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November 30, 2005

苦しい現状、尽きない期待。 -坂田と大橋の今-

坂田にしても、大橋にしても、僕の中ではとても期待度は高いです。それは僕だけでなく、Fマリを応援する人なら誰もがそうなのかも知れません。大局的に見た時、順調に成長はしてきていると思いますが、ここのところ彼らは思ったように結果が出せず非常に苦しんでいるのかなと。まあそんな二人の課題とこれからを。(本当は選手評の中で、と思ったのだけど、せっかくだから)

・初めての壁、がむしゃらの先へ –坂田の場合-

デビュー以来大きな怪我もなく、抜群のスピードと思い切りを武器にUAEWYでは日本人初の大会得点王(シルバーシューズ)、マリノスでも順調に出場機会を増やし2003年に6ゴール、2004年は10ゴールとここまでは順風満帆とも言えるプロ生活を送ってきた坂田。しかし今シーズンはシーズン早々怪我を負い、そしてここまで5ゴールと、始めてとも言っても良い長い停滞の時期を迎えています。

まあチームの調子自体もシーズン通じて思わしくなかったこと、彼のスタイルに合わない攻撃に終始したことなど、ゴールが減っても仕方ない要素はあると思います。ただ、去年二桁を獲ってより研究される存在となったことで、ストロングポイントであるスピードを警戒されて翼をもがれた形になったのかなと。

まあスピード重視のアタッカーには誰もが当たる壁でもあるわけで、その例に漏れず坂田も当たっている。彼自身、ボールテクニックが優れている訳でもなく、ここまでゴールを獲れてきた要因は思い切りと勢い。スピードの質としては加速力と言うより加速が付いた後が速く、スピードを生かすための助走が必要な訳で、そうなると自ずと彼が活きる場面はある程度スペースがある状態と言うことになる。でも、早々そういう状況が整うわけでもなく、状況が整わなくてもゴールが獲れるようになるというのが彼のこれからの課題になってくるのかなと。

まあそうは言ってもプレースタイルをがらっと変えるわけにもいかないし、能力が革新的に成長するというのも考えにくいだけに、変えれる要素を変えるしかない(勿論技術的な要素の向上もして欲しいんだけど。特にファーストタッチとかファーストタッチとかファーストタッチとか)そうなるとボールを持たない時の動きやポジショニングという部分。得点を獲れる位置にいて、フリーになるための動きをより活発に、もっと知的にやっていく必要があるということ。実際やっていないと言うことではなくて、かなりやっている方だと思うけど、その質が高いかどうかと言うと・・・疑問な訳で。

具体的に。次のボールが動く流れを予測し、その必要に応じて動いていくこと。出し手と受け手のアングルだったり、DFの位置だったり、勿論ラインだったり。後は元々のポジショニング。その位置にいるという事が大切な訳で、そういうことをするためにはDFをしすぎない。彼の持ち味でもある執拗で敬虔なフォアチェックだけど、オフェンス側から考えればポジションがずれる大きな要因でもある訳で、低い位置まで下がりすぎないとか、行く必要がない時は行かないとか自分の中でルールを作ったりする必要もあるかも知れない。とにかく頭を使ってプレーをすると言うこと。

「がむしゃら」と言う感じが坂田にはぴったりの言葉なんだけど、この先に進むためには「がむしゃら」だけでは足りない。より狡猾に、もっといやらしいゴールハンターになってほしい、フィリッポ・インザーギみたいなね。

・技術を活かすためにすべき事。 -大橋の場合-

レンタルを重ねて、少しずつ出場機会を増やし、ようやく今年主力として長いプレータイムを得るようになった大橋正博。今年を一年で考えた時充分飛躍といえるものだったと思います。元々素晴らしい技術を持っていたけど、それがようやくピッチでも表現できるようになって、今やFマリノスで一番ゴールに直結するプレーが出来る選手かも知れません。ただ、プレーの質が落ち始めて、それと共に出場機会が減るなどまだまだ自分のプレーを出すための何かというのは捉え切れていない状態。壁ではないにしても順風満帆とはなっていないのかなぁと。

まあ大橋と言ったら、セットのキックやクロスなどのキック精度とパススピードが特に素晴らしい。そういう意味ではボールを持ってこそのプレーヤーだと思います。良い状態であれば素晴らしいボールで得点を演出するし、持てなければ完全に消え、逆にチームの戦闘能力の足を引っ張ってしまう要因にもなり得る選手。彼のような選手を好まない人は沢山いると思うし、監督の起用方針にも大きく左右される選手だと思います。

で、まあ彼自身もそういうものを活かそうとサイドに張り出すようなポジションを取るんだけど、相手も警戒するから良い状態でボールが受けれず、なかなか存在感が出せない。そうなると結局消えてしまって、何も出来ない間に交代となったりと、持ち味を出そうとするが故のジレンマに苦しんでいるのかなと。これが大橋の苦しんでいる理由であり、大きな課題でもある。

彼が一番意識しなければならないのはどうやって良い状態でボールを貰うのかと言うこと。良い状態でボールを持てなければ大橋正博という選手の価値はない。勿論出し手の問題でもあるけど、彼自身がフリーとなってボールを引き出すような工夫が無く、待ちの姿勢が目立つ。その中で何をしなければならないかと言えばやっぱりオフ・ザ・ボールの動きの向上と言うことになってくるのかなと。まあボールプレーヤーの宿命とも言うべき要素ですが、ここが伸びないとコンスタントに活躍するのは難しいのかなと。

で、具体的に書けば、使う場所を最初から埋めない、逆算して動いていくと言うこと。状況状況によって変わるのだけど、その場所にポジションを移してボールが出てくるのを待つと言う動きが多い大橋のオフ・ザ・ボール。でもそれでは、相手も「あそこでクロスを上げたいんだな」と分かってしまう(まあ逆に利用することも可能だと思うけどそれはずれるので無し。まあそういう動きはしてないしね)だから逆説的な感じだけど、受ける動きやポジショニングに工夫を付けて、動きを伴わせることでボールを引き出すということをより意識してプレーして欲しいなと。例としては最初に開けておいて(中に絞って)、ボールの流れを見ながらすっと外に開く中から外とかね。とにかく預けて貰う・活かして貰うではなく、自ら引き出す・自分が活きるための動きというのを意識してプレーしていって欲しいなと。

実際彼には大きなプレッシャーの中でプレーしているから、そういう部分でも難しい部分があるのかも知れない。スタジアムで誰に一番厳しい声(と言うか罵声)が飛ぶのは大橋で(プレースタイルから考えれば他の選手より貢献度が低く、飛ばされても仕方ないのかも知れない)、やっぱりそういうのは期待の裏返し。利き足は違えど、ゴールを生み出す魔法のようなキックに柔らかいテクニック、大橋のプレーから俊輔を思い出すのは容易で、どうしても重ね合わせてしまうから、罵声も飛ぶんでしょう。まあその期待はとても重く、現状では応え切れていない部分もあると思うけど、その期待は凡才には寄せられない。可能性を持っているからこその期待を粋に感じて、来年はより大きなブレイクして欲しいなと。僕はボールプレーヤーとしての大橋の力はJでも高いレベルにあると思ってる(かいかぶりかも知れないけど)頑張れ、ちびっ子ファンタジスタ。

サポやファンもそうだけど、チームとしても現状における層・質を担う選手として、そして将来のFマリノスを背負う選手として大きな期待を掛けていると思います。今の壁は簡単じゃないけど、これを乗り越えてチームを支える次世代の「顔」と願って止まないです。頑張れ、坂田。頑張れ、大橋。と言うことでここまで。

*実際二人がもう少しやってたら勝ち点は伸びてたかもと思ったりもしたんだけど。坂田が二桁獲ってたら・・・とか。まあ仕方ないけどね。

*岡ちゃんが契約延長の打診に対して来年の指揮を執ることに意欲を持っている模様。まあ前に書いたから感情に関してはパス。で、アルビは反さんが退任する模様。長かったからね。次は否定してるけどA代表の監督次第では五輪代表かな?それはそれで楽しみ。騒がしくなってきたわけでニュースやらなきゃね。

*でも明日はガンバ-ジェフ中心にJのまとめ。次は優勝争いの展望、でプレビューとニュースやる余裕無いな・・・リーグ終わってからになりそうかな・・・。昨日は休んじゃったし(どさくさ紛れに言い訳して良い?疲れてたの。もっと暇になると思ってたのに・・・)

*先週から左のサイドバーに張っている「Save!AYAKA」のバナーなんですが、スタジアムでも募金活動が広まり(日産スタジアムで僕もしました、微額ですけどね。本当に微額)、ある程度の募金額に達したようです。まあまだまだ必要なことに代わりはないそうですが、とりあえず彩花ちゃんがアメリカの病院に入るための補償額に達したようでビザが降り次第アメリカに渡ることになった模様(NewsクリステルJapanより)とりあえず良かった。後はドナーが現れるのを待つだけと言うことですが、早く見つかると良いなぁ・・・。頑張れ、彩花ちゃん。

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November 28, 2005

劇弾と、課題と@J1 第33節 Fマリノス vs セレッソ

マスゲーム綺麗でしたね~。凄いよ、マリサポ。で、マツの劇弾がリーグを過熱、いやはや・・・ただでは終わらんね。結果としてドローはとても残念だけど、周辺事情も鑑みた中で結果としては妥当なものだったのかも知れませんね。と言うことでレポ。

J.League Division1 第33節

Fマリノス 1-1 セレッソ @日産スタジアム「力任せのドロー」
F.Marinos:89'松田直樹 Cerezo:46'森島寛晃

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF中澤佑二、松田直樹"将軍様"、河合竜二"こんな日もあるさ"(→74'山瀬功治)、MF上野良治、田中隼磨、ドゥトラ、マグロン"MAGRAO, Fica nossa equipe ano que vem.."、大橋正博(→80'那須大亮)、FWグラウ(→63'坂田大輔)、大島秀夫

セレッソスタメン:GK吉田宗彦、DF藤本康太、ブルーノ・クアドロス、柳本啓成、MFファビーニョ、下村東美、久藤清一(→83'宮原裕司)、ゼ・カルロス、FW古橋達弥、森島寛晃(→80'酒本憲幸)、西澤明訓

ホーム最終戦、今期ラストホームを彩るトリコロールに染め上げられたゴール裏なマリノス側、アップ中からヒートアップしていたセレッソ側、どちらも勝ちたいという意欲をひしひしと感じる緊張感に溢れたゲームになりました。

前半
ゆったりとしたポゼッションから鮪の技巧を活かして両サイドからのクロスボールでゴールの道筋を探るFマリノス、ダイナミックに、そしてシンプルに両サイドのスペースを使って速い攻撃をしたいセレッソ。両チーム正反対な特徴を出したいところでしたが、集中力の高い守備がそれを許さず、自ずとジリジリとした緊張感に繋がっていった展開に。

守備に関しては西澤のポストアップを佑二が前の強さを活かして何度と無く潰し、セレッソの大きな特徴でもある一発で変えるサイドチェンジもドゥトラや隼磨が絞り気味ながら出てくるところではしっかりとケアして良い形は作らせず、かなり押さえ込んだ印象。怖いシーンはクアドロスのインターセプトからのフィードで西澤に繋がり角度の無いところからのシュートと、プレビューで書いたファビーニョの飛び出しに付ききれずにフリーで走り込まれ、角度のないところからアウトに引っかけられた豪快なシュートぐらい。

が、攻撃に関してはなかなか穴が見つからず。相変わらずビルドアップの部分で前とのタイミングが合わず苦労し、前に入ったら入ったで一度目の動き出しが合わないと停滞すると行った感じで閉塞感を伴う攻撃に終始。しっかりとブロックを作り、カバーを重ねる整備されたセレッソのディフェンスを崩しきれない。鮪の技量の高さから何度かチャンスは作ったもののシュートはことごとく吉田の手の中に収まり、結局スコアレスで折り返す。

後半
ジリジリとした前半の流れは一つのミスで吹っ飛ぶ。左サイドのクロスは結局誰も会わずにファーに流れ、河合がしっかりとコースに入ってクリア・・・と言うところでミス。それが中に入ってきたものの合わせきれなかった森島の前にこぼれ、ボレーで押し込まれる形で先制を許してしまう。これでセレッソの考え方はよりはっきり、よりはっきりと守備に意識を裂き、前3枚でオープンな展開を狙う。

そんなセレッソに対してマリは崩すことを求められる。しかしいきなり惜しい形。この日ほぼマッチアップに置いては完勝の印象の隼磨が右サイドを局面打開、グラウンダーで流し込むとグラウがディフェンスを引きずりながらGKとの交錯寸前でそのボールに合わせてゴール!かと思われたが枠を逸れてしまう。その後も鮪が様々なところに顔を出し何度と無く技術を見せつけて崩しの起点となるが、大島のシュートはことごとく吉田の正面を突き、大橋を押しのけてまで狙った鮪のFKも吉田がファインセーブと決めきれない。

しかしその後、スタミナ切れで運動量が減退、段々切り替えが遅くなり、スピードアップできない攻撃になってしまう。交代策(グラウ→坂田、河合→山瀬で4バック、大橋→那須でマツを前線にあげる)も疲弊したチームを活性化する術にはならず、前にバランスが移ったところでカウンターから大ピンチ、宮原からのスルーパスを受けた古橋が抜け出してシュート!哲也が何とか当てて凌ぎきるが、1点ビハインドは変わらない。

パワープレーをする展開ながら、なかなかパワープレーにさえ持ち込めずここまでかと思われたロスタイム。ようやく右から隼磨が上げたアーリークロス、GKと交錯しながら大島が競って頭に当てそれを鮪がセンターに戻し、そこに入ってきたのは山瀬、がシュート当たりそこね→大島がボレーはDFに当たる→マツがボレーで豪快押し込む!とシュートを繋ぎ合わせた形でパワープレーが実って何とか最終盤で追いついた。結局このまま試合は終了。マリはホーム最終戦を何とか引き分けに持ち込んだ形、セレッソにとっては勝ち点3がこぼれ落ちた形になったが、勝ち点で並んでいたガンバが落としたため、単独首位に浮上した。

かなり閉塞感のあるゲームで、最終盤で何とか負けこそ阻止したものの(それはとても気持ちよかったんですが)お世辞にも良い内容とは言い難いゲームとなってしまいました。追いついたことを考えれば、前節と同じくF.Marismを感じさせるとも言えますが、こういう力任せのゲームだけでは限界があるのは見えているだけに、これから色々と分析したりして、しっかりとチームを組み上げていかないと同じ間違いを繰り返す可能性はあると思います。

スタッツを見るとシュート数は17-9、ポゼッションも59%-49%(まあゲームの展開に左右する部分があるから一概には言えないけど)とかなり押し込んではいたわけですが、個力頼りの部分は否めず、その個力でキープがあるにかかわらず主体的に動き出しからの連動がなかなか起きずに結局狙いを持って崩し切ったと言う形は少なかったのかなと。ビルドアップも悪い時の様に反応が悪くてボールを引き出せず、連勝中とはいえ根本にある課題の解決はほど遠い。まあ以前に比べたら全然良くなってはいると思いますが、ドラゴン・大ちゃん抜きで、もし鮪が抜けたら又苦しみそうだなぁという印象を強く持ちました。で、一つだけ気になる事。それとセレッソのこと。

・ポゼッションとスピードアップ -閉塞感を打ち破る推進力-

今日の中盤センターの組み合わせは、良治たんの1ボランチに大橋と鮪が後ろを意識しながら高い位置でプレーすると形でしたが、この組み合わせは余りイイ出来とは言えませんでした。個々で見れば、1ボランチで自重しながらゾーンを埋めた良治たんの出来はそれなりだったし、大橋も守備においては前進の跡が見えた。鮪はファビーニョを押さえ込み、逆にサッカーの達人のようなスキルで攻撃をリードしてと、悪いものではなかったと思います。が、3人が3人とも遅攻を好むタイプということもあって、空いているスペースでボールを引き出して攻撃を加速させ、相手を後手に陥らせるような展開は生み出せなかった。

まあ相手がリスクを余り起こしていたとは言えず、又トップ含めてスペースがそこまで生まれていたかというとそうではなかったので難しい部分はありますが、この組み合わせに欠ける要素は前に速く進めるという意識の低さと推進力の低さ。技術レベルは高いけど、スペースに飛び出ると言うより足元で受けて裁いて、ズレを生み出してと言う感じでどうしても手数が多くなり、その分遅くなってしまう。固められても崩していけるという技術力の高さは頼もしいけれど、これではひずみが来るのは当然。連戦での消耗もあるとは言え、後半足が止まって切り替えられなかったのは受けるアクションが何度も必要となったことで、体力消耗を上長していた部分も多分にあると思う。そういう部分を考えた時、遅攻ばかりの攻撃選択は良いとは言えない。

実際出し手側がそれを意識しなければ変わらないとは思うんだけど、中盤の一人は局面打開力があってスペースを感じて動ける感覚に優れた選手の方がいいのかなと。そういう選手が入ることによって、よりトップとの連動感も高まるだろうし、スペースに引き出して、そのまま突破というパターンも出てくる。現状では(怪我を抱えているけど)山瀬、アタック志向の大ちゃん(最近はバランサーな大ちゃんになってるけど)、それかジローみたいな選手になるのかな?後はディフェンスの意識、二人で役割分担をしながらやりすぎずにある程度高さに差を付け、奪った後にすぐ受けれるような形を作るなど、意図的に攻撃を流すと言う意識があるともっとスムーズな攻撃も可能かなと。

まああくまでも今のサッカーをやめろと言うのではなく、遅攻と速攻をうまく使い分けて欲しいなと。今のままではオフ・ザ・ボールの意識の低さを鑑みた時、どこかで行き詰まると思うし、鮪が抜けたら成立しない。その辺は都合よく考えずより先を見ながらサッカーをしていってほしいものです。

・良い内容ではなくても -セレッソの変化-

無敗記録をこの試合でも更新し、ついに首位に立ったセレッソ。次節勝ち点3を確保すれば自力での優勝が可能とついに彼らが時代の表舞台に立ちました。まあ正直このゲームでも良い内容を示していたとは言えず(ついでに言えばヴェルディ戦もお世辞にも良いとは言えなかった)、何故ここまでということを思った方もいるかも知れません。しかし、良い内容じゃなくても勝ち点を積み上げられる逞しさを感じました。

セレッソ側から考えれば、この試合では自分たちの特徴を相手にほぼ完全に消され、主導権を握られる非常に苦しい展開でした。しかしその時に開き直ってしっかりと守備に意識を裂き、チャンスが来るのを粘り強く待てるチームになったというのが現在この位置まで昇ってこれた要因だと改めて思いました。

実際何度かやってるのでもう書きませんが、大崩れしない粘り強い守備を基盤に、カウンターに繋げるまでのメソッドに整合性が取れていて、それが勝つ可能性を最大限まで高めているというのがよく分かります。前のアタッカー達はこの試合でほとんど仕事をしたとは言えないまでも、来た時にしっかりと仕事をしているし、そういう意味では目に見える要素だけでなく、精神的な変化というのも感じられたのが生で見た感想と言うところでしょうか。

奇しくも5年前と同じく最終節前の対戦となり、あの時と同じように彼らが首位に立った。ただ、5年前はタイトルがこぼれ落ちて、後ろに控えたマリがタイトルをかっさらった。残念ながら後ろに控えられていないことがマリにとっては寂しいですが、今度は忘れ物をせずに最終戦を終えることが出来るかどうか、注目したいところです。長居はあの時と同じようにピンクに染まるだろうしね。

こんな所かな?まあ脇役としては役目をしっかりこなしたと言うことで、それなりに存在感を示せて事は良かったけど、やっぱり優勝争いに絡んでないと一抹の寂しさを感じるねぇ。ツーか、脇役って。まあ仕方ないことなんだけど、来期こそしっかりしたサッカーを築き上げて(個に差がないからこそ、差を分けるは整合性のあるサッカーとその継続性)もう一度あの緊張感を味わいたいと強く思ったゲームでした。と言うことでここまで。

*又選手評やるつもり。最後だしね(最終節は無理っぽい)坂田と大橋には言いたいことが沢山あるし。期待度が高いだけにきつくなっちゃうんだよねぇ。でもこのままじゃ伸び悩んじゃうと(既に伸び悩んでるのかも知れないけど)感じたよ・・・頑張れ!

*ヴェルディ華々しく散っちゃったねぇ。凄い残念。天皇杯・ゼロックスを考えるとやっぱり信じられないけど、まあ色々あったからねぇ。オジーの呪い?いやいや。まあヴェルディ中心にJ2の事もサンガ・アビスパのことも含めてやるつもり、約束しちゃったし。僕は約束を守る男。シーズン終わってからかな。

*明日(もう今日か)はガンバ-ジェフかな?優勝争いの方をまとめて。しかし、ガンバはやばいね、どうにもきついね。レッズも可能性が出てきた。不死身。

*で、U-18が頑張ったねぇ。後半しか見れなかったけど、秋元→マイクでゴール生んだ!ゴールを決めたのは交代で入ったガンバユースの左サイドバックの子(あの子良いね、面白い)だったけど、良くランニングしてた。マイクは久々に見たけど巧く育てたいね。まだまだ電柱だけど、高いだけじゃなく動きの幅もあるから、巧く育ってくれれば面白そう。まあ改善すべきポイントは多岐にわたるし、器用貧乏になりそうな気もするけど。頑張れ、若人。と言うことで突破おめ!北朝鮮は大したこと無かった気もしてる今日この頃(日本も大したこと無いと言ってしまったおしまいだけど。まあ山本と森本が入ったら少しは変わるかな?北朝鮮はA代表と同じく基礎スキルは高いけど、抑圧されてそれに疑問を持たない社会主義国らしく創造性が低く、ガチガチ)まあ偏見だけどね

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November 26, 2005

終わりよければすべてよし@J1 第33節 Preview

レポも出来ていないのに、プレビューです。やっぱり週2で沢山やろうとすると破綻するなぁ。とりあえず、他のゲームは後回し(と言うかやらないかも知れない)先にプレビュ。

J.League Division1 第33節

11/26(sat) 15:00KickOff/Fマリノス vs セレッソ @ 日産スタジアム「終わりよければすべてよし」
F.Marinos           Cerezo
   グラウ 大島           西澤
   山瀬功 鮪          古橋  森島
ドゥトラ      隼磨   ゼ・カルロス    久藤
     上野           下村 ファビーニョ
 河合 松田 中澤     柳本 クアドロス 藤本
     榎哲              吉田

と言うことで、ホーム最終戦な訳ですが両チームとも状態は上向き、非常に緊張感の高いゲームになりそうです。マリは4連勝中でようやく強い時の感覚を取り戻しつつありますが、ここに来て又怪我人がポロポロ出てきてしまいました。久保に続いて大ちゃんも肉離れ、通称"ニクバ"で離脱となかなか神様がいけずな感じです。で、岡ちゃんは多分久保の代わりには大島か坂田、大ちゃんの代わりにはここまでの流れから見れば、前節は休ませた形になった山瀬をスタメンに戻すことで対応しそう(山瀬の腰の状態は大丈夫かしらん)。大橋や熊林と言う選択もあり得るみたいだけど・・・まあないかな?

セレッソの方はと言うと前節はシャムスカ大分とドロー。勝ち点を逃したのか、拾ったのか、微妙なところですがとにかく勝ち点1を積み上げ、もう何試合目かわからないぐらい長い無敗記録を継続し、ついに同郷のライバル首位ガンバと勝ち点で並んじゃうと言う事になって意気揚々でしょう。残り2戦と言うことも考えれば見据えるは連勝と言うことでとんでもなく高いモチベーションで望んできそうです。欠場選手で言えば、ここまでブルーノ・クアドロス、柳本と共に守備再建に貢献してきた前田が欠場となりそうですが、藤本も前節冷静に穴を埋めたようで余り大きな穴にはなりそうになく、ある程度ベストの布陣でこの試合に臨んできそうです。

まあ言うまでもないことでしょうが、セレッソは(前田は離脱したものの)主力が次々と戦線復帰してきており、チームのクオリティは完全に戻っているだけに、非常に手強い相手です。が、マリとしてもこの苦々しいシーズンをホーム最終戦でしっかり勝つことで気持ちよく締めくくるためにも、そして先に見据える天皇杯のためにも何とか勝ちたいところです。と言うことでセレッソの特徴を鑑みた上で色々と。

・セレッソが好調なわけ、対応する秘策は「当たり前のこと」

まあもう色々なところで語られていますが、現在のセレッソの快進撃はフロックではなく、色々とこの好調を裏付ける要因が沢山あってのことです。このブログでも度々書いていますが、守備を安定させることに長けた小林監督の手腕が何年経っても守備のメンタリティを持ち得なかったセレッソを変え、それが実を結び始めたことで安定する基盤を手に入れた。そしてその基盤を元に、ダイナミックなサイドチェンジを絡めた速いアタックから、アタッキングサードに入れば卓越した技術と熟成の粋にあるコンビネーションによる連動感のある崩しで相手を崩す。チーム全体が完全に噛み合ったことでこの連勝に繋がっているのかなと。

選手達の特徴を非常に良く把握した上で、しっかりとチームを組み上げたと言う感じがありありと感じられ、そのロジックには無理矢理な所や希望的観測が少なく、整合性の取れている非常に強いチームだと思います。まあこの成績を出しているチームですから、そんな御託を並べなくても良いチームな事ぐらい分かってるって?それは失礼。で、そんな相手と相対する中で、どうしたらいいかと言ったら、サッカーにおいての基本を忠実に実行し、やってはいけないことを絶対にやらない。これに尽きる。

セレッソは中盤とディフェンスラインでしっかりと守備をした上で、奪ったら切り替え速く、ピッチを斜めに切り取るようなダイナミックなフィードで守備負担の軽いアタッカー達にスペースを突かせるという形を作りたいと考えてくるでしょう(遅攻も結構良いんだけどね)現在のマリはカウンターと言うより、しっかりとボールを繋ぎながら相手陣内に入り、そこから何とかサイドからのクロスでゴールを獲る形を狙うだけに、机上の相性としては非常に悪い。中盤できつめのアプローチをしてミスを誘発させ、アウトサイドが上がった裏を一発で狙えば、比較的楽に数的に厳しいカウンターに晒すことが出来ますからね。

まあそんな中でどうするかと言ったら、カウンター対策の基本です。フィニッシュで終わる、失ったら自分の責任でしっかりとアプローチしてディレイ、ディフェンスは自チームのボールホールド時にも相手アタッカーのポジションを常に頭に入れる、ラインを上げて相手の中盤にしっかりとプレッシャーを掛けて良いフィードをさせない、出来れば軽率な繋ぎのミス(特に横パス)をしない。まあこんな感じです。マリが大きくリスクを掛けるかどうかは別にして、とにかく速いアタックを出来るだけ避ける努力をすべきなのかなと。多分何発かはやられると思いますし、そこはディフェンスに何とかして貰うことになりますが、それを何本も繰り返すようなことになれば必ず破綻する。だからこそ、当たり前のことを当たり前にやって、自分たちの良さを出し手結果を出し、セレッソの良さを出させないようにしたいところです。

・ダイナミック・ファビーニョ、無責任な受け渡しに注意。

で、もう一つ。まあ上に書いた感じがセレッソな訳ですが、その核となるのがセレッソの大型ボランチファビーニョです。リーグ1の絶対王者となりつつあるオリンピック・リヨンからもチェルスキに放出したミカエル・エシアンの代役として噂が出る程の質の高いプレーヤー。実際そのエシアンとプレースタイルは似ていて、サイズとフィジカルを活かしたハードなディフェンス、ダイナミックな攻撃参加は結構似ているのかも。

で、セレッソでこれほど核になっているファビーニョのプレーは一つがフィード。長い距離も苦にせず精度の高いボールを飛ばしてカウンターの起点となる。まあこれに関して上で書いたのでいいや。で、マリにとって怖いのはこっち、彼のダイナミックな前線に出てくる動きです。

カウンターだろうと、詰まった時だろうと、いける時は躊躇なく最前線まで顔を出し、決定機に絡んでくる。これが膠着した状況を打破する起爆剤となったり、勝負を決するゴールを多く獲っていたりする理由です。マリにとっては、GKを吹き飛ばしそうなダイナマイトミドルも怖いのでとにかくフリーにしたくないわけですが、うまくいっているチームの中で余りよろしくない傾向が気になるところ。

ex:相手の低い位置の選手が攻撃参加→そのままランニングして飛びだす動き→マリの中盤は彼に付いていくを諦め、後ろに押しつけてしまう→危ない!

って感じでしょうか。まあ1ボランチなので、上野も余りバイタルから離れるわけにいかないわけですが、それでも付いていくべき時にそういうランニングを許してしまうことに関してはよろしくない。鮪もそうだし、明日もこれが出てしまうとファビーニョにやられちゃう可能性は高いと思います。実際彼はかなり獲っているわけで、その原因は中盤の怠慢。確かに彼みたいな選手をしっかり見るのは難しいですが、DFに責任を押しつけず、中盤で彼をしっかりと捕まえて自由にさせない。そういう意識が必要になるのかなと。

(余談だけど、どちら応援するのでもなく試合を楽しもうとしている方はファビーニョに注目してゲームを見ると非常に面白く見れると思います。凄い仕事量をこなす選手だし、彼から始まるカウンターは圧巻。鹿島戦でロスタイムに80m走って決定機になって外したとか、そういうネタプレーもあったけど90分走った後に、ああいうプレーをすることが出来る選手はそういない。今Jで見れる怪物の一人ですよ。)

と言うことで珍しくかなりまじめにやってみました。優勝争いも絡んでるしね。ドラゴンも大ちゃんもいないけど、とにかく明日も必勝。気持ちよく挨拶聞かせて。まあきっと明日はオオシがやってくれるさ、ピンクキラーとして桜狩りを(そんな言葉はないけど、紅葉狩りみたいな感じで)

ではその他の試合、本当はレイソルヴェルディとガンバジェフもやりたかったけどごめん。ヴェルディ頑張れ、超頑張れ。目指せラモス粉砕(禁句)

11/26(sat) 15:00KickOff/レイソル vs ヴェルディ @ 日立「全てを賭けて最後の決戦」

11/26(sat) 15:00KickOff/レッズ vs ジュビロ @ 埼玉「一縷の望み」

11/26(sat) 15:00KickOff/ガンバ vs ジェフ @ 万博「両雄、希望を賭けて再びの邂逅」

11/26(sat) 15:00KickOff/エスパ vs 鹿島 @ 日本平「エスパのNo.10、最後の雄志(主役変更)」

11/26(sat) 15:00KickOff/FC東京 vs ふろん太 @ 味スタ「来期の指針を」

11/26(sat) 15:00KickOff/トリ vs アルディージャ @ ビッグアイ「三浦監督、学習機会」

11/27(sun) 15:00KickOff/グラ vs アルビ @ 瑞穂「反町監督を下さい(五輪代表監督に)」

11/27(sun) 15:00KickOff/楽天 vs サンフレ @ 「ごめん、タイトル浮かばない・・・」

優勝争い、降格争い、本当に今節は山場ですね。もう語ることなどないと思います。結果がだけが優先されるゲームでどちらが結果を残すのか。きれい事は何の意味もなさない。どちらがどれだけ勝ちたくて、それをどのような形でピッチに表現するのか、第3者的な視点で言えば非常に楽しみです。てゆうかヴェルディ頑張れ、超頑張れ。

と言うことでこんな感じでしょうか。毎年恒例の地獄の告知に向けてベテラン選手の引退など、色々とオフシーズンの話題も出てきていますが、これに関しても変えていかないといけないのかもねぇ。まあちょっとずれた。とにかく残り2節、味わい尽くしたいところ。と言うことでここまで。

*ウイイレ日記、てゆうか時間が無くて出来ねー。今日は2試合やった。まだどうも慣れないけど、慣れるために日本チャレンジで色々と。てゆうか☆5で勝てないんですけど・・・・。ちなみにいたジャパンのメンバーはGK能活、DF隼磨・マツ・佑二・服部公、MF阿部(ヤクザ)・ヒデ・シンジ(松井)・俊輔、FWドラゴン、大久保(玉ちゃん)って感じ。超自己満。マスターリーグはもう少し巧くなったらやる。マリで負けるとむかつくから。

*実はかなりPCの調子が悪いです。ノートPCなんですけど、ACアダプタの接触不良でかなり画面がちかちかしてます(省エネ設定で内部電源になると画面が暗くなる)、やっぱり新しいバッテリー買うしかないのかな?良い方法ある方、メールかコメントで助けてくれると嬉しいかも。ごめんカッコつけた、教えてくださいませ、お願いします

*とりあえず前節の結果も含めたレポートは明日か明後日(PCの調子が良ければ)で、後は又レポート。又UCL出来なかったなぁ。それともしかしたらアドレスが変わるかも知れません。「ココログフリー」なるものが出たらしく、現在@nifty会員にわざわざなって「ココログベーシック」を使ってる意義を見いだせなくなったので。しかも今と同じような感じで出来るみたいだし(重くなるかも知れないけど)、それならって言うことで。ただものぐさなのでやらないかも知れませんが、一応予定です。

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November 24, 2005

This is F.Marism@J1 第32節 アントラーズ vs Fマリノス

なんて言うのかな?F.Marism(Fマリズム)って感じかな?まあ鹿島の自滅的な要素が強い気がしなくもないけど、抑え所をしっかりと抑えるようなゲームをして勝ったことって、まさにFマリノスイズム(略してF.Marism)って感じ。強い頃のサッカーって感じでしたね。それにしてもお見事、4連勝!

J.League Division1 第32節

アントラーズ 0-2 Fマリノス @ カシマスタジアム「Flow of the victory that I caught, This is F.Marism」
F.Marinos:48'マグロン 86'大島秀夫

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF中澤佑二、松田直樹、河合竜二、MF上野良治"触発?"、田中隼磨、ドゥトラ、奥大介、マグロン"祝・初ゴール、祈・残留"(→76'山瀬功治)、FWグラウ(→59'坂田大輔)、久保竜彦(→64'大島秀夫"存在証明")

アントラーズスタメン:GK曽ヶ端準、DF青木剛(→65'興梠慎三)、岩政大樹、羽田憲司、新井場徹、MFリカルジーニョ、フェルナンド、増田誓志(→54'野沢拓也)、深井正樹、FW本山雅志"孤軍奮闘"、アレックス・ミネイロ

サッカーは流れのゲーム、流れが来たところでいかにゴールを獲れるか、流れがない時にいかに耐えるか、シンプルにゲームを考えると流れを捉え、そして掴むという感覚が優れていればいるほど、勝機は増す。それが憎たらしいほど優れていたのが強い時。それがようやく戻ってきたのかなと。

序盤はプレッシャーを掛け合って中盤でせめぎ合うような流れ、チームの力は拮抗しているからどちらに流れがあるという感じではない。だから大きくリスクを掛けずにまずは守備からという形で相手にリズムを掴ませないようにゲームを進める。なかなか攻撃に置いては厚みのある形というのは出来ませんでしたが、流れを考えた時とりあえずはそれでも良かったのかなと。

で、後半に入って流れは変わった。両チームがゴールをより強く求めていたこともあってトランジッションが速くなり、スコアが動く可能性が高い流れになる。で、マリは前が孤立していた形が少し改善され、それが実る形で先制点。マグロンが大外でラインをかいくぐる頭脳的なフリーランニングに大ちゃんの対角線のフィードが噛み合って鹿島ラインを突破、マグロンが冷静に決めた!先制点を獲りに行って獲れたこと、まさに流れに乗った善循環と言った感じ。

まあ鹿島のディフェンスラインは大岩不在が影響したと言えなくない。プレッシャーの掛かっていないところでのトラップは愚の骨頂。まあそれだけ鹿島も前に掛かっていたから、抑えるための選択は限られていた訳だけど、最もリスクの高い選択をしてそれが仇となった形かも。まあこれ一つで叩かれるのは可哀想な気もするけど、失点する可能性が高い流れの中でディフェンス側からしてみたら軽率だったのかも。

この後、ビハインドを追った鹿島が前に出てくる、マリが身体を張りはね返すという展開にシフトしていくわけだけど、そうなったらやることは一つ、鹿島のオフェンスをどうにか止めること。しっかりとブロックを作り、鹿島の決定力のなさとどうも噛み合っておらず本山頼みの攻撃(本山をサイドバックに下げて彼のクロスからと言うのを狙ったけど、本山は別にしても他の選手の動きはイマイチ)にも助けられ何とか凌ぐ。ドラゴンが自らピッチを退いたり(肉離れの様子、全治3週間)長距離のランニングが多く、ハードに働いた鮪・大ちゃんが怪我なのか疲労なのかで動けなくなったりとマリとしても限界に近い要素はあったと思うけど、それでもチーム全体で我慢した恩恵がもたらされた。

左サイドドゥトラが駆け上がってグラウンダーのクロスを入れたところで羽田がコースに入ったのだけどミス、久保と交代で入っていた大島が拾い、巧くボールをコントロールして豪快に叩く!これがネットを突き上げるように決まった!一気にこれでチームとしても楽になった。結局この後も鹿島は攻め立てたがマリの堅い守備を破るには至らず2-0。ゲームの流れを捉えて確実に掴んだマリが優勝を争う鹿島を奈落の底の突き落としました。

まさに快勝という感じですな。まあ圧倒という形ではないですが、相手を抑え流れを読んで必要なゴールを掠め取る。相手にしてみたらいやらしい勝ち方って感じで、マリらしいなと。まあ元々守備はしっかりしているのだから、チーム全体がすべき事していけば失点の可能性は自ずと減っていく、そうなれば勝てる可能性も高まる。まあちょっと危ういシーンがあったけどそこは鹿島に助けられた。鹿島が良くなかったことは確かにあるにしても、このチームが負けていなかったことを考えたらこの勝利はマリが少しずつ戻ってきているという手応えが掴めたゲームだったのではないでしょうか。

勝負を分けた部分としては、上に書いた通り(そして本文でも意識的に書いたこと)ゲームの流れを捉えて掴むという要素。現在の流れはどんなものか、捉えた上で個々が何が必要かと考えて、実行に移す。とても当たり前のことだけど、目に見えないから難しい。チームとしての意思統一も必要になってくる。で、このゲームに置いてはは鹿島よりマリの方が優れていたのかなと。

ディティールで言えば今日の布陣的に上野の1ボランチというサンフレ戦でうまくいったシステムを最初から持ってきた訳ですが、あの試合ほど一方的な流れではないから前に掛かりになりすぎるとバランスを失って守備に置いて不安定になる可能性もはらむ。その中で、そして大ちゃんとマグロンが守備に意識を裂きながらプレーしたことでアプローチ不全を起こさずに(ごめん、造語)しっかりを相手を捕まえられた。攻撃に置いてはイマイチになった原因もありますが、ゲームの流れというのを考えた時に、攻撃の充実よりも守備の安定と言う選択は限りなくベターだと思う。無理にこじ開けようとして隙を作っていたら、ゲームは全く違う方向に流れていたかも知れないしね(結果論かも知れないけど)

まあマリにとっては素晴らしいゲームだったわけだけど、一つだけネガティブな要素は怪我。まだドラゴンの身体は連戦に耐えれる仕様になっていなかったことで、肉離れを起こしてしまった模様。まあチームの方向性を一つに定められるエースの存在が又失われてしまったことは非常に痛いし、何よりも怪我の具合が心配。今度は長引かなきゃ良いけどこればっかりは慎重に治してほしいなと。鮪もかなり来ていたようだし、大ちゃんも90分間走れるコンディションじゃない。そういう意味では次節は不安要素を抱えた中でのゲームとなりそう。

で、アントラーズ。まさに自滅という感じだけど、実際穴を見つけるには難しい相手だったことは事実。こういう時に狙いを持ってボールを動かし、複数のプレーの中で相手の穴を生み出すコントロールできる小笠原がいないことが殊の外痛かった。で、フェルナンドが単なるバランサーになってしまっているのももの凄いマリとして助かったけど、本来は怖さを持っているだけに彼らしさを出せないチーム状況というのも痛い(彼の調子も落ちているんだろうけど)積極的な動きでここのところチームを引っ張ってきた深井や増田の調子は落ちてきているし、ミネイロの焦りも目立つだけに、攻撃面では本当に苦しい状態は続きそう。本山が孤軍奮闘していたけど、ねぇ。引き分けが続いてもどかしい流れの中で、こういう負けが来るとチームの状態は一気に下がってしまう事があるからここから踏ん張って勝ちを持ってこれるかどうか、ほぼ降格がなくなったエスパ戦は鹿島の地力が問われるゲームになりそうです。

まあと言うことで大雑把ですがとにかく嬉しいw4連勝なんていつ以来だろう?なかなか出来る事じゃないしね。セレッソは状態も良いし、ああいうチームは苦手なチームなだけに難しいゲームになりそうだけど、ホーム最終戦又空気を読まずに逆恨みのようにリーグを混沌とさせたいですね。ということでとりあえずここまで。

*出来れば今日中にリーグ戦のまとめもやろうかなと。昨日はウイイレが届いてサボっちゃいました。今日も出来なかったらウイイレでサボってることにしておいて下さい(苦笑)

*Fマリズムは他チームに言っても息づいてるね!山崎がリーグ戦初ゴールでセレッソの勝ち点3を阻止!おめでとう、素晴らしい執念からのヘッドお見事!で、アルディージャ-ガンバは久永がカットインから見事な決勝弾のヘッド!綺麗なゴールおめ!来期は福岡に帰るのかねぇ?頑張れ!

*本当はリーグ以外にもアビスパ昇格のこととか(アビスパおめでとう、しっかりしたチームを作って3年目の悲願達成!)を絡めてJ2の中身を探ったり、昨日の夕方にストリーミングがあった、U-18もやりたいんだけど・・・・そこまでは無理かも。J2に関しては、ヴェルディが落ちたらやる、でもやらない方向でお願いします、ヴェルディ頑張れ。

*切ないニュース。「Mr.S-pulse」沢登が引退だそうな。又ドーハ世代の引退かぁ、時代の流れを感じるよ。まあ代表には余り縁がない選手だったけど、Jでは玄人好みのつぼを抑えたプレーで何度も唸らされたし、今でも戦術眼の高さと技巧でエスパの流れを変える存在として頑張ってたわけだけど・・・。もう少し出来そうな気もしたけど、引き際を考えたら良いタイミングと判断したからなのかな。やっぱり寂しいね。一番印象的だったのはあの静岡チャンピオンシップ(99年)かなぁ?アレ退場→スーペルFK弾での咆哮は忘れられない。とにかくお疲れ様でした。てゆうか後2節、激闘を繰り返した鹿島との対決(エスパは鹿島には相性良いし)で、有終の美を飾って欲しい、つぼ抑えたなめらかなスルーパスで。

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November 22, 2005

予測を許さない激動@J1 第31節 酉vs鹿/鯱vs脚/まとめ

優勝争いは本当に先が見えない。てゆうか読めないですな。予想なんてするもんじゃない。当事者にとっては本当にたまらないでしょうな。ではその辺をまとめて今節の動向を雑感という感じで。

J.League Division1 第31節

トリニータ 1-1 アントラーズ @ビッグアイ「抜け落ちた床」
Trinita:72'吉田孝行 Antlers:68'アレックス・ミネイロ

Super Soccer

トリニータスタメン:GK西川周作、DF深谷友基、三木隆司(→46'柴小屋雄一)、上本大海、MFエジミウソン、トゥーリオ、梅田高志(→89'黄×2=赤)、根本裕一、吉田孝行(→87'西山哲平)、FWマグノ・アウベス、高松大樹

アントラーズスタメン:GK曽ヶ端準、DF青木剛(→75'名良橋晃)、岩政大樹、大岩剛、新井場徹、MFリカルジーニョ、フェルナンド、増田誓志(→80'鈴木隆行)、深井正樹(→68'野沢拓也)、FW元小山正、アレックス・ミネイロ

まあ様々な捉え方があると思いますが、個人的には鹿島の方がある程度狙い通りの形でゲームを進められていたのかなという感じを受けました。というのもトリニータのマンツーマン重視のディフェンスに対して、鹿島の流動的な攻撃は捕まえにくい事もあって、エラーを引き起こすことが出来ていた。ただ、そこでトリニータは焦れなかったし、自ら崩れなかった。集中力を高く保ち、粘り強く取り所を常に探って、一瞬でも無駄なキープが出たら速い収縮で奪う、そして危ういピンチに対しても非常に反応早くコースを消す、そういうことが徹底できていた。こういう要素から見た時に、結果としてドローは妥当な結果なのかも。

マンツーマンは基本的に受動的なディフェンスだから、相手の形に添わせる形でマークに付くことが前提となる。ただ、相手の形に合わせすぎるとゾーンが崩れてしまい、ディフェンスブロックに穴を開けてしまう可能性もはらむ。そういう意味で鹿島のオフェンスはトリニータにとっては非常にやりにくい=エラーな形になりやすいものだった。そういう意味で鹿島の方にこの対戦に置いては分があったと思うわけです。

ただ、そのエラーをうまく活かすことが出来ていたとは言い難かった。逆説的だけど、一番うまくいったのは得点機。スローインの流れから、縦に入ったボールをそのまま本山がダイレクトでスペースに流し込み、それをミネイロが反応して押し込んだ形。ポジションを自ら崩してマークをずらし、対応させないダイレクトプレー、相手にとっては止めにくい要素がたっぷり詰まったファインゴールでした。

ゴールシーンはダイレクトプレーという余計な時間が全くないプレーだったからこそ、厳しいディフェンスを破ることが可能だった訳です。マークをズレをそのまま活かしてゴールに繋げた。ただ、そのシーン以外はそれが出来なかった。せっかくのマークのズレも一つの躊躇やコントロールミス、動き出しの遅れでチャラになっちゃう。ゴールシーンのようなズレをそのまま活かす速い仕掛けというのが欲しかったんだけど、そこまで至らなかったというのが1得点という結果に終わってしまったということなのかなぁと。

まあ余りにハイレベルなことを求められて、鹿島のオフェンスにとっては酷だったと思いますけどね。それだけトリニータのディフェンスは完成度が高く、崩すのが難しかったと言うことなのかなと。なかなかドロー沼から抜け出せない鹿島にとってはもどかしいでしょうが、前が躓いてくれているだけにチャンスは残った。チームのクオリティは決して低くないだけに、勝負を決定づける後一押しが欲しいところです(僕はそれが小笠原の一撃必殺セットプレーと言うイメージなんだけどいないからね)

ちょっとだけトリニータ(次節セレッソ)。面白みというのは欠ける部分は確かにあるけれど、シャムスカ分析が外れても我慢することが出来る地力が確実に付いているというのがジェフ戦に続いて見えました。本当に捕まえにくくマンマークをある意味"諦める"形とならざるをえない中で、一瞬のキープをボール奪取に繋げる待ちのディフェンスは非常に質が高かった。

こういう試合をしている事で培われる自信というのは非常に大きいものなんだなぁと改めて実感。確かにシャムスカは素晴らしく、選手達の頭をクリアにしてチームをまとめ上げたけど、この試合を見てもタスクだけが好調の要因ではないというのはやっている選手達自身が分かっていると思うし、それが又自信に繋がる。技術の差を埋める収縮アプローチは他のチームには脅威なのでは?セレッソに嵌るかは又微妙なんだけど(抑えるべきはボランチの位置だと思うから)、それでも又楽しみです。

と言うことで鹿島はドロー。そして波乱。

グランパス 2-1 ガンバ @ 豊田「もうネタとしか思えない」
Grampus:4'鴨川奨"大仕事" 66'クライトン Gamba:36'p遠藤保仁

Super Soccer

ようやく負の波を脱却したかと思われたら大黒が怪我。代わりに三木が初スタメンのガンバに対して、中位力もむなしく泥沼に嵌って危機感が高まるグランパスの対戦に潜んでいたアップセット。びっくりした。

グラははっきり言ってめちゃくちゃなサッカーをしているという印象だったのだけど、先制点が大きな自信に繋がり、更なる精神的な充実と集中力に繋がった。鴨川という選手をほとんど見たことがない僕は、とっても驚かされたのだけど前節も獲ってるのね。ツネと復帰した山口智が無惨に抜き去られる形でしたが、やられたと言うより驚かされたという方が正しいかも。何はともあれチームを勇気づける大きな一発だった。

この後はグランパスが徹底したリトリート&ブロック形勢でバイタルを消す形にシフト。とにかくアタッカーにスペースを与えず技術を発揮する隙を与えない。それでも家長が1vs1から穴を広げてPKを獲って同点に追いつくわけだけど、この後も切れなかった。とにかく人海戦術。これが嵌って家永の自由を奪う。やばいやつは全て消す。そういう感じのタスク(マーカーは角田。徹底した守備意識)に見えた。

実際これが実るからサッカーは面白い。ガンバも勝ち点3が欲しいから前に人数をかけるけど、これが逆にグランパスにスペースを与える形となり、カウンターのピンチに繋がる。共に攻め合う形となるのですが、そうなると攻撃の質がものを言う形に(普通この綴りだとガンバがゴールを獲る感じなんだけど)

ガンバは常にアホみたいに人が待ちかまえるボックスの中へと侵入を試みようと手を代え品を代えという感じで攻撃を繰り出すけど、整っている所を崩すのは簡単じゃない。逆にグラはスペースがあるから開放的なカウンターになって、ガンバとしては後手の対応を強いられる。そういう意味で質が違ったのかなと。結局その後手が響く形で角田の強烈なミドルシュートのリフレクションをクライトンに押し込まれて失点。この後も堅陣(と言うか人海戦術)を敷くグランパスの前に拙攻が続いたガンバが手痛い一敗となり、グランパスは大きな大きな勝ち点3を得た結果となりました。

まあ終盤にさしかかるリーグ戦の摂理とも言うべきゲームでしたが、それだけグランパスが勝ちに執着して徹底したサッカーを見せた。良くを捨てて守備を徹底し、玉際でも気持ちの見えるコンタクトを見せ続けて、必要なことをやり続けたことが勝利に見合った訳で、この結果は終わってみたら不思議ではなかったのかも。

ガンバにとって見たら何故ここでと思いたくなるような非常に悪いタイミングだった。もしグラが前節連敗を抜けていたらこういうゲームにはならなかっただろうし、この後グラがこのような集中力を見せるかと言えば又疑問。ただ、そういう相手に対して勝たないといけないわけで、それが出来ないというのは弱さでもある。何処も必死、それを越えなければ本当に欲しいものは繋がらない。そういう中身の強さというのを今求められているのかなという感じです。

まあ盛り上げてくれるよ、本当に。と言うことで後は結果。

セレッソ 2-0 フロンターレ @ 長居「出せたもん勝ち」
Cerezo:53'古橋達弥 57'森島寛晃

ジュビロ 2-3 アルビレックス @ ヤマハ「混迷の入り口」
Jubilo:84'カレン・ロバート 86'福西崇史 Albirex:68'&70'&83'エジミウソン

楽天 0-1 アルディージャ @ ウイング「サヨナラ、J1」
Ardija:74'森田浩史

レイソル 1-2 エスパ @ 日立「分水嶺」
Reysol:1'レイナウド S-Pulse:76'pマルキーニョス 89'チェ・テウク

レッズ 4-1 ヴェルディ @ 埼玉「変わらなかった相性」
Reds:14'&87'ロブソン・ポンテ 79'とミスラフ・マリッチ 89'p田中マルクス闘莉王
Verdy70'小林慶行

FC東京 2-1 ジェフ @ 味スタ「実感の手応え」
FC:51'梶山陽平 84'阿部吉朗 Jef:64'マリオ・ハース

Fマリノス 3-1 サンフレ @ 日産「龍の目覚め」
F.Marinos:21'久保竜彦 23'&41'pグラウ Sanfrecce:9'駒野友一

と言うことで神戸の降格が3節残して決定しました。まあいつになるかという状況でしたが、決まってしまうと絶望というものが押し寄せてくるものなのでしょうね。何か他人事のようにしか捉えられない部分もあるのですが、それでもそういう危機に瀕していたと思うと怖くてたまりません。

まあ原因を辿れば、突き当たるところは「補強の失敗」「監督の度重なる交代」「ビジョンの見えないクラブ経営」「チームカラーの変更」「ミキティ」等様々でしょうが、腰を据えた強化という事が出来ないクラブはこれからも苦しい状態になっていくというのが改めて証明された結果なのかも知れませんね。Jリーグは対して差の付かない個よりも組織が成績に反映される傾向が強く、ある意味ではサッカー的に素直なリーグでありますからね。まあ、殊勝な言葉を述べてるミキティが、そういうことを理解できるのか、周りが独裁を抑えられるのかというのがポイントになるのかも。とにかくまずはあの赤いシャツを白黒に戻したらどうだい?

で、ヴェルディ。田中達也・永井・長谷部がいなくても勝てない・・・。体力的な側面はあるにしても、ポンテに切り崩され、岡野に切り崩されと個の突破に対して余りに脆弱。あれだけ良いサッカーをしていたセレッソ戦の手応えが消え去り、又苦しいことになってしまった。まあパドンの言う通りレイソルとの差は開いてもいないわけだけど、完全に追い込まれて、かなり道は狭まった。まあどちらにしても勝ち続けるしかないわけだけど、苦しいね。

後はセレッソ!来たね。あのFK一発勝ちの勢いそのまま、同じようなスタイルを標榜するふろん太にあっさりと勝ってしまった。まあ勢いだけでなく、ゲームの展開が彼らに味方したかなという印象も。カウンタースタイルのチームに置いて、主導権というのは必ずしもポジティブじゃない。その中でふろん太がそれを握り、自分たちのスタイルじゃないこともあって活かせない。逆に自分たちのスタイルが出せる状況でしっかりと結果にしたセレッソ。流れが向いているという感じですな。ゼ・カルロスから森島への大陸横断フィードはらしい形。瞬発力勝負の終盤戦で新たな勢いを纏ったセレッソ、行きそうな雰囲気出てきたかも。これで勝ち点差1の2位。

プレビューも出来たら更新の予定。と言うことでここまでです。

*ちなみにタイトルは決まってるんだよね。「佐野社長、ニンジンは振り込みでお願いします 鞠&酉」

*でもこれマジであったらしいね、スペインで。セビージャの負けを願って、ルイス・デ・ロペーラ会長(ベティス)がセビージャの対戦相手にボーナスを送ったとか。でそれで放った言葉が「セビージャの負けを願って何が悪い」だそうな。ガンバにとっての宿敵セレッソが来てるだけに、それくらいやっても良いかも知れん。

*まあ決して褒められた事じゃないけどね。ただそういうゴシップ的な盛り上がりがあれば、もっと面白くなりそうだなーと思って。小林監督が「絶対にガンバにだけは優勝させない」とか言ってみたり(キャラが違うけど)まあ国民性が違うから難しいかな。

*と言うことでお待ちしております、来期の補強費にしますので。

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今日の更新情報+採点&選手評。

すいませんが今日は休みって事で。明日出来ればプレビューと共に何とかレポートするつもりなので。胃が痛いわ、ママン。

で、その代わりと言っては何ですが、マリ-サンフレの選手評やりました。激甘です、多分。

J1 第31節 採点&選手評(僕の読書+日常記録)

よろしかったらどうぞ。と言うことで又明日。

*明日新しいエントリーしたら消す予定。選手評は昨日のエントリーにも乗せてあるのでよろしかったらどうぞ。それにしても胃が痛い・・・・。

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November 21, 2005

神龍降臨@J1 第31節 Fマリノス vs サンフレッチェ

神龍キター!いきなり先制された時はどうなることかと思ったけど、古巣相手に完全解凍で復活!他にも良かった部分は沢山あったし、とにかく気持ちいい!少しだけ先に向けても希望は見えたし、とにかく気分爽快。3連勝!

J.League Division1 第31節

Fマリノス 3-1 サンフレッチェ @日産スタジアム「龍の目覚め」
F.Marinos:21'久保竜彦 23'&41'pグラウ Sanfrecce:9'駒野友一

F.Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本哲也、DF中西永輔、松田直樹、河合竜二、MF上野良治(→85'那須大亮)、マグロン、田中隼磨、ドゥトラ、山瀬功治(→80'奥大介)、FWグラウ"スパイダーマン♪"、久保竜彦"神龍"(→76'大島秀夫)

サンフレッチェスタメン:GK佐藤昭弘、DF駒野友一、小村徳男、西河翔吾、服部公太、MF森崎和幸、高柳一誠(→62'桑田真一郎)、李漢宰(→81'茂原岳人)、大木勉、FWガウボン(→62'前田俊介)、佐藤寿人

快晴の空の元、久々の日産スタジアム。ジーコも来ているらしい中で、両チームのここまでの流れがはっきり出るゲームとなりました。

前半
序盤はサンフレッチェがここまでの積み上げてきたものを感じさせる組織レベルの高さを示してペースを握る。収縮の早いプレッシングから、ガウボンのポストワークを起点に、大木や佐藤寿人がスペースを狙う形が目立つ。マリはそのプレスに苦しみ、なかなか攻撃のとっかかりが掴めない。そんなリズムの中でサンフレッチェに先制点が生まれる。切り替えの速い攻撃から佐藤寿人→ガウボンと楔を付けられ、縦のワンツーのような形で抜け出されると、危機察知したマツが抜け出そうとした佐藤寿人のコースに入るものの、これに対して笛。正面25mくらいの位置でFK、蹴るのは駒野。低い弾道のボールが壁の横をすり抜け、ポジショニングを誤ったのか、ブラインドだったのか完全に逆を突かれてしまった哲也、これがすんなりと決まってサンフレが良いリズムのまま先制点を奪った。

この後もサンフレの攻撃に対して、マークが落ち着かずずれが生じてバイタルの警戒が緩くなってしまう感じで、楔は付けられるわ、バイタルなのにアプローチに行けないわで大あらわ(これに関しては又後で、次に繋がることだと思うし)しかしこの時間帯を何とか凌ぐと、反撃。外側に開く形で久保・グラウが起点を作り、そこをサポート。落としたところから細かくボールを繋ぎ、スペースが空いたらサイドチェンジ。そんな流れでボールが周り、相手はその攻撃に対してズレが出てきてしまう。そして23分ドラゴン飛翔。隼磨の右サイドからのアーリークロス、柔らかいボールに完全に空中でフリーとなった久保は落ち着いて対角線に狙って、GK反応できず。まさにドラゴンヘッド!浮いてる~!って感じで、同点に追いつく。隼磨のクロスも走りながら良い精度のボールを上げた。隼磨のクロスはドラゴン仕様なのか?

サンフレッチェは序盤のプレスの徹底ぷりが曖昧になり、主体的な守備から受動的な守備になったことで対応に精一杯な感じとなってしまう。それが影響したのか、致命的なミス。セットプレーからのクリアが中途半端となり(オムさん?)、久保がこれをトラップして、一気に数的有利の形に。ショートカウンターのような形からグラウが裏を取ってここに久保からスルーパス、DFが戻ってきたものの落ち着いて中に切り返してコントロールシュート、これがゴールに収まって2点目。先制点から2分。電光石火の逆転劇。

この後も攻め立てるFマリノスは、鮪・虎・グラウの小気味よい左サイドでのパス回しで駒野・李をチンチンにし、山瀬がペナ内に切れ込む巧みな突破からゴールを狙ったり(枠を捉えきれず、久保も詰めたが届かず)と良いリズムは継続。そして前半終了間際の43分、この日多く見られた大外へ逃げるようなボールの受け方でボールを受けた久保が突破、そこにスライディングが来たところでうまく倒れてこれがPK判定、グラウがきっちりと決めて3-1で前半折り返し。うまくいきすぎて怖い。

後半
後半もFマリのペースは衰えない。というよりサンフレッチェの攻撃が段々放り込みとなっていってクオリティが低下。危ういシーンと言えば、FKから森崎和幸にネットを揺すられたシーン、一発オフサイドだったようで難を逃れたぐらい。

ゲームを完全に支配したマリノスは次々と決定機を生み出す。細かいパスが繋がり、そこに大きな展開が付随して良い流れが生まれていた印象。隼磨が右サイドを強引に突破して、角度のないところからシュート、枠を逸れていたがこれに久保が反応も届かない。ゲームをするごとにコンビネーションのレベルの上がるブラジルトリオの動きの付随するパス回しで左サイドを蹂躙する形も継続、細かく何本もパスが繋がり最終的にはドゥトラのピンポイントクロスがフリーとなった久保に繋がって又もドラゴンヘッド!しかし枠には飛ばず。まだまだあった決定機、交代直後のセットのチャンス、大ちゃんのキックからこぼれたところに反応したのは上野、悪い態勢ながら近距離から打ち切って決まったかと思われたがポスト直撃。この他にもフィニッシュには繋がらなかったが、マグロンや山瀬のキープとサイドのオーバーラップのタイミングが合い始めて良いサイドの崩しが見れたり、とても良いモノだったのではないでしょうか。

小野監督は、これじゃ不味いと言うことでガウボン・高柳を下げて前俊・桑田のユース昇格コンビ、その後には李に代えて茂原を投入。しかしこれも停滞している状況を打破する要素にはなり得ない。前俊は2度ほどキレのある突破を見せたが、結局桑田・茂原共々劣勢の展開の中に埋もれてしまった。マリも選手を入れ替える。お疲れ様の意味でドラゴン→大島(バクスタはスタンディングオベーション気味)、山瀬→大ちゃん、上野→那須と余裕を持った交代策。結局後半はスコアが動かなかったが(動かせなかったが)、結局危なげなく3-1で勝利!今季初のリーグ戦3連勝、結果だけでなく少しずつ中身の向上が見られたこと、Fマリノスにとってはとても実り多きゲームとなりました。

と言うことで気持ちいい!スカッとするゲームでした。正直開始20分過ぎまでは相当不味いことになっていた気もするのですが、そんな流れをぶっ壊しちゃうのがエースってやつ。格好いいよ、ドラゴン。で、中盤に置いてマグロンが入ったことで(前々から書いてるけど、彼は一つのプレーで流れを切らないから、常に気の利いたサポートをしてくれる。そしてうまくておしゃれ、軽率な低い位置でのプレーは怖いけどね)、攻撃が非常にスムーズに流れ、又ブラジル人トリオで細かく繋ぐ事で引きつけて、スペースを生み出すという効果が出たりと良い形だったのかなと。遅攻においてはある程度出来てきたので、後は攻撃のスピードアップ。山瀬の機動力をもう少し活かせたら、幅も出てくるのかなと。では、簡単に勝負の綾となった部分を。

・鍵となったサイドバック、不安・修正・反撃。

前半開始から20分ぐらいまで、非常にサンフレッチェは理想的な流れで(良い形でゲームに入り、それを先制点という形で結果に残した)ゲームをしていただけに、よもやこのようなゲームになるとは思いもしませんでした。で、流れが変わってしまった要因は、端的に言えばあの久保のゴールだった訳ですが、彼らがその流れを完全に手渡してしまった原因は両サイドにあったのかなと。

サンフレッチェが良いリズムを生み出していたのは、両サイドバックのビルドアップの参加にあったのかなと。彼らに対するケアの対処をどうするかまとまっていなかったFマリノスのディフェンスは、アウトサイドの選手がアプローチに行くことでズレが生じてしまい、そして肝心要のバイタルエリアが空いてしまうという状態が見受けられた。簡単に書けば、「アウトサイドがサイドバックにアプローチ→サイドのスペースが空く→ボランチがスライドで埋める→ここでもう一方のボランチがスライドしてバイタルを埋めるという意識が低く、空いたままになる→ここをMFが前に出て使うor大木やガウボンが引いてきて使う→バイタルエリアでの苦しい守備対応となってしまう」という感じでした。

捕まえきれない状態の中で本当にうまく行っていなかった事を考えたら、それだけ大きく流れを変えた久保のゴールは価値のあるモノとも言えますが、原因はそれだけじゃない。岡ちゃんの修正も利いた。マグロンを一列上げて、センターの三角形を逆にしたことで山瀬・マグロンで両サイドへのケアが出来るようになり、スペースを空けずにケアすることが可能になった。これによりバランスのイイ守備が出来るようになり、又過度なFWへの守備負担を求めなかったことでポジショニングに置いて、守から攻への切り替えがスムーズになったことで流れを引き寄せたのかなと。攻撃に置いてもマグロンの良さが出たし、思った以上に嵌ったのかなと。

結局この後久保やグラウが執拗にサイドに流れて起点となるため、なかなか服部も駒野もシステム上、中のケアを余儀なくされたことで高い位置を取れず、リズムを奪い返す事が出来なかった。それどころか取り所を定められず、逆に細かいパス回しと大きなサイドチェンジの前に貼り付けられてしまったことを考えたら、サンフレッチェの劣勢は仕方ない部分だったのかも知れません。そしてFマリノスの好転は一つのゴールだけの偶発的なものじゃないと言うことなのかなと。

にしても、監督含めてゲーム中に修正できる能力を考えると、「これだけ出来る選手達なんだよなぁ」と感慨にふけってしまいました。久保が戻ってきて活かすべき方向性が定まっただけでこれだけ好転するというのは、逆説的に見れば、今まではそういう部分がなかったとも言える。まあ監督自身が認めている通り、その選手がいなかったと言えばそういうことなのでしょうが、他の選手達が無能な訳じゃない。それだけに今シーズンは限りなく勿体ないことをしたわけで、ミスリードとも言える。何処を活かすのか、どのように活かすのか、その個が変わった時にどうするのか、そういうことをはっきり決めてチームを作っていけばもっと強くなる。素直に優秀な個の良さが出る組織作り、そんな方向性を来期こそ、いや、今から積み上げていって欲しいなと思いました。

まあとにかく勝って良かった、見れて嬉しかった、勝つって良いね。いや、ここで満足してちゃいけないんだろうけど。でもやっぱり爽快ですよ、勝つって良い。と言うことでテレビで確認してないから曖昧だけど勢い更新でした。じゃあ最後にやっておくか。
          _   ∩   _   ∩ ドラゴン!
        ( ゚∀゚)彡  ( ゚∀゚)彡   ドラゴン!
         ⊂彡    ⊂彡

J1 第31節 採点&選手評(僕の読書+日常記録)

*選手評やるつもりやった。個々においては悪い部分もあったと思うし、まだ褒めたりない部分もあるし(笑)

*しかし、Jリーグは敗者に厳しい。悪い流れの時は本当に容赦ない。まあそれだけ精神的ファクターも大きな要素を握ってると言うことなんだろうけど、サンフレの悪くなった時のプレーの変わりぶりは切ないかった。てゆうかヴェルディもだけど。

*今週は過密なんだよね、ガンガンやらなきゃ・・・っていってもそんなに沢山出来なそうだ。首位争いのどっちかかな?

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November 20, 2005

先に繋がる希望を@J1 第31節 Preview

あ~あ、結局Jは全然やりきれなかったなぁ・・・、エスパ-マリすら・・・。まあそんな時もあるか。しかし、今のマリは中身は変わっていないけど、今まで出ていた目が黒から白になってきたって感じかな?勿論悪い事じゃないけど一抹の不安も。

J.League Division1 第31節

11/20(sun) 14:00KickOff/Fマリノス vs サンフレッチェ @ 日産スタジアム「見たいのは先に繋がる希望」
F.Marinos         Sanfrecce
   久保  坂田       前俊  佐藤寿
     山瀬功           大木
ドゥトラ      隼磨  服部        駒野
    鮪  上野       森崎和  ベット
  河合 松田 中西    吉弘 小村 西河 
      榎哲           佐藤昭

えーと、マリはキクマリでは鮪がビブ無しでプレーしてたから(スタメンがビブ無しって感じだったけど)、もしかしたら鮪スタメン来るかも。後は代表帰りの佑二の所にエースケになるらしい。勇蔵も復帰したようですが見送られる模様。まあ出場停止などはないので、岡ちゃんの当日の判断次第かな?鮪の良いとこみたい。

逆にサンフレは色々とやりくり大変。下田が離脱中でそこを経験の浅い佐藤が埋める格好が続いていますが、そこに前節同様ジニーニョが出場停止。守備の主力を欠いた中でのゲームとなる。依然と変わった点と言ったらシステム。小野監督曰く「戦える選手をスタメンに」ということで、それを強調する形で3-4-1-2にしてジュビロ戦では結果を出した。ただ、前節はシャムスカに喰い物にされて大敗しただけに、又戻してくる可能性はあるかなと(ジニーニョもいないし。そうしたら運動量豊富な茂原が中盤に入ると思う)

まあどちらも優勝も降格もなく来期を見据えてと言うことになりそうなゲームですが、その中でお互いチームとして何を考えてゲームをするのかというのは大事になってくるのかなと。で、マリは何を考えてゲームをするのだろう?切迫感はなくなってある程度余裕を持って先を見ていける状態の中で、相変わらず苦しい戦いを続けているわけですが、積極的なアテンプトがそろそろあっても良いのかなと感じたり。

勿論優勝すべきチームがこの順位というのは納得いかないのは誰でもそうで、少しでも順位を上げたいというのは分かります。ただ、それで来期に繋がるのかと言ったら又疑問。良い意味で結果にこだわらなくても良い時期だからこそ、出来ることもあるはず。どんな方向性に向かうべきなのか、どういうサッカーをしたいのかというのが見えてこないだけに、その辺を探っていって欲しいなぁと。

エースの不在、蓄積疲労によるコンディション不良、新スタイルの失敗、今シーズンの低迷の理由は様々ですが、様々だからこそその原因がぼけてしまう。現状ではそんなにコンディション的に不安はないと思うけど、こういうサッカーになっている事を考えたら(まあシーズン通じて戦ってきた疲労というのはあるんだけど)本質的な課題というのはあるはず。チームとしてこういうサッカーをして勝つんだという意志が見たい。来シーズンは大丈夫だ!いや、天皇杯これならイケると思わせてくれるような、希望をこの4節で見