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November 07, 2005

ユナイテッドに残る執念@Premiership Manchester.U vs Chelsea

予定を大幅に変えて、ユナイテッド-チェルスキーのゲームレポートを。現在のプレミアシップの覇権は、基本的に3強(4?)に絞られていて、自ずとその強豪同士の対戦は激しくなりますね。まあ重要度が高いかどうかと言ったら別なんですけど。僕がプレミア勉強中と言うことで、たまには。まあ簡単にですけど。

England PremierShip Week 12
Manchester.U 1-0 Chelsea@"S"old Trafford
Man U.:31'D.Fletcher

ユナイテッドスタメン:GKファン・デル・サール、DFブラウン、リオ・ファーディナンド、オシェイ、シルベストル、、MFアラン・スミス、フレッチャー、スコールズ、FWクリスティアーノ・ロナウド、ファン・ニステルローイ(→朴智星)、ルーニー

チェルスキースタメン:GKツェフ、DFパウロ・フェレイラ、ギャラス、ジョン・テリー、デル・オルノ(→カールトン・コール)、MFマケレレ、ランパード、エシアン(→グジョンセン)、FWダフ、ドログバ、ジョー・コール(→ショーン・ライト・フィリップス)

前半
ホーム、そしてこの試合への意欲からか、かなりアグレッシブにアプローチに行くユナイテッド、それを受ける形になったチェルスキという序盤の展開。ただ、軽率なボールロストを誘えないためショートカウンターのような展開は作れず、自ずと繋ぎながら崩すというタスクを課されたユナイテッドはボールを動かしながら、サイドからうまくダイレクトプレーを絡めて、がっちりとゾーンを組んだチェルスキのDFをなんとか揺さぶろうと言う意図が見える。しかし、集散が速く、又1vs1でも強さの揺るがない質の高いDFは崩れない。

崩し切るとまでも行かないまでも、リズムはしっかりと掴んでいたユナイテッドは、一瞬の隙を突いてバックラインからフィードでニステルローイがうまくラインをかいくぐったり、スコールズ、ルーニーと連続して長いレンジなものの勢いのある際どいミドルを狙うなど、フィニッシュシーンも見え始める。ただ、それを凌いでからは、徐々にチェルスキーがリズムを押し戻し、カウンターも実を結ぶようになる。展開としては少しずつ激しくなるかなと思われた30分過ぎ、ゲームが動く。右から速いタイミングでクロスみたい入れられた楔をルーニーが受けて、ワンクッション置いて左に待つクリスティアーノ・ロナウドへ、ロナウドはシンプルに中に折り返すと、ツェフの判断ミスもあってボールが流れ、そこに反応したのは大外に入り込んでうまくラインをかいくぐったフレッチャー、角度もコースもなかったものの浮かせるようなヘディングがファーに飛ぶとDFのカバーも届かずに先制点!

結果的にユナイテッドのダイナミックな攻撃が実った形か。ボールの動き方は非常にスピーディで、チェルスキーのアプローチも間に合わなかったし、その中でロナウドのシンプルなタイミングでの(シンプルなのが功を奏したか)クロスがツェフの判断ミスと大外のマークミス(エシアンかな?)を誘ってと、珍しく二つのミスが絡んでしまいましたね。最近負けてることの影響かなと邪推。ただ、シュート自体が素晴らしい文句の付けようのないコントロールヘッドでした(ただ、狙ったどうかが問題)

この後、ユナイテッドは得点の勢いを表すかのようにボールの周りもスムーズに、しかしビハインドを負ったチェルスキーも前に出始めて、ゲームの展開がアグレッシブに。ユナイテッドもそのパス回しを活かして、攻め込むもののそこはチェルスキーがやらせない。そしてそこから出来ればカウンターを狙いたいチェルスキーでしたが、速い攻撃はなかなかさせてもらえない。しかし、出来ない時はサイドをシンプルに使い、ドログバの高さをファーで活かし、こぼれたところを狙うという形でユナイテッドゴールを脅かす。その他にもセットからテリーの惜しいヘッドがあったりしたものの結局実を結ばず、1-0で終了。

後半
それにしてもユナイテッドのボールのスムーズな周りは衰えないサイドのサポートも速く、局面で数的優位を作りクロスボールという形で攻める。どうもチェルシーは前に意識が行っていてDFは少し甘くなってきたか?ルーニーがバイタルでボールを持ち、ラインが収縮した外側にはい言ったクリスティアーノ・ロナウドへループパス、速いタイミングでグラウンダーの折り返し、これをニステルがすっと顔を出してダイレクトで打つが、宇宙開発。2点目はさすがにまずい。

モウリーニョはなかなか攻めがうまく行かない展開を打破しようと、エシアンに代えてグジョンセンを投入(同じポジションに入ったよ、一応ね)。その効果はすぐに出る。これにより中央でキープしたりと落ち着きが出ると、追い越すダイナミズムでDFラインを突破、最後は混戦から倒れながらドログバが押し込むがこれを枠に収めることが出来ず、追いつけない。

ただ上記の通り、中盤にアイデアと流動性の出始めたチェルシーはダイレクトプレーから連動して追い越してバイタルに侵入したり、ウインガーの空けたスペースにグジョンセンが流れたりと、これまで見れなかったポジションブレイクからユナイテッドのDFを揺さぶる。この展開にユナイテッドは完全にカウンターシフトに移行。際どいシーンの連発にゲーム自体が荒れ始めたのもこの頃から。前半はにこやかにゲームを諫めていたクレアム・ポールもカード連発。

そんなこんなでチェルスキーの猛攻は収まらない。アーリーをうまく納めたドログバが粘って中に流すと、走り込んだランパードが狙うがファン・デル・サールがなんとか速い飛び出しで凌ぐ。次。うまく左サイドに展開してフリーマンを作ると、クロスにペナまで侵入していたデル・オルノがアクロバティックに飛び込んでシュートも枠外。もう一個左サイドからクロス、ドログバが絡んで外で待ち受けたランパードが打つがDFに当たって枠に飛ばない。ユナイテッドはしっかりと集中して絶対に楽に打たせないという執念を感じるディフェンスを見せる。

決まらないチェルシーは攻め手を強める交代、ジョー・コールに代えてSWP、デル・オルノに代えてカールトン・コール(いたのか!てゆうかクレスポベンチにも入ってない・・・怪我?)投入。モウリーニョメモもテリーの手に。ユナイテッドも動く。この展開では活きないニステル(何故かこの日はキャプテン、最近見てないから分からなかったけどそうなったの?)から朴智星にスイッチ。チェルシーはSWPのミドルが飛んだりしたが、少し勢いが落ちて押し込めなくなり、逆にユナイテッドにもチャンス。朴がCDFの隙間に入って競ったことでこぼれ球となり、それに反応したルーニーが強烈にミドルで狙うもののこれはなんとかDFが足に当てる。CKでも際どい、外まで流れてシルベストル押し込めればと言う形でゴールに迫る。ユナイテッドはこういうプレーで勢いを取り戻し、前からの速いアプローチディフェンスが復活。チェルシーとして苦しい。

結局最後に又猛攻があったもののユナイテッドが粘って、ロスタイム4分まで集中が途切れず、凌ぎきったと言う形で終了。ユナイテッドがチェルスキーを完封と言う思っても見ない形で(失礼)、ユナイテッドにとっては久々に溜飲の下がる気持ちいい勝利(特にユナイテッドサポの喜びようと言ったら、鬼の首を取ったよう 苦笑)てゆうかプレミアで初黒星ですな。

両チームとも直前のUCLではまさかと言っていい敗戦を喫し、その中でのこの試合でしたが、その敗戦により強い危機感を持っていたのは間違いなくユナイテッドの方だったのかなと。その差がこの結果となったのではないでしょうか。玉際への一歩の寄せと激しさ、水際での執念、一つ一つの反応の速さと積極性、鋭いユナイテッドという感じで、この日は単純にチェルシーより「強かった」のかなと。

チェルシーの方は、こういうチームの宿命か先制点を獲られ、ビハインドをはね返す必要性を迫られた時に、どうしても難しい部分があるのかなと。チームの方向性として、やっぱりこのチームには先制点という部分が大きな要素だと思うし、それがこの試合は取れず、相手が非常に集中していて、ミスや隙を見いだすことが出来なかった。まあ今日に関しては辛いところでしたね。後は、相手の穴を生み出すタスクを担うドログバがこの試合では存在感を示すことが出来なかった事も痛かった。まあチェルスキーが負けるのを見るのは珍しくて得した気分になりますな。でも少し勢いが落ちてきたかな?でも早々勝てるチームがないのも確かかな。

と言うことで珍しい事しちゃいました。まあ激速レビューもたまにはね。てゆうかそれを期待している人はいないだろうけど(苦笑)と言うことで今日はここまでっす。明日こそ予定通りにやるつもり。

*アラン・スミス格好いいなぁ、惚れる。凄い激しく戦ってた。キーンの後釜?てゆうかJに来たら何枚赤いの貰うんだろう・・・。でも坊主嫌(ギャルサポみたい)

*しかし、もうアラン・スミスはMFに転職なのかなぁ・・・寂しい。グジョンセンが凄い良かったと思う(脈略がない)

*今日書こうとしていたモノは、2転3転しちゃいました。

*本当なら昨日のナビ決勝を掘り下げるというか、両チーム側からの狙いだったり、プレーという分析をしようと思ってたのですが、出来なかったので、又明日に持ち越し。

*変わりに俊輔の試合でもやろうかなと思ったけど、かなりグダグダでしかも俊輔はあんまりやる気がなく、ほとんど輝かなかったのでそれも却下。

*とりあえず生だからこっちをやったけど、UCLのユーヴェ-バイエルンを地上波でやってたからそっちの方が良かったかな?

*僕の中の小さな疑問、ツェフの綴りは基本的にはどれ?チェフ?ツェホ?ツェフ?エシアンもわからないの。エッシェン?エシエン?エシアン?それとミカエル?マイケル?教えて、えろい人。

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昨日あんな凄いものを見て、いくら本場欧州サッカーとはいえ、あのクラスの試合はやっぱり見られないなあとか思っていた昨日ですが、今日はとんでもないものが出ました。試合の全体についてはこちらをご参照頂いて、とにかく最後の数分、みんなが足釣りそうになりながら猛攻を仕掛けるチェルシーと、それに耐えようとするマンUは、昨日のナビスコこの人たち見てましたか? と思うような凄い試合でした。「意地と意地のぶつかりあい」で、若干今日はユナイテッドが上回ったという試合でした。いやー凄かったです。 ... [Read More]

Tracked on November 07, 2005 at 03:47 AM

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