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January 15, 2006

05-06 Jリーグ 市場動向(6)

Jの移籍市場も本番は1月ですな。しかし来期のJは今度こそ独走になってしまうんではなかろうか・・・・。レッズ、恐ろしい子・・・。と言うことで前回のJ市場動向のおさらいから。

05-06 Jリーグ 市場動向(5)(Looseblog)

・シンジ、羽を休める地は古巣。正式リリースラッシュですよ。

オフィシャル
移籍に関して(sofc)
06/1/13 小野伸二選手と仮契約締結のお知らせ(レッズオフィシャル)

マスコミ
小野ボルトン移籍決裂!浦和と3年仮契約(ニッカン)
小野4年半ぶり復帰 代表合宿参加も(スポニチ)
Jで心身高めていざドイツへ!小野、浦和レッズ復帰決定(サンスポ)
小野浦和決定 -総額8億2500万円 4年半ぶり復帰-(報知)

日本最高の才能のJ復帰に一気に沸騰。まあそれだけインパクトのあるニュースですな。プレミアシップ・ボルトンへの移籍も取りざたされていたものの、クラブ間の交渉でレンタル・完全という隔たりを埋めきれず決裂、残留という選択肢があったもののクーマンとの軋轢もあって、クラブ間での話し合いが付いていたレッズへの復帰を本人が決断、そして仮契約と。移籍金3~3.5億、年俸1.8億の契約内容の模様。

もしWCがなかったら、この選択はしなかったかも知れない。でもこの時期だからこそ成立した移籍劇。見る側としては見ていてとても楽しい選手なだけに、たとえ半年だとしても、見れるのは嬉しいというのが本音(それがレッズだとしてもね)

で、本題。シンジとしては、昨年の夏にどこかに移籍してキャリアを更に前に進める事が出来ればベターだったんだろうけど、6月の怪我が大きな障害になってしまって、結局残留。その時の移籍騒動でフェイエでの居場所を無くしてしまったことが、今回の移籍に繋がったのかなぁと。シンジのキャリアは怪我と共にという感じだけど、これが最後になると良いなぁ・・・。

ただ、レッズに戻って来るという決断はそんなに間違っていないのかなと。体勢を立て直すという意味で、愛された地でプレーするというのは悪くない。勿論代表に関しても、国内組として沢山の選手達と時間を共有することで、失った時間を埋めるというのはポジティブとなり得る要素。ポジション争いは厳しく、プライオリティが見えにくいだけにどうなるかは分からないけど、決してネガティブなものではないと思う。

それにしても今年のレッズの補強は的確にして強力、そして極悪。昨シーズンマリッチが活躍したとはいえ圧倒的に層の薄かった前線に、昨シーズン強烈な印象を残したワシントンをフリーで、エンゲルスの盟友とも言えるCFW黒部もレンタルで確保。アレックスがいるものの本職は一人という左アウトサイドには若手有望株の相馬をマリノスとの競争に勝利してインターセプト。そして今回スーパーとも言える存在であるシンジの復帰まで実現させた。欲を言えば優秀な日本人センターバックが欲しかったかも知れないけど、それでもほぼ100点と言える様な仕事ぶり。チームとしてしっかりと狙いを持ってぶれずに仕事をしたからこその結果なのかも。まあ機能するかどうかは別にして、間違いなくJNo.1の戦力となったのではないでしょうか。

で、ギドはどこで使うんだろう?ここ数シーズンのやり方の継続となればボランチなんだろうけど、これだけ新戦力が入ってくればシステム含めてチームの再構成だってあるかも知れない。そうなると、ポンテと共にオフェンシブハーフでの起用もあるかなと。

さて、で、どうやって勝つよ、これ。まあ攻守のバランスが少し崩れそうな気もするけど、その前にその攻撃を受けきれるかどうかの方が先に立ってしまう。中盤の出所は3つになり、その受け手としてはワシントン、永井、黒部に復帰してくれば田中達也。バリエーションも豊富でチームの攻撃の幅は一気に広がりそう。まあ後は又戦力分析でやるにしても、本当に恐ろしいチームになりそう。今年は他チームが頑張らないと独走もあるかも知れない。

とにかくシンジがこういう決断をしたのだから、後は頑張るだけだね。シンジらしいプレーで楽しませて欲しいな、Fマリノス戦以外でね(苦笑)

それにしてもなんかさ・・・・、リアルサカつく状態だよね。じゃあ次。正式決定続々なので、クラブごとに。

ガンバ
DF 加地亮選手ガンバ大阪に完全移籍加入のお知らせ[G大阪]
FW マグノアウベス選手ガンバ大阪に完全移籍加入のお知らせ[G大阪]
MF 明神智和選手ガンバ大阪に完全移籍加入のお知らせ[G大阪](上記全てJ's Goal)

と言うことで、話が出てからそれなりに時間は掛かったものの、「8億円補強」がこれで完遂。11日に明神が先だってリリースされ、13日にマグノと加地さんがリリース。播戸、手島も含めて8億円という巨額を投じて、アジアに打って出る準備が出来たとのこと。

それにしても本当に完遂するとはね。このフロントの実現力は素晴らしいと思いますよ。手法としてはぶっこ抜きというか、強奪な訳だから、普通だったら横やりが入ってみたり、選手を説得できなかったりと、難航するものなんだけど、結局時間は掛かったもののすんなり進めて、シーズン終了時にはどうなるかと思われた状態から、更に質を上げてきた。フロントは自チームの戦力分析の上での選手のリストアップ、そして交渉とこれがオールマイティに出来てこそ。この辺は見習わなきゃいけないね。とりあえず並べてみますか。

Gamba 06
Ver.1             Ver.2            Ver.3
  マグノ  播戸          マグノ          マグノ
     フェル          二川  フェル    家長 フェル 二川
家長        加地   家長       加地    遠藤 明神
  遠藤保  橋本       遠藤保  明神    安田     加地
  山口 宮本 シジ     山口 手島 シジ      宮本 シジ
     藤ヶ谷            藤ヶ谷          藤ヶ谷

まあアラウ・大黒・フェルのトライアングルほどの爆発力があるかどうかは分からないけど、マグノに関してはゴールチャンスさえ増えれば、トリニータの実績を越える可能性は高いかなと。決定力の高さはあると思うし。播戸に関しても周囲との呼吸さえ合えば決定機に絡んできそう。フェルナンジーニョを核にどのような化学変化が起きるのかは、楽しみであり、今年の鍵になりそう。やっぱり点を獲ってなんぼのチームだしね。

それと加地さんね。地元復帰、徳永のFC東京加入など様々な要素が絡んで、その上でこの決断と言うことなんだろうけど、これが成功になるかどうかはまずは今シーズンを見てからかな。ただ、長期的な視野から見れば、徳永が入ってきて立場が危うくなる事も考えられるFC東京より、ある程度補償されているガンバの選択はクレバーな気もする。ガンバにとっては労を惜しまず上下動をしてくれる選手は、ボールを持てる選手が多いだけにありがたい存在になりそう。昨シーズン終盤、怪我するまでプレーが非常に積極的になってたから、そういう部分を継続して、代表のためにも更なるブレイクをして欲しいなと(別にガンバのためとは言わない)

で、こうして並べてみると、層は厚くなっているのは確か。二川(or家長)、手島(or山口)、明神(or橋本)、と言った選手が後ろに控える形となるわけで、それ以外にも去年のスクランブルの成果もあって寺田とか三木も戦力になりそうな雰囲気はある(かな?まあこれからなんだろうけどさ)後はいかにあの激烈スケジュールの中で西野がいかに回していくかに掛かってくるのかなと。ちなみにVer.3に入れた安田はユース代表の子で今年昇格、北朝鮮戦で後ろから上がって決勝点上げた子。思い切ったオーバーラップが気持ちよかったね。ガンバ産の新たな才能ってところかな。

ふと思ったんだけど、ここでこんなに書いたら戦力分析の時にもろかぶりになりそう・・・。その時はご勘弁を。次は金満NTT。

アルディージャ
小林大悟選手加入のお知らせ[大宮]
↑決まっちゃったかぁ・・・・。

小林慶行選手加入のお知らせ[大宮]
波戸康広選手加入のお知らせ[大宮]
土屋征夫選手加入のお知らせ[大宮](上記全てJ'sGoal)

と言うことで、大宮も噂された選手の獲得が次々と実現して正式リリースの連続(残りはホンジュラス代表のマルティネスと玉ちゃんの動向かな?)まあこの4人の他と言えば、吉原宏太(森田もパス買い取り)と佐伯ぐらいかな?とにかく恐ろしい買いっぷり。とりあえず並べてみる?

Ardija 06
Ver.1             Ver.2
   桜井  マル(仮)      森田
藤本       大悟   藤本       大悟
 純マーカス 慶行     純マーカス 慶行
三上       波戸   三上  佐伯   西村
 トニーニョ 土屋        土屋  トニーニョ
     荒谷             荒谷

なんか、降格オールスターって感じ?まあそういう獲り方してきたから当然と言っちゃ当然なんだけどさ。で、チームとしては前回書いた通り、新加入選手をアルディージャの基本線でもあるボックスを維持しながら守るゾーンディフェンスに組み込めるかどうかが鍵で、その辺は三浦監督の指導力に掛かってくるのかなと。並べては見たけど、正直これでリアクション重視のゾーンを機能させるには相当苦労しそうな気がするし、せっかく獲ってきた選手の持ち味が消える気もする。機能しなかった時にどうするのか、そっちの方が興味があるかも知れない(監督としての幅を見たい)

で、両方ともアルディージャが確保した形になったヴェルディの目玉、W小林。まあ慶行に関してはこないだ書いたので今回は今日リリースがあって、公式サイトが炎上してるらしい大悟君の方。個人的にこういうテクニカルでアイデアを持っている選手は好みなので、それなりに注目してたけど、結局最初の噂通りの結果になっちゃった。正直大宮には行かない方が良いと思ってたんだけど(組織色が強く、リアクションサッカーには余り合うタイプじゃないから)、決まっちゃったのでこれからのことを。まあこの選択が正解か不正解かは彼のこれからの順応次第。実際ヴェルディの時のように守備的責任が緩いプレーは許されないだろうし、動きにもある程度制限が付くのかなぁと(藤本との兼ね合い次第だろうけど)その中でいかに、自分の色を出せるかというのが鍵になりそう。又、攻撃の選択肢が少ないので、自らレシーバーとなって脅威となることも求められると思うので、まあぜんぶひっくるめると少しプレースタイルを変える必要性は出てくるのかなぁと気がする。

まあ降格したら、マリに来ればいいじゃない。でもヴェルディが昇格したら戻っちゃうかな?いや、心情的にそれはないか・・・。今年のJの移籍市場はこの3つが勝ち組って感じだねぇ。巧く立ち回ったって感じ。新しい選手を組み込んだ中身がどうなるのか、そしてリーグの結果が今から楽しみ。じゃあ、後は色々。

柏レイソルより永田充選手加入のお知らせ[新潟]
柏レイソルより矢野貴章選手加入のお知らせ[新潟](J's Goal)

アルビも積極補強。あれだけ客が入ってるんだからお金もあるはずだよねぇ。で、レイソル期待の移籍係数が高い二人を強奪、レイソルとしては出したくなかっただろうけど、選手達はそれほどJ2と言う舞台を嫌がっている証拠なのかも知れないね・・・。しかし何人出た?数えるのも億劫になるくらい出ちゃってるな、ノブリン可哀想。

まあ二人とも将来がとても期待できる選手だと思うので、アルビにとってはとても大きい補強。永田は、菊地が帰っちゃって空いた穴を埋めるには絶好の素材。菊地とは少し違って(菊地も頭が良い選手だけど、対人というか1vs1も強い。てゆうか未だに出されてた意味が分からない)、周囲を動かしながら自らはクレバーにカバーをするDFだけど、こういうDFリーダーはアルビにはいないタイプだと思う。DFの核となってほしいところかな?

矢野はUAEのWY代表のポストマン。平山がセンセーショナルな活躍をした大会で影は薄かったけど、彼も高校生でワールドユースに選ばれてた。背が高い割に足元がしっかりしててセンスも良いって感じ。機動力もそれなりかな。昨シーズンは終盤結構出番を得ていて、結構隠れた目玉だったのかも。アルビは上野(と森田)を出して獲ってきたのだから、なんとかモノになって欲しいという感じかな?考えてみたら現ユース代表の河原もいるし、アルビは先が楽しみな選手が増えたって感じかも。

名古屋 元スロバキア代表獲得(スポニチ)

と言うことで、これは既定路線だったようだけど、クラブ・ブルージュからスロバキア代表経験を持つマレク・スピラールが加入。でかいね、191cm。正直どんな選手か全く覚えてないんだけど、まあUCLに出るくらいの選手だからちゃんとしてそう。グラには強いDFは沢山いるけど、必要なのはDFリーダーだと思うので、この選手を核にDF組織を作って、巻き返しの基盤としたいところかな?

こないだの韓国代表のやつとは違ってこれは監督のオーダーっぽいね。しかし移籍金はいくら位したのかしらん?

川崎、J2柏からMF茂原を獲得(ニッカン)

ふろん太は良い動きするなぁ・・・。と言うことでレンタルでサンフレからレイソルに戻ってきていた茂原を獲得。今年はサンフレでしっかりとトップチームで沢山の出場機会を得ていて、特に目立ったのは豊富な運動量でどこにでも顔を出すようなプレー。ふろん太の補強ポイントはまず左サイドなんだろうけど(ここは一応レンタル→完全という形でトリニータから原田を獲ってるけど)、ボランチもスタメンは中村憲剛と谷口で確立されてるにしても、久野と相馬が引退して一気に層が薄くなってたから補強が必要なポジションだったはず。そこで茂原を確保できたわけで、的確な補強なのかなと。そんなにレベルは変わらないし、タイプも違うからチームの幅も広がる可能性すらあると思う(中村憲剛はレジスタ型、谷口はアンカー型、そして今回の茂原はダイナモって感じ)イイ補強だ。

福岡が3外国人選手と契約更新
福岡が鹿島DF金古らの加入を発表(共にニッカン)

そういえばほとんど取り上げてなかったアビスパ関連。とりあえずまず上から、FWグラウシオ、MFホベルト、DFアレックスとの契約更新。J2でしっかりと作り上げてきたチームを継続するというアビスパの意志をしっかりと感じる動きかな?サカマガに出ていた強化担当(だっけ?)のインタビューの中でもチームの根幹は変えずに、層を厚くする、個のレベルを上げるという話だった気がするから、そうなると日本人と言うことになるのかな。

あっ、先に書いておくので、マリの人は覚えておいてね。ドゥトラがマリを離れるときがそう遠くないうちに訪れるだろうけど、その時に候補の一人にこのアビスパのアレックスは入れるべきだと思う。守備はおっかないところもあるけど、攻撃力は元FWと言うこともあって良い感じ。まあ、虎がずっといてくれて良いと思うんだけど、まあ現実的には後1~2年ぐらいだろうからね。アレックスは22。

で、下。レンタルで鹿島の金古、楽天の岩丸を。そして完全でセレッソから久藤と布部を獲った様子。久藤と布部は、二人ともこのチームならボランチで起用する方向性なのかな?右サイドバックは中村北斗だろうし・・・・。ホベルト固定にして、もう一枚をこの二人(勿論既存の選手も含めて)で競争という感じな気がする。金古は鹿島に戻れないのがちょっと不思議。まあ地元だし、良いのかも知れないけど。せっかくだから羽田も貸してあげればいいじゃない(笑)

正直個のスケールアップになるかどうか微妙な気もするけど、チームの完成度に自信を持ってるからこそのこの静かな動きとも?はてさて。

ごめん、このくらいにしておこうかな。噂レベルの話は又今度と言うことで。玉ちゃんを獲ろうと今更動き出したらしいけど、遅いよ!グラ決定でしょ、多分。踊るのも億劫だ、これじゃ。マリのフロント、今年は(も?)イマイチだね。まあいいけどさ。その分、ミスは許されないと言うことを理解してほしいね、危機感足りないんじゃない?(ミスというのは、ドラゴンが今年みたいな稼働期間だったり、大ちゃんや山瀬がフル回転できないとか、ドゥトラの劣化が激しかったり、離脱してチームが著しくレベルが落ちちゃったり、若い選手の積み上げがないとか、そういうのもミスよ。見通しが甘すぎると言うことなんだから)シビアになった所で今日はここまでです。てゆうか、俊輔キター!

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Comments

アルビは菊地がいればもっとよかったのに。磐田はブラジル人ボランチを獲得しましたが、今季菊地がボランチで出られず、また控えかDF起用ということになると将来的に、菊地は本当に出る可能性もあったりして。

Posted by: 三毛 | January 15, 2006 at 08:56 AM

三毛さん、はじめまして。コメントありがとうございます。

確かにアルビは菊地を残せれば尚良かったのでしょうが、ジュビロとしても期待の若手に違いはないですからね。その辺は難しかったのかも知れませんね。

ジュビロに戻ってからは、菊地にとってどのような役割が与えられるかは微妙な所ですね。ただ、成長して、追い抜くぐらいの気概があれば、スタメンを獲ってもおかしくないと思います。CDFでもボランチでも。ただ、U-22のブラジル代表が良い選手だったら仰る通りネガティブに出る可能性もあるかも知れませんね(ただ、ジュビロは短期間で外人がフィットしない傾向があるので、その辺も微妙ですね)そうしたらきっと争奪戦ですよ。マリにも欲しいです。

ではでは、又宜しくお願いします。

Posted by: いた | January 15, 2006 at 02:42 PM

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