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December 19, 2005

寂しき妥当な結果@PremierShip Arsenal vs Chelsea

予定を変えて、プレミアシップのビッグマッチをレポート。ガガガっとやるって書いてたし、楽しみにしてたので。やり始めちゃったから最後までやったわけだけど、その価値があったかどうかは正直疑問。それくらい妥当な結果、それって少し寂しいこと。

England PremierShip Week17
Arsenal 2-0 Chelsea @ Highbury
Chelsea:38'A.Robben 73'J.Cole

アーセナルスタメン:GKレーマン、DFローレン、キャンベル、センデロス、トゥーレ、MFフレブ(→70'ピレス)、フラミニ、セスク、リュングベリ(→70'ベルカンプ)、FWファン・ペルシー(→82'クインシー・オウス・アベイ)、アンリ

チェルシースタメン:GKツェフ、DFパウロ・フェレイラ、リカルド・カルバーリョ、ジョン・テリー、ギャラス、MFマケレレ、エシアン、ランパード、FWロッベン(→77'ジェレミ・ヌジタップ)、ジョー・コール、ドログバ(→88'フート)

ロンドンに本拠を置く同士としてのダービーマッチとして、プレミアの覇権を競うライバルとして、勝ち点差は開いていようが負けられない意地がぶつかり合うんじゃないかと期待していたプレミア屈指のビッグゲーム。ハイバリーということもあって、アーセナルが現在の状態を覆す事に期待して見てみました。

前半
いきなり全開、ミスを見逃さずにランパード→ドログバ→ジョー・コールと繋がって最後はボレーで狙う(これは当てきれず枠に飛ばず)。これがファーストシュート。その後も右タッチライン際少し遠い位置からFKを得ると、ランパードが巻いて狙ってレーマンを脅かす。こんな感じでアウェーを感じさせない立ち上がりを見せたチェルシー。相変わらずボール奪取からの速い攻撃も冴えており、次々にアーセナルのラインの裏を取りに行き脅威を与えるなど、チェルシーの充実ぶりばかりが目立つ立ち上がり。アーセナルは対応に精一杯で、攻撃のリズムも生まれてこない。

その後もペースはチェルシー、ジョー・コールとギャラスのコンビで左サイドを破り、そこから横に細かく繋いで、最後はエシアンの飛び出しをうまく活かしてフィニッシュに繋げたりと(これは何とかブロック)、攻撃にスムーズさを感じさせる。しかしようやくアーセナルも良い形、カウンターからうまくアンリに繋がるとそのままチェルシーDFを前にしたままコントロールシュート、ツェフも抜けて決まったかと思われたが、ポスト。決まらなかったものの、これがここまでの重い雰囲気を払拭したのか勢いある攻撃が続く。左サイドから流し込まれたボールでDFラインの裏を取ってファン・ペルシーにシュートチャンス、しっかりと決めて今度こそゴール!と思ったら今度はオフサイド(微妙な判定、ギャラスが残ってた様に見えたけど)20分過ぎてようやくアーセナルもエンジンが掛かってきた。

どちらも調子が出てきたかなと言う所で、ベンゲルとモウリーニョの舌戦の続きがピッチで開催。ファン・ペルシーが熱くなり、ドログバとセンデロスがやり合い、コンタクトも激しくなる中でエシアンの振り回した手だか肘がローレンの顔を撃墜したことで引火、数分プレーが止まる小競り合いに発展。ドログバに対してベンゲルが詰め寄るシーンもあったりと、まさに因縁対決という感じ。この辺はダービー、仲悪いですな。

中断後、ゲームのペースはアーセナルに流れはじめたかなと思われた37分、流れとは逆方向にスコアが動く。スローインから、ドログバがアーセナルDFに当たってこぼれたボールをダイレクトでスルーパス、これが浅いアーセナルDFの虚を突いて切り裂く形となり、これに反応したロッベンが左寄りセンターを独走、そのまましっかりと枠に収めて先制点!事故的な要素をはらんでいたとはいえ、ロッベンのスピードをチームとしてうまく活かせた形で、モウリーニョにしてみたら、してやったりと言った感じか。ロッベンのスピードも素晴らしいですが、ラインポジショニングと飛び出しのタイミング、枠に収めた冷静なフィニッシュが素晴らしい。それにしてもモウリーニョのガッツポーズ、相変わらずカコイイ。アーセナルとしては防ぎようもなく、どうしようもない。

結局このまま前半は1-0。相対的な流れから見れば、うまくチャンスを生かしたチェルスキがリードを奪ったことは妥当かな?ただ微妙な裁定の中でアーセナルとしては不運を被っただけにベンゲルとしてはストレスの溜まるものだったのかも。

後半
後半開始と同時に、いきなりロッベンのスピードがアーセナルを混乱に陥れる。一本の裏へのパス、併走したセンデロスをぶっちぎり、後ろからのタックルを誘ってイエローカードを誘発させた。ビハインドを背負い、勢いを持って攻めたかったアーセナルとしては出鼻を挫かれた形。まあゲームに集中したい所なんだけど、激しすぎるプレーがゲーム過熱させすぎてしまい、やりすぎの部分が。アンリがイライラをぶつけるようにレイトタックルでカードを貰ったかと思ったら、イーブンボールの競り合いでエシアンが相手を吹っ飛ばして退場になりそうになるなど、ゲームは荒れる。いつの間にかランパードは出血してるし(前のセンデロスとのヘッドの競り合いでやったみたい)

ゲームに戻って、チェルシーのチャンスの後にアンリがようやくらしさを発揮。縦に抜けるスピードでDFを振りきり、角度のない所から強烈に振り抜く!しかしこれはツェフがコースを抑えてセーブし、何とか凌ぐ。しかしその後が続かない。セカンドを支配しきれず、拾われたらチェルシーの速攻の恐怖に晒されと、なかなか崩し切るような形も出来ず、攻め立てるような形も作れない。

実際、リカルド・カルバーリョの一発のフィードからロッベンに繋がって決定機となるような状態を考えた時、常にリスクを抱えさせられていたアーセナルとしては攻撃に専念出来なかったのは道理かも知れない。しかし、ゲームよりも一つ一つの荒っぽいコンタクトが目立ちすぎる・・・。激しさが売りのプレミアシップとはいえ・・・。

で、ビハインドを背負ったままのアーセナルは70分に動く。共に余り存在感を示せなかったリュングベリ、フレブからピレス、ベルカンプにスイッチ。勝負に出る。しかし、その勝負の賭けがどうこうなるの前に、自滅。サイドチェンジの処理をトゥーレが誤ると、これを逃さなかったのがジョー・コール。拾ってペナ前に持ち込み、センターからのコントロールシュート。このシュートがレーマンを抜け、ポストに当たってゴールに収まり、追加点!ラッキーとはいえチャンスをしっかりと活かしたジョー・コールは見事しか言いようがない。アーセナル痛恨。

このゴールでほぼ勝負を決してしまった。チェルシーは十分な仕事をしたロッベンを下げて、ジェレミを入れて逃げ切り体制を整え、チームのプレーも戦闘モードから流しモードにチェンジ。ベルカンプの際どいシュートなどもあったが、しっかりと締める所は締めて時計を進める。ベンゲルも諦めたのかファン・ペルシーから日本を恐慌に陥れた怪童クインシー・オウス・アベイに経験を積ませる選択。

最後はアーセナルが意地を見せるように猛攻を仕掛けたもののツェフの奮闘もあって実らず、結局2-0でチェルシーが勝利。それにしても激しすぎ。てゆうか燃料たっぷりで火種一つで火が付く状況は、こういうゲームに置いては危険すぎる。カード何枚出たのか忘れちゃうぐらい。

で、ゲームの方は微妙な判定が勝負を分けた・・・と言いたい所だけど、チームの完成度、相性、局面での優位性を考えると、この結果は残念ながら至極妥当な結果と言えるのかなと。まあ見事にチェルスキの必勝パターンが嵌った言う感じかな。戦力充実、その個を活かす術が確立されていて、それだけこのチームが熟成されている証拠なのかも。トップチーム同士なのにこのレベルの差はいかがなものかと思うぐらい、もう腹立つぐらい強い。

アーセナルは・・・乙。らしい高速パス回しはチェルシーの速いフォアチェックに封じ込められ、流動的なポジションチェンジも効果を生み出さない。頼みのアンリも瞬間瞬間で光ったもののほとんど封じ込められたと言っていい。残念ながらモウリーニョの描いたシナリオ通りの敗戦となってしまった訳だけど、ベンゲルには何かを起こして欲しかった。というより、あれだけ舌戦をしてたのだから、もっと勝負にこだわって欲しかったかな。スタイルへのこだわりは格好いいけどさ。

ということで予定を変えてやってみたは良いけど、ねぇ。面白くない(ゲームの結果がね)ただ、UCLのチェルスキ-バルサが今から楽しみで、その中でエシアンが抜けてどうなるかというのが気になるけど、昨シーズンはいなかったわけだしねぇ。バルサも絶好調だけど、対決は来月だから、ピークの持って行き方が勝負を分けるかな?今やって欲しいぐらいだけどね。アーセナルどうにかしてくれ、レアルだけはに勝って欲しい・・・と言うことで今日はここまで。明日はクラブワールドチャンピオンシップのファイナルをレポートする予定。やらないと忘れちゃうし。

*最初は俊輔の方にしようと思ったわけで・・・でも余りにしょっぱいゲームで俊輔の出来も良くなかったなぁ。だからスルー。ただ、プレミア特有のスケジューリングはスコットランドも同様。クリスマス休暇はあるけど、元旦にはハーツ戦。元旦から楽しませてちょうだいよ

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Tracked on December 19, 2005 at 08:25 AM

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