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December 24, 2005

積年の雪辱は一気呵成に@Emperor's Cup Q.Final

はい、メリクリメリクリ。クリスマス(イブ)だろうと、まだまだ日本のサッカースケジュールは終わっておりません。と言うことで、天皇杯の準々決勝をレポート。

The 85th Emperor's Cup 2005 Quarter Final

ガンバ 1-3 セレッソ @ 長居「積年の雪辱は一気呵成に」
Gamba:58'シジクレイ Cerezo:40'森島寛晃 52'古橋達弥 53'ファビーニョ

ガンバスタメン:GK藤ヶ谷陽介、DFシジクレイ、宮本恒靖、山口智、MF橋本英郎、遠藤保仁、松下年宏(→65'松波正信「お疲れ、襟の人」)、家長昭博、二川孝広(→72'森岡茂)、FW三木良太(→70'寺田紳一)、フェルナンジーニョ、

セレッソスタメン:GK吉田宗彦、DF前田和哉、ブルーノ・クアドロス、柳本啓成、MFファビーニョ(→60'藤本康太)、下村東美、久藤清一、酒本憲幸(→77'ゼ・ロベルトカルロス)、FW森島寛晃(→89'宮原裕司)、古橋達弥、西澤明訓

今期5度目(リーグで2度、ナビ準々決勝H&A)となった大阪ダービー。ここまでは3勝1分けでガンバが圧倒的にセレッソをカモにしている状態。ただ、メンバー構成的にはセレッソが優位。ガンバはアラウが退団で早々にブラジルに帰国、大黒(移籍が基本合意だって)がウォールクラッシュで足首をクラッシュしたため欠場とリーグ制覇の原動力となったアタックユニットが組めない状態なのに対し、セレッソはゼ・カルロスがコンディション不良でベンチスタートぐらいで、ほぼベストメンバーでこの一戦に臨む。

前半
序盤は、どちらも自分達のサッカーでリズムを握りたいという思惑が働く中で、ガンバと比べてメンバーが充実しているセレッソが、自分たちのサッカーをやりきる形でリズムを握る。奪ったら速く、シンプルに、というセレッソ快進撃の原動力となったコンセプトの元、長い精度の伴うフィード&前線ユニットのコンビネーションで次々にアタッキングエリアに侵入。10分頃には見事な展開(ボール奪取から速い楔がペナルティーアーク付近の西澤へ、ダイレクトヒールでうまく流すと古橋が全速力で飛び込みフィニッシュ!と言う所で後ろから追ってきた橋本に押し倒される)から、絶好の位置でFKもあったが、古橋の低いキックは壁。決定的なシーンは生まれず。

そんな感じで時間が進むと、少しずつガンバも押し戻し、らしいテクニカルな攻撃の型が出始める。フェルナンジーニョを中心に相手を引きつけてスペースを生みだし、生まれたスペースをワンツー等で使っていくことでフィニッシュまで持って行くが、こちらもセレッソDFが粘ったこともあり決定機までは至らない。

攻め合いながら拮抗する展開にジリジリする中で、両チームとも今シーズン積み上げてきたいいプレーが次々に出る。下村が細かいパスの中で良い形でオーバーラップを見せたかと思えば、遠藤の素晴らしい相手の急所をえぐるフィードからアウトサイドを完全に破る。カウンターから西澤のキープに反応して抜けきった古橋へスルーパスが通ってそのままシュートまで持っていく。後一歩なんだけど、というもどかしい状態。

攻め合いながらも前半は0-0かなぁと思われた41分、良い奪い方をして久藤がそのまま持ち上がると、右にファビーニョ、中に西澤、左に森島が既に前に走っていて4vs3のカウンターとなり久藤は結局左の森島を選択。このパスを受けた森島は速いタイミングで中に持ち出してそのままシュート、これがシジクレイの足先に当たり、藤ヶ谷の頭を越える形でゴールに吸い込まれ先制点。このゴールでセレッソの勢いが増加されたかのように更に攻め立てるが、結局前半は1-0で折り返す。

後半
前半終了間際の流れをそのまま継続するかのように、セレッソが鋭い攻撃を見せる形で始まった序盤。前半にも目立った西澤のキープが冴えに冴え、収まった所から周囲が反応する形で良い形が次々に生まれる。ポストから展開する形で久藤が際どいシーンを作り、存在感が高まれば、そこをおとりに古橋→森島でシンプルに裏を突いて決定機に繋がったりと(これは藤ヶ谷が何とか1vs1を制す)、非常にポジティブに攻撃が流れる。結局この流れを押しとどめることは出来ずに、セレッソに立て続けに追加点が生まれることに。

バックラインからのフィード、西澤が空中戦を制して前に流すと、そのボールに反応したのは古橋。拾った所で前には大きくスペースが開けていてそのままドリブルで持ち込むと、森島は外に開くランニング。森島のランニングがDFが外に釣る効果を生んだことで古橋へのアプローチは緩く、苦もなく古橋はセンターからコントロールシュート。藤ヶ谷の反応も及ばず2点目。

そしてその数分後、西澤が左サイドからテンポ速く流し込むと、このボールに近づくように森島が反応すると、これをスルー!これで宮本が完全に釣られ、ペナ前オープンになった所にファビーニョが走り込み豪快にぶち込んで3点目。勢いがそのまま結果に繋がる、ガンバはそんな攻撃の前に為す術がなかった。

まあセレッソの攻撃が素晴らしかったことは言うまでもないことですが、ガンバはらしい散り方でしたね(まだ終わってないわけだけど)ビハインドを背負っているため、ボランチのポジションが自然に高めになっている中で、攻めきれずに奪われると、高めのポジショニングが仇となる形で大きく開いたバイタルエリアが残ってしまう。

で、フィルターの全くない状態で、勢いを持って攻撃をされてしまえば対応しきれないのも道理。セレッソの前線ユニットとガンバのDFが常に数的同数な状態となり、ユニットのコンビネーションによる変化に揺さぶられると、余裕がないためカバーしきれず、破綻。まあ必然の帰結だったのかも知れませんね。

あくまでもガンバのコンセプトが「いてまえ」であり、自分たちがゴールを獲ることに重きを置かれていることを考えたら致し方ない失点なのかも知れませんが、そういう状態が続いたことに疑問を持ち、獲られない選択の上での攻撃というのを考えていく必要性があったのかなと。丼勘定的な守備は余りに脆弱でした。

そんなこんなで致命的な失点かと思われたが、リーグチャンピオンの意地か、ここからガンバが反撃。セットプレーから吉田の弾いたボールを家長がもう一度ゴール前に送り込むと、これがうまくゴール横に残っていたシジクレイに通り、ボレーで押し込んで1点返す。この1点で反撃ムードが高まる中で、ファビーニョの怪我もあってドタバタしはじめたセレッソ。アプローチに行ききれない形が増え、中途半端なライン設定がスペースを与えることに。三木に2度ほど良い動き出しからDFとの1vs1となるチャンスを与えるなど、落ち着きを無くしてしまう。

この機を逃さないとばかりに松波、寺田、森岡と駒をフレッシュにして攻め立てる意志をはっきりとさせたガンバ。しかし、セレッソも修正、リトリートしてしっかりと中を固める形をはっきりと示す事で、ゲームを落ち着かせようとする。まあそうなると必然的にこじ開けることを強いられるガンバは、それでも圧縮されたバイタルを狙って、どんどんボールを回して相手を崩しにかかる。しかし引いた相手を崩しきるのは簡単ではなく、その中で重要度が増してくるのはセットプレー。ペナ寸前の所でのFKを得ると、遠藤が鋭いキックで狙う!ファーに飛んだボールは吉田の逆を突いたものの、落ちきらずにバー直撃。そのリフレクションから早めのクロス→宮本もゴールには飛ばず。チャンスを活かしきれない。

それでも攻めるしかないガンバは、センターバックも積極的に攻撃参加し、相手を押し込む。家長、寺田、フェルナンジーニョがどんどん仕掛け、そしてその中でFKからチャンスを得る。先ほどと同じような位置からのFKを今度はフェルナンジーニョが狙うがコースが甘く、吉田がセーブ。その後もシジクレイのオーバーラップから松波がゴールを揺らすがこれは折り返したボールがオフサイド。結局このままスコアは動かず、セレッソが押し切る形で今シーズン最後の大阪ダービーで雪辱した形になりました。

セレッソとしては5度目にしてようやく雪辱、リーグの結果も含めて、溜飲の下がる結果になったのではないでしょうか。ゲームの結果としては現状の状態がはっきりと出た。最大の武器を失っているガンバの攻撃は、流れまでは生み出せるけど、最後の所では迫力不足。攻め切れないことでリスクをもろに被ることになり、個と約束事がうまく噛み合ったセレッソの鋭いカウンターに晒されて、最終的には崩落した。実際アラウや大黒がいれば、流れを作れた時点で、後は彼らが仕上げをして、逆にガンバが相手を攻め落とせていたんだろうけど、その二人はいない。来期彼らはいないわけで、ガンバには大きな大きな宿題を残した結果となったのではないでしょうか。

で、最後は際どい感じになったものの、セレッソは熟成されたタスク、高いモチベーションで充実したサッカーを披露しましたね。川勝さんが西澤を中心にアタッキングユニットをべた褒めだったけど、それがうまく活かしての3得点は見事の一言。べた褒めもうんうんとうなずけるような出来だったのではないでしょうか。今のセレッソは強いです。この勢いが持続するようなら優勝するんじゃないかな?(良いサッカーを展開していた鹿島が負けたことだし、ライバルはレッズかな?そうなると相性的にセレッソだろうし)

と言うことでこの項おしまい。埼玉?寝坊した、起きたら12時だったんだもん。風邪引いてるし、静養と言うことで。それでもレッズ-ふろん太のレポートやった方が良い?いらないよねぇ(自己完結)まだ見てないんですけど(フィギュアスケート見てた)とりあえず結果と準決勝のスケジュール。

ジュビロ 0-1 エスパ @ 丸亀「エースの劇弾」
S-Pulse:90'+2'マルキーニョス

レッズ 2-0 ふろん太 @ 埼玉「リベンジ失敗」
Reds:69'トミスラフ・マリッチ 83'堀之内聖

鹿島 0-1 アルディージャ @ 仙台「サヨナラ、セレーゾ」
Ardija:55'森田浩史

The 85th Emperor's Cup Semi Final

12/29(Thu) 13:00KickOff/セレッソ vs エスパ @ エコパ

12/29(Thu) 15:00KickOff/アルディージャ vs レッズ @ 国立

マルキカコイイ!怪我してても最後に仕事!良いねぇ、マルキ(ついでに由清ナイスおとり)格好いいね、マルキ。で、ジュビロのユース上がりのルーキーFW二人の見分け方が分かりません。まあ後半出てきた方が動きは良かったのかな?シュートチャンスに顔を出してたし。まあこれからが楽しみですな。で、成岡が来年は10番なの?前田じゃダメなの?(今見てた)

で、準決勝もまたもやダービー祭だねぇ。神奈川、大阪、静岡と来てラストは埼玉。せっかくだから埼スタでやればいいのになぁと思ったり。まあ無理なんだろうけど、JFAはことごとく間が悪いって事ですな。でも最後までドラマ性のあるシーズンって事なんでしょうね、その辺はGJ。と言うことで今日はここまでです。

*フィギュアは凄いね、盛り上がってんね。何となくだけど安藤美姫って性格悪そうじゃね?いや、全くの憶測だけど。でも誰が出ても良い成績残しそう、もしくは燃え尽きるって感じ。

*僕は、えーと村主さんに頑張って欲しいな。だって、一番順位が下なんでしょ?てゆうか凄い人気なのね。一番声援的に凄かった気がする。てゆうか何となくエロイ

*さっき、咳して痰したら、血が混じってた件について。僕、そのうち死ぬんじゃないかな(苦笑)葛根湯効かない・・・・

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