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October 01, 2005

チーズチャンピオンの末路@J1 第26節

このブログでやっていた「苦境のFマリノスを考える」がめでたく連載化決定しました~_| ̄|○

笑えない、全然笑えない。試合終了後に大きなブーイングに包まれた中で、僕は呆然としてました。何でこうなったのか。どうしてこうなってしまうのか。少しずつ積み上げても、もう少しの所で台無しになってしまう形が繰り返される。でもこれで良かったのかも知れない。小手先のチーム作りではいつかこういう事が起こってしまうと言うこと。不退転の決意の元にやっていく必要性を強く感じました。

J.League Division1 第26節

Fマリノス 0-3 トリニータ @日産スタジアム「チーズチャンピオンの末路」
Trinita:26'深谷友基 71'マグノ・アウベス 89'西山哲平

F,Marinos Official

Fマリノススタメン:GK榎本達也、DF栗原勇蔵、中澤佑二、河合竜二、MFマグロン(→49'大島秀夫)、那須大亮、田中隼磨、ドゥトラ、奥大介(→67'熊林親吾)、FW大橋正博(→46'坂田大輔)、グラウ

トリニータスタメン:GK西川周作、DF深谷友基、三木隆司、福元洋平、MFエジミウソン、トゥーリオ(→89'吉村光示)、梅田高志、根本裕一、吉田孝行(→82'西山哲平)、FW高松大樹(→80'木島良輔)、マグノ・アウベス

ちょっと振り返るのが辛いので、この試合で思ったことを箇条書き。

・出だしは悪くなかった、前に行こうと言う意識も高く出て、大ちゃんが非常に様々な所に顔を出す。右サイドから隼磨→ニアでマグロン(???だと思うけど・・・)がヘッドで合わせるもののポスト、その後もセカンドボールからクロスを入れたりと全体的に積極的な姿勢が伺えた。

・大橋FW起用のアイデアはわからなくない。高い位置でアイデアを付随して崩そうとしたのでしょう(一度バイタルで大ちゃんへダイレクトで流した様なプレーがあったけど、ああいうのをやって欲しかったのだと思う)ただ、肝心の大橋の出来がとても悪かった。足元で受けようとしてズルズル下がってきてしまうこと、オフ・ザ・ボールの動きが余り無いこと、一回のプレーの後に気持ちを切ってしまいセカンドアクションを起こせないこと、リズムに乗れずミスを連発し気持ちが切れてしまったこと。残念ながら今日に関しては最悪、彼の軽率なミスがチームのリズムを切っていた印象。バックスタンドから溜息と共にヤジが飛んでいた(大橋のことが嫌いなのかと思うぐらい)

・前半からトリニータのバランスが非常に良く、全体がボールの位置、状況を考えながら動いていたこともあって、非常に躍動感のあるサッカーとなっていた。象徴的だったのはポストワークに付随するダイレクトパス。周囲が受けることを前提に動いていた証拠だと思う。逆にFマリは個々は頑張っているが、グループとしての共有意識というものを感じず、ボールが入ってもサポートがないこともあって裁くまでに時間が掛かり、アタックに来られてロストすることが多かった。残酷なまでのコントラスト。

・大ちゃんの見つけたスペースに次々動いて攻撃に絡もうという意識、マグロンの繋ごうとする意識がチームを活性化させるかと思ったが、周囲の意識向上は見られず、収縮されて潰されたりプレッシャーに負けてミスとなったりと巧く繋がらない。レッズ戦の出来は幻だったのかなぁ・・・(てゆうかオープンな中盤だったから繋げたという結論なんだろうなぁ)プレーに関与しようという意識が薄くて反応が遅い。ボールを持った選手を見殺しにするかのようなシーンも。この辺は最大の甘さ。

・守備に関しては序盤こそバランスが良かったものの、不用意なボールロストが増えて、どうしても後手に回るような守備が多くなっていった。安定はしていたと思うけど、主導権を持ってリズムを作るような守備ではなく、何とか凌ぐと言った感じだった。先制点となったセットプレーは深谷も高かったけどフリー、河合が回り込むような動きについていけなかったのかな?攻撃の時は自分が良くやっていたプレーなだけに残念。

・流れの中での決定機は最初の鮪、エンドライン切れ込んでの折り返しからグラウのシュート、長いボールから坂田が巧くタイミングをずらしてディフェンスをいなしてからのシュートぐらいかな?セットプレーでは佑二のヘッド、オオシのヘッドなど良いのがあったけど、「このサッカーではゴールはあげられないよ」とサッカーの神様に言われているような気がした。オオシのヘッドは虎のキックといい、入り方といい、パーフェクトだったから尚更。

・オオシが入った時点でロングボールに切り替えたけど(鮪は怪我みたいね・・・鶴)、早すぎ。大ちゃんもいたんだし、繋ごうと思えば繋げたはず。てゆうか飛ばすにしても、タイミングが早すぎる。中盤全くついていってない。しかも3トップの状況で両サイドにワイドに開く形を取ってたりとおいおいと思った。オオシを狙うならグラウと坂田は近めにサポートだろ?こう言う所にチームで戦えない、個人個人がバラバラのチームになっている感じがする。坂田はそれなりにサイドで存在感を出したけどさ。

・2点目入った時点でゲームは終わったかな?その前にも不可解な判定でマグノが抜け出したシーンが取り消されたりしたから、少し死ぬ間際の時間が延びただけだったのかも知れないけど。2点目のゴールは敵ながらあっぱれ、本当に巧く繋がれてフリーマンを使う典型のゴール、しかもペナでやられちゃ世話がない。3点目に関してはもうオープンな展開の中で完全に切れちゃってたからどうでもいいや。綺麗なシュートだった。

・最後はブーイング。まあ仕方ない。本当に甘ったれたプレーをしてたと思う。一つうまくいかなかったら次に備える、攻守の切り替えもっと早く、一つ一つのプレーで自分が何をすべきかもっと頭を回す。全然頭動いてないなぁと感じる出来でした。とにかく現実を捉えて、集中してチームとして試合をする。それが必要。何となくじゃ駄目。

ということでメモ。帰り色々と試合のことを考えていたのですが、一つ出てきたのはこんな感じ。頭の中にあったのはマリノスはいくら足しても人数分の11にしかならないけど、トリニータはチームでかけ算にしたり、1を2にも3にもしていて11以上の数字を出すことが出来る。それが純粋に結果に表れたのかなぁと。現状ではサポートも連動もフォローもおざなりになっていて(一度出てこないと動き直すというアクションが起きない、アングルを変えてコースを見いだすという工夫が出来ない)、一人一人が自分のポイントに来ないと仕事をしない、優秀かも知れないけど単なる個の集まりという感じになってしまっている。逆にトリニータがチームとして一体となって11人でしっかりと試合に取り組んでいたことを考えれば、負ける方は当然こちら(ましてや優秀とはいえチームプレーヤーが多いチーム、個で何とか出来る駒なんて今のマリにはない)。偶然でもまさかでも何でもない必然の大敗といえるのかも知れませんね。間違いなく今シーズン最悪の試合(FC東京戦のようなトランジッションの負けとは訳が違う、現状の力の差を見せられた試合)

もう一度当たり前のことを当たり前にチームとして戦えるように。ゲームの中で常に周囲の状況を捉えて頭を働かせ気を利かせる。同じ考えの元でサッカーをする。凄い当たり前のことだけど、そういうことを徹底して個々でやることによってチームでやるサッカーを取り戻す。現状のようなパッチワークなチームではもう限界だと改めて感じました。

とにかくコンディションが整わなかったとか相手が良かったとか言い訳しない、責任転嫁しない、とにかく受け止める。原因を曖昧にしてきて方針転換であやふやにしない。しっかりと突き止めて、改善するための施術をする。こうなってしまったことはとりあえずしょうがない、地道にやっていきましょう。それでもダメなら最高責任者が判断すればいいだけ。やれることをやらないと、ずるずるいくよ・・・。逃げてたらいつまでたっても良くならない。

逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ。

と言うことでこの辺で。テレビが壊れて見れないため、他の試合は又後日。もう寝る!

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