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January 19, 2006

2006 Fマリノスへの提言 -Fマリノスのサッカーってなんだろう?-

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1/17、新体制発表で新加入選手やら新しいユニフォームの発表があって、Fマリノスにとっての2006年のスタートですな。で、さあ心機一転という感じなんだけど、振り返ることとかしてなかったなぁと思い出したので、まあ去シーズンを振り返りながら、今シーズンの課題というか提言というか。

・「Fマリノスのサッカー」ってなんだろう?

監督、又は選手達が試合後のコメントやオフィシャルサイトの日記などに度々出てくる「○○のサッカー」と言う言葉。そのチームが狙いとしているモノ、積み上げてきたモノ、チームカラー、アイデンティティ、まあ色々な意味を引っくるめての言葉なんでしょうけど、昨シーズン僕は自分でこの言葉を使うのを躊躇する場面が何度かありました(結局使ってた気もするけど)というのも、「Fマリノスのサッカー」ってどんなものを示すのかが最終的にぼやけていて、それが示された様には見えなかったからです。

チームの中には、何かしらの判断基準があって(それは標榜しているスタイルなのか、過去の成功体験なのかはわからないけど)重ね合わせて「Fマリノスのサッカー」が出来た、又は出来なかったという判断が出来るのかも知れません。しかし僕の中で昨シーズン(特にスタイルチェンジを標榜した後)Fマリノスが最終的にどのようなサッカーをしたいのか、どういう形を目指すのかは今ひとつ見えなかった(多少かいま見えた気もしなくはないけど)だからこそ、この「Fマリノスのサッカー」という言葉に???という事を思ったのかも知れません。

きっとイメージなら、見ている人それぞれにあると思います。「勝負強い」「いやらしい」「諦めない(あきらめの悪い)」「つまらない」まあ答えは見た人の数だけあり、勿論Fマリノスが好きな人だけではなく、違うクラブが好きな人にもあると思います。まあそれは当然なんですが、僕が気になるのはそのFマリノスのサッカーを見た人が抱いたイメージと、チームとして目指しているものが、本当にリンクするのかということ。多分答えはNoなのではないでしょうか。僕はそこに昨シーズンのFマリノスの苦闘の原因があり、又今シーズンの一番大きなポイントとなるんじゃないかなぁと。

個人的に思うことなんだけど、国内外問わず結果を残しているチームは、見ている側に強い印象を与え、又その印象とチームが標榜しているサッカーにギャップは少ないのかなぁと。勿論先ほど書いた通り、個々がイメージするものは様々で完全に重なり合うことはないのかも知れませんが、少なくともチームとしてやろうとしていることをピッチに表現しているからこそ、そのイメージが重なり合うと言えるのかなぁと。だからこそ、見ている人はそのサッカーを理解し、同じ印象を抱けるのではないでしょうか。

まあそういう事を踏まえた上で昨シーズンやっていたサッカーを考えると、やっている側と見ている側のギャップの大きいFマリノスのサッカーは、問題があるのではないでしょうか。

じゃ、具体的な話に行きましょう。僕が抱いているFマリノスに対する疑念。

・抽象的なサッカーから、具象的なサッカーへ

目標は勿論Jリーグのタイトルですが、ピッチの上で選手たちが生き生きと躍動しているようなプレーで、見る人を感動させたいと強く思っています。その為には、一年を通して選手・スタッフが目を輝かせ喜びあふれ、サッカーを出来るようにさせてやりたいと思います。

2006年シーズン新体制発表 Fマリノス・岡田武史監督

新体制発表の岡ちゃんのコメントの抜粋です。ご覧になった方も多いのではないでしょうか。で、何でこのコメントを抜粋したかというと、こういうコメントに現状のFマリノスが表れているのかなぁと。

「生き生きと躍動している」「見る人を感動させたい」、これらの言葉はとても素敵な言葉ですけど、解釈的にはFマリノスが昨シーズンやってきたサッカーもこういう感じなのではないでしょうか。選手達のコンディションが良かったときに限られることかも知れませんが、ロジカルというよりもメンタルの要素を強調し、よく走って最後まで諦めず、奇跡みたいなどんでん返しを起こす様なサッカー。それはそれで選手達は躍動し、諦めない姿の結実は見る人を感動させるものに繋がるのかなと。ただ、サッカーの中身として考えたとき、結局このような言葉は抽象的でしかなく、チームの中に具体的なイメージのなさを象徴しているような気がしているのです。

精神的な要素が強調される余りサッカーの中身に対しては抽象的な要素にスポイルされ、具体的なサッカーの中身が見えてこない。僕が心配というか疑念を持っているのはこの部分。勿論、これで勝てれば文句はないんですけど、1シーズン制となったJリーグに置いてこういう得体のない強さだけでは勝ち続けられないというのが僕の見解。行き当たりばったりで戦っていくのではなく、リーグ戦の中で実戦、修正という事を繰り返し、その中で質を高めていくことによって、でプロセスを突き詰めていく必要があるのかなぁと。それが出来たときサッカーに置いても抽象的から具体的にも変わっていき、サッカーに置ける見る側とやる側のイメージも誤差がなくなっていくのではないでしょうか。

別にどんなサッカーを標榜しようと個人的にはイイと思っています。極論を言えば、面白くないと一般的に言われているユーヴェやチェルシーのように勝利至上主義を突き詰めたようなサッカーでも構わない。良いサッカーって世間的に思われるようなサッカーをして欲しいから言う訳じゃないです。僕はどんなサッカーでもイイから、矛盾のない整合性のあるサッカーをして欲しい。それをしていけば、勝つ可能性が高まるはず。そのためにも、抽象的で力任せのサッカーに満足せず、具体的にサッカーを考え、積み上げていく作業をして欲しいなと。

まあこんな事を書きながら、非常に抽象的な事ばっかり書いてるわけですけど、まあその辺の矛盾が僕らしい。まあ具体的なことを書けば取り留めがなくなっちゃうかなぁと思って書かなかっただけですけど。例を挙げれば、ポストワークとサポートの連動性とか、クロスボールの狙いと中の動き方とかね。まあとにかく言い訳は出来ないシーズン、しっかりとしたサッカーを作り上げて欲しい。と言うことで今日はここまで。

*本当は昨日上げるつもりだったんだけど、クマーショックで大揺れだったからね。何かちょっとタイミングずれたかなぁ。

*しかし、最近イイタイトルが思いつかない。困ったね。だから改めて沢山タイトルを考えなくても良いように、シーズン通じて使えるのを考えたけど。今日の文章なら何が良かったんだろう?「疑念を振り払って」うーん、イマイチだな・・・。

*と言うことで、今年のFマリ系の雑文というかコラムは「2006 Fマリノスへの提言」にしました。まあこの形で褒めたり、叩いたり、毒を吐いたりしていくつもり。サブタイトル付ける方が良いかな・・・・。

*お知らせ。このブログ用にメールのアカウントを獲りました。新しいアドレスは、
" itaruru0612「@」gmail.com "
です。コメント欄には書きたくないけど感想あって僕に聞かせてくださる方、リクエスト、エントリーには関係ない話題、諸処諸々のつっこみなど、このアドレスに送って頂けたらと。出来る限り、返信させて頂きます。"Web Tips"の所にもアドレスがありますので、ご用の際はこちらのアドレスに宜しくお願いします。お知らせでした。

*これでメール来なかったら寂しいなぁ。

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Comments

ども。文中に登場する「Fマリノスのサッカー」を“日本代表のサッカー”にしてもそのまま通用。能力は別にして言っていることは岡田監督とジーコを入れ替えてもそのまま通用。
マリノスのプレーをそんなに見てないのでそこはノーコメントですけど。

Posted by: nony | January 20, 2006 at 02:00 PM

nonyさん、こんにちわ。

確かにそうかも知れませんね。去年のサッカーマガジンに岡ちゃんとジーコの対談がありましたが、そこでも監督としてのポリシーが似ているという話が出ていたのを思い出します。

まあこういうスタイルの監督において、ポジティブな部分もネガティブな部分もあると思いますが、マリノスの場合はかなりネガティブだと思っています。

では、又宜しくお願いします。

Posted by: いた | January 21, 2006 at 01:16 AM

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