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January 30, 2006

06'J.League 傾向と対策 -概要-

大体のJクラブの新体制発表が済んだのかな?とりあえず移籍市場が収束してきた感があるので、そろそろ去年もやった「Jリーグ傾向と対策 2006」を始めようかなぁと。で、その前にこの企画に関しての概要とか、申し開きとか、お願いとか。本編に入る前に先に布石を打っておきますよ。てゆうか毎回書くの大変だから、リンクを毎回張って、概要としていつでも見てもらえるようにという無精のために・・・。

・こんな感じです。

去年は基本的には傾向(去年の戦いぶりから見た印象、補強の成果、スタメン予想など)と対策(基本的にはマリが対戦するときに突いていきたい所などの妄想有の分析)と言う形でやったのですが、今年も同じ様な感じでやろうかなと思ってます。

変更する点と言えば、今年は補強まとめの部分とかは見やすいようにポジションごと、そして段落を一選手ごとに変えていこうと思うので、ただでさえ長文の多い僕のエントリーが更に長くなりますが、その辺はご了承下さいな。

・ご了承ください。

とにかく強調しておきたいのですが、あくまでも僕の印象やら思い入れが中心ということ。というのも、見ている量においてかなりばらつきがありますし、その分だけ文章量や掘り下げ具合など変わってくるのは正直やる前から自分で分かっているので(特にJ2のゲームはほとんど見ていないです・・・しかも一番見てたのがコンサドーレだったりしますから)、そういう部分ではご了承下さればと。勿論基盤は平均的な視点でやっていくつもりです。

又、去年同様理論的な裏付けはなく、新監督就任のチームに関しては予想が当たる可能性はかなり薄いと言うこともご了承くだされば幸いです。てゆうか、こんな感じかも知れないよ?みたいなタレコミもお待ちしてます。随時修正の用意有りです

・普通に飛ばします。

まあ基本的には来月はこれを中心に進めていきますが、代表の試合やニュース、海外のゲームやPSMなども度々挟んでいくつもりです。まあ風の吹くまま、気の向くままって感じになると思います。で、順番ですが、去年は西の方からやっていったんですけど、このやり方でやって、又マリがグダグダになっても困るので心機一転!今年はリーグ順位順にやっていこうかなと。てゆうか、J2のチームを後に回したいというのが本音。

・とにかく間違いが多いです。

先に書くなって感じですけど、多分浅い知識で分析などをするので、より深く見ている方にはここは違うだろう、そりゃないだろう、みたいな所も出てくると思います。又歯抜けみたいな事も起こるかも知れないので、その時にはコメント欄やメール( itaruru0612 (@) gmail.com )にて、つっこみお待ちしてます。

・感想、反論、御指南、お待ちしてます。

去年同様のことなんですけど、各チームを応援する方々の意見なんかをもらえたら、とても嬉しいです。小躍りしちゃいたいぐらいです。どんな些細なことでも構いませんので、コメント・TrackBack(出来れば挨拶なんかもらえたら・・・)・メール( itaruru0612 (@) gmail.com 中は大文字になってます、カッコを取り払って下さい)お待ちしてまーす。

とりあえずはこんな感じです。まあ出来るだけリーグの開幕前に全チーム終わって、リーグ全般の予想まで到達できればいいなぁと言う感じですね。と言うことでお知らせおしまい。じゃあ、宜しくお願いします。

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仕方ない現実@Liga Espanola Mallorca vs Barcelona

久々にマジョルカの試合を見たけど、嘉人はこれじゃ「ゴール獲れなくても仕方ないわ、逆によくシュート打ったよ」と思わされた。これははっきり言える、この状態なら苦しんで当然。てゆうかこのチーム状態でゴールが獲れちゃうFWは、全盛期のロナウドとか、劣化前のヴィエリとか、以前魔女にいたエトーとか、そういう一人で出来ちゃうスーパーな選手じゃないと難しい。バルサを苦しめたと言ったら苦しめたんだろうけど・・・・。

Liga Espanola 05-06
Mallorca 0-3 Barcelona @ Son mois
Barca:39'L.Giuly 75'&81'L.Messi

マジョルカスタメン:GKモヤ、DFコルテス、ヌニェス、トゥッツィオ(72'黄×2=赤)、フェルナンド・ナバーロ、MFグティエレス、ドニ、ファリノス(→78'カンパーノ)、アランゴ、FWビクトル(→78'トゥニ)、大久保嘉人

バルサスタメン:GKビクトール・バルデス、DFオレゲール(→83'ガブリ)、マルケス、プジョル、シルビーニョ、MFエジミウソン、デコ、ファン・ボメル(→54'イニエスタ)、FWジュリ、ラーション(→72'メッシ)、ロナウジーニョ

ゲームの流れは、序盤はリスクを最大限に削ったマジョルカのディフェンスに手を焼いたモノの、一つのマークミスからバルサが先制(ジュリが横に流れるようなフリーランニングでマジョルカのディフェンスラインをかき回し、デコのループパスを巧く受けて流し込んだ)何とか同点に追いつきたいマジョルカは多少積極的になったモノの変化が生まれず、効果的な攻撃がほとんど出来ない。そして結局バルサが終盤にメッシの投入を機に立て続けに2ゴール(1点目はシルビーニョがオーバーラップして左サイドを浸食、折り返しはショートでメッシに繋ぎ、うまい動きで流れながらスペースを見つけるとそのまま決める。2点目はミスパスがロナウジーニョに渡り、既にアクションを起こしていたメッシへ糸を引くようなスルーパス。これに反応したメッシがマッチアップの選手をぶっちぎり、角度はないモノの飛びだしてきたGKを嘲笑うチップキックでゴールに沈めた)突き放しておしまい、と言った感じでした。

まあマジョルカは最初からバルセロナに勝つという気がなかった様なゲームの入り方をして、その策も実らず守りきれなかった時点でゲームは終わってたのかもしれませんな。確かにバルサは恐ろしいほど強いし、終盤リスクを掛けた時間帯に立て続けに2点やられたことを考えたら、リスクを掛けないのは一つの選択肢だとは思うんだけど、この形でサッカーをして勝てる可能性というのは著しく低いんじゃないかなぁと。絶望的に得点の匂いがせず、まともに組み立てさえ出来ない。かといって守りきれるほどの集中力や水際の強さもない。まあ相手がバルサだから割り切ったというのもあるのかも知れないけど、かなり深刻だと思う(てゆうかホームのソン・モイスでこのゲームは許されるの?)

マジョルカのサッカーを端的に表すと、相手ボールの時にとにかくリトリートしてディフェンスラインは深めに設定、それに合わせてフラットに並んだ中盤が下がることでバイタルエリアを消す。そして入ってきた所で収縮して厳しいチェックを掛ける守備重視のサッカーという感じかなと。Jで言えばアルディージャの4-4ゾーンのような感じなんだけど、裏のスペース及びバイタルをケアしすぎる余り、全体の位置が低過ぎて奪った後に攻撃に移れない(切り替えも遅い)まあそうなると結局、繋がる見込みの低い長いボールを放り込むか、サイドのスペースにサイドアタッカーを走らせるか、サポートはないけどとりあえず前に楔打って何とかしろみたいな形にするかって感じで、希望のない攻撃の選択肢しか残らない。総じてFWとしたら良い状態でボールが受けれないから、どうしようもないって感じ(動きの質とかそういう以前の問題)

まあチームの約束事として、ディフェンスラインに連動して戻ろうということだったり、スペースを消そうという部分に関しては浸透していると思う。実際スペースを消す形はそれなりに効果があったわけだし。ただ、その戦術的拘束が攻撃面に置いてはネガティブな効果を与えていたのも確か。本来出てきて欲しい所でドニやファリアスが顔を出さなかったのは、そういう制約が強調されすぎてそういう部分での拘束があったからだろうし(前との距離が長すぎるからサポートにさえ行けない)、それだけ運動量を必要とするし、ロストの可能性も高いから彼ら自身上がろうという気持ちが低かったかなぁと言う気はする。本来であれば攻撃的な才能を持っている選手がこれだけ消えているのは悲しくなる。今のままでは守るだけのチームなので、何とか攻撃に置いても手が回るようなチーム作りをして欲しいなぁと。いくらバルサが相手でも酷すぎる。

まあそんな中で嘉人は良く頑張ってはいたのかな。どうしようもない状態で預けられながらも果敢に仕掛けていったり(プジョルとシルビーニョを強引に抜く!)、目のフェイクから長距離で狙ってみたり、助走を付けてコンタクトにビビらずヘッドで狙ったりと、マジョルカの少ないチャンスらしきシーンでは必ず顔を出していて、攻撃面に置いては孤軍奮闘みたいな感じだった(その辺の集中力とゴールを獲るためにすべき事を見失っていないというのは良いことだと思う)が、実際サイドからハイクロスが送られてる状態ではそうそう取れそうにないなぁと言うのが本音。本来であれば、バイタル辺りでアクションを起こして、裏に抜けるなり、巧く引き出して仕掛けるという形を作りたいんだけど、彼の特長を生かすような形というのは本当にごくわずかしかなかった。良い形でスルーパスを呼び込んで裏に抜け出したのはオフサイド(カウンターの形から)、ペナ付近で前を向いて受けれたのは今日はなかったんじゃないかな?アレじゃはっきり言って何も出来ないのも当たり前。シュート打っただけ偉いと思っちゃうぐらいよ。多分ビクトルは0だと思うし。

で、バルサにしてみたら、UCLの決勝トーナメント一回戦・チェルシー戦を見越した上でイイ予行練習になったのかなぁと言う感じ。しっかりとバイタルを締めてくる相手に対して、余りスペースと時間を与えてもらえず、技術を発揮することは難しい時にいかに崩すかと言う部分でね。この試合ではロナウジーニョに対してかなり厳しいチェックをされて、最大のキーが機能していなかったと思うんだけど(それでも回数少ないながら持てば脅威となっていたし、しかも1アシストなんだけど)ジュリがフリーランをし続けたことが相手のラインが崩れる形で実を結んだり(デコのパスも秀逸)、カウンターから一発のチャンスをモノすると言うことが見えたのかなと。

後はこないだと同じでメッシが素敵すぎる件について。1点目の一瞬で空いている所を見つけて決めたの空間把握能力、2点目の抜群の瞬発力と正確な技術。もう痺れたよ。あのループはロナウジーニョのスルーパス含めて芸術品。温存という形でのベンチスタートなんだろうけど、ジョーカーにもなり得るし、もしかしたらチェルスキ戦でもキーとなるかもね。ロナウジーニョは厳しい警戒下に置かれるだろうし。メッシにメロメロです。

と言うことでメッシにメロメロな僕のメロメロレポートでした。バルサはこないだカップ戦で負けたけど、リーグに限ってはまだ連勝記録継続中ってことかな?ちなみに、今週は2位以下がボロボロ取りこぼしてる様で、リーガは終了になりかけてる。バレンシアも乗れないなぁ・・・むぅ。まあ前もサラゴサには苦労したしね(あの時はビジャのビューティフルゴールで何とかドローに持ち込んだ訳だし)(しかも今週のミッドウイークにバルサを止めて乗ってるだろうし)まあしゃあないね、UCLに予備選なし出れればいいさ。今レアルが試合しててどうなるかわからないけど(パライドスで苦労してるみたい)、バルサの優勝はもう決まったようなもんかも。いいよ、UCLで楽しむから。と言うことでとりあえずここまで。

*このゲームで考えていたこと。まずはバルサが早く点を獲らないかなぁ(マジョルカが引き気味からどうするのか見たかったから→結果は対して変わらなかった)その後、メッシ出てこないかなぁ(出てきて2ゴール)まあ見れて良かった、メッシが出てこなかったら見る価値のなかったゲームかも知れないけど

*しかし、今のマジョルカは以前嘉人がインタビューで話してたクーペルの点獲る秘策さえ出来ない状態だね。確か、外に流れて起点→落としてクロス→ダイヤゴナルランをしたFW似合わせるみたいな形だったと思うんだけど、何の変化もない放り込みだけだった気が・・・。まあ実質3人から4人じゃ獲れるもんも獲れないやね。アウトサイドがペナに入ってくるぐらいしたらどうなんだい?

*でも相手がバルサなら仕方ないで済んじゃうのかな?腰引けすぎな気もしたけどなぁ。マジョルカサポの本音が知りたい。まあマンサーノの時からカウンター文化のあるチームのような気もするから理解があるのかな・・・。何となく今のマジョルカは名波様のいたときのベネツィア見てる気分だ。まだあれのほうがましかな?

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January 29, 2006

05-06 F.Marinos OffSeason News Vol.5

選手達は新フィジコ・アンジェロの猛トレーニングによって、へろへろみたいですな。ただ、アンジェロの言っている言葉は凄い説得力を感じたり。まずは土台、頑張れ選手達。と言うことで今回で5回目のFマリノスオフシーズンニュースいきます。まずは前回のおさらい。

05-06 F.Marinos OffSeason News Vol.4(LooseBlog)

・地獄のフィジカルトレーニング。土台しっかり!

横浜M、出張トレだ 走れ!V奪回へ過酷メニュー(23日付 サンスポ)
中澤クタクタ 地獄の砂浜トレ(24日付 スポニチ)
横浜、クロカン調整で持久力アップ(25日付 ニッカン)
横浜3日連続ハード練習(25日付 ニッカン)

このリンクの通り、現在Fマリノスは、キャンプ前にとにかく身体をいじめ抜くトレーニング中。まあここ2年は、ACLやらA3があったため、シーズンを見据えて準備すると言うことが出来なかったのだけど、今シーズンはたっぷりと時間もあるから、こういういじめ抜くトレーニングも可能なのかな?

で、アンジェロ氏就任でより鮮明に方針が打ち出された感じですね。何をするにもまずはしっかりとした土台を築く。そのためにもしっかりシーズン通して戦えるスタミナを付けるというのが今やっていることみたい。非公開と称して砂浜に出かけて鬼トレーニングをしてみたり、去年もやってたけどゴルフコースでクロカンをしたり、とにかく走ることを重点に置いて今はトレーニングしている様子。

で、ほとんどの選手が辛いみたいだけど(昨日のキクマリのマツの愚痴が辛さを物語ってる気がする)、そんな中で例外の人が。

横浜MF田中隼が驚異的持久力(22日付 ニッカン)

変態ですな。キクマリの映像にもあったけど笑いながら走ったりと、みんながひいひい言ってる所で余裕を感じさせる隼磨、凄いね。昨シーズンも連戦続きで疲れてるはずなのに、それでも切り替えの速さと運動量で相手を凌駕したシーンが何度かあったけど、何喰ってるんだろう・・・。今年も頑張れ、隼磨。

練習試合の結果(Fマリノスオフィシャル)
東海大と今季初の練習試合(カナロコ)

Fマリノス 6-0(1st 1-0/2nd 3-0/3rd 2-0) 東海大学 @ 戸塚
F.Marinos:1'田中隼磨 31'坂田大輔 33'狩野健太 34'清水範久 70'ハーフナー・マイク 89'後藤裕司

そんな中、昨日は今シーズン初の練習試合(30分3本)が行われて、今年の初勝利。初ゴールは隼磨。吉田がトップ下に入り良い動きをしていたみたいで、岡ちゃんが好みそうな運動量豊富なプレーで興味を引いている様子。それに触発されたのか、ポジションを争うであろう狩野や後藤やジローが点を獲ってたりするのも又一興。

いい話題ばかりで終わりたい所なんだけど、残念ながら試合中に狩野が足首を捻挫して、結構長期の離脱となってしまうみたい(3~4週間)キクマリのインタビューでもアピールと言うテーマを掲げてたけど、その大事な時期の離脱は本人も悔しいだろうな。とにかく早く治して、遅れを取り戻してほしい。

1/28(土)練習試合結果(流通経済大)(Fマリノスオフィシャル)

Fマリノス 7-2 流通経済大 @ 戸塚
F.Marinos:22'清水範久 25'&35'坂田大輔 43'ドゥトラ 60'山瀬幸宏 75'&88'ハーフナー・マイク

で、今日も練習試合。今日はFW祭だった模様。まあね、ゴールの感覚というのは大事だからね、喜ばしい。で、他に気になる所は・・・DFの組み合わせとしてマツをストッパーにして、勇蔵をセンターという新しい試みがなされていた模様。

新加入の選手では、高評価なのは吉田だけでなく、田ノ上もボランチで攻撃の起点としてキック精度の高さを示したりと、それなりに期待も高まる。立て続けらしい2失点は気になるけど、今の時期は中身云々より、試合勘と共にボールの親和性を取り戻すって感じだろうから、まあいいやね。とにかく怪我人が出なくて良かった。チームはこれで横浜での練習を打ち上げ、ファン感と2日のオフを挟んで2/1から宮崎キャンプに望みます。頑張れ頑張れ。

・新体制発表が終わっても、まだだ、まだ終わらんよ。

グラウ選手、退団のお知らせ(Fマリノスオフィシャル)

登録しないとか、新外国人選手獲得に向けて先行して話が出ていたグラウの去就が退団という形で終結。積極的にクラブに馴染もうと努力する姿勢を見せてくれただけに、こういう形で分かれるのは寂しいけど、まあしょうがないね。

プレーの方は、結果として14試合5ゴールというのはストライカーとしてそれなりだと思うし、正直な所退団云々は彼が悪い訳じゃないって感じかな。もっとチームとして攻撃の型が構築出来ていればよりグラウの持ち味を引き出せてゴールも獲れたのかなぁと思うけど、彼のようなボックスストライカーを活かすだけの攻撃の形は昨シーズン時点では作れなかった。彼自身も自分のプレー半分、チームのためのプレー半分という感じで持ち味を出し切るという感じではなかったから、次は自分の特徴を生かせるチームにいけると良いね。噂に上っていたグレミオかな?それともまだまだJ?とにかくお疲れ。アディオス。

で、そうなると空いた枠に誰が入るのかと言うことが気になるわけですよ。噂レベルでは候補は3人ぐらい?

マルケス(アトレチコ・ミネイロ/FW)

元グランパスのあのマルケス。"ガルソン"の名に恥じない周囲を引き立てるプレーでJでウェズレイとJ最高峰の2トップを形成。ウェズレイ不調時は自ら柔軟で高い技術を駆使してゴールを量産。レフティで左サイドでのプレーに特徴。昨シーズン中盤にブラジルに帰り、チームは不調だったモノの一人奮闘。しかしあえなく降格したため、マルケスのような選手が2部でプレーしないのでは?と言うことで色々なクラブから打診が来ているとの話。Jでもグラ・レッズ・FC東京が興味を示したモノの高額のため断念したと言われている(4~5億)

イアルレイ(インテルナシオナル/FW)

元ボカと言った方が認知度は高いかな?テベスやギジェ(ギジェルモ・バロシュケロットであってるっけ?)とスタメンを争っていたブラジル人アタッカー。03年ではトヨタカップではスタメン。一応緊急補強選手みたいな感じだったとうろ覚え、なのでプレーの特徴もほとんど覚えてない(テベスばっかり見てたから)オファーがきているとブラジルメディアが報道。

クラウジオ・ピチブー(サントス/FW)

ここの所ソースは全くないモノの急浮上してきたらしいブラジル人アタッカー。大分に加入が決定したオズマールと共に来日したとの噂有り。2004年にグレミオで17点を上げた実績有り。運動量豊富で岡ちゃん好みという話も・・・。

という3人。まあ一気に出てきたクラジオ・ピチブーもそうなんだけど、実際どう転がるかは皆目見当も付かないって感じでしょうか。ただ、どの選手も実績は凄いから、後は現状の状態。アデマry)みたいなことになるのは勘弁。

個人的にはマルケス好きだったので、マルケス見たいけど、費用対効果のことを考えると少しリスクは高いかなぁ・・・。WC後に大物という話もないわけじゃないし、ここで資金を投入というのは勿体ない気がしなくもない。まあ誰になるにしても早期決着が望ましい。キャンプからコンディション&連携作りをしていって、馴染んで相互理解を深めていってほしいと言うのが今の心境。

後はスケジュールが発表されましたね。開幕戦はホーム・日産スタジアムで京都パープルサンガ戦。何となく初物に弱い感じのマリ+開幕戦はご祝儀って流れがあるから、ちょっと嫌な感じだけど、とにかくそれまでにある程度形が出来てると良いね。他にはと言うと・・・ドラゴンインタビュー@報ステ!福田は頑張ったねぇ、久保の苦しみの中で考えていたこととか、そこで見えたサッカーへの意欲とか久保の中身がちょっと見えた感じで嬉しかった。まあドラゴンは明日から?佑二と共に代表合宿、とにかく怪我には気を付けて・・・。と言うことで今日はここまで。

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January 26, 2006

今日のニュース雑感、久々。

色々とネタが落ちてきてますね。Jの移籍動向だけでは単独エントリーにはならなので、放って起きっぱなしだったヨーロッパの移籍動向も含めて、通常の「ニュース雑感」ということで。

・さすらいの師匠、セルビア・モンテネグロへ+お友達の動向

鈴木レッドスター内定、完全2年契約(ニッカン)
レッドスター内定 2.18デビュー -25日出発 2年契約サイン-(報知)
鈴木25日離日 2.18デビュー(スポニチ)
ピクシーと抱擁!鈴木がベオグラード到着(ニッカン)

ホントに決まっちゃったよ、ネタだと思ってたのに・・・。

と言うことで鹿島の鈴木隆行が、レッドスター・ベオグラードに完全移籍。まあスポンサーが日本企業(トヨタ)と言うこともあって、ジャパンマネー目当てという部分もあるのかも知れないけど、とにもかくにもブラジル、ベルギーに続いて3ヶ国目の海外挑戦。これにより、直前に迫っている日本代表の合宿及び遠征には不参加。師匠もここら辺で勝負に出たのかな・・・。

レッドスターと言えば、チャンピオンズリーグ(前身のチャンピオンズカップ)での優勝経験を持ち、東欧ではトップクラスの名声を持つビッグクラブ(元ってつけた方が良いかな?)会長がピクシー、監督はなんとイタリアの名ゴールキーパー、ワルター・ゼンガ。何かスケールがでかいね。サカマガに乗ってたゼンガのインタビューを読むとなんとなーくプレースタイルが誤解されている気がしなくもないけど(持ち前(?)の瞬発力を活かしてセカンドストライカーで使うとか言ってる)、今までの師匠とは違う幅を得れるチャンスかも知れない。てゆうか今まではチームタスクに溺れて自分の良さをなくしてる気もするので、以前の前に怖さを持つ選手に戻る可能性はあるかも。ただ、スペースメイクとかはどうなんだろう・・・・。

鹿島にとっては、大したダメージもなく、ポジティブな移籍だと思う(条件面が見えてこないんだけど、移籍金もらえたらより良い)実際小笠原を中心にしたテンポと技術を前に出したパスサッカーの中では、野沢や本山、興梠と言ったミネイロの周囲を動く選手達の方が相性は良く、プレービジョンや技術に劣る師匠はチームにフィットしていなかった。これで心おきなく野沢や興梠を育てられる。

それにしてもこれだけ移籍してて初めての完全移籍なんだ。それにびっくり。

メッシーナ小笠原獲りへ速攻(スポニチ)
鹿島、小笠原メッシーナ移籍に慎重(ニッカン)
柳沢、鹿島と直接交渉も(ニッカン)
柳沢と小笠原交換トレード希望 -メッシーナ会長が発言-(報知)

次も鹿島関連。なかなか交渉が前に進まない柳沢の日本復帰に小笠原の獲得という「トレード」のような形で話を進めているとのこと。既にペトリッカ氏が日本入りして鹿島と交渉しているようで、これからの動向が気になる所。

まあこれをくっつけちゃうと小笠原次第になる気がするけど、とりあえずは柳沢の復帰話が前提であり、一つの案としてのトレードと言うことらしい。柳沢単体での話となると3年契約という足枷により移籍金が派生するだけに、その辺が難しい気がする。とりあえずはレンタルでの復帰を目指すようだけど、どのようになるのかは正直不透明。小笠原に対しては、メッシーナ側がスタメンを保証するという約束手形を持っているらしいと言う話もあるけど、小笠原自体海外挑戦に対して非常に慎重に行き先を定めているので、この交渉がうまくいくかどうかは微妙な所。

とりあえず今回のことで分かったのは、メッシーナはジャパンマネー目当てで日本人をチームに置いておきたい。ペトリッカはとりあえず柳沢のためにも日本復帰を実現させてあげたい。そこで一時名前も浮上していた小笠原獲得というのが繋がって意欲を示しているという感じかな?とにもかくにも、リミットは27日、着地点がどのようになるのか・・・・。

メッシーナ行きは拒否 日本代表MFの小笠原満男(スポナビ)

って今日の交渉の結果出てるじゃん!これで柳沢日本復帰に更なる暗雲?

浩二がスイスリーグ入団テスト(ニッカン)
バーゼル、中田浩に"追加テスト"(スポニチ)

もう一個鹿島関連。もめにもめていると言った感じの中田浩二の動向だけど、現在はスイスリーグのFCバーゼルのテストを受けている模様。ナカタコとしては出来れば西欧でやりたいって事なのかな?東欧ではなく。師匠を見習えよ・・・。

まあそれは良いとしてバーゼルと言えば、2シーズン前に小規模ながらハカン・ヤキンなどを中心にUCLで旋風を巻き起こしたチーム。確かにリーグの規模は小さく、リーグ自体のレベルは高くないかも知れないけど、選手としてプレーすることを重視するとしたらイイ選択かも知れない。代表チームは一時の強さを取り戻しつつあるし、サッカー熱が上がる中でプレーするというのは悪くない気がする(あのPOでのスイス国旗の小旗が一斉に振られるシーンは壮観だったなぁ・・・)

まあとりあえずはテストに受からないとどうしようもないわけだけど。一応レギュラー組でプレーしている様子。

レッチェ、今野獲り断念(報知)
今野1月レッチェ移籍消滅(スポニチ)

今度は今野ね。レッチェから非公式ながら打診をしていたらしかったけど、EU枠確保、監督の解任など不安定なチーム事情もあって、この冬のタイミングでは移籍はなしよと言うことになった様子。

まあ怪我もしていたし(これに関しては日本での治療OKとか言う話もあったみたいだけど)、仕方ないかな。今野に関しては、より厳しいセリエで見てみたかっただけに、ちょっと残念だけどね。

FC東京にとっては代えの利かない選手だっただけに、今野の残留は果てしなく大きい。監督がヒロミからガーロに代わったとはいえ、まあ彼の席を脅かすレベルの選手はいない。それだけに穴が空いたらそれなりに苦労しそうだったからね。今期は今野と去年ようやくポテンシャルが開花し始めた梶山を核に、どのようなチームになるのかとても楽しみ、そして怖い。

平野、オシエクに25日にも合流(報知)
前東京V平野 横浜入り浮上(スポニチ)

情報錯綜中。オシエクと契約と思っていたら、それが最終的におじゃんになって、日本でのプレー。そこで手を挙げたのが前所属先のヴェルディとFマリノス?らしい。クロアチアの地元紙では「ヨコハマ」ということになっているらしいけどはてさて。

まあどっちでもいいや。ただA契約枠埋まっちゃうのが気になるけど・・・。

・激遅だけど欧州関連。今冬の移籍動向いいとこどり

"問題児"カッサーノがマドリーに参上(uefa.com)

タイトルがめちゃめちゃ格好いい。と言うことで移籍市場が開いて早々の1/4にこの取引が正式リリース。ASローマのアタッカー、アントニオ・カッサーノがレアル・マドリードに移籍、移籍金6.75億・契約期間4.5年という契約。

カッサーノがローマとの契約延長にサインしなかったことに端を発してかなり熱を帯びたこの関連のニュース。ボスマンでインテルやユーヴェが獲ろうとしていたのだけど、そこで横やりを入れてきたのがレアル。半年後にはただになるんだけど、そこで6.75億という移籍金を払って先にインターセプトという形でイタリアの才能を手に入れた。カッサーノはローマでは契約絡みで干されていたけど、イタリアでも1、2を争う大きな才能。それこそロベルト・バッジョ、アレッサンドロ・デル・ピエーロ、フランチェスコ・トッティと継がれてきたNo.10を担うだけの才能のある選手なだけに、契約期間の絡みだけどこの値段で獲れたのは格安。

ウエイトオーバー、ブランクなど様々な要素で心配されたけど既にデビュー済み、初ゴールを決めたりと、才能に曇りは見られない。問題児っぷりを心配してたけど、どうも改心したっぽい(一時的にだろうけど)ので、当分は大丈夫かな?とりあえずマドリー云々は置いておいて(z-netさんのマドリー復権のエントリーが面白かった。くそったれマドリーから僕の好きだったレアルが戻ってくるかも・・・)、アズーリにとってはとてもポジティブなニュース。この移籍でトップフォームが戻ってくればメンバー入りも十分可能。とにかく期待(カサ坊がメンバー入りとなるとアレックスは厳しくなっちゃうけどさ)

ちなみに今冬の市場では噂されていたブラジル代表の右サイドバック、シシーニョも獲得。EU枠の関連で断念されるかに思われたが、イタリアの市民権を得ていたようで問題が解消された様子。既にマドリーでデビュー済み。

チェルシー、マニシェの移籍手続きを完了(uefa.com)

で次はこれ。ディナモ・モスクワで不遇の時期を送っていた元ポルトのマニシェが恩師モウリーニョ率いるチェルスキーへ半年レンタル(買い取りオプション付き)この時にはエシアンやジェレミがアフリカネーションズカップに参加することになっていたため(エシアンは結局怪我のため不参加)、その穴埋めのためと見られていた。

マニシェも既にデビュー済み。まだスタメンを奪うまでには至らず、バックアッパーに留まっているモノのプレミアシップのスピードに慣れればかなりやりそう。又カップタイドもないため、UCLへの出場も可能。ヨーロッパの舞台ではかなりの大きな戦力になれると思われる。好きな選手なだけに頑張って欲しいかな。

ビエリのモナコ移籍が正式決定=フランス(スポナビ)
ビエリ、モナコの救世主となるか?=フランス(スポナビ)

インテルからミランに移って心機一転を計ったクリスティアン・ヴィエリでしたが、半年で退団。3度目のWC出場を見据えて、より出場機会が得れるであろうモナコへの移籍となった。

ミランにフィットしなかったのかもしれないけど、それにしても今シーズンはガックリとクオリティが落ちた印象。力強さも豪快さもなくなってしまって、決定機を外しまくってた印象が強い。今シーズンはトップフォームに一度もなっていない気がするだけに、活躍できるかは正直未知数だし、だいぶ心配。ただ何とかヴィエリらしいプレーが又見たいだけに、何とか新天地で復活してほしい。

モナコとしては、多分監督がグイドリンだからこういう補強になったのかな?どちらにしてもヴィエリとディ・ヴァイオ(→バレンシア)には不調打破のために大きな期待が掛かっている。考えてみたら、他にもエルネスト・チェバントンやら、オリビエ・カポといった選手もいて無駄に豪華。やっぱり税金の軽さとかもあるのかな・・・・。

これは淡い期待だけど、来シーズン得点王なんて獲ったら凄いなぁ、セリエ・リーガ・リーグ1と3リーグ制覇してほしいな。ちなみに、契約詳細は移籍金なしの1.5年契約で5.5億円。

アモローゾ、新天地ミランで活躍誓う(uefa.com)

一時はFC東京入り目前とまで言われたサンパウロのマルシオ・アモローゾが急転直下のミラン入り。ヨーロッパではかなりの実績があるだけに、停滞気味のミランに新たな刺激を入れる存在として期待を背負うことに(ちなみに契約は14日)

実際、ボボをモナコに放出して、前はシェバ・ピッポ・ジラぐらいで層は薄くなっていたし、そういう意味ではかなり効果的な補強。勿論カップタイドもないからUCLにも出場可能だし、後は久々の欧州でどれくらいやるのかが気になる所。ただ、前よりも後ろの劣化が目立つ状態なだけに、もう時間は少ないけど動く・・・かなぁ?

エブラ、ユナイテッドへ正式入団(uefa.com)

これはびっくり。かなり色々なクラブがこの左サイドバックに獲得の意欲を示していたと思ったんだけど、凋落の時期にあるユナイテッドにいくとは・・・・。ただ、左サイドバックが入れ替わりまくってるユナイテッドは、スタメン確保に置いて、結構大きなポジティブポイントになったのかも。ユナイテッドにとっても長期的な視野から見たらとても大きな補強だと思う。後は優秀なセントラルの確保かな、スコールズドンマイ。

エブラも既にデビュー済み。劇的だったリバポ戦では、何かおっかないポジショニングだったモノの積極的な姿勢を見せてかなり上がっていたし、思った以上に順応は速そう(リバポがプレミアっぽくないと言ったらそれまでなんだけど)移籍金は11億、3年契約とのこと。モナコはデシャンも辞めちゃったし(古いけど)、どんどん変わっていくねぇ。

リバプール、クロンカンプ獲得を発表(uefa.com)

今シーズンAZから争奪戦の末ヴィジャレアルに加入したモノのスペインの環境に適応できなかったのかリーグ戦出場もままならなかったオランダ代表のヤン・クロンカンプがリバプールに交換トレードで移籍。リバポからヴィジャレアルにいくのはスペイン人のホセミ。

まあバレンシアに来てたら良かったのにね。うまくいった保証はないけど(ミゲウも来てなかっただろうけど)ちなみにクロンカンプは既にヴィジャレアルでUCLに出ているのでリバポではUCL出場は出来ない。でも、将来的にフィットすれば面白い存在、とりあえずはスティーブ・フィナンのバックアッパーからスタートかな。

アイウトンがハンブルガーSVへ(uefa.com)

元ブンデスリーガ得点王がトルコから舞い戻ってきた。HSVはベスクタシュからアイウトンをレンタルで獲得(完全オプション付き)

まあドイツでは抜群の実績を持つアイウトンなだけに、フィット云々の問題はあるにしてもこれで高原の立場はかなり苦しくなった。もしアイウトンが入ってこなければ、3番手としてそれなりに出番はあったかも知れないけど(ちなみにエミール・ムペンザがカタールに移籍)バルバレスを核に、ラウトとアイウトンが交互に出るという形になるとなれば、今シーズン前半と同じように高原はアクシデントがない限り、出場機会さえままならなくなる可能性は高い。移籍に残された時間は少ないけど、獲得に名乗りを上げているクラブもあるみたいだし、決断も必要かも知れない。

デュイスブルグが安貞桓を獲得=ドイツ(スポナビ)

メツではイマイチだったらしい(2点獲っている所は流石だけど)安様が今度はドイツへ。何とか頑張って欲しいけど、言語的な問題を抱えるのは日本人も韓国人も一緒。そういう意味ではせっかく環境に慣れた所で変わっちゃうのは勿体ない気がする気もするけどね。とりあえず2年契約。

てゆうかデュイスブルグの監督はあのユルゲン・コーラーなんだねぇ。こういう人が今は監督。僕がヨーロッパのサッカーを見始めたときはユーヴェでばりばりやってたんだよなぁ。時の流れを感じるよ。

キーン、セルティックと契約(uefa.com)
サットンがバーミンガムへ移籍(uefa.com)

最後にセルティック関連。今冬でもかなりストラカンは積極的に動いているようですが、やっぱり一番のニュースはマンチェスター・ユナイテッドの顔だったロイ・キーンを獲ったこと。色々と噂は飛んでいたけど、オーナーがキーンの給料を私費で払うこと、少年時代にファンだったからと言うことで決まった模様。

ご存じの通り、こないだのCISカップでデビュー済み。まあ結果はへたれ中国人のせいで何とも言えない結果になったけど、まあこれからチームでも影響力を発揮してくるんじゃないかな?てゆうか、現状ではコンディション的にもコンビネーション的にもまだまだと言った感じなんだけど、腐っても鯛だろ?レノンとの争いかな?センターバックはない。

で、去る人はクリス・サットン。移籍金なしでプレミアシップのバーミンガムに移籍することになった模様。あんまり出場機会がなかったけど、そのうちやるだろうと思ったら、いなくなっちゃった。セルティックでも最も有名な選手の一人だったから、楽しみにしてたんだけどねぇ。まあ軍曹、BT、ズラ、マロニーちゃんである程度嵌ってるからねぇ。まあ頑張って。

とりあえずもうリミットは近づいているだけに、もうおしまいかな?まあ終わりにだだだっと動くのが市場でもあるけど・・・とりあえず一番の注目点はラツィオのセーザルがインテルに行くかどうかが気になる。他にも、噂レベルでも結構色々なのが出てるね。アンリが契約更新するかと思ったらバルサ濃厚とか、マルキオンニがついにユーヴェに来るとかね。まあこの辺は市場が閉まってからやりますよ。それにしてもエメは面白いなぁ(笑)

で、国内のその他のニュースはシンジの復帰会見とか、大宮サウル・マルティネス獲得決定ぐらい?まあいいや。シンジの会見はスター凱旋ってかんじで格好良かった。海外のクラブはああいう感じで選手を迎えるもんね、とてもイイと思う。ギドとユニ姿で撮影なんて、レッズも憎いな。で、代表は追加招集するんかね?ということできょうはここまで。詰め込みすぎてごめんなさい。

*「05-06 F.Marinos Offseason News」の方は、もう一回やるつもり。でもそんなにネタがないのよね、飯倉ロッソレンタルとか、グラウを登録しないとか、「ぎゃーてい」とか、鬼のトレーニングぐらいだもん。

*と言うことでお約束のように、マルケスマダー?イアルレイマダー?それともまだ見ぬ大物マダー?

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January 24, 2006

代表あれこれ、2006(2) -フース・ヒディング考-

激しい大陸間プレーオフを制して、32年ぶりに本大会出場を果たすオーストラリア。そんなオーストラリアとグループリーグ初戦で対戦することになり、そのゲームがキーマッチとなることはサッカーに余り強い興味を持たない人でも、既に知っている事かも知れませんね。雑誌や記事、ブログなどでその時の印象を書かれていましたが、力は互角(又は劣勢)、ただ厳しい試合になるのだけは間違いない、と言った感じが多いのかなぁと。で、今日はその中で必ず取り上げられるキーマンにスポットを当てて考えてみようかなと、今日のテーマは「フース・ヒディング」

・フース・ヒディングが積み上げてきた輝かしいキャリア

ご存じの通り98'フランス大会でオランダを率いてベスト4、02'日韓大会では開催国韓国を率いてベスト4、これだけ見ればワールドカップにおいて恐ろしいまでに強さを発揮して結果を残している監督と言う印象ですが、彼のキャリアはこれだけでは終わらない。

韓国代表監督を務めた後、母国に戻り名門PSVを率いて02-03、04-05とリーグを制し、記憶に新しい昨年のUCLではアウトサイダーと目されながらも、決勝トーナメントでモナコ、リヨンとフランス勢を次々と撃破し、準決勝では敗れたモノの最後の最後まで追いつめるという激闘を演じさせて、フース・ヒディングここにありと言うのを示した結果だった。まあ結果だけを見ても凄いのだけど、その過程がありながら(04-05ではマテヤ・ケジュマン、アリエン・ロッベン、デニス・ロンメダールを移籍により失い、今シーズンもマルク・ファン・ボメル、ヨハン・フォーゲル、朴智星、李栄杓を失っている)コンスタントに成績を残してきたことが、この成績に更に箔を付けたといえるのかも知れない。

これに飽きたらず、ヒディング自身が輝かしいキャリアの続きをオーストラリアで紡ごうとしている訳です。日本としてはそれをさせてはいけないわけですが。

・変幻自在の中で置かれている軸、その上でのオーストラリアとのマッチング

まあこれだけ凄いキャリアを積み上げてきているヒディングですが、その一つの要素にゲームの流れを捉えて柔軟に振るう采配というのがあるのかなと。一番有名な例は、あの誤審のあった(まあヒディングに罪はないけど)02'WC決勝トーナメント一回戦のイタリア戦。3度の交代で選手の玉突き式にポジションを次々に入れ替えて相手を惑わし、そして1vs1のマッチアップにおいて上回った所でイタリアの壁を突き破った訳ですが、この采配の中で大きく取り上げられたのが複数のポジションをこなせるユーティリティプレーヤーの存在。こういう選手がいることによって、相手に対応できるであろう柔軟なシステム選択が可能になっていたわけです。

ただ、これ自体はそんなに珍しいことではなく、僕が今回取り上げるのもここではありません。柔軟に相手に合わせてもヒディングのサッカーの中で変わらないのは、アウトサイドを中心とした1vs1の強調、それを基盤に置いた選手の取捨選択と起用というのがかいま見える。この要素が軸となり、その軸がぶれず、選手の育成含めて活かし方を知っているからこそ、常に結果を残せるチームが作れるのかなぁと。

実際、ヒディングのチームには常にアウトサイドに仕掛けられる選手を揃え、その選手達をコンディション・技術・フィジカル・相手との兼ね合い含めて柔軟に起用し、ストロングポイントを作ることで穴を開け、そこをきっかけにしていることが多いと思う。98'で言えば、オーフェルマウス、ゼンデン、R.デブール。02'で言えば朴智星、薛琦鉉、安貞桓、李天秀、車ドゥリ。そしてPSVで見れば、ロッベン、ロンメダール、ダマーカス・ビーズリー、朴智星、ジェファーソン・ファルファンなど。うーん、壮観。まあ彼らがヒディングの起用に応えて相手のディフェンスを切り崩してきたからこそ、ヒディングの輝かしいキャリアがあるのかも知れません。勿論上記の通り巧く起用してきたというのは言うまでもありませんが。

で、そんなことを踏まえた上でキーを握る選手というのは、アウトサイドアタッカーになる訳ですが、その重要な責務をこなせるだけの能力を備えた選手がオーストラリアにはいる。ハリー・キューウェル(リバプール/ENG)を筆頭に、マーク・ブレシアーノ(パルマ/ITA)、ブレット・エマートン(ブラックバーン/ENG)、スコット・チッパーフィールド(FCバーゼル/SUI)。結果はどうあれ、ヒディング×オーストラリアのマッチングは消化不良が起きるような組み合わせではないというのがわかるかなと。

・ヒディング・オーストラリアに対して、日本は何をすべきか。

まあこういう分析は基本的には大会直前位にしようかなと思っているので、このテーマの中では大局的にね。まあ上を読んだら分かるかも知れませんが、次々仕掛けられるであろう1vs1においてとにかく負けないこと。勝てないのなら2vs1の局面を作ったり、カバーできるような守備的自由を確保することなのではないでしょうか。まあ勝負はどうなるかわからないけど、オーストラリアの1vs1を抑えられたら勝つ可能性は大きく上がるのかなぁと(パワープレーとかセットプレーでやられたら元も子もないんだけどさ)

まあ1vs1に「勝つ」のではなく、「負けない」と書いたのは、とにかく抜かれない事、裏を取られない事をしっかりとすることが必要という意味で、1vs1を制してボールを奪うというのはそういう所じゃなくてもイイと言うこと。確かにここで優位に立てたらより良いのは間違いないんですが、対人能力(豪・攻-日・守の場合)において劣勢に立たされる可能性が非常に高い訳で、その中で一発カットを狙って抜かれた場合は目も当てられない。そういう意味でとにかく粘り強く対応して、クロスのコースを制限したり、中へのカットインをやらせないと言った決定機に繋がるプレーの精度を落とさせるような対応をしていくことが出来ればいいのかなと。そういう意味で「負けない」対応をしていく必要性があるのかなと。

グループ突破における挑戦者決定戦の様相を呈す6/12のカイザースラウテルン。ヒディングは余りに曲者で大きな存在ですが、日本がやることは至ってシンプルだと思います。と言うことでここまで。

*一応新企画です。だからタイトルはいつも通り「代表あれこれ」なんですけど、これにサブタイトルを付けてやっていこうかなと。対戦国の色々なファクターを一つずつコラムにしながら本大会までやっていくつもりです。まあ僕が気にならなかったらこの一回で終わるかも知れないけど。まあ何回やるかとかは未定という感じで

*ちなみにもう2個WC系で新企画を予定しております。ひとつは日本代表選手の個々の大会に向けての特集みたいな感じ。でもう一個は僕が気になる出場国分析、こっちは本大会前かな・・・。多分そのころには忘れてるに100ペリカ

*ちなみにこれをやろうと思ったのは、こんな記事がスポニチで出てきたから。まあこれを見て、日本も総力上げてスカウティングしろよ!とか思ったりもする訳ですが、まあ基本的にオーストラリアと対峙してみてどうなるかって感じですかね。しかし予選突破の後にヒデの言ってたことは暗示になってる気がするよ。クロアチアも1vs1は大きな勝負ファクターになりそうだし

*そういえばPSVにはもう二人オージーがいるんだよねぇ、ジョイソン・カリーナと今回呼び寄せたアーニー・トンプソン(?)。この二人は何か不気味だな。てゆうかPSVは怒らないのかね?さっきの記事もそうだけど、クラブの私的利用じゃん。

*何となく大風呂敷広げ過ぎな気もする今日この頃。Jの分析もやらなきゃな~。16チームもやれっかな。まあどれか中途半端に終わってもご勘弁を。WCのやつはまだまだ期間があるから気にする必要ないかな。

*ちなみに、コメント欄には書きたくないけどご意見、ご感想、応援、つっこみ、リクエスト、告白などありましたら、
itaruru0612(@)gmail.com
までどうぞ。お待ちしてます。てゆうかちょーだい。

*で、マルケスマダー?

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バルサとターンオーバー@Liga Espanola Barcelona vs Alaves

チェルシーをやったので、もう一つのメインキャストであるバルサもやらなきゃダメでしょ。と言うことで、久々というか、初めてに近いリーガのレポート(はてなではたまにやってたりしたけど)

Liga Espanola 05-06
Barcelona 2-0 Alaves @ Camp Nou
Barcelona:46'H.Lasson 82'L.Messi

バルサスタメン:GKビクトル・バルデス、DFオレゲール、プジョル(→85'ベレッチ)、マルケス、シルビーニョ、MFエジミウソン、イニエスタ、ファン・ボメル、FWジュリ(→84'マキシ・ロペス)、ラーション(→73'メッシ)、ロナウジーニョ

アラベススタメン:GKコンスタンツォ、DFコロミナス、ファニート、サリエギ・スマラガ、アロンソ、MFギョルギエフ(→57'エルトン)、カルピンテロ、ボディポ、FWハンドロ、アロイージ、ネネ(→70'ルベン・ナバーロ)

バルサの昨シーズンと今シーズン、変わった部分と言えば層が厚くなったこと。昨年の今頃はバックアップの層が薄く、ターンオーバー出来ないため連戦による蓄積疲労、怪我などでチームの運用という意味ではかなり苦しめられていた印象。今シーズンは優秀なメンバーを迎えて、質を落とさずにターンオーバーさえ可能になったことは、去年との大きな差なのかなぁ。

ということでその恩恵を思いっきり活かして今節はターンオーバー。欠場選手としてはネーションズカップで離脱中のエトー、そして長期離脱中のシャビ、前節終了間際に赤を貰ったデコ。で、CFWにはラーション、デコの所にはファン・ボメル、ここの所シャビの穴を補っているイニエスタという感じ。その他にも、左サイドバックにはジオではなくシルビーニョ、右サイドのアタッカーにワンダーボーイ・メッシではなくジュリと言った感じで、この一戦に対する位置づけが伺える。

で、そのターンオーバーなバルサなんだけど、ボールは回るモノのいつものような細かいパス交換による崩しが余りなく、ロナウジーニョの技巧に頼る形でしかチャンスが生まれない。まあアラベスも決め手を欠いてお付き合いしてくれたため(ボディボの凄いFKをビクトル・バルデスがスーパーセーブで凌いだのは迫力たっぷり、壁の作り方が気になった)最終的にはバルサが先制するんだけど、バックアップの選手が数多く出るとチームのクオリティが少し下がってしまう部分がかいま見えたのかなと(というよりデコ・シャビというMFの質の高さが表れているのかも)まあこれを鑑みると、UCLのチェルシー戦までにこの1ヶ月でいかに怪我人を出さずに良いコンディションのまま持ってこれるかというのがポイントなのかなと(シャビは戻ってこれないけど)

タスク的な要素で気になったのは、バルサの両サイドバックの裏のスペース。バルサのサイドバックは、ポゼッション時にアタッキング・サードに入るか入らないかという高いポジショニングを取り、スペースを見いだしたら躊躇なく上がるというバルサの超攻撃的なポリシーを表現しているポジションだと思いますが、昨シーズンのUCLでのチェルシー戦でここを突かれまくって負けたようなモノで、その辺がどうなってるのかなぁと思って。

で、アラベスも例に漏れず、高い位置にサイドアタッカーを張らせてそのスペースを使うことを狙っていた訳ですが、それに対して具体的な対策を獲る事はなく、結局の所かなり使われていました。まあそれに対して策を講じるのではなく、その倍殴り返すと言う感じのメンタリティのチームなので、最高の攻撃力を備えているだけにリーガに関しては気にする必要はないかも知れませんが、チェルスキ戦を考えると具体的な対策が必要なんじゃないかなぁと。まあ攻撃的なメンタリティを維持しながら、スペースケアをするというのはかなり難しいと思いますが、アンカー、両サイドのつるべの動き+絞り込みなど、うまく工夫していく必要性があるのかなぁと(まあスペース埋めれてもぶっちぎられては仕方ないんですけど)

ゲームの方は後半早々、ロナウジーニョから右に展開されるとジュリがDFと GKの間に流し込むようなグラウンダークロス(スルーパス?)、これに対しコンスタンツォが処理ミス、それをラーションが抜け目なく詰めて先制。その後ロナウジーニョがPKを外したり、ジュリが決定機を決めきれなかったりととどめを刺しきれなかったモノの、80分過ぎにカウンターからロナウジーニョが左から切り崩して角度のない所からシュート、コンスタンツォが弾いた所を今度は勢いよく交代で入っていたメッシが押し込んで追加点で勝負有り。二人で崩し切ったゴール。そこ!ジュリとメッシの差があるとか言わない。

それにしてもメッシ、イイ!WYから勝手にメロメロな訳ですが、メッシが入るとロナウジーニョが2人になるような感じで、バルサの攻撃のクオリティが更に上がる。そういう意味ではメッシの存在はこのスターチームの中でも大きくなっているというのが感じました。ジュリには切ないけどね(ジュリも好きなんだけどなー)

リーガの趨勢は、バレンシアがビジャの2ゴールで勝ったので、2位がオサスナからバレンシアに変わったモノの差自体は大きいことは変わらない。レアルも調子を上げてきているようですが、バルサの絶対優位は揺るがない状態といえるのではないでしょうか。周囲のチームはこのチームの絶対的なフィニッシャーであるサミュエル・エトーの不在でおかしくなることを期待していたようですが・・・まあしゃあないね。

ということで、昨日のエントリーに関連づけて、期待しているバルサ-チェルスキのゲームのためにちょっとばかしレポートしてみました。プレミアにしてもリーガにしても、リーグを軽視しすぎ?いや、もうほぼ優勝は決まったようなもんでしょ?まだ先は長いけど。ということで今日はここまでです。

*バレロンが・・・、バレロンが・・・。膝十字靱帯断裂で6~8ヶ月離脱、ワールドカップもさよならってまじかよ・・・。orz

*俊輔のゲームは実は後回しにしましたよ、まあその予想は間違ってなかったみたいでこの日はイマイチだった模様。体調悪いという話だったし、年末年始の連戦で疲れも出てきてもおかしくないからね。まあそれでもセルティックは勝ったし、OKOK。しかも、ハーツ負けたー!タイトルいただき!

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January 23, 2006

チェルシーに迫る不安@Premiership Chelsea vs Charlton

昨日エバートン-アーセナルのレポートやろうと思ったんですよ、てゆうか半分書いたんですよ。でも後半途中に寝ちゃって、結局仕上がらず(結果としては前半の一点が決勝点だったみたいだけど)と言うことで、UCLもあるし、チェルスキ-チャールトンを。出来れば次もやるつもり。僕のプレミア勉強は続く(ちっとも詳しくならねぇ気がするんだけど)

England Premiership 05-06
Chelsea 1-1 Charlton @ Stamford Bridge
Chelsea:18'E.Gudjohnsen Charlton:58'M.Bent

チェルシースタメン:GKツェフ、DFギャラス、リカルド・カルバーリョ(81'黄×2)、ジョン・テリー、デル・オルノ(→79'カールトン・コール)、MFマケレレ(→63'マニシェ)、ランパード、グジョンセン、FWジョー・コール、クレスポ、ダフ(→63'ショーン・ライト・フィリップス)

チャールトンスタメン:GKミューレ、DFヤング、Jフォーチュン、フレイダルソン、パウエル、MFホランド、キシシェフ、アンブローズ(→93'バートレット)、ロンメダール(→40'M.ベント)、FWD.ベント

ここの所印象的に調子が落ちてるような気がするチェルスキ。全然負けてないのに何で?と思われるかもいるかも知れませんが、だから「印象的」なんですよ。この日のゲームは、ホームスタンフォード・ブリッジでのチャールトン戦と言うことで、まあチェルスキの勝ちは始まる前から決まっているような感じ(最終的な結果はどうあれ)なんですけど、UCL的に気になるチェルスキの中身を分析しながらレポート。

ここのところのチェルスキのメンバー事情を見ると、エシアンが怪我で欠場(ネーションズカップも辞退)、ドログバがそのネーションズカップに参加のため2月初旬までいない状態。そういう部分も鑑みてディナモ・モスクワからマニシェを獲ってきましたが、現状ではクレスポがCFWに入り、エシアンの穴はグジョンセンが入る感じが多いのかなと。

まあメンバーが替わっても戦い方は変わらず、だからこそ結果が残っていると言える訳ですが、その強さの源でもあるタスクの徹底ぶりに少し翳りがあるのかなぁと感じています。

どの辺に翳りがあるかと言えば、チェルスキの強さの象徴でもある堅牢なる守備ブロックの部分。全ての試合に目を通しているわけではないし、絶対的な確信は持てないんですが、ラインが深くなって、水際で防ぐにしてもちょっと危う過ぎるシーンが多くなったことだったり、DFラインの前にいるべき選手の戻りが遅く、バイタルエリアのスペースを消しきれなかったりと言う部分に翳りがあるのかなぁという感じがします。まあこれは想像でしかないですが、これだけ勝ち続けていれば、そういう要素をストイックにやり抜くだけの緊張感を保つのは難しいかなぁと思ったり。

まあ、より集中力の高まるゲームとなるであろうUCLでは余り気にする必要はないのかなぁと言う気もしますが、このチームの強さはあくまでもタスクを徹底してやり抜けること。そういう部分が曖昧になってることに関して、ちょっと気になる所なのかなと。守備に焦点を当てましたが、攻撃に関しても少し気になる。カウンターに関しても穴があったら必ず突いちゃうような正確性に関しても、以前と比べてアバウトな感じも。まあ攻撃に関しては、一発決めちゃえば、オールOK的な部分もあって、それを可能にする個々の選手の技術力の高さがあるので余り気にする必要性はないのかも知れませんが、バルサとのゲームではどんな細かい要素がゲームに反映するのか分からないぐらい神経質なゲームになる可能性もあるだけに、モウリーニョはもう一度確認することが必要なのかも知れません。

それと、今回のゲームでも見えてしまったチェルスキに残る課題。こういう守備重視型のチーム共通の課題でありますが、主体的に崩す必要性に狩られた時の脆弱性。チェルスキーは比較的柔軟性のあるチームだとは思いますが、今シーズンのサッカーはよりカウンター型のサッカーに推移していて、その分崩す力というのが落ちているのかなぁと改めて感じました。これに関しては個に依る所が大きいのかなぁと思いますが(ドログバの絶対的高さとか、ロッベンのドリブルワークとか)、チームとしての方法を持っていないという部分では大きな不安要素となりえる。特にスペースを消されるときついかな・・・。バルサ戦では先に失点するというのも充分考えられるだけに(その後バルサが引くとも思えないけど)、その辺は大きな不安なのかなぁという気がします。

一応このゲームの中身も。前半早々にチェルスキが左のCKからあっさりと先制点。アウトスイングのボールをニアでDFの前に入り込んだクレスポが合わせる。これはGKが何とか弾いたモノのそこに詰めていたグジョンセンがすかさずプッシュという形でした。その後も余りチャールトンが来なかったこともあって、ポゼッションを握ってチャンスを量産。ただ、流れの中では最後の部分で正確性を欠いていた印象。セットも惜しいシーンがあったが、決めきれず追加点が奪えない。

後半も同じような展開でチェルシーペースでゲームが進むが、追加点が生まれず、そんな中で一瞬の隙。特に脅威を感じる攻撃ではなかったものの、アンブローズがやり直すような形で戻りながら簡単に放り込む、ラインが崩れていたためマークにズレ、そこを飛び込んできたベントに突かれ、これがツェフの反応を許さない絶妙のループヘッド。流れとは全く逆な同点弾となる。

同点となったことで、ドローOKなチャールトンはよりはっきりした形に、しっかりと組織を作って迎撃するスタイル。SWP、新加入のマニシェ、カールトン・コールと次々に投入、またグジョンセンもトップに上がって総攻撃モードにシフト。しかし、迎撃型の速いアプローチに苦しみ、効果的な崩しが出来ず攻撃が停滞。80分過ぎにはチャールトンのカウンターに対してリカルド・カルバーリョが相手を足を狩る深いタックルで2枚目のイエローを貰う失態。結局ゴールは生まれず、チェルスキにとっては「ぬかった!」と言った感じのドローとなりました。

まあ優勝争いにはそんなに影響はないんだろうけど、奇しくも予感が当たったと言った感じになったかな?(当たるなんて珍しい)まあチェルスキには、警鐘となるような結果だったのかも知れませんね。

まあ何でこんな事をやったかと言ったら、バルサ-チェルスキのカードにとても期待しているからです。バルサが調子良いだけにチェルスキも良い状態でこのゲームに臨んで欲しい所です(どっちが勝ったって良いけど、とにかく去年の再現となるようなマジカルなゲームが見たいっ!)と言うことでここまで。

*嘉人キター!今シーズン初ゴール!しかもアシスト付きらしい。まだ見てないから分からないけど、本当に良かった!こっから乗ってけ!頑張れ頑張れ。

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January 21, 2006

05-06 Jリーグ 市場動向(7)

これで、Jの市場動向だけでエントリーするのは最後になりそうかなぁ・・・。各クラブが新体制発表を続々とする中、注目されていた移籍が次々と終焉、そしてサプライズも隠されていましたね。と言うことで前回のおさらいから。

05-06 Jリーグ市場動向(6)(LooseBlog)

・玉ちゃん、赤似合わなそう・・・。

玉田 名古屋入り決定 2年、背番号11(スポニチ)
玉田が名古屋に完全移籍(ニッカン)
玉田が名古屋完全移籍(報知)

と言うことでJ2降格により、主力大量放出の憂き目にあっているレイソルの放出劇もこの目玉商品の売却により終焉。この日本代表のドリブラーには、アルディージャ、エスパ、マリなども手を挙げていたモノの、最終的には方針を曲げ完全移籍に切り替えてレイソルの希望を満たしたグラに決まった。移籍金2.5~3億、年俸4000万の2年契約。

具体的な動きが合ったのはエスパとグラだったようで、最終的には資金力の差がものを言ったかな?まあグラの方が玉ちゃんを必要としていたのも確かで、そういう意味では収まる所に収まったという形かなぁと。元々グラは外国人FWの獲得に資金を投入するつもりで、玉ちゃんに関してはレンタルでと言う方針だったみたいだけど、その資金を玉ちゃんに持ってきたという形かな?しかしレイソルは最初玉ちゃんに関してはレンタルでと言う方針を打ち出していたと思ったんだけど・・・出るという意志が固くて、戻ってこないと思っちゃったのかな?

グラは後はコンビを組むであろう外人FWの獲得次第だけど(外国人枠の関係で安英学の退団が決定、移籍先はKリーグの釜山とのこと。Kリーグ初の北朝鮮人選手らしいよ。ただ、0円移籍とは勿体ない)、とりあえず主戦級のFWを確保できたのは大きい。さすがに長いシーズンを経験の浅いFW陣で乗り切るには無理があったからね。玉ちゃんにとってもイイ移籍だと思う。出場機会はほぼ保証されてると言っても過言ではないし、後ろには中村直志、藤田、本田とイイ出し手が揃っているから、今までのように何でもかんでもやらされて負担が掛かると言うことも少なくなる。FWとしての怖さを取り戻せば、充分WCも見えてくると思う。

まあどちらにしても決まったことは良かった(マリには来なかったけれど)移籍交渉が長引かずに、しっかりと新シーズンに向けて準備が出来る。後は結果だけ、シーズン序盤からトップフォームで結果を出してもらいたい(左利きと言うことで贔屓してるだけなんだけど。オーストラリアとかクロアチア相手にはこういう速くて突っかけられる選手はキーになるとも思う。田中達也とか嘉人がどうなるかにもよるけどさ)まあお約束のように書いておくけど、マリ戦以外でね。

と言うことで、次。

東京ヴェルディ1969 山田卓也選手移籍加入決定のお知らせ[C大阪](J's Goal)
山田卓也選手移籍のお知らせ[東京V](J's Goal)

正式決定。まあこの移籍自体は年末に噂が出ていたしね。ただ、この発表の数日前に本人のブログに書かれた退団報告、それに至る経緯が克明に書かれたものの方が話題をさらった感じ。

サポーターの皆さん(山田卓也/楽しんだ者が勝つ)

まあW小林同様、林や米山の戦力外通告による疑念がこの移籍の発端となったようですが、それでも長い年数を過ごしてきたクラブへの愛着もあったりと、そういう相反する感情の中で揺れ動いたオフだった模様。今回降格を機に若返りを図ると言う意味で林・米山を切ったのに(まあ本音の所は単に切りたかっただけなんだろうけど)、彼らより年を喰っている永井の獲得が決まっていたと言う矛盾、そういう事があったら確かに疑念に苛まれても不思議じゃない。実際今シーズンのヴェルディの動きを見ても、若返りとは相反するような動きになっている気もするし、ヴェルディフロントの曖昧さが主力放出の引き金となってしまったことは紛れもない事実なのかもしれない。

セレッソとしてはとてもイイ補強。前回山卓のことを書いた時と同じで、様々なポジションをエネルギッシュにこなせる選手は監督にとっては使いやすいだろうし、チームの特徴にも合いそうな雰囲気があるからね。久藤がアビスパに出たので、基本は右サイドでのきようになると思うけど、ファビーニョの穴埋めのために獲得した新外国人のピンゴ(ファビーニョとは又違うような選手なのかな?サイズ的にファビーニョでかかったし)という選手が日本のサッカーにフィットしなかった時にボランチの補償にもなる。

この移籍に関してはちょっと新シーズンが楽しみ。だって、山卓がピンクよ?それを想像するだけで面白い。

林健太郎選手加入のお知らせ[甲府](J's Goal)

そんな発端となった林の行き先は甲府。またもやJ1残留。甲府としては・・・どうかな?使い所が非常に難しい選手なだけに、大木監督としても結構頭を悩ませそう。確か、大木監督との結びつきの強い鶴見もレンタルで獲ったはずだからその辺は使い分けるにしても、どうなんだろう?

何となくだけど、林が活きるかどうかは甲府がJ1でいかに戦うかに掛かってくる気がする。技術とかプレービジョンは素晴らしいモノを持ってる選手だから、攻撃に新たなリズムをもたらせる可能性があると思う。ただ、あくまでも攻めの展開で活きる選手。、劣勢の展開だと・・・。まあ大木監督の考え次第かな。

東京V平野、仏2部シャトールー移籍か(ニッカン)
東京V平野クロアチア移籍へ(報知)

ヴェルディ絡み。平野は噂も出てなかったし残ると思ってたけど、独自路線。海外でドサ周りをしている模様。最初は報知の方、福西に興味を示していたと言われるクロアチアのオシエクと言うクラブのテストを受け、その結果はどうか分からないけど、次にフランスに渡ってシャトールーというリーグ2のクラブのテストを受けてるとのこと。

このニッカンの記事によるとシャトールーの方は決まりそうな様子なんだけど、どうなんだろう?心の底に海外の夢を持っていて、このタイミングで!と言うのがあったのかな?契約更新とかは?色々とよく分からない部分も多いけどどうなるんだろう?ちなみにシャトールーと言うクラブは、大黒のいるグルノーブルより上。ありゃま(まあ大黒の場合は、1部補償みたいな契約条項が入ってそうだけど)

東京Vが元柏のバジーリオらを獲得(スポニチ)
東京VがDF萩村、MF藤田を獲得(ニッカン)

もう一個ヴェルディ。まずワシントン・ジウが出て行ったことで、がら空きになっていた外国人枠をサントスからバジーリオ(MF)、サン・カエターノからアナイウソン(FW)、サントアンドレからデジマール(DF)をラモスが直接ブラジルに渡って決めてきた模様。てゆうかバジーリオもデジマールも全く記憶にないから凄い。とりあえず彼らが来期の核となると言うことなのかな。

で、FC東京から藤田をレンタル。FC東京では積年の課題の解消(スタメン離脱でも質の落ちないサイドバックのバックアッパー)は解消できなかった事もあって、まあ予想範囲内の選手動向かな。FC東京としては徳永も入ったし、修行も兼ねてって感じかも。萩村は渋いね。リンクなしだけど、ベガルタから富澤の呼び戻しも決まった模様。

結構人数は揃ってきたかな?ただ、スタメンに関してはほぼ総入れ替えで、チームの再構築がどのように進むのかは、見えてこないね(ラモスの話を取り上げるマスコミは精神論ばかり)獲ってきた選手を見ると、前はアイデアとテクニックを強調していくのかなぁと言う気はするけど・・・・。はてさて。

清水の崔兌旭が蔚山に移籍(スポニチ)

おー、出しちゃうか。エスパの高速サイドアタッカー、チェ・テウクがKリーグ蔚山に移籍することが決定した模様。ただ、「ら」スレでは、その条件面でもめてるという話題も出てたけど、その辺はどうなのかしら。

まあ鳴り物入りで入ってきたとはいえ(若くして02WC出場、アテネ主戦級)外人助っ人としては正直期待された以上のモノは示せず、そういう意味ではJへのフィット(戦術的な拘束と言うのもあるかなぁ・・・チームがまとまってきたのは終盤だし)に苦しんだということころかなぁ。ただ、終盤の左サイドでフィットしてきて、ショートカウンターの急先鋒としてピード溢れる突破でポジティブな効果を生み出していただけに勿体ない放出の様な気もする。チョ・ジェジンとのコンビも普通に良かったし。

しかし、エスパはこれで大丈夫なのかねぇ?沢登引退、北嶋放出で玉ちゃん捕獲を目論むも失敗、で、今回チェ・テウク移籍。一気にアタックラインの層が薄くなった気がする(しかも若い選手ばっかり。まあその質は高そうだけどね。今年の大卒大目玉・筑波のMF藤本淳吾、それと前評判の高いFW矢島が加入。てゆうか新人に10番と9番与えますか・・・)いくら健太が若い選手好きとはいえ、これで平気なのかしらん。まああくまでもプレッシングからのショートカウンターを重きに置いていて、個の質を前面に押し出すわけじゃないから、大丈夫かも知れないけどさ。でもマルキが怪我したら・・・・ねぇ。

そういえば前所属の仁川との契約条項の中に入ってる買い戻し条項みたいなのが入ってた気がするんだけど、もしかしてそれがもめてる原因?(記憶が正しければ、移籍金なしで買い戻しOKみたいな条項が盛り込まれてるとかいうのが入ってた気が・・・めんどくさいから調べないけど)

FW北嶋が柏に4年ぶり復帰(ニッカン)

話題に出たから、ついでに。エスパはどうなのかな?出しちゃって良かったのかなぁという気もする。今シーズン静岡ダービー1戦目(だっけ?)で膝をやって長期離脱しちゃったけど、幅広く動きながら前線でカウンターの起点となっていたりと、結構フィットしてた気がする。まあマルキとチョがいるからスタメンで出たいと言う気持ちが前に出れば移籍は仕方ないのかも知れないけど。

レイソルには4年ぶりか・・・考えてみたら北嶋は日本代表だったんだよねぇ。まだ老け込む年でもないし、古巣でリスタートって悪くない気がする。まあクラブもリスタートみたいなもんだしね。

大宮が大分からGK江角を獲得(ニッカン)

段々憎たらしくなってくるよね、ここまで来ると。金銭的に弱いクラブやら、降格したクラブを叩きに叩いてるって感じ。で、大分で一時期ゲームにも出ていた江角マキコのいとこだか、まあそんな感じのGK江角を獲得した模様。江角は契約更改でごねてたと言う話もあるし、西川君がいるからね。GKの判断基準は結構難しいけど、荒谷とのレギュラー争いか。あの坊主のGKは巧いのか下手なのかよく分からないんだよなぁ・・・・。

そういえば大宮はホンジュラス代表のサウル・マルティネスはどうなったんだろ?

林丈統選手の移籍について(ジェフオフィシャル)
林丈統選手移籍コメントについて(ジェフオフィシャル)

直筆コメントがジェフサポの涙を誘う。と言うことでこのエントリー最後は今年ラストとなりそうなビッグサプライズ。ジェフのスーパーサブ、林がサンガに完全移籍。移籍市場が開いた当初、セレッソへの移籍が取りざたされたりしたわけだけど、水面下でサンガとの移籍交渉があったんだねぇ。

移籍理由としては、オシム含めてここまでのほとんどの監督がスタミナや抜群のスピード、展開を読む力を含めてサブでの起用が多かったことに疑問を持ったことで、スタメンへの可能性を探ってサンガに移籍することを決めた模様。実際どうなんだろう?まあスタメン確約が裏にはあるんじゃないかという噂もあるんだけど、まあそういうことを抜きに考えても、パウリーニョ・アレモン、そして田原とのスタメン争いは激しいだけに、どうなるかは分からない気もする。

ジェフにとっては激痛。基本的にはハース・巻・林(+要田)で回し来ていただけに、現状ではFW陣の層の薄さは深刻。まあ沢山若い選手が備えているから、その選手の中で良い意味での驚きを期待するという感じかな?まあオシムの育成手腕には定評があるし。それと、ポペスクの穴を埋める新外人も去年同様これからだから、前の選手を獲ってくると言う可能性があるかな?ジェフは今オフは無事に済んだかなぁと思った所で・・・こういう運命なんだねぇ。

とりあえずは、この辺かな?何となく取り上げていないクラブがある気がするけど、それはごめんなさい。多分見落としてるだけだと思います。とりあえず、多分これで一段落だと思うので、これから少しずつ分析して、去年同様「Jリーグ傾向と対策」やるつもりっす。と言うことで今日はここまでです。

*グラウと飯倉くんに関して、又出てきましたね。まあこれは又次でやるけど、戦力云々は置いておいて、先見の明のなさを感じたり。グラウは移籍先がすんなり決まると良いけど。

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January 19, 2006

2006 Fマリノスへの提言 -Fマリノスのサッカーってなんだろう?-

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1/17、新体制発表で新加入選手やら新しいユニフォームの発表があって、Fマリノスにとっての2006年のスタートですな。で、さあ心機一転という感じなんだけど、振り返ることとかしてなかったなぁと思い出したので、まあ去シーズンを振り返りながら、今シーズンの課題というか提言というか。

・「Fマリノスのサッカー」ってなんだろう?

監督、又は選手達が試合後のコメントやオフィシャルサイトの日記などに度々出てくる「○○のサッカー」と言う言葉。そのチームが狙いとしているモノ、積み上げてきたモノ、チームカラー、アイデンティティ、まあ色々な意味を引っくるめての言葉なんでしょうけど、昨シーズン僕は自分でこの言葉を使うのを躊躇する場面が何度かありました(結局使ってた気もするけど)というのも、「Fマリノスのサッカー」ってどんなものを示すのかが最終的にぼやけていて、それが示された様には見えなかったからです。

チームの中には、何かしらの判断基準があって(それは標榜しているスタイルなのか、過去の成功体験なのかはわからないけど)重ね合わせて「Fマリノスのサッカー」が出来た、又は出来なかったという判断が出来るのかも知れません。しかし僕の中で昨シーズン(特にスタイルチェンジを標榜した後)Fマリノスが最終的にどのようなサッカーをしたいのか、どういう形を目指すのかは今ひとつ見えなかった(多少かいま見えた気もしなくはないけど)だからこそ、この「Fマリノスのサッカー」という言葉に???という事を思ったのかも知れません。

きっとイメージなら、見ている人それぞれにあると思います。「勝負強い」「いやらしい」「諦めない(あきらめの悪い)」「つまらない」まあ答えは見た人の数だけあり、勿論Fマリノスが好きな人だけではなく、違うクラブが好きな人にもあると思います。まあそれは当然なんですが、僕が気になるのはそのFマリノスのサッカーを見た人が抱いたイメージと、チームとして目指しているものが、本当にリンクするのかということ。多分答えはNoなのではないでしょうか。僕はそこに昨シーズンのFマリノスの苦闘の原因があり、又今シーズンの一番大きなポイントとなるんじゃないかなぁと。

個人的に思うことなんだけど、国内外問わず結果を残しているチームは、見ている側に強い印象を与え、又その印象とチームが標榜しているサッカーにギャップは少ないのかなぁと。勿論先ほど書いた通り、個々がイメージするものは様々で完全に重なり合うことはないのかも知れませんが、少なくともチームとしてやろうとしていることをピッチに表現しているからこそ、そのイメージが重なり合うと言えるのかなぁと。だからこそ、見ている人はそのサッカーを理解し、同じ印象を抱けるのではないでしょうか。

まあそういう事を踏まえた上で昨シーズンやっていたサッカーを考えると、やっている側と見ている側のギャップの大きいFマリノスのサッカーは、問題があるのではないでしょうか。

じゃ、具体的な話に行きましょう。僕が抱いているFマリノスに対する疑念。

・抽象的なサッカーから、具象的なサッカーへ

目標は勿論Jリーグのタイトルですが、ピッチの上で選手たちが生き生きと躍動しているようなプレーで、見る人を感動させたいと強く思っています。その為には、一年を通して選手・スタッフが目を輝かせ喜びあふれ、サッカーを出来るようにさせてやりたいと思います。

2006年シーズン新体制発表 Fマリノス・岡田武史監督

新体制発表の岡ちゃんのコメントの抜粋です。ご覧になった方も多いのではないでしょうか。で、何でこのコメントを抜粋したかというと、こういうコメントに現状のFマリノスが表れているのかなぁと。

「生き生きと躍動している」「見る人を感動させたい」、これらの言葉はとても素敵な言葉ですけど、解釈的にはFマリノスが昨シーズンやってきたサッカーもこういう感じなのではないでしょうか。選手達のコンディションが良かったときに限られることかも知れませんが、ロジカルというよりもメンタルの要素を強調し、よく走って最後まで諦めず、奇跡みたいなどんでん返しを起こす様なサッカー。それはそれで選手達は躍動し、諦めない姿の結実は見る人を感動させるものに繋がるのかなと。ただ、サッカーの中身として考えたとき、結局このような言葉は抽象的でしかなく、チームの中に具体的なイメージのなさを象徴しているような気がしているのです。

精神的な要素が強調される余りサッカーの中身に対しては抽象的な要素にスポイルされ、具体的なサッカーの中身が見えてこない。僕が心配というか疑念を持っているのはこの部分。勿論、これで勝てれば文句はないんですけど、1シーズン制となったJリーグに置いてこういう得体のない強さだけでは勝ち続けられないというのが僕の見解。行き当たりばったりで戦っていくのではなく、リーグ戦の中で実戦、修正という事を繰り返し、その中で質を高めていくことによって、でプロセスを突き詰めていく必要があるのかなぁと。それが出来たときサッカーに置いても抽象的から具体的にも変わっていき、サッカーに置ける見る側とやる側のイメージも誤差がなくなっていくのではないでしょうか。

別にどんなサッカーを標榜しようと個人的にはイイと思っています。極論を言えば、面白くないと一般的に言われているユーヴェやチェルシーのように勝利至上主義を突き詰めたようなサッカーでも構わない。良いサッカーって世間的に思われるようなサッカーをして欲しいから言う訳じゃないです。僕はどんなサッカーでもイイから、矛盾のない整合性のあるサッカーをして欲しい。それをしていけば、勝つ可能性が高まるはず。そのためにも、抽象的で力任せのサッカーに満足せず、具体的にサッカーを考え、積み上げていく作業をして欲しいなと。

まあこんな事を書きながら、非常に抽象的な事ばっかり書いてるわけですけど、まあその辺の矛盾が僕らしい。まあ具体的なことを書けば取り留めがなくなっちゃうかなぁと思って書かなかっただけですけど。例を挙げれば、ポストワークとサポートの連動性とか、クロスボールの狙いと中の動き方とかね。まあとにかく言い訳は出来ないシーズン、しっかりとしたサッカーを作り上げて欲しい。と言うことで今日はここまで。

*本当は昨日上げるつもりだったんだけど、クマーショックで大揺れだったからね。何かちょっとタイミングずれたかなぁ。

*しかし、最近イイタイトルが思いつかない。困ったね。だから改めて沢山タイトルを考えなくても良いように、シーズン通じて使えるのを考えたけど。今日の文章なら何が良かったんだろう?「疑念を振り払って」うーん、イマイチだな・・・。

*と言うことで、今年のFマリ系の雑文というかコラムは「2006 Fマリノスへの提言」にしました。まあこの形で褒めたり、叩いたり、毒を吐いたりしていくつもり。サブタイトル付ける方が良いかな・・・・。

*お知らせ。このブログ用にメールのアカウントを獲りました。新しいアドレスは、
" itaruru0612「@」gmail.com "
です。コメント欄には書きたくないけど感想あって僕に聞かせてくださる方、リクエスト、エントリーには関係ない話題、諸処諸々のつっこみなど、このアドレスに送って頂けたらと。出来る限り、返信させて頂きます。"Web Tips"の所にもアドレスがありますので、ご用の際はこちらのアドレスに宜しくお願いします。お知らせでした。

*これでメール来なかったら寂しいなぁ。

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January 18, 2006

嘘だと言ってよ、クマー。

本当は書き途中のコラムを上げる予定だったんですけど、もう愕然とするニュースが・・・てゆうか、「はっ?意味分かんないんすけど。」(みつお)

熊林親吾選手、ベガルタ仙台へ完全移籍のお知らせ(Fマリノスオフィシャル)
熊林親吾選手完全移籍加入のお知らせ(ベガルタオフィシャル)

嘘だと言ってよ、クマー・。・゚(ノд`)゚・.。・

気を取り直して。素敵な思い出といくつかの勝ち点ありがとう。サンフレ戦の美しいレーザービームクロスやら、ガンバ戦でのオーシ終了間際の同点弾に繋がった綺麗なロングフィードは、Fマリノスに貴重な勝ち点を生み出してくれた。てゆうか納得いかねー。

フロントが何を考えているのか分からない・・・。出たらそれなりに良い仕事してたし、あのキック精度はチームの大きなオプションになれる要素の一つでしょ?確かに過密日程ではなくなるし、出場機会は限られるかも知れないけど、クマーに関しては燻っていたけど、将来性を買って獲ってきて、それなりに成果を残した。それなのに・・・?A契約枠を開けたいんだとしたら、他に切るべき選手いたんじゃないですか?(具体名は避けるけど)意味分からん。

今年のオフシーズン通して言えることだけど、不安な所はあるけど他の選手には出来ないことを出来る才能を持っている選手を次々と放り出してる感じ。ベンチ枠が広がるから一発で局面を変えれる武器を持っている選手を活かせるようになるはずなのに、それを切って同じようなタイプの選手を揃えてどうするのって感じ。

結論→どうみても補弱です。ありがとうございました。

しかもJ2だから移籍係数は半分、穴埋めできるお金さえ残らない(2000万届くか届かないか?もっと低い?)マリにとっては何の得もない移籍ですな。

まあベガルタ側から見れば、それなりに辻褄が合う補強なのかも。チームを支えてきた大黒柱的な存在であるシルビーニョがアルビに行って、よく知らないけど層はそんなに厚くないんでしょう。まあ競合するぐらい期待の外人が入って、そこでもう一枚という感じになったのかも知れないし。

勿論クマーにとってもそんなに悪い話じゃない。良い経験をして、より意欲が増した所で認められ、求められていく訳だし、仙台自体J1を狙えるチーム。その上今シーズンからベガルタの指揮を執るジョエル・サンタナ氏(鹿島もアウトゥオリ氏の前に狙っていてベガルタと競合してたらしい。鹿島は凄いブラジルコネクションを持ってる訳で、その鹿島に狙われていたと言うことは、それなりに成果を残している監督なんでしょう)の元でプレーできるというのは大きいことかも知れない。新監督と言うことで序列も横一線での競争だから、良い所を見せればスタメン奪取だって見えてくる。メンバー見ても、これまたどこかと競合してたらしいボルジェスという選手が凄いらしかったり、長身でクマのイイパスを活かせそうな萬代もいると言うことで、特徴が生かせそうだし。

とにかくクマー頑張れ、フロントは大橋に続いてクマーを売ると言うことは何かしら獲ってくるって事なんだよね?それか確実に後藤や狩野を育てていっぱしにするっていう確信があるんだよね?これで今年もドラゴン頼みでドラゴンが潰れてダメでした、じゃ切腹モノだよ。

腹が立ってネガティブ全開でやってみましたよ。しかし本当に大丈夫なのかいな?ということでとりあえずここまで。後で今書いてるやつを上げるつもり。マリコラム一発目ですよ(これがマリコラムと言えばそうなのかも知れないけど)

*鞠スレ経由で知ったけど、オーシも今日の初練習にいなかったらしいと言う噂・・・おいおい、オーシまで出すのか?勘弁だよ、ママン。

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January 17, 2006

05-06 F.Marinos OffSeason News Vol.4

那須キター!しかも2年半契約ですよ、奥さん。久々に嬉しいニュースですな。吉田さんも復帰したようで、それなりにめでたいですな。と言うことでVol.4。このエントリータイトルもこれでおしまいかな?まあいいや、おさらいね。

05-06 F.Marinos Offseason News Vol.3

・契約更改、ラストですな。

2006年度 契約更新選手について(1/13)
2006年度 契約更新選手について(1/16)(共にFマリノスオフィシャル)

と言うことでこれで所属選手の契約更改が無事完了。良かった良かった。去年はかなりごねた隼磨と更新されるかどうか微妙だった(まあ戦力外されてないから更新するのは決まってたんだろうけど、出されるという可能性もあったのかな?)ジローがラス前、そして最後は那須とエノタツ。しかし、いつまでたっても那須はDF登録なのねぇ、ほとんどDFじゃ使われないのに。

で、その那須くん。契約更新が遅かったこともあって、おかしな噂が飛んだりとかなりやきもきさせられたけど、無事に来期もFマリノスでプレーすることになりそうです。2年半契約と言うことで、彼の志の高さを感じる契約期間ですが、まあその意気で頑張って欲しいねぇ。今回の契約更新が遅れた理由は端に沖縄に自主トレしてただけ(達也もそうみたい)と言うことで、変に勘ぐりすぎたかな?まあ実際オファーがあったのかも知れないけど・・・。

那須の2005年はどうなんだろう?序盤はかなり重用、終盤はスタメンでは出れなくなり・・・と、2004年と同じような流れで、余り納得いくようなシーズンとは言えなかったのかも。プレーの中身を見ると、ゴールも多かったし、かなり積極的に攻撃に絡もうという意識が見えた(ミドルも多かった)。ただ、本来のボランチとしての仕事はイマイチだった気も・・・・。那須が求められていた仕事は、リスクマネジメントとパスディバイドだったはず。それを放り出して無理繰り攻撃参加してバランスを崩すというイメージも正直あった。終盤、鮪・山瀬(大ちゃんor大橋orクマ)・上野と言う組み合わせが重用されたのは、その現れかも。とにかくまずは自分の仕事をしっかりしていくことが、来期へのスタメン復活への鍵かも。

って、那須の事書きすぎ?いやだってほっとして、かなり嬉しかったんだもん。何となく踊らされた気がする(苦笑)達也はまあ納得いくようなシーズンじゃなかったのは明らかかな。出場数が1/3だし。まあキック云々は置いておいて、大小様々なミスが多いことは、どうにかしないと。哲也の信頼度はかなり上がってきてるし、もうスタメン確約じゃないのは自分でも分かってると思うし。僕は哲也派だけど、セービングの安定度とかはまだ達也の方が上だと思う。サイズもあるし。ミスを極力なくして、チームメイトに安心感を与えるGKに脱皮して欲しいねぇ。それこそ代表だって来期監督変わるから、そこで呼ばれちゃうぐらいの活躍、して欲しいな。

隼磨に関しては、去年は本当に頭が下がるような仕事ぶり。まあクロスが・・・・とか、フィニッシュが・・・とかあったけど、下の表にもある通りほぼフル出場(なんと45試合出場!休んだのは3試合・・・かな?)激烈シーズンでこれだけ出れたというのは、隼磨の身体がすげーと言うことなんだろうなぁ。その中身も毎試合毎試合かなりタフな上下動をしながらと言うのだから、ね。まあ来期はもうプレーの質を高めていくのみ。上にある通り、クロスやフィニッシュは勿論、今シーズンはかなり良かったドリブルワーク、それと課題となる守備時の1vs1、まあ平たく言えば全てにおいてのクオリティ向上だね。終盤はドラゴン効果もあるのかも知れないけど、アシストが続いたし!てゆうか複数年契約して欲しかったなぁ・・・。

ジローは、今期かなり出場機会が限られたなぁ・・・・。シーズン序盤は調子よかったんだけどねぇ(A3とか、セレッソ戦とか)まあ怪我もあったんだろうけど、厳しいね・・・。しかもノルマの3点を下回る2点_| ̄|○今シーズンは同タイプとも言える吉田孝行が戻って来ちゃったし、本当に正念場かも?てゆうか、シーズン途中にレンタルとかに出された危険性大。頑張って!

と言うことでラスト表。

Fマリノス 2006年度契約更新済み選手(1/13~16)

清水範久(しみず のりひさ)1年契約
2005出場 J1/12(0) ナビスコ/4(1) 天皇杯/1(0) ACL/3(0)

田中隼磨(たなか はゆま)1年契約
2005出場 J1/31(1) ナビスコ/4(0) 天皇杯/3(0) ACL/6(0)

榎本達也(えのもと たつや)1年契約
2005出場 J1/11(0) ナビスコ/2(0) 天皇杯/1(0) ACL/2(0)

那須大亮(なす だいすけ)2.5年契約
2005出場 J1/29(2) ナビスコ/3(1) 天皇杯/2(0) ACL/5(1)

・補強っぽい話。

吉田孝行選手、移籍加入のお知らせ(Fマリノスオフィシャル)
吉田孝行選手からのメッセージ(トリニータオフィシャル)

出戻り!間違えた、おかえり!だね。まあ5年半という長期の在籍と言うこともあって、サポにも愛されていただろうし、そういうクラブを離れるにはかなりの悩みを伴ったんだろうけど、向上心という最高のモチベーションでマリに加入してくれることになった模様。僕はフリエ好きだったので、又一杯見れるのは嬉しい。まあトリニータでかなり便利屋というか、チームを支える糊のような存在となれるプレーヤーという印象かなぁ。ストライカーだった頃は今や昔という感じだねぇ。

しかし何がきっかけになったんだろう?あの悪夢の0-3の時にイイ働きをしてたからかなぁ?よく走ってよく働くという岡ちゃんの好みっぽいから?それともマツのお友達が必要だった?まあ他に補強すべきポイントがあるような気がするんだけど、大橋が出て行っちゃって、それなりに層が薄くなったから、その補強としては豪華かも。

収支(移籍金)を見たら、大橋+山崎<吉田って感じでマイナスなんだろうけど、その損を感じさせないぐらい頑張ってちょうだい。

山崎雅人選手、大分トリニータへ完全移籍のお知らせ(Fマリノスオフィシャル)
山崎雅人選手、完全移籍加入決定のお知らせ(トリニータオフィシャル)

まさに、交換トレード状態。でも損を被ってるのはレンタルを挟んでる分だけ、マリ。まあいいけどさ。まあ、山崎がシャムスカの元でのプレーを望んだのだから、彼の希望通りになったのは良かったかな?トリニータでの活躍を見ると戻って欲しかったような気もしたけど、A契約枠の問題もあるし、仕方ないかな。

それにしても若い選手が次々と出て行く感じで、育てられないねぇ。よく競争意識が希薄なへなちょこはイラネみたいな感じで突き放しちゃってるけど、これだけ続くとマリの育成下手が改めて・・・・ねぇ。何とか後藤や狩野を一人前に育てて欲しい!てゆうかレンタル→完全というパターン勘弁、儲からない。

個人的に思うのは、コンクリにでも咲いちゃうような力強い花は限られてるんじゃないかな?と言うこと。水上げて、イイ土に変えてあげて、手をしっかり掛けて初めて綺麗な花を咲かせるんじゃないかな?ねぇ?岡ちゃん?

玉田 横浜M浮上 -名古屋、清水、大宮と争奪戦 近く移籍先決定-(報知)

何かようやく派手な話が!でも、ちょっと遅かったかなぁ・・・・、グラとは交渉段階に入っちゃってるみたいで、ちらほら濃厚?と言う話もねぇ(レンタルで狙ってるグラと完全で獲る意欲があるマリで少しアドバンテージがあるらしいけど)まあでも、少しは意欲が見えただけ良かったよ。成立するにしてもしないにしても、ね。

で、気になるのは、その下。マルケスとの交渉が難航中という話。アトレチコ・ミネイロが降格してマルケスがその2部でプレーするレベルの選手じゃないということもあって、クラブを離れるのは濃厚みたいなんだけど、ブラジル・J含めて(FC東京が乗り出しすぐに断念?ルーカス復帰?)かなり競合してる模様。まあその中で吊り上げとかもあるんだろうから、難航と言うことなのかも知れない。

どうなるんだろう?まあ来て欲しいという気持ちに代わりはないけど、値段次第では考え直さなきゃいけなくなるかも?イアルレイに関してはどうなってるのかな?まあとにかくこの辺は静観かな。無理なら仕方ないけど、それならすぐに切り替えてヨーロッパの契約切れの大物でも一本釣りして欲しいねぇ。てゆうか5、6億払ったら相当な選手を連れてこれる気がするよ。

この辺かな?明日は新体制発表、新ユニも発表だね。噂ではあの代表のやつの姉妹品みたいになるということだけど・・・・うーん。どうなることやら。と言うことで今日はここまでっす。

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January 15, 2006

05-06 Jリーグ 市場動向(6)

Jの移籍市場も本番は1月ですな。しかし来期のJは今度こそ独走になってしまうんではなかろうか・・・・。レッズ、恐ろしい子・・・。と言うことで前回のJ市場動向のおさらいから。

05-06 Jリーグ 市場動向(5)(Looseblog)

・シンジ、羽を休める地は古巣。正式リリースラッシュですよ。

オフィシャル
移籍に関して(sofc)
06/1/13 小野伸二選手と仮契約締結のお知らせ(レッズオフィシャル)

マスコミ
小野ボルトン移籍決裂!浦和と3年仮契約(ニッカン)
小野4年半ぶり復帰 代表合宿参加も(スポニチ)
Jで心身高めていざドイツへ!小野、浦和レッズ復帰決定(サンスポ)
小野浦和決定 -総額8億2500万円 4年半ぶり復帰-(報知)

日本最高の才能のJ復帰に一気に沸騰。まあそれだけインパクトのあるニュースですな。プレミアシップ・ボルトンへの移籍も取りざたされていたものの、クラブ間の交渉でレンタル・完全という隔たりを埋めきれず決裂、残留という選択肢があったもののクーマンとの軋轢もあって、クラブ間での話し合いが付いていたレッズへの復帰を本人が決断、そして仮契約と。移籍金3~3.5億、年俸1.8億の契約内容の模様。

もしWCがなかったら、この選択はしなかったかも知れない。でもこの時期だからこそ成立した移籍劇。見る側としては見ていてとても楽しい選手なだけに、たとえ半年だとしても、見れるのは嬉しいというのが本音(それがレッズだとしてもね)

で、本題。シンジとしては、昨年の夏にどこかに移籍してキャリアを更に前に進める事が出来ればベターだったんだろうけど、6月の怪我が大きな障害になってしまって、結局残留。その時の移籍騒動でフェイエでの居場所を無くしてしまったことが、今回の移籍に繋がったのかなぁと。シンジのキャリアは怪我と共にという感じだけど、これが最後になると良いなぁ・・・。

ただ、レッズに戻って来るという決断はそんなに間違っていないのかなと。体勢を立て直すという意味で、愛された地でプレーするというのは悪くない。勿論代表に関しても、国内組として沢山の選手達と時間を共有することで、失った時間を埋めるというのはポジティブとなり得る要素。ポジション争いは厳しく、プライオリティが見えにくいだけにどうなるかは分からないけど、決してネガティブなものではないと思う。

それにしても今年のレッズの補強は的確にして強力、そして極悪。昨シーズンマリッチが活躍したとはいえ圧倒的に層の薄かった前線に、昨シーズン強烈な印象を残したワシントンをフリーで、エンゲルスの盟友とも言えるCFW黒部もレンタルで確保。アレックスがいるものの本職は一人という左アウトサイドには若手有望株の相馬をマリノスとの競争に勝利してインターセプト。そして今回スーパーとも言える存在であるシンジの復帰まで実現させた。欲を言えば優秀な日本人センターバックが欲しかったかも知れないけど、それでもほぼ100点と言える様な仕事ぶり。チームとしてしっかりと狙いを持ってぶれずに仕事をしたからこその結果なのかも。まあ機能するかどうかは別にして、間違いなくJNo.1の戦力となったのではないでしょうか。

で、ギドはどこで使うんだろう?ここ数シーズンのやり方の継続となればボランチなんだろうけど、これだけ新戦力が入ってくればシステム含めてチームの再構成だってあるかも知れない。そうなると、ポンテと共にオフェンシブハーフでの起用もあるかなと。

さて、で、どうやって勝つよ、これ。まあ攻守のバランスが少し崩れそうな気もするけど、その前にその攻撃を受けきれるかどうかの方が先に立ってしまう。中盤の出所は3つになり、その受け手としてはワシントン、永井、黒部に復帰してくれば田中達也。バリエーションも豊富でチームの攻撃の幅は一気に広がりそう。まあ後は又戦力分析でやるにしても、本当に恐ろしいチームになりそう。今年は他チームが頑張らないと独走もあるかも知れない。

とにかくシンジがこういう決断をしたのだから、後は頑張るだけだね。シンジらしいプレーで楽しませて欲しいな、Fマリノス戦以外でね(苦笑)

それにしてもなんかさ・・・・、リアルサカつく状態だよね。じゃあ次。正式決定続々なので、クラブごとに。

ガンバ
DF 加地亮選手ガンバ大阪に完全移籍加入のお知らせ[G大阪]
FW マグノアウベス選手ガンバ大阪に完全移籍加入のお知らせ[G大阪]
MF 明神智和選手ガンバ大阪に完全移籍加入のお知らせ[G大阪](上記全てJ's Goal)

と言うことで、話が出てからそれなりに時間は掛かったものの、「8億円補強」がこれで完遂。11日に明神が先だってリリースされ、13日にマグノと加地さんがリリース。播戸、手島も含めて8億円という巨額を投じて、アジアに打って出る準備が出来たとのこと。

それにしても本当に完遂するとはね。このフロントの実現力は素晴らしいと思いますよ。手法としてはぶっこ抜きというか、強奪な訳だから、普通だったら横やりが入ってみたり、選手を説得できなかったりと、難航するものなんだけど、結局時間は掛かったもののすんなり進めて、シーズン終了時にはどうなるかと思われた状態から、更に質を上げてきた。フロントは自チームの戦力分析の上での選手のリストアップ、そして交渉とこれがオールマイティに出来てこそ。この辺は見習わなきゃいけないね。とりあえず並べてみますか。

Gamba 06
Ver.1             Ver.2            Ver.3
  マグノ  播戸          マグノ          マグノ
     フェル          二川  フェル    家長 フェル 二川
家長        加地   家長       加地    遠藤 明神
  遠藤保  橋本       遠藤保  明神    安田     加地
  山口 宮本 シジ     山口 手島 シジ      宮本 シジ
     藤ヶ谷            藤ヶ谷          藤ヶ谷

まあアラウ・大黒・フェルのトライアングルほどの爆発力があるかどうかは分からないけど、マグノに関してはゴールチャンスさえ増えれば、トリニータの実績を越える可能性は高いかなと。決定力の高さはあると思うし。播戸に関しても周囲との呼吸さえ合えば決定機に絡んできそう。フェルナンジーニョを核にどのような化学変化が起きるのかは、楽しみであり、今年の鍵になりそう。やっぱり点を獲ってなんぼのチームだしね。

それと加地さんね。地元復帰、徳永のFC東京加入など様々な要素が絡んで、その上でこの決断と言うことなんだろうけど、これが成功になるかどうかはまずは今シーズンを見てからかな。ただ、長期的な視野から見れば、徳永が入ってきて立場が危うくなる事も考えられるFC東京より、ある程度補償されているガンバの選択はクレバーな気もする。ガンバにとっては労を惜しまず上下動をしてくれる選手は、ボールを持てる選手が多いだけにありがたい存在になりそう。昨シーズン終盤、怪我するまでプレーが非常に積極的になってたから、そういう部分を継続して、代表のためにも更なるブレイクをして欲しいなと(別にガンバのためとは言わない)

で、こうして並べてみると、層は厚くなっているのは確か。二川(or家長)、手島(or山口)、明神(or橋本)、と言った選手が後ろに控える形となるわけで、それ以外にも去年のスクランブルの成果もあって寺田とか三木も戦力になりそうな雰囲気はある(かな?まあこれからなんだろうけどさ)後はいかにあの激烈スケジュールの中で西野がいかに回していくかに掛かってくるのかなと。ちなみにVer.3に入れた安田はユース代表の子で今年昇格、北朝鮮戦で後ろから上がって決勝点上げた子。思い切ったオーバーラップが気持ちよかったね。ガンバ産の新たな才能ってところかな。

ふと思ったんだけど、ここでこんなに書いたら戦力分析の時にもろかぶりになりそう・・・。その時はご勘弁を。次は金満NTT。

アルディージャ
小林大悟選手加入のお知らせ[大宮]
↑決まっちゃったかぁ・・・・。

小林慶行選手加入のお知らせ[大宮]
波戸康広選手加入のお知らせ[大宮]
土屋征夫選手加入のお知らせ[大宮](上記全てJ'sGoal)

と言うことで、大宮も噂された選手の獲得が次々と実現して正式リリースの連続(残りはホンジュラス代表のマルティネスと玉ちゃんの動向かな?)まあこの4人の他と言えば、吉原宏太(森田もパス買い取り)と佐伯ぐらいかな?とにかく恐ろしい買いっぷり。とりあえず並べてみる?

Ardija 06
Ver.1             Ver.2
   桜井  マル(仮)      森田
藤本       大悟   藤本       大悟
 純マーカス 慶行     純マーカス 慶行
三上       波戸   三上  佐伯   西村
 トニーニョ 土屋        土屋  トニーニョ
     荒谷             荒谷

なんか、降格オールスターって感じ?まあそういう獲り方してきたから当然と言っちゃ当然なんだけどさ。で、チームとしては前回書いた通り、新加入選手をアルディージャの基本線でもあるボックスを維持しながら守るゾーンディフェンスに組み込めるかどうかが鍵で、その辺は三浦監督の指導力に掛かってくるのかなと。並べては見たけど、正直これでリアクション重視のゾーンを機能させるには相当苦労しそうな気がするし、せっかく獲ってきた選手の持ち味が消える気もする。機能しなかった時にどうするのか、そっちの方が興味があるかも知れない(監督としての幅を見たい)

で、両方ともアルディージャが確保した形になったヴェルディの目玉、W小林。まあ慶行に関してはこないだ書いたので今回は今日リリースがあって、公式サイトが炎上してるらしい大悟君の方。個人的にこういうテクニカルでアイデアを持っている選手は好みなので、それなりに注目してたけど、結局最初の噂通りの結果になっちゃった。正直大宮には行かない方が良いと思ってたんだけど(組織色が強く、リアクションサッカーには余り合うタイプじゃないから)、決まっちゃったのでこれからのことを。まあこの選択が正解か不正解かは彼のこれからの順応次第。実際ヴェルディの時のように守備的責任が緩いプレーは許されないだろうし、動きにもある程度制限が付くのかなぁと(藤本との兼ね合い次第だろうけど)その中でいかに、自分の色を出せるかというのが鍵になりそう。又、攻撃の選択肢が少ないので、自らレシーバーとなって脅威となることも求められると思うので、まあぜんぶひっくるめると少しプレースタイルを変える必要性は出てくるのかなぁと気がする。

まあ降格したら、マリに来ればいいじゃない。でもヴェルディが昇格したら戻っちゃうかな?いや、心情的にそれはないか・・・。今年のJの移籍市場はこの3つが勝ち組って感じだねぇ。巧く立ち回ったって感じ。新しい選手を組み込んだ中身がどうなるのか、そしてリーグの結果が今から楽しみ。じゃあ、後は色々。

柏レイソルより永田充選手加入のお知らせ[新潟]
柏レイソルより矢野貴章選手加入のお知らせ[新潟](J's Goal)

アルビも積極補強。あれだけ客が入ってるんだからお金もあるはずだよねぇ。で、レイソル期待の移籍係数が高い二人を強奪、レイソルとしては出したくなかっただろうけど、選手達はそれほどJ2と言う舞台を嫌がっている証拠なのかも知れないね・・・。しかし何人出た?数えるのも億劫になるくらい出ちゃってるな、ノブリン可哀想。

まあ二人とも将来がとても期待できる選手だと思うので、アルビにとってはとても大きい補強。永田は、菊地が帰っちゃって空いた穴を埋めるには絶好の素材。菊地とは少し違って(菊地も頭が良い選手だけど、対人というか1vs1も強い。てゆうか未だに出されてた意味が分からない)、周囲を動かしながら自らはクレバーにカバーをするDFだけど、こういうDFリーダーはアルビにはいないタイプだと思う。DFの核となってほしいところかな?

矢野はUAEのWY代表のポストマン。平山がセンセーショナルな活躍をした大会で影は薄かったけど、彼も高校生でワールドユースに選ばれてた。背が高い割に足元がしっかりしててセンスも良いって感じ。機動力もそれなりかな。昨シーズンは終盤結構出番を得ていて、結構隠れた目玉だったのかも。アルビは上野(と森田)を出して獲ってきたのだから、なんとかモノになって欲しいという感じかな?考えてみたら現ユース代表の河原もいるし、アルビは先が楽しみな選手が増えたって感じかも。

名古屋 元スロバキア代表獲得(スポニチ)

と言うことで、これは既定路線だったようだけど、クラブ・ブルージュからスロバキア代表経験を持つマレク・スピラールが加入。でかいね、191cm。正直どんな選手か全く覚えてないんだけど、まあUCLに出るくらいの選手だからちゃんとしてそう。グラには強いDFは沢山いるけど、必要なのはDFリーダーだと思うので、この選手を核にDF組織を作って、巻き返しの基盤としたいところかな?

こないだの韓国代表のやつとは違ってこれは監督のオーダーっぽいね。しかし移籍金はいくら位したのかしらん?

川崎、J2柏からMF茂原を獲得(ニッカン)

ふろん太は良い動きするなぁ・・・。と言うことでレンタルでサンフレからレイソルに戻ってきていた茂原を獲得。今年はサンフレでしっかりとトップチームで沢山の出場機会を得ていて、特に目立ったのは豊富な運動量でどこにでも顔を出すようなプレー。ふろん太の補強ポイントはまず左サイドなんだろうけど(ここは一応レンタル→完全という形でトリニータから原田を獲ってるけど)、ボランチもスタメンは中村憲剛と谷口で確立されてるにしても、久野と相馬が引退して一気に層が薄くなってたから補強が必要なポジションだったはず。そこで茂原を確保できたわけで、的確な補強なのかなと。そんなにレベルは変わらないし、タイプも違うからチームの幅も広がる可能性すらあると思う(中村憲剛はレジスタ型、谷口はアンカー型、そして今回の茂原はダイナモって感じ)イイ補強だ。

福岡が3外国人選手と契約更新
福岡が鹿島DF金古らの加入を発表(共にニッカン)

そういえばほとんど取り上げてなかったアビスパ関連。とりあえずまず上から、FWグラウシオ、MFホベルト、DFアレックスとの契約更新。J2でしっかりと作り上げてきたチームを継続するというアビスパの意志をしっかりと感じる動きかな?サカマガに出ていた強化担当(だっけ?)のインタビューの中でもチームの根幹は変えずに、層を厚くする、個のレベルを上げるという話だった気がするから、そうなると日本人と言うことになるのかな。

あっ、先に書いておくので、マリの人は覚えておいてね。ドゥトラがマリを離れるときがそう遠くないうちに訪れるだろうけど、その時に候補の一人にこのアビスパのアレックスは入れるべきだと思う。守備はおっかないところもあるけど、攻撃力は元FWと言うこともあって良い感じ。まあ、虎がずっといてくれて良いと思うんだけど、まあ現実的には後1~2年ぐらいだろうからね。アレックスは22。

で、下。レンタルで鹿島の金古、楽天の岩丸を。そして完全でセレッソから久藤と布部を獲った様子。久藤と布部は、二人ともこのチームならボランチで起用する方向性なのかな?右サイドバックは中村北斗だろうし・・・・。ホベルト固定にして、もう一枚をこの二人(勿論既存の選手も含めて)で競争という感じな気がする。金古は鹿島に戻れないのがちょっと不思議。まあ地元だし、良いのかも知れないけど。せっかくだから羽田も貸してあげればいいじゃない(笑)

正直個のスケールアップになるかどうか微妙な気もするけど、チームの完成度に自信を持ってるからこそのこの静かな動きとも?はてさて。

ごめん、このくらいにしておこうかな。噂レベルの話は又今度と言うことで。玉ちゃんを獲ろうと今更動き出したらしいけど、遅いよ!グラ決定でしょ、多分。踊るのも億劫だ、これじゃ。マリのフロント、今年は(も?)イマイチだね。まあいいけどさ。その分、ミスは許されないと言うことを理解してほしいね、危機感足りないんじゃない?(ミスというのは、ドラゴンが今年みたいな稼働期間だったり、大ちゃんや山瀬がフル回転できないとか、ドゥトラの劣化が激しかったり、離脱してチームが著しくレベルが落ちちゃったり、若い選手の積み上げがないとか、そういうのもミスよ。見通しが甘すぎると言うことなんだから)シビアになった所で今日はここまでです。てゆうか、俊輔キター!

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January 14, 2006

2006、代表あれこれ(1)

2006年初の代表エントリーです。久々だね。相変わらずタイトルが思いつかないので、今年も「代表あれこれ」で推してきます。で、今回のテーマは目標設定とかの比較で、これから過去の記憶を呼び込むような報道などが増えてくると思うのですが、それに対しての警鐘(格好いい言葉使っちゃった、普通に雑文ですよ)

・比較対照にならない2002年以前と2002年以降。

まあ比較対照があるからこそ、称賛も批判も起こる訳ですが、個人的に現在の日本に比較すべきものは余り無いのかなと感じています。と言うことで今回のテーマに入る前に前提条件の話。

2002年に向かうまで、日本サッカーにとっては、奇跡のようなとても美しい経験でした。色々と紆余曲折はあったものの、国中がWCのグループリーグ突破を目標に強化に邁進しアジアカップではアジアのライバル達に強烈なトラウマを植え付ける程の力の差を見せつけ、プレ大会となったコンフェデレーションズカップでFIFA国際大会で初めてのファイナル進出(ユース世代も行ったから初めてじゃないんだろうけど、シニア世代として)、そして目標達成となった本大会。忘れられない強烈な記憶が自分の中にも残っています。それに比べ、現在の代表チームは苦難の連続で、強化に置いてもなかなか成果が出てこず、結果を求められたWC予選では忍耐という言葉がぴったりのような苦しい試合の連続。それだけ現代表監督であるジーコに対しての拒否反応が美しい時代への邂逅を引き起こしたとも言えるのかもしれませんね。しかし、単純な比較が出来るほど状況は似通っていないと言うことをまず書いておきたい。

一つの例として、比較されたのがコンフェデレーションズカップの成績比較。ジーコになってから、2大会連続でグループリーグ敗退となったわけで、これに対して結果の出せないチームはどうなのかという批判が相次いだことは記憶に新しい所です。しかしこの批判は本当に正しいのか、この評価は本当の正しいのかという疑問。確かに結果的にグループリーグ敗退(2003フランス・2005ドイツ)と準優勝(2001日韓)を比べたら叩かれて当然とも言えるのですが、個人的に2001年のコンフェデは開催国であった日本にとっては、比較対照にはなり得ない大会だったのではないかと思っています。

グループを見ても2001年大会は[カナダ、カメルーン(偽)、ブラジル]、2003年大会は[ニュージーランド、フランス、コロンビア]、2005年大会に至っては[メキシコ、ギリシャ、ブラジル]と比べるまでもないぐらいに相手のレベルが違う。勿論ホームとニュートラルという部分でも違う。それだけ日本は自国開催の恩恵を享受されていたと言うことです。

輝かしい記憶にすがりたい気持ちはわからないわけではありません。ですが、それにこだわっていては、今ある変化を感じられない。過去は過去、と言うことで今回のテーマは「2002年からの脱却」です。

・記憶を重ね合わせない必要性、全てが違う過去と現在。

かなりエキセントリックなタイトルになりましたが、今代表を見続けている人がやる事はこれなのかも知れません。2002年の記憶と現代表を照らし合わせるべきではないと言うこと。全てが違いすぎる、比べることは不可能だし、どちらにとってもアンフェアとも言えること。これだけ違うという部分をとりあえず羅列。

・海外組の増加、共有する時間の減少、チームの二極化
・WC予選の有無
・A代表監督による若年層代表の直接強化と分離強化
・自国開催と他国開催における与えられた権限

大きい要素としては、こんな感じかなぁと。他にもチームの方向性、強化の手法の違い、選手の選択方法の違い、ピックアップにおける選手に求める要素の違いなどもありますが、これは監督自体が違うので置いておきましょう。で、一番大きい要素としては、

・海外組の増加、共有する時間の減少、チームの二極化

なのかなと。これが全てにおける変化の素となっていて、これが様々な問題を派生させているのかなと。まあ結構何回も書いてるので「またかよっ」と思われるかも知れませんが、今回のテーマでははずせないっす。現日本代表の強化に置いては、この問題が解決できずに苦しんでいた(いる)と言っても過言ではないだけに、それだけ大きな問題であり、過去と現在と比べるという要素でも一番大きな差なのかも知れませんね。

2002年以前は、2001年ぐらいにはある程度チームの形が出来ていたこともあって、実質海外組は中田英寿(98~01ペルージャ、01~02ASローマ)一人の状況。01-02にシンジがフェイエノールトへ、稲本がアーセナルへと旅立ちましたが、ほとんど代表におけるスケジューリングに関しては、Jとの兼ね合いだけでチーム作りに影響はなく、比較的思い通りに進めることが可能でした。

しかし、現在ではこの3人に加えて、現状では俊輔、高原、ヤナギ、大久保、松井、中田浩二(平山は入ってないから抜くとして)と9人が海外でプレーしており、しかもほとんどがレギュラークラスという状態もあって、Jだけのカレンダー調整だけでは、どうにもならない状態になってしまった。彼らは夏のオフ、そしてインターナショナルマッチデー以外では代表に参加できず、そうなると代表のスケジュールはあっても直接的な積み上げが不可能になってしまう無駄とは言わないまでも)チームの強化を進めたくても、進められないという状態にあったと言えるのではないでしょうか。

まあそういうことで共有する時間が減り、チームの二極化、チームの進捗スピードの遅さに繋がっていた訳で(勿論ジーコの経験の浅さがそれを促進させていたことは言うまでもない)、比べるにはあまりにも条件が違うと言うことが分かるかなと。WC予選の有無、自国開催と他国開催の違いに関しては、そのままです。自国開催の優遇は今更ながらとても大きなアドバンテージだったなぁと思いますよ。予選がないことは+でも-でもあるけれど、組み分けにしても、コンディション作りにしても、環境作りにしても。だからこそ、02年の経験をスタンダードとして比較の対象に置くのは危険なことだと思っています。

で、もう一つ。大きな違いだったのが若年層における一貫強化と分離強化。これに関しては現状を見ても分かる通り、アテネ五輪代表の選手達が食い込めなかった一因には分離強化が原因にあると思われます。戦術理解に関してはまだまだ世界に追いついておらず、その分強化には経験と時間を必要となる。今回はA代表と五輪代表の方向性が全く違ったこともあって、五輪代表の選手はA代表のやり方に慣れることから始めなければならなかったため、後れを取った。まあそういう意味では若年層からA代表と同じメソッドという一貫して戦う事のメリットを最大限に生かし、層を厚くしていくことの方が日本にとってはよりベターだったのかなぁと。そういう意味では2002年以降の代表強化にとってはネガティブに出ていたのではないでしょうか。

と言うことで、WCイヤーとなって本番に向けて様々な特集が組まれ、前大会との比較がなされると思いますが、そういう要素に惑わされることなく現在のチームをしっかりと見ていきたいなぁと。ここから本当の世界トップレベルの挑戦が始まるわけですから。勿論見ている側だけでなく、プレーする選手達にもそういうことを意識することなく、プレーを楽しんでほしいな(そしてその上で勝てばいいなと)。

個人的にですけど、2006年のWCはとても楽しみです。初めて日本が自分たちの力だけで、世界と対等に戦う意識を持って望むWCの様な気がして、怖さもあるけれど楽しみの方が大きいです(前回大会は楽しみと言うより、怖さの方が先に立ってたかな。「ノルマ」だったしね。フランスはそれこそ、初体験のドキドキワクワクしかなかったかな)まあグループの中での4番目で、アウトサイダーという立場はこの8年間では変わらなかったけれど、何とかなりそうなレベルまで上がってこれた訳で、その結果がどんな風になるにしても、その戦いぶり(まあ情けないかも知れないけどさ)が今からとても楽しみだなぁと。勿論勝負ですから、結果があって、そこに称賛や非難が待っているわけですけど、日本の力試しという感じですな。何の言い訳も、エクスキューズもないからこそ、本質が見えるってもんですよ。

と言うことで久々に代表の事を書いてみましたよ。まあWCイヤーだし、これからは代表のこともやっていきたいなと。分析とかは相手のゲームの資料がないので、ちょっと難しいかなぁという気がするけど、選手にスポットを当てることは出来そうなので、その辺をやっていこうかなと考えています。勿論日本の選手についてもやるつもり。てゆうかシンジ帰ってくるのかよ!明日のネタ決定!と言うことで今日はここまでです。

*すぽるとの報道で知った。Webにも出てるね。見る側としては楽しみ!見ててワクワクする選手が生で見れるのは幸せ以外の何者でもないよ。勿論ヨーロッパで頑張るのが一番なんだろうけど、色々と条件面でも難しい部分があったからねぇ。とにかく日本で態勢を立て直して、WCに備えて欲しいなと。しかし、レッズ強っ!

*どのタイミングで日本に戻ってくるのか分からないけど、アメリカ遠征にもいけるんじゃないの?代表ではなかなか復帰できなかったこともあって、立場が微妙になっているだけにシンジ自身が参加を望むかもなぁ。ジーコも早いタイミングで戻したいという意図が働いて追加招集があるかも?ただ、あんまり焦らないで欲しいな。てゆうかこれで怪我再発とか最悪だから。

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January 11, 2006

05-06 F.Marinos OffSeason News Vol.3

F.Marinos Offseason News Vol.3。とりあえず前回のおさらいとして12/23付けです(多くは語らない)

05-06 F.Marinos OffSeason News Vol.2(LooseBlog)

・契約更改だったり、コーチングスタッフだったり

アンジェロ氏、フィジカルコーチ就任のお知らせ(Fマリノスオフィシャル)

と言うことで、正式発表。J、そしてブラジルと様々なクラブで辣腕を振るってきた名フィジコがマリに来てくれました。それにしてもこの経歴は凄いな、コリンチャンス、グレミオ、インテルナシオナル、ふろん太、トリニータ、セレッソ・・・・。

まあ様々な経験をしてきていて、色々な手法を持っていると思うから、そんな経験でドラゴンやら大ちゃんやら山瀬を良い状態に導いてくれると良いなと。稼働率を上げてもらえれば、マリとしては大きい。

とにかく宜しくお願いします!鍛えなしやって。

2006年度 契約更新選手について(12/24)
2006年度 契約更新選手について(12/27)
2006年度 契約更新選手について(1/7)
2006年度 契約更新選手について(1/10)(全てFマリノスオフィシャル)

じゃあざっと、24日付けでは佑二、山瀬、河合。27日付けで下さん、1/7付けでマツとオーシが契約更新。残る選手の方が少なくなったね。じゃあ気になる所を。

佑二は09年までの長期契約なので、契約の中身の見直しだったようだけど、結局基本的には現状維持という話だったようですな。まあ佑二の長期契約は、海外移籍した時に移籍金がマリに残るようにと言う配慮の元のことなので、これを満了するかどうかは微妙なんだけどね。で、昨シーズンはアジアも絡む過密日程に代表がありながら、チームではキャプテンマークを巻いてと大きく負担が掛かってしまったシーズンだったのかなと。まあそういう要素もあって、肉体的にも精神的にもトップコンディションでプレーできる期間が短かく、ここ数年の快心のパフォーマンスとは行かなかったか。それでもそれなりのものは見せてくれたとは思うけどね。苦しいヴェルディ戦でのヘッドも値千金。来期も代表とマリの試合でスケジュール的には厳しいものになりそうだけど、なんとか良いコンディションを保って頑張って欲しいところ。ちなみに契約更新時に来年はキャプテン勘弁という旨を伝えた様子。

で、山瀬もほぼ現状維持でサイン。2年契約の1年目でとりあえず契約期間とかを伸ばす様な交渉ではなかった模様(伸ばして欲しかったかな・・・)山瀬は怪我中の加入、そして復帰しても怪我があったりと苦しいシーズンだったのかなと思うけど、片鱗は見せてくれた。ただ、チーム状態の悪さが影響したにしても、フィットという部分では結局大きな進捗はなく、厳しい目で見れば2~2.5億の価値があったとは言えない。今期こそ、その価値をプレーで見せて欲しい所。

で、マツは契約を複数年契約中(2年)だったんだけど、更に一年延ばしてと、「生涯マリノス」を誓う心意気を今年も見せてくれた。まあ今年も相変わらずの松田劇場っぷりで、相変わらずと思っちゃう。ただ、キャプテンマークを巻いてから凄い頼もしいプレーを見せてくれたのは嬉しかった。来期はキャプテンやるんじゃないかな?何となくだけどそれがスムーズと言うか、無理がない気がするし。

それとオーシも無事(?)契約更新!まあ複数年契約中だったけど、終盤は出場機会が限られて、もしかしたら・・・と心配してたんで。まあ実際なんであれだけプレータイムが制限されるのか分からない部分もあったんだけど、序盤のオーシの活躍は本当にチームが助けられた。9点だけど、今シーズンのチーム内得点王、久々のJ1という事を考えたら合格点。オーシに関してはお買い得だったね。まだまだ若いし、どんどん力を蓄えて欲しい所。HPが冬眠から早く醒めないかなぁ・・・、頼んだらどっかでやってくれるんじゃ?

で、今日付でドラゴンと坂田も契約更新。ドラゴンは大ちゃんに相談しながらも、減ることに関してはまあ納得のサインという話らしい。今年に関しては、ここ数年でも最悪の稼働率だったし、それだけ腰痛を中心とした怪我に悩まされたシーズンだった。まあ稼働できれば間違いなくやってくれると思うので、状態をなんとか戻して欲しい。やっぱり久保の存在がチームに与える影響は良い意味でも悪い意味でも大きいのが改めて分かっちゃったしね。

坂田は・・・ねぇ。複数年契約中と言うこともあって減俸はなかったみたいだけど、ここ数年のブレイクスルーの予感を見事に裏切る出来だったかなと。まあ彼自身初めての長期離脱を伴う怪我があったりと、そこでリズムを崩したことが大きな原因なのかも知れないけど、相手にも研究され、仕事が出来ないことで自信をなくしとネガティブなループに嵌っていた印象。元々勢い重視で技術の粗い選手だから、波に乗れなかったことがよりネガティブに出たかな・・・。まあポジティブに考えれば、不調によって改めて課題は見えてきたと思うので、そこを何とか修正して昨シーズンの分も仕事してほしいなと。

と言うことで今回の分、まとめ。

Fマリノス 2006年度契約更新済み選手(12/24~1/10)

中澤佑二(なかざわ ゆうじ)3.5年契約の2年目
2005出場 J1/27(3) ナビスコ/3(0) 天皇杯/1(0) ACL/6(0)

山瀬功治(やませ こうじ)2年契約2年目
2005出場 J1/19(1) ナビスコ/4(0)

河合竜二(かわい りゅうじ)1年契約
2005出場 J1/22(1) ナビスコ/2(0) ACL/3(0)

下川健一(しもかわ けんいち)1年契約
今季出場なし

松田直樹(まつだ なおき)2年契約2年目 1年契約延長
2005出場 J1/27(1) ナビスコ/4(1) 天皇杯/1(0) ACL/4(0)

大島秀夫(おおしま ひでお)2年契約2年目
2005出場 J1/28(9) ナビスコ/3(0) ACL/5(1)

久保竜彦(くぼ たつひこ)1年契約
2005出場 J1/10(1) ナビスコ/1(0) 天皇杯/2(4) ACL/2(0)

坂田大輔(さかた だいすけ)2年契約2年目
2005出場 J1/29(5) ナビスコ/4(1) 天皇杯/2(0) ACL/2(1)

・じゃあ、鬱な話題、補強っつうより補弱な話。

田ノ上信也選手、移籍加入のお知らせ(Fマリノスオフィシャル)

ということでまずいらっしゃいの話から。降格したレイソルから、バックアップ層の強化のために、両サイドが出来るらしい、田ノ上"パピコ"信也が加入。まあ何故かパピコはレイソルスレを覗いて貰うとして、一応戦力外と言うことなので第2の河合を目指すということになりそう。頑張って!

ただ、個人的にはこういう補強はあんまり意味があるかどうかわからないんだよね。勿論育てば河合みたいになるわけだから嬉しいけど、層は厚くするだけの補強には余り意味がないと去年痛感したのを忘れたの?と思う。この補強がトップチームにどれだけ刺激があるかというと、多分あんまり無い。戦力の積み上げは現状のスタメンクラスと同等、又はそれ以上の選手を獲ってきてこそだと思う。この選手がいるからここは取ってこないみたいな温情補強しているようじゃ勝てないよ?

っと、話がずれた。とにかくパピコさんには頑張ってもらいましょう。サテ暮らしならないように。

尾本敬選手。ザスパ草津へ移籍のお知らせ(Fマリノスオフィシャル)

で、今度は良かったねのお知らせ。戦力外通告を受けていたオモティの移籍先が決定。トライアウトの後に練習参加していた甲府のテストは最終段階でポシャったみたいだけど、草津に拾われる結果に。とにかく仕事場が見つかって良かったなぁと。マリと違って今度はさすがに出場機会は来るだろうし、レベルの高いところで培ったものを発揮して頑張って欲しいなと。左利きのセンターバックは希少だと思うしね。

・・・・・で、やりますか。正直発表があった昨日はどういう風に書いて良いのか分からなかったぐらいショックだったよ。勿論先に情報は出てて覚悟はしてても、ね。期待してた分だけ辛い。

大橋正博選手、東京ヴェルディ1969へ完全移籍(Fマリノスオフィシャル)
大橋正博選手加入のお知らせ(ヴェルディオフィシャル)

どういう経緯で決まったのか分からないのだけど、こうして決まったのだから仕方ない。正直さすがにいくらいまいちなフロントでも去年あれだけ出場機会を得て、それなりに成長してきた有望株を放出するなんて頭の悪いことはしないだろうから、声が掛かり、本人が希望したからなんだろうけど、本当に辛い・・・。そしてチームとしても、なんの旨みもない意味のない移籍(移籍金はJ2へだから係数が下がるしね、なんとかレンタルでつなぎ止めて欲しかった)

確かにまだまだ改善しなきゃいけない部分はあったけれど、そんな部分は目をつぶっても他の選手には出来ないことを出来るだけの才覚を持っていて、それがようやく花開きつつある状態だったのに、その自分の才能やプレーを信じ切れず、競争から逃げると言う形を選択しちゃった。勿論プロだから出てなんぼだし、マリノスの戦力を計算した結果、自分はヴェルディに行った方がが出場機会が得れると言うことでの決断なんだろうけど、競争したって勝てるだけの才能がありながらなぜ・・・と思っちゃう。

まあ確かにきっかけとしては前を行く選手達の怪我があったからかも知れないけど、その後は決して棚ぼた的じゃなかった。自分の力を発揮したことであれだけの出場機会を得て、結果も出した訳で、それに関しては自信を持って欲しかった。まあ競争する意欲を失っての移籍と言う前提の話だけどね。

本当に寂しいし、今でさえ信じられないけど仕方ない。とにかくヴェルディに移っても向上心を失わず、自分の良い部分を育てなよ。又、戦う気持ちの権化のようなドーハ世代なコーチ陣に戦う気持ちを注入してもらえ。沢山の出場機会もあるだろうから、その中で今度こそ真の自信を掴め。

ヴェルディな方々、とにかくナイーブな子なので優しい眼差しで見守ってやって下さい。あんまり戦う意志を表に出さなかったり、スタミナ不足で運動量も多くはなくて、モデルチェンジを計るヴェルディにとっては少し望む選手と違う感じかも知れないけど、右足の精度とボールスピードは間違いなく一級品です。コンディションが良ければ高い位置で柔らかいテクニックとアイデアで決定機も生み出すし、何か期待感を持たせてくれる選手ですから。

しかし、寂しいなぁ・・・・、正直昨シーズン不振の中で彼の成長を見るのを楽しみの一つにスタジアムに行ってた部分もあったからね。とにかく頑張れ、ちびっ子ファンタジスタ。いつか、帰ってきてほしいなぁ

と言うことで何一つポジティブになるようなニュースがないわけですが(相馬も取り損ねたしね、フロントのせいではないとはいえ。補強の噂は「吉田でイイじゃん」という将軍様が言ったか言わないかのいわく付きのやつと、レイソルの平山ぐらいかな?イアルレイとかマルケスは続報ないからだめだったのかなぁ・・・)、とにかくそろそろ「キター」ってやらせてたもれ。現有戦力でも久保が戻ってくればやれるとはいえ、久保の稼働率が上がらなかったことを考えれば必要だぞ。頑張れ、フロント。と言うことで今日はここまで。

*継続して読んで頂いてる方には分かるかも知れませんが、大橋に対しては過剰なまでの期待をしてましたよ。だからこそショックでかいっす。まだ立ち直れないっす。

*スタジアムでも期待故なのか、嫌いなのか分からないぐらいの罵声が飛んでたから、そういうのも原因だったのかな・・・。日記読んでもナイーブな感じだからなぁ。

*テクニシャンに寛容なヴェルディなら、もしかしたら大橋のプレースタイルも受け入れてもらえるかな?何となくだけど、森本みたいにスペースを見つけられる選手とかとは合うかも知れないね。ワシントンが残ってたらなぁ。

*そういえば小林慶行の大宮移籍もオフィリリースされてたね。大橋の人的補償として、大悟くれないかなぁ・・・。埼玉より神奈川の方が静岡に近いし(関係ない)

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January 10, 2006

考える力の結実 @ 第84回高校サッカー選手権 決勝

予想も外れたし、高校サッカーにかまってる所じゃないネタが落ちてきたのですが、様々な要素が勝負に絡んでとても興味深いゲームになったと思うので、やっぱりレポート。

第84回 全国高校サッカー選手権 決勝

鹿児島実業 1(1-1/EX 0-1)2 野洲 @ 国立競技場「The revolution that caused technique and decision」
鹿実:79'迫田亮介 野洲:23'荒堀謙次 107'瀧川陽

Sports navi

鹿実スタメン:GK溝ノ上一志、DF本城宏紀、赤井田侑志、西岡謙太、MF三代将平(→109'玉利侑也)、赤尾公、豊満貴之、諏訪園良平(→83'猿渡裕二)、FW迫田亮介、平田政志郎(→46'飯森裕貴)

野洲スタメン:GK下西要、DF田中雄大、荒堀謙治、内野貴志、MF乾貴士、金本竜一、中川真吾、楠神順平、平原研、FW青木孝太、平石竜真(→64'瀧川陽)

チームの戦い方もストロングポイントも歩んできた道も全てが違う同士の決勝戦。それだけに、単純な力関係ではなく、様々な要素が勝負に掛かったゲームになったのではないでしょうか。戦前の予想を覆す形で野洲が優勝という結果を得ましたが、その野洲優勝の最大の要因は、自らが判断してサッカーをしてきた「考える力」の結実と言う事だったのではないでしょうか。

ゲームの中で、両チームとも自分たちの思うような展開にいなかった前提条件。

鹿実にとっての誤算→押し込んだこともあり、野洲がしっかりとブロックを作り、又1vs1の部分で粘りある対応をされて上回れなかったこと。

野洲にとっての誤算→押し込まれたことで自分たちのスタイルを貫けず、攻撃に出ずらくなっていたこと。

まあそれぞれがこのゲームの中で苦しんでいたかなぁという印象を受けたのですが、その中で考える力というのが、差を生んだのかなと。

野洲の場合は、押し込まれてなかなか攻めに出て行くことが難しい状態の中でいかに相手に脅威を与えるかと課題を抱えたときに、自分たちのスタイルに固執しない柔軟な姿勢を見せた。卓越したパスセンスを持つ平原のスペースパスから、青木・瀧川の縦のスピードを生かしてスペースを使いアタッキングエリアに入っていく。この速い攻めを増やしたことで、相手に常に脅威を与えて、恐怖感さえ抱かせた。

確かに野洲本来の形は、「ボールを繋ぎながらプロセスの中にもふんだんに創造性を取り入れたサッカー」だと思います。しかし、この日見せた形はスペースと使うという形でより合理的にボールを運び、アタッキングエリアで彼ららしい技術の粋を集めたプレーを出す。しっかりとゲームの展開を読み、状況を把握していたからこそ、起きた変化。考えてプレーしている証拠だったのではないでしょうか。

逆に、苦しんでしまったのが鹿実。昨日も書きましたが、基礎スキルの高さを活かすシンプルなサイドアタック(大きな展開とランニングでスペースをシンプルに使う感じかな、蹴れる、止めれるという力を巧く使えていた)が持ち味のチームだと思うのですが、それを巧くゾーンを敷かれたことで封鎖されてしまった(このゲームでは中から外という展開の幅がなかったこともあったかな。野洲の攻撃に怖さを感じていたからこそ、センターでのボールロストを嫌ったのかも知れない)そんな状態になったときに、局面打開が必要になるわけですが、それも野洲ディフェンスの予想外の粘りに適わない。そこで詰まってしまった。

局面打開して、フリーマンさえ作れれば鹿実にはもう少しチャンスも生まれてきたと思うし、彼らの良さである部分がもっと活きたのかなぁと思う(実際同点弾はノープレッシャーの状態での赤尾の美しいアーリーから。DFとGKの間に入る嫌らしいストレートボールだった)。ただ、そこで、単独によるゴリゴリ突破という答えしか出せなかった。例えばオーバーラップだったり、ダイレクトプレーだったり、ワンツーだったり、もう少し崩すという部分に工夫が出れば良かった。でも、選手達はそういう答えを持ち合わせていなかった。それが、選手の自主性、そして「考える力」の差なのかも知れない。

だから鹿実はダメだ、管理サッカー、フィジカルサッカーがダメだなんて言うつもりはないです。今回は鹿実にはネガティブな要素が多すぎたのも事実。背負わされた「常勝」、「連覇」のプレッシャー(優勝したのはあくまでも去年のチーム)。余りに魅力的なニューカマーの誕生に必然的にヒールの立場に立たされたこと。そして鹿実の高校サッカーにおける実力が抜けていたが故のトラブルシューティングが出来なかったこと。そういう事があっても尚逞しいゲームを見せたことは称賛に値するし、良くやったと思う。ただ、サッカーにおいてはそのトラブルシューティングの浅さはあまりにも痛かった。もし、こういう経験が多ければ、一人一人が危機感を持ち、工夫が必要だという事になっていったかも知れない。そういう意味で「連覇」の難しさを感じたのかも知れませんね。

まあそういう部分も含めて、今回はたまたま野洲にポジティブな要素が反映した訳だけど、野洲が全て正しく、又鹿実が全て悪いわけでもない。そして、チームの特徴として、野洲だけでなくどちらも素晴らしいものがあったと思う。ただ、勝負において野洲の選手達の方がより自分たちで考えてプレーしてきた分の厚みがあった。そういう気がします。

で、野洲高校な方々、優勝おめでとう。野洲が見せた技術と判断の融合は紛れもなく現在のJで隆盛を誇る組織的な機能美と又違うクリエイティブなもので、高校サッカーどころか日本サッカー全体に大きなインパクトを与えるほどの質の高いものでした。そして、あれだけのサッカーが出来ながら、勝利にこだわる強い姿勢を持ち、ゲームの流れを読んでサッカーを変えれる柔軟性には驚きすら感じました。それだけ濃密で質の高い指導と経験を積み上げてきた証明とも言える勝利は山本監督並びに選手の皆さんには格別の喜びだったのかも知れませんね。象徴とも言えるプレーで勝利をもぎ取ったこと、改めて言わせてもらえれば「うまい!」ですよ(乾の右サイドから切れ込む突破でDFを引きつけたところでヒール!→クロスする形で平原が右から走り込んだ中川へエロイスルーパス→中川がGKとDFの間に速く正確なクロス→最後は瀧川がフリーで押し込む!ブラジルみたいなコンビネーション)

相変わらずこの監督の会見のアピール発散しゃべりが気に食わないけど(相手へのリスペクトがないからね)勝者だけに許される特権・・・かなぁ。とにかく山本監督も凄いよ、ここまで貫ける事に本当にスペクタクルなフットボールに心酔していると言うことがよく分かりました。

ということでここまでなんですけど、他にも興味深い要素が沢山ありましたね。今回は一番自分が気になった部分をピックアップしましたが、序盤の長いボールの多用に見る勝利へのこだわりだったり、高校生らしい精神的な揺れ動き、技術の質とその活かし方、などもっと書きたい感じですよ。まあなんか収まりが悪くなる感じがするんでやめましたけどね。来年は、この野洲の影響がどのように出るのか、それがとても楽しみです。悪い方に出ない方が良いなぁと言うことを願って、今日はここまでです。

*なんだかんだ言って、野洲の技術レベルの高さはほれぼれするね。判断とか考える力の積み上げを強調したけど、3枚でも平気で抜ききる乾のドリブルテクニックとか、平原のエロイパスセンスとか、青木のスピードとタイミングの良い仕掛け(しかも相手の逆を突く勘の良さ)とか、本当にうまいって感じですよ。青木に決定力がないことが一つの救いであり(ジェフだったらね)、残念な部分であり(ユース代表を考えたらね)

*乾ってまだ2年生なのね、来年までに左サイドも出来るようになってないかなぁ・・・。コンバートでもイイから来年は獲って欲しいね。勿論中京大中京の伊藤翔も忘れるなよ。伊藤はとにかく確保だよ。争奪戦みたいだけど、負けたらフロント首ものだね。

*今年?青木強奪・・・、ダメなら鹿島学園の佐々木がイイかな。ワンマンだったから、負担が掛かっていたけどFWに特化してボールを引き出す技術とかオフ・ザ・ボールの技術が身に付けば、ジュビロの前田みたいになるんじゃないかな?サイズが大きいのもいいけど、何よりも抜ける。岡ちゃんはこねる選手好きだし(偏見)

*てゆうかさ、鹿実のあの攻撃の拙さと力任せ具合にマリを見たよ。あんな感じだよね、確かに。勝負強さはあるんだけど、どこか力任せで。マリにも起これ、レボリューション。

*ちなみに追記めんどくさいからやらね。てゆうかソレドコロジャナイヨ(ラモス風)嘘だと言ってよ、まーちゃん。

*大橋を売るのなら、代わりに小林大悟を買って下さい。交換すれば良いんじゃないかな?お互い金銭的な負担が小さくなるし。レンタルの交換だっていいじゃない。

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January 09, 2006

高校サッカーあれこれ。

色々と感じさせられることが多かった今年の高校サッカーについて、色々と。まあ本当はJユースの方が強いんだろ?とか、日本独特のロマンティシズムに酔ってるだけだろ?とか意地悪な感覚も無い訳じゃないんですが、とりあえずそういうのは置いておいて、今大会で色々と話題になってる今日決勝がある野洲と鹿実の良い所だったり、気になったセルジオ風に言えば「僕なら今すぐ契約書を持ってロッカーに駆け込む」と言いたくなるような選手を取り上げようかなと。決まっちゃってたりもするけど。

・野洲が魅せるクリエイティブサッカー、鹿実が見せる基本のサッカー。

さて、今年の高校サッカーもあと一戦。去年初の単独優勝を果たして、今年も公式戦ずっと無失点を続けてここまで上り詰めてしまった鹿実とテクニカルで楽しいサッカーで現在の高校サッカーに一石を投じたと言われる野洲の対戦を残すだけとなりました。で、両校の標榜しているスタイルが対照的と言った感じだったので、その中身を少し探ってみようかなと。

準決勝の野洲-多々良学園戦、野洲が見せたサッカーは高校サッカーでは異質とも言える技術を前面に打ち出した「クリエイティブ」なものでした。野洲の標榜するスタイルは、スタンダードな指導者であればどちらかと言えば「軽い」と判断しがちな足裏でのプレーやヒールパス、股抜きなど相手の意表を突くことを狙いとしたプレーを主体にしながら、相手を翻弄して穴を開けることを狙うと言うサッカー。そんなサッカーが展開する野洲にはとても大きな注目、そして称賛が集まっているようです。

一戦必勝の高校サッカーの中でこういうチームで戦いを挑むことはとても勇気のいることであり、ある意味では命知らずな事だと思うのですが、このチームの指導者である山本佳司監督の「日本の高校サッカーを変えたい」と言う意欲が、こういうユニークな方向性の持つチームにしたということなのかも。

まあ個人的にこれを褒めすぎるのは嫌なのだけど(野洲の場合はこれがアナウンスされていることによって強調されているけど、他のチームだってここまでとは言わないまでもそれなりにやっているから野洲ばかりを称賛するのはフェアじゃない。それとなんかこの監督の言うことは好きじゃない、第3者から言われるものを自ら宣伝してるみたいで)、練習によって培われた軽妙なプレーですが、その技術があってもそれを使うべき時を理解しなければ決して効果的なプレーになり得ない。ただそれが、このチームには出来ているからこれだけこのテクニックが活きるチームに仕上がっているのかなと。野洲の素晴らしさは技術と共に技術を使うための周囲の状況察知と判断の速さ、そして洞察力が優れていると言うことがあげられるのではないでしょうか。

野洲の選手達のトラップの方向や身体の使い方、ヒールパスなどのトリッキーなプレーの繋がりなどを見ると、チーム全体がそういうプレーを共通理解として持ちながら、個々がしっかりと頭を動かしてサッカーをしているというのがよく分かる。こっちに持ち出せば奪われない、このタイミングならこういうプレーを出せる、ここでは勝負していい、と言ったようなプレーの適切な選択がなされているからこそ、軽いプレーがリスクとなることなく効果的となっていたのかなと。野洲の選手達のプレーは確かに軽い、見ていて取られたら危ないシーンでも結構リスキーなプレーを選択している気がするのだけど、それでも奪われないのは、常に周辺情報を頭に入れ、その中で早い判断で相手よりも先にプレーできているから。又相手をしっかりと見ているからこそ、それがうまく回すことが可能になっているんだと思います。

もし頭の部分が欠けていたら、単なる自慰的でリスキーな頭の悪いサッカーになっていたと思うけど、それがそうなっていないというのはこの監督が口だけではなく、指導力もしっかりしていると言うことの証明なのかなと(勿論選手の努力もね)

まあそんな野洲に対して鹿実の良さは、技術がしっかりしていること。野洲のようにトリッキーで軽妙とは又質の違う、キック、トラップなど基礎スキルと言われるプレーが非常に精度があって、それは感心させらぐらいのレベルにあるのかなと。正確な技術というのは、次の正確なプレーを引き出すと言うことに繋がっていく。しっかりとしたトラップがイイ精度のキックを生む。それが繋がっていくと最終的にはイイフィニッシュでゴールが取れると言うことに繋がりやすい(まあ色々あるけどさ、細かいことを言えばね)そういう意味で、基礎スキルというのは本当に大事だと思うし、この要素が他のチームよりもしっかりしているからこそ、今年の鹿実は相手を圧倒しているのかなと。フィジカルの強さ、長いボールを中心に攻め立てるリスクを削るサッカーのこうかだけでは決してないと感じています。

特にキャプテン赤尾のキックはとても素晴らしい。綺麗なフォームから繰り出されるフィードやミドルシュートは綺麗な弾道を描いて、狙った所に飛んでいる。確かに派手さはないけれど、同じ方向性を辿っていった先の最高峰にはリバプールのスティーブン・ジェラードがいる気がする(比べても想像付かないから、あくまでも妄想に過ぎないけどね)

まあ戦術における選択に好みがあり、どちらかと言えば対極と思いますが、技術的な要素から言えば両方大事なこと。創造性のあるプレーは相手を崩すために必要になってくるけど、正確なプレーが出来なければゲームを成り立たせることが出来ない。まあこじつけですけど、どちらの良さもクローズアップされて、技術の大切さというのがもう一度見直されると良いなと。タスク云々も大事だけどね。とにもかくにも良いゲームになることを期待。

とりあえずここまでにしておいて、決勝が終わったら追記します。っていうか書ききれなかった・・・・。え?決勝の予想?野洲のディフェンスはザルっぽいので、一つのインターセプトやコンビネーションミスを突いて鹿実のカウンターの餌食になるんじゃないかなと。だから鹿実が2点差ぐらい付けて勝つというつまらない予想ですわ。又外したよ。

野洲が勝つには?野洲が上回れる部分は判断スピードの速さとテクニックぐらいだと思うから、冷静に相手を見てしっかりと、そして速く一つ一つ判断していくことで相手の速く忠実なアプローチに御されることないようにしていくことかな。準決勝のようなサッカーをして、又守備でもう少し粘って無用な失点を避けることが出来れば、可能性はあると思う。中盤で主導権を握れれば・・・・ね。と言うことで追記予定でとりあえずここまで。予想が外れたら、この部分思いっきり消しちゃおう(笑)

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January 08, 2006

05-06 Jリーグ 市場動向(5)

年明け一発目のJの移籍動向は、海外での日本人の動向と合わせて。まあJの復帰も絡んでくるし。じゃあ前回のおさらいから。

05-06 Jリーグ 市場動向(4)+代表(LooseBlog)

まずはJの方から、年末年始の休みを経て再始動。そして、動きがどんどん本格化という感じになってきましたね。ヴェルディとレイソルには大津波が!

浦和補強!東京V相馬、C大阪黒部を獲得(ニッカン)
浦和移籍・相馬「三都主に勝つ」

まずこれ、決まっちゃいました。Fマリノスも手を挙げていた東京Vの相馬崇人がレッズに1.5億で完全移籍することが発表されました。

正直な気持ち→激痛!なんでレッズ選んじゃうんだよ・・・。今のFマリにはアウトサイドの補強は必須項目だったのに・・・。虎神が怪我しないことを祈るばかり。フロントは出来れば「補強」という言葉の意味をよく考えて欲しいな。1段も2段も下がるレベルの選手で層を単に厚くしたってチーム力の向上には繋がらないってことを。去年そうだったじゃん・・・・_| ̄|○

まあこういう愚痴は置いておいて、レッズにとっては大きな補強。元々左サイドの選手はパイが限られており、どんな形であれ、優秀な駒を確保できたのは大きい。

で、レッズにはアレックスがいるわけだけど、代表活動で開幕に間に合わない可能性も高いし、その間に相馬がフィットすればその後のレギュラー争いが過熱する可能性は大。そうやって相馬はのし上がってきたわけだしね。どちらを選ぶかは指揮官の好みなんだろうけど、共存含めてチームの幅も広がるし、活性化という意味でもとてもイイ獲得だと思う。ガンバ移籍の噂はガセっぽいけど、海外含めてチームを去る時に同じぐらいのレベルの選手がいるというのも心強い。来期はACLもあるしね。

てゆうかワシントンとセット買いみたいなもんだねぇ。相馬とワシントンの相性はそんなに良くない気もするけど、意思疎通という意味では既に取れているし、そういう意味でもメリットはあるね。

大分高松が残留、サポーター署名届き決意(ニッカン)

で、並べて黒部のレンタルも発表。上記のリンクの通り、高松がトリニータに残留することを受けて素早い動き。達也の怪我、永井のサイド起用もあって、現在のレッズのFWの層は思いの外薄いだけに(横山ぐらい?)非常に効果的な補強。

黒部に関しては、ここの所以前のようなインパクトあるプレーは示せていないけど、高いポテンシャルを持つストライカーなだけに(黒部が良かった時は、ポストとかをしながらもゴールの意識を失わない怖さを感じる選手だった。天皇杯決勝のミドルは凄かったなぁ)、この移籍が刺激となって復活すればレッズとしてはバンバンザイって感じかも。ワシントンがマリッチに要にフィットするかどうかもまだ未知数な部分もあるしね。

しかし腹立つぐらい的確な補強。やるな、犬飼。ビッグクラブへの道、着々って感じ。

C大阪が元代表MF山田獲り(なにわweb)

ヴェルディ関連で一緒に。山卓出て行くか!びっくりだ、これは。正式オファー→最終段階ということらしい。まあセレッソはファビーニョがいなくなっちゃったし、そこを山卓で埋めようと言うことなのかな?ジルマール人脈で新しいボランチを連れてくるのかなぁと思ってたけど、山卓かぁ・・・。

守備的なポジションをマルチにこなせる選手だから、どのチーム(どの監督も)でも欲しがるような人材だけど、ヴェルディ愛の塊みたいに見えたから残ると思ってたんだけどなぁ。まあ契約交渉でもめてたし仕方ないのかな・・・。

しかし、以前のことを思い出すと、セレッソとかレッズが降格した時はほぼ主力が残留したこともあったけど、それって奇跡的な事だったのかもねぇ。ちなみにセレッソはジュビロから河村をレンタルで獲ったね。同じようなタイプだし、もしかしたら流れる?ちょっと注目かも。

柏崩壊危機…主力が大量放出(スポニチ)

変わってレイソルの放出に拍車が掛かっている様子。噂だけなら年末から出まくっていたけど、年明けから一気に動き出して、その動きが余りに激しく一気に選手が出て行ってしまうんではないかという話。このリンクはまとめみたいな感じ。

清水が柏玉田に正式オファー(ニッカン)

で、まずは目玉商品な玉ちゃんの動向。このリンクはエスパだけだけど、グランパス、サンガ辺りも獲得に名乗りを上げている模様。玉ちゃんとしては代表のこともあるし、J1でのプレーを望んでいるだけに、この3クラブで争奪戦となるのかなと。ちなみにレイソルには契約が残っていて、(それが関係あるかどうかわからないけど)完全移籍となると3億円ぐらいになる模様。レイソルはレンタルで出すことを想定しているみたい。

メンバー・資金力・必要性を考えれば、一番獲得に熱を上げて良さそうなのはグラかな。マルケス・ウェズレイが抜けて、ルイゾンが途中帰国とFW陣は枯渇状態。ルーキーの杉本・鴨川、ルーキーじゃないけど豊田等が頑張ってはいたけど、今年の成績を鑑みた時FW陣の補強は必須。まあ外人の補強次第だけど、玉ちゃんは是が非でも確保したいところ(外人枠は2枠埋まってるし)玉ちゃんはトヨタのCMに出ていたし、ネームバリュー的に悪くないと思うしね。てゆうかジョンファン日本に帰ってくるの?

エスパとサンガに関しては、玉ちゃんをどういう位置づけで欲しいのかちょっと分からない部分も。エスパはチョ・ジェジンとマルキ、サンガはパウリーニョとアレモン(再契約するんでしょ?)がいる訳で、バックアッパーとして「玉田圭司」は重すぎるかな・・・。てゆうかエスパは金あるの?サンガはあるだろうけどさ。

どちらにしても玉ちゃんには今月中に決めて、キャンプからチームに合流できる様な状況を作って欲しい。確かにJ1でプレーすることは大事だけど、結果を残すことがもっと大事。てゆうか期待してるし。

G大阪がMF明神獲得へ(ニッカン)
G大阪明神獲得!アジア制覇へ補強着々(なにわweb)

玉ちゃんと並んで目玉物件である明神は、年末からずーっと噂が登っていたガンバへの移籍が確実になった模様。ニッカンの信頼度が著しく落ちているので何とも言えないけど、それでも他に手を挙げているような話も聞こえてこないし、多分決まるんでしょうな。

明神はユーティリティ性が高く、経験も豊富だし、チームのために献身できる選手だから、監督としては願ったり適ったりな人材かも。ガンバのアイデンティティであるかなりオフェンシブな姿勢を裏方で支える一人として、かなり存在感を発揮しそう。まあスタメン云々というのはボランチは遠藤・橋本のコンビが確立されていたり、右サイドは加地さんの加入が濃厚だったりと分からないけど、本当に厳しいスケジュールだし、出番が多いことを考えたら、そういうのも大きな問題にはならないでしょう。

ユース上がりで、今シーズンはキャプテンで、責任感も強そうだから、結局は残るかなぁと思ってたんだけど・・・まあしょうがないね。そんなに結びつきは強くなかったんかな?これで二人。

G大阪8億円補強、手島獲得で完了(ニッカン)

ついでにガンバの大型穴埋め補強の動向について。まあ噂通りに進んでいて、佐野社長も犬飼社長に負けず劣らずのやり手と言うことかな?まあこの記事では黄金世代(99WY世代)のディフェンスリーダーだった手島和希をレンタルで獲得したという話。手島はサンガではベンチだったらしいけど、最近はどうなんでしょ?とりあえずはツネのバックアッパーという位置づけかな?

で、この記事では来週中にここまで噂に上っていた移籍話(上の明神も含めて、マグノや加地さん)も決着するとのこと。しかし、こんなに思った通りにいくもんなのかねぇ?凄いや。

柏波戸、土屋は大宮へ(ニッカン)

次は今シーズンバックラインで長いプレータイムを得ていた二人の話。そこで動いてきたのが、今年一気にNTTという後ろ盾を得てオフシーズン大暴れしているアルディージャ。二人ともごっそり頂く模様。

この二人は使い方次第ではまだまだ充分やれる選手。土屋は人に強さにおいてはリーグでもトップクラスだし、ぽっぽは慣れた右サイドバックの方だったらまだまだいける(CBは・・・だけど)この辺は三浦監督の使い方次第だと思う。これで4人。

他にも永田と矢野が新潟?大野がラモス一本釣りでライバルとなるであろうヴェルディ?と言う話が出ている模様、ありゃありゃ。てゆうかラモスは大橋から手を引け、頼むから(この件に関してはマリのオフシーズンニュースでやる)玉ちゃんいるじゃんよー、使いなよー。

せっかくなので大宮が出てきたので、関連で一緒にこれも。

大宮"降格組"大量引き抜き(スポニチ)

他に大宮がリストアップしているのが、ヴェルディの小林大悟&慶行、ヴィッセルの佐伯とのこと。なんていうの?ハゲタカ?

この補強選手達がアルディージャの4-4ボックスに嵌るかどうかは別にして、方針的には間違っていないのかなと。更なる個におけるスケールアップでチームをレベルアップさせる事は今シーズンの戦いぶりを考えれば必要。小林慶行の展開力を始めとした質の高い技術はこのチームにはないものだし、大悟のアイデアとテクニックは藤本頼りだった攻撃の幅を広げる効果があると思う。佐伯もWCイヤーで連戦も多くある中では頼りがいのあるバックアッパーとなりそう。ただ上に書いた通り、「嵌るかどうか」は問題かも知れない。

で、アルディージャは4-4(バイタルケアの現実策としてアンカー入れる4-1-4-1もやってたけどさ)のブロックを核にした組織的なゾーンディフェンスを中心に据えるチームなだけに、選手達にある程度は役割を理解させて組織的に機能させる必要があるわけで、J2からじっくり築き上げてきた機能性を維持できるのかというのは大きな問題になりそう。巧く馴染ませていくというのが現実的な策なんだろうけどさ。まあ世界・日本問わずの大量補強という前例を見ても、うまくいった例は少ないだけに、その辺は注目かも。っていうかこれだけ取れるの?ホンジュラス代表のマルティネスかレッズのマリッチも獲るの?移籍金の総額7億?すげーな、おい。大宮のくせに生意気だぞ(流行文句)

西澤C大阪残留、粘りの慰留に決意(なにわweb)

では、流れを変えて。エスパに移籍志望(?)していたらしい西澤が、去年同様色々な人からの説得で慰留され、残留を決めた模様。何となく年俸つり上げのポーズのような気がしなくもないけど、まあセレッソにとっては一安心。

実際セレッソの攻撃トライアングルにおいて軸のような役割で、他の選手にはなかなかこなせないと言うことがわかっているだけに、この残留は思った以上に大きいのかも。まあ日本人選手で西澤以上に起用にポストをこなせるような選手は少ないし(いないか?)、何よりも相方・モリシを理解しているという大きな武器もあるから代わりを見つけるのは難しかっただろうしね。

戸田和幸選手 東京ヴェルディ1969より期限付き移籍加入のお知らせ(サンフレオフィシャル)

まあ想定内。彼の性格と人間性からしてJ2で殊勝にプレーするタイプじゃないのは分かっていたので(エスパの時もそう言ってクラブを変えた訳だし)、どこかにいくだろうなと思ったけど、その中で選択したのがサンフレだった模様。

サンフレとしては茂原も返却しちゃったし(だよね?)、若い選手(代表的なのは、高柳とかかな?そういや高萩くんはレンタルなのねぇ)も成長途中。そんな時にこういう手本となりながら、しっかりと中盤を締めれる選手の加入は大きいかも。ベット・森崎和・戸田はバランス良さそうね。

・海外日本人関連、てゆうか鹿島関連の人たちばっかりだけど・・・。

マルセイユ1月に浩二放出と仏紙(ニッカン)
浩二「見に行くだけ」エルサレム視察出発(ニッカン)
マルセイユ最後通告!浩二エルサレム視察(ニッカン)
鹿島、浩二の受け入れ検討!無償が条件(ニッカン)
中田浩移籍で、マルセイユ会長がイスラエル入りか=フランス(スポナビ)

まず中田浩二。出場機会がないから日本に戻ると言う話が出始めた所で、段々と話の概要がはっきりとしてきた。マルセイユから事実上の戦力外通告という形になって、そんな所でタイミング良くオファー、ベタル・エルサレムというイスラエルのチーム。移籍金も払うから欲しいということになり、マルセイユとしては望み通りという感じで、クラブ間ではほぼ合意に至っているというのが現状かな?中田側はイスラエルと言う土地やらクラブを視察して検討している。

まあリンクにもある通り、鹿島が無償なら戻してもイイよと言う姿勢を打ち出しているようだけど、マルセイユとしたらいらない選手は出来れば金に換えたいと言うのが本音。情を優先するとは考えにくい。そういう意味では日本復帰というのは、このイスラエルのチーム以上のオファーを出すチームがなければ難しいかなと。

中田浩二が鹿島にこだわらないということなら、正直マリに欲しいかも。守備がしっかり出来るボランチは少ないし(良治たんも基本的には攻撃的な特徴が持ち味選手だし、そうなると那須ぐらいでしょ)、実績・能力考えても普通にJトップクラス(福西やヤット、阿部っち、今野クラス)。バランス感覚とフィードの良さは折り紙付きだし、ユーティリティ性の高さもポイント(相馬を獲り逃がした左サイドも出来る、マルセイユでもやってたし)本職に置いては層の厚いところなんだけど、チームを底上げとなる補強になるんじゃないかなと。チームの競争意識も相当高まって活性化されるし。てゆうか代理人田辺氏だし、要望すれば巧い具合にやってくれるんじゃないの?(自虐的だ)どうですか?左伴社長

まあどちらにしても、ナカタコ次第。どんな選択をするのか注目したい。

柳沢、3者会談で鹿島移籍直訴(ニッカン)
メッシーナ監督、柳沢の鹿島復帰容認(ニッカン)

で、次は柳沢。メッシーナに3年契約で完全移籍したものの、今シーズンは昨シーズンにも増して出場機会がなくなり、今年のWCに向けて日本復帰を要望している模様。実際、試合に出ていなくてもとても素晴らしい動き出し等を見せているだけに鈍っているという感じはないのですが、それでも出場機会が得れないまま本番を迎えることには不安がないわけではないだけに、英断かも知れない。

まあ日本人FWは軒並み苦しんでいて、それは柳沢に限らず、高原も嘉人もそう。その原因としてコミュニケーションだったり、より個による局面打開を求められる状況が多かったり、その国のサッカー文化にフィットできていないと言うことがあげられるのかなと。まあ勿論本質的な問題(シュートの技術・精神的な落ち着きなど)もあるとは思うけど、ごまかしの効かないポジションなだけにそういう意味で苦戦は仕方ないのかも知れない。特にイタリアではサポートが少なく、プロビンチアでは苦しい状態をなんとかゴールに結びつける力強さというのを求められる。そういう意味ではボールのない所での動きの良さという柳沢の特長を活かしてもらえなかったのは不運でもあり、決断に関しては浅はかだったのかも知れない。

鹿島はある程度柳沢の復帰を前向きに検討していると思うし、後は条件面で詰めていくと言うことになるのかな?まだ契約が長く残っていることを考えたら今シーズンはレンタル・・・かな?まあその辺はメッシーナ側の条件提示がどうなるのかが気になる。国内復帰となれば代表にとっては帯同できる時間も増えるし、ポジティブかな。鹿島にとっては野沢や深井、増田が育ってきていて、そこに柳沢が戻ってくる事がポジティブかどうかは微妙な所かも知れないけどね(まあその分小笠原が出て行くのなら、大きいけど)

小笠原がウェストハムの練習に初参加(ニッカン)
小笠原練習参加、チームから称賛(報知)

で、一方出て行く予定の小笠原。まあ我慢に我慢を重ねてのこのチャンスだから、WC前とかそういうのを気にして断念するのではなく、このチャンスを逃したくないと言うことでの決断だったのかなと。で、一時期濃厚とされていたレッチェなどのイタリアのプロビンチアではなく、プレミアシップのウェストハムに練習参加している模様。

まあ監督の評価も上々で、何となく決まりそうなので細かいことは言わない。まあ気になるのは労働ビザの条件である過去2年での代表試合数の75%をクリアできているかどうか、ビザが降りるかどうかが問題かな?細かく調べてないから分からないけど(めんどくさい)、何となく国内組の時はほぼゲームに出ているし、大丈夫なような気もするけど、こればっかりはどうなることやら。

で、そのウェストハムのことをちょろっとお勉強。僕もプレミア勉強中でイマイチ分からないこともあるのだけど、その拙い知識でやってみましょう。現在プレミアシップでは勝ち点26の10位(ちなみに16今で勝ち点差4、降格圏の17位までは勝ち点差7)とそれなりの順位。で、エースはユナイテッドとかでも活躍してたテディ・シェリンガムだと思うんだけど、今年はマーロン・ヘアウッドが9得点あげて活躍している模様。

ウェストハムと言えば、リーガのラシン・サンタンデールから移籍してきたイスラエル代表のヨッシ・ベナユン。左利きのテクニカルなMFで、パスにフィニッシュに創造的なプレーを見せる選手。線が細いだけにプレミアではどうかなぁと思われてたけど、それなりに早い展開にもフィットしてアタッキングエリアで彼らしいテクニックを見せているのかなという印象。マスコミでは既に小笠原のライバルに祭り上げられてる模様。ただこの報道はあながち間違ったものではないのかなと。ウェストハムのような中下位のチームにとってテクニカルなゲームメーカータイプを二人を置くほどの余裕はないだろうし(両サイドは縦ゴリゴリタイプがいいだろうし、一枚オフェンシブに特化した駒を置くのなら、センターのもう一枚は豊富な運動量で中盤をカバーしながらハードなディフェンスが出来る選手ということになってくるのかなと)そうなると必然的に小笠原はベナユンのポジションを狙うことになると思う。まあ厳しい相手なのは言うまでもないけど、プレミアは試合数も多いし、中盤の層も厚くないので頑張れば出場機会は得れるかなという感じ。

まあそうは言っても、古くは稲本、今はヒデが苦しんでいる(これも変な話だけどね。選手の特性を見るのではなく、監督の偏見のような気もする)激しく速いイングランドフットボールへのフィットは考えているほど簡単な物ではないと思う。そういう部分で、小笠原がそのサッカーにどの程度の時間で順応できるかというのが問題になってくるだろうし、その順応如何では出場機会の有無にかかわってくるのは言うまでもないところ。最初は苦労するかも知れないけど、とにかく挑戦を決めたのなら腹を据えて頑張って欲しいなと。やれるポテンシャルはあると思うしね(本来ならエール・ディ・ビジとか、リーグ1とか、それでもなかったらブンデスが良いのかなぁと言う気はするけどね)頑張れ。

えらく長くなっちゃったけど(本当はこれに欧州移籍市場の事もくっつけようとしてた、カサ坊・ギャラクティコとか、マニシェ・チェルスキーとか、サットン・バーミンガムとか、エシアン・ネーションズカップ辞退とかやりたかった)、段々「盛り上がって参りました」って感じですな。まあ来週から一気に動き出すと思うのでその辺をなるべく拾っていきたいと思います。2日穴開けちゃったので、後でもう一個あげるつもり。高校サッカーか昨日の朝生パクリ企画か。気分次第。と言うことでとりあえずここまでです。

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January 06, 2006

Shunsuke's left foot which caused a miracle in an important match shined!

新年早々熱くさせてくれたと言うことで、この試合もレポート。2005年最後の締めくくりを劇的なドリブルシュートで飾った俊輔が、2006年のスタートも勢いを持って入ってくれた事が嬉しくてしょうがない・・・・。ただ、心配なのはピークアウトかな・・・・。

Scotland Premier League 2005-2006 Day-21
Celtic 3-2 Heart of Midlothian @ Tynecastle Park
Celtic:55'S.Pearson 87'&90'S.Mcmanus Hearts:6'E.Jankauskas 8'S.Pressley

セルティックスタメン:GKボルツ、DFテルファー、バルデ、マクマナス"GJ"、ウォレス、MFS.ペトロフ(→50'ピアソン)、レノン、中村俊輔、A.トンプソン(→62'マクギーティ)、FWハートソン、マロニー

ハーツスタメン:GKゴードン、DF、ニールソン、プレスリー、ウェブスター、フィッサス(76'赤)MFチェルナウスキス(→77'L.ウォレス)ハートリー、スカチェル、ブレリエ、FWヤンカウスカス(→88'ポスピシル)、エリオット

と言うことで、雑感。

・首位攻防戦@タインカッスル・パーク。前回対戦は1-1のドロー。勝ち点差は5で、負けると一気に勝ち点差を詰められる、勝てば大きなアドバンテージを得る、という今シーズンのスコティッシュプレミアの中で、一番重要なゲーム。てゆうか優勝決定?まあそうもいかないんだろうけど。

・セルティックはいつも通りの4-4-2。久々にトンプソンが左サイドに入る。結局ロイ・キーン軍曹(又軍曹だよ)はメンバー入りせず。てゆうかカマラがいない。ちょっと切ない。

・ただいきなりハーツの猛攻。そしてそれがぽんぽんゴールに入ってしまう。スタッツ見ても6分と8分。正直終わったと思ったよ。

・先制点は見事なまでのカウンターから、セルティックが攻め込んだ所、俊輔の右サイドから一気に縦2本のパスを繋がれてスカチェルが抜け出す。パスに追いついた所でダイレクトで中に折り返すと(しかもアウトサイドだよ)飛び込んできたのはヤンカウスカス。まあオウンゴール(ウォレス)みたいな形でゴールに押し込まれた。中に人はいても飛び込んでくる選手を見切れていないというセルティックの守備の甘さが響いたかな・・・。まあその前にハーツのカウンターに対しての意識と技術の高さがあったにしても。

・で追加点はCKから。スカチェルのキックはインスイングのハイボール。この弾道にボルツが読み切れずに判断ミスでボールに絡めず、ゴール近い位置でマクマナスを制したプレスリーが叩き込んで追加点。マークミス?まあしょうがないかな・・・イイキックとストロングヘッダーが噛み合った形だし。まあ事実として残る2点のビハインド、激痛。

・セルティックはこのビハインドを返そうと、新しい武器となっているテンポの良いパスワークでハーツディフェンスを引きはがそうとするけど、しっかりとブロックを組まれていること、コンビネーションが合わないこともあっても崩しきれない。てゆうか、そんなの数少ない感じでハーツの虐殺モードに苦しんでたというのが正しいところかも。ロマノフの顔がむかつく。

・まあそんな感じでストレス溜まる展開。後半に入ってようやくリズムが変わったと思った所で、セルティックに更なる試練。絶好のチャンスのところでなんとスティリアン・ペトロフが肉離れでピッチを離れることに。この肉離れとなってしまったシーンは俊輔とのパス交換から抜け出したシーンで得点機を逸したのも痛いし、攻守の核であり崩しの核となるダイナミズムを起こせるペトロフがいなくなるも痛かった。でも、そんな予測を馬鹿にするかのようなセルティック。

・そんな最悪な状態を打破したのが、ペトロフの代わりに入ったピアソン。軍曹のポストからの展開でセンターに入ってきたピアソンは一度左に開くマロニーちゃんにはたき、折り返されたボールに突っこんで自分と共に押し込んだ形(先制点と同じような感じで)で一点返す。俊輔も後ろまで詰めてた。まあこれが表すようにセルティックの攻撃モードが高まっていたのも原因かな。

・この後、ゲームは熱くなる。オープンな展開に推移して、両チームに得点機が訪れるような激しい感じに。この中でセルティックのパスワークが少しずつ戻る。

・で、ストラカン・セルティックの特性が出る!右サイドで俊輔が核となって流れるようにダイレクトパスがぽんぽん繋がり、その中で軍曹の落としから俊輔が中に流れて左足!グラウンダーのシュートはGKに凌がれるが、そこに詰めていたのはピアソン!決まった!と思ったらポスト、しかしそんなポストに反応したのはマロニー!これが決まって同点!と思ったらオフサイド。俊輔のシュート時にピアソンがオフサイドという判定。間違いなくナイね、あり得ない。

・しかし、こういうプレーで一気にゲームを引き寄せるセルティック。ハーツは完全に守備に入ってリードを守ろうとしたこともあって、セルティックが攻める展開に。そしてカウンターから大チャンス!一発のスルーパスで抜け出したマロニーが相手を置き去り、ペナ寸前でフィッサスが追いついてスライディングタックルで凌いだかに思われたが、このプレーに一発レッド(マロニーちゃんはダイブ、掛かってない)フィッサス退場でハーツは完全に守備モードに切り替える。

・攻めども攻めどもゴールが遠いセルティック。どの相手でも引きこもられると崩せないもので、苦しい。うーん、厳しいかなと思ったところでドラマが起きる。右サイドからのFKを蹴るのは俊輔。顔を掻くサインの後に放たれたボールは高めインスイングの速く曲がり落ちるボール。これに一気呵成に飛び込み、ヘッドに当てたのはマクマナス!これで同点、サポと交わりもうぐっちゃぐちゃ。熱い。

・ただ、ドラマは終わってない。もう一度同じようなポイントからのFK。今度は柔らかく低いボール。ここにバルデとマクマナスが絡んで、ポロポロした所でマクマナスが流し込んじゃう!うそーん。逆転しちゃったよ。あり得ない・・・・。ロマノフもそりゃびっくり。ストラカンしてやったりか。

・結局2-3でセルティックが首位攻防を制す結果に。まあこれで優勝はほぼ決まりかなと思わされるぐらいのとんでもない展開だったわけだけど、そんな時に活きたのが俊輔の左足。モダンフットボールのポイントとも言えるセットプレーの重要性を改めて感じたゲームだった。正月早々いつぞやのUCLFinalのユナイテッド-バイエルンを思い出したよ。

「重要な局面で、力を発揮(流れを変えられる)できる数少ない選手」

まあこんな褒め言葉もでるっしょ。正月早々、凄いゲームだった。何となく今年は運がある気がするぞー。まあそれは置いておいて、このチームは段々イイチームになってきた。ストラカンが求めている事は、リズムあるポゼッションで守備を固める相手を崩すサッカー。正直最初は厳しいかなぁと思ったけど、今はストラカンが俊輔を呼んだ意味が分かる。周辺察知が鋭く、頭の中のイメージを高い技術で表現できるプレーヤーがこのチームに必要だと言うことだったから。周囲に点を取れる選手も、ダイナミズムを起こせる選手も、仕掛けられる選手もいる。ただ攻撃のクオリティを上げるようなチャンスメーカーがいない。その役割を今俊輔が負っている気がする。

他にも守備もしっかりこなしていくことで分かってきたこともある気がするし(奪った後をイメージして、奪った瞬間にパスを受けれるポジションを獲ってカウンターの起点となる。ヒデが調子が良い時に見せるプレー)選手として少しずつ前に進んでいるんじゃないかなと思う。まあ来期は今度こそUCL!UCL!って感じかな。

ふう、やれて良かった。こないだの劇的ゴールの時は出来なかったからね。と言うことで今日はここまで。

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January 04, 2006

結果が示す強者の証明@Empror's Cup Final レッズvsエスパルス

新年早々、お暇頂いておりましたが、2006年そろそろ始めますかね。あっ、あけおめ(実は喪中)で、新年一発目は天皇杯決勝。もう旬を過ぎてるけど、色々と面白いコンテンツが詰まって好ゲームだったので。しかし、こういう状態でタイトルを獲るレッズ、強い。おめでとう。でもエスパも良くやった。お疲れ様。呪いはどうなる。

The 85th Empror's Cup Final

レッズ 2-1 エスパルス @ 国立競技場「結果が示す強者の証明」
Reds:39'堀之内聖 73'トミスラフ・マリッチ S-Pulse:76'市川大祐

レッズスタメン:GK都築龍太、DF細貝萌、堀之内聖、坪井慶介、MF酒井友之、長谷部誠、岡野雅行(→65'赤星貴文)、三都主アレサンドロ、山田暢久、ロブソン・ポンテ、FWトミスラフ・マリッチ"主役"

エスパスタメン:GK西部洋平、DF森岡隆三(→72'市川大祐)、青山直晃、高木和道、山西尊裕、MF伊東輝悦、枝村匠馬(→72'平松康平"罰として坊主"(83'黄×2=赤))、兵働昭弘、チェ・テウク(→80'北嶋秀朗)、FW岡崎慎司、チョ・ジェジン

試合展開についてはもう過ぎたことなので簡単に。

長いボールからチェ・テウクのボレーで始まった幕開け。今大会で無失点を続ける組織的な4-4ゾーンのブロックとプレッシングからのカウンターが冴えに冴えているエスパがイイ立ち上がりを見せる。しかし、レッズもボールが良い流れで動くと、個人技が活きてエスパを脅かす。

ゲームが落ち着くと、序盤はしっかりとブロックを組んでゾーンを維持しながらバイタルをきつく警戒する守備をしいていたエスパの守備が変わる。アプローチが非常に積極的になり、中盤の守備姿勢自体が「待ち=ゾーンの維持→収縮によるボール奪取」から「攻め→積極アプローチ→安易な縦・横パスのインターセプト」という手法に変化。これが嵌って、エスパらしいワイドのスペースを使ったカウンターが顔を見せ始める。

まあそうは言っても大事な所ではやらせず、又レッズの技術力の高さもあってそれなりに流れは拮抗(エスパペースなのはそうなんだけど)。そんな中でゲームが動いたのは前半39分。右サイドCKからの展開から、最後はアレックスの速く低いライナークロス→堀之内が対峙していた高木和道よりも一歩早くコースに入って身体を投げ出すように合わせる!このヘッドが西部を破り、レッズに先制点。結局前半は1-0で折り返す。

後半エスパがビハインドを背負ったこともあり、猛攻に。前半からチームの機能性も流れも悪くなかったこともあり、チェ・テウクや兵働を中心に多彩なサイドアタックでレッズを押し込む。しかし、崩しの部分までは良いモノの最後のラストパスやフィニッシュの部分で精度や迫力を欠いてゴールという結実に至らない。

決められていないとはいえ、かなり危険な状態に晒されていたレッズは、状況を見て修正を施す。再三の鋭い突破に晒されていた右サイド(エスパにとっての左サイド、チェ・テウク側ね)を岡野からセンターに入っていた山田に、その空いたセンターポジションにルーキー赤星貴文を投入。狙いはどうあれ(守備的な側面の強い交代だと思った。あの時点で攻撃を考えてゲームメーカーを入れた所で状況は多分変わらない。で、赤星という選択はベンチの中の選択肢として一番技術の高い選手であって、簡単にボールロストをしないと計算があったのではないでしょうか?)この交代が大きな効果を生み出す。恐ろしいキレを見せていたチェ・テウクが山田のスペースケアとチェックに勢いを削がれ、赤星がその技術とアイデアで得点に絡む、そう追加点。ショートカウンターから長谷部がバイタルエリアに持ち込むとポンテへ→ここでポンテがワンツーのような形で近い位置にポジションを獲っていた赤星へ→これに応える形で優しいパスでポンテがペナに侵入→ポンテは深い位置から中に流し込む→最後はマリッチ!ここまで押さえ込まれていた印象の強い青山の前に入ってこのボールをダイレクトでゴールに納める、2-0。長谷部の仕掛けのスイッチとなるパスから、マリッチのフィニッシュまでが全てダイレクトと言うとても美しいゴールで(マリッチが決めたことも又ドラマ的に美しい)これで勝負は決まったかに思われた。

しかし、神様はこのままゲームを終わらせる事を望まない。その後すぐの右CK、都築が入ってきたボールを弾いたもの、そのこぼれに反応したのは交代で入っていた市川、巧くコントロールして素早くフィニッシュ。都築は既に最初の時点で反応していたこともあり体制を整う間を与えられずゴールに収まり、2-1。一気にゲームが熱くなる。

しかしこの後、市川と同時に入った平松が焦りと浅はかさ(と言っていいのか分からない、勝ちたい気持ちとも言える。ビデオで見るとプッシュはあるけどボールには行っているし)から黄色を重ねてしまって退場。これで数的有利を得たレッズは精神的余裕が生まれて、ボールがスムーズに周り、結局このままゲームは動かず。レッズが前身の三菱重工から数えると15年ぶりの天皇杯を獲りました(ギド初タイトル?去年のセカンド抜かしたら)おめ。

簡単になってない、今年も前途多難。まじめに振り返れば、エスパは今年積み上げてきた組織的でソリッドなサッカーを披露したものの、レッズの近年勝ちを積み重ねている事から来る勝負感と逞しさに屈する形となったと言ったらシンプル過ぎ?まあ、レッズがこれだけ相手のサッカーに翻弄されるのは珍しいことで、それがエスパの質を表していると思うけど、レッズはエスパより勝てるチームだったと言うこと。まあそういう事を各チームごとにちょっとだけ。もう2006年なので、今シーズン(?)に繋がる課題という部分にしながら。

・プロセスの先へ -エスパのファイナル、そしてこれから-

レッズよりも多くのチャンスを作り、多くのフィニッシュシーンを迎えたけど決めきれない。逆に肝心な所で耐えきれない。良いサッカーが負ける典型と言った感じのゲーム。シーズン通じて全てのゲームを見ているわけではないのでこういう言い方をして良いのか分からないけど、僕の印象ではエスパの今シーズン(昨シーズン?)を象徴するようなゲームだったのかなぁと。

まあ勝者のメンタリティのなさと言ったらそれまでなので、具体的にね(こないだと同じなんだけどさ)

まず先に書いておくけど崩しは素晴らしい。崩すための人材がいて、そこに頼るわけでもなく有機的にスペースを使ってお手本のようなサイドアタックを見せている。高質な守備からのソリッドなカウンターも鋭さがあるし、攻撃の完成度はかなり高い。苦しみ抜いた末のシーズンとはいえ、1シーズン通じてこだわり抜いたプロセスは研磨されて一つの形を生み出したと思う。何となく机上の計算だけならゴールは既に獲れていると言った感じ。

ただ、そこで結果が出ないことは、決定力不足や精度不足というお決まりの言葉では片づけられない問題があるのも確か(精度不足な訳じゃないし、クロスの質も低い訳じゃない)それがディティール。崩した後の出し手の球種の選択、コース、タイミング。合わせる側の厚み、動き出し、タイミング。どちらが悪いとは言えないけど、最終的にゴールに結びつける部分では詰め切れていない。何が必要かと言ったら、今まで崩しの部分でやっていたことを、崩す所で終わるのではなく最後までこだわっていくこと、なのかなと。

ごめん、具体的と言いながらかなり抽象的。ただ、あそこまで崩しているのだから、後は神様が微笑んでくれれば取れるとか、流れが来ればぽんぽんはいるようになると言う、その「回数が質を補う」という考えは本質的な問題解決にはならないということ。エスパがぶつかっている問題は、そういうメンタリティでは解決できない問題。そこにこだわっていくことで道が開けて解決の光、低迷打破の光となるのではないでしょうか。

・更なる前進の鍵はボールを動かし方の質 -レッズのファイナル、そしてこれから-

まあエスパとは逆に高質なアタッカーが、フィニッシュまでの道筋を想像できる(アレックスのクロスもそうだし、ポンテのワンツーからのラストパスもそう、決めたシーンの堀之内ならびにマリッチの動き出しもそう)、その結果少ないチャンスをしっかりとモノにして久々のタイトルに結びつけたレッズ。レッズの強さは、やはり質の高い技術を持つ個にあると改めて思わされた一戦でした。

主力4人を欠きながら(トゥーリオ、鈴木啓太、田中達也、永井(ベンチ))がいなくても(まあエスパにもマルキがいなかったけど)、これだけの強さ、逞しさを見せられて正直困っちゃってるんですけど、レッズの課題はこういう強さを常に発揮することかも知れない。今年リーグタイトルに勝ち点1が足りなかったことを考えたら、と言う意味でね。

で、この試合を見て思ったのは、レッズの攻撃の質を決めるのは高い質を備える個がいかにボールを持つかという部分なのかもなぁと。来期マリッチからワシントンにフィニッシャーが変わるけど、タイプを考えた時に「いかにボックス内のフィニッシャーにボールを供給するか」というテーマは変わらないと思う。じゃあ誰が供給するかと言ったらポンテであり、アレックスであり、永井だったりするわけで、彼らがいかに力を発揮するかに来期の得点数が掛かってくるのかなと(回りくどくなっちゃった)

じゃあどうするかと言ったら、結論としては彼らに良い状態でボールを持たせると言うこと。当たり前すぎ?でも、そうなんだもん。具体的にボールの動かし方の工夫。前に運び、預けてお願いしますというエメがいた時のようなやり方ではなく、狙いを持ってチームでボールを動かし、スペースを意図的に作ってイイボールが供給できる状態を用意すると言った感じかな(やっぱり抽象的だ)この試合でも何度かあったけど、巧くボランチ二人が絡んで大きくボールを動かしてサイドに展開した時に、アウトサイドの特性(岡野がスペースでボールを受けたり、アレックスらしい45°からの突破に行ったり)を活かしたシーンがあったりしたけど、ああいうイメージでしょうか。

大駒ばかりだとどうしても「○○頼み」というネガティブなイメージが付きまとうけど、チームで「○○を活かす」という形を作り出した時にイメージも変わるし、ひいてはこの重要性の認識も変わるのかなぁと思ったり。まあそれを今や移籍市場一人勝ち状態のレッズがやり始めたら、日本のサッカーは一歩前に進めるかも知れない、なんて想像をしてみる。

新年一発目から長いよ、今年もこんな感じになってしまいそうですが、本年もどうぞお付き合いの程、宜しくお願いします。と言うことで今日はここまで。次はセルティック-ハーツかな?やらないわけにいかないでしょ?

*今年初めてココログにログインしたら、ミルコがblog始めてるし。びっくり。

*今年の正月はきつい。♪飲んで~、飲んで~、飲まれて~、飲んで~(ちょっと前に亡くなった人の歌、タイトル思い出せない)って感じで文章書いてる暇なかった。天皇杯も見たの今さっき。生で見れなかったの久しぶりかも知れない。

*それなりに大人なので、自分の許容量というのは知っているのですが、断れないって辛い。まあ、飲んだら寝るだけなんだけど(その後、酷い二日酔い→吐く)、二日酔いが辛すぎる

*Jを見ると、どうしても愛しのFマリちゃんの事を考えちゃう。色々考えてはいるけどどうも文章に出来ないわー。てゆうかめちゃくちゃネガった文章になりそうな悪寒。でも素直な気持ち、決勝の2チームに去年のサッカーで勝てる気がしない。力押しで押し切れたエスパも改善されたら・・・、レッズは相手の方が力が上。力押しで勝てる相手じゃない・・・。岡ちゃん、頼むよ。相馬がレッズ?_| ̄|○

*「Football Manager 2005」嵌ってます。残り少ない休み、全部これ漬けにしたいな~。無理っぽいけど。とりあえず1シーズン終わった。日記でも書こうかな、でも日記書いてる暇があったら進めたい。ちなみにキャリアスタートはCitta di Palermo、04-05シーズン6位!(UEFAカップ出場権獲得!)結構成功したと思ってる自分(しかもE.A.Fariasが25点で得点王、L.Toniも18点、Gasbarroniがイタリア人最優秀と選手が褒められたのも嬉しい←いっぱしの監督面)なのに、なのに、補強費・・・酷い・・・(1.9Mユーロ)

*Shunsuke Nakamuraとも対戦したよ!3-5-2(5枚の中盤横並び)の左アウトサイドでスタメンだったけど、一回らしい(妄想だけど)45m級の美しいミドルパス通されてびびったのと、セットが怖かったぐらいで、後は思いっきり死んでた印象。てゆうか何やってるんだよ、Mazzari。まあ手加減なんて出来ないので、思いっきりGasbarroniで突きまくっちゃった。獲ってあげたいけど高いよ、俊輔。しかも使えるポジションないし・・・。

*てゆうか、周りでやってる人が誰もいないので、ちょっと寂しかったりする。いいけどさ、いいんだけどさ・・・。やってる人いないかなぁ・・・

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