« 糧としなければ何も生まれない@J1 第28節 アルビレックスvsFマリノス | Main | ごめんなさいなここのところの更新情報。 »

October 25, 2005

触発されるプライド@J1 第28節 エスパルスvsジュビロ

社長の作文がUPされましたね。結構久しぶり?まあ社長もなんて書こうか迷ったんだろうなぁ。凄いその気持ち分かるよ。分かる・・・・。こんな入り方したけど、全然中身は違います。普通に静岡ダービーのレポートです。やっぱりプライドが触発されるのかなぁ・・・、面白いゲームでした。

J.League Division1 第28節

エスパ 1-1 ジュビロ@日本平「静岡ダービー」
S-Pulse:66'兵働昭弘 Jubilo:26'西紀寛

Jubilo Official

エスパスタメン:GK西部洋平、DF市川大祐、斉藤俊秀、高木和道、山西尊宏、MF枝村匠馬、伊東輝悦、太田圭輔(→70'チェ・テウク→86'西野泰正)、兵働昭弘(77'沢登正朗)、FWマルキーニョス、チョ・ジェジン

ジュビロスタメン:GK川口能活、DF鈴木秀人(→28'茶野隆之)、田中誠、金珍圭、MF河村崇大(→67'太田吉彰、船谷圭祐、名波浩、成岡翔、村井慎二、FW西紀寛(→76'中山雅史)、カレン・ロバート

エスパは、4-4-2の形こそ崩さないものの、高木和を一列下げて、空いたボランチの所にはユース昇格してきたルーキー枝村を据えて伊東と組ませる。ジュビロも福西の怪我などもあっていじらざるを得ない状態(メンバーが読めません)。で、テクニシャン3枚を中央に並べる選択(名波・成岡のボランチ、トップ下に船谷。ポジションブレイクしながら相手を崩そうという狙いか)。で、右サイドには兄弟対決なしよ、と言わんばかりに河村がスタメン。2トップはカレンと西。どちらも色々と意識してか、試合前から色々といじくったわけですが、采配にどうしても注目は集まっちゃいますね。で、健太ユキヒコは?

互いに勝ちたいと言うキモチが出過ぎることで硬直したゲームになってもおかしくはないのですが、逆に特徴を引き出し合うような展開。ジュビロは異常なまでに高い技術力と組み立てのイメージの高さ、それを可能にするオフ・ザ・ボールの動きでぽんぽんボールを回してサイドを崩して、鋭いボールを入れていく。対するエスパは、そのジュビロの中盤のポジションブレイクの逆を突く様に、大きく空いた中盤からワイドに構えるにサイドアタッカーや開くFWに展開して、スピーディに仕掛ける。どちらも自分たちの特徴を出していたこともあって、非常にアグレッシブなゲーム展開になりましたが、逆説的には両チームとも相手の抑えどころを抑えるような守備が出来ていないとも言えたのかなと。

どちらも中盤で積極的にプレスを掛けて奪おうとしている中で、献身的で組織的、プレスをする上で必要な要素は揃っていたと思うのだけど(ジュビロは出来たと表現すべきかな、今日の布陣では苦しい)止めれない原因というのははっきりしていたのではないでしょうか。

ジュビロはこの中盤の組み合わせでは辛い。確かに攻撃時には非常に流動的にポジションを崩して特徴を出したけど、守備においては役割が非常に曖昧でゾーンを生める選手がおらず、3バックが完全に露呈する事も多かった。まあ福西が戻ってきたり、服部・河村などが入ったりして役割がはっきりすれば、こんな風にはならないと思うけど、良く1失点で済んだなぁというのが素直な感想。

エスパの方は、MFとバックラインと良く連動しながら4-4のゾーンを綺麗に作ってプレスを掛けていたけど、それをジュビロの上回る技術力とアイデアに翻弄される形で取り所を定められなかった。連動していたけど、収縮が追いつかずに大きくバイタルを開けるというシーンも多かったし。まあそれだけジュビロのパス回しが素晴らしかったのだけど、一個一個のアプローチはしっかり行ってるけど、どこで獲ろうしていると言う要素では曖昧だったかな。ジュビロの前の脅威が薄かったこともあって助けられたけど、この辺は修正の余地はあると感じました。

ゲーム全体を考えると、個人的にエスパの方が出来は良かったと思う。マルキも良かったし、枝村の展開力が生きて速い攻撃で作れて、かなりジュビロをあたふたさせていた。ただどちらも特徴を出す中で、我慢しきれずに先に失点を許してしまった事でゲームとしては難しくなってしまったのかなと。ジュビロも先制点を獲ってからは、序盤見せていたようなポジジョンブレイクを主体にしたポゼッションから、シンプルなアタックへと推移していったこともあって、その裏を突いていたエスパとしては、余り好ましくない展開に陥ったのかなと。まあミス絡みだけど(声の要素が影響したのか、村井の鋭いクロスに対してDF2枚と西部が被ってしまいパンチングミスを誘発→カレンのヘッドでの折り返し→引いたまんまで人を捕まえることが出来ず、引いて出来たスペースで西がクリーンボレー)、勝負所を捉えきれないと言うのが、下降線を辿るチーム状態を表しているのかも。わかる、わかるよ。

それでもこういうゲームで追いつけた事はチームにとってはポジティブだと思うし、チーム全体から非常に高い危機感(ダービードーピングもあると思うけど)が表れていて、悪いゲームではなかったのかなと。残留争いの真っ直中だけど、こういうサッカーをダービーじゃなくても継続出来れば、何とかなる気がする。

ジュビロの方はというと、楽しかった!(他人事)しかし良くボールが繋がるねぇ、しかも回すだけじゃなく、きっちりと崩すというイメージがしっかりしているからダイナミズムが付随する。みんなうまいよ。ボールサイドにより過ぎて、フィニッシャーがいなかったりと楽しみすぎた感もあるけど、この辺は流石と言ったところ。でも攻守のバランスとしては、良くなかったのは明らか。勝つための布陣としては少しエスパを甘く見すぎたかな・・・(あくまでも予測でしかないけど、引いてブロックを作ってくる相手に対して崩すと言う要素を強調しようとして、やりすぎたのかも・・・でもそれなら太田がベンチの訳もわからないけど)。チームの状態が分からないから何とも言えない部分はあるにしても(服部がベンチから外れたのは何故?まあそれでも河村のボランチという選択肢はあった)、バランスという要素で自分たちのある程度結果を残していた形を崩した事で、自分たちでこのゲームを複雑にしてしまったのかなと。失策と言える部分だったのかも。

まあドローという結果は妥当、エスパのこのゲームに入るまでの過程がもう少し良かったら、エスパが勝っていた気はするけど、うまくいっていない時にいきなり勝つというのは簡単じゃないってことかも(分かりすぎて泣けてくる)そういう意味ではジュビロは命拾いしたけど、ドローじゃ足りないのは明らか、ましてやガンバが負けていたし。山本氏の病気を恨みたくなる感じでしょうか。とにもかくにも両チーム共良さを出て、又ダービー特有の高いテンションの中で激しいゲームは、傍観者としては楽しめました。

で、後は雑感。

・実は結構健太も若手好き?山本をトップで使ったのも確か健太だよね?ヒロミ型だね。今日の起用は大当たり。枝村の積極性と展開力はこのチームには結構必要なものかも。しかしエスパはユースからイイ選手が出てくるねぇ(今日の枝村だけじゃなく杉山・山本真希とか)。それに選手達も応えるから若手起用という意味では思い切れるのかな?やっぱり使わないと育たないよなぁ。良いモノを持っていたとしても。

・この枝村の起用は、チームに大きな刺激を与えたと思うし、こういう思い切った策での刺激もあるんだねぇ。

・エスパのゲームって、あんまり数多くは見ないんだけど、大体見る試合は当たりな気がする。というよりエスパの出来はいい気がする。

・山本監督のポリシーと岡ちゃんのポリシーは対極だなぁと感じた。羨ましくはないけど、少しはこういう怖いもの知らずというか、先を見越すようなことがあってもいい気はする。あんまり奇策はうまくいった試しがないから(サンフレ戦はうまくいったけど)、やりたくないのかなぁ。まあ若手有望株とチームに置いて層の厚い部分がかぶってるので仕方ないとも思うけど。

・上に書いたことで言えるのは、若い選手は使えば育つ。そこには我慢も必要だけどね。エスパは上に書いた通りだけど、ジュビロもカレンや成岡、船谷などは厳しいゲームでも良い経験をして成長しているし(しかも結果を残してる。

・サッカーの質としては、現状を見るとマリよりエスパの方が上だわな。こういうチームに弱いから、当たる時心配。相性も良くないし。

・日本平のダービーって珍しくない?凄い雰囲気。何となくエコパなイメージ。付け加えて、状態云々関係なしにもつれるゲームになるねぇ。特にこの静岡ダービーは。ジュビロはエスパみたいなソリッドなチームが苦手というのもあるのかも知れないね。

・サッカーを知ってるお国柄か、良く通る女の子の声もサッカー的。

・今日の隠れテーマとして、どうしてカレンがあれだけゴールが獲れて、坂田が獲れないのかというのを見定めたかったんだけど、よく分からなかった。どちらかと言えば長距離加速型のスピードアタッカーでタイプがにてるから。あんまり技術レベルは高くない(カレンの方がうまいんだろうけど)まあ実際チームとは切り離なしては見れないということかも。

・マルキ帰ってきて。

・山本監督の「相手へのリスペクトを表す」ネクタイ、この日は黄色。マリの時は水色だった気が・・・・覚えてないけど。いつから始めたんだろう?

と言うことで徒然と書いちゃいました。少しいつもと違う感じで書いたけど、難しい。流れを捉えてないし。まあいいや、次は多分東京ダービー。と言うことでここまでです。

|

« 糧としなければ何も生まれない@J1 第28節 アルビレックスvsFマリノス | Main | ごめんなさいなここのところの更新情報。 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/77106/6556768

Listed below are links to weblogs that reference 触発されるプライド@J1 第28節 エスパルスvsジュビロ:

« 糧としなければ何も生まれない@J1 第28節 アルビレックスvsFマリノス | Main | ごめんなさいなここのところの更新情報。 »