、そのまま角度のない所からゴールに叩き込んだ。結局これが勝負を決めるゴールとなり、試合は2-0。

ちなみにこの後、試合中から余りに過熱しすぎていたテンションが暴発。交代で入っていたグジョンセンが敵陣深くでキープ、そこに後ろから思いっきりレイナが蟹挟みみたいなスライディングで引き倒してしまった。そのプレーを引き金に、大がかりな小競り合いに発展。ロッベンの挑発に乗って手を出したりと愚行を続けたレイナは最終的に退場となったんだけど、互いにテンションを抑えられずに、必要以上にプレーが粗くなっていたことを考えても行き過ぎていた部分はあったかな。その前には交代で入っていたダフが怪我のため少ないプレータイムで下がる事となったり(それでグジョンセンが入ったわけだけど)後味がとても悪いゲームだった。

チェルスキはこの勝ちでドロー沼から抜けて、プレミア制覇に又一歩、しかも直接的に関わってきそうなリバポを叩けたことを考えたら、ほぼ決定となりえる要素かも知れない。中身に目を向けると、これは今シーズン通じて言えることだけど、これくらいの強豪と当たると、攻撃を主体的に作れず、スペースを消された状態だとゴールを取れる可能性がかなり薄いこと。昨シーズンはもう少しカウンターと主体的な組み立てという部分で柔軟性があっただけに、そういう部分で昨シーズン以上にカウンターを警戒されてスペースを消された時に苦しみそう。まあその分失点する可能性も低くなってるけどね。

リバポは激しいアプローチ、アタッキングサードでのスペースのなさを考えたら、良く頑張った気もするけど、サイド中心の攻撃スタイルなのに中が少なかったりと、迫力不足も否めず。ミドルとかはかなり強烈だったけど、エリアの中で決定機が少なかったことを見ても、中の充実というのは必要かも知れない。

もしかしたら、この試合がプレミアシップの今シーズン最後のクライマックスだったのかなぁ・・・。まあ分かってたことだけど、まだ2月よ?最近席が埋まらなくなりつつあるプレミアシップにとってはあんまり良くないことかも知れないね。まあいいや、僕はバルサ-チェルスキが終わったら違う注目チーム見つけなきゃね、中下位だとどこが面白いんだろう?とりあえずアーセナルの復活が見たいから、追っかけようかな。まだまだプレミア勉強は続くよ。と言うことでとりあえずここまでです。

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